次世代育成支援後期行動計画実施状況(平成 24 年度)報告書 担 当 課 健康増進課 新規・継続事業の別 章 2 子どもが健やかにいきいきと育つ環境づくり 節 1 子どもと母親の健康の維持・増進に努めます 施策・事業番号 指標 32 施策事業名 20 年度 22 年度 継続 母子健康手帳の交付・父子健康手帳の配布 23 年度 24 年度 母子健康手帳交付率(妊娠 11 週)・ 母子 82.7 母子 93.0 母子 91.8 母子 94.0 父子健康手帳配布率(%) 父子 17.1 父子 29.5 父子 33.8 父子 100.0 25 年度 26 年度 目標値 母子 100.0 父子 22.1 妊娠した者は,妊娠の届出をすることになっており,これに対して母子健康手帳が交付 されます。母子健康手帳は,妊娠・出産・育児に関する一貫した健康記録であり,妊娠と 子育てについての情報を提供するものです。そのため,早期に交付を受けることで,妊娠 の初期の心身ともに不安定な時期に必要な知識の啓発が図られます。そのため,厚生労働 省が推進している「すこやか親子21」においても,妊娠 11 週までに妊娠届出をして母 子健康手帳の交付を受けることが推奨されています。 当市においては,保健センター,東部出張所,西部出張所の 3 箇所で交付しており,妊 娠 11 週までの交付率は,平成 21 年度以降,9 割を超えています。 その理由としては,平成 21 年度から妊婦健康診査拡充支援事業により妊婦健康診査公 費負担の回数が 5 回から 14 回へ拡大し,受診票の使用目安時期も明確になったとともに, 第 1 回の受診票使用目安時期が妊娠 8 週頃と規定されたため,医療機関からの指導等で妊 娠届出が早期になり,妊娠 11 週までの母子健康手帳の交付率も高く保たれていると考え られます。 父子健康手帳は,母子健康手帳交付時に全員に配布することで,普及の拡大を図るとと もに,妊娠・出産・育児における知識の啓発に努めました。 実施状況 成果・ 課題等 国の施策により母子健康手帳の早期交付率が上昇しましたが,今後も母子健康手帳を早 期に交付することの重要性を伝えることで,早期交付の定着を図っていきます。 同時に父子健康手帳の配布を通じて妊娠期の体調管理や育児・家事への協力の重要性の さらなる啓発を図ります。 次世代育成支援後期行動計画実施状況(平成 24 年度)報告書 担 当 課 健康増進課 新規・継続事業の別 章 2 子どもが健やかにいきいきと育つ環境づくり 節 1 子どもと母親の健康の維持・増進に努めます 施策・事業番号 33 施策事業名 指標 20 年度 22 年度 継続 妊婦委託健康診査の実施 23 年度 24 年度 25 年度 26 年度 目標値 設定なし 妊娠の初期から出産まで,妊婦の健康のチェックと異常の早期発見・治療のために,定 期的に健康診査を受けられるよう妊婦委託健康診査を実施しています。平成 24 年度の助 成内容は下記のとおりです。 実 施 時 期 検査内容 ①基本的な健康診査 ②血液検査 ③子宮頸がん検査(細胞診) ④超音波検査 ⑤ HTLV-1 抗体検査 第1回(妊娠 8 週) (上限 16,350 円の助成) 第 2 回(妊娠 12 週)第 3 回(妊娠 16 週)第 5 回 ①基本的な健康診査 (妊娠 24 週)第 7 回(妊娠 28 週)第 9 回(妊娠 32 週)第 11 回(妊娠 36 週)第 13 回(妊娠 38 週)第 14 回(妊娠 39 週)(上限 5,000 円助成) 実施状況 第4回(妊娠 20 週)第 12 回(妊娠 37 週) (上限 8,500 円助成)※第 12 回助産所の場合 5,000 円 ①基本的な健康診査 ②超音波検査 第 6 回(妊娠 26 週)(上限 6,000 円助成) ①基本的な健康診査 ②血液検査 第 8 回(妊娠 30 週) (上限 10,600 円助成) ①基本的な健康診査 ②超音波検査 ③クラミジア抗原検査(核酸同定検査) 第 10 回(妊娠 34 週) (上限 8,000 円助成) ①基本的な健康診査 ②B群溶血性レンサ球菌検査 上記内容について,県医師会・県助産師会と契約しています。また,県外の医療機関等 でも県内同様に受診できるよう医療機関との契約や償還払いで対応しています。 茨城県内外の委託医 償還払い 療機関及び助産所 茨城県内外の委託医 償還払い 療機関及び助産所 第1回 560 2 第8回 546 5 第2回 536 1 第9回 516 9 第3回 527 4 第 10 回 516 17 第4回 529 4 第 11 回 469 13 第5回 546 3 第 12 回 451 15 第6回 552 3 第 13 回 337 13 第7回 532 5 第 14 回 201 9 委託医療機関受診者件数延 6,818 件 償還払い受診者件数延 103 件 成果・ 課題等 上記のとおり助成により,妊婦健康診査にかかる費用負担の軽減とともに,健診を受け る動機付けを図ることができました。今後も健診の重要性について周知の徹底に努めます。 また,転入者に対して,転入手続き後に前住所地発行の受診票の差し替えをしてサービス の移行をスムーズに行えるよう,市役所関係課や医療機関の協力を得ながら実施していき ます。 次世代育成支援後期行動計画実施状況(平成 24 年度)報告書 担 当 課 健康増進課 新規・継続事業の別 章 2 子どもが健やかにいきいきと育つ環境づくり 節 1 子どもと母親の健康の維持・増進に努めます 施策・事業番号 34 指標 施策事業名 継続 乳幼児健康診査等の実施 20 年度 22 年度 23 年度 24 年度 97.0 98.3 98.9 98.3 97.0 100.0 97.6 99.3 98.3 100.0 1歳6か月児健康診査受診率(%) 93.4 93.6 94.3 94.9 95.0 3歳5か月児健康診査受診率(%) 84.2 87.3 83.1 84.4 89.2 3~4 か月児健康診査受診率(%) 股関節検診受診率(%) 25 年度 26 年度 目標値 3~4 か月児健康診査・股関節検診・1 歳 6 か月児健康診査・3 歳 5 か月児健康診査は, 集団(保健センター)で実施しています。 その他,乳児期の健康診査のうち疾病の早期発見と成長・発達を見極めるそれぞれの時 期に,乳児委託健康診査が受けられるよう健康診査受診票を交付しています。茨城県医師 会と契約し,生後 3~7 か月,生後 8~11 か月の間に 1 回ずつ医療機関において公費(無 料)で受けることができます。 健康診査受診票は,3~4 か月児健康診査時に交付しています。その他転入者に対して は窓口での交付,3~4 か月児健康診査未受診者に対しては電話などによる状況確認後, 訪問または郵送にて交付をしています。 〈乳児委託健康診査受診者数・受診率〉 平成 24 年度の受診者数及び受診率は,生後 3~7 か月児が 503 人,78.1%, 生後 8~11 か月児が 507 人,76.0%でした。 実施状況 成果・ 課題等 健康診査を受けることにより,疾病の早期発見と早期治療を図りました。 各医療機関より,地域での支援が必要と判断されたケースは,保健師や子育てアドバイ ザーが電話や訪問などを通して支援することにより状況が改善されています。 今後も健康診査受診の必要性を十分に説明することで,適切な時期に受診できるよう周 知を徹底し,受診率の向上に努めていきます。 次世代育成支援後期行動計画実施状況(平成 24 年度)報告書 担 当 課 健康増進課 新規・継続事業の別 章 2 子どもが健やかにいきいきと育つ環境づくり 節 1 子どもと母親の健康の維持・増進に努めます 施策・事業番号 35 指標 3歳児(4歳未満)までにフッ素を塗 布した幼児の割合(%) 施策事業名 継続 むし歯予防対策 20 年度 22 年度 23 年度 24 年度 73.8 82.5 81.0 79.7 25 年度 26 年度 目標値 85.0 2 歳 6 か月児を対象に,保健センターで歯科健康診査を実施しています。健康診査の内 容は歯科医師による歯科診察・相談,歯科衛生士によるブラッシング指導・フッ素塗布, 保健師による保健指導です。 平成 24 年度は,483 人が受診し,受診率は 79.7%でした。 その他 1 歳 6 か月児健康診査と 3 歳 5 か月児健康診査においても歯科衛生士によるむし 歯予防や歯のみがき方,おやつや飲み物の摂り方などの日常生活指導を強化し,個別指導 にも力を入れました。 また,平成 24 年度は市内保育園から依頼があり,年少~年長児を対象に歯の教室を実 施しました。紙芝居や歯の染め出しを行い,子ども自身にも歯みがきの大切さやおやつの むし歯への影響についての周知を図りました。 実施状況 成果・ 課題等 フッ素塗布することでむし歯予防につなげることができ,さらに,個別でのブラッシン グや日常生活指導をすることで,個人にあった指導をすることができました。 平成 25 年度は,2 歳 6 か月児歯科健康診査の未受診者勧奨を積極的に行い,受診率向上 を図り,目標値に近づけます。 次世代育成支援後期行動計画実施状況(平成 24 年度)報告書 担 当 課 学務課 新規・継続事業の別 章 2 子どもが健やかにいきいきと育つ環境づくり 節 1 子どもと母親の健康の維持・増進に努めます 施策・事業番号 35 指標 学校歯科健康診査において治療勧告 をした児童生徒の割合(%) 施策事業名 21 年度 継続 むし歯予防対策 22 年度 23 年度 24 年度 小学生 33.5 小学生 31.8 小学生 32.5 中学生 44.3 中学生 43.6 中学生 31.7 小学生 30.4 中学生 23.9 25 年度 26 年度 目標値 モニタリング 学校保健安全法に基づいて,学校歯科医による歯科検診を実施しました。治療が必要と 思われる児童生徒には治療勧告を行い,歯科衛生の向上に努めました。 学校における主な取り組みは,下記のとおりです。 <小学校> ・親子歯磨き教室の開催。 ・学校歯科医,歯科衛生士による歯科保健指導(ブラッシング)の実施。 ・う歯未治療者への個別保健指導の実施。 ・学校歯科医による歯科検診。 ・歯科検診後受診勧告をしても受診しない児童には 2 学期後半に再度受診勧告を実施。 <中学校> ・ 生徒による歯の保健集会の実施。 ・ 給食後,クラスごとに養護教諭によるブラッシング指導を実施。 ・ 学校歯科医,歯科衛生士による歯科保健指導(ブラッシング)の実施 。 実施状況 ・ 生徒保健委員会の活動として,歯に関するアンケートやポスター作成の実施。 ・ 学校歯科医による歯科検診。 ・ 歯科検診後受診勧告をしても受診しない生徒には 2 学期後半に再度受診勧告を実施。 ※学校歯科健康診査において治療勧告をした児童生徒の割合(%)については,平成 24 年度 龍ケ崎市学校保健統計調査より算出。 