アラサー・アラフォー 働く独身女性600人から見えてきた

Press Release
2010 年3 月15 日
アクサ生命保険株式会社
~アクサ生命 「オトナの女のリスク実態調査」~
アラサー・アラフォー 働く独身女性600人から見えてきた
リスクと生きる今どきの処世術
アクサ生命保険株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長兼CEO マーク・ピアソン)は、2010年3月10日
より、WEBサイト「オトナの女のリスクヘッジ」(http://woman.axa.co.jp/)を開設し、「女性の生き方応援プロジェ
クト」を始動いたしました。
このプロジェクトの一環としてアクサ生命は、25歳~44歳の働く独身女性に対して「オトナの女のリスク実態調
査」を実施し、現代の女性が抱えるリスクや、リスクに対する備え、トラブルの解決方法などの実態を明らかに
しました。
調査結果については添付をご参照ください。
AXAグループについて
AXAグループは、フィナンシャル・プロテクション分野で世界をリードするグローバル企業です。ヨーロッパ、北米、アジア太
平洋地域を中心に、世界各国で事業を展開しています。AXAはパリ証券取引所に株式を上場、ニューヨーク証券取引所に
は米国預託株式(ADS)を上場しています。詳細はwww.axa.comをご参照ください。
~本件に関するお問い合わせは下記までお願いいたします~
アクサ生命保険株式会社 広報部
電話:03-6737-7140 FAX:03-6737-5964
http://www.axa.co.jp/life
調査結果
アラサー・アラフォー働く独身女性600人から見えてきた
リスクと生きる今どきの処世術
<アクサ生命/オトナの女のリスク実態調査>
現代の女性たちは何をリスクと感じ、何を大事に感じているのか。
アクサ生命は、25~44歳までの働く独身女性を対象に調査を実施しまし
た。大不況時代を反映してか、「収入減」を筆頭に約97%の女性が将来
に不安を抱えている一方、リスクへの対処にはとても前向きです。特に
金銭面では、男性に頼らず、自力でリスクに備えようとする女性らしい“し
なやか”な一面も浮き彫りになりました。
将来の不安を初めて感じる“女性のリスクライン”は、
将来の不安を初めて感じる“女性のリスクライン”は、「28.7歳」

働く独身女性の96.8%は「将来に不安」を抱えている。

将来に対する不安を最初に感じた年齢は、いわゆる『35歳限界説』よりも低い平均「28.7歳」。
オトナの女のリスクランキング第1位は、
オトナの女のリスクランキング第1位は、「収入減」(56.2%)。
(56.2%)。

人生の5大リスクは、1位:「収入減、失業」(56.2%) 2位:「老後の生活」(51.8%)
3位:「親の死や介護」(49.2%) 4位:「健康」(48.5%) 5位:「結婚」(47.3%)。
男性の条件は三高から
男性の条件は三高から“新御三K(家)”へ
へ 高望みよりリスク回避志向
高望みよりリスク回避志向

結婚相手の条件は、三つのK。
1位:「価値観」(61.8%) 2位:「金銭感覚」(27.0%) 3位:「雇用形態の安定」 (26.3%)。

バブル期にアラフォー世代以前が求めた“三高”は、すっかり影をひそめる。
9位:「高収入」(12.3%) 19位:「高学歴」(1.7%) 20位:「高身長」(1.5%)。

男性に自分の人生を委ねるのではなく、結婚をもリスクと捉え、リスクを最小にする傾向が鮮明に。
愛の価格は、
愛の価格は、281万円!?
!?

