「ふるさと名物」掘り起こし調査

平成26年度 東北地域における「ふるさと名物」掘り起こし調査
「ふるさと名 物 」調 査 リスト
平 成 2 7 年 3 月
通番
カテゴリー
県
市町村
地方公共団
体コード
地域資源名
資源の概要
所在地
地域産業資源の内容の指定
1 観光資源
青森県
弘前市
022021
長勝寺三門
2 観光資源
青森県
弘前市
022021
弘前城三の丸東門
3 観光資源
青森県
むつ市
022080
木造阿弥陀如来坐像
4 観光資源
青森県
大鰐町
023621
木造阿弥陀如来坐像
5 観光資源
青森県
弘前市
022021
太刀 銘友成作
寛永6年(1629)に弘前2代藩主信枚によって建立された三間一戸の楼門。高さ16.2m、花頭窓の漆塗りのほ
弘前市西茂森1-23-8
かは素木造。禅宗様の手法を基本とし、すべての柱が通し柱とする特殊な構造となる江戸時代前期の重要
な建築遺構。
寛永4年(1627)に創建当初の天守は焼失し、文化7年(1810)に3層3階櫓の銅板葺の現在の姿となる。有事
弘前市下白銀町3
に備え弓矢などを保管した櫓・門は慶長16年(1611)のもの。独立天守は東北地方に残る唯一の遺構。
弘前城
平安時代後期の定印阿弥陀如来坐像。檜の寄木造で表面に漆を塗り、その上に金箔を置く漆箔を施す。肉
むつ市田名部町4-18
髻相の白毫の水晶、台座及び光背も後の時代のもの。貞享3年(1686)に京都の清浄華院より移安されたとの
伝来を持つ。
鎌倉時代前半の寄木造り漆箔仕上げの丈六如来坐像。堂々とした大像で、面貌の表現に平安時代の同種
南津軽郡大鰐町蔵館字村岡12
の像とはやや異なるが、鎬立った彫技の優作。制作地、伝来については諸説ある。今後の本格的な調査研
究が望まれる。 平安時代末期から鎌倉時代初期に制作された太刀。元幅が広く先の幅が細くなる古備前の特長をよく表す。
鍛は板目のような細かな「小板目」が美しい。津軽為信が太閤秀吉から賜わり、弘前12代藩主承昭が寄進し 弘前市高岡字神馬野87(高照神社宝物殿)
たとの伝来を持つ。
6 観光資源
青森県
弘前市
022021
銅鐘
7 観光資源
青森県
弘前市
022021
刀 無銘伝来国光
8 観光資源
青森県
青森市
022012
壷形土器
鎌倉時代後期の鋳造の銅鐘。元藤崎満蔵寺の鐘であったものを、弘前藩の命により長勝寺に移した。銘文
にある崇演は北条貞時の法名で、寄附した豪族の一人源光氏は元高杉郷の領主、安倍季盛は当時の藤崎 弘前市西茂森1-23-8
城主とみられる。
鎌倉時代末期に制作された来国光を代表する名刀。刃文は「湾互の目」を交えた直刃調で、刃中に「葉」及び
弘前市土手町
「足」と呼ばれる沸が美しく光る。5代将軍綱吉が柳沢吉保の子初登城の節に与えたと『徳川実紀』に記載が
ある。
青森市
縄文時代晩期に制作された十和田市滝沢字川原出土の大型壷形土器。高さ41.6cm。器面にはX字状の入
(青森県立郷土館展示
組文が浮彫状に施され、磨消縄文と磨かれた滑沢面がみごとな調和を見せる。当時の技術の高さを示す優
青森市本町2-8-14)
品。
9 観光資源
青森県
つがる市
022098
縄文時代前期・中期のつがる市森田町床舞石神出土の遺物群。重要文化財の指定遺物は土器類114点、石
器類40点、玉類等石製品・土製品56点、土偶9点の計219点。縄文時代前期・中期に栄えた円筒土器文化の つがる市森田町森田月見野340-2(つがる市森田歴史民俗資料館)
代表的遺跡。
青森県石神遺跡出土品
10 観光資源
青森県
青森市
022012
弥生時代中期の東津軽郡外ヶ浜町三厩下平出土の遺物群。重要文化財の指定遺物は、土器類33点、石器
