『米と果実の郷「美咲町」どぶろく・リキュール特区』の認定を受けました 平成28年11月29日、構造改革特別区域計画(米と果実の郷「美咲町」ど ぶろく・リキュール特区)が、内閣総理大臣より認定されました。これにより、 町内全域で「どぶろく」と「リキュール」の製造が可能となりました。 どぶろくとリキュールを製造するためには、さまざまな条件があります。製造 希望の方は産業建設観光課までお問合せください。 *「どぶろく」とは・・・ 特区における「どぶろく」とは次のものに限られます。 ・米、米こうじ及び水を原料として発酵させたもので、こさないもの ・米、水及び麦その他の財務省令で定める物品(麦、あわ、とうもろこし、こう りゃん、きび、ひえ、でんぷん若しくはこれらのこうじ、米こうじ又は清酒か す)を原料として発酵させたもので、こさないもの。 *「リキュール」とは・・・ 特区における「リキュール」とは次のものに限られます。 ・酒類(特区内の自己の酒類の製造場において製造された酒類を除きます。)と 特区内農産物等を原料の全部又は一部として混和した酒類でエキス分が2度 以上のもの。 特区によって何が出来るの・・・ ・どぶろくについて どぶろくを製造する場合、年間の製造見込み数量が 6,000ℓ以上でないと酒類 の製造免許が取得できません。 しかし、今回の特区認定により、認定された特別区域内において、農家レストラ ンなどを営む農業者が自ら生産した米で製造する場合、数量規定の規制が緩和 され、6,000ℓ未満でも製造免許の取得が可能となりました。 ・リキュールについて リキュールを製造する場合、町指定特産物※の酒類製造免許に係る最低製造数 量基準 6,000ℓが 1,000ℓに引き下げられます。 ※リキュール製造の対象となる町指定農産物は? 梅、ブルーベリー、もも、ライム、ニューピオーネ、シャインマスカット、安芸 クイーン、オーロラブラック、瀬戸ジャイアンツ、スモモ、なし、ゆず、みかん、 オレンジ、レモン、りんご、かき、かりん、キウイフルーツ、イチジク、ザクロ、 ポポー、山桜桃梅、いちご、トマト、ラベンダー、ハーブ、しそ、ショウガです。 <ご注意ください!> どぶろくやリキュールを製造するには… 特区内で「どぶろく」や「リキュール」を製造するには、酒税法に基づ き製造しようとする種類の品目別、製造場毎に、税務署長から酒類製造免 許を取得すること、酒税の申告納税等の手続きが必要です。製造免許を受 けないで酒類の製造を行った場合には、無免許製造の罪となります。その ほか、食品衛生法による酒類製造業の営業許可が必要になります。 特区認定により期待される効果 美咲町は豊かな自然や昔ながらの人々の営みが映し出される田園風景、そこ から生まれる高品質な農産物、古来より受け継がれる伝統文化など豊富な地域 資源を有しています。これらの地域資源を本構造改革特区計画の中で最大限に 活用して、人々の心を潤す豊かな農村環境を保護しつつ、さらに地域を発展させ ていくため、地域農業と地域交流・観光交流が連携して、活性化する地域づくり を目指しています。 そこで、 『米と果実の郷「美咲町」どぶろく・リキュール特区』 (構造改革特別 区域計画)計画の実施により、どぶろくや特産品のリキュールをブランド化し、 地域資源の安定した生産と消費につながり「地産地消」の促進につながるものと 期待しています。 美咲町役場 産業建設観光課 〒709-3717 岡山県久米郡美咲町原田 1735 Tel 0868-66-1118 Fax0868-66-7622
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