3月になりました。卒業、進学、就職と生活が大きく

事故削減に役立つ情報(2016.03.11
発信)
3月になりました。卒業、進学、就職と生活が大きく変わっていく季節です。今まで通らなかった道を通うようになる方
もいらっしゃるのではないでしょうか。そんな時に特に注意しなければいけない対象の一つとして、道を通る子供達がい
ます。子供は、周りの状況を判断する能力が未熟なため、突発的に危険な行動をとる事が有ります。
今回はそんな子供の持つ危険性と、その対応方法についてのお話しです。
◇子供の行動の危険性について
人間は何か目的があったり、興味があるものがあるとき、出来る限り早く行動しようとする習慣があります。一般的に
成人になると経験を積み、行動を起こす前に状況の把握を行い、危険がないと確認が出来てから行動をすることの重要性
を理解できるようになります。しかし、そのような交通安全に関する知識と経験が不足している子供は感情の赴くままに
行動する為、大人の視点からは考えられないような状況で道路に飛び出したり、交差点を通過しようとすることがありま
す。知識の取得や経験の獲得には時間がかかる以上、道路を通行する際にはそのような子供の突発的な行動を前提とした
運転を行なう必要があります。
◇直線道路
子供の事故は主に自宅付近の住宅街で発生しております。自宅からの距離を調べると半数以上が自宅から 500m 以内で
す。この様な地域では道路の幅が比較的狭く、また住宅の周囲の塀や生け垣などで視界が遮られる事も多くなっています。
そのため、駐車車両の陰や道路に面した門から子供が急に飛び出す可能性があるので、それでも衝突しないで止まれる速
度で走行しましょう。間近でも見えにくい場合には、一時停止して安全確認をしましょう。子供は、自分が周囲から見え
ているかよく考えずに行動に移す傾向が強いこと、一般的に子供は背が低いので大人であれば見えるような高さの障害物
でも隠れてしまう場所に子供がいる可能性がある事を認識してください。そして、例え急に飛び出してきても停止できる
ように充分に速度を落として運転を行なってください。
◇交差点
一般的に大人が信号のある交差点を渡る場合は、まず信号が青になっていることを確認し、その後周囲から車が来てい
ないか確認してから渡ります。しかし、子供の場合はそのような注意を怠り、信号が赤であっても突然横断をすることが
あります。これは、子供が信号を無視して横断することの危険性を理解できていない事や、興味を引くものがある時、そ
れ以外の物・状況に対する注意がおろそかになるためであると考えられます。この様な子供の行動は人自身が持つ本能的
な先急ぎ衝動に由来するものなので、抑制するためには経験と学習が必要となり、子供には困難であるといえます。です
から交差点を安全に通過するためには、子供が突然車道に飛び出してくる事を想定して、きちんと一時停止線で停止し、
交差点を突然横断する子供等がいない事を確認してから発進する事が大切になります。
◇子供を事故から守るために
ここまで子供の突発的な行動に対応して事故を防ぐための運転方法についてお話をしてきましたが、やはり子供を交通
事故から守るために最も重要なことは、
「子供に安全な通行方法を教える」事になると思います。そのために私たち大人が
行うべきことは、
「自分自身が安全な通行方法を行ない、そのやり方を子供と共に習慣化する」ことです。例えば道路を横
断する時に特に注意すべきことは、まず横断する前に道路手前で一時停止をすること、それから横断する道路の安全を確
認することとなります。このような行動を習慣化し常に実行できるようにするためには、日頃から意識して繰り返し実行
する必要があります。特に子供は急な飛び出しを行い易いので、子供と道路を横断する時に、日頃から子供自身に横断前
に停止させて、周囲の安全の確認をさせることにより、一時停止しての安全確認を習慣づける事が重要となります。この
様な子供の安全行動の習慣化の為にも、まず皆さんが日頃から安全な通行方法を意識して行い、習慣化して頂きたいと思
います。
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編集:事故なき社会株式会社 (担当:伊藤・津金)
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