ふるさと景観資源 NO 写 真 山形県鶴岡市 名 称 応募の理由 ※事務局注釈 私達は月山に抱かれた里に暮らし、赤川から生命の 水を授かって生きている。雨や雪でその姿は刻々と 変化しながらも恵み豊かな流れと景観は大切に守っ ていきたい。 1 赤川 2 国道345号からの沿道景 観 ※赤川は朝日山系以東岳に源を発し、大鳥池を経 て渓谷に流れる大鳥川と梵字川が朝日地域で合流. その後、庄内平野を北に流れて内川、青竜寺川、大 山川等の支流と合流、日本海に注ぐ幹川流路延長 70.4kmの一級河川である。もともと赤川は最上川の 支流として、江戸時代に舟運が発展したが、治水工 事により昭和28年以降赤川は最上川から独立した 川になった。 新緑の季節もよいが、秋の紅葉に染まる山々がとて もきれいで、ゆったりとドライブできる道である。田畑 やかぶの焼畑も山の斜面のあちらこちらに見ること ができ、自然と在来作物に恵まれた食の都を代表す る景観だと思う。 (坂野下~関川付近) 3 月山からの眺望 鶴岡カトリック教会天主堂 4 (馬場町) 光明寺のしだれ桜 5 (本町二丁目) 月山八合目の駐車場から眼下に見る鶴岡市内、 庄内平野、日本海の景色は壮大かつ美しい。ま た、鳥海山や周辺の山々も一望でき、四季折々 の風景が楽しめます。 鶴岡のシンボル的建物の一つであり、青空に白亜の 聖堂が映えて、大切にしたい建物である。 ※国指定重要文化財 明治36年建築、独特の窓 絵、黒い聖母マリア像は国内ではここでしか見ること ができない。 春になると、お寺の生垣越しにしだれ桜が見えます。 色が鮮やかで、枝ぶりも大きく見事です。 ふるさと景観資源 NO 写 真 山形県鶴岡市 名 称 さぼう 6 応募の理由 ※事務局注釈 うなさか 茶房 海坂 (家中新町) る 7 大督寺の門前に構え、ひっそりとあるのですが風格 のある建物です。大督寺の門、塀のまちなみと調和 し、庭も見事で古き良き鶴岡の建物という感じがしま す。藤沢周平文学の愛読者ならば訪れてみたい場 所だと思います。 江戸時代に建てられた蔵を生かした建物です。貴重 な景観資源を民間で活用しており、すばらしいと思い ます。お店の雰囲気もとてもよいです。 な かたのや 蔵屋敷LUNA交野屋 (昭和町・昭和通り) ※最上家の御用商人として伊勢(三重県)から庄内 へ移った平田家・屋号交野屋(かたのや)の酒蔵とし て1847年に建立された土蔵を活用した建物である。 蔵座敷の白と、茶寮遊の黒の対比がきれいだと思い ました。また、後ろにあるクオレハウスも含めて、古 三井家蔵座敷、茶寮 遊、 いものと新しいものの調和がなされていてよいと思い ます。昔からあったお庭も活かされていてすばらしい クオレハウス です。 (本町一丁目・銀座通り) ※三井家蔵座敷は市指定文化財 さ り ょう 8 ゆう か りん てい 9 鳥居町花梨亭 (鳥居町) へいしんどう 10 丙申堂 (馬場町) 明治時代に建てられた武家屋敷風の古民家を改装 した施設です。春にはひな人形の展示も行われてい ました。ひかえめな趣きがよく、門構えなど鶴岡らし い建物です。庭木の大きさなどが歴史を物語ってい ます。建物保存と活用に協力されている皆さんに感 服です。 鶴岡の豪商風間家の住宅、店として明治時代に建て られたものです。映画のロケも行われたことがあるそ うで、庭園、建物ともすばらしかったです。鶴岡の歴 史を伝える貴重な建物だと思います。 ※国指定重要文化財 明治29年丙申の年に建築さ れたことから丙申堂と名づけられた。 ふるさと景観資源 NO 写 真 山形県鶴岡市 名 称 むりょう こう えんし ゃ か ど う 無量光苑釈迦堂 11 (泉町) 応募の理由 ※事務局注釈 外回りの黒板塀、特に外堀堰側は城下町の面影を 残していて歴史的景観であると思う。