類160点、玉類366点の計559点。中でも碧玉製管玉365点が特徴的。出土土器には恵山式土器との関連を 青森市本町2-8-14(青森県立郷土館)
有するものもある。
青森県宇鉄遺跡出土品
11 観光資源
青森県
青森市
022012
縄文時代後期の上北郡六ヶ所村尾駮字野附(通称大石平)出土の遺物群。重要文化財の指定遺物は、土器
青森県新城字天田内152-15
類23点、石器類113点、土偶類58点、手形・足形付土製品4点の計198点。手形・足形土製品は縄文時代の儀
(青森県立郷土館展示 青森市本町2-8-14)
礼を示すものもある。
青森県大石平遺跡出土品
12 観光資源
青森県
八戸市
022039
縄文時代後期の風張1遺跡出土の遺物群。指定された出土品は、土器131箇、土製品176箇、石器55箇、石
製品301箇の663箇、附として炭化米2粒。特に「腕を組む土偶」やスタンプ形土製品は縄文時代後半の風俗 八戸市大字是川字横山1
を知る上で重要。
青森県風張1遺跡出土品
13 観光資源
青森県
八戸市
022039
縄文時代後期の薬師前遺跡墓坑出土の遺物群。深鉢形土器、壷形土器各3点と、土器棺に埋葬された縄文
八戸市根城字東構35-1
人に装着あるいは副葬されていた貝輪16点、猪牙製垂飾11点。縄文時代後期の集団墓の実態と葬送儀礼
(八戸市博物館展示)
の一端をよく示す資料。
青森県薬師前遺跡墓坑出土品
14 観光資源
青森県
弘前市
022021
縄文時代後期の弘前市十腰内2遺跡出土の遺物。猪の姿形を写実的に造形しており、胴部には沈線による
弘前市下白銀町1‐6
幾何学文が描かれ、その内部に縄文が充填されている。縄文時代の動物形土製品のなかでも秀逸で当時の
(弘前市立博物館)
精神文化の一端を良く示す。 猪形土製品
15 観光資源
青森県
弘前市
022021
元禄年間(1688~1703)に弘前4代藩主信政が、実母久祥院殿のために菩提寺隣松寺に寄進。台座上の建
築型一間厨子は全体に黒漆が塗られ、金具や細工物に特徴があり、細木を組み合わせた内部の格天井な
どは凝った造り。
久祥院殿位牌堂
弘前市西茂森2-14-1
16 観光資源
青森県
弘前市
022021
寛永15年(1638)ころに造営された大型の一間厨子。入母屋造の木瓦葺。豪華華麗な江戸時代初期の秀作。
現在は「華御堂」と呼ばれる。三尊仏は、津軽為信が慶長8年(1603)に岩木山百沢寺大堂の本尊として祭っ 弘前市西茂森1丁目23‐8
たとの伝来を持つ。
三尊仏及びその厨子堂
17 観光資源
青森県
八戸市
022039
旧八戸小学講堂
明治14年(1881)に小学校の講堂として竣工した2階建寄棟造の建造物。外観の意匠や構成には洋風を、架
八戸市大字八幡町八幡丁3
構方法や小屋組は和風の伝統的技術を用いる木造擬洋風建築。八戸市図書館として使用後、現在地に移
築復原。 1
木造阿弥陀如来坐像
通番
カテゴリー
県
市町村
地方公共団
体コード
地域資源名
資源の概要
所在地
18 観光資源
青森県
弘前市
022021
旧東奥義塾外人教師館
19 観光資源
青森県
弘前市
022021
熊野宮本殿
明治34から36年(1901~1903)に宣教師アレキサンダーの設計、本間俊平施工の木造2階建の建造物。延床
弘前市下白銀町2‐1
面積が約280㎡。外壁の白に付け柱のオリーブ色、煉瓦の茶は瀟洒なコントラストをなす。庇の飾りが繊細さ
を添える。
創建年代不明。熊野三所権現を模して那智宮に相当するとして造営。門外村(弘前市門外)の新宮と八幡村
(弘前市田町)の本宮、熊野奥照神社とともに「熊野三所飛龍大権現」。俗称「袋の宮」。古い形式をよくとどめ 弘前市茜町1-8-1
