シネリテラシー演習

2016 年度
科目区分
専門
科 目 名
担 当 者 名
シネリテラシー演習
熊澤 誓人、千葉 茂樹、中山 周治
科目分類
創作系
選択
授業形態
単位数
配当年次
学期
講義型
校舎
2
3・4
後期
E(集中)
白山
演習
(コラボ)
履修
条件
「シネリテラシー研究」を履修済であること
授業
概要
麻生区役所と共催の小学生対象映画制作ワークショップ『こども映画大学』とのコラボレーション。この授業を履修した大学生がワーク
ショップに参加した小学生たちに映画作り(シナリオ作りから撮影、編集など)を指導しながら共に作品を作り上げ発表する。映画教育
(シネリテラシー)が提案する3つの力。映画を読む(情報解読)・映画を作る(表現)・映画でつながる(情報共有・発信)。出来上がっ
た映画に込められた視点は誰がどのように考え、どのようにして表現されてゆくのか。小学生と制作過程から完成・発表までを共にす
ることにより、映画としての表現方法、発想の過程、その面白さ、チームワーク、課題を体験し、学び合う。合計7日間(日曜日は除く・
小学生との作業は4日間)の演習授業。
到達
目標
小学生に映画を教えることで今まで得た自分の知識・技術を確認することができる。また、コミュニケーションの大切さを知ることができ
る。自分と違う価値観とは何か考える機会になる。小学生を通して自分の中の映画とは何かを問いかけることができる。川崎市麻生区
の取り組みに参加することで自分の故郷や住んでいる町に置き換え、町と人の関係、町と教育の関係を見つめ直すことができる。
内 容
日数
授
業
計
画
1
麻生区こども支援室のとりくみと昨年のワークショップ作品鑑賞・メイキング映像を含めた報告
『こども映画大学』の進め方(主題・役割・安全管理・運営方法などの話)・スタッフ及び担当編成
ワークショップの為の機材取扱い講座(カメラ・録音・編集)
2
ワークショップ準備(スタッフ打ち合わせ・会場づくり)
ワークショップの為の機材取扱い講座(カメラ・録音・編集)
リハーサル
3
『こども映画大学』ワークショップ①
映画の仕組み(映画とは? スタッフの仕事)
シナリオ作り
機材の取り扱い方説明(小学生にカメラや録音機材などの扱い方を教える)
シナリオをもとにした班決め・配役やスタッフ決め
ワークショップ終了後、大学生はシナリオをもとに打ち合わせ・小道具など買い出し・撮影準備
4
『こども映画大学』ワークショップ②
ロケハン・本読み・リハーサル・撮影
ワークショップ終了後、大学生は撮った素材を編集機に取り込み編集準備
5
『こども映画大学』ワークショップ③
編集・発表会進行表作り・役割決め
ワークショップ終了後、大学生は上映会準備
6
『子供映画大学』ワークショップ④
上映会@イオンシネマ新百合ケ丘
ワークショップ終了後、大学生は後片付け
7
演習を振り返って(スタッフ報告会・意見交換・来年度へ向けて)
授業外
学習
映画制作実習及び講義での体験・知識・理解を深めておく
教科書
教科書、参考書は使用しない。必要な資料はプリント配布する。
主要
参考書
―
評価
方法
出席と受講態度を総合的に評価する