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2010.10.20
イザール通信
NO.6
ミュンヘンの安藤廣之先生・里佳子先生と共に歩む
イザール祈りの友の皆さまへ
主の御名を賛美します。
安藤廣之・里佳子夫妻の宣教の為に、お祈りくださる事を感謝します。
「イザール通信 10 月号」として、安藤先生からの近況報告をお送りします。
お読みくださって是非お祈りください。皆様に、主の祝福をお祈りいたします。
「イザール祈りの友」委員会より
ミュンヘンはだいぶ紅葉が深まって来ました。(写真) ⇒
皆様のお祈りとご支援を感謝いたします。7月から三ヶ月
間ミュンヘンに滞在された宮永兄のお証を今号では紹介
したいと思います。
証し
宮永 一彦
今年の初めに海外短期留学の話を受けました。そこで,
日本での仕事にも活かせる技術を学びたいと願い,ミュン
ヘン工科大学で学ぶ機会を得ました。出発までの約 3 ヶ月
間,派遣先の受け入れ許可,研究テーマ,学生寮・・・段階
的に決まっていきました。全て主が取りなして下さったお
かげであると心から感謝しています。
これまでの私は,全て自分の判断で物事を決め,自分の力で物事を行っていると思ってい
ました。今でも調子に乗ってしまうと,すぐに増長し,勘違いをしてしまう“生き癖”があります。
以前の私なら,今回の件も,自分で派遣先を決めて全て自分で対処していると,きっと勘違
いをしてしまっていたと思います。神様は常に素晴らしいものを私に与えて下さっていたにも
かかわらず,ずっと私は神様の声を聞こうとせずそれを拒み,ちっぽけな自分の枠の中で満
足していました。しかし,そんな私にも神様は多くの素晴らしい贈り物を下さいました。
渡独に際して,一つだけ心配なことがありました。それは,異郷の地で礼拝を守ることでし
た。しかし,神様はそれまでもご用意して下さいました。安藤先生がミュンヘンの地で日本語
礼拝を始められると言うことで,それに参加させていただけることになったのです。毎主日の
礼拝と交わりによって慰められ励まされ,新しい週を過ごすことができました。
また,礼拝の交わりで,10年毎に行われているオーバーアマガウの受難劇の事を知り
ました。10 年に1回行われるため,ドイツのみならずヨーロッパ,世界各国から観客が集
まるということで,インターネット上のチケット状況は満席,観劇は困難だろうと思っており
ました。しかし,キャンセルチケットが若干あるということで,購入できるかどうか分からな
いまま,早朝にオーバーアマガウに向かいました。会場のチケット売り場に行ったところ,
2人組が既に並んでおりました。 その人達にチケット購入で並んでいるのかを尋ねたと
ころ「そうだよ。そっちは何枚欲しいの?」と逆に聞かれました。 「1枚です」と答えたとこ
ろ,「カテゴリ3でよければ売ってあげるよ」言ってくれました。 よく聞くと,その人達はカテ
ゴリ3で数枚予約したらしいのですが,もっと上のカテゴリに変更してもらおうとしていると
いうことでした。私にとってまさに“救いの手”であり,チケットを購入することができました。
その時,心から“神様,こんな私にも素晴らしい贈り物を下さり,ありがとうございます”と
感謝せずにはいられませんでした。この年,この時期,この場所へと神様に導かれなけ
れば起こらなかったことで, ただ劇を見させてもらったというのではなく,“あなた達の罪
をこうしてイエスに贖ってもらったことを心に強く刻みなさい”と神様に見させられたような
気がしてなりませんでした。自らがイエス様を十字架にかけたにもかかわらず,“そんな
に悪い人間ではない”といい人ぶっていた自分がとても恥ずかしくなりました。さらに,イ
エス様の復活がどれほど私たちに希望を与えて下さっているかを改めて感じました。“主
ご自身があなたの先に進まれる。主があなたとともにおられる。主はあなたを見放さず,
あなたを見捨てない。恐れてはならない。おののいてはならない。”(申命記 31:8) この御
言葉のように,自分の力で生きているのではなくイエス様が今も生きておられ,私たちは
イエス様に生かされているのだということを強く思いました。
さらに,滞在中にリーベンゼラの宣教大会に参加させて頂く機会がありました。日本の他に
も様々な国々で宣教活動をされた,またはこれからされる宣教師とそのご家族などが一同に
介し,現地での様子などを聞くことが出来ました。各国それぞれ状況が異なると思いますが,
“一人でも多くの人に神様のことを伝え救いたい“という同じ気持ちで全員の目が輝いていた
のがとても印象的でした。全ての人が“周りの人に何かをしてあげたい”という愛で溢れてお
り,心が静まりそして温かくなる大会でした。
このように,ドイツでの生活
において主は全てを整え,最
善の物を下さいました。このこ
とを心から感謝し,しっかりと
胸に刻み,これからも主と共
に歩んでいきたいと思ってい
ます 。(JECA 白岡福音キリ
スト教会員)
※写真の中央が宮永兄です。
祈りの課題
・10月10日のスイス日本語福音キリスト教会での廣之の礼拝メッセージの奉仕は無事に守
られました。ミュンヘンの礼拝にも新来会者がありました。お祈りを感謝します。
・10月22、23日に開催される在欧日本人宣教会の一泊リトリートの祝福のために。
・11月15~18日に開催されるヨーロッパ日本語集会・教会教職者研修会(於:リーベンゼラ)
の実りのために。
・聖書の会に二人の新来会者がありました。続けて出席されるように。
・娘達は元気に学校に通っています。学びが守られますように。
集会案内
毎週日曜日午後 2 時~3 時 日本語礼拝 Landwehrstr34 Christliche Gemainde
毎月第1、3水曜日 10 時~12 時 聖書の会 Mozartstr12 FEG Muenchenmitte
毎月第2、4、5水曜日 10 時~12 時 学びの会
〃
※ミュンヘンとその周辺にお知り合いがおられる方はご案内くだされば幸いです。
またヨーロッパの諸教会、集会で必要がありましたら、いつでも訪問させて頂きたく思ってお
ります。
連絡先 安藤廣之&里佳子
メール [email protected]
電話 ドイツ +49-89-5130-4192
携帯 ドイツ +49-173-1787692
Quiddestr. 16
81735
München
発行:イザール祈りの友
連絡先:E メール:[email protected]
〒183-0002 東京都府中市多磨町 1-14-8 ℡ 042-334-1564 fax 042-334-1574
郵便振替:00190-5-195499「在欧日本人宣教会」
間島直之