釈迦堂の中に 入れば想像以上に広い庭があり、緑が濃くてすばら しかった。四季折々の花が咲くということで、また来 てみたい。 ※国登録有形文化財 明治43年に風間家別邸とし て建築された。 12 茅原町 そこに住む人々 の生活にうるおいとやすら ぎを与えてくれる生垣等の ある町並み その通りを歩いてみると今日の疲れをとり明日への 新しい力を生み出す源にも思える。またそこに住む 人々が互いに何かしら協力しながら生活している様 子が伺える。 (茅原町1,2,9,10,15,16街区) 舞台公園 13 (神明町) 14 公園の周囲が桜に囲まれていて見事な景観。老若 男女多くの人に利用されている。 小真木原運動公園でウォーキングをしていますが、 大きく育ったケヤキ並木が素晴らしいので応募しまし た。夏の木陰、秋の紅葉など楽しみながら歩くことが できます。 小真木原運動公園のケヤ キ並木 ※ケヤキ並木は昭和59年に旧鶴岡市制施行60周 年記念事業の人生記念植樹で植えられた。記念植 樹はその他、サクラ、クロマツ、ウメがあり東多目的 広場周辺に植えられている。 15 大山上池の蓮の花の景観 ラムサール条約に登録された上池は、蓮の花が一 面に咲く景観が特徴となっている。高舘山を背景にし た広大な蓮の花の自然景観は、世界に誇る自然景 観として後世に引き継いでいきたい。 ※大山上池、下池は2008年(平成20年)10月ラム サール条約(特に水鳥の生息地として国際的に重要 な湿地に関する条約)湿地として登録された。 ふるさと景観資源 NO 写 真 16 山形県鶴岡市 名 称 応募の理由 ※事務局注釈 大山の桜街道 春になると沿道両側の桜が道路に覆いかぶさるよう に見事に咲き誇ります。道路を走る車もゆっくりとな り、また五中に通う生徒の足取りも軽くなって見える ことがあります。春の名物ではないでしょうか。 (鶴岡第五中学校沿いの県 道) 椙尾神社 (馬町字宮ノ腰) 17 大山犬祭りの舞台となる椙尾神社は歴史的にも大 切なふるさとの景観である。椙尾神社の参道周辺の 緑の豊かさ、家並み、生垣もまた雰囲気があってよ い。メッケ犬の狛犬もまたよい。 ※椙尾神社参道の入口にある石鳥居は県指定有形 文化財。大山犬祭りは毎年6月5日の椙尾神社の例 祭日に行われ、神社の裏山に住む化物(ムジナ)を 退治したメッケ犬に由来する、約300年の歴史を持つ 祭りである。 羽越線が海岸線に別れをつげ、三瀬から矢引トンネ ルに入る。広大な庄内平野が広がる。そのとき庄内 の人は誰もが「ああ、故郷(ふるさと)に帰って来た」 トンネルを抜けて広がる庄 という感動を覚えるのだという。戦争末期、その上郷 村に疎開した作家横光利一も「私は山形県の庄内平 内平野の展望 (羽越線 矢引トンネル付近) 野に這入ってきた時、ああ、ここが一番日本らしい風 景だと思った」と書き記している。私はこの素晴らしい 風景を誇りに思い、後々までも伝え続けていきたいも のだと思う。 18 参考写真:熊野長峰より上郷地区、庄内平野を望む 19 20 羽黒橋からの日の出 日が昇ってしまうと平凡な風景ですが、日 の出の瞬間は赤川を前景に月山を見上げて の絶景ポイント。 写真は今年の元旦の初日の出です。 今泉海岸 「海の上からみると、…加茂の湊は海に突 き出した荒崎の岬に遮られみえず、向かい あう獅子岩、地獄岩の端がのぞいているだ けだそうだが…」。藤沢周平の「龍を見た 男」の冒頭である。 この構図は、陸から見る風景であり、見 る視点は異なるが、鳥海山を背にした荒崎 灯台、水族館それにマンブ(加茂隧道) これは、まさしく我がふるさと鶴岡を代表 するすぐれた景観の一つであるとの思い切 であります。 