DSL実験の効果と 今後のインターネットについて

DSL実験の効果と
今後のインターネットについて
Oct. 17, 2007
浅見 徹
東京大学大学院情報理工学系研究科
[email protected]
@伊那市有線放送農業協同組合
1
伊那xDSL利用実験以前
インターネットに接続される
ホストコンピュータ数の推移
1997年1月現在、全世界で約1,615万台(対前年比70.5%増
我が国は約73万台
@伊那市有線放送農業協同組合
情報通信白書平成9年度版
1997年夏
2
伊那xDSL利用実験以前
サイバービジネスの市場規模
3489.6 億円
@伊那市有線放送農業協同組合
情報通信白書平成9年度版
1997年夏
3
伊那xDSL利用実験以前
私的時間における
インターネットの今後の需要予測
@伊那市有線放送農業協同組合
情報通信白書平成9年度版
1997年夏
4
伊那xDSL利用実験以前
インターネットの利用は
伸びないとする理由
@伊那市有線放送農業協同組合
情報通信白書平成9年度版
1997年夏
5
http://internet.watch.impress.co.jp/www/article/970827/xdsl.htm
('97/8/27)
@伊那市有線放送農業協同組合
6
伊那xDSL実験ネットワーク図
ドメイン名:xdsl.infovalley.ad.jp
IPアドレス:202.222.132.128/25 .134
.133
HDSL
S0.132/30 HDSL
.137
S1.136/30
CISCO
.245
S2.244/30
4000
.249
S3
e0
e1 .248/30
.157 .238
HDSL
HDSL
HDSL
HDSL
.246
HDSL
HDSL
.250
HUB
.158
ADSL
ADSL
ADSL
ADSL
ADSL
HUB
CISCO2500
HUB
CISCO2500
HUB
CISCO2500
HUB
SUN DNS
.224/28
2F
.144/28
1F
.138
CISCO2500
.225
HUB
ADSL
ADSL
ADSL
ADSL
ADSL
HDSL
CISCO2500
.227
(SV0)
.226
Dragon
Video2
Dragon
Video1
(SV1)
(SV2)
Infovalley
.176/28
みすず
.192/28
西
.208/28
北
.160/28
富県
伊那有線放送電話網における実験環境
@伊那市有線放送農業協同組合
8
伝送距離v.s.伝送速度
(INS64存在時):技術編
http://www.akg.t.u-tokyo.ac.jp/~asami/ina/jpn/jikkenkekka/speed.html
@伊那市有線放送農業協同組合
9
伊那有線放送電話網のケーブル特性
(本局ー図書館:2.304km):技術編
528kHzと1614kHzにブリッジタップの共振の影響
@伊那市有線放送農業協同組合
10
使用モデム:
MegaBit Gear
住友電工(株)より
最大で下り6.1Mbps, 上り640Kbpsの伝送速度を実現した、
国産初の構内イーサネット配線用ADSLモデムシステム。
既存のアナログ電話線を使って、イーサネット配線の行き渡
らない場所のパソコンを極めて簡単(原則的に工事不要の
Plug & Play)に、かつ低コストでイーサネット接続。
@伊那市有線放送農業協同組合
11
使用モデム:
NetSpeedTM SpeedRunner 202
TM 202
SpeedRunnerTM
リモート・ユーザ用ATM ADSL
ルータ
リモート・ユーザ用ATM
ADSLルータ
NetSpeedTM SpeedRunner 202は、ADSL/ATM物理層の上で、リ
モート・ユーザをADSLサービス。プロバイダに透過的に接続する
イーサネット/ADSLルータです。SpeedRunner 202は、受信にお
いて最大7Mbps、送信において最大1Mbpsの伝送速度に対応しま
す。小規模事務所のLANや、イーサネット対応の1台のPCに接続す
るために、1ポートの10/100Base-Tポートが用意されています。
SpeedRunner 202は、ADSL帯域幅自動選択のために、NetSpeed
QuickDialTM技術とNetSpeed SoftdoleTM技術を使っています。さ
らに、SpeedRunner 202は、会社や家庭のLAN/WANにADSLサー
ビスを統合するために、信頼のできるルーティング機能を備えてい
ます。
住友電設(株)より
@伊那市有線放送農業協同組合
12
描いた夢:IPマルチキャスト型
