資料4 公立保育園の民営化と今後の待機児童対策について ○概要 ▽逗子市としては、H27.4.1 の待機児童数が 4 名であり、H28.4.1 に「逗子なないろ保育園(定員 110 名)」 を開所することで、待機児童が解消することを強く期待していた。 ▽逗子市子ども・子育て支援事業計画では、待機児童の大半を占める 0 歳から 2 歳の待機児童対策として小 規模保育施設を今後複数設置し対応することとしているが、 「2方向路避難路の確保」 「保育室が2階以上 の場合は耐火・準耐火建造物であり、避難階段が複数ある」等の条件があり、実際活用できる物件がどの 程度あるのか、現実を注視する必要がある。ついては、今年度募集する小規模保育事業の事業者募集に係 る応募状況も勘案しながら、今後の待機児童対策を検討する必要があると認識している。 ▽H28.4.1 に「逗子なないろ保育園(定員 110 名)」を開所したにも関わらず待機児童数が 19 名であった状 況を踏まえ、待機児童数の分析も勘案しながら、必要に応じて待機児童対策のつくり全体の見直しも視野 に検討の必要性があるか精査している。 ▽逗子市総合計画では人口の維持政策を大きな柱としており、待機児童対策は子育て世代の転入を促すため 人口維持政策上、重要な位置付けと考えている。 ○待機児童対策を検討に当たって考慮すべき事項 ▽計画上の児童数の増減と、実際の児童人口の増減状況。 ▽待機児童数の状況と、平成 25 年度のニーズ調査との関係性の精査。 ○今後について ▽他市例も参考にしつつ事務局で精査し、今後、待機児童対策についてご審議いただく必要性がある やも知れない。 ▽待機児童対策の手法等を変更する場合は、 「逗子市子ども・子育て支援事業計画」の計画変更による 手続きとして進めることとなる。 ▽公立保育園の民営化については、現時点では秋を目途に委員募集を行う方向で検討しているが、子ども・ 子育て会議の答申書を踏まえ、小規模保育施設の応募状況や待機児童数の分析も勘案しながら、検討の開 始時期に付いて総合的な判断を行う考えでいる。
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