成果・ 課題等 小学校での親子歯磨き教室では,歯垢染め出しを行い磨き残しの確認を行い,その後, 正しい歯磨き指導を受け,親子で正しい歯磨き方法を習得することができました。 中学校では,学校歯科医,歯科衛生士によるブラッシング指導を行い,実践的に食後に 歯を磨くことを指導した結果,歯磨きに対する意欲が高まり,給食後に歯磨きをする生徒 を増やすことができました。 課題としては,う歯未処置者のいる児童・生徒の家庭に対しての治療の働きかけの徹底 や,保健便りなどを活用し学校で行っている歯みがき指導の報告を行い,家庭でも継続し て虫歯予防を心がけてもらうよう呼びかけていきます。 次世代育成支援後期行動計画実施状況(平成 24 年度)報告書 担 当 課 健康増進課 新規・継続事業の別 章 2 子どもが健やかにいきいきと育つ環境づくり 節 1 子どもと母親の健康の維持・増進に努めます 施策・事業番号 36 指標 乳児(生後 4 か月)家庭全戸訪問率 (%) 施策事業名 継続 乳児家庭全戸訪問の実施 20 年度 22 年度 23 年度 24 年度 90.9 96.2 95.1 98.9 25 年度 26 年度 目標値 100.0 乳児のいる家庭を助産師・保健師・子育てアドバイザーが訪問(赤ちゃん訪問)し,育 児・子育ての支援を行っています。平成 24 年度に,助産師・保健師・子育てアドバイ ザーが訪問した件数(実)は,559 件(対象 565 件)です。身体計測・授乳支援・感染予 防・産後の経過・家庭環境等についての指導を主に行っています。 平成 24 年 4 月から「出生連絡票」の受付を窓口あるいは郵送だけでなく,電子申請 (パソコン・携帯電話から申請可能)が出来るようにし,利用者の利便を図りました。 実施状況 成果・ 課題等 直接訪問することで,家庭の様子や,母子だけでなく家族全体の健康情報等も把握する ことができ,日々の生活や状況に合った助言・指導ができました。 支援を要する家庭の場合には,保健師や助産師が継続的に支援し,必要に応じて,こど も課,社会福祉課,保健所,医療機関等の関係機関とも連携を取り,情報を共有しながら 支援できました。今後も,他機関との連携に努めるとともに,目的を明確にしながら支援 活動を図ります。 次世代育成支援後期行動計画実施状況(平成 24 年度)報告書 担 当 課 健康増進課 新規・継続事業の別 章 2 子どもが健やかにいきいきと育つ環境づくり 節 1 子どもと母親の健康の維持・増進に努めます 施策・事業番号 37 指標 乳幼児健康相談1回あたりの参加人 数(人) 施策事業名 20 年度 22 年度 30 18 継続 妊産婦及び乳幼児等の健康相談・指導の充実 23 年度 9 24 年度 7 25 年度 26 年度 目標値 モニタリング 【乳幼児健康相談】 毎月 1 回,予約制で実施しています。保健師・管理栄養士が相談に対応しており,身体計 測後,保護者の希望で子どもの発達や育児に関する個別相談を実施しています。相談内容 で多いものは,離乳食や食事,授乳,しつけ,むし歯予防,生活リズムの整え方,トイ レットトレーニング,予防接種についてです。 年間 12 回実施し 80 人(乳児 51 人,幼児 29 人)が来所しました。 【電話・訪問による健康相談】 妊産婦や乳幼児の保護者から,電話や保健センター来所があった場合,保健師や管理栄 養士等が相談に対応しています。 相談内容で多いものは,妊産婦は医療機関受診や体調不良時の対処についてなどです。 乳幼児保護者は,乳幼児健康相談で挙がっている内容と同様です。必要があれば後日,担 当保健師が訪問し継続して相談に対応したり,関係機関を紹介しています。 実施状況 成果・ 課題等 授乳室に体重計・身長計を設置したことで,保護者自身で常時身体計測ができるように なったため,身体計測のみの健康相談来所者が減少しました。また,予約制にしたことや, 受付票を活用することで,希望する相談内容を事前に把握できたため,利用者のニーズに 合った相談ができました。また,当日担当する職員数を調整し,他の相談業務に対応する といった効率化を図ることができました。 次世代育成支援後期行動計画実施状況(平成 24 年度)報告書 担 当 課 健康増進課 新規・継続事業の別 章 2 子どもが健やかにいきいきと育つ環境づくり 節 1 子どもと母親の健康の維持・増進に努めます 施策・事業番号 38 指標 プレ・ママ、プレ・パパ教室参加人 数(人) ヘルス講演会参加者数(人) 施策事業名 継続 各種教室・講演会の実施 20 年度 22 年度 23 年度 24 年度 25 年度 26 年度 目標値 ママ 91 パパ 71 ママ 96 パパ 48 ママ 64 パパ 42 ママ 79 パパ 45 モニタリング 67 15 71 19 モニタリング <かるがも教室> 乳歯のむし歯予防における正しい知識の普及や同じ年頃の子を持つ母親同士の交流を図 るため,「かるがも教室」を実施しています。 歯科衛生士の講演と個別相談という形式で 2 回実施しました。むし歯予防について実際 にブラッシング指導を行っています。 〈かるがも教室日程および内容〉 日程 内 容 6月1日 乳児のむし歯予防について 12 月 6 日 合計 講 師 歯科衛生士 参加数 18 組 16 組 34 組 <ヘルス講演会> 子育てをする方の関心の高い話題をテーマに小児科等の医師を講師に迎えヘルス講演会 を実施しています。平成 24 年度は 6 月 25 日に龍ケ崎済生会病院の伊本夏樹先生に「就学 実施状況 までに考えるメタボ対策」について講演をしていただき 1 人が参加,10 月 18 日には松本 アイクリニックの松本容子先生に「子どもの目を守るために」について講演をいただき 18 人が参加でした。 <プレ・ママ,プレ・パパ教室> 平成 24 年度はプレ・ママ教室は 3 回 1 コースとして 5 コース実施し,79 人の妊婦が参 加しました。プレ・パパ教室は 4 回実施し,45 組の夫婦が参加しました。 それぞれの事業の周知方法は,健康カレンダー,市公式ホームページ,メール配信サー ビス,チラシなどです。 成果・ 課題等 かるがも教室では集団に対しての講演だけでなく,個別にブラッシング指導や歯に関す るアドバイスをすることができ,より効果の高い教室を展開することができました。 ヘルス講演会は今後も子育てをしている方の動向を探り,ニーズに合ったテーマで開催 していきます。 プレ・ママ教室,プレ・パパ教室では近い年齢や出産予定日ごとのグループ分けにする ことで教室内だけでなく,出産後の交流にもつながりました。 次世代育成支援後期行動計画実施状況(平成 24 年度)報告書 担 当 課 健康増進課 新規・継続事業の別 章 2 子どもが健やかにいきいきと育つ環境づくり 節 1 子どもと母親の健康の維持・増進に努めます 施策・事業番号 指標 39 施策事業名 20 年度 22 年度 継続 不妊に悩む方への支援 23 年度 24 年度 25 年度 26 年度 目標値 設定なし 平成 23 年度より不妊治療費一部助成を開始しています。 市広報紙,市公式ホームページでの周知に加え,県特定不妊治療費助成を受けた方を対 象に助成しているため,県申請窓口である竜ヶ崎保健所で,申請された方にチラシを配布 していただきました。その他,近隣の対象医療機関にチラシの配布を依頼しました。 県の不妊治療助成対象者であることが市の助成の該当要件となるため,問い合わせが あった市民に対しては県の特定不妊治療費助成について情報提供しました。 1 年間で実 34 件の申請がありました。1 年度に 2 回(初年度は 3 回)まで申請できるた め延べ 48 件の助成を実施しました。 実施状況 不妊治療は精神的負担に加えて高額な治療費がかかるため,継続して治療費の一部助成 を実施していくことが必要です。 成果・ 課題等 次世代育成支援後期行動計画実施状況(平成 24 年度)報告書 担 当 課 健康増進課 新規・継続事業の別 章 2 子どもが健やかにいきいきと育つ環境づくり 節 1 子どもと母親の健康の維持・増進に努めます 施策・事業番号 40 施策事業名 継続 予防接種の実施 指標 20 年度 22 年度 23 年度 24 年度 麻しん・風しん混合ワクチン接種率 (%) 1 期 91.6 2 期 99.0 3 期 98.6 4 期 85.1 1 期 89.5 2 期 92.6 3 期 96.7 4 期 84.4 1 期 96.1 2 期 92.7 3 期 96.1 4 期 88.4 1 期 98.3 2 期 97.3 3 期 97.0 4 期 83.4 25 年度 26 年度 目標値 1 期 95.0 2 期 99.0 3 期 98.6 4 期 95.0 ※1 期(1 歳~2 歳児) 2 期(就学前児) 3 期(中学 1 年生) 4 期(高校 3 年生) 〈平成 24 年度に実施した予防接種〉 定期予防接種 BCG・生ポリオ・不活化ポリオ・ 乳幼児 三種混合・四種混合・麻しん風しん 混合・日本脳炎 学童 二種混合・日本脳炎 任意予防接種 ※1 おたふくかぜ ※2 水ぼうそう ※3 ヒブ ※3 小児用肺炎球菌 ※4 インフルエンザ ※4 インフルエンザ 生徒 麻しん風しん混合(単独もあり) ※3 子宮頸がん ※1 については平成 20 年 6 月 1 日から市独自に助成を開始 ※2 については平成 22 年 10 月 1 日から市独自に助成を開始 ※3 については平成 22 年 10 月 1 日から 25 年 3 月 31 日まで子宮頸がん等ワクチン接種 緊急促進臨時特例基金(国)を活用し助成を実施 ※4 については平成 23 年 10 月 1 日から市独自に助成を開始 予防接種については,望ましい時期に接種できるように,個人通知・市公式ホームペー 実施状況 ジ・健診等により通知しています。 厚生労働省の「麻しん排除計画」により,平成 20~24 年度までの 5 年間,中学校 1 年 生と高校 3 年生に相当する年齢の者を対象に麻しん風しんの 3 期及び 4 期の定期予防接種 を実施しました。今年度は市内中学校高校に勧奨通知を行うとともに,1 期・2 期に対す る電話勧奨の強化を行いました。1期の対象者数は平成 24 年 10 月1日現在の1歳児の数 と定められているため,実際の接種者数との差が生じ,101.0%となっています。 不活化ポリオ(9 月開始),11 月の四種混合(11 月開始)の定期化に伴い,それぞれに 医療従事者を対象とした研修会を開催し,安全な接種体制の整備を図りました。 成果・ 課題等 任意予防接種のヒブ・小児用肺炎球菌・子宮頸がんについては,今年度も無料化を実施 しました。 平成 25 年度は,この 3 ワクチンが定期化され,また,二種混合予防接種は完全個別化 となるため,市民への周知に努め,接種率の向上を図ってまいります。 