採用試験制度の変遷

採用試験制度の変遷
○平成18年度までの取扱い
①試験委員会
・副市長(助役)教育長、各部長
計7名、外部委員なし。
市長から委任された試験委員会の権限である採用試験に係る内容(試験科目、得点配分、候補者名簿策定に係る取扱い等)につ
いては、試験委員会における協議により決定していた。
・試験委員会委員の選任(教育長、部長旧職員)については、総務課案に従い市長が追認。
②試験内容
・(1 次試験)教養試験 100 点、専門試験 100 点、作文試験 100 点面接試験 300 点の総合点数(600 点)
・教養、専門試験は、試験機関による採点結果のうち偏差値を採用、作文試験、面接試験は、試験委員の素点を単純採用
・一次・二次の区分をせず、全試験科目を実施した後、合格者を決定。
③採用者選定
・試験委員会にて総合得点を基に総合的に判断して、募集人数と同数の合格者と、辞退者を想定した補欠者を選定して、候補者名
簿を作成し市長に提出。
試験委員会において、合格、補欠の区分も検討し、候補者名簿に合格・補欠を付して市長に提出。
・合格者が辞退した場合は、補欠の順位に従い補充。
④市長の関与
その他
・市長は試験には全く関与なし。
(直接的、間接的関与があったかどうかは不明。
)
合格・補欠の入った候補者名簿をそのまま承認して採用者を決定。
・試験委員会における候補者決定過程については、明文化したものはなく、その都度協議により決定していた。
そのため、採用試験委員会において協議の結果、採用者、補欠者の当落ライン付近では総合判定により採用試験の得点順ではな
い採用者、補欠者の決定があった。
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○平成19年4月以降の採用試験における取扱い等の変更(平成 19 年 7 月採用の採用試験より)(募集期間 3 月 15 日~4 月 5 日、試験 5 月 6 日)
新
5月実施
(社会人)
旧
1.採用試験の取扱要領を作成して、市長権限の行使までをルール化 1.採用試験の取扱いに係る細かい取扱いは、試験委員会にお
し、明文化した。
ける協議で実施(明文化したものなし)。
(採用試験から職員採用に至るまでの取扱いについて、市長と試験
委員会での採用試験に係る考え方のずれから問題が発生したとの
認識から、試験の取扱いを明文化して全関係者がその内容を理解
して採用試験に臨むこととした。
)
市長は、試験実施に関しては試験委員会に委任しており、
具体的内容には関与なし。
市長権限である採用決定等の取り扱いに対しては口頭に
より了解を取っていた。
(合格・補欠の決定等)
2.試験委員に透明性等の確保の点から、市長の指示を受けて、学識 2.試験委員は内部の特別職及び部長級で構成
経験者の外部委員を2名選任した。
(試験委員会規程の改正)
(試験委員会規程)
第2条3項
第2条第3項
委員は、市長が教育長及び市の職員のうちから任命又は学識経験者の
委員は、市長が教育長及び市の職員のうちから任命する。
うちから選任する。
(副市長・教育長公募時と同じ)
3.市長がオブザーバーとして、面接に参加して、質問も行うことと 3.市長は試験に参加しない。
したが、採点は行わないこととした。
(市長はとりあえず遠慮した。)
(試験委員会規程の改正)
第3条
(試験委員会規程)
委員長は、市長がオブザーバーとして面接試験等への参加を 第3条
委員長は、必要があると認めたときは、学識経験者
認めることができる。また、必要があると認めたときは委員以外の学
又は関係部課の長の出席を求めて意見を聞くことができ
識経験者又は関係部課の長の出席を求めて意見を聞くことができる。
る。
(試験取扱い要領より)
(取扱い要領なし)
市長は、採用候補者名簿から合格者・補欠合格者を決定する際の参考
とするため、二次試験の論文を閲覧し、面接試験に立ち会うことができ
る。ただし、試験委員会の決定には関与しない。
2
新
旧
4.市長権限として、採用試験委員会が決定した成績順の候補者名簿 4.市長は試験委員会から提出のあった候補者名簿(合格、補
から、合格者、補欠者を決定することとした。
欠入り)をそのまま承認。
(試験取扱い要領より)
市長は、試験委員会より提出のあった採用候補者名簿の中から合格
者・補欠合格者を決定する。
(候補者名簿の中から必ずしも成績順ではない採用も可能とした。し
