第2学年 外国語活動(英語)学習指導案 単元名 クリスマス

第2学年
外国語活動(英語)学習指導案
単元名 クリスマス
研究主題との関わり
1
校内研究テーマ
豊かな心を育む国際理解教育
~地域素材(人材)を生かした教育活動と外国語活動を通して~
2
研究仮説
(1)地域の素材・人材を活用することで、自国文化に興味関心を持たせ、理解させ尊重
させることで、外国の文化に目を向け異文化を理解し尊重するようになるであろう。
(2)各教科、領域、英語活動、国際交流において自分の考えや思いを伝える活動を工夫
した り楽 しま せるこ とに よって、 積極的にコ ミュニケー ションしよう とする態度 や
豊かな表現力を身につけることができるであろう。
(3 ) 英 語 活 動 や国 際 交 流 を 通 し て 国 や 言語 は 、 異 な っ て い て も同 じ 思 い や 願 いを 持 っ
てい る( 似た ような 文化 、遊びが ある)こと に気付き、 お互いに協力 する(地球 規
模で解決する問題に取り組む)ことの大切さを知るであろう。
3
研究テーマと本単元との関わり
研究仮説(1)との関わり
「クリスマス」は、外国から伝わった行事であるが、日本の文化であるかのように親
しまれている。また、児童が楽しみにしている行事である。そこで、クリスマスが外国
から伝わった行事であることを知らせ、みんなで楽しく過ごす日であることを気付かせ
る。これにより外国の文化に興味を持つことができるであろう。
また、ボランティア英語教師を地域からまねくことにより、身近に英語が話せる人が
いることを知り、地域に住む人に関心を持つことができるであろう。
研究仮説(2)との関わり
英語表現のやりとりを通して、友達とコミュニケーションを楽しみながら、仲良く活
動することができるであろう。また、
「 ○○ please.」
「Here you are.」
「Thank you.」
「You are
welcome.」 の 表 現 を 使 う 活 動 を 通 し て 、 助 け 合 っ た り お 互 い を 思 い や る 気 持 ち が 育 つ こ
とを期待したい。
研究仮説(3)との関わり
一時の学習で世界のクリスマスの写真を見せて、外国でのクリスマスの様子を知らせ
ることで外国と日本との違うところや似ているところに気付くことができるだろう。
外国語活動(英語)学習指導案
日
時:平成21年12月16日(水)
対
象:2年1組
指導者:玉城
男子8名
女子 10 名
桂子(HRT)
松瀬久美子(VET)
共同研究者:土屋勢子
當山絵里子
玉城直美
小林和歌子
照屋考代
1.
単元名
クリスマス
2.
単元のねらい
・ チャンツや歌、ゲームなどで英語に親しむ。
・ 英語で学習した表現を使って、コミュニケーションを楽しむ。
3.
単元設定の理由
(1) 教材観
ク リ スマ ス は子 供 たち にと って 楽しみ にし てい る行事 であ る。 クリ スマス は外 国
から伝わった文化であるが、日本の文化であったかのように親しまれている。また、
くり すま すは 「サン タさ んからプ レゼントを もらう日」 として児童は 楽しみにし て
いる 。そ こで 、クリ スマ スの歌や 関係する言 葉を活用す ることで興味 関心を高め 、
クリ スマ スが 楽しい 外国 の文化で あることを 伝える事が できると考え る。また、 体
験的 英語 活動 をする こと により、 コミュニケ ーションを 楽しむことが できると考 え
た。
(2) 児童観
本 学 級の 児 童は 明 るく 元気 な子 が多い 。外 国語 活動は 2週 間に 1回 で計画 され て
おり 、児 童は 歌を歌 った り、チャ ンツやゲー ムをしたり 楽しく取り組 んでいる。 実
態 で も 「 英 語 が 楽 し い 」「 英 語 を 勉 強 し た い 」 と い う 児 童 が 多 い 。 そ の 反 面 、 A L
Tがいっていることがよくわからないという児童も多い。
外 国 につ い ては 、 これ まで 国際 交流を した 国の 名前や 、A LT の出 身国な どを 知
って いる 程度 である 。外 国の名前 は知ってい ても、その 国がどのよう な国なのか 知
っ て い る こ と は 少 な い 。 ま た 、 ク リ ス マ ス に つ い て は 、「 サ ン タ さ ん か ら プ レ ゼ ン
トを もら う日 」と9 割の 児童が答 えている。 このことか らも外国のク リスマスに つ
