ADSL 12M pro / ADSL 12M light モデム ユーザーズマニュアル (Agater AG431 ブリッジモード接続 ユーザー用) 1 目次 1章 AG431G について ...........................................................................................................2 1-1 AG431G の外観と特長.................................................................................................2 1-2 装置前面の名称と機能.................................................................................................3 1-3 装置背面の名称と機能.................................................................................................5 2章 ADSL モデムの設置および配線 .......................................................................................7 2-1 ADSL モデムの接続方法 ..............................................................................................7 3章 AG431G のセットアップ .................................................................................................. 11 3-1 セットアップの前に...................................................................................................... 11 3-2 AG431G に HTTP 接続でログイン................................................................................ 11 4章 ブリッジ設定編..............................................................................................................13 4-1 LAN デバイス.............................................................................................................13 4-2 IP ホスト機能 .............................................................................................................16 5章 設定(保守)編...............................................................................................................18 5-1 ユーザー用パスワード................................................................................................18 5-2 設定初期化 ...............................................................................................................19 5-3 リブート .....................................................................................................................20 5-4 セーブ.......................................................................................................................22 6章 状態表示編 ..................................................................................................................24 6-1 ADSL 情報 ................................................................................................................24 6-2 インタフェース情報 .....................................................................................................26 6-3 バージョン情報...........................................................................................................27 7章 管理編 .........................................................................................................................28 7-1 OAM試験 .................................................................................................................28 7-2 S/W・設定ファイル管理 ...............................................................................................30 7-2-1 設定ファイルのアップロード .......................................................................................30 7-2-2 設定ファイルのダウンロード.....................................................................................32 8章 困ったときには..............................................................................................................33 8-1 電話に関するトラブル ..................................................................................................33 8-2 ADSL モデムに関するトラブル.....................................................................................34 1 1章 AG431G について 1-1 AG431G の外観と特長 図1.2 AG431G の外観写真 2 1-2 装置前面の名称と機能 装置前面の名称と機能について示します。 POWER ランプ ADSL ランプ LAN ランプ PPP ランプ 100M/ DUPLEX ランプ MODE ランプ 図1.3 AG431G の前面イメージ図 3 名 称 表 示 POWER ランプ (緑色) ADSL ランプ (緑色) POWER ADSL LAN ランプ (緑色) LAN PPP ランプ (緑色) PPP 100M/ DUPLEX ランプ (緑色、橙色) 100M/ DUPLEX MODE ランプ MODE (緑色、橙色、赤色) 表1.1 装置前面の名称と機能 機能説明 点灯 : 電源 ON 消灯 : 電源 OFF 点灯 :ADSL 回線リンクが確立 点滅-定期(速) :ADSL 回線の回線状態をチェック中 (トレーニング中) 点滅-定期(遅) :ADSL 回線の信号検出待ち 点滅-不定期 :WAN 側ポートでデータ送受信中 点灯 :Ethernet ポートでリンクが確立 点滅-不定期 :Ethernet ポートでデータ送受信中 消灯 :Ethernet ポートのリンクが未確立 点灯 :PPP セッション確立時 点滅 :PPP ネゴシエーション時 消灯 :PPP 未設定時 点灯(緑色) : 100M/全二重通信時 点滅(緑色) : 100M/半二重通信時 点灯(橙色) : 10M/全二重通信時 点滅(橙色) : 10M/半二重通信時 点灯(赤色) : LAN 強制シャットダウン (WAN-LAN 連動の設定を行った時) 点灯(緑色) : IpoA/IpoEルータ動作時 点滅(緑色) : PPPoE/PPPoA ルータ動作時 点灯(橙色) : ブリッジ動作時 消灯 : コンバータ動作時 点灯(赤色) : 装置故障検出時(電源起動時) 点滅(赤色) : フラッシュメモリ書き込み中 4 1-3 装置背面の名称と機能 装置背面の名称と機能について示します。 