ふるさと景観資源 NO 21 写 真 山形県鶴岡市 名 称 応募の理由 ※事務局注釈 浄禅寺から見る加茂 加茂の中では少し高台にある浄禅寺。自 宅のすぐ裏手にあります。子供のころ夕方 ここに縁台が出て、おじさん達が夕涼みに 数人集まっていた記憶があります。 ここからは加茂地区の全体がパノラマで 見渡すことができ、特に夕焼けに染まる加 茂港を望む眺望がお薦めです。 加茂港の石積み防波堤 22 加茂港の防波堤の石積みは他にはなく大 変めずらしく、その上明治時代に整備され 長い年月を経た今でもそのまま残っている ことは大変貴重と思います。 また防波堤の石積みそのものの景観も美 しく、これからも加茂港の象徴のひとつと して残って欲しいです。 余談ですが、漁協の下を覗くと、暗やみ の中に半円状のトンネルから水が勢いよく 流れ込み光り輝く様子見られ,とても幻想的 です。 [応募1] 国道七号線の側で海抜30mの高台にあ る波渡崎公園は、波渡崎灯台や貞明皇太后御休 憩御鑑賞の地の石碑があり、目の前に広がる日 本海や堅苔沢漁港から出入港する漁船を眼下に 見ることができ、留棹庵島灯台、新潟県の粟 島、出羽富士鳥海山の秀麗な姿が眺められ、晴 れた日には遠く佐渡島を望むこともできる景勝 の地です。 また、日本海に沈む夕日も素晴らしいもので、 観賞者や写真撮影者が多く訪れています。深浦 展望台は、国道の側に設けられた駐車場で、距 岸約800mにある留棹庵島灯台の真正面にあり、 眺望が優れていることと、こちらも夕日が素晴 らしく、観賞者や写真撮影者が多く訪れていま す。 [応募2] 日本海に浮かんだ鳥海山の雄姿は、晴 23 波渡崎公園及び深浦展 れて空気の澄んだ日でないと、なかなかお目に かかれません。もし、朝の通勤時に目にするこ 望台からの眺望 とが出来たなら、今日は何か良いことがありそ うな予感が…。 ふるさと景観資源 NO 写 真 山形県鶴岡市 名 称 応募の理由 ※事務局注釈 金峰山は鶴岡市民に古くから愛されて いる山であり、参道各所から一望でき る庄内平野の景色は、多くの参拝者・ 登山者に親しまれてきました。 しかし近年は整備が行き届かず、その 眺望を遮っていました。「金峯山を愛 する会」では、中の宮見晴台・八景台 金峯神社参道からの庄 の眺望を再び多くの方に楽しんでいた 内平野の眺望 だこうと眺望場所としての整備を行な い、この美しい景観を取り戻していま す。 また、中の宮の見晴台には眺望に対応 した案内板が設置されており、より景 観を楽しめるようになっております。 24 中の宮見晴台に設置されている案内 ①北桜ヶ丘からの眺望(鳥海山を望 ②紅葉ヶ丘からの眺望(下池を望 25 大山公園からの眺望 ③紅葉ヶ丘からの眺望(月山、金峰山を望 かつて尾浦八景として親しまれた大山 公園からの素晴らしい眺望を、『大山 公園再生協議会』と鶴岡市が協働で雑 木の伐採等の整備を行い、再び蘇らせ ました。近くの下池や高館山、遠くは 鳥海山、月山、金峰山と庄内平野の景 観が雄大に広がります。 ふるさと景観資源 NO 写 真 山形県鶴岡市 名 称 藤島城址 26 (藤島字古楯跡) 応募の理由 ※事務局注釈 藤島のまちなかにあって安らぎを与えてくれる歴史 的空間です。 ※市指定史跡 和銅年間に出羽の国府が平形に設 置された際、国府に付随して置かれた城といわれて いる。 旧東田川郡役所(明治20年建築・写真下)と旧東田 川郡会議事堂(明治36年頃建築・写真左)は藤島の 歴史的資源であり、大切にしていきたいです。 ※県 指定有形文化財 東田川文化記念館 27 (藤島字山ノ前) 藤の花が咲く 藤島の街並み (藤島体育館周辺、ふじロード他) 28 5月中旬の藤島では多くの藤の花が咲いてお り、藤の香りも漂います。 