次世代育成支援後期行動計画実施状況(平成 24 年度)報告書 担 当 課 健康増進課 新規・継続事業の別 章 2 子どもが健やかにいきいきと育つ環境づくり 節 1 子どもと母親の健康の維持・増進に努めます 施策・事業番号 指標 41 施策事業名 20 年度 22 年度 新規 マタニティマークの普及 23 年度 24 年度 25 年度 26 年度 目標値 設定なし マタニティマークキーホルダー及び市で作成した車用ステッカーを母子健康手帳交付時 に配布し,活用を勧めています。 市民に対しては,「健康カレンダー」の中のコラムや市広報紙「りゅうほー」へ記事を 掲載し,マタニティマークについての説明や妊婦に対する配慮をお願いするなど,市民全 体への周知を図っています。加えて,保健センター内にポスターを掲示することによりマ タニティマークの普及・啓発に努めました。 実施状況 成果・ 課題等 今後も,母子健康手帳交付時にマタニティマークキーホルダー及びステッカーを配布し 活用を促進するとともに,マークの周知を図ることで,周囲に妊婦であることを知らせ, 妊娠初期の妊婦を守り,安心して子どもを産み育てる環境づくりの推進に努めていきます。 次世代育成支援後期行動計画実施状況(平成 24 年度)報告書 担 当 課 健康増進課 新規・継続事業の別 章 2 子どもが健やかにいきいきと育つ環境づくり 節 2 食育を推進します 施策・事業番号 42 指標 離乳食指導に参加した親子(組) 施策事業名 継続 乳幼児期における食育の推進 20 年度 22 年度 23 年度 24 年度 670 718 624 605 25 年度 26 年度 目標値 モニタリング 「3~4 か月児健康診査」時に管理栄養士が離乳食指導を実施しています。 離乳食の進め方や始めるにあたっての注意点などを説明し,母親に初期の離乳食を実際 に食べてもらい滑らかさを確認してもらったり,赤ちゃん人形を使い口への運び方を見て もらい,より具体的な内容を指導しました。 「乳幼児健康相談」「1 歳 6 か月児健康診査」「3 歳 5 か月児健康診査」においては, 食事や間食などについて管理栄養士が個別に指導しました。 〈周知方法〉 個人通知・健康カレンダー・市公式ホームページ等で行いました。 〈参加者数〉 平成 24 年度は「3~4 か月児健康診査」においては 24 回実施し,参加者は 565 組, 「乳幼児健康相談」では 12 回実施し,栄養士指導を受けたのは 40 組でした。 実施状況 成果・ 課題等 3~4 か月児健康診査では,離乳食の試食をしてもらい実際に体験することで,より理 解が得られました。 乳幼児健康相談では,実際に離乳食が始まってからの相談であり,それぞれの乳児に 沿った離乳食の進め方について指導し,保護者の問題解決につながりました。 適切な離乳食指導を行うことで,生涯の食生活の基盤づくりの支援ができました。 次世代育成支援後期行動計画実施状況(平成 24 年度)報告書 担 当 課 こども課 新規・継続事業の別 章 2 子どもが健やかにいきいきと育つ環境づくり 節 2 食育を推進します 施策・事業番号 43 施策事業名 指標 20 年度 食育についての取り組みを実施し た保育所(園)の数(所・園) 食育についての取り組みを実施し た幼稚園の数(園) 継続 幼稚園・保育所(園)における食育の推進 22 年度 23 年度 24 年度 25 年度 26 年度 目標値 ― 12 12/12 10/10 全保育所 (園) ― 7/9 8/9 6/8 全幼稚園 【保育所】 保育所では,保育指針に明記されている「食育の推進」を実践するため,保育計画の中 に食育計画を位置づけ,生活リズムを整える基礎である朝食摂取の取組みや家族と囲む食 卓の大切さ,体験活動,食を通じた子育て支援・相談の充実などに取り組んでいます。 具体的には,園便り,給食便り,連絡帳,HP 等の活用による保護者への食育の意識啓 発の他,園と保護者の連携により「朝食の摂取状況」の情報を共有し,「生活リズムを整 える大切さ」の推進,野菜等を栽培・収穫・調理を体系的に学ぶことで,収穫する喜びと 達成感を通じて食べ物の大切さを学んでいます。更に,一部の園においては,箸の使い方 の学習や園児が栽培した野菜を家に持ち帰って家族で食べるなど,食を通じたコミュニ ケーションの推進,毎日の炊飯(炊飯器)やランチ・おやつの配膳を園児が行うなど,工 夫を凝らした体験活動を推進しています。 また,偏食の児童の母親に対する個別指導・相談,栄養士によるミルクや離乳食の進め 方,アレルギーに関する相談,感染症・食中毒に関する指導など子育て全般に関する支 援・相談などを随時行っています。 実施状況 この他,公益団体が作成した食育に関する無償教材の配付を行ったほか,保育士・栄養 士等の資質向上のため,食育関連の研修会・講習会・講演会・食育推進大会等へ参加して います。 【幼稚園】 各園とも園便り,給食便り,連絡帳,HP 等の活用による保護者への食育の意識啓発に 努めているほか,食育年間計画等に基づいて,畑での作物の栽培やお楽しみ会などの行事 など体験活動による食育に関する取組みを行っています。 また,食品について知識を深めるために食育に関する紙芝居,パネルシアターなどを実 施しているほか,保護者向けに給食メニューの表示や食品分析表を園だより・掲示板など へ掲示し,意識啓発を行っています。 更に,三角食べの推奨や保護者を対象にした給食試食会で,栄養士によるミニ講座の開 催など,各園とも工夫を凝らした取組みに努めています。 この他,公益団体が作成した食育に関する無償教材配付を行っています。 成果・ 課題等 保育所では,食育に関する様々な取り組みを園の特色を交えて実施することで,児童の 成長に合わせた食育を推進しています。今後も,保育所の特色を生かしつつ,保育所と家 庭の情報共有と一層の連携による食育推進が必要となります。 幼稚園では,園独自で様々な取り組みを行っており推進されていますが,今後も継続し て食育の取り組みが行われるよう食育に関する教材を配付するなど情報提供のほか,保育 所と同様に,園と家庭の情報共有と一層の連携による食育推進が必要となります。 次世代育成支援後期行動計画実施状況(平成 24 年度)報告書 担 当 課 健康増進課 新規・継続事業の別 章 2 子どもが健やかにいきいきと育つ環境づくり 節 2 食育を推進します 施策・事業番号 43 指標 食育についての取り組みを実施した 幼稚園・保育所(園)の数(所・園) (出展:こども課) 施策事業名 継続 幼稚園・保育所(園)における食育の推進 20 年度 22 年度 23 年度 24 年度 ― 19 20 18 25 年度 26 年度 目標値 全幼稚園・ 保育所(園) (全 21) 各幼稚園・保育所(園)が実施している食育の取組みについて,全幼稚園・保育所(園)18 か所で食育実態調査アンケートを実施し,結果をシートにまとめました。 アンケートの結果,食育健康教室を実施してもらいたいと回答された園の中から 2 か所 の園を選定し,各園で食育健康教室を実施しました。 食育健康教室の様子や内容をホームページに掲載し,食に関する情報発信をしました。 開催場所 実施日 参加者数 めばえ幼稚園 H24.11.28 29 人 ふたば文化幼稚園 H24.12.13 20 人 内容:茨城県食育推進計画について はしの使い方 簡単メニューの紹介・試食 バランスのとれた食事について 1 日で必要な野菜量・1 食の主菜の適量 実施状況 おやつの内容・適量 お弁当の献立を考える(グループワーク) 成果・ 課題等 今年度実施した食育実態調査アンケートを基に,次年度は新たに 4 箇所の園(所)で, 食育健康教室を実施していきます。 また,食育の推進のために,ホームページや広報紙等を活用し,食に関する情報発信を していきます。 次世代育成支援後期行動計画実施状況(平成 24 年度)報告書 担 当 課 指導課 新規・継続事業の別 章 2 子どもが健やかにいきいきと育つ環境づくり 節 2 食育を推進します 施策・事業番号 44 施策事業名 指標 20 年度 給食を残さず食べた児童生徒の割 合(%)(出展:給食センター) 55.3 22 年度 57.8 継続 小中学校における食育学習の推進 23 年度 24 年度 25 年度 59.8 26 年度 58.0 目標値 60.3 バランスよく栄養摂取できる美味しい学校給食の提供により,児童生徒の健康増進と体 力の向上を目指します。また,栄養教諭や栄養士,養護教諭によるそれぞれの専門性を活 かしながら食に関する指導を実施します。 小中学校においては,食育推進計画に基づいて食育の学習を進めて参りました。年間を 通して,計画的に栄養教諭,学校栄養職員が学校訪問を行い,給食の配膳や食物の摂取状 況を把握し,紙芝居など取り入れながら食に関する指導なども実施しました。 〈朝ご飯を食べている市内の児童生徒の割合〉 学年 平成 20 年度 平成 21 年度 平成 22 年度 平成 23 年度 平成 24 年度 小学 6 年生 95.2% 96.5% 97.5% 96.8% 96.6% 中学 3 年生 92.3% 94.1% 94.5% 90.9% 93.6% 実施状況 成果・ 課題等 今年度は,朝食の摂取状況では,小中学校で目標値を達成することができました。特に、 中学校においては,昨年度より約 3%アップしました。今後とも,朝ご飯の摂取状況や食 育に関する情報など保護者に周知し,学校と家庭が連携しながら食育指導の推進に努めて いきます。また,体験的な学習を通して,食育に対して児童生徒の実感が伴った理解に努 めます。 次世代育成支援後期行動計画実施状況(平成 24 年度)報告書 担 当 課 給食センター 新規・継続事業の別 章 2 子どもが健やかにいきいきと育つ環境づくり 節 2 食育を推進します 施策・事業番号 44 指標 給食を残さず食べた児童生徒の割 合(%) 施策事業名 継続 小中学校における食育学習の推進 20 年度 22 年度 23 年度 24 年度 55.3 57.8 59.8 58.0 25 年度 26 年度 目標値 60.3 ①小学校は,13 校(全校)の 2 年生のクラスを,給食時間を利用し,栄養士が学校給食セ ンター調理員とともに訪問しました。 今回は,「給食ができるまで」を写真を使って,児童にわかりやすく,クイズ形式を取 り入れ楽しく説明しました。 また,栄養士と同行した学校給食センター調理員の実際の服装を見せたり,調理を行う 際の消毒の仕方などの衛生面の話をすることで,さらに,児童の給食への安心安全感が深 まりました。 ②中学校は,6 校中 5 校の 1 年生の 1 クラスを,給食の時間を利用し,栄養士が訪問し, 栄養バランスのとれた食事への意識を高める指導を行いました。 