ADSL ADSL ポート FG 端子 FG Ether Etherポート INIT スイッチ INIT DC IN DC IN 図1.4 AG431G の背面イメージ図 5 名 称 表1.2 装置背面の名称と機能 表 示 機能概要 ADSL ポート ADSL ADSL 回線接続用ポート (1 ポート) FG 端子 Ether ポート FG Ether FG 端子 LAN 接続用ポート (1 ポート) (10BASE-T/100BASE-TX) INIT スイッチ INIT DC IN DC IN イニシャルスイッチ (工場出荷時の設定値で起動するためのス イッチです) INIT を押しながら AC アダプタを挿入、 3 秒間押し続けると初期化されます。※ AC アダプタピンジャック差込口 備 考 6 ピンモジュラ ジャック (RJ-11) ― 8 ピンモジュラ ジャック (RJ-45) ※初期化された場合には、工場出荷時の状態であるブリッジモードに戻ります。 6 2章 ADSL モデムの設置および配線 2-1 ADSL モデムの接続方法 次ページ以降の接続図を参照して接続を行ってください。 お客様がご契約された回線の種類(タイプ1/タイプ2)によって接続の方法が異なりますの で、ご注意ください。(必ずパソコンの電源を切った状態で行ってください) 注意:パソコンと ADSL モデムを 1 対 1 で接続する場合はストレート、カテゴリ5の LAN ケーブ ルを使用してください。 タイプ1とタイプ2について ADSL サービスは、タイプ1とタイプ2の 2 種類あります。タイプ1は、1 本の回線で電話(音声)と ADSL の両方を使うサービスです。音声と ADSL の信号を分ける役割をするのはスプリッタになりま す。一方タイプ2は、ADSL 専用で電話番号がない回線を使うサービスになります。 7 【タイプ1の場合の接続図】 電話線(モジュラーケーブル) LAN ケーブル タイプ1の場合 ①スプリッタの挿入 ウォールジャック ・電話がつながっている、 電話線のウォールジャッ ク側を外して、スプリッタ の 【PHONE】 ポートに接 続します。 ・スプリッタの【WALL】ポー ト(もしくは【LINE】ポート) 側の電話線 を先 ほ ど外 したウ ォールジ ャッ クに 接続します。 ・電話が使えることを確認 します。(発着信両方確 認することをお勧めしま す。) ウォールジャック WALL or LINE PHONE MODEM スプリッタ挿入 スプリ ッタ挿入 注意:スプリッタの形状は上図と異なる場合がありますが、接続部分の表記は上図に準じ ております。接続の際はスプリッタの接続部分の表記を確認してから行ってください。 8 注意:ブロードバンドルータの接続および設定方法につきましては、お客様の責任におい て行ってください。 【タイプ2の場合の接続図】 電話線(モジュラーケーブル) LAN ケーブル タイプ2の場合 接続図 ADSLポートへ ADSLポート A DSL FG 製品によって呼び名は異なります。 LAN ウォールジャック Etherポート WAN Ether ・・・ ブロードバンドルータ 又はHUB INIT DC IN パソコン ・ADSLモデムに付属の電話線でウォールジャックとADSLモデム背面の【ADSL】ポートを接続します。 ・お客さまが用意したLANケーブルでADSLモデムの【Ether】ポートとブロードバンドルータの【WAN】ポート(ま たはHUB)もしくはパソコンの【LAN】ポートに接続します。以上で接続は終了です。 注意:ブロードバンドルータの接続および設定方法につきましては、お客様の責任におい て行ってください。 9 FG端子について ADSL モデム背面にあるFG端子をアースし、外部・内部からのノイズをシャットアウトすることで、 ADSL 接続が安定する可能性があります。ただし、正しくアースを取ることができない場合に不要なノ イズを拾ってしまうケースもありますので、お客様の使用環境に応じて接続してください。アースケー ブルは付属されておりませんので、別途お客様でご用意ください。 アースケーブルは お客様でご用意ください。 ADSLポート ADSL FG お客様宅内の アース端子 Ether INIT DC IN 10 FG端子 Etherポート 3章 AG431G のセットアップ 3-1 セットアップの前に ここでは、装置をセットアップする前に確認していただきたい事項を記述します。セットアップを行う前に お読みください。 本装置をより快適にご利用いただくために、本装置では、WEB 画面によって、お客様の環境に合わせ た設定を行うことができるようになっています。 ※対象 OS は、次の通りです。 ・Windows Vista,XP,2000Professional,Me,98SE ・Macintosh 9.1J,X ※対象 WWW ブラウザは、次の通りです。 ・Internet Explorer 6.0 以上(Macintosh の場合は、Internet Explorer 5.1 以上) 3-2 AG431G に HTTP 接続でログイン 設定方法 1)AG431G の Ether ポートとパソコンを LAN ケーブルで接続します。 2)パソコンのブラウザを立ち上げて、下記 URL を入力して HTTP でログインしてください。 <画面例> LAN 側インタフェー スのアドレスを入力 11 3)上記接続を開始すると次に認証画面が表示されます。 <画面例> ユーザー名に「config」、パスワードに「config」を入力、「OK」ボタンをクリックすると、WEB ブラウザ上に本装置の設定画面が表示されます。 ※お客様にてユーザー名、パスワードを変更された場合には、その内容を入力してください。 12 4章 ブリッジ設定編 4-1 LAN デバイス 本装置の LAN デバイスの設定は、下記の手順で行います。 設定方法 1)「操作メニュー画面」より[ブリッジ設定:LAN デバイス]をクリックします。クリック後、「設 定/表示画面」に[LAN デバイス]の設定画面が表示されます。 2)「設定/表示画面」に[LAN デバイスの設定]が表示されます。 <画面例> 1) 3) 4) 5) 6) ※本装置を初期化した場合は、工場出荷時の設定に戻りますので上記画面は表示されません。 設定を実行する前に 「設定ファイルのアップロード」 が必要となります。 【注意】 ” 7-2-1 設定ファイルのアップロード” を参照してください。 13 [LAN デバイスの設定] 3)Speed 本装置 LAN 側の Link Speed を設定します。 自動:オートネゴシエーション 100M:100Mbps 10M:10Mbps デフォルトは’自動’に設定されています。 4)Duplex 本装置 LAN 側の Duplex を設定します。 自動:オートネゴシエーション Full:全二重通信 Half:半二重通信 デフォルトは’自動’に設定されています。 【注意】 本装置の Ether ポートに通信機器(HUB など)を接続した場合、本装置、または対向 する通信機器の片方がオートネゴ設定のとき、リンクが確立しているにもかかわら ず、両者通信モードの不一致により転送効率が悪くなることがあります。このような場 合は、下記の表を参照して、Ether ポートの通信速度、通信方向を設定してください。 速 度 方 向 オートネゴ オートネゴ オートネゴ 100M 固定 100M 固定 100M 固定 10M 固定 10M 固定 10M 固定 オートネゴ 全二重固定 半二重固定 オートネゴ 全二重固定 半二重固定 オートネゴ 全二重固定 半二重固定 AG431G の通信速度と方向 対向機器の速度/方向ともにオートネゴの場合、 結果として確定する通信速度と方向 100M 全二重 不確定(転送効率が悪くなる場合があります) 100M 半二重 100M 全二重 不確定(転送効率が悪くなる場合があります) 100M 半二重 10M 全二重 不確定(転送効率が悪くなる場合があります) 10M 半二重 14 5)MDI 設定 本装置 LAN 側の MDI を設定します。 MDI-X:MDI-X 固定 自動:オートネゴシエーション デフォルトは’MDI-X’に設定されています。 6)フロー制御 ここはサポートされていませんので、設定内容の変更は行わないでください。 ※設定することにより通信ができなくなる可能性があります。 上記項目の内、いずれかの設定を変更する場合は、変更値を入力した後『設定』ボタンを クリックします。 実行後、「設定/表示画面」に設定の確認画面が表示されます。 実行、実行後セーブ、実行後セーブ&リブートを選択してから装置動作に反映します。 <画面例> 15 4-2 IP ホスト機能 本装置の IP ホスト機能の設定は、下記の手順で行います。 工場出荷時は、LAN 側の IP アドレスは”192.168.0.1”に設定されています。 設定方法 1)「操作メニュー画面」より[ブリッジ設定:IP ホスト機能]をクリックします。クリック後、「設 定/表示画面」に[IP ホスト機能]の設定画面が表示されます。 2)「設定/表示画面」に[LAN インタフェースの設定]が表示されます。 <画面例> 1) 3) 4) 16 [LAN インタフェースの設定] 3)IP アドレス/サブネットマスク LAN 側の IP アドレスとサブネットマスクを設定します。 IP アドレスを削除する場合は、「0.0.0.0/0」、あるいは空白にして、『設定』ボタンをクリックし てください。 【注意】 本設定を LAN 側のパソコンから行っている場合、本設定項目の変更で、以後通信が できなくなる場合があります。 4)インタフェース LAN インタフェースの起動/停止を設定します。 