芝蘭会報 No.188号

② 退任あいさつ
芝蘭会評議員会・理事会
③ 退任あいさつ
④ 校友会・KMS F
- UNDだより
静岡 滋賀 愛媛
⑤ 支部だより
成達助教(循環器内科)、
荒川芳輝助教(脳神経外
科 )、 杉 田 尚 子 特 定 病 院
助 教( 精 神 科 神 経 科 )、
近藤誉之准教授(地域ネ
ットワーク医療部)によ
るパネルディスカッショ
ンが行われ、盛況のうち
回 京大病院iPS細胞・再生医学研究会
情報交換、
活発に
第
日( 木 ) に、 京 大 病 院
一般・学術・特別の3講演
1月
です。
年
月に発足したもの
医薬
マーケティング部)よ
歯科口腔外科)より
有意義なものとなりました。
る活発な情報交換が行われ、大変
のあいさつの後、参加者間におけ
長( 京 都 大 学 i P S 細 胞 研 究 所 )
た情報交換会では、山中 伸弥 所
また、研究会終了後に開催され
に聞き入っていました。
特別講演が行われ、参加者は熱心
疾患の病態解明・創薬」について
り「iPS細胞を活用した難治性
(京都大学iPS細胞研究所)よ
引き続き、戸口田 淳也 副所長
い て、 学 術 講 演 が 行 わ れ ま し た。
科疾患の分子生物学的解析」につ
「再生創薬を目指した歯科口腔外
附属病院
高橋 克 准教授(京都大学医学部
と そ の 臨 床 へ の 応 用 」 に つ い て、
いた心筋細胞の新しい細胞選別法
開拓部門)より「合成RNAを用
iPS細胞研究所 未来生命科学
いて、吉田 善紀 講師(京都大学
ーキンソン病治療に向けて」につ
所)より「iPS細胞を用いたパ
所 長( 京 都 大 学 i P S 細 胞 研 究
行 わ れ ま し た。 ま た、 髙 橋 淳 副
測定の意義」について一般講演が
り「高血圧診療における家庭血圧
営業本部
男 氏( 第 一 三 共 株 式 会 社
の 開 会 あ い さ つ の 後、 小 美 濃 邦
研究会では、稲垣 暢也 病院長
医療関係者等が参加しました。
は、学内外から150名を超える
第
回目となる今回の研究会で
して平成
療の発展に貢献することを目的と
向上並びに成果の普及を図り、医
細胞などを用いた再生医学研究の
iPS細胞、ES細胞及び体性幹
同研究会は、京大病院における
蘭会館に於いて開催しました。
iPS細胞・再生医学研究会を芝
28
⑥ 人事異動・会員訃報
年度京大病院臨床懇話会」が芝蘭会館で開催され、学内外から106名の参加がありま
地域医療との連携推進
年2月7日、「平成
また、引き続き開催さ
に終了しました。
れた懇親会において、京
大病院診療科長と出席い
ただいた医療機関の先生
方との活発な意見交換が
行われ、大変有意義なも
のとなりました。
外科医院 中安 顕院長の
なお、本会幹事の中安
尚子特定病院助教(精神
載 内 容 は、「 新 任 教 授 挨
当 日 は、 稲 垣 暢 也 病
についてそれぞれ講演が
発案により、今年度から、
妹 尾 浩 教 授( 消 化 器 内
あ り、 続 い て、「 京 大 病
拶 」 及 び「 講 演 」、 掲 載
科神経科)から「地域と
科 長 )、 福 島 光 夫 特 定 教
) は、 京 都 大
入 れ シ ス テ ム に つ い て 」 先( URL
( URL:http://
OCW
院の地域連携における受
学
院長及び芝蘭会理事の
授(先制医療・生活習慣
をテーマに、松田秀一教
先生方の講演を動画撮影
病 研 究 セ ン タ ー)、 か ら
授(副病院長/整形外科
つながる精神科医療:救
それぞれあいさつ・講演
)
ocw.kyoto-u.ac.jp/ja
です。
西医院 西 祥太郎院長の
が あ り、 続 い て、 宮 本
長)の座長のもと、齋藤
あいさつのあと、新任の
享教授(副病院長/脳神
経外科長)から「新南病
11
平成
した。同懇話会は、地域医療との連携を推進するため、地域で活躍されている医師等の先生と京大病院診療科長等との
平成27年度京大病院臨床懇話会を開催
21
容
内
上にて公開す
急医療から回復期まで」、 し、 Web
ることとなりました。掲
今年度から
動画で公開
意見交換及び京大病院からの情報提供の場として開催しているものであり、今回で 回目となります。
あいさつを行う稲垣京都大学病院長
勝磨 (教室会員
棟について」と題して京
三重大学名誉教授
中野
大病院報告がありまし
そ の 後、「 未 来 を 拓 く
た。
」を全
Part2
体テーマに、日本バプテ
京大病院
スト病院 尼川龍一病院
長の座長のもと、齋藤成
達助教(循環器内科)か
ら「ハイブリッド手術室
における循環器領域の
春の叙勲
13
京都大学医学部同窓会
集 学 的 治 療 」、 荒 川 芳 輝
13
所
行
発
助 教( 脳 神 経 外 科 ) か
解剖Ⅰ)
拓男 (昭 26 年薬学科卒)
27
な
主
平成28 年度の受章者
京大病院 iPS 細胞・再生医学研究会の
開会あいさつを行う稲垣病院長
一般社団法人 芝蘭会
19
ら「 新 規 導 入 し た 術 中
岡山大学名誉教授
奥田
特別講演を行う
京都大学iPS細胞研究所 戸口田副所長
研究会終了後の情報交換会であいさつを行う
京都大学iPS細胞研究所 山中所長
188
・移動型 CT
を
3T-MRI
用 い た 外 科 治 療 」、 杉 田
瑞宝中綬章
28
出席者代表あいさつを行う西芝蘭会理事
﹁未来拓く﹂テーマに講演
2016 ( 平成 28 ) 年 6 月 1 日
報
会
蘭
芝
188 号
)
1
(
退任あいさつ
動体追尾照射を世界で初
力しました。産官学連携
メディシン融合教育ユニ
材育成を目的としたナノ
した。医工学に関する人
プロジェクトを担当しま
で,京都大学の医工連携
れらの活動を進める中
科を中心としたバイオ領
iPS研究所と医学研究
ていますが、その多くが
1、2 位 を 争 う 収 入 を 得
活動において全国大学で
業です。京都大学は産連
献と増収を両立できる事
院と並んで大学が社会貢
般の事情から本部の理
なかで四苦八苦しながら
ットはその一つです。ユ
域です。京都大学の産連
受けする事になりまし
現在に及んでいます。4
めて実現しました。がん
の こ と に 尽 力 し ま し た。 の仕組みが大学病院で始
ニット長として、主に工
めて実現できました。こ ( 以 下 産 連 ) 活 動 は、 病
う定員削減により、大学
月からは本部業務のかた
センターはその後も発展
事・副学長を拝命せざる
と部局の自立運営圧力が
わら、教授会のご厚意に
まず、病院の基盤部門と
し、京大病院のがん診療、 学研究科の学部生・院生
を得ず、大学改革の嵐の
強まる厳しい状況でした
で特命教授と
MIC
して少しやり残したガン
しての放射線部の強化で
活動を先導してきた医学
た。折しも大学への運営
(現在もそうですが)。こ
より
す。富樫かおり教授との
に医学と工学の学際領域
費交付金削減とそれに伴
れに対応するため組織的
研究を小さなチームで続
の 講 義・ 実 習 を 実 施 し、 領域産連組織が産連本部
がん治療などに力を注ぐ
な産学連携の推進を図り
けさせていただいており
教育、研究に貢献してい
基礎医学講堂再建に感激
が医学研究科で研究する
ましたが、当時の成宮教
るのは皆さまご存じの通
真寛
道が開かれました。これ
授の強力な支援を得て現
二人三脚により、老朽化
最 も う れ し かった 事の
平岡
んだあげく京都へ帰る決
を契機に医学研究科に医
の極致にあった機器の更
日本赤十字社
和歌山医療センター
断をしたのが昨日のよう
科学専攻が設置され、現
ます。
長博
に思い出されます。最初
在 の メ デ ィ カ ル・ イ ノ
湊
の5年は、本格的な免疫
名近い修
名近い博士課程の
4月からは、日本赤十
ベ ー シ ョ ン・ セ ン タ ー
在では毎年
字社和歌山医療センター
士、
学の教育と研究ができる
りです。
ことは、本ユニットの中
に赴任しています。京都
1
かった免疫学の基幹講座
免疫学講義の原型を作る
を立ち上げ、現在の
ことができました。
年間は放
とより密に連携して、海
新と医療スタッフの充実