給食の献立を例にし,「主食・主菜・副菜」という食事の形態と栄養グラフを用いて, 「主食・主菜・副菜」をそろえてとる事の大切さを説明しました。 ③教育の日の事業として,「親子で作る給食献立」コンテストを実施ました。市内の小・ 中学校の児童・生徒を持つ親子を対象に,子どもたちが苦手なお魚を使った料理という内 容で献立募集を行いました。 応募作品:130 点 審査結果:入賞作品 10 点 最優秀賞 「酢ぶり」,優秀賞 2,特別賞 6 ※入賞作品は,後日,実際に給食として提供しました。 実施状況 成果・ 課題等 栄養士が直接学校を訪問し,児童・生徒と接することにより,児童・生徒の給食時の状 況把握ができました。また,直接,児童・生徒から意見を聞くことで,今後の献立作りの 参考となり,小学校 5 年生で実施した「給食を残さず食べた児童の割合」の増加にもつな がりました。 今後は,さらに「給食を残さず食べる児童の割合」を上げるためにも,毎日の残さい量 をチェックしながら,児童・生徒においしく食べてもらうような献立作りを行ってまいり ます。 次世代育成支援後期行動計画実施状況(平成 24 年度)報告書 担 当 課 健康増進課 新規・継続事業の別 章 2 子どもが健やかにいきいきと育つ環境づくり 節 3 小児医療の充実に努めます 施策・事業番号 45 指標 施策事業名 20 年度 22 年度 継続 小児医療体制の充実 23 年度 24 年度 25 年度 26 年度 目標値 設定なし 小児科医の絶対数不足および小児科医のいる病院,診療所が減少傾向にあることは社会 的にも大きな課題であり,そのような厳しい状況の中,稲敷地域の 6 市町村と龍ケ崎済生 会病院,東京医科大学茨城医療センター,つくばセントラル病院,牛久愛和総合病院にお いて,小児救急医療輪番制協定を締結し,休日や夜間における小児科医による治療の必要 のある小児救急患者に対応しています。 なお今後も茨城県保健医療計画に基づき,地域の実情に応じ,効率的な体制整備と子供 の病気に関する知識の普及・啓発を図っていきます。 また,乳幼児を持つ親に対し,小児医療の不安解消のため,母子健康手帳交付時,新生 児訪問でのチラシ配布及び市公式ホームページ等により周知を行っています。 〈稲敷地域小児救急輪番制の実施医療機関一覧表〉 曜日 時 間 医 療 機 関 月 ― 実施状況 火 東京医科大学茨城医療センター 水 つくばセントラル病院 18:00~21:00 木 龍ケ崎済生会病院 金 東京医科大学茨城医療センター 土 14:00~17:00 牛久愛和総合病院 9:00~12:00 東京医科大学茨城医療センター 12:00~15:00 龍ケ崎済生会病院 日 祝 成果・ 課題等 住所・電話番号 阿見町中央 3-20-1 029(887)1161 牛久市柏田町 1589-3 029(872)1771 龍ケ崎市中里 1-1 0297(63)7111 阿見町中央 3-20-1 029(887)1161 牛久市猪子町 896 029(873)3111 阿見町中央 3-20-1 029(887)1161 龍ケ崎市中里 1-1 0297(63)7111 ― 概ね休日,夜間の子どもの急病に対応可能な医療機関を確保することができました。 輪番制未対応の曜日について,医療機関へ調査を行ったところ,小児科医の確保が困難 であり,すべての曜日に対応することは難しい状況ですが,今後も県の動向を見据えなが ら,効率的な体制整備を図ります。 次世代育成支援後期行動計画実施状況(平成 24 年度)報告書 担 当 課 健康増進課 新規・継続事業の別 章 2 子どもが健やかにいきいきと育つ環境づくり 節 3 小児医療の充実に努めます 施策・事業番号 指標 周産期死亡率(1,000 対) 46 施策事業名 継続 周産期医療体制の整備促進 20 年度 22 年度 23 年度 24 年度 3.4 3.3 3.4 未確定 25 年度 26 年度 目標値 0 周産期医療体制の整備促進については,主に県の所管事項ですが,市としては医療機関 との連携を図りながら情報収集に努め,妊娠・出産の安全の確保のために,妊娠中の保健 指導の充実を図っています。 〈内容〉 ・妊娠届時及び妊娠期の保健指導の充実を図っています。 (面接・電話相談・必要に応じて家庭訪問指導など) ・妊娠届時,「母性健康管理指導事項連絡カード」の周知をするとともに,活用を促し, 就労している妊婦の健康管理に努めました。 ・妊娠届出時に把握した情報を元に,保健指導が必要な妊婦への電話・訪問指導を実施し, 継続的な支援を図りました。 ・近隣の産婦人科医療機関との連携を図りました。 実施状況 成果・ 課題等 妊娠届時に,面接しながら相談・指導を行うことで,詳細な状況把握や早期に妊婦の不 安の軽減を図ることができました。また,電話や家庭訪問等で保健指導を行い,既往歴の ある妊婦へ個々の対応ができました。 医療機関と連携し,医療に関する情報を把握することで保健指導に役立てました。 次世代育成支援後期行動計画実施状況(平成 24 年度)報告書 担 当 課 健康増進課 新規・継続事業の別 章 2 子どもが健やかにいきいきと育つ環境づくり 節 3 小児医療の充実に努めます 施策・事業番号 47 指標 さんさん館子育て支援センターで実 施する救急救命講習会参加組数(組) (出展:こども課) 施策事業名 継続 病気や事故への適切な対応 20 年度 22 年度 23 年度 24 年度 36 49 42 57 25 年度 26 年度 目標値 モニタリング 母子健康手帳交付時,プレ・ママ教室,赤ちゃん訪問,各乳幼児健康診査,乳幼児健康 相談等において,子どもの発達段階に応じた家庭での事故防止に関する保健指導を行って います。 ・母子健康手帳交付時:チャイルドシートについてと事故防止のパンフレット配布 ・赤ちゃん訪問 :乳幼児突然死症候群についてちらしを利用し説明 家庭での看護や救急受診のポイントをリーフレットを利用し説明 ・各乳幼児健康診査 :各年齢に応じた事故防止のパンフレットの配布 健診時必要に応じて個別指導 ・保健センター内におけるポスターの掲示 :チャイルドシートの推奨 :乳幼児突然死症候群について ・健康カレンダー :乳幼児の事故についてコラムを掲載 平成 24 年度は保健センター内での環境整備を見直し,事故発生の可能性がある箇所の 改善に努めました。 実施状況 成果・ 課題等 発達段階だけでなく,季節や地域に応じ事故防止についての注意や呼びかけを行うこと ができました。また,資料を配布するだけでなく個別指導することで,保護者の意識の向 上を図りました。 引き続き,各事業を通して事故に対する知識の普及,事故防止に対する意識の向上に努 めます。 次世代育成支援後期行動計画実施状況(平成 24 年度)報告書 担 当 課 こども課 新規・継続事業の別 章 2 子どもが健やかにいきいきと育つ環境づくり 節 3 小児医療の充実に努めます 施策・事業番号 47 指標 さんさん館子育て支援センターで実 施する救急救命講習会参加組数(組) 施策事業名 継続 病気や事故への適切な対応 20 年度 22 年度 23 年度 24 年度 36 49 42 57 25 年度 26 年度 目標値 モニタリング さんさん館子育て支援センターにおいて,子どもの病気や事故に対応できるよう下記の 講習会を開催しました。 ●救急救命実技講習会(講師:龍ケ崎消防署職員) 心肺停止等の症状を起こした急病人が出た際,救急隊が到着するまで 目的 の間の,適切な処置方法を学び,いざというときの危機管理の向上に寄 与することを目的とします。 実施日時 5/18(金)・10/5(金)・3/5(火)/午前 10 時半~午前 11 時半 対象 参加人数 内容 実施状況 0~10 か月までのお子さんと保護者 19 組(5/18) 19 組(10/5) 19 組(3/5)※(定員 18 組) (1)観察要領(2)気道確保要領(3)人工呼吸法(4)心肺蘇生法 (5)止血法(6)乳児・新生児異物除去法(7)AEDの使用法 ●交通安全教室(講師:竜ヶ崎警察署職員) 日常生活の中ですぐに役立つ交通指導や危機管理の向上に寄与すること 目的 を目的とします。 実施日時 対象 参加人数 内容 7/5(木) 午前 11 時~午前 11 時 45 分 0・1・2・3 歳までのお子さんと保護者 29 組 (1)チャイルドシート・シートベルトの必要性 (2)信号の見方・横断歩道の渡り方 ●歯科医師講習会(講師:菊地規子先生) 「乳幼児の歯の大切さ」についての知識を習得し,乳歯のケアの仕方・悩 目的 みの解消を目的とします。 実施日時 対象 参加人数 内容 成果・ 課題等 9/25(火)/午前 11 時~午前 12 時 00 分 0・1・2・3 歳までのお子さんと保護者 36 組 (1)赤ちゃんの口の手入れ(管理)(2)乳歯の生えはじめから揃うまで (6 ヶ月頃から 2 歳頃まで)(3)歯みがき指導 (4)質疑応答 救急救命実技講習会では,AEDの使用方法,心配蘇生法の実技指導,誤飲時の異物除 去法の指導を受けました。実際,講習会を受けた方がお子さんがりんごを詰まらせ,必死 に講習を思い出し,お子さんを助けることが出来たと感謝していました。また,歯科医師 講演会では,講演のあと,直接,先生に個別相談が殺到し,先生の丁寧な応対に安心し, 不安が解消されたとのことでした。また,交通安全教室は,直接,県警から来てくださり 事例をあげての指導に真剣に耳を傾けるお母さん方の姿が見られました。今後も,実際に 役立つ講習会が出来るよう,内容や実施回数を検討していきます。 次世代育成支援後期行動計画実施状況(平成 24 年度)報告書 担 当 課 健康増進課 新規・継続事業の別 章 2 子どもが健やかにいきいきと育つ環境づくり 節 4 障がい児の療育等の充実を図ります 施策・事業番号 48 指標 おひさまくらぶ実相談件数(件) 施策事業名 継続 発達支援教室(おひさまくらぶ)の実施 20 年度 22 年度 23 年度 24 年度 35 35 31 37 25 年度 26 年度 目標値 モニタリング 乳幼児健康診査等を受診した児や,保育園(所)・幼稚園などの集団生活の場の中で, 心身の発達に遅れや偏りのある乳幼児及びその保護者を対象に,保健センターを会場にし て発達指導員と保健師が毎月 1~2 回発達支援教室(おひさまくらぶ)を実施しています。 個々の状態に合った適切な指導及び助言を行うことで,病院受診へつなげたり,龍ケ崎市 児童デイサービスセンター「つぼみ園」と連携を図っています。 平成 24 年度は 16 回実施し,相談人数は 37 人/71 人(実数/延数)でした。 実施状況 成果・ 課題等 発達指導員の専門的な視点での判断により,定期的な療育が必要な児に対しては,専門 病院や龍ケ崎市児童デイサービスセンター「つぼみ園」への通園につなげ,早期療育につ なげることができました。 