特に、藤ロードは街路樹が藤で、隣接地 の紅カナメモチの垣根の赤と、きれいなコ ントラストが楽しめ、藤島体育館周辺には 最も藤が集中しており、色々な品種の藤が 咲いています。 また、藤島公民館前には、めずらしい八 重の藤の花が咲いています。 明治期の建築物が現存する開墾場周辺は、庄内地 域の絹織り産業の伝承の象徴として、未来に引き継 いでいきたい。 松ヶ岡開墾場 29 (羽黒町松ヶ岡字松ヶ岡) 30 松ヶ岡開墾場近くの果樹 畑の桃の花 (羽黒町松ヶ岡字大高森) ※国指定史跡 明治維新後、庄内藩士たちが開墾 し養蚕業を営んだ。三階建ての蚕室が五棟現存し、 開墾記念館等として活用されている。また、開墾の 際の拠点となった場所は松ヶ岡本陣と称され、現在 は地域の人々によって利用されている。 春に松ヶ岡開墾場の見学の帰りに田畑の道を車で 走っていると鮮やかな桃の花がくっきりと浮かびあ がってとてもきれいでした。 ふるさと景観資源 NO 31 写 真 山形県鶴岡市 名 称 応募の理由 ※事務局注釈 今井繁三郎美術収蔵館 雑木林の中に、昔からそこにあったように立っている 土蔵を復元した美術館が、周辺の自然景観と絶妙に 融合している。 (羽黒町仙道字一本松) ※山王町にあった江戸中期頃建築の蔵二棟が解体 の危機にあったところを、今井氏が移築して美術館と したもの。平成2年開館。 羽黒街道の大鳥居 32 33 羽黒山に向かうと平野のなかに見えてきます。羽黒 修験の山への入口として堂々としたたたずまいを見 (羽黒町玉川) せている。大鳥居と桜と月山の風景もすばらしい。 自坊小路 (羽黒町手向 太田坊向側) 時の流れがとまってしまったような空間です。板塀と そこから突き出た松の木、蔵、門構えなど昔の趣を 残していて大切にしたい景観だと思いました。 世界に誇れる日本文化として、庄内地域の精神文化 の象徴として、羽黒山を代表する杉並木と石段は、 未来に引き継いでいく重要な景観資源である。 羽黒山参道・杉並木と石段 34 ※全長約1.7km、2446段の石段の両側に樹齢350~ (羽黒町手向) 500年の杉並木が続く。羽黒山の杉並木は国指定特 別天然記念物となっている。また、ミシュラン・グリー ン・ガイド・ジャポンでは三ツ星に選ばれている。羽黒 山五重塔は国宝。 35 創造の森交流館からの眺 め (羽黒町川代字桜ヶ丘) 庄内平野を一望できる場所です。桜も見所です。 ふるさと景観資源 NO 写 真 山形県鶴岡市 名 称 応募の理由 ※事務局注釈 柿畑と月山 36 37 羽黒から櫛引に広がる柿畑。秋に橙色の実をつけた 柿と月山の風景が美しく庄内らしい風景だと思いまし (羽黒、櫛引) た。 国道112号からの月山 晴天時の月山の眺めが美しい。 (国道112号 下山添~中田) 38 富樫実作品シンボルロード 櫛引出身の彫刻家で名誉市民の富樫実氏の「空に かける階段」モニュメント作品8点が、市道沿線や小 中高校の敷地などに点在しており、眺めるだけでな (国道112号~やすらぎ公園) く、見て、触れて、楽しむことができる。 春日神社の境内へと続く鳥居、石段は高い杉の木立 に囲まれ、とても風情があります。黒川能とともにあ る由緒正しい神社を大切にしていきたいです。 春日神社 39 (黒川字宮の下) 歴史を感じさせる独特の雰囲気があり、黒川能が奉 納される重要な舞台となっている。春日神社の参道 は拝殿までの急な階段が男らしい。 ふるさと景観資源 NO 写 真 山形県鶴岡市 名 称 応募の理由 ※事務局注釈 堤防沿いの桜並木、つづく中川堤の古木が水面に 映える様子がきれい。また、左岸から見た桜並木と 月山を望む風景も美しい。 