キャリア形成とポートフォリオ キャリア形成とポ トフォリオ 目次

キャリア形成とポ トフォリオ
キャリア形成とポートフォリオ
青山学院大学理工学部情報テクノロジー学科
佐久田博司
HiRC シンポジウム:2012/3/30
目次
1.
2.
3.
4.
5
5.
6.
7
7.
教育プロセスの現状
ポートフォリオ
これからの就職活動とキャリア形成
情報教育と成果の評価
ee-ポートフォリオアプリケーション
ポ トフォリオアプリケ ション
e-ポートフォリオとコミュニケーション
まとめ
HiRC シンポジウム:2012/3/30
教育プロセスの現状:学習理論の変遷
代表的な理論
1960-70 行動主義
スキナー
(Burrhus Skinner)
プログラム学習
1970-80 認知主義
ガニエ
(Robert Gagne)
知的CAI
1980-90 構成主義
ピアジェ
(Jean Piajet)
LOGO、LEGO
Mindstorm
ビゴツキー
(Lev Vygotsky)
CSCL†,
e-Learning
1900-
社会的構
成主義
評価方法
C-Leaarning
年代
真
正
な
学
習
テストによる
評価
ポートフォリ
オによる評
価
†CSCL: Computer Supported Collaborative Learning
参照)森本康彦 教育システム情報学会誌 Vol.25,
参照)森本康彦、教育システム情報学会誌,
V l 25 No.2,
N 2 pp.245-263,
245 263 2008
HiRC シンポジウム:2012/3/30
これからの就職活動とキャリア形成


高度な人材条件のフィルタ エントリーシートの限界
短期・多様・最適:



中途採用、期限採用、新規採用の混在
人材情報のポートフォリオ


1年プロジェクトで製品開発を行うために、Java言語のエキス
パートが必要な場合は、どのように求人するか?
デザイナー、建築家の作品紹介
キャリア形成のための長期間の多様な記録

製品・作品・能力・趣味
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ポートフォリオ:ポートフォリオと生涯教育

ポートフォリオとは:




自発的に学びの伸びや変容を多面的・多角的な評価の長期
自
学び
び 変
角
の記録
新たな学びのためのログ
設計・デザインにおける作品の表示:実績・実力・履歴
真正な学習における必要性:
⇒ 評価と記録⇒電子媒体での管理

ライフログと生涯学習:


外部記憶に依存する生活:電子メールログ、携帯発信記録
仕事生活、個人生活での必要性
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ポートフォリオ:Millerの三角形






医師の臨床教育評価法(1990 E. Miller)
学習評価の真正性
Does: ポートフォリオ
Shows How: DSCE(客観的臨床能力試験)
Knows How: 順次回答連問式MCQ、多肢選択連問式
MCQ
Knows: 五肢選択式 形式的MCQ
http://p.tl/-whN
p p
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情報教育と成果の評価(1)
グラフィックプログラミングと相互評価
 SNSのLikeボタンを
応用
 評価のネットワーク
 ソ
ソーシャルラーニング
シャルラ ニング

HiRC シンポジウム:2012/3/30
従来の L ningとソ シャルラ ニング
従来のe-Learningとソーシャルラーニング
SSocial
i l
Learning
e-Learning
より深く・広く学習
が可能
<<個人で学ぶ>>
• 教える側(教員)と教えら
れる側(学習者)は1対
1の構図
• 学習者が得た情報は
<<共に学ぶ>>
• 教える,教えられる立場の線引
きはあいまいで役割は流動的
• 発信された情報は拡散
共有されない
従来のe-Learning
ソーシャルラーニング
8
学習者間の相互評価を用いたソーシャルラーニングによる学習支援システムの提案(2011年度若林亮太)
情報教育と成果の評価(2)


研究室内プロジェクト:Ajaxアプリケーションのコンテスト
Aoyama Search:Ajaxによるアクセス情報検索サーバ


特徴:非同期通信で、入力語の先頭文字を変換する前に検
索結果を表示
サーバ上で検証
比較可能
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e ポートフォリオアプリケーション:Mahara
e-ポートフォリオアプリケーション:Mahara
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

Mahara:Moodle 作者によるLMS連携型e-Portfolioサーバ
Maharaオープンフォーラム(2010-)
ユーザコミュニティ:
ティ
http://eport.f-leccs.jp/view/view.php?id=1849
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e ポートフォリオとコミュニケーション(1)
e-ポートフォリオとコミュニケーション(1)
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
Maharaによるファイル共有
Subversionなどによる版管理
クラウ
クラウド型ファイルサーバ
ァ
(dropbox、iCloud等)による
情報公開
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e ポートフォリオとコミュニケーション(2)
e-ポートフォリオとコミュニケーション(2)


Wikiによる情報集約
企業活動における情報共有化:社内SNSとWiki
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情報共有と情報公開マトリックスの概念
5
4
著作者
1
2
•
•
文書・論文・映像
ファイル
3
•
6 7
明示的な公開
範囲の設定
平易なユーザ
インタ フ
インターフェー
ス
クラウド化
セキュリティ
•
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10
閲覧許可範囲
閲覧者
e ポートフォリオとコミュニケーション(3)
e-ポートフォリオとコミュニケーション(3)

新しいデバイス:Tablet コンピュータ(iPad,Android)

新しい通信環境:個人用モデムルータ(複数機器の
新
通信環境 個 用 デ
タ(複数機器
Internet接続)

新しいファイルサーバ環境:クラウド型サーバ

新しいアプリケーション・ユーザインターフェース
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まとめ

生涯教育とe-ポートフォリオの必要性

アプリケーションの進化

ファイル共有とユーザインターフェース
ファイル共有とユ
ザインタ フェ ス

大学他の教育機関への適用事例の蓄積
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