今年度は実施回数を 16 回に拡大したことで,予約枠に余裕ができ,保護者が相談を先 まで待つことなくできたので,不安の早期解消につながったり,短い周期で経過観察をす ることができました。 次世代育成支援後期行動計画実施状況(平成 24 年度)報告書 担 当 課 指導課・教育センター 新規・継続事業の別 章 2 子どもが健やかにいきいきと育つ環境づくり 節 4 障がい児の療育等の充実を図ります 施策・事業番号 指標 49 施策事業名 20 年度 22 年度 継続 相談(支援教育・就学)体制の充実 23 年度 24 年度 25 年度 26 年度 目標値 設定なし 【事業の概況】 障がいのある就学児に対しては,各課と連携をしたり,就学前に保護者及び学校との打 ち合わせ等を入念に行ったり支援体制の整備を行っています。入学後においても支援を継 続し,学校生活においての支援の方法等の話し合いを随時行っています。また,障がいが ある幼児,児童,生徒がいる保護者を対象とした平成 24 年 5 月 22 日(火)に「就学説明 会」を開催し相談を開始しました。また,市内小中学校の児童生徒の支援についても学校 と連携を図りながら行いました。 ◇ 就学相談 就学相談は,教育委員会指導課と教育センター及び保健センター,こども課,つぼみ園 を窓口として実施しています。5 月に行われた,就学相談説明会後に就学相談の相談業務 が本格化し,指導課と教育センター等関係各課で連携,相談内容の共有化を図り,面談を 継続しています。また,保護者との相談と共に,就学予定者(幼児)との面会を通して, 就学についての理解を深めるよう心がけました。 実施状況 (具体的な相談件数等については公表しません。) ・平成 24 年 9 月 13 日(木)障がい児就学指導調査員会 ・平成 24 年 11 月 8 日(木)障がい児就学指導委員会 ◇ 就学時健康診断への同行 就学時健康診断を,平成 24 年 10 月 4 日(木)~平成 24 年 11 月 16 日(金)にかけて市内 小学校 13 校で実施し,指導課指導主事,教育センター教育相談員,学務課担当職員が同 行し,入学後,支援が必要なお子さんや保護者との面談等を行いました。 ◇ 就学先の決定 就学相談を充実させ,保護者や児童生徒の願いを十分にくみ取り,各種学校とも連携を 図りました。その結果,児童生徒にとってよりよい就学先である,県立の特別支援学校, 市内小中学校の特別支援学級等に入学,措置変更,入級することができました。 成果・ 課題等 就学相談を,教育委員会指導課と教育センター,各関係機関等を窓口とし,保護者と学 校との面談を充実させることができました。また,特別支援学校とも連携を図り,特別支 援学校,小中学校の特別支援学級,通常学級の見学・相談を通して,よりよい就学先を決 定することができました。 児童生徒が自立できるように,小中学校入学後も各校の就学指導調査委員や特別支援教 育コーディネーターからの報告を確認,共有しながら,よりよい学校,学級が選択できる よう保護者,学校とともに考えていくよう心がけます。 障がい児の支援については,専門的な知識や技能をもつ相談員を各校に訪問させ,支援 の在り方・関わり等についてのサポート会議を開き,助言・指導を行っていきます。就学 相談の機関等の周知などにも課題があるので関係各課に協力を依頼し,各種情報の提供も 行っていきます。 次世代育成支援後期行動計画実施状況(平成 24 年度)報告書 担 当 課 社会福祉課 章 新規・継続事業の別 継続 2 子どもが健やかにいきいきと育つ環境づくり 節 4 障がい児の療育等の充実を図ります 児童短期入所(ショートステイ)事業 施策・事業番号 50 施策事業名 の充実 指標 短期入所実利用障がい児数(人) 20 年度 11 22 年度 5 23 年度 4 24 年度 2 25 年度 26 年度 目標値 モニタリング 障がい児及びその保護者の疾病,その他の理由により,当該障がい児が一時的に保護又 は指導を必要とする場合,当該障がい児を施設に短期入所させることにより,これらの障 がい児及びその家族の福祉の向上を目的とした事業です。 【主な利用の理由】 障がい児の指導・訓練,障がい児保護者の介護休養・疾病・私事的理由等 ●平成 24 年度 4 月から 3 月まで 利用実人数:2 人 支払日数 77 日分 支払総額 705,934 円 自己負担額 24,399 円 ●利用施設 虹の里(美浦村) 特別養護老人ホーム牛久さくら園(牛久市) つくば根学園障害福祉サービス(つくば市) 実施状況 制度の周知に関しては,以下を実施しています。 ●身障・療育手帳交付時や福祉サービス更新時,また電話や窓口において支援等の 相談があったときに,指定事業所の一覧を配布するなどして説明をしています。 成果・ 課題等 家族が疾病等により一時的に障がい児を介護ができないときに家族の負担を軽減するこ とができました。 引き続き,窓口等でサービスの情報提供を行うことで,周知に努めてまいります。 次世代育成支援後期行動計画実施状況(平成24年度)報告書 担 当 課 社会福祉課 新規・継続事業の別 章 2 子どもが健やかにいきいきと育つ環境づくり 節 4 障がい児の療育等の充実を図ります 施策・事業番号 51 指標 施策事業名 20 年度 22 年度 継続 児童デイサービス事業の充実 23 年度 24 年度 25 年度 26 年度 児童デイサービスセンターつぼみ 園登録障がい児数/同延べ利用障 90/2,077 92/1,478 93/1,363 93/1,814 がい児数(人) 目標値 モニタリング 障がい児通所支援事業所つぼみ園は,障がい児を対象に可能な限りその地域における生 活が継続できることを念頭に置いて,日常生活における基本的な動作を習得し,集団生活 に適応することができるよう適切な支援を行うことを目的とした事業所です。 ◆幼児集団療育支援 火~金曜日 9 時 45 分~13 時 ◆学童集団療育支援 月~金曜日 15 時~18 時 ◆個別専門療育支援 ・療育指導員(1人)による心理判定等 月 4~5 回程度 9 時 30 分~15 時 30 分 ・作業療法士(3 人)による作業療法 月 4 回程度 10 時~12 時 15 分,もしくは 13 時 30 分~16 時 30 分 ・理学療法士(2 人)による理学療法 月 2 回程度 13 時 30 分~16 時 10 分 ・言語聴覚士(1 人)による言語療法 月4回程度 10 時~15 時 00 分 ●登録者数 93 人(平成 25 年 3 月 31 日現在) 実施状況 ●実施状況 <平成 24 年 4 月~平成 25 年 3 月末> 利用延べ人数 1,814 人 利用料収入 7,707,139 円(うち自己負担額 679,973 円) 1 回あたりの利用料 未就学児 4,532 円(利用者は1割負担,月額上限あり) 学齢児 3,607 円(利用者は1割負担,月額上限あり) 学齢児(長期休暇時)4,532 円(利用者は1割負担,月額上限あり ) ●おひさまくらぶ(保健センター)との連携 保健センターの健診等で早期発見し,つぼみ園での早期療育に繋げています。 ●関係機関との連携 保健センター,教育センター,保育所(園),幼稚園等と連携をとり,適切な支援に 努めました。 成果・ 課題等 幼児・学童集団療育につきましては週1回から週 2 回までの利用を受入れ,利用人数の 向上を図りました。専門個別療育では言語療法の日数を増やし,利用児童の機能回復の促 進,日常生活の質の向上が図れました。また,発達状況に応じ,基本動作の指導及び集団 生活への適応訓練等ができました。今後も,常に利用者のニーズにあったサービスの提供 に努めます。 次世代育成支援後期行動計画実施状況(平成 24 年度)報告書 担 当 課 指導課 新規・継続事業の別 章 2 子どもが健やかにいきいきと育つ環境づくり 節 4 障がい児の療育等の充実を図ります 施策・事業番号 52 指標 配置している特別支援教育支援員 数(人) 施策事業名 20 年度 ― 継続 特別支援教育の充実 22 年度 23 年度 24 年度 18 18 19 25 年度 26 年度 目標値 モニタリング 【事業の概況】 障がいのある児童生徒の支援のあり方,通常学級に所属しながらも支援を必要としてい る児童生徒の実態に即した指導計画や指導方法の改善を図り,個に応じた支援を推進し, 自立と社会参加を目指しています。校内就学指導委員会では,特別な支援を必要とする児 童生徒の実態把握に努め,多様な配慮やきめ細かな教育となるようにしています。また, 学校長の指名した特別支援教育コーディネーターが中心となり校内の支援体制を整えたり, 特別支援教育への理解促進に努めています。 ◇ 各学校での取り組み ○校内就学指導委員会 年間 2 回以上の校内就学指導委員会を通して,特別な支援の必要な児童生徒について共 通理解を図っています。必要に応じて保護者との面談を実施し,保護者の思いを受け止め 支援の在り方について共に考えています。 ○校内研修 特別支援コーディネーター等が各種研修会に参加し,各校にて支援の仕方など内容の伝 実施状況 達を行い,特別支援教育や障がいについての最新情報の共有化を図っています。また,事 例研修を通して,特別な支援が必要な児童生徒に対して,個別の指導計画・指導体制の確 立を図っています。 ◇ 指導課としての取り組み 定期的に学校と支援者間で児童の実態把握と支援の在り方・関わりかた等をサポート会 議で確認することで,円滑な連携が図れるようにしています。 各小中学校から1名の障がい児就学指導調査員を委嘱し,各校児童生徒の実態を聞き取 るとともに,平成 24 年 9 月 13 日(木)障がい児就学指導調査員会を開催し,各中学校区ご とに情報交換を行っています。様々な情報を共有化することで支援に役立てています。 また,平成 24 年 11 月 8 日(木)障がい児就学指導委員会を開催し,市内における特別な 支援が必要な児童生徒の把握と,就学相談等の情報から,適切な就学について判断ができ るようにしています。就学指導委員は,文教委員,医師,教員,相談員等で構成され,教 育的,心理学的及び医学的な観点から総合的に助言をいただいています。 成果・ 課題等 各小学校の特別支援学級担当者と保護者,特別支援教育支援員が児童の支援で連携を図 り,個に応じた支援をすることで個々の成長を見取ることができました。市内 31 人の児 童に対して特別支援教育支援員を 19 人配置し,安全安心な学校生活を円滑に送ることが できました。 さらに,自立と社会参加を目指すための支援の在り方について,個別の指導計画を定期 的に確認しながら,児童の障がいの程度に応じて,一人一人のニーズに合わせた関わり方 の見直しをしていく必要があります。