UP:インタフェースを起動させ、通信ができる状態にします。 DOWN:インタフェースを停止させ、通信ができない状態にします。 デフォルトは’UP’に設定されています。 『設定』ボタンをクリックします。 実行後、「設定/表示画面」に設定の確認画面が表示されます。 実行、実行後セーブ、実行後セーブ&リブートを選択してから装置動作に反映します。 <画面例> 17 5章 設定(保守)編 5-1 ユーザー用パスワード 本装置のユーザー用パスワードの設定は、下記の手順で行います。 ユーザ ー用ログ イン名・パスワ ードともに変更 するこ とが可 能です。ログ イン名 のデフ ォルト値は 「config」、パスワードのデフォルト値は「config」が設定されています。 設定方法 1)「操作メニュー画面」より[設定(保守):ユーザー用パスワード]をクリックします。クリック後、「設 定/表示画面」に[ユーザー用パスワード]の設定画面が表示されます。 <画面例> 2) 3) 1) [ログイン名&パスワード変更] 2)ログイン名とパスワード(2 回入力)を設定します。 【注意】 設定できるログイン名は最大 16 文字(英数半角)、パスワードは最大 249 文字(英数 半角)です。 ログイン名・パスワードは、大文字/小文字は区別されます。 パスワードについては、入力した文字が”*”として表示されます。 3)『設定』ボタンをクリックします。 【注意】 新しいパスワードでの再ログインが必要となります。 18 5-2 設定初期化 本装置の初期化は、下記の手順で行います。 【注意】いったん初期化すると、それまで設定した値はすべて工場出荷時の設定に戻りますので ご注意ください。 設定方法 1)「操作メニュー画面」より[設定(保守):設定初期化]をクリックします。クリック後、「設定/表 示画面」に[設定初期化]の設定画面が表示されます。 2)「設定を初期化する」ボタンをクリックします。 ボタンクリック後、メッセージに従い、本装置をリブート(再起動)してください。本装置のリブー ト(再起動)については、”5-3 リブート(再起動)”を参照してください。 <画面例> 2) 1) <画面例> 19 5-3 リブート 本装置のリブート(再起動)は、下記の手順で行います。 設定方法 1)「操作メニュー画面」より[設定(保守):リブート]をクリックします。クリック後、「設定/表示画 面」に[リブート]の設定画面が表示されます。 2)「装置をリブートする」ボタンをクリックします。 <画面例> 2) 1) 20 3)実行後、「設定/表示画面」にメッセージが表示されます。 リブート(再起動)は、本装置の ADSL ランプが点滅したら完了です。しばらくお待ちください。リブー ト(再起動)には数十秒かかります。再度、WEB ブラウザから設定を行う場合は、リブート(再起動)後、 数十秒経過してから設定を開始してください。 <画面例> 21 5-4 セーブ 本装置の保存(設定データのセーブ)は、下記の手順で行います。 設定方法 1)「操作メニュー画面」より[設定(保守):セーブ]をクリックします。クリック後、「設定/表示画 面」に[セーブ]の設定画面が表示されます。 2)「設定をセーブする」ボタンをクリックします。 必要に応じて、装置を再起動してください。本装置の再起動は、”4-3 リブート(再起動)”を 参照してください。 【注意】 「設定/表示画面」の『設定』ボタンをクリックしてから、設定内容のセーブをしてくださ い。 <画面例> 2) 1) 22 3)実行後、「設定/表示画面」にメッセージが表示されます。 <画面例> 23 6章 状態表示編 6-1 ADSL 情報 本装置の ADSL 情報は、下記の手順で行います。 設定方法 1)「操作メニュー画面」より[状態表示:ADSL 情報]をクリックします。クリック後、「設定/表 示画面」に[ADSL 情報]の画面が表示されます。 2)ADSL 統計情報のクリアを行う場合は、『ADSL 情報のクリア』ボタンをクリックします。 3)ADSL ステータス、ADSL 統計情報などの情報を更新したい場合は、『情報の更新』ボタンを クリックします。 4)ADSL の再接続を行う場合は、『ADSL の再接続』ボタンをクリックします。 【注意】 ADSL の再接続を行うと、通信中のコネクションが切断されます。 再接続には、数十秒から1分ほどかかります。 <画面例> 2) 4) 5) 1) 24 3) 5)ADSL のキャリアチャートを表示する場合は、『NEXT』、または『FEXT』ボタンをクリックしま す。 周波数ごとに獲得できた ADSL のリンク速度をグラフィカルに表示します。 遠端(FEXT):ISDN 信号が弱いタイミングでのデータレートを表示します。 近端(NEXT):ISDN 信号が強いタイミングでのデータレートを表示します。 <画面例> ISDN サンプルノイズ ISDN サンプルノイズの表示をするかしないかを選択します。 