る貴重な建造物。
20 観光資源
青森県
弘前市
022021
日本聖公会弘前昇天教会教会堂
21 観光資源
青森県
弘前市
022021
巌鬼山神社本殿
大正9年(1920)に宣教師J.M.ガーディナー設計、林 緑施工の建造物。ゴシック様式の煉瓦造建築として貴
重。窓枠のカスプトアーチ、チューダーアーチで構成される内部のトラスから、祭壇のあるアプスに向かって
造られる空間は秀逸。
弘前市山道町7-1
元禄4年(1691)に観音堂として造営されのちに神社となる。近世津軽の小仏堂(三間堂)が神社となった典型
弘前市十腰内字猿沢78
例である。本殿及び厨子の構造形式や細部の様式などは、その時代の特徴をよく表す優作。 22 観光資源
青森県
弘前市
022021
旧青森県尋常中学校本館
23 観光資源
青森県
弘前市
022021
袋宮寺本堂
24 観光資源
青森県
弘前市
022021
円明寺本堂
明治27年 (1894) に建築された学校建築遺構。素朴で装飾要素の少ないものであるが、梁間の大きな旧講堂
部分に架けられた独特の工夫が試みられている小屋組は見事。窓枠・扉枠・天井廻縁・幅木などにも洋風建 弘前市新寺町1-1
築特有の繰型などはない。 宝永元年(1704)に造営された観音堂であり、現在は本堂とされる。境内仏堂ともよばれる。宝永2年(1705)
弘前市新寺町26
の「奉練行愛染明王秘宝(後略)」という墨書なども残される。その時代の特徴をよく表す珍しい技法が用られ
る。 明和元年(1764)に仮本堂として再建されたものが現本堂。内外陣境の欄間裏には「・・天保2年 (1831)8月」
弘前市新寺町62
として須弥壇や欄間を寄進したことが記される。青森県内に現存する浄土真宗の本堂建築としては最古。
25 観光資源
青森県
弘前市
022021
報恩寺本堂
26 観光資源
青森県
弘前市
022021
本行寺護国堂
宝永元年(1704)に弘前3代藩主信義の菩提寺として創建。、本堂はのちに再建されたもの。格式の高さ、古
い形式が採用など近世本堂建築において重要な建造物。青森県内に現存する本堂建築のなかでは、長勝 弘前市新寺町34
寺、革秀寺本堂に続き古い。 享保元年か2年(1716~17)に建立。その沿革は不明。 建築の構造形式や細部の様式手法などは、18世紀
弘前市新寺町92
前半のもの。弘前初代藩主為信が堀越城中に寺を建立したのがはじまりとされ、慶安2年(1649)に現在地へ
移る。
27 観光資源
青森県
南部町
024457
室町時代後期のに造立された南部23代安信の墓。南部氏の城館である聖寿寺館(本三戸城)の館域にあ
る。関東型宝篋印塔を基本として、南部氏独自の様式を持つ。南部氏歴代の宝篋印塔のうち最古のもの。石 三戸郡南部町小向字馬場坂45
材は二戸市石切所産の石英安山岩か。
南部安信の墓(宝篋印塔)
28 観光資源
青森県
黒石市
022047
大正13年(1924)に建築された町屋に、洋風のデザインを取り入れた消防屯所である。昭和3年に表側が増築
黒石市消防団第三分団第三消防部屯所 され現在の形なる。
黒石市甲徳兵衛町3
正面の装飾や望楼の屋根に近代化の特徴がよく現れ、造形的にも優れた津軽地区を代表する消防屯所。 29 観光資源
青森県
田子町
024431
旧橋本家住宅
19世紀後半に建築の邸宅。その沿革は不明。旧南部藩時代に多くつくられた南部曲屋。主屋から馬屋のL字
三戸郡田子町田子字川代ノ上ミ66-39
状の曲り部分が建築当初から接合されていたのが特徴。建築当時のままの姿で現存している南部曲屋の貴
