＜報道用資料＞２００７年７月全国畳産業振興会しんしじょう畳の新市場開拓に向けた「たたみ活用法」に全国より１，５２１通のアイデアが集まりました！新時代の「畳の活用法」アイデア最優秀賞決定 ――― 自動車・学校・服飾・ＩＴ業界など・・・斬新なアイデア満載！――― かんべこういち全国畳産業振興会（事務局：京都市南区／会長：神邉鑅一）は、重要な日本文化である畳の新市場を開拓する目的で、「畳の活用法」アイデアを全国より募集しました。その結果、全国より１，５２１通のご応募をいただき、この度、最優秀賞１作品、優秀賞３作品を決定いたしましたのでお知らせいたします。最優秀賞に決まった、車の内装に畳を使う活用法は、９月２４日（月・祝）『畳の日』に試作品を発表する予定です。応募作品の傾向として、生活に密着した身近なグッズへの活用法が多かった一方、子供の畳離れを懸念して、学校や公園に畳を取り入れ「子供の未来に畳を残して欲しい」という切実な願いも見られました。各賞は以下の通りです。 ≪最優秀賞≫ １作品車の中でゴロ寝をしたい！『たたみでゴロ寝カー』自動車の内装を畳で作りタタミ部屋にしたいです。家族で旅行やドライブに行ったとき、旅先でゆっくり気持ちよくゴロ寝ができると思います。タタミだと、涼しく気持ちよく眠れそうですね。福岡県 1 いとうたみ伊藤民さん（３９歳／女性） ≪優秀賞≫ ３作品『小中学校に畳教室の設置を。』最近は少子化の影響で小中学校の空き教室も増えました。そこで、一つの教室を畳敷きにして、順番でホームルームの時間に使ってもよいし、国語の授業や生徒会の会議にも使ってもよい。国語の俳句や和歌の授業にも最適だと思う。きっと生徒にも「和」の心が拡大すると思う。また、「畳」という日本の伝統文化を子供たちが成長する過程で一度は体験させたい。これこそ本当の教育だと思う。おかべしんいち神奈川県岡部晋一（６９歳／男性）子供達にこそ、畳の魅力を知って欲しい『たたみパズル』これは子供達が遊べる畳の提案です。遊びながら畳の香り、畳の重さを体感し見たこともない形に驚き、そして楽しんでくれるでしょう。滋賀県いしかわゆうじ石川裕二（５３歳／男性）読んだ後は枕にもなる『たたみのブックカバー』最近、若者があまり本を読まなくなっているという声を耳にします。そこで、思わず本を手に取りたくなるような手触りも良く、イグサの香りが漂う畳のブックカバーがあればいいのになあ、と思います。長崎県 2 じんないけいじ陣内圭二（３７歳／男性）応募作品例 ◆畳の額縁。手畳の縁のデザインには素晴らしいものがあります。それをそれぞれにあった絵画の額縁として活用すれば、互いの良さを引き出しあえると思います。（男性／３７歳） ◆畳のハンモック。外人はハンモックになじみ深いと思います。日本の良さを海外でも通用するものにあてはめました。勿論、日本の人も気持ちよく、寝転がれる畳は大好きなのでハンモックにしたら外でも同様にリラックスできるものとして考えてみました。（女性／４７歳） ◆畳のノートパソコン。使い続けると電磁波でイライラするパソコンだけど、畳を使用することで目を安らげ、また、手ざわりの良さによってイライラを解消することができると思ったから。（女性／１９歳） ◆学校用カバン・帽子への活用。伝統の畳素材を学用品に取り入れます。明日の日本をはばたく子供たちへ、「畳」の良さを学校生活の中で伝えていきます。やさしい肌触りと頑丈なつくりで長持ち！日本の手づくり「和」の心は、人の「和」の心を育みます。 (男性／３８歳) ◆畳の切手があればいい。世界には絹の切手や刺繍の切手もあるので実現可能なはず。青畳の切手なら良い香りも相手へ届けることができそうです。（男性／４９歳） ◆畳のエアコン。エアコンの中に畳が入っていて、風で畳のにおいを出して部屋の悪臭を消してくれる。しかも、部屋の中の空気を浴してくれて安らぐ。（女性／１４歳） ◆畳スーツはクールビズに一役買える服になると思う。着られなくなったり、不要になっても土に戻せば、地球環境にも安全、安心な素材。（女性／３９歳） ◆畳の飛行機。