体験活動の重要性 家庭教育支援推進協力校

笑顔同封(校長室だより)
平成28年6月10日(金) №6
6月2日~3日に6年生といっしょに修学旅行に行ってきました。平成5年に加納小学校6年
担任として行った時から、23年ぶりの鹿児島への修学旅行でした。その当時はなかった「維新
ふるさと館」は、初めて訪れた場所でした。また、
「鹿児島水族館」や「平川動物園」もきれいに
なっていましたが、懐かしくも感じました。さて、私が6年生のときも鹿児島県に修学旅行に行
ったのですが、その時連れて行ってくれた担任の先生が「新名碩忠先生」でした。
「新名先生」?どこかで聞いたような?
体験活動の重要性
5年生が行った集団宿泊学習の目的は、①集団生活を通して、規律・協働
・友愛・奉仕の精神を体験的に学習し、豊かな心や社会性、自主性、自立心
を育てる。②自然体験活動を通して、自然の働きや大切さを学習し、自然愛
護の心を育て、自然に親しむ態度を養う。③野外活動や交流活動、ボランテ
ィア活動を通して心身を鍛え、コミュニケーション能力を高め、豊かな情
操を育てる。6年生が行った修学旅行の目的は、①鹿児島県の自然、産業、
歴史、文化などについての見聞を広め、今後の学習に生かそうとする態度
を養う。②公共施設等の利用及び宿泊先等のマナーを理解し、社会的な
ルールやマナーを守って行動することにより、社会の一員としての自覚を
深める。③学校や家庭を離れて集団生活をすることにより、自立心を高め、
友情を深める機会とする。
国立青少年教育振興機構が、平成26年に実施した「青少年の体験活動
等に関する実態調査」では、『自然体験活動や生活体験、お手伝いといった体験が豊富な子ども、
生活習慣が身に付いている子どもほど自己肯定感や道徳観、正義感が高くなる傾向にある』とい
う結果が出ています。学校で机に座って学習することももちろん大事ですが、自然体験や社会体
験、生活体験が子どもたちをさらに成長させることは間違いありません。学校は、1・2年生は
生活科という授業もありますし、遠足や校外学習もあります。私たちは、このような勉強も大事
にしていきたいと思います。ぜひご家庭でも、子どもたちにいろいろな体験をさせてあげてくだ
さい。
家庭教育支援推進協力校
宮崎県教育委員会では、
「みやざき家庭教育サポートプログラム」普及
事業の一環として、このプログラムを中核とした家庭教育支援の取組を
計画的に実施することでその効果や課題を検証し、県下全域への普及を
図ることを目的に、県内3つの小・中学校から協力校として3校指定す
ることにしています。その3校のうちの1校に江南小学校が指定され、
6日に本校で指定証交付式が行われました。1年間で、このプログラム
を3回程度実施することになります。このプログラムは、参加体験学習
の様々な手法を用いて、参加者同士が交流しながらともに活動すること
を通して、親としての役割や子どもとのかかわり方等についての気付き
を促すことをねらいとしています。家庭教育学級等で今後実施していく
予定にしていますので、ご協力よろしくお願いいたします。みなさんの
参加をお待ちしています!