読書界 7 月号 (2012.7.18 発行) なんかマニアックな本?? 『【決定版】図説 忍者と忍術 1-2 田中 忍具・奥儀・秘伝書』 佑典 闇に生きて、闇に死すもの。忍者。昨今は海外でも「NINJA」として名をはせる彼ら。 しかし、そんな彼らの実態を勘違いしている人は少なくない。 そこのあなた、忍者ってただ隠れたり手裏剣投げたり火を吹いたりしているだけだと思 っていませんか?そんなことは全くないんです。 彼らのルーツは、そして、今、どこで何をしているのか…。 そして忍者同士の関係は どうなっていたのか…。 そんな謎に迫るこの一冊。 『VISUAL DICTIONARY ENGLISH-JAPANESE ENCYCLOPEDIA 』1-2 田中 佑典 世の中は、まだ知らないことで満ちている。むしろ知っていることの方が少ない。だか らこそ人は、知らないものを知ろうと、長年の間努力してきたのです。 そんな先人たちの偉大なる叡智がこの本には溢れています。 宇宙の始まりから現在の先端技術まで、様々なことが載っているこの辞典は、あなたの 好奇心を満たし、その過程で英語の語彙力も大いに育て上げてくれるでしょう。 『アーサー王伝説』 1-2 福田和将 イギリスの伝説的英雄であるアーサー王、その伝説について解説している本です。です が、この本はアーサー王の伝説について解説しているというよりも、どうしてアーサー王 伝説ができたかについて解説しています。また、図や写真を使った細かい説明も書いてあ り、このような伝説が好きな人も満足できるようになっています。 今まで、このようなジャンルの本に興味がなかった人も、この機会に一度読んでみては いかがでしょうか? 『神は妄想である』 3-5 橋本 惇士 皆さんは神の存在を信じていますか? この本で、リチャード・チャーキンスは「科学的精神こそが唯一真に普遍的且つ合理的 なものだとする。 」という見解を開陳しています。無神論の立場から地球のありとあらゆる 生命、物、宇宙などを支配しているような神の存在は科学的根拠がなく、現代での宗教で 人間が作り出したものだと述べています。 少し難しいですが、読みごたえのある一冊となっています。
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