いて児童の知らないことが多いことがわかる。
(3) 指導観
本単元では、クリスマスに関する単語や「○○ please.」
「Here you are.」
「thank you.」
「you are welcome.」の言語材料を用いる。
第1時では、クリスマスに関連する単語を学習する。「 what is this?」「It's a ○○.」
の表現を使って、チャンツやゲームをすることで、楽しく学習を進める。また、外
国のクリスマスについても知らせていきたいと考える。
第2時では「○○ please.」「Here you are.」「thank you.」「you are welcome.」の表現
を使い、自分がほしいシールを相手からもらい、自分のクリスマスツリーを完成さ
せていく。その活動を通して、友達と仲良く、親しみを持ちながら関わることの楽
しさを気付かせたい。
また、地域の学習支援ボランティア(VET)と一緒に学習を進めることで、地
域にいる人に興味関心を持ち、感謝の心を持たせたい。
4
英語活動と他教科・領域との関連を図った全体構想
(国語)
○みんなの前で話そう
「教えてあげる、たからもの」
○じゅんじょよくせつめいし
よう
「おもちゃまつりへようこそ」
○いろいろなあそびについて
話し合おう
「せかいのかくれんぼ」
(英語)
あいさつをしよう
家族
数字
いろいろな野菜
みんなで遊ぼう
お菓子やさんを開こう
いろいろな動物
(生活)
○もっとまちをしりたいね
・自分たちの生活の場である地域の
公共施設を訪ねたり、調べたりする
ことを通して、それを支えている人
がいることに気づく。
○いっしょがいいね
・家族生活を支えている家族のこと
や自分でできるようになったことを
について考える。
クリスマス
(全2時間)
(音楽)
○いろ いろ なくに のうたで
あそびましょう
ロンドン橋・子犬のビンゴ
おちゃからかほい
ハッピーフェイスゲームを
しよう
校内たんけんをしよう
教室に何がある?
(道徳)
町の よさ (郷 土愛)
楽しい家庭(家族愛)
(図画工作)
クリスマスリースを
作ろう
5.単元計画「クリスマス」(全2時間)
時
1
学習活動
言語材料・英語表現
○クリスマスに関する単語を学習する。
Christmas tree,
○ゲームを楽しむ。
snowman,present,candy cane
・キーワードゲーム
bell,SantaClaus,stocking
・ビンゴゲーム
star,sleigh,reindeer
○他の国のクリスマスの様子を写真等から知る。
図画
○クリスマスリースを作ろう。
工作
・身の回りにあるものを使って、クリスマス
リースを作成する。
2
○ ク リ ス マ ス ツ リ ー 作 り を 楽 し み な が ら 、 コ ミ Christmas tree
(本時) ュニケーションを図る。
snowman,present,candy cane
bell,SantaClaus,stocking
star, sleigh,reindeer
6
本時の展開
(1)本時のねらい
○クリスマスツリー作りを通して、英語のやりとりを楽しむことができる
(2)主な英語表現と言語材料
主な表現活動
言語材料
○○ please
Christmas tree (クリスマスツリー) , snowman (雪だるま) ,
Here you are.
present (プレゼント) , candy cane (キャンディーケイン) ,
Thank you.
bell (ベル) , Santa Claus (サンタクロース) ,
You are welcome.
stocking (靴下) , star (星) , sleigh (そり) ,
reindeer (トナカイ)
(3)準備
クリスマス絵カード,クリスマスツリーの台紙,クリスマスの絵シール、
ふり返りシート、シール台(机)、CD、
デモンストレーション用のクリスマスツリーとオーナメント
(4) 本時の展開
授業の流れ
Greeting
Student'sActivities
HRT
VET
Remarks
学習内容と活動
学級担任
ボランティア英語教師
備考
1,あいさつ
(あいさつ) 日直の児童がリードし 天気 、曜 日、月 日を
てあいさつをする。
たずねる。
Let’s do the
Warm-up
2,歌を歌う
greeting chant.
greeting chant を CD
Stand up pleas.