ラジオサンプルノイズ 下記のラジオノイズのサンプルノイズの表示をするかしないかを選択します。 札幌(NHK 第 1/第 2) 仙台(NHK 第 1/第 2) 東京(NHK 第 1/第 2、AFN、TBS) 大阪(NHK 第 1/第 2、ABC) 名古屋(NHK 第 1/第 2、CBC) 広島(NHK 第 1/第 2) 福岡(NHK 第 1/第 2) キャリアチャートの表示を最新状態にしたいとき、『再表示』ボタンをクリックします。 25 6-2 インタフェース情報 本装置のインタフェース情報は、下記の手順で行います。 設定方法 1)「操作メニュー画面」より[状態表示:インタフェース情報]をクリックします。クリック後、「設定/ 表示画面」に[インタフェース情報]の画面が表示されます。 2)インタフェース情報の情報を更新したい場合は、『情報の更新』ボタンをクリックします。 <画面例> 2) 1) 26 6-3 バージョン情報 本装置のバージョン情報は、下記の手順で行います。 設定方法 1)「操作メニュー画面」より[状態表示:バージョン情報]をクリックします。クリック後、「設定/表 示画面」に[バージョン情報]の画面が表示されます。 <画面例> 27 7章 管理編 7-1 OAM試験 本装置の OAM 試験は、下記の手順で行います。 設定方法 1)「操作メニュー画面」より[管理:OAM 試験]をクリックします。クリック後、「設定/表示画面」に [OAM 試験]の設定画面が表示されます。 <画面例> 3) 2) 4) 1) [Loop Back セルの送信] 2)Seg/End OAM LoopBack セルを Segment あるいは End-to-End で送信するかを選択します。 3)VPI/VCI OAM LoopBack セルを送信するパスの VPI/VCI 番号を選択します。 本装置に設定されていて現在有効な VPI/VCI 値が選択メニューに表示されます。 F4 セルを送信する場合は、「VPI のみ指定」をチェックしてください。 4)『OAM セルの送信』ボタンをクリックします。 5)数秒後、「ループバック試験に成功しました。」が表示されます。 28 <画面例> 6)「操作メニュー画面」より[管理:OAM 試験]をクリックします。クリック後、「設定/表示画面」の [OAM 情報]に OAM 試験の結果が表示されます。 OAM 情報の更新を行いたい場合は、「OAM 情報の更新」をクリックしてください。 [OAM 情報] 29 7-2 S/W・設定ファイル管理 7-2-1 設定ファイルのアップロード 本装置の設定ファイルのアップロードは、下記の手順で行います。 設定方法 1)「操作メニュー画面」より[管理:S/W・設定ファイル管理]をクリックします。クリック後、「設定 /表示画面」に[ソフトウェア・設定ファイル管理]の設定画面が表示されます。 2)本装置にアップロードする設定ファイルを指定します。[設定ファイルの管理:ファイルのアッ プロード]より「参照…」ボタンをクリックしてください。クリックすると、3)の画面が表示されます。 3)アップロードする設定ファイルを指定し、「開く」ボタンをクリックします。 4)クリックすると、もとの画面に戻ります。 [ファイルのアップロード]に設定ファイル名が入力されていることを確認し、「アップロード」を クリックします。設定ファイルを設定情報として読み込みます。 (上記2)、3)の手順を実施せず、[ファイルのアップロード]に直接、設定ファイル名を 入力することも可能です。) 設定ファイルを間違えて指定した場合は、「リセット」ボタンをクリックします。 <画面例> 2) 4) 1) 30 5)「設定ファイルアップロード成功」というメッセージが「設定/表示画面」に表示された後、本 装置をリブートしてください。 【注意】 アップロードした設定ファイルを使用するためには、アップロード完了後、本装 置をリブートしてください。 ”5-2 リブート”を参照してください。 <画面例> 5)リブート完了後、「バージョン情報欄」にアップロードした設定ファイル名が表示されます。 【注意】 ”6-3 バージョン情報”を参照してください。 <画面例> 31 7-2-2 設定ファイルのダウンロード 本装置の設定ファイルのダウンロードは、下記の手順で行います。 設定方法 1)「操作メニュー画面」より[管理:S/W・設定ファイル管理]をクリックします。クリック後、「設定 /表示画面」に[ソフトウェア・設定ファイル管理]の設定画面が表示されます。 2)[設定ファイルの管理:ファイルのダウンロード]より「設定ファイルをダウンロード」をクリッ クしてください。 設定をセーブした時点での設定ファイルをコンソール内に保存します。 3)「ファイルのダウンロード」の「保存」を選択し、ファイル名を指定し、「保存」ボタンをクリックし ます。 <画面例> 3) 1) 2) 32 8章 困ったときには 8-1 電話に関するトラブル 電話が使えなくなってしまいました。 