結婚相手に求める理想の年収は「552.2万円」。でも、本当に愛する相手なら年収「270.5万円」と
の答えが。その差、愛の価格は、「281.7万円」。
リスクに強い女性、第1位は
リスクに強い女性、第1位は勝間和代さん
さん
 第2位は「松嶋菜々子」さん 第3位は「ベッキー」さん。
リスクヘッジ上手の女性は、人生に対する満足度も高い結果に。
リスクヘッジ上手の女性は、人生に対する満足度も高い結果に。

リスクヘッジができている女性では79.1%、できていない女性では53.5%の人が人生に満足。
総括および調査概要
 総括
今回の調査の結果、仕事、結婚、健康、老後など、生きていくうえでの不安を感じつつも、自分自身
の力でリスクと向き合う、前向きな現代の女性像が明らかになりました。
働く独身女性(25~44歳)に、将来に対する不安度を聞いたところ、ほぼ全員(96.8%)が「将来に不
安を感じる」と回答しています。将来への不安を初めて感じた年齢は平均で28.7歳となりました。 人
生で対処すべきリスクと捉えているのは、1位「収入減・失業」(56.2%)、2位「老後の生活」(51.8%)
などで、それらに対するリスクヘッジ策は、「貯蓄する」(52.0%)がトップ。「今の彼氏と親密な関係
を保つ」(18.0%)、 「婚活する」(7.8%)など、男性に頼ろうとする意識は低いということがわかりまし
た。
男性に求める条件にも大きな変化が見られ、結婚の条件は“三つのK”<「価値観」(61.8%)、「金
銭感覚」(27.0%)、「雇用形態の安定」(26.3%)>がトップ3。その頭文字から結婚の「新御三K
(家)」として注目されそうです。バブル期に求められた“三高”<「高収入」(12.3%)、 「高学歴」
(1.7%)、 「高身長」(1.5%)>は影を潜めています。
結婚相手の理想の年収は、平均で552.2万円と実際の男性の平均年収(533万円)とほぼ同額とな
り、働く独身女性の現実的な考え方がわかります。しかし、「愛する人に求める年収」はとの質問に
対しては、平均で年収270.5万円との結果となりました。その差額は 281.7万円。男性に金銭面で頼
らない、働く独身女性の考え方がみえてきます。
彼女たちがリスクに強いと考える女性有名人は「勝間和代さん」。また、自分をリスクヘッジできてい
ると考える女性は8割近くが「人生に満足している」(79.1%)のに対し、リスクヘッジできていないと
考える女性では53.5%。リスクに備える意識を持ち行動することで、より充実し安定した人生を得る
ことにつながっているようです。
 調査概要
・実施時期
・調査手法
・調査エリア
・調査対象
2010年2月20日(土)~21日(日)
インターネット調査
全国
① 25~34歳の働く独身女性
300名
(Around30:アラウンド・サーティーとし、調査本文ではアラサーと略記)
②35~44歳の働く独身女性
300名
(Around40:アラウンド・フォーティーとし、調査本文ではアラフォーと略記)
1
働く独身女性の96.8%は「将来に不安」を抱えている。
激変する時代を生きる25~34歳(いわゆるアラサー)、35~44歳(いわゆるアラフォー)の働く独身女性。彼女た
ちは自分の将来をどのように考えているのでしょうか。将来の不安度を聞いたところ、96.8%とほぼ全員が「将
来に不安を感じる」と答えています[グラフ1]。
とはいえ、73.8%がライフプランを立てておらず、漠然とした不安はあるものの、将来どう生きるべきかまでは考
えていないというのが現状です[グラフ2]。
不安を感じたきっかけは「親の老い」(36.1%)、「仕事がうまくいかない」(33.6%)、「通帳を見た時」(24.4%)な
ど。世代別に見ると、アラサー女性は「友人・知人の結婚式」「友人・知人に子どもが産まれた時 」など同世代と
自分とを比較して不安になるのに対し、アラフォー女性は「健康上の変化・衰え」「親の老いを感じた時」など、
自分自身の変化に対して不安を感じているようです[グラフ3]。
グラフ1)将来に不安を感じることはあるか
グラフ2)ライフプランを立てているか
不安を感じたことは全くない
3.2%
28.2%
たまに不安
を感じる
ほとんど立てている
全体(n=600)
全く考えて
いない
よく不安を
感じる
ある程度
立てている
14.5%
立てている(計)
26.2%
24.7%
不安(計)
96.8%
35.8%
全体(n=600)
1.5%
あまり考えたことがない
32.8%
59.3%
