【環境】環境配慮製品 【環境】環境負荷低減の主な取り組み事例 Daikin

Daikin Applied Europe S.p.A. 2015 年度サイトレポート
Daikin Applied Europe S.p.A.
所在地
イタリア チェッキーナ市
敷地面積
76,000m2
サイトレポート
2015 年度
オフィス: 2,410m2
工場: 20,467m2
設立
1968 年
従業員数
355 人
主要製品
チラー、圧縮機
ISO14001 認証取得
2010 年1月
ISO9001 認証取得
1997 年3月
OHSAS18001 認証取得
2012 年2月
【環境】環境配慮製品
■省エネルギーソリューション
2015 年度は、DA シリーズに代わるスクロールチラーG シリーズを発売しまし
た。 新 G シリーズは従来機に比べて、高効率で冷房モードで 12%、暖房モード
で 9%の効率向上を実現し、CO2 排出量の大幅な削減に貢献します。
また、G シリーズでは、以前の DA シリーズではなかった新たな環境に配慮したオ
プションとして、部分的あるいはトータルでの熱回収を実現します。
【環境】環境負荷低減の主な取り組み事例
■水使用量の削減
これまで、洗濯機と漏れ試験で使用した水は廃水として捨てていました。2015 年度は新たに 55,000 ユーロ
を投資して、水のろ過・リサイクルシステムを導入。水使用量を削減し、年間 25,000 ユーロのコスト削減につな
がりました。
■グリーンエネルギーの使用
2010 年度から工場・事務所で使用する全電力をグリーン電力に切り替えており、2015 年度までに CO2 排
出量を 13,318t-CO2 削減しました。
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Daikin Applied Europe S.p.A. 2015 年度サイトレポート
■屋根の断熱性向上による省エネ
屋根表面の一部を新しい断熱性の高い素
材に変更。都市ガス使用量を 10%削減し、
年間 987 ユーロのコスト削減につながりました。
BEFORE
AFTER
■廃棄物の分別の見直し
これまで廃棄物の分別収集用に、異なる色のごみ箱を工場のいたると
ころに設置していました。2015 年度は、さらなる分別を進めるために、どう
すれば従業員にとって廃棄物の分別が簡単になるか検討しました。古い
ゴミ箱は洗浄しラベルを張るとともに、新しいゴミ箱を設置。各生産ライン
の 2 カ所の「グリーンエリア」にゴミ箱を設置することにしました。
【環境】生物多様性の保全
■表彰
2015 年 6 月 9 日、ローマのサピエンツァ大学
生物・バイオテクノロジー学部のチャールズ・ダーウ
ィン氏に生物多様性を表彰するダイキン賞を贈り
ました。
【環境】環境コミュニケーション
■廃棄物分別の見直し
廃棄物の分別の見直しのあと、ダイキンアプライドヨーロッパ社はすべての製造事業者やチェッキーナ市内のサプ
ライヤに、廃棄物分別ルールについて指導しました。
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Daikin Applied Europe S.p.A. 2015 年度サイトレポート
【環境】環境パフォーマンスデータ
■エネルギー起因 CO2 排出量
■CO2 以外の温室効果ガス排出量
■廃棄物・再資源化物発生量
■水使用量
【人材】従業員に対する人材育成
■ろう付け技能訓練の見直し
2016 年度から、技能基準の普及、正確な評価、訓練と経験を通して獲得し
たスキルの可視化に焦点を当てたろう付け技能訓練を実施予定で、2015 年度
はその内容の見直しをしました。
新ろう付けパスポートを発行
【人材】多様性の確保
■新入社員の多様性の尊重
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Daikin Applied Europe S.p.A. 2015 年度サイトレポート
2015 年度は、グローバルでの従業員数の増加に伴って、ダイキンアプライドヨーロッパ社でも障がい者の雇用を
進めました。2015 年度の採用活動では、幅広い個性を持った方からの応募があり、若い人や経験豊富な人、
新卒者や専門職、男性・女性と、多様な新入社員が入社しました。
【人材】労働安全衛生の取り組み
■「安全行動」の教育プログラム
3 年前、製造部門の労働者に安全安心な行動を意識させることを目的に「安全行動」における独自のプログ
ラムを開始し、2015 年度は 13 名の新入社員に研修を実施しました。
2016 年度は、新たに設置した除細動器に関する特別訓練のためにザ・クローチェ・ロッサ・イタリアーナ(イタリ
ア赤十字社)を招き、すべての応急処置チームが訓練を受けました。
【品質・CS】品質向上の取り組み
■取引先とともにつくる品質
ダイキンアプライドヨーロッパ社では、現在、サプライヤの品質管理について以下の取り組みを実施しています。
•サプライヤ施設における年間品質監査
•主なサプライヤの月次評価
•重要サプライヤ定期監査
•未解決の品質問題に関してサプライヤと会議
•不適合事項の根本原因の認識の仕方と、事故の再発防止策の正しい方法、
不適合報告書の正しい使用をサプライヤに指導。
•定期的な監査中に、不適合報告書の中に是正処置・再発防止要求書の挿入を検査。
•不適合事項からの重要な部品番号を抽出し、自動的に受入検査材の比率を提示することを目的に
2016 年には新しい部品検査システムに取り組む計画です。
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