核部隊として活躍してく
大学で培った高度医療を
年間という長きにわ
外の大学に引けを取らな
を図り、各診療科のニー
名
年には、医学部
彼らの医学に対する関心
一 つは、 芝 蘭 会の皆 様の
れた特任講師・助教
平成
をもって何とか無事にそ
ました。4半世紀にわた
る在任中は芝蘭会の皆様
の高さに京都大学おける
大 きなご支 援で基 礎 医 学
タートした医療機器開発
第 2 は が ん 診 療 で す。 す。温熱治療機器からス
が、京大教授3名をはじ
地域に少しでも還元でき
医療
申し上げる次第です。
のご支援ご指導をお願い
学的エビデンスに基づく標
して大学が創出した知的
準 的 医 療の確 立、診 療ガ
財産の社会への還元に尽
日本専門医機構の仕事
2011年には、リアル
に私自身も関わっていま
イドラインの普 及 が 最 優
タイムモニタリング化の
すが、個人的には、私た
関係する診療科が連携し
ちがこれまで発展させて
て診療を行う集学的治療
れ ば と 希 望 し て い ま す。
第3は、医療機器の開
ま し た。 お か げ さ ま で、 大学院生が多様な学部か ( MIC
)の設立に漕ぎ着
ら医学研究科に進学して けました。これにより何
ですが、この
め、大きく発展している
当時の国立大学では珍し
して京都大学大学院医学
日本人の半数が罹患し国
射線治療機器に注力しま
ことです。
い産連活動の拠点となる
記 念 講 堂( 旧 解 剖 講 堂 )
研 究 科 を 退 任 し ま し た。
民病とも言えるがん克服
した。一時期消滅してい
ことを祈念しています。
の修 復 再 建ができ たこと
学生時代を含めると
に向けて、準備委員会を
た国産機の商品化に成
に暖かいご支援とご協力
医工連携のポテンシャル
とか医学部教員の実質的
年、教授在職期間だけで
立ち上げ、京大病院がん
をいただきましたこと
を実感しました。嬉しい
定削は避けることができ
も 拘わらず、3カ月 余 り
です。 突 然の呼びかけに
も
センターの設立にこぎ着
京都大学医学研究科、芝
を、まずは感謝申し上げ
発とそこから派生した医
います。
ています。これに連動し
の間に必 要 資 金 をご寄 附
たって京都大学には大変
蘭会の皆様方の引き続き
工連携、産学連携活動で
つの教授会を掛け持ちす
て、附属病院では探索臨
いた だ け たことは 望 外の
お世話になりました。こ
最後の5年間は京都大
教授在職中には、三つ
過酷な医学研究科長と
皆様に感謝いたします。
長い間、本当に有り難
うございました。
ズに応えられる放射線部
るのは大変でしたが、医
床センターの臨床研究総
喜びでした。 この記 念 す
功 し、 国 内 外 の
平成
ました。
年から諸
に進化したと思います。
学と生命科学の両研究科
合センターへの拡大改組
べき 瀟 洒 な 講 堂は、さら
けました。外来に臓器が
日をもちま
の多くの大学院生が教室
を行い、臨床治験中核セ
ん 別 の ユ ニ ッ ト を 作 り、 機 関 に 設 置 さ れ ま し た。 学産官学連携副本部長と
本年3月
に集まり、思う存分研究
ンターとしての体制の整
の間、多くの方々にいた
これは基礎医学研究を志
年に亘って二
から中西重忠教授ととも
活動に従事しそれなりの
だきましたご厚情に深く
教室を作ることに専念し
メディカルイノベーション
センター特命教授
平成4年に医学研究科
に大学院生命科学研究科
に何 十 年 もこのキャンパス
の任を終えることができ
教授に着任後、本年3月
の 創 設 に 参 加 し ま し た。 成果をあげることができ
で機 能 し 続 けることでし
す医学部学生の減少に備
学研究科専任に戻るや否
年にようやく医
ます。
や、 翌 年 か ら 医 学 部 長・ のぎ、ようやく研究生活
年に本学医学部
え、非医系学生を医学研
もなく、平成
教室はベルツ賞をはじ
臨床研修システム深化を
め数々の受賞歴と多くの
や っ て き た と 感 じ ま す。 てはまらない場合があり、
ら れ る こ と と 存 じ ま す。 真骨頂を発揮する時代が
その準備を鋭意進めてお
役職上、国内外の研修病
あります。従って、呼吸
研究・教育はめざましい
今後、基本領域の専門研
院 を 見 て 参 り ま し た が、 かして臨 機 応 変に個 別 的
器内科として優れた臨
先でした。 しかし、 私た
ち は ”何か違 う?“ と感
じていたことも事実です。
きた「京都大学病院と有
数の関係病院との連携に
発展をとげ、世界のトッ
修については、中心とな
私たちは質・量ともに世
の時代を迎えて、いよい
郁生
プクラスまで到達できま
る基幹施設とこれに協力
界一の教育パワーをもっ
よその個別化の科学的根
小西
した。ご指導や共同研究
する複数の連携施設が病
ており、このアドバンテ
拠が示されつつありま
婦人科学産科学教授
をいただきました皆さま
院群を形成して研修プロ
ージを生かしてさらなる
す。 ゲ ノ ム 医 学 を 推 進
論文業績を持ち、高い国
と素晴らしい環境を与え
グラムを立ち上げ、専攻
高みに進まねばなりませ
際的評価を得るようにな
の医療を展開し、京大病
ていただいた医学研究科
医は自ら希望するプログ
ん。芝蘭会には後輩の教
2017年から新たな専
的に大 き く 向 上 すること
会 うことが保 証され、質
%の患 者さん
院の発展にも寄与してき
に心から感謝申し上げま
ラムを選ぶこととなりま
床・研究をするには、す
に 基 づく 標 準 治
ただ、当初の現状を鑑
たと思います。臨床的に
す。今後も婦人科学産科
した。今後、一つだけの
た ば た し て い る う ち に、
が期待できると思います。
んか!
を目指そうではありませ
おります。
のご活躍を祈念いたして
皆様のますます
ぎりです。どうぞよろし
年 間
が 叫 ばれ 医 療 疫
さ て、 こ の
くお願いいたします。
今、包括的ゲノム解析
対応を行っていました。
私たちは豊富な経験を生
に適 切ですが、それが当
~
みた時に、焦らないでじ
も研究面においても、そ
学教室は一致団結して進
べての領域をカバーでき
療は
私が教授に着任した当
っくりと着実に人材を育
の総合力は国内屈指であ
こんにちは!産婦人科
んでまいりますので、ご
し、ゲノムエビデンスに
よる専門研修プログラ
初は、2008年に胸部
成し、階段を上って行こ
るという評価を得ていま
の小西です。私こと、こ
基づく最高の個別化医療
あっという間に8年6カ
門医研修制度が開始され
ム」が、いよいよ、その
疾患研究所が改組された
うと決意しました。教室
す。
の度、3月末で医学研究
育に情熱を燃やす先生方
り ま し た。 臨 床 的 に も、
私は1977年に京都
影響が残っていて、多く
運営にあたり、私は、す
このような発展を遂げ
が非常に多く頼もしいか
患者さんと同じ目線を持
大学医学部を卒業しまし
の教室員が大学を去って
べての事業に関して「独
ることができましたの
病 院 で 研 修 することはな
るような体制を構築する
た。1986年に赴任先
いました。着任当初の教
自性・独創性」、すなわち、
くなるわけであ り、専 攻
必要があるという思いで
の兵庫県立塚口病院か
室は教官に医員・大学院
本庶佑先生が常々仰っ
支援をよろしくお願い申
理晃
ら、当時の京大胸部疾患
人程度
し上げます。
こそで、皆さまのご厚情
ち な が ら、 高 い レ ベ ル
研究所のスタッフとして
生を合わせても
科婦人科学産科学教授を
に深く感謝申し上げまし
す。
戻ってきてからちょうど
でした。ただ、私は呼吸
退任いたします。毎日ば
年が経ちました。そし
て、2001年に呼吸器
て お ら れ る「 only one
」 も、京大医学部の全面的
の精神で臨みました。研 なバックアップがあれば
究に関しては、医学部の
ることとなり、皆さまも
さて、ご存じのように、 医には多 くの指 導 医と出
内科教室の在り方に関し
三嶋
16
て、強い思いがありまし
大阪府済生会
野江病院院長
15
年経ちました。人生の
様々な教室と共同研究を
こ の 間、 教 室 の 診 療・