時々不安を感じる
グラフ3)不安を感じたきっかけ(複数回答)※上位10項目
立てていない(計)
73.8%
対象=将来に不安を感じたことがある人
※全体の上位10項目のみ掲載
全体(n=581)
25~34歳(アラサー)(n=291)
35~44歳(アラフォー)(n=290)
50.0
40.0
37.1
40.0
32.3
33.0
30.0
30.0
29.3
25.4
20.0
23.4
12.1
25.8
23.8
22.8
20.6
20.3
18.6
12.7
13.8
13.4
16.2
10.0
18.4
10.2
親の病気・死亡
19.8
誕生日
美容上(
ルックス)の変化・衰え
2
21.0
友人・知人に子どもが産まれた時
21.2
健康上の変化・衰え
21.5
会社の業績悪化
22.5
友人・知人の結婚式
24.4
通帳を見た時
33.6
仕事がうまくいかない時
36.1
親の老いを感じた時
(%)
0.0
6.9
将来の不安を初めて感じる“女性のリスクライン”は、「28.7歳」。
将来への不安を初めて感じた年齢は平均で28.7歳で、「一生独身かもしれない」と初めて考えた平均年齢の
28.6歳とほぼ一致しています[グラフ4・5]。
働く独身女性にとっての「28歳」は、「私の将来は大丈夫? このまま一生独身なの?」と自分に問いかけ、将来
への不安を感じ始めるリスクラインとなっているようです。
グラフ4)初めて将来に不安を感じた年齢
対象=将来に不安を感じたことがある人
将来に不安を感じた
女性のリスクライン
28.7
平均
35.0
30.0
26.0
歳
25.6
25.0
17.9
20.0
17.2
15.0
10.0
7.4
5.9
5.0
(%) 0.0
19歳以下
20-24歳
25-29歳
30-34歳
35-39歳
40歳以上
全体(n=581)
グラフ5)初めて一生独身でいるのかもと考えた年齢
対象=「自分は一生独身でいるのかも」と考えたことがある人
一生独身かもしれないと
初めて考えた年齢
平均
28.6
歳
35.0
30.2
28.6
30.0
25.0
20.0
17.1
14.4
15.0
10.0
5.7
3.9
5.0
(%) 0.0
19歳以下
20-24歳
25-29歳
30-34歳
35-39歳
40歳以上
全体(n=562)
3
オトナの女のリスクランキング第1位は、「収入減」(56.2%)。
将来への不安を強く感じている働く独身女性たちが、人生で対処すべきリスクと捉えているのは何なのでしょ
うか。1位「収入減・失業」(56.2%)、2位「老後の生活」(51.8%)、3位「親の死亡・介護」(49.2%)、4位「加齢に
よる健康面の変化・衰え」(48.5%)、5位「結婚できるかどうか」(47.3%)の順となり、①収入減 ②老後の生
活 ③親の死や介護 ④健康 ⑤結婚 が独身女性の5大リスクとなりました。
これを世代別で見ると、アラサー女性は「結婚できるかどうか」(53.7%)や「出産の適齢期を過ぎる」(44.7%)
などをリスクと捉えるのに対し、アラフォー女性は「老後の生活」(58.3%)や「老後の孤独」(47.0%)など老後
の心配がよりリアルな問題として浮上するなど、世代間の違いが浮き彫りとなりました。
また、約3割が「将来の夫」(全体29.5% アラサー36.7% アラフォー22.3%)を対処すべきリスクとしてあげて
います[グラフ6]。
グラフ6)人生において対処すべきリスクだと思うこと(複数回答)
(%) 0.0
20.0
40.0
60.0
収入減、失業 56.2
55.7
41.3
結婚できるかどうか 47.3
41.0
老後の孤独 39.7
32.3
出産の適齢期を過ぎる
(子どもが産めなくなる) 38.7
32.7
女性特有の疾病 38.5
(乳がん、子宮筋腫など)
47.0
44.7
39.7
31.0
けがや事故 31.3
20.3
生活習慣病
(糖尿病など) 22.7
19.3
仕事とプライベートや
(将来の)家庭の両立 22.2
32.3
(将来の)自分の
子ども・子育て 21.2
23.7
29.0
20.0
17.0
12.3
11.7
7.0
3.3
5.2
2.7
4.7
3.7
特にない
その他
4.0
5.0
0.7
0.5 0.3
46.7
第4位
老後の生活
45.3
第5位
出産の適齢期を過ぎる
44.7
第1位
収入減、失業
60.7
第2位
老後の生活
58.3
第3位
加齢による健康面の
変化・衰え
55.7
