複写機の保守及び消耗品の供給契約書(案)

複写機の保守及び消耗品の供給契約書(案)
支出負担行為担当官
東北経済産業局総務企画部長
と、株式会社○○○○○
代表取締役
○○
新井
誠二(以下「甲」という。)
○○(以下「乙」という。)とは、下記の
条項により複写機及びその付属品(以下「複写機等」という。)の保守並びに複写機等に
必要な消耗品の供給に関する契約を締結する。
(契約の目的)
第1条
本契約は、乙が甲に賃貸している複写機等を正常な状態で稼働し得るように保守
を行うとともに、複写機等の使用に必要な消耗品等(用紙を除く。以下同じ。)を円滑
に供給し、甲がこれに対して保守及び消耗品等の料金を支払うことを目的とする。
(契約期間)
第2条
本契約の期間は、平成23年6月1日から平成24年3月31日までとする。
(契約対象物件及び設置場所)
第3条
契約対象物件及び設置場所は以下のとおりとする。
機
種:メーカー名
付属品:品名
台
型番
型番
数:1台
機械番号及び設置場所
○○○○○○(東北経済産業局資源エネルギー環境部資源・燃料課)
(保守)
第4条 乙は、複写機等を常に良好なる運転状態に保つように、定期的に技術員を設置場
所に派遣し、点検及び調整を行わなければならない。
2
複写機等が故障した場合、甲の要請に基づき、乙は技術員を設置場所に派遣し修理に
着手させるとともに、速やかに正常な状態に回復できるよう努めなければならない。
3
前項の作業の実施にあたっては、乙所定の営業時間内に行うものとする。ただし、甲
の請求に基づき営業時間外に作業を実施した場合は、乙は甲に対して、乙所定の料金を
請求することができる。
(適用除外)
第5条
複写機等が次の原因により故障又は損傷した場合、乙は第8条に基づく料金のほ
かに、正常な状態に回復させるのに要した費用を甲に請求することができる。
一
乙の技術員以外の者による改造、修理、分解及び加工
二
乙の技術員の立ち会いを得ずしてなされた設置場所の変更
三
乙所定以外の部品又は消耗品等の使用
四
乙指定の操作方法以外の方法による使用
五
故意又は重大な過失による使用等、甲の責めに帰すべき事由
六
火災、天災地変等、乙の責めに帰すべからざる事由
(消耗品の供給)
第6条
トナーについては、乙の指定する者の巡回又は甲の申し出により予備手持量の不
足を知ったとき、乙はこれを供給しなければならない。
2 感光体等前項以外の消耗品等は、乙の技術員による定期点検又は甲の通知に基づく点
検により必要と認めたとき、これを取り替えるものとする。
(消耗品の所有権)
第7条
消耗品等の所有権は乙に属し、甲はそれらを善良なる管理者の注意義務をもって
使用し、管理しなければならない。
2
甲は、前項の規定に反し、乙に損害を与えた場合は、その賠償の責を負う。
(保守及び消耗品等料金)
第8条
本契約に基づく保守及び消耗品等の料金は以下のとおりとする。ただし、以下の
金額には消費税及び地方消費税の額は含まないものとする。
基本料金
300カウントまで
○,○○○円/月
従量料金
301~500カウント
○○円/1カウント
501カウント~
○○円/1カウント
(複写1mにつき1カウントとする。)
2
前項の料金には、トナーの供給代金及び感光体、現像材、部品等の交換代金が含まれ
ているものとする。
(料金の改定)
第9条 契約期間中において、物価の変動その他の経済事情の変化等により料金を改定す
る必要が生じた場合、乙は、料金改定の1か月前までに書面によりこの旨通知するとと
もに、甲乙協議のうえ新料金を決定するものとする。
(保守及び消耗品等料金の請求及び支払)
第10条
乙は、毎月末において当該月の複写枚数を集計し、第8条第1項に基づき料金
を算出し、これに消費税及び地方消費税の額を加算して当該月の保守及び消耗品等料金