重な遺構。 30 観光資源
青森県
八戸市
022039
文政10年(1827年)に建立された三間一戸の鐘楼門。僅かに反りのある茅葺寄棟屋根は山門として珍しい形
式。上層の正面と背面中央には花頭口を開き、脇間は横嵌板壁である。和様と禅宗様を組み合わせた小山 八戸市大字松館字古里38
門として貴重な文化財。 大慈寺(松館)山門
31 観光資源
青森県
青森市
022012
世界地図屏風
32 観光資源
青森県
鰺ヶ沢町
023213
親鸞上人連座御影
江戸時代初に制作された世界地図を極彩色で収めた六曲屏風。南蛮人将来の地図を原本とし、描写は精緻
で布彩も秀逸。所伝によると、徳川家康が三浦按針のもたらした世界地図を屏風に仕立て、居城を飾ったの 青森市本町
が始まりといわれる。 室町時代に制作された絹本著色の御影。浄土真宗の開祖親鸞を中心に、上に師である法然を、下に親鸞の
西津軽郡鰺ヶ沢町釣町16-1
門流の僧たちを配した浄土真宗寺院に広く見られる「連座御影」。この種の画像としては青森県内で最古。 33 観光資源
青森県
弘前市
022021
鎌倉時代に制作された極楽浄土の様相と「観無量寿経」の説話を絵解きした浄土図。当麻曼荼羅や「観経曼
荼羅」と呼ばれる。貞昌寺本はいわゆる「四分一曼荼羅」と呼ばれるサイズ。全国の同種の当麻曼荼羅と比 弘前市新寺町108
較してもその作風は秀逸。 絹本著色当麻曼荼羅図
34 観光資源
青森県
弘前市
022021
新井晴峰筆紙本著色観桜観楓図屏風
江戸時代後期に新井晴峰よって制作された屏風。晴峰の画風を代表するばかりでなく、弘前藩お抱え絵師の 弘前市下白銀町1-6
水準を確かめる作品として重要であり、青森県の近世絵画史上の基準作のひとつとして価値が高いものであ (弘前市立博物館)
る。 2
地域産業資源の内容の指定
通番
カテゴリー
県
市町村
地方公共団
体コード
地域資源名
資源の概要
所在地
35 観光資源
青森県
深浦町
023230
絹本著色聖宝僧正像
36 観光資源
青森県
弘前市
022021
木彫阿弥陀如来立像
14世紀前半に制作された絹本著色の肖像画。京都市の醍醐寺に伝来していたものを明治時代に譲り受け
西津軽郡深浦町大字深浦字浜町275-2
た。中世の高僧肖像画としてもその描写や表現に破綻がなく、表情も精細に描かれその価値は極めて高いも
のである。 制作年代不明。江戸時代以前の制作の立像。浪岡町北中野から移転してきた西光寺の本尊。承元4年
(1210)蓬田村の阿弥陀川で発見されたとする説、津軽為信が荒廃していた浪岡西光寺に本像と寺領を寄進 弘前市新寺町109
したとする説のふたつが伝来を持つ。 37 観光資源
青森県
三戸町
024414
元和7年(1621)に南部第27代藩主利直が三戸在城中に自ら彫刻したとされる面。桐材に黒漆塗、たてがみ
には御幣、白麻で造った髪を植える。多年の功績の恩賞として梅内家に与えられまつられるが、八劔神社の 三戸郡三戸町梅内字村中
御神体として毎春舞いに用いられる。
獅子頭
38 観光資源
青森県
弘前市
022021
鎌倉時代から南北朝時代に制作された面。 ひば材に厚手の錆下地黒漆塗りを施した本格的な技法によって
おり、東北他方での制作であろうが、できばえは中央作に劣らない。作風から鎌倉時代から南北朝時代に作 弘前市百沢字寺沢27
られたことは明らか。
舞楽面
39 観光資源
青森県
青森市
022012
鎌倉時代の来迎印を結ぶ三尺阿弥陀如来立像。寺伝によると元和7年(1621)に大阪から移され、本尊として
安置されたもの。踏割蓮華の台座に立つ。端正な姿で、着衣の柔らかく繊細な衣文の表現など鎌倉時代の 青森市野内字菊川267