た。呼吸器内科には、様々
年 を 経 て、 させていただきます。
し、さらにその半分を教
それから
た三嶋理晃です。まずは、 約半分を京都大学で過ご
永い間お世話になりまし
が大変強いという特徴が
月が過ぎました。
授として過ごしたことに
て、退任のごあいさつと
なります。
15
させていただきました。
10
80
昭和
究にリクルートすること
お礼申し上げます。
を 意 図 し た も の で す が、 研究科長に選出され、固
ょう。 改めて、 芝 蘭 会の
を卒業、米国留学後関東
しての4年間を何とかし
に職を得ましたが、突然
日をもちま
に戻れるとほっとする間
これにより多学部の学生
辞するもかなわずお引き
の呼び出しで約1年間悩
月
35
10
「オンリーワン」の精神で
本年
31
備も整いました。
15
21
21
B
内科教授を拝命してから
E
B
70 M
26
23
11
な subspecialty
の領域
があり、しかも相互関係
研究科を退職いたしまし
して京都大学大学院医学
31
たことを、心より感謝申
20
30
15
3
し上げます。
E
B
M
50
30
)
2
(
2016 ( 平成 28 ) 年 6 月 1 日
報
会
蘭
芝
188 号
日をもちま
吉村
長久
とですが、京都大学では
ことは、大変に嬉しいこ
領域の進歩を肌で感じる
このように専門とする
ともに、京都大学にその
ジング機器開発を行うと
ェクトは、新しいイメー
研究」です。CKプロジ
による眼難治疾患の開発
された「新規神経保護剤
単に学問の進歩を感じる
教育・研究の拠点を形成
年間という
長い期間に亘って、工学
ョンです。
することが大きなミッシ
年間の在職
だけではなく、その進歩
す。実際、
を自ら作ることができま
経験しました。
感覚運動系外科学講座
眼科学教授
京大ならではの経験
月
研 究 科、 情 報 学 研 究 科、
薬 学 研 究 科 の 先 生 方 と、
困難に立ち向かえる力強
た。しかし、何とかその
を伴うことを実感しまし
こ と が で き ま し た。 改
える幸せな時間を過ごす
に恵まれ知的興奮を味わ
野病院は、芝蘭会と深い
むことになりました。北
て、新しい仕事に取り組
立案の為に人間健康科学
化を見据えた組織改革の
り、そのような医療の変
が事務局を務めた文科省
制、国循の病院、更に私
現 在、 診 療・ 研 究 の 体
年 で あ っ た の で、 私 は
尿病内科は部長不在7
新学術領域「食欲と脂肪
系、医学研究科、附属病
蘭会の多くの先生方に親
院、社会健康医学など芝
身 に 相 談 に 乗 っ て 頂 き、 蓄積」の代表の寒川賢治
つながりをもつ病院で
先生方のますますのご指
研究所長率いる研究所と
す。今後とも、芝蘭会の
導、ご鞭撻を賜りますよ
有機的な連携を再構築し
めてお礼を申し上 げ ま
4月からは、公益財団
平成
す。
法人田附興風会医学研究
の連携を強化した「ビッ
いサポーターが現れるの
年間に
うお願い申し上げます。
ています。ホームページ
の 科 学 」「 臨 床 研 究 を 含 (
東海道本線岸辺駅近傍へ
)のよう
go.jp/special/
に国循は、吹田市のJR
http://www.ncvc.
療 科 学 」「 こ こ ろ の 健 康 「 新 し い 国 循 に つ い て 」
グ デ ー タ 科 学 」「 緩 和 医
年末に附属病院と
所北野病院院長代行とし
も京大の有り難いところ
このように、
です。
わたって、優秀な教室員
生活習慣病の発症重症化予防
院」などを含めた構想を
の移動により、脳・心血
めた高度専門職の大学
立案しました。この段階
管疾患の予防と治療に挑
学系副専攻長として、医
移転で循環器疾患予防・ 点、京都大学をはじめと
国循から、平成
公則
で、芝蘭会の先輩の橋本
学研究科、医学部附属病
細田
信夫理事長が率いられる
む世界的な健康・医療拠
事長)の国循理事長就任
する大学や企業との共同
国立循環器病研究センター
生活習慣病部門長
動脈硬化・糖尿病内科部長
年度の
に伴い、2月から動脈硬
研究のオープンイノベー
経験することができまし
大きなプロジェクトも
規薬剤の医師主導治験が
で、京大オリジナルの新
研究から始まったもの
生命科学研究科との共同
硬化・糖尿病内科部長と (がん専門看護師)、天谷
の生活習慣病部門
成
年1月1日より国立
院ホスピス主任看護課長
病 研 究 セ ン タ ー( 国 循 ) 村恵子淀川キリスト教病
研究開発法人国立循環器
真奈美国立看護大学校に
ア看護のパイオニアの田
属病院看護部長、緩和ケ
科 学 技 術 な ど を 受 け て、 した。
ダイナミックに進歩する
の社会の変化と、急速で
社会を含めたグローバル
取り組みました。高齢化
て執行部の先生方と共に
間健康科学系専攻長とし
方にお願いさせて頂きま
る人間健康科学系の先生
長と執行部をはじめとす
科出身の足立壯一現専攻
き、組織改革を京大小児
薦を頂き、異動させて頂
国 循 に お い て、 御 指 導、
申し上げると共に、今後、
の御指導、御厚情に感謝
学系在職時における数々
学研究科及び人間健康科
芝蘭会の皆様には、医
平成
導入と大きな発展、そし
た。一つは、「京都大学・
もうすぐスタートしま
教授として就任頂き、平
医療は急速に変化してお
こ と 等 の 説 明 が 行 わ れ、 告事項が3件あり、1件
さを9ポイントにする
国 循 の 動 脈 硬 化・ 糖
各診療科との連携を図
告 が あ り、 了 承 さ れ た。
て、山田事務局長より報
目 は、「 京 都 大 学 生 涯 メ
議案の審議終了後、報
お願い申し上げます。
団法人芝蘭会役員及び評
審議の結果、教室会員の
ることにより情報の正
芝蘭会事務局
一般社団法人 芝蘭会
本年
して、眼科学教授を退職 中にいくつかの課題につ
す る こ と と な り ま し た。 いて、教室から重要な情
報を発信して、学問の進
在職中は、公私に亘り格
治療・研究拠点として生
またキヤノンの研究者と
まれ変わるので、私の本
協働して大きなプロジェ
院と人間健康科学系の連
歩に貢献することが出来
携を推進しました。平成
ました。取り分け、眼底
化・糖尿病内科、高血圧・
別のご厚情を賜り、厚く
は国循の生活習慣病部門
腎臓科、予防健診部から
御礼申し上げます。
長として、日本における
ションセンターの設立に
循環器疾患の主に長期的
よる医療クラスターの形
責務があるのでかなり考
来の専門の生活習慣病部
学大学院医学研究科内分
で世界トップレベルの研
え、相談させて頂きまし
な予防の点から、責務を
門の動脈硬化・糖尿病内
クトに携わることが出来
泌代謝内科学講師から人
究、研究者養成」を目指
果たしていく所存です。
年度からの文科省国立
ました。このCKプロジ
間健康科学系専攻教授に
たが、最終的に医学研究
大学改革により、京都大
イメージングを用いた網
医学研究科人間健康科
した組織改革を行う事に
科長と附属病院長のご推
成る生活習慣病部門の部
膜硝子体疾患の病態解
もって予算措置は終了し
明、加齢黄斑変性の研究、 ェクトは、平成
学系専攻長(医学研究科
年度から人
門長を併任しています。
年の年月
年の卒業で
ましたが、教育・研究の
着任し、自身が属する臨
なり、平成
て黄斑疾患診療の進歩と
キヤノン協働研究プロ
して着任し、生活習慣病
私は昭和
すので、ほぼ
緑内障の病態研究は、い
拠点はこれからも京都大
床看護学講座に任和子附
科 へ の 異 動 の 話 を 頂 き、 成を目指しています。私
を眼科医として過ごして
ずれも眼底を徹底的に観
副研究科長・附属病院長
専攻長として組織改革の
きたことになります。こ
察するという京大眼科の
流 動 プ ロ ジ ェ ク ト は、 補佐併任)を退任し、平
学に存続します。
学人間健康科学系は「先
の間にいくつかの大きな
良き伝統に立脚した仕事
端医療の開発と臨床実践
診療・研究のエポックを
になりました。
年7月に京都大
経験しました。白内障手
いった眼科特有の進歩も
ジェクト(CKプロジェ
部門長併任の小川久雄副
成
年度を