やすらぎ公園の桜並木 中川堤の桜並木 40 (大杉川原~馬渡) 水のきれいな中川に桜の花々が美しく、岸辺も昔の 姿そのままのようで、このような小川と桜の古木とい う風景がまだあったことに感動しました。天気がよく、 月山と鳥海山もこの桜とともに見ることができまし た。 県道たらのき代鶴岡線の 交差点 祖霊神社付近か 右手に鳥海山、はるか彼方に日本海、左手に金峰 らの眺め 山、母狩山を見渡し、手前に緑の庄内平野がどこま 41 (黒川字上の山 県道とスー パー農道の交差点付近) 42 準備中 たらのき代からの鶴岡市 街地の夜景 でも続く、清清しい風景です。 たらのき代から県道を下るときの夜景がすばらしい。 (県道たらのき代鶴岡線より) 43 たらのき代からの眺め たらのき代を通り、ブルーベリー園付近まで下りてい く道路からの景色がすばらしいです。ブルーベリー園 に下っていき始めると眼下に平野の風景が広がり、 天気の良い日は最高です。 ふるさと景観資源 NO 44 写 真 山形県鶴岡市 名 称 応募の理由 ※事務局注釈 たらのき代の棚田 階段状に連鎖的に広がる棚田とその合間を通る農 道の曲線が対照的。自然豊かな農村風景の象徴。 とざわ荘からの眺め 鶴岡市内を見下ろす大パノラマが広がり、天気の良 い日には日本海まで一望できる。 45 (たらのき代字研沢) ※県道たらのき代大網線沿いにあるが、県道の道路 幅が狭く車の運転は注意が必要。 46 田麦俣多層民家 茅葺屋根の民家は日本の原風景だと思います。そ れが今も保存されており、山間の集落で見ることが できて、本当に昔話に出てくるような建物でした。こ れからも大切にして後世に残すべきものだと思いま す。 ※田麦俣に見られる多層民家の代表的な建物であ る「旧遠藤家住宅」は県指定有形文化財となってい る。積雪が多い地域で生活と養蚕を営むために明治 期に四層構造になったと推定されている。 47 国道112号からの月山の 国道112号を山形方面に向かい、湯殿山インター チェンジをすぎると月山が見えてきます。残雪の月山 眺め (田麦俣より) が雄大に目の前に迫ってきて、きれいでした。 48 タキタロウ公園 (大鳥字高岡) タキタロウ祭りで訪れたときに、大鳥の山間と清流・ 赤川の清々しい空気と風景が好きになり応募しまし た。また行ってみたいです。 ふるさと景観資源 NO 49 写 真 山形県鶴岡市 名 称 応募の理由 ※事務局注釈 朝日の高架橋 景観が良い場所なのですが気付きにくい場 所で周知されていない感じを受け、これを 機にもっと沢山の方に散策されるように なって欲しいので。 ※道の駅月山付近 「なびら雪吊り橋」より 温海川と桜 50 (湯温海・温海温泉街) 足湯カフェ・チットモッシェ 51 (湯温海・温海温泉街) 塩俵岩の風景 52 (温海・国道7号沿道) 53 暮坪の棚田 温海川のせせらぎと満開の桜がとても美しいです。 足湯に浸りながらゆっくり、じっくり見る桜がまたいい です。 店先に足湯があり、おもてなしの心で埋め尽くされた お店です。洋風の外観ですが木を使用していて落ち 着きがあり、まちなみのアクセントとしてとてもよいと 思います。 日本海の荒波が生んだ景観であり、庄内の風物だと 思う。 海岸線を眼下に見下ろす圃場は、約88% が山間地である温海地域において、海岸部 の稲作を象徴する風景であり、条件の良い 日は遠く佐渡島をも 仰 ぐこ とが でき るな ど、担い手が少なくなった現在、海岸線に 接する数少ない棚田として、その存在価値 は非常に高いものがある。 やまがたの棚田20選に認定。 ふるさと景観資源 NO 54 写 真 山形県鶴岡市 名 称 念珠の松庭園 (鼠ヶ関) 応募の理由 ※事務局注釈 約400年前、盆栽の松を元村上屋旅館の庭 に地植えした黒松で、主幹は高さ約4m、枝 は全長約20mにもおよび、他に類を見ない臥 龍型の松といわれる。 