配線のつなぎ間違えはありませんか? 再度、配線の確認をしてください。 それでも使えない場合は電話機から出ている電話線を直接ウォールジャック(モジュラージャッ ク)へ接続してみてください。 ・使える場合:スプリッタまたはその周りの電話線が故障している可能性があります。 ・使えない場合:電話局内側の故障の可能性があります。 いずれの場合もご契約されているプロバイダまで連絡してください。 電話をかけると ADSL の接続が切れてしまいます。 配線のつなぎ間違えはありませんか? 再度、配線の確認をしてください。 ウォールジャックからスプリッタまでの間でブランチ(分岐)させていませんか? スプリッタの取付け位置はウォールジャックのすぐ後ろに接続する事になっています。その間に 何か分配器や機器などを接続してしまうと使用できない場合がありますので配線をもう一度ご確 認ください。 33 8-2 ADSL モデムに関するトラブル ADSL ランプが消灯のまま変化がありません。 配線のつなぎ間違えはありませんか? 再度、配線の確認をしてください。 スプリッタ故障では? タイプ 1 の場合はスプリッタを外して直接モジュラージャックとモデムを接続して、ADSL レイヤで リンクが確立できるかどうか確認してください。 セキュリティ装置が設置されていませんか? 宅内にセキュリティ装置が設置されている場合は別途配線工事が必要になる場合があります。 特に集合住宅の場合は、管理会社様、管理組合様にお問合せください。 (セコム・火災報知機・ガス検知機など) ADSL ランプが点滅後、点灯せずに消灯に戻ってしまいます。 ウォールジャック(モジュラージャック)からスプリッタ間でブランチ(分岐)させていませんか? スプリッタの取付け位置はウォールジャックのすぐ後ろに接続することになっています。 その間に何か分配器や機器などを接続してしまうと使用できない場合がありますので配線をもう 一度ご確認ください。 宅内のウォールジャック(モジュラージャック)が複数ありませんか? 使用していないモジュラージャックも含めて複数ある場合はスプリッタの増設が必要になる場合 があります。また、スプリッタを増設しても上手くいかない場合は、宅内の配線工事が必要になる 場合がございます。詳しくはご契約されているプロバイダまでお問合せください。 ADSL モデムの設置位置に問題はありませんか? 冷蔵庫・TV・電子レンジなど、ノイズを発生させる要因がある機器の上、横などに置かれている 場合はその機器から離してください。 FG端子をアース接続することで、ADSL 接続が安定する可能性がございます。 ADSL モデム背面にあるFG端子をアースし、外部・内部からのノイズをシャットアウトすることで、 ADSL 接続が安定する可能性があります。ただしアースを取ることにより不要なノイズを拾ってし まうケースもありますので、お客様の使用環境に応じて接続してください。 接続のする場合、アースケーブルは付属されておりませんので、お客様でご用意ください。 接続方法は”2-1 各機器との接続”を参照してください。 ADSL 接続が時々切れてしまいます。 ADSL モデムの設置位置に問題はありませんか? 冷蔵庫・TV・電子レンジなど、ノイズを発生させる要因がある機器の上、横などに置かれている 場合はその機器から離してください。 34 セキュリティ装置が設置されていませんか? 宅内にセキュリティ装置が設置されている場合は別途配線工事が必要になる場合があります。 特に集合住宅の場合は、管理会社様、管理組合様にお問合せください。 (セコム・火災報知機・ガス検知機など) 保安器の問題の可能性があります。 保安器の一部(6PT という種類)では、電話着信時に ADSL 回線が切断もしくは著しく速度低下す る場合のあることが確認されており、保安器の交換をしたほうがよい場合があります。詳しくはご 契約のプロバイダにお問合せください。 FG端子をアース接続することで、ADSL 接続が安定する可能性がございます。 ADSL モデム背面にあるFG端子をアースし、外部・内部からのノイズをシャットアウトすることで、 ADSL 接続が安定する可能性があります。ただし、正しくアースを取ることができない場合に不要 なノイズを拾ってしまうケースもありますので、お客様の使用環境に応じて接続してください。 接続のする場合、アースケーブルは付属されておりませんので、お客様でご用意ください。 35 Agater AG431G 詳細マニュアル(ブリッジモード)第1.2版 作成日: 2007年02月 作成者: 株式会社アッカ・ネットワ-クス ※本書の著作権は株式会社アッカ・ネットワ−クスが所有しています。 無断で複写、複製、転載することを禁止します。 ※本書の内容は予告なしに変更することがあります。 ※記載されている社名、製品名、ブランド名はすべて各社の商標または登録商標です。 36
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