介助・支援の在り方についても,保護者を交えた教 育相談やサポート会議などの活用を図りながら保護者や学校の理解啓発に努めます。 次世代育成支援後期行動計画実施状況(平成 24 年度)報告書 担 当 課 社会福祉課 新規・継続事業の別 章 2 子どもが健やかにいきいきと育つ環境づくり 節 4 障がい児の療育等の充実を図ります 施策・事業番号 53 指標 施策事業名 継続 各種手当の支給 20 年度 22 年度 23 年度 24 年度 25 年度 26 年度 目標値 特別児童扶養手当(4 月期)支給人数(人) 119 112 121 114 モニタリング 障がい児福祉手当(2 月期)支給人数(人) 46 49 49 50 モニタリング 在宅心身障がい児福祉手当(3月 期)支給人数(人) 159 152 152 153 モニタリング ■特別児童扶養手当 特別児童扶養手当等の支給に関する法律に基づいて,重度の障がいのある在宅の 20 歳 未満の方を養育している保護者を対象に手当を支給し,経済的負担の軽減を図りました。 平成 24 年度 8 月期 支払人数(人) 12 月期 4 月期 120 117 支払総額(円) 21,633,930 21,986,460 1 級(最重度・重度) 50,400 円/月 2 級(中度)33,570 円/月 ※所得制限あり ※市の予算は事務費のみで手当は県から支給されます。 114 21,091,550 制度の周知に関しては,以下を実施しています。 ●身障・療育手帳取得時,等級変更,転入時の説明及びパンフレットの配布 ■障がい児福祉手当 特別児童扶養手当等の支給に関する法律に基づいて,著しく重度の障がいのある在宅の 20 歳未満の方を対象に手当の支給をしました。 平成 24 年度 実施状況 5 月期 8 月期 139(47) 146(50) 145(49) 147(50) 支払総額(円) 1,989,520 14,280 円/月 ※所得制限あり 2,084,880 2,070,600 2,099,160 支払件数(件/人) 11 月期 2 月期 制度の周知に関しては,以下を実施しました。 ●「りゅうほー」掲載 →手続きに関するご案内(平成 24 年 8 月前半号) ●身障・療育手帳交付時,等級(程度)変更,転入時の説明 ■在宅心身障がい児福祉手当 市条例に基づき,心身に障がいのある在宅の 20 歳未満の方を養育している保護者,ま たはその家族を対象に手当を支給し,経済的負担の軽減を図りました。 ●平成 24 年度 9 月期 ●平成 24 年度 3 月期 支払件数 864 件(152 人) 支払人数 878 件(153 人) 支払総額 2,592,000 円 支払総額 2,634,000 円 3,000 円/月(中度以上)※所得制限なし 制度の周知に関しては,以下を実施しました。 ●身障・療育手帳交付時,等級(程度)変更,転入時の説明 成果・ 課題等 心身障がい児の保護者又はその家族の経済的負担の軽減に資することができました。 制度を理解していただくよう,窓口等での適切な説明に努め,更なる周知を図ることで, 今後も障がい児の福祉に役立ててまいります。 次世代育成支援後期行動計画実施状況(平成 24 年度)報告書 担 当 課 こども課 新規・継続事業の別 章 2 子どもが健やかにいきいきと育つ環境づくり 節 5 ひとり親世帯の自立支援に努めます 施策・事業番号 54 施策事業名 指標 20 年度 こども課で受けたひとり親世帯か らの相談件数(件) 50 継続 相談体制の充実 22 年度 23 年度 24 年度 30 30 19 25 年度 26 年度 目標値 モニタリング ひとり親家庭の親等から子育てや生活の不安など様々な相談を受け,ひとり親自身が自 らの意思で解決の方法を探し出すための助言を行いました。 話を聞いてもらうことで,不安の解消が図れたとの言葉を残すひとり親もおり,ひとり で児童を養育している保護者の精神的負担は計り知れないものがあると思われる。 従って,保護者の相談内容をよく聞き,必要に応じた支援や状況によっては関係各機関 との連絡調整・情報提供を行うなどの支援を行いました。 平成 24 年度相談件数 19 件 相談内訳 DⅤ相談 4 件 生活・その他の相談 15 件 実施状況 成果・ 課題等 様々な問題を抱えているひとり親家庭に対し,不安の解消や問題の解決方法を探り出す ことができるように手助けを行い,相談内容によって関係機関との連絡調整・情報提供を 行うなどの対応を行いました。 ひとり親の抱える不安や相談内容をよく聞き,ひとり親自身が自らの力で不安を解消で きるように,適切な助言や情報提供等を行うなど支援に努めます。 次世代育成支援後期行動計画実施状況(平成 24 年度)報告書 担 当 課 こども課 新規・継続事業の別 章 2 子どもが健やかにいきいきと育つ環境づくり 節 5 ひとり親世帯の自立支援に努めます 施策・事業番号 55 指標 施策事業名 継続 経済的支援の充実 20 年度 22 年度 23 年度 24 年度 668 686 743 743 モニタリング ひとり親世帯医療福祉費月平均受 母子世帯 母子世帯 母子世帯 母子世帯 1,756 1,780 1,709 1,799 給者数(人)(出展:保険年金 父子世帯 父子世帯 父子世帯 父子世帯 課) 131 132 137 153 モニタリング 母子寡婦福祉資金貸付件数(件) モニタリング 児童扶養手当(4 月期)支給世帯数 (世帯) 0 1 0 25 年度 3 26 年度 目標値 児童扶養手当法に基づいて,父または母と生計を同じくしていない児童を養育している 方が,所得が一定額以下で公的年金(老齢福祉年金は除く)を受けていない場合に,手当 を支給することで,生活の安定を図りました。 定期支払月 ・・・ 4 月,8 月,12 月 ○平成 24 年度 4 月期定期払 支払件数 743 世帯 支給総額 111,855,920 円 (1世帯 平均 150 千円) ○平成 24 年度 8 月期定期払 支払件数 724 世帯 支給総額 107,924,720 円 (1世帯 平均 149 千円) ○平成 24 年度 12 月期定期払 支払件数 713 世帯 支給総額 106,390,410 円 (1世帯 平均 149 千円) ○児童扶養手当の周知 ・市広報紙への掲載…りゅうほー 8 月前半号に掲載。 実施状況 「児童扶養手当の現況届の受付について」 ・市公式ホームページへの掲載 ・その他 離婚届を提出された方には,市民課の案内プリント「戸籍の届出をされた方へ」で 「児童扶養手当」の制度を周知し,こども課での手続きを誘導しました。 ○休日窓口を開設 児童扶養手当受給者の利便性を考慮し,児童扶養手当現況届時に開設(8 月 19 日) 届出件数 20 件 ○茨城県が実施している母子家庭を対象とした無利子の融資制度(母子福祉資金)につい て電話や窓口で相談を受けました。 就学支度資金(申請) 1 件 修学資金(申請) 1 件 事業開始資金(申請) 1 件 成果・ 課題等 父または母と生計を同じくしていない児童を養育している方に対し,世帯の生活安定と 自立支援の促進に寄与しました。 児童扶養手当制度について窓口での案内に加え,市民課や保険年金課等関連課との連携 を密にし,広報紙等に掲載し,該当者が,漏れなく受給できるよう制度について更なる周 知を行います。 次世代育成支援後期行動計画実施状況(平成 24 年度)報告書 担 当 課 こども課 新規・継続事業の別 章 2 子どもが健やかにいきいきと育つ環境づくり 節 5 ひとり親世帯の自立支援に努めます 施策・事業番号 56 指標 母子自立生活支援施設(青葉荘) 入所世帯数(世帯)(年度末現在) 施策事業名 20 年度 3 継続 自立に向けた支援 22 年度 2 23 年度 0 24 年度 - 25 年度 - 26 年度 目標値 - モニタリング ひとり親世帯が,子育てと就業の両立により自立できるよう支援を行いました。 ○保育所入所や学童保育ルームの入所等 公平性を確保するため,保育に欠ける度合いを点数化し,入所を決定しています。また, ひとり親世帯については特殊事情分としての調整指数を加え,入所決定を行っています。 入所数 保育所(園) 129 世帯 学童保育ルーム(担当課:青少年育成課) 154 世帯 ○鉄道(JR)定期券の割引 児童扶養手当を受けているひとり親世帯の父・母や子どもが,通勤定期乗車券を購入す る場合に割引となる制度(3 割引)があり,その制度を活用するための資格証明書・購入 証明書の発行を行いました。 特定者資格証明書 : 10 件 特定者用定期乗車券購入証明書: 71 件 実施状況 成果・ 課題等 ひとり親家庭となった直後の生活環境の変化等により,精神的・経済的不安を持つ親に 対して不安の解消が図れるようひとり親家庭への様々な支援制度・情報等を提供し,生活 の安定と自立の促進に寄与しました。 また,平成 24 年度から母子家庭の母の資格の取得を促進し,自立支援に繋げるため制定 した高等技能訓練促進費支給事業の制度について周知を行います。 次世代育成支援後期行動計画実施状況(平成 24 年度)報告書 担 当 課 こども課 新規・継続事業の別 章 2 子どもが健やかにいきいきと育つ環境づくり 節 6 児童虐待の防止対策を徹底します 施策・事業番号 指標 57 施策事業名 20 年度 22 年度 継続 児童虐待防止の啓発と早期発見・予防 23 年度 24 年度 25 年度 26 年度 目標値 設定なし ○児童虐待防止の啓発 ・広報紙への掲載 りゅうほー 11 月前半号「11 月児童虐待防止推進月間です」 ・ポスター・リーフレット等の配布 配布枚数:ポスター 80 枚,リーフレット 220 枚,カード 1,200 枚 配布場所:医療機関,小・中学校,保育所,幼稚園,コミュニティセンター等 ○児童虐待の早期発見・早期対応 ・民生委員・児童委員及び主任児童委員との協力 主任児童委員部会においては,家庭児童相談員等が定例的に参加し,講師を務めた り,支援事例の報告を行なうなど,相互理解・連携の強化に努めています。 (出席回数:2 回) 実施状況 成果・ 課題等 ・龍ケ崎市子どもを守るネットワーク(要保護児童対策地域協議会)の構成機関との連 携 構成機関との連携を密にし,地域における支援体制の充実を図っています。 支援ケースについては,情報を共有し地域における見守りの協力を頂きました。 (開催:代表者会議・1回/実務者会議・3 回) 子どもを守るネットワークの構成機関と,密に連携を図りながら,支援の必要な子ども や保護者に対し,早期に助言・指導等を行なうことができました。 また,民生委員・児童委員は,地域の細かな情報を把握していることから,児童虐待の早 期対応に重要であり,より緊密に連携を図ります。 