術の進歩、硝子体手術の
ありました。分子生物学
通して、新しい医療を生
クト)」で、もう一つは、 す。このプロジェクトを
院長(日本循環器学会理
動脈
の眼科診療への導入、イ
臨床研究総合センターの
み出すことが大変な困難
議員選任規定」 第7条に
卒 業 年 を 掲 載 す る こ と、 ー ル サ ー ビ ス 」 に つ い
御助言、御支援を心から
メージング技術の応用な
流動プロジェクトに採択
年度から人間健康科
ど、他診療科・他領域か
を 行 うための選 挙日程 及
より、 後 任の理 事の選 任
正 案 について、 説 明 が あ
びそれに伴う規定の一部改
2件目は、京大病院小児
入院患者家族の芝蘭会館
確さを確保することを
議 案(3)に つ い て は、 条件に承認された。
り、承認された。
いて、山田事務局長より
年
議 案(5)に つ い て は、 別館の客室利用状況につ
上本会長より平成
報告があり、了承された。
第4回芝蘭会代議員選
挙の実施についての説
3件目は、上本会長から
(TEL 075-751-2713)
までお問い合わせください。
計 561 人(法人を含む)
62,257,000 円
会 長 上本 伸二
手続き等については、
うち、50 万円以上のご寄付は 2 人
3
ら始まった大きな変革も
日(土) (理事)の 選 任 に つ い て、 事 業 計 画(案)及 び 収 支
業報告を審議するため
明 が 行 わ れ、 審 議 の 後、 度 の 決 算 書 類 並 び に 事
異議なく承認された。
京都大学医学部教育研究
支援基金の募金状況につ
年6月
日(土)に 開 催 す る こ
議 案(4)に つ い て は、 の 総 会 を 平 成
いての報告があり、了承
芝蘭会会員名簿の作成
とが諮られ、異議なく承
された。
認された。
251 人
5,967,000 円
事業計画など5議案承認
年3月
芝蘭会評議員会・理事会
平成
予 算(案)に つ い て 説 明
員 選 挙 の 実 施 に つ い て 、 があり、原案どおり承認
芝蘭会館別館に於いて芝 (3)第 4 回 芝 蘭 会 代 議
された。
蘭会評議員会および理事
年
(4)芝 蘭 会 会 員 名 簿 の
議案は、(1)平成
27
について、名簿の軽量化
・「ゆうちょ銀行」利用のご寄付
27
を図るため、活字の大き
56,290,000 円
25
平成 17 年度より芝蘭会費の納入方法と
して、「銀行口座等からの自動引き落とし」
を採用させていただいております。 会費納
入のお手間が大幅に省かれ、また、 会費の
二重払いの防止にもつながります。
ぜひ、ご利用いただきたくお願い申しあ
げます。
うち、50 万円以上のご寄付は 56 人(法人を含む)
27
20
作成について、
(5)その
議案(2)
については、理
他についてで、議案(1) 事の西 祥太郎氏から辞任
年度 の申し出があ り、「一般 社
については、平成
28
会員登録の確認調査(7月送付予定)にご協力ください
12
会が開催された。
28
度事業計画及び収支予
28
24
28
27
26
会員の皆さまには益々ご清栄のこととお慶び申し上げます。
さて、本年は芝蘭会会員名簿の刊行の年にあたり、平成28 年11 月末の刊行に
向けて編集作業を進めております。つきましては、
今回、
会員の皆さまのところへ「会
員名簿調査確認書」(郵便はがき)及び、会員名簿購入申込用紙等をお送りさせ
ていただきます。
(7月送付予定)
会員名簿は、芝蘭会活動を活発化し、また、会員相互の親睦と交流を深めるた
めには、
必要不可欠のものであり、
名簿掲載内容の充実が求められます。それには、
会員の皆さまのご支援、ご協力がぜひとも必要であります。
また、芝蘭会会員名簿の販売は芝蘭会員、賛助会員及び広告掲載企業に限らせ
ていただいております。会員間の交流を図るためにも余程のご事情がない限り名簿
掲載にご協力いただき、前記「会員名簿調査確認書」を、必ず芝蘭会事務局へ
ご返送くださいますよう、何卒よろしくお願い申し上げます。
平成 28 年 5 月
・「三井住友銀行」利用のご寄付
310 人(法人を含む)
31
52
40
芝蘭会費納入は
自動振替で
平成 28 年 5 月 25 日(水)現在
30
10
算 に つ い て、(2)役 員
25
28
芝蘭会会員名簿(72回・2016 年版)の刊行について
「京都大学医学部記念講堂・
歴史資料館基金」募金の現状
12
平成 28 年度事業計画などが承認された
芝蘭会評議員会・理事会
(芝蘭会館別館)
2016 ( 平成 28 ) 年 6 月 1 日
報
会
蘭
芝
188 号
)
3
(
京都大学医学部
校友会・教育研究支援基金
年京都大学医学
るからであり、それをい
由度の高い基金が存在す
科大学の丹羽太貫名誉教授
合正道准教授、福島県立医
物 研 究 所の高田穣 教 授、石
メンバーの皆 様、 放 射 線 生
れを支援したいと考えて
い動きが生じており、そ
と思います。しかし、京
心から感謝申し上げたい
た。皆様の支援に改めて
1995名)に達しまし
いま す が、 その打 た
癌 剤 といった DNA
へのダメ
ージには非常に弱いとされて
究です。 精子は放射線や抗
なる細胞の性質についての研
習や研修活動などの教育
こ の 助 成 を 経 て、
うような環境が生まれれ
また学習や研究を助け合
校友会他、皆様方のご支
ないという説もあり、
胞 では 全 く 働いてい
消化管外科学 教授
坂井
義治
臨床認知神経科学 教授
十一
元三
大学院教育コース 教授
陣上
久人
芝蘭会 事務局長
山田
均
医学研究科 事務長
川口
泰史
慧
て得られる
)細胞を利用し、この
Stem
メカニズムについて解 明 を 試
年 来 議 論されていた問 題
細 胞 内の 活 性 酸 素 を 処 理
するために利 用 されること
が上 記のメカニズムに関 け た 体 細 胞 か ら 放 た れ た
p53
与していることが証 明され、
分 子 が GS
細胞内で
Trail
ます。
人目
コース生と
MD-PhD
ま た、 私 は 京 大
の
大 学 院 博 士 課 程 へ 進 学 し、
ることができ、見識も深ま
った状態で臨床実習に臨む
コースとなっています。私
胞を殺すという新たなメカ
しか歩むことのできない道
頭の片隅に置いた基礎医学
にて初期研修を行っていま
は現在京都民医連中央病院
次 に、 p53
は 所 謂マルチ ニズムを示すことができま
タレントと言 うべき 存 在で、 した。このシグナルは抗癌
を邁進して参りたいと考え
得ました。
ダメージからの回 復・ 剤でも活性化されることが
DNA
細 胞 周 期の調 整など様々な 確認されました。
道の精神を生涯に渡り掲げ
の一部が、ここに明 快な解を
医療が発達し、癌を患っ
続ける所存です。京都大学
いなる励みとして、徹貫己
ています。今回の受賞を大
の発展を目指し、私自身に
すが、将来は臨床のことを
場 面で 登 場 し 活 躍 す るた
剤治療を経験した小児癌患
医学部の基礎研究から世界
また、ただ自由を謳歌す
銘 じるべき もので あ ると
身に染みて感じています。 我々医学科生にとって肝に
学の名に恥じぬ努 力 と成
の精 神を忘れず、京 都 大
次々と新 興 感 染 症は発 生
でも なお、 世 界では未 だ
の地 球 社 会の課 題に一石 すの発展を願い、つたない
を投じて見せる決意です。 言 葉では あ り ま し た が、
最 後 にな り ま し た が、 以上をもちまして、平 成
学医学部医学科のますま
の皆 様の御 活 躍と京 都 大
上げます。 そして、後輩
一度心より深く御礼申し
ま し た 全ての方々に、 今
族 をはじめお世 話になり
て頂いた 職 員の皆 様、 家
心より願い、ここに擱筆申
最先端の知見がこれからも
者における医原性無精子症
益々多く発信されることを
の下流カスケードの一
p53
部が GS
細 胞の打 たれ 弱さ ( 不 妊 症 ) が 話 題 と な っ て
を 形 成 すると 考 え ま した。 います。今回の研究はこう
し上げます。