機内の床はもちろん、座席も畳にすれば、海外からのお客様に乗った瞬間から日本を感じてもらえます。（女性／３４歳） 3 ◆タタミスピーカー。タタミの大きさを最大限に生かす事でデザイン性が高く迫力の音が期待できるスピーカーをつくる事が出来るのではないかと思いました。（男性／２３歳） ◆畳電車。電車内の座席とつり革に畳を使用する。イグサの香りで車内全体に落ち着いた空気が流れるようになり、マナーも改善すると思いました。（女性／２４歳） ◆畳のトイレを提案します。畳の扉を開けると、和心あふれる別天地。一人きりゆっくるくつろげる場所。畳の床に、畳の便座、冷んやり気持ちいい。入る時は勿論素足で・・・。（男性／４９歳） ◆畳の香水（消臭剤）。パーッケージも畳を使う。最近、和室のない家が多くなっていると聞いたので洋間にこれを置いてもらって畳の良さを知ってもらいたい。（男性／３７歳） ◆プールの周りがタタミだったら、ケガもしないし、もっともっと楽しくなる！（女性／４４歳） ◆イグサパック。イグサは、活性酸素除去が高いことが知られている。また、ミネラル分も多いことからお肌に非常に良いと思われる。また、イグサの香りはリラックス効果があるので、お肌を休めるにはもってこい！（女性／２４歳） ◆畳シャーペン。いぐさのニオイが受験生のイラ立ち、不安感をまぎらわせて落ち着かせてくれる気がする。日本人ですもの！畳のニオイがイヤな人なんていない！それに、変わった素材だからけっこう自慢できると思う。（女性／２６歳） ◆台所スポンジ。い草をそのまま使うと固いので、アルカリ処理を行い、い草をある程度柔らかくしたものを用いる。い草には抗菌力があり、強度もある。洗剤を使わなくてもよい。（女性／３０歳） 4 新時代の「畳の活用法」アイデア募集概要 ◆募集内容新時代の「畳の活用法」アイデアと、その理由 ◆募集期間２００７年４月上旬〜５月３１日（木） ◆募集方法はがき・封書での応募を条件に、全国の新聞・雑誌・インターネットの各社にて、アイデア募集告知のご協力をいただき、全国公募を行いました。 ◆対全国（北海道、東北、北陸、関東、中部、関西、中国、四国、九州、沖縄）象 ◆応募総数１，５２１通（有効回答１，３６８通） ◆賞最優秀賞優秀賞ユニーク賞１名３名３００名賞金５０，０００円賞金３０，０００円たたみ小物セット（２，０００円相当） ■応募者内訳 ①男女／年齢別９歳以下１０代２０代３０代４０代５０代６０代以上不明合計男２７３６３１１１１０４１３２１１８１８６２１女２１２８９４１８３１９１１７５９８２９９００合計４２０１１５７２９４２９５３０７２１６４７１，５２１ ②地域別北海道東北１３７甲信越北陸１０４関東東海関西中国四国九州沖縄４０３１４９３８９１８９１５０ 5 合計１，５２１全国畳産業振興会 ◆名称全国畳産業振興会 ◆本部京都市南区上鳥羽尻切町５番地 ◆会長神邉鑅一（神辺こう一） ◆設立昭和５２年６月２０日概要株式会社カンベ内かんべこういち ◆会員数全国約１５，０００名 ◆構成団体全国い製品卸商業団体連合会全国い生産団体連合会全国畳材商社会全国畳材料卸商組合連合会全日本畳事業協同組合 ◆事業目的全国畳産業に関連する団体・企業の連絡機関として、畳の優れた特性や経済性の啓発、宣伝を実施し畳産業の恒久的な繁栄を図ることを目的とする。 ◆事業内容畳産業の恒久的な繁栄を図ることを目的にした関連団体の連絡協議機関。畳産業の恒久的な繁栄を図ることを目的にしたＰＲ活動。 ◆畳の日年二回「畳の日」を設定。春＝４月２９日畳の原材料イグサが田園をみどり一面に染めて育つ春の記念日として。秋＝９月２４日冬の衣替えを前に、畳を上げて大掃除を推奨する日として。 ≪本件に関するお問い合わせは、下記までお願いします≫ 全国畳産業振興会ＰＲ事務局（株式会社ＴＭオフィス内）ばんば馬場・宮崎・殿村小野・木下ＴＥＬ：０６−６２３１−４４２６ＴＥＬ：０３−５２８８−７２８０全国畳産業振興会ホームページｈｔｔｐ：／／ｗｗｗ．ｘ−ｐｒｅｓｓ．ｎｅ．ｊｐ／〜ｔａｔａｍｉ検索全国畳産業振興会 6