次世代育成支援後期行動計画実施状況(平成 24 年度)報告書 担 当 課 健康増進課 新規・継続事業の別 章 2 子どもが健やかにいきいきと育つ環境づくり 節 6 児童虐待の防止対策を徹底します 施策・事業番号 指標 57 施策事業名 20 年度 22 年度 継続 児童虐待防止の啓発と早期発見・予防 23 年度 24 年度 25 年度 26 年度 目標値 設定なし 妊娠届出時から赤ちゃん訪問,各健診などの全ての関わりの中で,虐待の早期発見に努 めました。「健康カレンダー」の中で虐待防止月間としてコラムに掲載し,虐待防止に努 めるとともに相談窓口の周知を行いました。また,こども課や児童相談所,医療機関など 関係機関とも連携を図り,個々のケースに対応しました。 実施状況 成果・ 課題等 電話相談・窓口業務の中でも,保護者の話を傾聴し,支援が必要なケースや気がかりな ケースについては,関係機関と情報を共有しながら,連携を密に取り,継続した支援を 図っていきます。 次世代育成支援後期行動計画実施状況(平成 24 年度)報告書 担 当 課 こども課 新規・継続事業の別 章 2 子どもが健やかにいきいきと育つ環境づくり 節 6 児童虐待の防止対策を徹底します 施策・事業番号 58 指標 虐待相談・通告件数(件) 施策事業名 継続 相談体制の充実 20 年度 22 年度 23 年度 24 年度 新規 8 継続 25 新規 24 継続 15 新規 16 継続 19 新規 27 継続 11 25 年度 26 年度 目標値 モニタリング 虐待に関する相談や通告に対し,家庭児童相談員・担当が随時対応し,ケースの状況把 握を行います。 児童相談所・学校等の関係各機関がそれぞれの状況に応じ,情報の共有化を図り,支援 に関する役割分担を明確にして連携を図りながらケースに対する支援を行いました。 虐待通告等については,「龍ケ崎市虐待ホットライン」(携帯電話)にて受け付けており ます。ホットラインに関しては「りゅうほーお知らせ版」の固定箇所に掲載し継続した周 知を図っています。 また,市公式ホームページにて児童虐待の情報提供について掲載し周知を図っています。 そのなかに「いばらき虐待ホットライン」(24 時間電話対応)等の案内を行っています。 ○相談・通告の経路 児童相談所,学校,保育所(園),健康増進課,近隣・知人,家族・親戚,警察署,医 療機関等 実施状況 ○児童虐待防止推進月間についての周知 広報紙への掲載 りゅうほー 11 月前半号掲載 ○相談・通告件数 新規相談・通告件数 : 27 件 継続相談件数 : 11 件 ○龍ケ崎市虐待ホットラインへの通告・相談 通告・相談件数 : 3 件 成果・ 課題等 児童虐待は,保護者や子どもの身体的・精神的な状況,養育環境など様々な事柄が組み 合って起きるものであり,単独の機関だけで対応できるものではありません。 虐待の相談や通告のあったケースに対し,速やかに情報収集を行い関係機関と連携し, 多方面から支援を行なうことにより,虐待のリスクの低減を図りました。 子どもの安全・子どもにとっての最善を確保するために情報の共有を図り,関係各機関 と連携し早期支援が重要です。 次世代育成支援後期行動計画実施状況(平成 24 年度)報告書 担 当 課 こども課 章 新規・継続事業の別 継続 2 子どもが健やかにいきいきと育つ環境づくり 節 6 児童虐待の防止対策を徹底します 子どもを守るネットワーク(要保護児 施策・事業番号 59 施策事業名 童対策地域協議会)の強化 指標 家庭児童相談員が関わっている ケース件数(件) 21 年度 22 年度 23 年度 24 年度 65 95 105 112 25 年度 26 年度 目標値 モニタリング ※21 年度は 10 月現在の件数 「龍ケ崎市子どもを守るネットワーク」(要保護児童対策地域協議会)の連携活動によ り,児童虐待の未然防止,早期発見、事案発生後の関係機関との連携に努め,要支援児 童・特定妊婦への支援を行ないました。 ○「龍ケ崎市子どもを守るネットワーク」構成員 土浦児童相談所 竜ケ崎保健所 龍ケ崎市健康福祉部(こども課,公立保育所,社会福祉課,健康増進課) 私立保育所 幼稚園 龍ケ崎市教育委員会(指導課,教育センター,小中学校) 竜ヶ崎市・牛久市医師会竜ヶ崎支部 竜ケ崎市歯科医師会 龍ケ崎市民生委員児童委員連絡協議会 稲敷地方広域市町村圏事務組合(龍ケ崎市消防署) 実施状況 竜ヶ崎市警察署 水戸地方法務局竜ヶ崎支局 ○会議の開催状況 ・代表者会議 1 回 5 月 22 日(火) ・実務者会議 3 回 7 月 25 日(水)・10 月 31 日(水)・2 月 20 日(水) ・支援会議開催 17 回 成果・ 課題等 要保護児童等に対する情報の共有化を図り,支援に関する役割分担を明確にし,関係各 機関と連携を密にすることにより,子どもや保護者等に対する,迅速でより細やかな支援 を行いました。 今後も,児童虐待の発生の予防,早期発見・早期対応のため,「龍ケ崎市子どもを守る ネットワーク」の構成員や関係各機関の連携強化に努めます。 次世代育成支援後期行動計画実施状況(平成 24 年度)報告書 担 当 課 こども課 新規・継続事業の別 章 2 子どもが健やかにいきいきと育つ環境づくり 節 7 経済的負担の軽減と適正化に努めます 施策・事業番号 60 指標 児童手当(2 月期)支給世帯数 (世帯) 施策事業名 21 年度 22 年度 継続 児童手当の支給 23 年度 24 年度 6,530 5,813 4,641 (子ども手当) (子ども手当) 6,187 25 年度 26 年度 目標値 モニタリング 次代の社会を担う子どもの健やかな育ちを社会全体で応援する制度で,中学校修了前の 子どもを養育している方に支給月額表のとおり支給し,家庭における経済的負担の軽減を 図りました。 ■児童手当支給月額表 区 分 支給月額 0 歳~3 歳未満 15,000 円 3 歳~小学校終了前の第 1 子,2 子 10,000 円 3 歳~小学校終了前の第 3 子以降 小学校修了~中学校修了前 所得制限限度額を超えた場合(※) 15,000 円 10,000 円 5,000 円 ※平成 24 年 6 月分から所得制限が導入されました。 ■児童手当制度の周知 実施状況 制度の周知を図るため,パンフレットの配布,りゅうほー,市公式ホームページ等を活 用し制度の周知に努めました。 (広報紙掲載) お知らせ版 5 月前半号「子ども手当が児童手当に変わりました」 お知らせ版 6 月前半号「児童手当現況届の提出をお願いします」 (パンフレット配布) ・妊娠の届をされた方 健康増進課で母子手帳交付時に,パンフレットを配布 ・出生届出をされた方 市民課窓口で配布する「戸籍の届出をされた方へ」での案内 ・転入された方 市民課窓口で配布する「転入された方へ」での案内 ■ 6 月期定期払支払件数 6,523 世帯 支払総額 455,278 千円 (子ども手当含む) ■ 10 月期定期払支払件数 6,019 世帯 支払総額 424,125 千円 (子ども手当含む) ■ 2 月期定期払支払件数 6,187 世帯 支払総額 423,745 千円(子ども手当含む) 成果・ 課題等 児童を養育している世帯に手当を支給することにより,家庭における経済的負担の軽減 を図りました。 該当者の方が,全員漏れなく受給できるよう,広報掲載や市公式ホームページでの案内, パンフレットの配布などを行いました。今後も,該当者の方がもれなく受給できるよう制 度に関し更なる周知に努めます。 次世代育成支援後期行動計画実施状況(平成 24 年度)報告書 担 当 課 保険年金課 新規・継続事業の別 章 2 子どもが健やかにいきいきと育つ環境づくり 節 7 経済的負担の軽減と適正化に努めます 施策・事業番号 61 指標 施策事業名 医療福祉制度の適正運用 20 年度 22 年度 23 年度 24 年度 298 170 282 310 乳幼児医療福祉費月平均受給者数(人) 県費補助分 3610 市単独分 765 5,202 5,280 5,244 1,186 1,005 2,793 妊産婦医療福祉費月平均受給者数(人) 継続 25 年度 26 年度 目標値 モニタリング モニタリング 〈医療福祉費支給制度の概要〉 市の基準を満たした小学校 6 年生までの小児,妊産婦,ひとり親家庭の親子,重度心身 障がい者等が,医療保険を使って医療機関にかかった場合の一部負担金を助成する制度で, 通称「マル福」と言われています。 〈小児医療福祉費支給の状況〉 0 歳から小学校 6 年生までの小児が医療機関等で受診した際の自己負担額を,外来は 1日 600 円まで(医療機関ごと月 2 回を限度),入院は1日 300 円まで(医療機関ごと月 3,000 円を限度)とし,この自己負担額と医療保険各法の規定による医療費患者負担分の 差額を助成しました。 助成方法:県内…現物給付,県外…償還払い(高額療養費分は,助成対象外) ■市単独事業 区 分 月平均受給者(人) 医療費助成金額(円) 乳 児 63 幼児(3 歳未満) 136 ※現物給付で公費番号が同一のため 幼児(3 歳以上) 389 内訳表示不可 児童(小 3 まで) 368 実施状況 児童(小 4 から小 6 まで) 1,837 計 2,793 41,233,976 ■県補助事業(市単独事業以外) 区 分 月平均受給者(人) 医療費助成金額(円) 乳 児 474 22,255,641 幼児(3 歳未満) 930 18,447,942 幼児(3 歳以上) 1,930 32,026,879 児童(7 歳以上) 1,138 22,168,122 小児(0 歳以上 9 歳年度末) 772 14,254,819 計 5,244 109,153,403 〈周知方法〉 出生・転入届の際,市民課から「案内」を配布してもらい,その後窓口へ案内してもら い申請もれのないようにしました。 周知については,広報・ホームページ・ツイッター・フェイスブック等に掲載,また小 中学校のメール配信サービスを利用し,より多くの人に周知を行いました。 成果・ 課題等 医療保険各法の規定による患者負担分を助成することによって医療機関への受診が容易 になり,小児の健康の保持増進を図ることができました。 また,平成 25 年 4 月より,小学校 6 年生までの対象年齢を市単独事業にて中学校 3 年生 まで年齢を拡大し,助成することとなりました。 次世代育成支援後期行動計画実施状況(平成 24 年度)報告書 担 当 課 保険年金課 新規・継続事業の別 章 2 子どもが健やかにいきいきと育つ環境づくり 節 7 経済的負担の軽減と適正化に努めます 施策・事業番号 指標 62 施策事業名 20 年度 22 年度 継続 出産育児一時金の支給 23 年度 24 年度 25 年度 26 年度 目標値 設定なし (出産育児一時金の概要) 出産育児一時金は,出産前後の健診費用を含む出産に要する被保険者の費用負担の軽減 を図るための制度で,1 子あたり 42 万円(産科医療補償制度を利用しない場合には 39 万 円)が,出産する方が出産時に加入している健康保険から支給されます。 