興 味の芽 を 摘 ま ず、我々
の可能性を思う存分伸ば
すことが出 来る素 晴らし
年 間は本 当に駆 け 抜 け
い環 境で あ ると、 今では
るよ うに過 ぎていき ま し
感じます。
範の下、 地 域 社 会への貢
り、皆それぞれに密 度 あ
年 度 卒 業 生 代 表のあい
頂 き、誠にあ りがとうご
晴 らしい祝 賀 会 を 催して
生のためにこのよ う な 素
言われます。 大学受験で
京 都 大 学は自 由の学 風と
学の充 実した環 境の賜 物
展 さ せつつ、 多 元 的 な 問
自 由の学 風を継 承し、発
ます。皆様ご存知の通り、 は、 創 立 以 来 築いてき た
で あった と 実 感 さ せ られ
題の解 決に挑 戦し、地 球
本 理 念には、「 京 都 大 学
制 定された京 都 大 学の基
せん。こと日本においても、
格 差 も 是 正 出 来てはいま
絶 え ず、地 域による医 療
さつとさせて頂きます。
ざいま す。 ここに無 事 卒
は与 えられる勉 強しか経
社 会の調 和 ある共 存に貢
先生方、学生生活を支え
献を目指す姿勢も、病院
る充実した学生生活を過
実 習などを 通じて学びま
今 日 までご指 導 下 さった
した。 実際、平成
業の日を 迎 えられました
献 するため、自 由と調 和
和やかに卒業、入学祝賀会
ことを 大 変 嬉しく 思いま
験していなかった入学当初
念 を 定める。」 と あ り ま
並 びに 御 来 賓の 皆 様 に、 ようにも見えていました。 を 基 礎に、ここに基 本 理
しかし、 個々人の個 性や
任 ある立場に不 安を感じ
す。 ま た、お 忙 しい中ご
年に
か。 それも 全ては京 都 大
ごせたのではないでしょう
し、エイズや 結 核 な ど も
果 を 見せることで、 今 後
会の一員として最低限の規
ることを 良 しとせず、 社
す。 まさにこの、 地 球 社 ま す が、 新 しい環 境にど
会の調 和 ある共 存に貢 献 こか高 揚 を 覚 えるのも 事
する、 という 命 題は、 臨 実です。 この素 晴 らしき
床の道でも研究の道でも、 学び舎で培った自由と調和
そこで、 p53
が 活 性 化 する いった次世代の問題を解決
と発現してくる分子のうち、 する糸口となり得ると考え
特定を試みました。
め、 p53
に関 与 す る 分 子の た子供たちが生き延びるこ
う ち GS
細 胞の打たれ弱さ とができるようになった現
に直 接 関 与しそ うな分 子の 代、新たな問題として抗癌
活性化された
受容体
DR5
に結合し、その結果 GS
細
みました。
ナ ル の 一 種 で あ る Trail- そ の 後 回 生( 臨 床 実 習 )
を 失った GS
細 胞は
シ グ ナ ル を 活 性 化 さ へ復帰するというコースで
p53
DR5
元の GS
細 胞 に 比べ非 常 に せ る こ と が 判 明 し ま し た。 す。このコースは若手のう
打 た れ 強 く な るこ と か ら、 す な わ ち、 ダ メ ー ジ を 受 ちに世界の最先端で研究す
はデスシグ
Trp53inp1
取り 組んできました。 私た
ダメージ後の細胞の反 し て 研 究 に 従 事 し ま し た。
DNA
ちは、精子幹細胞を培養し 応に寄与するのではないかと
コ ー ス と は、 大
MD-PhD
学 回生修了時にそのまま
( Germline 考えました。
GS
更 な る 研 究 の 結 果、
回生へ上がるのではなく
が
Trp53inp1
3
列 席 下 さった 諸 先 生 方、 の私には、一見放任主義の
科 学の発 展 し た 今 日
と 成 長に富んだ日々であ
た。 しかし一日一日が変 化
光 陰 矢の如 く、この6
申し上げます。
自由と調和の精神忘れず
卒業生代表あいさつ
水野 良佑
初期研修医
京 都 大 学 医 学 部 校 友 明、校 友 会 会 長のあいさ
2025年問題に始まり、
解決困難な課題は多くあ 会主催、卒業祝賀会及び つ、 出 席 教 授によるお 祝
入 学 祝 賀 会 は 平 成 年 いの言 葉 が あ り、 和やか
り ますが、私 達は今日を
月 日
(木)
と 月
な祝 賀 会 となった。 卒 業
以って、皆それぞれの形で 日
(木)
、芝 蘭 会 館 山 内 ホ 祝 賀 会の出 席 者 数215
そんな社 会への一歩 を 踏み ールで開 催された。 医 学 名( 卒 業 生106、父 母
、教 授 )
、入 学 祝 賀
出 すことになり ます。 確 研究科長 上本伸二教授
の 祝 辞、 KMS-FUND
委 会の出席者数246名(新
かに、 今 までとは違 う 責
員
会の教 授 による KMS- 入 生112、父 母 等 関 係
と校友会の趣意説 者126、教授8)
FUND
本 日 は、 私 た ち 卒 業
者がこのメカニズムの解 明に で 知 ら れ る
若手研究者優秀論文賞KMYIA受賞者の言葉
平成
部若手研究者優秀論文賞
じま す。 ご指 導 頂いた篠 原
( KMYIA
)基礎研究部門
にご選 考 頂 き 至 極 光 栄に存
かに有効に使うかが、委
ならびに関 係 者の皆 様に厚
隆司教授はじめ分子遺伝学
員会の使命であることを
今 回の論 文は、精 子 幹 細
く感謝の意を表します。
改めて肝に銘じたいと思
お 陰 様 で、 基 金 総 額
います。
います。重きを置きたい
都大学医学部・医学研究
支援、大学院生の研究活
コ ー ス と い う、 研
PhD
究者養成に特化したプロ
援を心からお願い申し上
素子
5
(KMS F
- UND)だより
特色入試合格者を支援
国際交流支援金 創設へ
一つは、MD研究者育
のは、学内での留学生や
胞 と呼ばれる精 子のも とに
成助成金で、これは、医
外国人教員と、日本人学
れ弱さを 構 成 するメ
億 円( 寄 付 者 数
学部が本年度入試から導
カニズムは 解 明 さ れ
は、
学部教育研究支援基金
入した、特色入試(推薦
科を、さらなる世界的な
ていなかった。 ま た、
ています。
( KMS-FUND
)委員会
の委員長を拝命した社会
生・大学院生との交流と
教育研究の高みに導くた
年の京都大学医
疫学分野(社会健康医学
型)に合格した学生を入
共同企画であり、自然で
平成
系専攻)の木原正博と申
学時から経済的に支援す
めにも、欧米の大学に匹
目 的 は、「 医 学 部、 医 学
します。昨年度から委員
日常的な交流を促進する
発足(平成
動などの研究支援を、主
ば、京都大学医学部・医
もう一つは、国際交流
願い申し上げます
柳田
表彰を受ける石井さん
る 制 度 で、 当 該 学 生 は
年目に入ったこの基金の
目的とし、加えて、クラ
グラムに進むことになり
学研究科の教育研究環境
年)から
活動を、他の委員共々(別
ます。
ダ
MD- ことによって、お互いの 敵するような基金規模を 体 細 胞では DNA
文 化 や 言 語 を 学 び 合 い、 目標に掲げたいと思いま メージに強 く 関 与 す
タ
す。 引 き 続 き、 芝 蘭 会、 ると言われる p53
ンパク質 が 精 子 幹 細
表参照)さらに発展させ
ブ活動、健康管理、奨学
は、施設やプログラムと
金、表彰などの教育研究
いった外形的なものだけ
理規則第
腎臓内科学 教授
30
ところです。
支援金の創設です。現在
私の学生時代には、老
朽化した建築しかなかっ
剛
年以上様々な研究
要項を作成中ですが、長
ではなく、さらに内実の
たいと心新たにしている
げる次第です。宜しくお
条)ことにあ
支 援 を 目 的 と す る 」( 管
充実も促進できるのでな
い か と 期 待 し て い ま す。
こ う し た、 ゆ と り あ る
木村
30
26
て掲げられていた、国際
これまでの歴代の委員の
とを目的とするものです
年までに、 交流支援を実質化するこ
若手研究者優秀論文賞
国際交流に積極的な新し
循環器内科学 教授
という自
KMS-FUND
誠司
石井
Mail-Address:
kyoto-kms-fund@office.