かし、この市長権限行使の時点は、市長失職中であり、職務代理者
であった副市長が、成績順に上位から合格者・補欠者を決定した。
)
5.試験内容及び配点等
5.試験内容及び配点等
・事前課題論文の提出を初めて実施
・論文試験、面接試験については、素点を平均して得点として
(市長就任時からその他の公募で実施してたことに習う)
いた。
・課題論文、論文試験、面接試験の採点は試験委員が実施することか
ら、偏差値方式を取ることとした。
・一次試験のみとしていた。
・作文試験という文言を止め、論文試験とした。
(配点基準)試験委員会で決定
・一次試験、二次試験の分割方式とした
教養試100点、専門試験100点、作文試験100点
(試験時取扱い要領より)
面接試験300点
(1次判定)課題論文(100 点満点)+経歴加算 10 点
作文及び面接試験については試験委員の採点点数をそのまま
(1次試験)教養試験 100 点、事務適性 100 点、論文試験 200 点。
(2次試験)面接試験 300 点(人物重視の観点から)
採点は、すべて偏差値方式採用
・応募者の秘密の遵守に配慮するため、面接時に受験者同士が出会わ
ないよう配慮。
・市長の指示により、望ましい人材像を募集要項に提示。
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使用。
新
旧
7月実施
1.市長の権限の行使
1. 市長権限の行使
(事務)
・市長が面接試験で、試験委員会と同じ持ち点で採点ができることと ・市長がオブザーバーとして、面接に参加して、質問も行う
した。
こととしたが、採点は行わないこととした。
・候補者名簿から市長が合格者・補欠者の決定をする際に成績順から ・採用試験委員会が決定した成績順の候補者名簿から、合格
とした。
者、補欠者を決定することとした。
(市長が面接の採点を実施することから、成績順の採用を行うことと
した。但し、採用者の数及び補欠を置くかどうかは市長の判断とし
た。
)
(試験取扱い要領より)
(5月試験取扱い要領より)
・市長は、試験委員とは別にオブザーバーとして、面接試験に参加す ・市長は、採用候補者名簿から合格者・補欠合格者を決定する
ることができ、採点もできるが、試験委員と同じ持ち点とする。
際の参考とするため、二次試験の論文を閲覧し、面接試験に
立ち会うことができる。ただし、試験委員会の決定には関与
しない。
・ 市長は、試験委員会より提出のあった採用候補者名簿の順に合格者と、 ・市長は、試験委員会より提出のあった採用候補者名簿の中か
ら合格者・補欠合格者を決定する。
必要に応じて補欠合格者を決定する。
2.試験について
2. 試験について
・市長の指示により論文試験の採点を民間試験機関に委託
・論文試験は、試験委員が採点。
(専門家による採点により、公平性をより担保するため、また、試 ・試験内容
験委員の負担の軽減にも配慮。
)
(1次判定)課題論文(100 点満点)+経歴加算 10 点
・試験内容 (1次試験)教養試験 100 点、専門試験 100 点、
(1次試験)教養試験 100 点、事務適性 100 点、論文試験 200 点。
(2次試験)論文試験 100 点、面接試験 300 点
採点は、すべて偏差値方式採用
(2次試験)面接試験 300 点(人物重視の観点から)
採点は、すべて偏差値方式採用
4
新
1月実施
旧
1.試験について
1.試験について
(事務、社会 ・事務及び社会人について、適性試験を実施し、面接試験の参考とし ・5月実施の社会人試験において、事務適性は実施したこと
人)
た。
があるが、数値化できるものであったため総得点に加算。
・試験内容
・試験内容
(1次試験)課題論文 100 点、教養試験 100 点、専門試験 100 点、 (1次試験)教養試験 100 点、専門試験 100 点、
適正試験(面接参考資料)
、論文試験 100 点、
社会人は、専門試験なし
(2次試験)面接試験 300 点
(2次試験)論文試験 100 点、面接試験 300 点
採点は、すべて偏差値方式採用
採点は、すべて偏差値方式採用
論文試験の採点について、試験専門機関に委託
論文試験の採点について、試験専門機関に委託
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