とし、甲に請求するものとする。
2
前項の複写枚数には、乙の社員又は技術員が複写機等の保守点検作業に使用した複写
枚数及び乙の責めに帰すべき事由による複写枚数(不良コピー)を含まないものとする。
3
第1項によって算出した金額に1円未満の端数が生じた場合には、これを切り捨てる
ものとする。
4
甲は、乙から適法な支払請求書を受理した日から30日(以下「約定期間」という。)
以内に支払わなければならない。
5
本条第3項及び第4項の規定は、第4条第3項及び第5条に基づく料金の支払に準用
する。
(遅延利息)
第11条
甲が前条の約定期間内に支払わない場合には、甲は政府契約の支払遅延防止等
に関する法律(昭和24年法律第256号)の定めるところにより乙に遅延利息を支払
うものとする。
(設置場所の変更)
第12条
甲は、第3条に定める複写機等の設置場所を変更する場合、予め乙に通知する
とともに、その移動作業を乙に行わせなければならない。
2
複写機等の移動に伴い、当初の予定複写枚数につき大幅な変更が見込まれ、第8条に
定める料金を改定することが適当であると認められる場合には、その対処につき甲乙協
議のうえ決定することとする。
(権利義務の譲渡等)
第13条
乙は、本契約によって生じる権利の全部又は一部を甲の承諾を得ずに、第三者
に譲渡し、又は承継させてはならない。ただし、信用保証協会、資産の流動化に関する
法律(平成10年法律第105号)第2条第3項に規定する特定目的会社又は中小企業
信用保険法施行令(昭和25年政令第350号)第1条の2に規定する金融機関に対し
て債権を譲渡する場合にあっては、この限りでない。
2
乙が本契約により行うこととされたすべての給付を完了する前に、前項ただし書に基
づいて債権の譲渡を行い、甲に対して民法(明治29年法律第89号)第467条又は
動産及び債権の譲渡の対抗要件に関する民法の特例等に関する法律(平成10年法律第
104号。以下「債権譲渡特例法」という。)第4条第2項に規定する通知又は承諾の
依頼を行った場合、甲は次の各号に掲げる事項を主張する権利を保留し又は次の各号に
掲げる異議を留めるものとする。
また、乙から債権を譲り受けた者(以下「譲受人」という。)が甲に対して債権譲渡
特例法第4条第2項に規定する通知若しくは民法第467条又は債権譲渡特例法第4条
第2項に規定する承諾の依頼を行った場合についても同様とする。
一
甲は、乙に対して有する請求債権については、譲渡対象債権金額と相殺し又は譲
渡債権金額を軽減する権利を保留すること。
二
譲受人は、譲渡対象債権を前項ただし書に掲げる者以外への譲渡又はこれへの質
権の設定その他債権の帰属並びに行使を害すべきことを行わないこと。
三
甲は、乙による債権譲渡後も、乙との協議のみにより、納地の変更、契約金額の
変更その他契約内容の変更を行うことがあり、この場合、譲受人は異議を申し立て
ないものとし、当該契約の変更により、譲渡対象債権の内容に影響が及ぶ場合の対
応については、もっぱら乙と譲受人の間の協議により決定されなければならないこ
3
と。
第1項ただし書に基づいて乙が第三者に債権の譲渡を行った場合においては、甲が行
う弁済の効力は、予算決算及び会計令(昭和22年勅令第165号)第42条の2の規
定に基づき、甲が同令第1条第3号に規定するセンター支出官に対して支出の決定の通
知を行ったときに生ずるものとする。
(機密の保持)
第14条
乙は、この契約の履行にあたって知り得た甲の業務上の秘密を外部に漏えいし、
他の目的に利用してはならない。
(契約の解除)
第15条
甲又は乙は、正当な事由がある場合に限り、1か月前に書面により相手方に通
知することにより、この契約を解除することができる。
2 相手方が正当な理由なくしてこの契約の条項に違反した場合は、甲又は乙は、書面に