med.kyoto-u.ac.jp
を 務 め て は お り ま す が、 研究科における学生の学
4
た 医 学 部 キ ャ ン パ ス は、 ります。その趣旨に添い、 年、基金の活動目標とし
その面影をわずかに旧解
剖 学 講 堂 に 残 す の み で、 努力で、平成
:毎年優れた
KMYIA
論文を出版した学生・大
芝蘭会館や見事な植栽も
学院生数名を顕彰)の創
が、 最 近、 学 生 の 中 に、 活 動 を 実 施 で き る の も、
あ り ま す が、 そ の 中 で
設、立派な学生会館(総
小川
含めまさに別世界の観が (
も、学生会館と、最近竣
年にはさらに、
億円)の整備を行
工したばかりの煉瓦造り
棟)は、 工費
い、平成
の医学プラザ(
学生共用施設であるとい
新たな学生共用施設とし
KMS- て、エクステリアも美し
せ、また、学生の臨床実
い医学プラザを完成さ
うその特異性で異彩を放
ち、 そ れ が こ の
によるものであ
FUND
ることに、基金の面目躍
年は、これらの
に、少なくとも新たに二
事業を継続するととも
平成
援することとしました。
回生全員に一定額を支
床 実 習 助 成 金 を 創 設 し、
如 た る も の が あ り ま す。 習を支援するために、臨
創設に努力された諸先輩
の慧眼と基金を支えてい
ただいた関係者の皆様方
のご厚意に心から御礼を
申し上げたいと思いま
す。
腫瘍生物学 教授
京都民医連中央病院
事務局
〒 606-8501
京都市左京区吉田近衛町
京都大学大学院医学研究科・
医学部 管理棟 1F 総務掛内
Tel.075-761-2467
Fax.075-752-1528
卒業生一同、心より御礼
18
木原 正博
正博
4
27
91
10
5
7
28
4
26
つの事業・活動を計画し
24
KMS - FUND
委員長
社会疫学 教授
木原
委員長 社会疫学 教授
3
28
KMS-FUND 委員会委員
平成 28 年
27
I
設立の
KMS-FUND
3
19
2
5
13
28
)
4
(
2016 ( 平成 28 ) 年 6 月 1 日
報
会
蘭
芝
188 号
る力学的負荷とが原因と
る退行性変化と膝にかか
再生に膨大な時間と細胞
成功していますが軟骨の
生は現在ブタでの実験が
構造体を用いた骨軟骨産
いるといった話がなされ
かという試みもなされて
感をなるべく減らせない
により検討し術後の違和
のかをシミュレーション
だけ一致させられている
た。また浜松医科大学教
話を聞くことができまし
あろう多くの興味深いお
じていらっしゃったので
として働いている中で感
など、先生方が日頃医師
について感じている不安
授の阪原晴海先生や京都
以上となるよう延長した
基準に揃えるために
週
始まる臨床実習を海外の
による副作用の問題や外
炎鎮痛薬については内服
注入などがありますが消
テロイド、ヒアルロン酸
ましては消炎鎮痛薬やス
す。従来の薬物治療とし
からわかっているそうで
かという問題があり、ス
目が小論文160点と面
形外科の松田秀一教授を いても生徒の人格を重視
お招きし、「医学研究科・ するためもあって評価項
結果もありますが長期効
的に効果があるとの研究
サプリメント摂取は短期
ミンやコンドロイチンの
このような素晴らしい
有井先生による開会の
感謝の意をもって静岡支
蘭会静岡支部の皆様への
会にお招きくださった芝
あいさつの後、多くの先
ネ ジ メ ン ト 」 の 中 で は、 されています。オピオイ
て、芝蘭会滋賀支部総会
ホテルニューオウミに
現在の京都大学医学部
の意を伝えられました。
月
【愛媛】 平 成
態を少しでも良くできる 生が前に立ち、京都大学 部の報告を終わらせてい
よ う 努 め て い る こ と や、 と附属病院に対し期待す ただきます。
るものや、新専門医制度 (文責:5回生 坂本慧)
最近では人工関節の動き
ドも除痛効果は確かにあ
れられ、芝蘭会員の寄附
年
た。以下、この講演の簡
特別講演会が催されまし
述べられていました。支
ことに関して感謝の意を
会が開かれました。
医学部芝蘭会愛媛支部総
予鉄会館にて、京都大学
小児の不明熱を鑑別す
潔な要約です。
日、 伊
部長あいさつに引き続い
支部長報告のあと、京
て平成 年度事業及び会
計 報 告、 会 計 監 査 報 告、 都大学大学院医学研究科
疾患を疑う、ということ
に加えてこの自己炎症性
ことだそうですが、それ
いるご様子で、とても賑
世代を超えて交流されて
模な会でしたが、その分
痛、皮膚、関節の症状な
患は遺伝性で、発熱、腹
メカニズムです。この疾
IL-1 が 過 剰 に つ く ら
れてしまう、というのが
症性サイトカインである
パーゼが活性化され、炎
ームが活性化され、カス
だそうで、インフラマゾ
かかりすぎてしまう疾患
自然免疫系にアクセルが
の魅力をたくさん教えて
都会的な雰囲気で、愛媛
実際の松山市は華やかで
っ て し ま っ た の で す が、
あたりでしょうか、と言
思わず、蜜柑と坊ちゃん
ういうイメージがあるの
に愛媛県と言われたらど
が初めてでした。先生方
人とも愛媛県を訪れるの
いただいたのですが、二
と二人で取材に行かせて
今回、同回生の菅原君
やかな会でした。
どを呈し、代表的な疾患
いただきました。
自 己 炎 症 性 疾 患 と は、
だそうです。
としては、家族性地中海
か、と尋ねられて、私は
熱というものがあるそう
ていたことには、まだま
平家先生がおっしゃっ
りました。こうして愛媛
ができ、とても勉強にな
お話をたくさん聞くこと
大先輩から医師としての
その他にも、医学部の
だ周知されていない疾患
支部総会は惜しまれなが
です。
なので、各医師が、疾患
ありがとうございまし
会に参加させていただき
今回、この愛媛支部総
た。
らもお開きとなりまし
の典型例を知る、遺伝子
るうえで、自己炎症性疾 検査を考慮する、そして
患 という 疾 患が、近 年 脚 疾患の見逃しを疑う、と
光を浴びているそうです。 いうことが大切だそうで
た。これで報告をおわら
す。
その後、記念写真の撮
せていただきます。
不明熱の鑑別でまず大
影を経て、懇親会が開か
切なことは、感染症では
ないか、自己免疫性疾患
細胞臨床
ではないか、腫瘍性疾患
れました。ご在席の先生
発達小児科学教授で、副
開発部部長の平家俊男先
が
院 長、
生 よ り、「 小 児 免 疫 疾 患
ではないか、を見極める
続いて平成
総会に続き、京都大学
の新局面」という演題で
算報告が行われ、いずれ
大学院医学研究科腎臓内
資質を備えた個性豊かな
加 え て 医 学 博 士( PhD
) した。 加 えて創 薬におけ
の学位を取得できます。 るオープンイノベーション
一つとして、新入生を対
り組んでおります。その
いくつかの教育改革に取
京都大学医学部は現在
的で、通常よりも早く医
れた研究者を育成する目
広げています。同じく優
して研究者育成の裾野を
入学定員を増員するなど
一方大学院においても
院は、2012年6月厚
京都大学医学部附属病
られます。
創設もそのひとつに挙げ
床研究総合センター」の
取 り 組 ん で い ま す。「 臨
大学はいくつかの改革に
臨床研究の面でも京都
棟が建設されました。
病院に新病棟である積貞
には京都大学医学部附属
また、2010年5月
とされています。
発 を 促 進 するための試み
設置され、新規医薬品開
ノベーションセンター」 が
拠点として「メディカルイ
りました。
ても非常に貴重な会とな
とができ、私自身にとっ
についてたくさん伺うこ
学生活や医療の現状など
だいた先生方と、昔の大
会では同席させていた
葦笛演奏がありました。
してレイクリードによる
懇親会のオープニングと
懇 親 会 が 行 わ れ ま し た。
象としたセミナーが医学
生労働省より「臨床研究
以上のように京都大学
お招き頂いたことに感謝
このような貴重な会に
よし
教育推進センターにより
学博士号を取得できる
ではさまざまな取り組み
としています。
行われていて、新入生が
中核病院」のひとつとし
の意をもって滋賀支部総
て選定されました。
会の報告を終わらせてい
6年制医学部在学中に
によって優れた人材の輩
ものにするための助けに
出に尽力しています。
なっています。
この選 定 を 背 景に、 治
的かつ円滑に進むように、
真撮影が行われ、続いて (文責:3回生
朴剛史)
験を含む臨床研究が効率
当センターが 創 設 さ れ ま
ただきます。
大学院博士課程を組み込
ム で あ る た め、 卒 業 時
年度から
が導入される予定であ
に は 医 学 士( M.D.