リードする
児童と一緒に歌う。 児童と一緒に歌う CD
Let's sing
“We wish you a
merry Christmas”
Yes let's.
♪ We wish you a merry Christmas を歌う
歌い終わってから
Sit down please.
Review
3,前時のふり返りを 児童と一緒に発音す チ ャ ンツ にあ わせ CD
する
る。
て リ ード し、 表現
の練習をする。
Let’s review.
T:What’s this?
S:It’s a candy cane.
T: What’s this?
S:It’s a snowman.
Main
4, HRTと 英語指導 デモンストレーショ デ モ ンス トレ ーシ
Activities
員の デモンス トレーシ ンをして、めあてを ョ ン をH RT と一
ョン を見て、 今日のめ 導く。
緒にする。
あてを推測する。
デモンストレーション
V:Hi keiko sensei.
T:Hi kumiko sensei.
V:Candy cane please
T:Here you are..
T:thank you.
V:You are welcome.
めあて
クリスマスツリーをかざろう!
6, 表現を使 いやすい
チ ャ ンツ にあ わせ
よう にチャン ツで練習
てリードする。
する。
児童と一緒に発音す
全体→グループ
る
7, クリスマ スツリー
作りの説明を聞く。
ク リ スマ スツ リー
クリ スマ スツリ ー作 作 り の 説 明 を す
りの説明をする。
る。
【クリスマスツリー作り】
①ツリーの台紙をもったグループと
シールを持つグループに分かれる。
②ツリーの台紙をもったグループは、
自分がほしいシールをもっているこ
のところに行きあいさつをする。
③「○○ please.」で自分のほしいシ
ールを言う。
④ シ ー ル を も っ て い る 子 は 「 Here
you are.」といシールを渡す。
⑤シールをもらったら「Thank you」
と言う。
⑥シールをもっている子は「You are
Welcome.」と言い、あいさつをして
別れる。
⑦できあがった作品を黒板にはり、
役割を交代してツリー作りをする。
8, クリスマ スツリー
作りをする。
・簡単な
Let's start.
英語表現
を使って
自分のほ
しいもの
を相手に
ゲームの状況を見て
伝えよう
ミドルコメントを入
としてい
れる。
るか。
〔コミュニ
ゲーム終了後
This game is
への関心意
finished.
欲態度〕
Go back to your
(話す聞く
places.
他者理解)
Consolidatio 9, 今日の活 動をまと 今日 の表 現を確 認す
n
める。
ケーション
る。
(まとめ)
Candy cane please
Here you are..
thank you.
You are welcome.
児 童 のそ ばで 、発
音の練習をする
うまくできたら
10, ふり 返 り カ ー ドを 今日 の活 動を振 り返 Good job !
振り返り
書き発表する。
カード
Let's me try.
りカードに記入さ
せ、発表させる。
How was the class?
児童 2, 3人に 感想
を発表してもらう。
児童の感想の発表後HRT
と英語指導員も今日の活動
で良かったところをほめる。
11、 クリ ス マ ス の 歌を
歌う。
終 わ り の あ 12, おわ り の あ い さつ
いさつ
を日直がリードする。
CD
♪ Frosty the snowman を歌う
That’s all for
today.
Today's leader come
日直:Ok every one.
Please stand up
on the front.
Prease stand up.
straight.
Let’s finish our
English class.
全員:Thank you.
See you .
Good bye.
See you next time
6.評価
コ ミ ュ ニ ケ ー シ ョ ン へ の 関 簡単な英語の表現を使って、自分のほしいクリスマスのシ
心 ・ 意 欲 ・ 態 度 ( 聞 く 、 話 ールを相手に伝えることができたか。
す、他者理解)
外 国 の こ と ば や 文 化 へ の 興 クリスマスツリー作りを楽しんでやることができたか。
味・関心