地域情報通信基盤整備推進交付金事業における整備計画の事後評価 ①事業名 地域情報通信基盤整備推進交付金事業 ②所管部署 鳴門市 秘書広報課 ③事業主体 鳴門市/株式会社テレビ鳴門 ④公表方法及び時期 テレビ鳴門HP …http://www.tv-naruto.co.jp 平成27年8月15日~9月15日 ⑤事業年度 H20年度 1次補正 ⑦総事業費 50,000千円 ⑩整備対象地域 鳴門市の全域 ⑥事業完了日 平成21年7月30日 ⑧補助対象事業費 50,000千円 12,500千円 ⑨交付金額 ⑪事業の内容 事業の概要 株式会社テレビ鳴門は鳴門市全域を加入対象とし、すでに加入している鳴門市全域の75%の世帯に対 し、アナログ及びデジタルの両方式で地域密着を旨とする自主制作番組を放送している。テレビ鳴門の加 入者14,200世帯のうち約40%が地上デジタル放送が受信可能な受像器を設置しているが、再送信している地 上波放送が高精細なハイビジョン放送であるのに対し、普通画質のSD放送を行っているテレビ鳴門の自主 制作番組をハイビジョン化する要望が多く寄せられている。 そこでこの整備計画によりフルHD規格によるデジタルハイビジョンカメラやデジタルハイビジョンVTR及び これらに対応したノンリニア編集器や文字挿入装置等をテレビ鳴門のスタジオに設置し、高精細な画質によ る地域情報や公共情報を提供する。 また、テレビ鳴門内の1階フロアを公開放送及び収録スペースとして、2階大会議室を講演会及びセミナー スペースとして活用し、これらをハイビジョン放送及び収録・放送することで自主制作番組の市民参画を促 し、地域の活性化をはかる。また、これらのハイビジョン放送を視聴する機会を多くの鳴門市民が得ること で、地上デジタル放送の意義と利便性をアピールし、デジタル放送受像器の普及の一助とするものである。 ⑫サービス開始日 平成21年8月1日 ⑬サービス形態 自主放送番組(ハイビジョン放送) C A T V ⑭契約先 有井電機商事株式会社 ⑮整備計画時の目標 ⑯実績 初年度 最終 H22年度末 H23年度末 H24年度末 H25年度末 H26年度末 整備地域の世帯数 19,000 19,000 19,104 19,140 19,367 19,358 19,437 加入世帯数 14,200 17,000 16,682 17,655 17,482 17,238 16,835 加入率(%) 75% 89% 87% 92% 90% 89% 87% ⑰提供サービス 内容及び料金 ⑱これまでの 加入促進の取組 【内容】自主放送番組、 多チャンネルサービス等 【料金】加入金:86,400円(工事費込・税込) 月 額:1,944円(税込) ・スタジオ施設を活用した市民参画の番組制作の促進 ・地域の催しや公共情報など、市民生活に密着した情報の発信頻度の向上 ・地デジ化キャンペーンとして加入金の割引を実施する等、適宜各種キャンペーンを行った。 ⑲成果 ・自主制作番組の完全ハイビジョン化 ・市民参加型番組の充実 ・情報量の拡充 ⑳効果 ・高精細な画質による地域情報や公共情報の発信により加入者数が増加、鳴門市 における地上デジタル放送の再送信を含むデジタル化全体の普及が図れた。 ・市民参画の番組制作を促進することにより地域の活性化に繋がった。 ㉑評価及び課題 自主制作番組のハイビジョン化を進め、整備計画の目標となる加入世帯数17,000世帯を平成23年度 中に達成。しかし、24年度以降は人口の減少や他社競合激化により減少傾向にある。 ㉒CATVの今後の 取組及び方向性 今後、他社との差別化を図るため、自主制作番組の市民参画を促し、地域の活性化に寄与できる 番組制作を更に強化する。このことにより、加入意欲を向上させ加入者数の増加を目指す。
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