昭和30年8月1日に山形県の天然記念物に 指定。 平成6年に世界的に有名な造園家中島健氏 の設計により現在の念珠の松庭園が完成。 山五十川の玉杉 鶴岡市山五十川の熊野神社境内に立つこ の杉は、根元の周囲22m、目通り幹囲11m、 高さ約36mに達する巨樹で、推定樹齢150 0年。昭和26年(1991年)に国の天 然記念物に指定される。「玉杉」の名は全 体が、半球状のような形をした美しい樹姿 から命名された。 平成3年(1991年)に、山五十川全 戸加入の「玉杉保護会」が設立され、玉杉 の保護管理活動にあたっている。 湯見ヶ滝 (温海湯見ヶ代) 湯温海と一霞の中間、温海湯見ヶ代運動 場の向かいにある登山道入口から山林を分 け入ること30分。水音とともに突如、黒い 岩肌をなめるように真っ直ぐに落ちてくる 滝が姿を現す。落差25m、下に周囲約10m 滝壺を有し、滝口からほとばしり、落下す る水は、岩に弾け飛沫となり、見事な景観 を形成している。 57 四の滝 (シノタキ) (温海川) 鶴岡市温海川集落から松沢林道を上り、 中小屋高原の金山歩道入口から歩くこと約 40分、「四ノ滝水神の石碑」がある滝見台 から落差約50mの見事な滝が見ることがで きる。地元自治会が遊歩道を管理しなが ら、毎年10月下旬の紅葉が映える季節に、 「金山坑道 四の滝巡りトレッキング」を 開催している。また、周辺遊歩道には江戸 時代に掘られたといわれる金の坑道跡も数 多く残る。 58 温海嶽はあつみ温泉の北東方約2kmに位置 する標高736mの山。 あつみ温泉街から頂上まで「東北自然歩 道・鮭と佐渡のみえる道」として整備され 温海嶽山頂からの眺望 た約2時間のハイキングコースがあり、山頂 からは天気がよければ鳥海山、庄内浜、月 山、佐渡島を眼下におさめることができ る。秋の紅葉も見事。 55 56 ふるさと景観資源 NO 59 60 61 62 写 真 山形県鶴岡市 名 称 応募の理由 ※事務局注釈 越沢の棚田 温海地域の越沢集落からさらに農道を 登った霊峰・摩耶山の懐、標高約350mの高 台、通称「郷清水」に位置する。ふもとの 集落からはおよそ想像もつかない場所に 11haを超える棚田を目にしたとき、先人た ちの開拓魂を容易に垣間見ることができる と同時に、高所でありながら滾々と湧き出 る摩耶山からの豊富な湧水とあいまって、 他とは一線を画した高地における作付の景 観が見事。 やまがたの棚田20選にも認定。 霊峰摩耶山(標高1,019m)は、「磐梯朝日 国立公園の大展望台」として登山愛好者に 親しまれている。山頂からは、眼下に荒沢 摩耶山山頂からの眺望 ダム、月山や鳥海山、朝日連峰が一望でき る。県指定名勝(昭和36年) あつみ温泉街 「おもてなしの気持ちは形にしないと相 手に伝わらない」そぞろ歩きの楽しい温泉 街を目指すあつみ温泉では、商店・旅館・ 住民・観光協会などが連携しながら、沿道 へ花鉢、プランター、ベンチ、カフェテー ブルなどの「おもてなし装置」を配置する など、「川」と「道」を活かした温泉街の 魅力づくりに地域が協働で取り組んでい る。 天魄山(標高290m)は、温海温泉街の 南側に位置し、温泉街から山頂までは 舗装された約2kmの車道が通り、気軽 に登ることができます。 山頂にはトイレ、展望台が整備され、 天魄山から見る日本海 水平線に沈む夕日の絶景ポイントに の眺望 なっています。また、眼下には岩礁に 砕ける白波が帯のように広がり、晴れ た日には鳥海山や飛島、粟島、佐渡島 が見渡せるなど、雄大な日本海のパノ ラマを満喫できます。
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