ＣＳＲ実施報告書（第４２期）平成２７年９月～平成２８年８月平成２８年９月５日作成作成者：社長真鍋緑朗１．目的・目標の達成状況１）目目的：有害化学物質の削減標：平成２８年８月までに、有害化学物質の管理体制を確立、及び鉛フリーの運用体制を確立する。達成状況：平成２７年７月に環境マネジメントシステムの中に策定した「化学物質管理規程」に基づき、順次運用を開始した。大手顧客から求められていたチェックシートでの適合率８０％以上という要求を期限の平成２７年９月までに達成することができた。しかしその後の社内への周知と、データ入手・確認作業では運用に困難な部分もある。また、鉛フリーに関しては必要な手順書等の整備も完了した。今期の目標に対しては達成度９０％程度。２）目目的：働きやすい環境作り標：完全週休二日制の導入と、残業時間削減への取組み開始。達成状況：これまで祝日のある週は出勤となる土曜日を全社で有給休暇を取得していたが、新入社員の増加で、その運用が難しくなってきた。そのため平成２７年１０月１日より完全週休二日制とした。残業削減は平成２６年１２月に長時間残業を減らす社長宣言がされていたが、具体的取り組みとして、平成２８年４月より最低限３６協定を遵守するための個人別の残業限度目標を設定し、長時間残業が発生しない意識作りと管理を開始し、長時間残業の発生は抑えられている。今期の目標に対しては達成度９５％程度。３）目目的：地域貢献標：横浜市限定の自社製品営業活動の開始達成状況：Ｈ２７年８月に「かながわ産業Ｎａｖｉ大賞」の優秀賞を受賞した自社製品である「動物用デジタルラジオグラフィー装置ＲＥＡＬ－ＶＸ」を地元横浜への積極的営業を進めていくため、横浜市内の動物病院限定の特典を設定し、Ｈ２７年１０月の横浜でのアニマルメディカルショーから適用し始めた。まだ実績には結びついていないが特典は継続中。今期の目標に対しては達成度９０％程度。２．法令等の遵守状況の評価・ＣＳＲ法規制一覧表に、現在の遵守状況を記載。３．ＣＳＲに関連する苦情や要望・なし４．不適合及び対処、是正、予防・平成２８年２月に一部社員で長時間残業が発生したため、是正・予防処置報告書を発行し、是正予防処置を検討して実施し、効果がでている。 1 ５．内部監査の実施状況・Ｈ２８年８月２９日に実施不適合なし６．教育訓練の実施状況・計画ではＣＳＲ一般教育を朝礼等において社長が全社員に実施することになっており、下記の朝礼において実施された。（朝礼実施記録より抜粋） H28.8.22 ＣＳＲマネジメントシステムの概要、ＳＣＲ方針、社員の意識等。７．危機管理手順の見直し・今期はＢＣＰ手順の見直しはなし。ランタン・懐中電灯、簡易エアーベッドを購入。８．情報管理の見直し・なし９．倫理的行動規範の見直し・なし１０．その他のＣＳＲ活動等（抜粋）１）地域貢献活動の実績・毎月第３水曜の地域美化の日には、8:30 から１５分程度の外回りの清掃の実施を継続中・H28.04.13 金沢区災害時等協力事業所（かなざわ強助隊）登録更新・H28.04.07 幼児交通安全ポスター（金沢区）協賛・H28.06.07 金沢まつり協賛金 10,000 円 10,000 円２）ワークライフバランス関連・H27.09.01 カウンセラーと社員支援プログラムの契約締結・H27.09.02 ２７年度横浜市中小企業女性活用推進事業助成金交付決定（女子更衣室・女子トイレの改装）・H27.11.11 ウォールストリートジャーナル（英語版）に事例紹介される・H28.06.30 全社員のストレスチェックを実施３）省エネ関連・Ｈ２７年８月に会社の照明をすべてＬＥＤに変更した結果、電気使用量が２５％削減できた。４）雇用関連・リクナビを利用し、Ｈ２８年４月より新卒大学生（理工学部）２名を採用。・横浜市就職サポートセンター女性向けインターンシッププログラムで１名のパート女性採用１１．マネジメントレビュー（企業の社会的責任の観点から）平成２８年９月５日、このＣＳＲ実施報告書の内容に従い実施し、アウトプットを追記した。参加者：真鍋社長、蒲谷副社長、真鍋品質長、小池最高技術責任者、岩崎製造部長、布川技術部長、森村管理部長、蒲谷テクニカルセンター長 2 アウトプット：・化学物質管理体制の構築でき顧客からの要求レベルも達成できた。しかし実際の運用はまだまだ努力が必要か。・完全週休二日制の導入ができた。残業削減への取り組みも始まったので、運用を継続していきたい。・ＲＥＡＬ－ＶＸの横浜地区への特典販売が始められた。販売実績に結び付けたい。１２．ステークホルダーからの情報の入手、分析・評価・カウンセラーに依頼し、社員のストレスチェックを実施した。Ｈ２８年９月にフォロー予定。・お客様アンケートは、収集数は少ないが継続実施中。 3