)に
また、平成
り、医学研究者としての
大学報告の後、記念写
学 部 入 試 に「 特 色 入 試 」 み、修了するカリキュラ
だきます。
大学生活をより充実した
コースが設定
MD-Ph.D
されています。
による大学報告が行われ
科学教授の柳田素子先生
も承認されました。
ました。以下ではその報
人材を集めることを目的
人前後と比較的小規 (文責:3回生 梅本大地)
告内容を紹介させていた
年度会計予
β
こと、6回生で行う卒業
テロイドはあまり推奨さ
接240点の合計で決め
果や適切な投与法が依然
るのですが機能改善効果
が開かれました。
10
支部だより
なって膝関節の腫脹と疼
細胞由
数が必要という欠点もあ
大学医学部臨床教授のレ
が元の関節の動きとどれ
痛をきたす疾患で、その
り、 現 在
ました。膝関節痛といえ
テルクラウンパレス浜松
試験を廃止しその代わり
れておらずヒアルロン酸
会計報告と順次すすめら
もあるようです。幹細胞
治療の方向性としては原
ば誰もが年をとれば経験
年度芝蘭会静
として臨床実習をより参
についても効果があるか
られるということで、一
わかっていません。スタ
れました。
医 学 部 の 現 況 」「 膝 関 節
体どんな学生が入学して
膝関節痛の従来の治療法
はあまりなく、またオピ
特別講演が催された愛媛支部総会
の年齢を重ねることによ
因を取り除く、進行を阻
来の軟骨細胞を用いての
気さくに話しかけてくだ
研究が予定されているよ
さり、大変楽しく過ごさ
止する、人工関節でサポ
歩していることを感じさ
ートする、といったもの
せられた講演でした。
シャード・カレッド先生
クテル療法による術後の
その後は会場を同ホテ
をはじめ多くの先生方が
初期の治療は減量や膝
疼痛管理の大幅な改善
ルの2階に移して懇親会
するであろう疾患です
に悪影響のでる行動をし
や、トラネキサム酸を関
が、その治療が着実に進
ないよう注意する、とい
節内に注入することで出
が行われました。
うです。人工関節置換術
った生活指導が中心とな
血量を減らすなどといっ
ついても関節周囲多剤カ
り、減量によって全身性
た細やかな工夫の積み重
があります。
の炎症が軽減することや
にて平成
加型の実習へと変え評価
の研究結果は様々なよう
次に新しい薬物治療に
痛のマネジメント」の順
くるのか楽しみに思って
チンはサイトカイン抑制
ついてですが、グルコサ
でご講演いただきまし
いるともおっしゃってい
せていただきました。
5㎏体重が増加するごと
%ほど増
ねで術後の患者さんの状
~
に人工関節が必要となる
リスクが
岡支部総会が催されまし
介などのお話がございま
です。
加するということも研究
た。総会は静岡市立静岡
した。臨床実習や卒業試
会の辞にはじまり、物故 項目を整理する予定であ
会員への黙祷、総会報告、 ることや、今年の 月よ
りはじまる特色入試の紹
病院の島本光臣先生の開
験については学生に深く
年
その後の講演では、浜
関わる興味深い内容でし
【静岡】 平 成
松労災病院の有井滋樹先
月 3 日、 ホ
生の司会のもと、京都大
たし、また特色入試につ
「 医 学 研 究 科・ 医 学 部
た。
ました。
ついて述べられた後、現
から現在研究中の治療法
オイドによるふらつきが
も当会を開催できる喜び
よるあいさつがあり、今年
在京都大学で行われてい
まで様々なマネジメント
会館の改築を遂行できた
15
用で十分な効果があるの
学医学部附属病院から整
の現況」の中では、まず
作用があるとされ膝関節
新任の教授紹介をはじめ
平成 年
【滋賀】 月
日(土)、
る教育改革の取り組みに
について現在の評価を交
び 黙 祷 が 捧 げ ら れ た 後、 によって記念講堂や学生
痛の予防効果も現在期待
ついて殊更強調してお話
原因で人工関節の術後成
校舎の様子についても触
しされており、1回生の
えて紹介がなされまし
総 会では、物 故 者を偲
ための外国人講師による
支 部 長の折 田 雄 一 先 生に
27
17
20
績が低下するという研究
つづく「膝関節痛のマ
10
10
た。膝関節痛は関節軟骨
とする運営体制の動向に
27
小児疾患で平家教授講演
i
P
S
10
生物学講義、5回生から
26
27
)
大学報告等などが行われた滋賀支部総会
27
i
P
S
17
膝関節痛で松田教授講演
5
27
28
医学部教育改革など報告
浜松で開かれた静岡支部総会
72
12
2016 ( 平成 28 ) 年 6 月 1 日
報
会
蘭
芝
188 号
(
芝
188 号
人
氏
発令年月日
名
蘭
会
事
異
報
2016 ( 平成 28 ) 年 6 月 1 日
(
6
)
動
異動内容
発令年月日
氏
H28.3.31
吉川
清次
辞任
メディカルイノベーションセンターDSK特定准教授より関西医科
大学研究員へ
H28.3.31
吉田
陽子
辞任
メディカルイノベーションセンターDSK特定准教授より京大医学
研究科研究員へ
H28.3.31
鈴木敬一朗
辞任
次世代免疫制御を目指す創薬医学融合拠点(AK)特定准教授より
理化学研究所統合生命医科学研究センター上級研究員へ
H28.3.31
瀬戸口留可
辞任
次世代免疫制御を目指す創薬医学融合拠点(AK)特定准教授より
理化学研究所統合生命医科学研究センター上級研究員へ
H28.1.5
前川
明子
辞任
次世代免疫制御を目指す創薬医学融合拠点(AK)特定准教授より
H28.1.31
仲瀬
裕志
辞任
内視鏡部講師より札幌医科大学教授へ
名
異動内容
H28.2.1
渡辺
範雄
採用
国立精神・神経医療研究センタートランスレーショナル・メディカ
ルセンター情報管理・解析部臨床研究計画・解析室長より健康要
因学健康増進・行動学准教授へ
H28.2.1
片岡
竜貴
昇任
臓器移植医療部助教より同講師へ
H28.2.29
平野
滋
辞任
耳鼻咽喉科・頭頸部外科学准教授より京都府立医科大学教授へ
H28.2.29
富塚
太郎
辞任
健康長寿社会の総合医療開発ユニット特定講師より国立がん研究
センターがん対策情報センター主任研究員(常勤)へ
H28.3.31
竹馬真理子
辞任
次世代免疫制御を目指す創薬医学融合拠点(AK)特定准教授より
慶応大学医学部講師へ
H28.3.1
太田
壮一
昇任
整形外科学助教より同講師へ
H28.3.31
疋田
正喜
辞任
H28.3.1
青谷
大介
昇任
メディカルイノベーションセンター(TK)助教より同特定講師
次世代免疫制御を目指す創薬医学融合拠点(AK)特定教授より秋
田大学大学院理工学研究科教授へ
H28.3.31
渡邉
智裕
辞任
次世代免疫制御を目指す創薬医学融合拠点(AK)特定准教授より
近畿大学医学部附属病院消化器内科准教授へ
H28.3.31
三宅
秀彦
辞任
医の倫理委員会事務局特定准教授より倫理支援部特定准教授へ
H28.3.31
倉田真由美
辞任
医の倫理委員会事務局特定講師より倫理支援部特定講師へ
H28.3.31
柴田登志也
辞任
放射線部准教授より京都医療科学大学教授へ
H28.3.31
塚本
達雄
辞任
腎臓内科准教授より田附興風会医学研究所北野病院腎泌尿器セ
ンター部長へ
H28.3.31
湊
長博
辞任
免疫細胞生物学教授よりメディカルイノベーションセンター特命教
授へ
H28.3.31
鶴山
竜昭
辞任
総合解剖センター准教授より創薬医学講座特定教授へ
H28.3.31
武地
一
辞任
臨床神経学講師より藤田保健衛生大学教授へ
H28.3.31
松井
喜之
辞任
泌尿器科学講師より国立がん研究センター中央病院医長へ
H28.3.31
長谷川
傑
辞任
消化管外科学講師より福岡大学大学院医学研究科教授へ
H28.3.31
波多野悦朗
辞任
肝胆膵・移植外科学准教授より兵庫医科大学教授へ
H28.3.31
越山
雅文
辞任
周産母子診療部講師より滋賀県立大学人間看護学部教授へ
H28.3.31
磯田
裕義
辞任
画像診断学・核医学准教授より
先制医療・生活習慣病研究センター特定教授へ
H28.4.1
西村
幸男
採用
生理学研究所准教授より神経生物学准教授へ
H28.3.31
三嶋
理晃
辞任
呼吸器内科学教授より大阪府済生会野江病院院長へ
H28.4.1
小川
正晃
採用
生理学研究所特任助教より神経生物学助教へ
H28.3.31
小西
郁生
辞任
婦人科学・産科学教授より国立病院機構京都医療センター院長へ
H28.4.1
BROWN Ⅲ ,John Ellsworth
