英語チェックテスト E32 解答・解説

(E32-A - 1/2)
英語チェックテスト
E32
解答・解説
【4】
【1】
<配点> 各4点
<配点> 各 5 点
計 20 点
計 20 点
<解答・解説>
<解答・解説>
1.強健の人必ずしも長命ではなく、虚弱者必ずしも短命とは限らない。
1.顕微鏡で調べると、そういうことが事実でないことがわかるでしょ
2.有名な作家によって書かれたからといってよい本だとは限らない。
3.バイオリンは古いほど上等。逆にテニスの球と卵はどんなに新しく
う。
2.我々自身の身だしなみをおろそかにすれば、他人を尊敬していない
ということになる。
ても新しすぎることはない。
4.真の友情は健康のようなものだ。失ってみて初めてその価値がわか
3.その翌朝彼はまだこのジレンマに悩んでいた。
4.その木々を見て彼は心の中に田舎(いなか)のことを、静かで安ら
る。
5.海上へ出て数時間しないうちに、すぐに元の港へ帰れという無線電
かな田舎の事をあれこれと思い出した。
信を受けとった。
同じく無生物主語の文章なので主語の部分を副詞節のように訳すこと
1.否定語+always[altogether] ~
=「必ずしも~とは限らない(部分
が大切であるが、1・2 は条件の副詞節として訳し、3・4 は時の副詞節の
ようにして訳す。
否定)
」
2.not ~ because …
3.cannot ~ too …
=「・・・だからといって~ではない」
この際も意訳の心構えが大切である。
=「どんなに~しても・・・しすぎることはない」
4.it is not till[until]… that ~ =「・・・してはじめて~する」
5.not ~ before[when] …=「あまり~しないうちに・・・する」
【5】
<配点>
計 10 点
<解答・解説>
なるほどメソポタミアは西洋文明の発祥の1つではあった。しかし今
【2】
<配点>
計 20 点
は、メソポタミアの文明に匹敵するが、それとは異質の文明が発達して
い近東のもう1つの地域に注意を向けてみよう。この地域とはエジプト
<解答・解説>
スポンサーにとって子供は理想的な視聴者である。なぜなら、子供は
であった。
暗示にかかりやすく、コマーシャルを信ずるからである。子供は、ばか
ばかしいたわ言をおどろくほどたやすく覚え、くだらない宣伝文句で親
メソポタミアと異なる近東文明にエジプトがあった。3行目の there
たちを悩ませて大喜びし、アナウンサーをありがたがらせる。そして番
had developed...は、there is + S と同じく、there +V+S の形をとって
組に注文をつけることはほとんどない。独創性も要求されなければ、芸
いる。
術性も必要ではない。彼らの興味をつなぎとめるのは、馬とガンマンで
ある。だから、子供たちは毎日毎日、何時間もぶっつづけに、たわ言や
3行目の parallel to
宣伝の入り混じった暴力や殺人に向き合わされているのだ。
(3行目)
only too … to ~ は「大いに・・・して~する」の意味
(4行目)
ask so little of ~
の of は I ask nothing of him (=I
ask him nothing) の of とは用法が異なることに注意。
【3】
<配点> 各 5 点
と
distinct from は共に a civilization を修
飾し that of Mesopotamia を目的語とする共通構文
共通構文
parallel to
a civilization
but
distinct from
that of Mesopotamia
【6】
計 20 点
<解答・解説>
1.長年刑務所に入っており、また食べ物も粗末だったので、その靴屋
が健康を害していたのは明らかだった。
<配点>
計 10 点
<解答・解説>
サルが言語をまったく持っていないという理由で、人間がサルを下等
動物とかんがえるのとまったく同じように、自国語と違う言語を話す個
2.彼らは結婚したために、いく人かの人々に悪意を持たれた。
人や集団を嫌ったり、信用しなかったり劣等視したりする根深い傾向が
3.寒さと飢えのため、彼は瀕死のありさまだった。
ある。
4.そのどん欲な男はどんな多くの富にも満足しないだろう。
1.to dislike, to distrust, and to regard の3つの不定詞は tendency に
無生物主語(物主構文)は主語を副詞節のように訳すと、上手に訳す
ことができる。たとえば1・2・3は主語の部分を理由の副詞節のよう
に訳し、4は譲歩の副詞節のように訳してみる。
かかる形容詞的用法。tend to V 「~する傾向がある」が名詞化する
と tendency to V となる。
(E32-A - 2/2)
2.as inferior は regard … as ~ 「…を~とみなす」の用法。regard
の目的語である individuals or groups … は、本来 regard の直後に
来るのであるが、この目的語が長すぎ、また、
(3.で述べてあるよう
に)3つの不定詞句の共通目的語になっているため、形を整えるため
にこの位置に来ているのである。
3.individuals or groups は3つの不定詞句の共通目的語である点に注
意。
4.speaking a language different from one’s own 「自国語とは違った
言語を話している」は individuals or groups にかかる修飾句。
different は language にかかる後置の形容詞。one's own= one's own
language
5.just as one considers the monkey a lower animal 「人がサルを下
等動物と考えるのとまったく同じように」one は不定の人を示す。
consider(V) + the monkey(O)+ a lower animal(C) の構造に注意。
just as ~ 「まったく~とおなじように」の as は接続詞。
共通構文
to dislike
tendency to distrust
to regard
individuals or groups