造像と推定される。
木彫阿弥陀如来立像
40 観光資源
青森県
弘前市
022021
江戸時代初期の寄木造り箱仕上げの等身如来立像。寛永6年(1629)建立の長勝寺三門楼上に羅漢像ととも
に安置されている。寺伝には寛永5年(1628)に京都から移したとされる。諸説あるが禅宗寺院の三門楼上に 弘前市西茂森1丁目23‐8
あるなら釈迦如来である可能性が強い。 薬師如来三門本尊
41 観光資源
青森県
南部町
024457
十一面観音立像
42 観光資源
青森県
野辺地町
024015
木彫阿弥陀如来立像
平安時代から鎌倉時代に制作された観音立像。長谷寺に伝来した像で、現在その後身たる恵光院にまつら
れている。木造彩色で頭と体幹部を一木で造り、肩で両上腕部をはぎ付けている。頭上面にうかがえる当初
三戸郡南部町大向字長谷94-1
の面影には平安時代後期の性格がある。
室町時代以前に制作された三尺阿弥陀立像。海中寺には慶長年間以前の記録がないものの、文化14年
上北郡野辺地町字寺ノ沢38-2
(1817)当初の本尊が火災で消失した後に、大阪伝光寺の道場にまつられていた本像を迎えたものと伝えて
いる。 43 観光資源
青森県
弘前市
022021
延宝5年(1677)に制作された「背高観音」の異名を持つ木造仏。、東北地方でも類例まれな巨像。ヒバの一木
を前後割りはぎ造りにしたとされるが、別材を二材寄せたものか。全身に漆箔を施しており、規模荘厳ともに 弘前市新寺町26
雄大で堂々とした造形。 十一面観世音立像
44 観光資源
青森県
佐井村
024261
木彫十一面観音立像
45 観光資源
青森県
田子町
024431
十一面観音像
寛文6年(1660)ころに制作された円空立像。「ひば」と伝えられる厚い板状の材に浮き彫り状に彫り出した円
空独特の表現技法。背面は粗く、鋸を当てたような処理にとどまっているなど等身大立像菩薩像の制作を試 下北郡佐井村佐井字古佐井112
行していた時期のものか。
享保17年(1732)に大慈寺住職奇峯学秀が制作した観音像。頭上に表情の異なる十一の面を載せているの
でこのように呼ばれる。背面に学秀自作自筆の観音様をたたえる歌が墨書されている。
三戸郡田子町田子字清水頭
46 観光資源
青森県
弘前市
022021
江戸時代以前の制作。この吉祥寺像は、体幹部分は一般的な造作であるに対し、細身の仏身にぷっくりと膨
弘前市下白銀町1-6
らんだ腹部、折り上げたような両胸の衣の襟、大きな帽子のように刻み出された髪際から肉髻にかけて、大き
(弘前市立博物館)
くカーブする眉と切れ長の眼は個性的。
阿弥陀如来像
47 観光資源
青森県
弘前市
022021
十一面観音像
48 観光資源
青森県
外ヶ浜町
023078
観世音菩薩像
寛文7年(1667)ころに制作された円空立像。右手を垂れ、胸前まで上げた左手に水瓶を持つ円空の十一面
観音立像通有の形式を示す。全体のバランスや充実した肉体把握、温和で張りがある面貌表現が東北地方 弘前市新寺町110
の最優作たる男鹿赤神神社像に通じる。
寛文7年(1667)ころに制作された円空観音菩薩坐像。北海道福島町の吉野教会の観音菩薩坐像ときわめて 東津軽郡外ヶ浜町三厩字
似通った表現を示しており、両肩に掛かった衣が両肘の辺りで作り出すへこみが特徴的。福島町像制作直後 家ノ上76
の作品か。 49 観光資源
青森県
むつ市
022080
寛文6から7年(1666~7)に制作された円空如来立像。円空の如来像は数が少なく、作風も優れた本像はまこ
むつ市大湊上町13-6
とに貴重。大胆な螺髪や衣襞の表現は充実した表現をみせて、黒く光ることもあってことに量感を感じさせ