採用
医学教育推進センター特定講師より同講師へ
H28.4.1
SUGUIMOTO WATANABE, Sonia Pilar
採用
医学教育推進センター特定講師より同講師へ
H28.4.1
CANDEIAS, Marco Marques
採用
医学教育推進センター特定講師より同講師へ
WALINDA, Erik
採用
医学教育推進センター特定講師より同助教へ
H28.3.31
平岡
眞寛
辞任
放射線腫瘍学・画像応用治療学教授より日本赤十字社和歌山医
療センター院長へ
H28.3.31
吉村
長久
辞任
眼科学教授より田附興風会医学研究所北野病院院長代行へ
H28.4.1
H28.3.31
藤田
潤
辞任
分子病診療学教授より医療法人幸生会琵琶湖中央病院医師へ
H28.4.1
山﨑
俊成
昇任
泌尿器科助教より同講師へ
H28.3.31
青木
一洋
辞任
病態生物医学特定准教授より基礎生物学研究所教授へ
H28.4.1
横井
秀基
昇任
腎臓内科助教より同講師へ
H28.3.31
久木元伸如
辞任
政策のための科学特定講師より行橋市観光協会事務局長へ
H28.4.1
中本
裕士
昇任
画像診断学・核医学講師より放射線部准教授へ
H28.3.31
山本
浩司
辞任
健康長寿社会の総合医療開発ユニット特定准教授より同志社大学
准教授へ
H28.4.1
高石
繁生
採用
九州大学共同研究部門教員よりメディカルイノベーションセンター
DSK
(Ⅱ期)特定准教授へ
H28.3.31
大江
賢治
辞任
健康長寿社会の総合医療開発ユニット特定講師より福岡大学薬学
部准教授へ
H28.4.1
南谷
泰仁
採用
岐阜大学医学部附属病院講師より腫瘍生物学特定准教授へ
辞任
高次生体イメージング先端テクノハブ(CK)特定講師より放射線
診断科特定講師へ
H28.4.1
寺井
健太
採用
東京大学分子細胞生物学研究所特任助教より病態生物医学特定
准教授へ
H28.4.1
矢部
大介
採用
関西電力病院疾患栄養治療センター長より寄附講座(先端糖尿病
学講座)特定准教授へ
H28.4.1
藤本
明洋
採用
理化学研究所副チームリーダーより寄附講座(創薬医学講座)特
定准教授へ
H28.4.1
粂
直人
採用
情報学研究科特定准教授よりEHR共同研究講座特定准教授へ
H28.4.1
小林
慎治
採用
情報学研究科特定講師よりEHR共同研究講座特定講師へ
関口
H28.3.31
博之
H28.3.31
青谷
大介
辞任
メディカルイノベーションセンターTK特定講師より滋賀刑務所医
務課課長へ
H28.3.31
池田
了
辞任
メディカルイノベーションセンターDSK特定准教授より㈱オンコリ
スバイオファーマーラボリーダー(常勤)へ
H28.3.31
片岡
直行
辞任
メディカルイノベーションセンターDSK特定准教授より東京大学
大学院農学生命科学研究科特任准教授へ
H28.3.31
柴田
隆司
辞任
メディカルイノベーションセンターTK特定准教授より国立循環器
病研究センター客員部長(非常勤)へ
H28.4.1
櫻井
武
採用
メディカルイノベーションセンター(TK)特定准教授より寄附講座
(創薬医学講座)特定教授へ
H28.3.31
友田
利文
辞任
メディカルイノベーションセンターTK特定准教授よりトロント大学
医学部薬物依存精神疾患研究センター客員研究員へ
H28.4.1
早乙女周子
昇任
次世代免疫制御を目指す創薬医学融合拠点(AK)特定准教授より
同特定教授へ
H28.3.31
仲川
孝彦
辞任
メディカルイノベーションセンターTMK特定准教授より
H28.4.1
THUMKEO Dean
昇任
H28.3.31
室伏
善照
辞任
メディカルイノベーションセンターDSK特定准教授より京大医学
研究科研究員へ
次世代免疫制御を目指す創薬医学融合拠点(AK)特定助教より同
特定准教授へ
H28.4.1
日笠幸一郎
昇任
H28.3.31
森
潔
辞任
メディカルイノベーションセンターTMK特定准教授より静岡県立
総合病院腎臓内科臨床研究部長へ
スーパーグローバルコース医学生命系ユニット特定講師より同特
定准教授へ
H28.4.1
濵西
昇任
産科婦人科助教より周産母子診療部講師へ
H28.3.31
横山
明彦
辞任
メディカルイノベーションセンターDSK特定准教授より京大病院
研究員
会 員 訃 報
(敬称略)
潤三
謹んでご冥福をお祈りいたします。
昭和 16 年 12 月卒
平成 27 年 5 月 12 日
ご逝去
川脇
鉄男
昭和 25 年卒
平成 28 年 1 月 3 日
ご逝去
眞鍋
摂
昭和 32 年卒
平成 28 年 1 月 29 日
ご逝去
佐田
正年
昭和 17 年卒
平成 28 年 1 月 28 日
ご逝去
福田
哲雄
昭和 25 年専卒
平成 28 年 4 月 12 日
ご逝去
堀越雄二郎
昭和 35 年卒
平成 28 年 3 月 13 日
ご逝去
高松
秀二
昭和 17 年薬卒
平成 28 年 1 月 8 日
ご逝去
盛
重知
昭和 25 年専卒
平成 27 年 12 月 10 日 ご逝去
齊藤
曻
昭和 36 年卒
平成 28 年 3 月 9 日
ご逝去
西垣
貞男
昭和 17 年薬卒
平成 27 年 10 月 19 日 ご逝去
金関
毅
昭和 26 年卒
平成 27 年 11 月 13 日 ご逝去
小牧
竜夫
昭和 36 年薬卒
平成 28 年 2 月 7 日
ご逝去
平成 28 年 2 月 5 日
木村
英雄
昭和 26 年専卒
平成 27 年 9 月 28 日
ご逝去
今泉
正充
昭和 39 年卒
平成 28 年 1 月 5 日
ご逝去
庸史
昭和 49 年卒
平成 28 年 2 月 18 日
ご逝去
川又
敏男
昭和 55 年卒
平成 27 年 12 月 24 日 ご逝去
山田
光雄
昭和 22 年卒
平成 28 年 4 月 23 日
ご逝去
三林
隆夫
昭和 27 年卒
平成 28 年 3 月 15 日
ご逝去
川内
忠脩
教室会員
外科
平成 27 年 11 月 8 日
吉田
克己
昭和 22 年卒
平成 28 年 1 月 16 日
ご逝去
赤坂
清司
昭和 28 年卒
平成 28 年 3 月 20 日
ご逝去
浜田
樹
教室会員
小児科
平成 25 年 12 月 27 日 ご逝去
小沢英太郎
昭和 24 年卒
平成 27 年 11 月 26 日 ご逝去
篠崎
拓
昭和 29 年卒
平成 28 年 1 月 28 日
ご逝去
森重
福美
教室会員
胸部研
平成 27 年 4 月 6 日
北脇
昭和 24 年専卒
平成 28 年 3 月 19 日
ご逝去
田中
悟
昭和 30 年薬卒
平成 27 年 12 月 22 日 ご逝去
員
問
員
高折晃史
恵
斎藤信雄、岩田
誠、阿部
高折晃史
森山太陽、赤埴
山田
慧、 宮 崎 規
秋山和美
愛(以上5回
事務局長
浜崎康博
嗣錡(以上4回
総務課長
均
管理課長
芝蘭会報編集委員会
ご逝去
委員長
平成 28 年 1 月 16 日
委
昭和 26 年薬卒
征良、豊國伸哉、山田圭
十一
介、園部
尾形
芝蘭会雑誌部
平成 27 年 12 月 20 日 ご逝去
顧
昭和 21 年卒
部
晑
敏雄
ご逝去
輔、 坂 本
平野
晶、阪原宏規(以上6回
ご逝去
生 ) 高 屋 龍 生、 西 川 裕
平成 21 年 3 月 19 日
太、中田
昭和 26 年専卒
生 ) 梅 本 大 地、 井 上 大
龍二
剛
力丸
鈴木
史、蔡
ご逝去
生 ) 吉 平 智 博( 3 回 生 )
昭和 19 年卒
加古敦也、松本一希、谷
昭和 18 年卒
大衛
本将崇(2回生)
博
上岡
芝蘭会事務局
荒川
未宝、大植啓史、小杉大
茂夫
志、 菅 原 聡 真、 朴
築谷
原
稿
募
集
芝蘭会報は、会員の皆様の情報交換・意見発表の場
であります。支部活動、クラス会、会員の著書の紹介(自
薦・他薦)及び医学・医療等に関するご意見等を寄稿
ください。なお、原稿の採用及び掲載時期については、
編集委員会で決めさせていただきます。
芝蘭会報 編集委員会
ご逝去
ご逝去
● 事務局から●
平成 17 年 4 月からの「個人情報保護法」の全面施
行により、個人情報の取り扱いに厳しい制約が課せ
られました。つきましては会員の連絡先等のお問い合
わせは、必要理由等を明記の上、郵便または FAX
により事務局までご送付ください。電話でのお問い合
わせにはお答え致しかねますのでご了承ください。
(FAX 075-752-4015)