安心と安全を手づくりする公開研修会

「野外子育て広場」(身近な自然に親しむ暮らしの場づくり)
安心と安全を手づくりする公開研修会
野外で子どもと一緒に遊びにいったとき、
どんなことを意識して、見守っていますか?
また、どんなサポートがあれば手助けになるだろうか?
(必要な安全確保についてみんなで話し合い、具体策を探ります)
日時:2014年6月8日(日)13:30~15:30
場所:守山市エルセンター(生涯学習・教育支援センター)※旧守山女子高校
〒524-0041 守山市勝部三丁目9番1号/駐車場あります
内容:
前半はゲストのお二人からお話を聴き、後半は参加者のみなさんとも意見交換し、必要な意識と方策に
ついて共通認識をつくっていきたいと思います。
ゲスト:
◎とりいしん平さん(近江兄弟社学園小学校)
◎西澤彩木さん(せた♪森のようちえん)
定員:30名
対象:野外子育て広場の参加者のほか、子どもの野外遊び、自主保育などに関心のある方
参加無料
*この取り組みにご賛同いただける方は、碧いびわ湖への入会をお願いしております(入会金なし・年会費1,0
00円)。
*託児はありませんが、会場の隣の部屋を「子どもスペース」として開放します。
*子どもスペースの見守り(お手伝い)をしてくださる方もあわせて探しています。
お問い合わせ先:
碧いびわ湖
電話 0748-46-4551
主催:特定非営利活動法人碧いびわ湖
ファックス 0748-46-4550 メール [email protected]
運営協力:くじらハラッパ、みんなで子育てあそび畑
<平成26年度滋賀県子ども未来基金助成事業>
◎この取り組み(野外子育て広場)について
碧いびわ湖では、今年度、守山の目田川および栗東のたまてばやしにて、「野外子育て広場」を行います。育児、
家事、仕事に日々追われている子連れ家族にとって、子どもが野外でのびのびと遊び、親は束の間ホッと息をつ
ける。そんな場を、子連れ参加者同士の見守り合いをベースに、それを手助けするサポート役にも入ってもらっ
て、みなさんとともにつくっていきたいと思います。ただ、野外は楽しみが大きい分、危険も隣り合わせ。全国
の事例では、思いもかけない悲痛な事故が起きています。安全確保を他人任せにするのではなく、集まった方々
の見守り合いの中でどう創っていけるか、という課題に、みなさんとともに取り組んでいきたいと思います。
とりい先生からのオススメ図書
●『子どもの冒険と安全』
ボランティア問題研究会編
日本 YMCA 同盟出版部, 1986.2
http://ci.nii.ac.jp/ncid/BN01351254
*滋賀県立図書館と、彦根市立図書館に蔵書あり
〝この本は子ども会主催で川遊びに行って、一人の子どもの命が亡くなる
といういたましい経験を端緒として生まれたものです。子どもの健全な育
成のために、事故がおこったから縮小したり廃止したりするのではなく、
何故事故は起こったのか、どうすれば事故は回避できるのかなど多面的な
視点で複数の共同執筆によりなっています〟
(秘伝書「安全を創る」より)
(以下は、執筆者のうちのひとり・田中治彦さんの研究室ホームページより)
http://www.rikkyo.ne.jp/~htanaka/98/Boken.html
ボランティア問題研究会編
子どもの冒険と安全
津市子ども会裁判に学ぶ
津市子ども会裁判の判決以降、ボランティア活動の停止や縮小、冒険の禁止や監視強
化といった風潮が見られるようになった。本書はこれらの風潮に対し、子どもの心身
の発達に欠かせない冒険をすすめ、安全確保の問題を、安全のチェック、指導者養成、
事故と法的諸問題など多岐にわたって論じる。
(目次)
はじめに
小木美代子
第Ⅰ部 いま、なぜ冒険か?
第1章 子どもの冒険と安全 大村虔一
第2章 子どもの発達と冒険 小木美代子
第3章 民間の少年集団活動 金谷敏郎
第Ⅱ部 青少年指導者のあり方-冒険と安全のために
第4章 冒険と安全のためのチェックポイント 伊藤昭彦
第5章 青少年活動と指導者養成の課題 田中治彦
第6章 ボランティア活動と地域社会 吉永宏
第Ⅲ部 冒険と安全を保証する体制づくり
第7章 野外活動事故と法的諸問題 樋口滋
第8章 ボランティア活動中の事故と保険 日野一男 投埜博樹
あとがき
田中治彦
津市子ども会裁判関係文献目録
附表1 行政におけるボランティア保険概要
附表2 民間団体におけるボランティア保険概要
ボランティア研究会編
『子どもの冒険と安全』
YMCA出版、1986 年、229 頁、1200 円