る。
如来立像
50 観光資源
青森県
平川市
022101
菩薩坐像
寛文7年(1667)ころに制作された円空菩薩坐像。津軽半島の円空仏の系譜に連なる形式の坐像でるが、蓮
台は彫出されていないが本像の造形自体はまったく遜色なく、渡道後の造像の一環に位置づけられる。現状 平川市沖館字宮崎266-3
損傷が激しい。
3
地域産業資源の内容の指定
通番
カテゴリー
県
市町村
地方公共団
体コード
地域資源名
資源の概要
所在地
51 観光資源
青森県
三戸町
024414
南北朝時代に制作された寄木造りの小像に。平明で整った表現は親しみやすいものがあり、全体として洗練
された造形で中央作か。後世に補ったところがあるが、全体のバランスは保たれている。本像は恵光院から 三戸郡三戸町同心町字熊ノ林6-2
の伝来を持つ。 十一面観世音菩薩坐像
52 観光資源
青森県
おいらせ町 024121
白鳳時代に制作された青森県下最古の菩薩立像、。、ひときわ優れた作行きを見せる金銅仏。童子のような
プロポーションと華やかな装身具は白鳳時代の小金銅仏の典型を示す。仏身から台座まで一体に鋳造され、 上北郡おいらせ町阿光坊105-278
当所は鍍金されていたはず。 聖観世音菩薩立像
53 観光資源
青森県
三戸町
024414
平安時代末に制作された木造漆箔の如来立像。体幹部を一木から彫出し、両肩から先を矧付け、頭部を差
し込む構造。おだやかな肉付け、すなおな衣紋線、足首を見せる裳裾丈など、12世紀の阿弥陀立像共通の
特徴である。現状損傷が激しい。
阿弥陀如来立像
三戸郡三戸町同心町字諏訪内55
54 観光資源
青森県
中泊町
023876
江戸時代前期に円空が制作した神像。円空神像としては東北地方で唯一の存在。上半身を衣で覆い、下半
身は台座と一体化したた様式は岐阜美並村の神像とほぼ一致しており、円空が蝦夷渡海の前後に津軽半島 北津軽郡中泊町小泊字小泊123
を訪れた際の造像と考えられる。
円空作木造男神像
55 観光資源
青森県
青森市
022012
江戸時代前期に円空が制作した菩薩坐像。もともと西光院の檀家の元にあったもので、仏壇に納めるため当
初の台座部分を削り落としているため、通常の円空の観音菩薩坐像に比べてバランスの悪い。作風は津軽 青森市浪岡北中野字天王21-2
半島沿いの観音菩薩坐像に通じる。 円空作木造観音菩薩坐像
56 観光資源
青森県
青森市
022012
江戸時代前期に円空が制作した菩薩坐像。近年まで梵珠山山頂の釈迦堂に安置されていた。図像様式とも
円空の寛文年間青森県下及び北海道渡島地方で造像した観音菩薩坐像の特徴にすべて一致。、円空の造 青森市浪岡大釈迦字山田199-3
像活動を解き明かすためにも意味深い。
円空作木造観音菩薩坐像
57 観光資源
青森県
青森市
022012
制作年代不明。面がある大星神社は、藩が特に重要視した神社である。これらの面には早くから坂上田村麿
の北征にまつわる伝説が付随する。作風は地方に伝わるものとしては極めて優れ、勇壮豪快で力強い表現 青森市問屋町1-18-28
は東北地方の最優作。
木造舞楽面 木造能面
58 観光資源
青森県
平川市
022101
室町時代中期に制作された仏具。鰐口は、銅または鉄を偏平円形に鋳造した仏具の一種である。中央に撞
座、上方左右に釣手をつくり、下方に一文字に口を開く。500年以上前の金属器に鋳刻された金石文は、時代 平川市広船広沢89-9
考証の上からも貴重。 鰐口 銘正長二年七月十四日
59 観光資源
青森県
深浦町
023230
北朝の至徳2年、南朝の元中2年(1385)に制作された仏具。この鰐口は、深浦町円覚寺の薬師瑠璃堂に釣ら