よって相手方に通知することにより、この契約を解除することができる。
3
前項の規定により契約が解除された場合、契約の解除を通知した者は、これにより相
手方が被る被害について、その責を負わない。
(消耗品等の返還)
第16条
甲は、第2条の規定に基づく契約期間の満了及び前条の規定に基づく契約の解
除となった場合には、消耗品等を速やかに乙に返還しなければならない。
(契約保証金)
第17条 乙の契約保証金は、これを全額免除する。
(紛争の処理)
第18条
この契約条項について疑義があるとき、又はこの契約に定めのない事項につい
ては、甲乙協議のうえこれを決定する。
特記事項
(談合等の不正行為による契約の解除)
第1条 甲は、次の各項のいずれかに該当したときは、契約を解除することができる。
1.本契約に関し、乙が私的独占の禁止及び公正取引の確保に関する法律(昭和2
2年法律第54号。以下「独占禁止法」という。)第3条又は第8条第1号の規定
に違反する行為を行ったことにより、次の各号のいずれかに該当することとなっ
たとき
(1)
独占禁止法第49条第1項に規定する排除措置命令が確定したとき
(2)
独占禁止法第50条第1項に規定する課徴金納付命令が確定したとき
(3)
独占禁止法第66条第4項の審決が確定したとき
(4)
独占禁止法第7条の2第18項又は第21項の課徴金納付命令を命じない旨の
通知があったとき
2.本契約に関し、乙の独占禁止法第89条第1項又は第95条第1項第1号に規
定する刑が確定したとき
3.本契約に関し、乙(法人の場合にあっては、その役員又は使用人を含む。)の刑
法(明治40年法律第45号)第96条の3又は第198条に規定する刑が確定
したとき
(談合等の不正行為に係る通知文書の写しの提出)
第2条
乙は、前条第1項各号のいずれかに該当することとなったときは、速やかに、次
の各号の文書のいずれかの写しを甲に提出しなければならない。
(1)
独占禁止法第49条第1項の排除措置命令書
(2)
独占禁止法第50条第1項の課徴金納付命令書
(3)
独占禁止法第66条第4項の審決についての審決書
(4)
独占禁止法第7条の2第18項又は第21項の課徴金納付命令を命じない旨の
通知文書
(談合等の不正行為による損害の賠償)
第3条
乙が、本契約に関し、第1条の各号のいずれかに該当したときは、甲が本契約を
解除するか否かにかかわらず、かつ、甲が損害の発生及び損害額を立証すること
を要することなく、乙は、契約金額(本契約締結後、契約金額の変更があった場
合には、変更後の契約金額)の100分の10に相当する金額(その金額に10
0円未満の端数があるときは、その端数を切り捨てた金額)を違約金(損害賠償
額の予定)として甲の指定する期間内に支払わなければならない。
2.前項の規定は、本契約による履行が完了した後も適用するものとする。
3.第1項に規定する場合において、乙が事業者団体であり、既に解散していると
きは、甲は、乙の代表者であった者又は構成員であった者に違約金の支払を請求
することができる。この場合において、乙の代表者であった者及び構成員であっ
た者は、連帯して支払わなければならない。
4.第1項の規定は、甲に生じた実際の損害額が同項に規定する損害賠償金の金額
を超える場合において、甲がその超える分について乙に対し損害賠償金を請求す
ることを妨げるものではない。
5.乙が、第1項の違約金及び前項の損害賠償金を甲が指定する期間内に支払わな
いときは、乙は、当該期間を経過した日から支払をする日までの日数に応じ、年
5パーセントの割合で計算した金額の遅延利息を甲に支払わなければならない。
(暴力団関与の場合の契約の解除等)
第4条
甲は、乙(法人の場合にあっては、その役員又は使用人を含む。)について、暴
力団員による不当な行為の防止等に関する法律(平成3年法律第77号)第2条