第4位
親の死亡・介護
51.7
第5位
老後の孤独
47.0
(%)
14.3
12.7
犯罪被害 12.0
親の死亡・介護
26.0
13.3
住宅ローンや借金 13.5
第3位
28.3
20.7
天災 18.5
51.7
35~44歳(アラフォー)の人生のリスク TOP5
30.3
16.0
更年期障害 22.2
収入減、失業
36.7
28.0
仕事を続けるか否か 26.3
第2位
(%)
31.7
22.3
加齢による
美容面の変化・衰え 29.2
53.7
32.3
31.0
将来の夫 29.5
結婚できるかどうか
38.7
32.3
がん全般 31.7
第1位
53.7
37.3
年金など社会保障制度 35.5
結婚後の恋愛
51.7
46.7
加齢による健康面
の変化・衰え 48.5
25~34歳(アラサー)の人生のリスク TOP5
58.3
45.3
親の死亡・介護 49.2
セクハラやパワハラ
60.7
51.7
老後の生活 51.8
80.0
6.0
全体(n=600)
25~34歳(アラサー)(n=300)
35~44歳(アラフォー)(n=300)
4
「貯蓄」(52.0%)を中心にリスクヘッジを行なうも、自己評価は低め(41.0点)。
①収入減 ②老後の生活 ③親の死や介護 ④健康 ⑤結婚 を5大リスクファクターと考える働く独身女性。
彼女たちが行なっているリスクヘッジのための対策を聞くと、「貯蓄する」(52.0%)、「健康的な生活を心がけ
る」(50.3%)、「趣味を持つ」(44.7%)、「医療保険・生命保険に入る」(35.3%)、「ストレスを溜めないようにす
る」(35.0%)などが上位に。健康な体を保ち、自分で資産を蓄える、という傾向が顕著に現れ、「今の彼氏と親
密な関係を保つ」(18.0%)、「婚活する」(7.8%)など、男性に頼ろうとする意識は低いということがわかりました
[グラフ7] 。
また、自分のリスクヘッジを自己評価してもらうと、「十分できていると思う」はわずか1.7%で、8割近くが「不十
分」(74.5%)と答えており、平均で41.0点と辛口の自己採点となりました[グラフ8] 。
グラフ7)人生のリスクヘッジとして行っていること(複数回答)
25~34歳(アラサー)のリスクヘッジ策 TOP5
第1位
貯蓄をする
53.3
全体(n=600)
第2位
趣味を持つ
48.3
25~34歳(アラサー)(n=300)
第3位
健康的な生活を心がける
44.3
35~44歳(アラフォー)(n=300)
第4位
ストレスを溜めないようにする
34.7
第5位
美容に気を遣う
32.0
※全体の上位30項目のみ掲載
60.0
56.3
53.3
48.3
50.7
41.0
44.3
40.0
38.7
35~44歳(アラフォー)のリスクヘッジ策 TOP5
35.3 35.0
41.0
32.0
29.7
34.7
29.7
24.0
29.7
27.0 27.3
21.0
13.3 13.7 12.7 12.7
17.0
56.3
貯蓄をする
50.7
趣味を持つ
15.3 15.0 14.7
13.0
11.3 12.3 12.0
14.0 15.0
10.3
8.0
定期的に健康診断を受ける
11.0
7.7
9.3
9.7 9.3
9.0
全体(n=600)
5
8.2
41.0点と低い
4.5
2.0
0.6
1.0
その他
57.5%
できていない(計)
74.5%
5.2
7.3
特になし
人生のリスク対策
自己採点でも…
(100点満点)
あまりできていないと思う
9.0
気候の穏やかなところに住む
23.8%
8.3 4.7
4.3
家(
マンションなど)
を購入する
できている(計)
25.5%
損害保険に入る
1.7%
など)
資産運用をする(
株・ FX
異性の知り合いを増やす
治安のいいところに住む
子どもを産むか、
どう育てるかじっくり考える
ペットを飼う
年金保険に入る
よりよい職へ転職を目指す・転職する
副業する
キャリアアップをして収入を増やす
人脈を広げる
家族と同居する
今の彼氏と親密な関係を保つ
アンチエイジングをする
家族・親戚と普段から仲良くする
資格をとるなど自己研鑽する
友達を増やす
一生の友達を作る
妥協した結婚はしないようにする
美容に気を遣う
定期的に健康診断を受ける
なるべく節約して生活する
医療保険・生命保険に入る
ストレスを溜めないようにする
趣味を持つ
健康的な生活を心がける
貯蓄をする
婚活する
6.7 6.3
6.3
7.8 7.7 5.3