ディジタル有線放送
加 入 者 A
他 の 支 局
本 局
加 入 者 B
支 局 A
A D S L
支 局 C
支 局 B
加 入 者 C
加 入 者 F
@伊那市有線放送農業協同組合
加 入 者 G
加 入 者 D
加 入 者 E
13
CISCO製品に見るルータ性能の推移
(インターフェース速度)
1Tbps
100Gbps
10Gbps
1Gbps
100Mbps
OC-192
OC-48
OC-12
Cisco12012
OC-3
T3
10Mbps
1Mbps
Cisco12016
Cisco7500
AGS+
Cisco7000
T1
91
92
@伊那市有線放送農業協同組合
93
94
95
96
97
98
99
2000
01
02
03
04 (年)
14
伊那xDSL利用実験以後
xDSLと実証実験の必要性が認知された
第3章 情報通信政策の動向
第3節 第2次情報通信改革に向けた電気通信行政の推進
2.ネットワークの高度化・多様化
(1)ネットワークの高度化・多様化に関する検討
ウ xDSL
近年のインターネットの急速な普及により、電話回線を用いたインターネット・アクセスの伝送速度に対す
る不満が高まっており、アクセス回線の高速化が大 きな課題となってきているが、xDSLとは、メタル回線
上での高速伝送(最大6Mbps)を可能にする技術の総称であり、近年のインターネットの普及に伴 い、各
国で脚光を浴びている。xDSLの導入により、高速な通信環境に適したアプリケーションの開発が促進さ
れるという意味で、xDSLは、光ファイバ化 実現への「橋渡し」的技術としての役割が期待される。
(ア) 光ファイバ化との関係
xDSLサービスの提供が、メタル回線の光ファイバ化への更改の障害となるのではないかとの指摘があ
る一方、xDSLの時限的提供等の対応策があるとの指摘もあり、この点に関しても更なる検討が必要であ
る。
(イ) 実証実験の早期実施
xDSLサービスの導入に当たっては、技術的課題等について、実際のサービス提供環境に近い環境で
の実証実験(フィールドテスト)が必要である。
実証実験は、広く他事業者やベンダー等の参加するオープンな形での実験とするとともに、実験結果に
ついても公表し、広く一般の意見を聞くことが望ましい。
@伊那市有線放送農業協同組合
情報通信白書平成10年度版 1998 15
伊那xDSL利用実験以後
光ファイバ網全国整備の促進
情報通信白書平成10年度版
第3章 情報通信政策の動向
第2節 高度情報通信社会の構築に向けた情報通信政策の推進
4. 情報通信利用施設(ネットワークインフラ・拠点施設)の整備
(1) 光ファイバ網全国整備の促進
@伊那市有線放送農業協同組合
1998
16
伊那xDSL利用実験以後
ブロードバンド化の進展
1999年:平成11年版通信白書のポイント
東京めたりっく設立7月
第1章 特集 インターネット
2000年: DSLは、平成12年3月には211加入
東京めたりっく
2001年:平成13年版通信白書のポイント
1999/12/24 サービス開始
「ブロードバンド元年」を宣言
平成13年4月には約11万加入
2002年:平成14年版通信白書のポイント
インターネット関係のインフラが「情報通信の現況」で集計される
ようになった
3 飛躍的に拡大するブロードバンド
第1節 世界最先端を目指す情報通信ネットワークの現状
−DSLが我が国のブロードバンド化を牽引
@伊那市有線放送農業協同組合
17
伊那xDSL利用実験以後
アクセス・ネットワークの種類
東京めたりっく
@伊那市有線放送農業協同組合
情報通信白書平成13年度版(2001) 18
伊那xDSL利用実験の歴史的意味
民間主導の草の根組織によるインフラ技術検証
地方でないとできなかった
ブロードバンド化の先鞭を付けた
FTTHに関しても計画前倒しになった
インターネットの常時接続サービスの利点が一般
に理解された
2000年に 発表されたフレッツISDNの後継サービスとなっ
た
NTT以外のアクセス網の存在が認知
無線LANアクセス等につながっていった
@伊那市有線放送農業協同組合
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新世代のネットワークへの期待
人間中心のネットワーク
社会インフラから社会システム(人間と人間の関係)
への脱皮
技術的には,実空間と仮想空間(ネットワーク)の
融合した次世代ネットワーク
@伊那市有線放送農業協同組合
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