に規定する暴力団又は暴力団員と関係があることが判明したときは、本契約を解
除することができる。
2.乙が、本契約に関し、前項の規定に該当したときは、甲が本契約を解除するか
否かにかかわらず、かつ、甲が損害の発生及び損害額を立証することを要するこ
となく、乙は、契約金額(本契約締結後、契約金額の変更があった場合には、変
更後の契約金額)の100分の10に相当する金額(その金額に100円未満の
端数があるときは、その端数を切り捨てた金額)を違約金(損害賠償額の予定)
として甲の指定する期間内に支払わなければならない。
3.前項の規定は、本契約による履行が完了した後も適用するものとする。
4.第1項に規定する場合において、乙が事業者団体であり、既に解散していると
きは、甲は、乙の代表者であった者又は構成員であった者に違約金の支払を請求
することができる。この場合において、乙の代表者であった者及び構成員であっ
た者は、連帯して支払わなければならない。
5.第2項の規定は、甲に生じた実際の損害額が同項に規定する損害賠償金の金額
を超える場合において、甲がその超える分について乙に対し損害賠償金を請求す
ることを妨げるものではない。
6.乙が、第2項の違約金及び前項の損害賠償金を甲が指定する期間内に支払わな
いときは、乙は、当該期間を経過した日から支払をする日までの日数に応じ、年
5パーセントの割合で計算した金額の遅延利息を甲に支払わなければならない。
この契約を締結する証として、本契約書を2通作成し、甲・乙記名押印のうえ各自1通
を保有するものとする。
平成23年6月1日
甲
仙台市青葉区本町三丁目3番1号
支出負担行為担当官
東北経済産業局総務企画部長
乙
住所
株式会社○○○○○
代表取締役
○○
○○
新井
誠二
別記
乙が行う保守及び消耗品供給の内容
(1)複写機及びその付属品(以下「複写機等」という。)を常時正常な状態で使用でき
るように、定期的に技術員を派遣して、点検・整備を行うこと。
(2)複写機等が故障した場合、技術員を機器設置場所に派遣し、速やかに正常な状態に
回復させるものとする。なお、この故障の通報は「行政機関の休日に関する法律」第
1条に定める行政機関の休日(以下「休日」という。)を除く日の午前9時から午後
5時30分までとし、通報から1時間以内に到着できるよう、技術員を配置するもの
とする。ただし、午後5時以降通報があった場合は、相談のうえ、翌日(休日を除く)
の午前10時までの対応を可能とする。
(3)点検等及び正常回復の実施に当たっては、作業開始前及び終了時に当局担当官に報
告を行う。なお、終了時には実施日時、機種名、機械番号、実施した点検等の内容、
交換部品、消耗品等の機器への補給状況、機器の清掃状況、メータ指示数等を記載し
た保守完了報告書を提出すること。
(4)複写機等に必要なトナー等の消耗品等(用紙及びステープル針カートリッジを除く。
以下同じ。)は、不足することのないよう配送等により速やかに供給を行うこと。な
お、不足により当局からの要求で供給を行う場合は、休日を除き、要求から36時間
以内に供給すること。
(5)機器の設置、保守等の実施に際しては、危害を予防し、安全の確保に努めること。
また、当局の施設・設備に損害を与えた場合は、直ちに報告するとともに、当局担当
官の指示によりこれを完全に修復しなければならない。
(6)保守のために必要な電力は当局より提供する。電力以外の消耗品・雑材料等は乙に
おいて準備すること。また、保守等の実施に必要とする複写枚数及び乙の責めに帰す
べき事由による複写枚数(不良コピー)は保守等料金より控除すること。
(7)年間1回以上、定期点検及び正常回復の実施に係る結果報告を無償で行うこと。
(8)本件の履行に関して、疑義が生じた場合は当局担当官の指示を受けるものとする。