《出産育児一時金の支給の方法》 以前は,被保険者が出産に要する費用の全額を医療機関に支払った後,申請に基づき出 産育児一時金の支給を行っていたため,一時的であっても多額の現金を用意いただく必要 がありましたが,平成 21 年 10 月より,医療機関に対する出産育児一時金の直接支払制度 が開始されたことで,被保険者が事前に多額の出産費用を用意する必要がなくなりました。 (出産にかかった費用が出産育児一時金よりも少ない場合は,申請に基づき,差額分を健 康保険から支給されます。また,直接支払制度を利用せず,出産費用の全額を医療機関に 支払った場合は,申請に基づき,出産育児一時金(全額)が健康保険から支給されます。) 《出産育児一時金の支給の状況》 平成 24 年度は,111 件,44,856,255 円を支給しました。 実施状況 このうち,直接支払制度が利用できない海外出産 4 件と制度を利用しなかった 2 件以外 の 105 件が直接支払制度を利用しました。 なお,直接支払制度の導入により,事前に多額の出産費用を用意する必要がなくなった ことから,平成 22 年度以降,出産費資金貸付の利用はありません。 (制度の周知方法) 出産育児一時金の案内チラシを作成し,保健センターにおいて母子健康手帳交付時に 配布することで,周知を図っています。 成果・ 課題等 出産育児一時金の直接支払制度の導入により,事前に多額の出産費用を用意する必要が なくなったことで,妊産婦のいる世帯の経済的負担の軽減が図られ,出産しやすい環境を 整備することができました。 今後も,母子健康手帳交付時の案内チラシの配布などを通じて制度の周知を図り,出産 費用に対する負担感の軽減に努める必要があります。 次世代育成支援後期行動計画実施状況(平成 24 年度)報告書 担 当 課 こども課 新規・継続事業の別 章 2 子どもが健やかにいきいきと育つ環境づくり 節 7 経済的負担の軽減と適正化に努めます 施策・事業番号 63 指標 出産祝金支給児童数(人) この事業をきっかけとして第 3 子 以降を出産した保護者の割合(%) (出展:保護者アンケート) 施策事業名 新規 第3子支援事業 21 年度 22 年度 23 年度 24 年度 25 年度 26 年度 目標値 83 103 93 90 モニタリング 53.7 53.5 50.5 45.5 56.4 第 3 子以降の出産に対し出産祝金を支給し,保護者の経済的負担の軽減を図りました。 また,平成 24 年度からすくすく保育助成金の支給が開始され,保育料の助成を行うこ とにより,経済的負担の軽減を図りました。 (1)制度の周知 ①広報紙掲載 りゅうほーお知らせ版 2 回 ②子育てガイドブック(母子健康手帳交付時に配布) ③市民課窓口での案内(出生届出時に案内) (2)出産祝金支給児童数 90 人 総支給額 9,000,000 円(@100,000 円×90 人) (3)すくすく保育助成金支給児童数 1 人 総支給額 118,200 円 実施状況 成果・ 課題等 第 3 子以降の出産に対し出産祝金を支給し,すくすく保育助成金の交付を行うことによ り,出産後の保護者や幼稚園や保育園等に通う児童の保護者の経済的負担を軽減すること ができました。 今後も該当者すべてに支給できるよう,引き続き広報等において制度周知の徹底に努め ます。 次世代育成支援後期行動計画実施状況(平成 24 年度)報告書 担 当 課 こども課 新規・継続事業の別 章 2 子どもが健やかにいきいきと育つ環境づくり 節 7 経済的負担の軽減と適正化に努めます 施策・事業番号 64 指標 施策事業名 20 年度 保育所(園)保育料徴収率(%) 22 年度 継続 保育料の適正化 23 年度 24 年度 25 年度 26 年度 目標値 過年度分 過年度分 過年度分 過年度分 50.2 22.8 12.9 19.1 現年度分 現年度分 現年度分 現年度分 97.8 96.2 96.4 96.9 過年度分 55.2 現年度分 98.0 ○保育所保育料 保護者の所得税額等の合算額により階層区分を決定し,児童の年齢により保育料を定め ており,保育料単価は平成 23 年度と同額となっています。また,保護者負担の軽減のた め,保育料を国の基準よりも低額に設定しています。さらに,兄弟入所の場合は減額措置 (第 2 子は 1/2 負担,第 3 子以降は無料)を行っています。 保育料は 3 年ごとの見直しを行っていますが,平成 24 年度に見直しを行い平成 25 年度 から新規保育料を設定します。 平成 25 年度保育料(案) 児童の属する世帯の階層区分 階層 区分 3歳 未満児 定 義 第1 生活保護法による被保護世帯(単給世帯を含む) 第2 実施状況 第3 第 1 階層及び第 4~第 11 階層 非課税世帯 を除き,前年度分の市町村民 税の額の区分が次の区分に該 課税世帯 当する世帯 4歳 以上児 3 歳児 0 0 0 5,200 3,000 2,700 11,300 9,000 7,000 第4 22,000 円未満 17,200 13,500 10,700 第5 22,000 円以上~ 40,000 円未満 24,700 18,700 15,200 第6 40,000 円以上~ 77,000 円未満 27,700 21,200 17,700 77,000 円以上~ 103,000 円未満 34,500 25,700 21,500 103,000 円以上~ 220,000 円未満 37,500 28,200 24,000 第9 220,000 円以上~ 413,000 円未満 45,000 33,700 28,500 第 10 413,000 円以上~ 734,000 円未満 49,000 37,200 32,000 第 11 734,000 円以上 51,500 39,700 34,500 第7 第8 成果・ 課題等 保育料(月額)円 第1階層を除き,前年分の所 得税課税世帯であって,その 所得税の額の区分が次の区分 に該当する世帯 平成 22 年度に国の保育料徴収金額に高所得者層の階層が新設されたことにより,階層 区分の見直しを行い,階層区分の細分化を図ることでより所得の実情に応じた保育料を設 定することができた。 次世代育成支援後期行動計画実施状況(平成 24 年度)報告書 担 当 課 青少年育成課 新規・継続事業の別 章 2 子どもが健やかにいきいきと育つ環境づくり 節 7 経済的負担の軽減と適正化に努めます 施策・事業番号 指標 64 施策事業名 20 年度 22 年度 新規 保育料の適正化 23 年度 24 年度 放課後児童健全育成事業保護者負 過年度分 過年度分 過年度分 過年度分 56.8 52.3 35.6 45.3 担金徴収率(%) 現年度分 現年度分 現年度分 現年度分 98.6 96.1 97.2 98.7 25 年度 26 年度 目標値 過年度分 55.0 現年度分 98.6 ○学童保育ルーム保護者負担金(放課後児童健全育成事業保護者負担金) 市が定める基準により,保護者負担金を定めています。 ・平日のみの利用の場合 月額 5,000 円 ・平日+土曜日の利用の場合 月額 6,000 円 なお,減免措置として,生活保護世帯又は,母(父)子家庭で住民税非課税者は免除と し,同じ世帯で 2 人以上入所している場合は減額(第 2 子以降は,1/2 負担)としていま す。 実施状況 成果・ 課題等 市では,定期的に使用料等の検討・見直しを行っていますが,学童保育ルーム保護者負 担金の受益者負担の割合,県内他市町村の状況等を勘案し,適正な保護者負担に努めます。 次世代育成支援後期行動計画実施状況(平成 24 年度)報告書 担 当 課 学務課 新規・継続事業の別 章 2 子どもが健やかにいきいきと育つ環境づくり 節 7 経済的負担の軽減と適正化に努めます 施策・事業番号 65 指標 施策事業名 20 年度 就学援助認定児童生徒数(人) 22 年度 継続 就学援助費の支給 23 年度 24 年度 25 年度 26 年度 小学校 482 小学校 487 小学校 478 小学校 434 中学校 252 中学校 319 中学校 338 中学校 281 目標値 モニタリング 龍ケ崎市立の小学校や中学校に通学する児童生徒の学用品費や給食費など学校生活に必 要な費用について,経済的な理由で支払うことが困難な保護者に対し,それらの費用の一 部を援助する就学援助を実施しました。 市広報紙や市公式ホームページを通して,制度の周知に努めました。また,進級時に学 校においても,全児童生徒の保護者宛に通知を配布しました。 就学援助の支給内容は,学用品費,体育実具用具費,新入学学用品費,校外活動費,修 学旅行費,学校給食費,PTA会費,医療費です。金額については,下表のとおりです。 就学援助費は原則 7 月・12 月・3 月の年 3 回各学期末に,各小中学校を通して保護者に 支給しています。 【就学援助費支給内容】 援助経費項目 学用品費 通学用品費 実施状況 援 助 額 小学校 中学校 11,100 円 21,700 円 2,170 円 実費 (上限 2,180 円) 実費 (上限 5,840 円) 実費 柔道(上限 7,300 円) 剣道(上限 50,500 円) 第 2 学年以上 19,900 円 22,900 円 第1学年のみ 修学旅行費 実費 実費 学校給食費 46,200 円 50,600 円 PTA会費 実費の 2 分の 1 実費の 2 分の 1 校外活動費(宿泊なし) 校外活動費(宿泊あり) 体育実技用具費 新入学児童生徒学用品費 2,170 円 実費 (上限 1,510 円) 実費 (上限 3,470 円) 備考 参加した場合に限る 参加した場合に限る 参加した場合に限る 負担した場合に限る 医療費 実費 実費 ※要保護(生活保護)者は,修学旅行費と医療費のみ援助の対象となります。 成果・ 課題等 平成 24 年度は 715 人(小学校 434 人,中学校 281 人)に,学用品費,学校給食費等で 55,519,391 円の援助を行い,保護者の経済的な負担を軽減することができました。 就学援助認定者の全児童生徒(小学校 4,438 人,中学校 2,362 人,計 6,800 人)に占め る割合は,10.5%でした。 今後も適切な審査・認定を行い,支援を必要としている保護者に対して手厚い援助がで きるよう努めます。
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