れていた。薬師堂は、純唐様の手法で建てられた藤原期の建造物といわれている。鰐口と建造物は共に重 西津軽郡深浦町深浦字浜町275
要な資料である。 鰐口 銘至徳二年六月二十四日
60 観光資源
青森県
弘前市
022021
室町時代中期に制作された銅板に金を鍍金した六角の釣燈龍。建物の軒裏に釣り下げる。 6箇所ある稜と
呼ばれる柱の部分には、それぞれ鑢で銘文が刻まれている。岩木山神社は幾変遷を経ていて、この釣燈篭 弘前市百沢字寺沢27
は室町期の貴重な遺物である。 釣燈籠
61 観光資源
青森県
弘前市
022021
室町時代末から桃山時代に制作された短刀。森宗は、軽刀工の祖ともいわれる。平面に近い平造で、刃文
は鱗のような波状の「互の目」が乱れ、焼入れの際にできる焼刃と地鉄の境の「匂口」が霞んだように見える 弘前市在府町
「沈みごころ」が特徴。
短刀 銘波岡森宗
62 観光資源
青森県
五所川原市 022055
正徳6年(1716)に鋳造された梵鐘。制作された京都から五所川原市の長円寺に伝来いたもの。上部に天女、
下部に牡丹唐獅子の浮模様がある。慶応3年(1867)10月に火災に罹り、劈割れを生じたが、僅かにその痕 五所川原市飯詰字福泉224
跡が残るだけである。
梵鐘
63 観光資源
青森県
弘前市
022021
日本刀 銘津軽主為信相州綱廣呼下作之
64 観光資源
青森県
青森市
022012
日本刀 無銘(伝備中古青江貞次作)
江戸時代初期に津軽為信により制作された刀。造込は鎬造で反りは高く、切先はやや延び、棟は台形の峯
弘前市富田町
を持つ三ツ棟。 この日本刀は、岩木山神社所蔵の「銘相州住綱廣」と同じく3代目綱廣による新刀初期のもの
である。
伝備中古青江貞次作。
青森市
65 観光資源
青森県
弘前市
022021
桃山時代に制作された仏具。この鰐口は、津軽為信の長男信建が十腰内(古くは遠寺内とも書いた)の観世
音に寄進したものである。その後前市田茂木町菊池乙弥宅地内から嘉永2年(1849)10月に発掘された。津 弘前市十腰内字猿沢78
軽創業時代の波乱が鰐口に秘められる。 鰐口 慶長九年奉納銘
66 観光資源
青森県
弘前市
022021
短刀 銘奥州津軽住国廣
江戸時代前期に国廣により制作された短刀。山形の背をもつ庵棟に平面に近い平造で、反りはない。鍛は板
弘前市下白銀町1-6
目がよくつみ、焼刃は、直線的な直刃調に、鋩子は切先に沿って小さな曲線を描く。国廣は、森宗、国吉とと
(弘前市立博物館)
もに津軽刀工の三傑と称される。 4
地域産業資源の内容の指定
通番
カテゴリー
県
市町村
地方公共団
体コード
地域資源名
資源の概要
所在地
67 観光資源
青森県
八戸市
022039
天保五年(1834)に吉廣により制作された刀。吉廣は槍や鍔などにも技量を発揮しているが、現存する刀剣は
少ない。焼き入れの鋼化であらわれる細かい沸と線状の足が僅かに入り上品で健全な出来。制作当時の打 八戸市小中野
刀拵がつく。
日本刀 銘奥観寿藤原吉廣
68 観光資源
青森県
平川市
022101
金梨子地牡丹紋散蒔絵糸巻太刀拵
69 観光資源
青森県
むつ市
022080
日本刀 銘吉治郎紀正賀鋳外濱砂鉄作之
江戸時代末期に制作された太刀拵。鞘は、地に金粉を蒔き、純度の高い透明な漆を塗って研ぎ出した金梨
地に金の蒔絵で津軽家の家紋である牡丹を散らす。金具から糸巻、帯取りにいたるまで完備し、非常に保存 弘前市桔梗野
様態が良く資料的価値も高い。
江戸時代末期に紀正賀により制作された刀。鎬造に角のない丸棟で切先は小さく、板目肌が流れて柾目の