十分できていると思う
まあできて
いると思う
7.3
3.3 2.0
グラフ8)人生のリスクヘッジは十分だと思うか/100点満点で自己採点すると
17.0%
38.7
(%)
12.7
(%) 52.0 50.3 44.7 35.3 35.0 32.3 31.5 29.5 28.5 26.3 21.3 21.0 19.2 18.7 18.0 16.0 13.2 12.5 12.5 12.3 12.2 11.5 10.2 10.2 8.2
0.0
全くできて
いないと思う
41.0
医療保険・生命保険に入る
第5位
17.3
18.7
健康的な生活を心がける
第2位
第3位
21.0 21.3 22.0 21.0
25.3
24.3
20.0
27.3
第1位
自分に何かあっても困らない資産額は「4,447.4万円」と、貯蓄額とは10倍以上のひらきも。
リスクヘッジ策のトップに「貯蓄」をあげた働く独身女性たちは、どれぐらいの資産が必要だと考えているので
しょうか。自分に何があっても困らない資産額を聞くと、平均で4,447.4万円。アラサー女性の平均3,431.5万円に
対し、アラフォー女性は5,481.4万円と、約2,000万円も高くなっています[グラフ9]。
一方、自分の現在の貯蓄額は平均で402.2万円と、必要とする資産額の約1/11となりました。
アラサー女性の平均貯蓄額は284.0万円であるのに対し、アラフォー女性は555.1万円と倍近くなっていることも
わかります[グラフ10]。
アラフォー女性は必要とする資産も多く、貯蓄もしっかりしていますが、「老後の生活」をリスクと見る率が高い
など、自分の人生は自分で支えなければという意識の強さが現れています。
グラフ9)自分に何かあっても困らない資産額 (任意回答)
200~
400万円
未満
200万円
未満
全体
(n=565)
8.2
25~34歳
(アラサー)
(n=285)
35~44歳
(アラフォー) 4.0
(n=280)
10.8
12.4
1,000 ~ 2,000 ~ 5,000万円
400 ~
600 ~
600万円 1,000万円 2,000万円 5,000万円 ~ 1億円
未満
未満
未満
未満
未満
11.5
13.0
8.6
8.6 0.4
1.8
14.4
21.8
3.2
16.1
11.7
23.5
20.0
11.3
21.1
1億円
以上
4,447.4万円
18.2
9.2
14.3
必要な資産額
3,431.5万円
13.3
5,481.4万円
23.2
(%)
グラフ10)現在の貯蓄額 (任意回答)
100万円
未満
全体
(n=344)
28.4
25~34歳
(アラサー)
(n=194)
27.3
35~44歳
(アラフォー)
(n=150)
30.0
100~300万円 300~500万円 500~700万円 700~1,000万円
未満
未満
未満
未満
30.2
15.7
37.6
20.7
8.4
17.6
13.4
9.3
4.7
1,000万円
以上
4.4
402.2万円
12.8
7.8
4.1 5.7
284.0万円
555.1万円
22.0
(%)
6
現在の貯蓄額
平均金額
男性の条件は三高から“新御三K(家)”へ 高望みよりリスク回避志向。
働く独身女性が結婚相手に求める条件は、「価値観が合う」(61.8%)、「金銭感覚が一致している」(27.0%)、
「雇用形態が安定している」(26.3%)がトップ3。バブル期の高望みな“三高”< 「高収入」(12.3%) 、「高学歴」
(1.7%)、「高身長」(1.5%)>はすっかり影を潜め、リスク回避志向の「三K(価値観、金銭感覚、雇用形態の頭
文字)」が上位を占めています。その頭文字から結婚の「新御三K(家)」として注目されそうです[表1]。
表1)結婚相手に求める条件(3つまで)
全体(n=600)
結婚相手に求める条件
価値観が合う
61.8
第2位
金銭感覚が一致している
27.0
第3位
雇用形態が安定している
26.3
第4位
安定した職業についている
24.2
第5位
誠実・浮気をしなさそう
23.7
第6位
頼りがいがある
23.2
第7位
健康である
20.8
第8位
趣味が合う
12.5
第9位
収入がいい
12.3
第10位
自分の意見を尊重してくれる
10.7
第19位
学歴が高い
1.7
第20位
身長が高い
1.5
・
・
・
第1位
(%)
7
新御三K
新御三K (家)
(家)
旧三高
旧三高
愛の価格は、281万円!?
結婚相手の男性の理想の年収を聞くと、平均で552.2万円という結果になりました。この金額はビジネスマンの
平均年収533万円※と合致しており、働く独身女性の現実的な考え方の傾向がここからも分かります。
一方、「愛する人に求める年収は」と聞くと、年収270.5万円との回答となりました。その差額281.7万円が「愛の
価格」といえるもしれません。なお、世代別に比較すると、アラフォー女性の方が、理想の年収も「愛の価格」も
高くなっています[グラフ11]。
また、結婚で「莫大な資産」(33.5%)を手に入れるより、「理想的な結婚」(66.5%)を望んでいます。
結婚観を見ると、結婚だけが「女の幸せ」とは限らないし(79.2%)、「自分のプライド」を捨ててまで結婚に逃げ
たりすがりたくはない(67.5%)。「適齢期」は気にしておらず(63.0%)、自分にとって「最適な男性」とまだ出会っ
てないのかも知れない(53.7%)と考えている様子がわかります。男性に金銭面では頼らず、そのための結婚は
考えないという働く独身女性の姿がみえてきます[グラフ12]。(※出典=国税庁
平成20年民間給与実態統計調査結果)
グラフ11)結婚相手の男性の理想の年収/愛する人に求める年収
男性に求める年収
50.0
平均
男性に求める年収: 全体(n=600)
552.2
愛の価格
もし愛する人なら
万円
-
平均
270.5
= 281.7 万円
万円
もし愛する人なら: 全体(n=600)
40.0
31.3
30.0
22.0
19.7
20.0
15.7
10.5
10.0
22.0
20.2
7.7
6.3
7.7
12.5
10.0
7.7
5.2
(600万円以上)
1.7
(300万円未満)
(%)
0.0
1000万円
以上
800 ~
1000万円
未満
700 ~
800万円
未満
600 ~
700万円
未満
500 ~
600万円
未満
300 ~
400万円
未満
400 ~
500万円
未満
男性に
求める年収
25~34歳(アラサー)の場合 :
35~44歳(アラフォー)の場合 :
506.5
598.0
100 ~
200万円
未満
200 ~
300万円
未満
もし
愛する人なら
–
–
254.3
286.7
100万円
未満
愛の価格
=
=
252.2万円
311.3万円
グラフ12)働く独身女性の結婚観
全体(n=600)
そう思う
そう思わない
どちらかが手に入るなら…
どちらかが手に入るなら…
結婚が女の幸せとは限らない
79.2
20.8
莫大な資産
33.5%
プライドを捨ててまで結婚したくない
67.5
32.5
結婚に適齢期などない
63.0
37.0
理想的な結婚
66.5%
全体(n=600)
自分に最適な男性とは
まだ出会っていないような気がする
53.7
46.3
(%)
8
リスクに強い女性、第1位は勝間和代さん。
結婚も視野に入れ、厳しい現実も見据えて将来のリスクに備えることも考えつつ…、そんな働く独身女性がリ
スクヘッジが出来ていると考える女性は、どのような人なのでしょうか。
1位は「カツマー」や「35歳限界説」など流行語を生み出している「勝間和代さん」(18件)。次いで「松嶋菜々子
さん」(15件)、「ベッキーさん」(14件)などがあげられています。世代別に見ると、アラサーでは全体で3位の
「ベッキーさん」(13件)が1位。アラフォーでは、「松田聖子さん」(10件)がトップとなりました[表2]。
表2)リスクヘッジが出来ていると思う有名人(自由回答)
全体 (n=600)
第1位
勝間和代
18
第2位
松嶋菜々子
15
第3位
ベッキー
14
第4位
神田うの
11
第5位
松田聖子
10
第6位
久本雅美
9
第7位
黒木瞳
8
江角マキコ
藤原紀香
第8位
7
米倉涼子
(件)
25~34歳(アラサー) (n=300)
第1位
ベッキー
13
第2位
勝間和代
11
第3位
松嶋菜々子
8
第4位
第6位
久本雅美
松居一代
神田うの
黒木瞳
35~44歳(アラフォー) (n=300)
第1位
篠原涼子
10
勝間和代
第2位
松嶋菜々子
7
神田うの
5
第5位
4
藤原紀香
米倉涼子
5
久本雅美
黒木瞳
江角マキコ
第8位
松田聖子
第7位
3
山口もえ
江角マキコ
4
森光子
(件)
(件)
9
リスクヘッジ上手の女性は、人生に対する満足度も高い結果に。
リスクに備えることは、働く独身女性にどのような影響を与えているのでしょうか。最も身近なリスクヘッジ策で
ある貯蓄額からみると、リスクヘッジができていると自己評価する女性の平均貯蓄額は562.8万円で、リスク
ヘッジができていない女性の344.4万円と200万円以上の差があります[グラフ13]。保険加入率も、株式や投資
信託などの投資や不動産購入率も、リスクヘッジができている女性の方が経験率が高くなっています[グラフ
14・グラフ15]。
さらには、人生の満足度においても、リスクヘッジができている女性は8割近くが「満足している」(79.1%)のに
対し、できていない女性では53.5%となっています[グラフ16]。
リスクに備える意識を持ち行動することが、より充実し安定した人生を得ることにつながっているようです。
グラフ13)リスクヘッジ自己評価別の現在の貯蓄額 (任意回答)
全体(n=344)
300~500
万円未満
100~300
万円未満
100万円
未満
28.4
リスクヘッジ
できている(n=91)
30.2
25.3
リスクヘッジ
できていない(n=253)
500~700
万円未満
15.7
28.6
29.7
700~1,000
万円未満
13.2
30.9
8.4
9.9
4.4
16.6
現在の貯蓄額
平均金額
1,000万円
以上
4.4
402.2万円
12.8
562.8万円
18.7
7.9 4.3
344.4万円
10.7
(%)
グラフ14)現在の生命保険の加入状況
加入
している
加入して
いない
グラフ15)貯蓄以外の資産(複数回答)
35.0
わからない
全体(n=600)
リスクヘッジできている(n=153)
30.7
30.0
リスクヘッジできていない(n=447)
25.0
全体(n=600)
65.5
30.7
※全体の上位4項目のみ掲載
3.8
20.0
19.6
22.8
13.1
15.0
リスクヘッジ
できている
(n=153)
リスクヘッジ
できていない
(n=447)
73.9
10.0
22.9 3.3
5.0
(%)
62.6
33.3
11.8
13.4
24.8
15.0
株式・投資
信託・債券
外貨預金
8.5
6.5
6.9
7.8
0.0
4.0
(%)
貴金属類
不動産
(金・プラチナなど) (マンション、土地など)
グラフ16)人生の満足度
(%)
まあ満足
している
満足している
全体
(n=600) 6.7
リスクヘッジできている
(n=153)
53.3
12.4
リスクヘッジできていない 4.7
(n=447)
あまり満足
していない
満足していない
32.5
66.7
7.5
17.6
48.8
37.6
10
3.3
8.9
満足度
60.0%
79.1%
53.5%
関連情報
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本調査の主要結果は、WEBサイト「オトナの女のリスクヘッジ」(http://woman.axa.co.jp/) の調査
コーナーでご覧いただけます(随時更新) 。このコーナーは「あなたはどう思う?みんなが抱えるリスク」
「人生において対処すべきリスクだと思うことは?」など、調査で使用した実際の設問に答えながら、自身の
回答と調査結果と照らしあわせることで、楽しみながらリスクに対する関心を高め、理解を深めていただける
サイトとなっています。
また、当サイトのメインコンテンツとして、「女性の生き方応援プロジェクト」の趣旨に賛同いただいた人気女性
漫画家の方々(桜沢エリカ氏、内田春菊氏、高倉あつこ氏、やまだないと氏、他)に、「オトナの女のリスクヘッ
ジ」をテーマとした、一話読み切りオリジナル漫画を描き下ろしていただきました。第1弾として3月10日より、
桜沢エリカ氏の「春よこい」を公開中です。
<WEBサイトイメージ>