むつ市大湊新町
ように見え、刃文は、互の目が乱れて逆足が入り、鋩子は小丸に返っている。松野家からの注文で造った入
念の傑作。 70 観光資源
青森県
黒石市
022047
江戸時代末期に制作された太刀拵。実用を主とする兵杖の太刀拵。拵金具は、鏨で細い線を刻む毛彫り技
法で、素銅地に金色絵五葉牡丹絞と唐草文を施す。衛府拵の特徴でもある革緒は、緑色染めで優美であり
保存様態も良い。 金梨子地牡丹紋散蒔絵衛府太刀拵
黒石市市ノ町20
71 観光資源
青森県
弘前市
022021
久祥院殿写経
72 観光資源
青森県
八戸市
022039
新編文林全集
江戸時代中期に久祥院による写経。妙法蓮華経8巻を鳥の子紙(和紙の上質紙、鳥の子色の紙の意、淡黄 弘前市西茂森2-12-1
色) に浄書したもので折本8冊、かな書きである。書跡は筆跡そのものも見事であるが、作者の優れた風格に (弘前市立博物館展示
接することができるので価値が高い。 弘前市下白銀町1‐6)
江戸時代中期に八戸藩2代藩主南部遠江守直政が制作した全集。5代将軍綱吉の側用人を勤めた直政の江
八戸市番町
戸藩邸の書斎「文林館」がその由来。10巻のうち4・5巻は合冊。10巻の内容は賦記10篇、文90余、詩430章か
らなる。
73 観光資源
青森県
青森市
022012
縄文時代中期ないし後期の弘前市南溜池畔出土の遺物。文政10年(1827年)、弘前城下南溜池のほとりか
ら出土し、時の藩主に献納された。両端に膨隆部を有し、両端から棒の中央部に向かって太さを増す。全面
が研磨された優品である。
石棒
青森市合浦
74 観光資源
青森県
七戸町
024023
奈良・平安時代の上北郡東北町新館字八幡出土の遺物。奈良時代の刀の一種で、柄頭の形状が早蕨のよ
うに渦巻いた曲線を持つことから付いた。全国で250例近い出土例が確認されている。90年程前に出土したも 上北郡七戸町字七戸
ので腐食が激しく、刀身に欠落がある。 蕨手刀
75 観光資源
青森県
弘前市
022021
奈良・平安時代の出土地不祥の遺物。神社の宝物として保存されてきたものであるが、同社の元禄年間の縁
起には、頭椎の太刀と記されており、室町時代の発見とされるが、詳細は不明。腐食が激しく、刀身に欠落 弘前市田町4丁目1-1
(刀毀れ)がある。 蕨手刀
76 観光資源
青森県
青森市
022012
縄文時代早期の三戸郡南部町森越字館野出土の土器。口縁から底部にかけ2か所に段を有し、口頚部に横 三戸郡南部町下名久井字下諏訪平1
長の透かしをもつ。器面には横走の貝殻条痕と、ロ頚部には2ないし3段の刺突文が施される。茅山式土器の (青森県立郷土館展示
影響を強く受けた珍しい土器。
青森市本町2丁目8-14)
縄文式尖底土器
77 観光資源
青森県
つがる市
022098
縄文時代晩期のつがる市木造亀ケ岡出土の土器。口縁が内側に屈曲した小型の土器で、器体外面には雲
形文を施して漆で塗装し、内面はベンガラを混ぜた漆で文様が描かれる。制作当時の様相のも貴重である
が、工芸品としても優品。 亀ヶ岡式皿形彩色土器
つがる市木造亀ヶ岡亀山
(青森県立郷土館展示
青森市本町2-8-14)
78 観光資源
青森県
青森市
022012
縄文時代晩期のつがる市木造亀ヶ岡出土の土器。口頚部を半分失っているが、体部は肩が張り、底に4個の
小突起を持つ。体部器面は、黒漆で塗装した上を、ベンガラを混ぜた漆で文様が描かれる。数千年前の色彩 青森市浪岡字細田(青森県立郷土館展示 青森市本町2-8-14)
をとどめ、考古学資料としても貴重。 亀ヶ岡式壷形彩色土器
79 観光資源
青森県
青森市
022012
亀ヶ岡式壷形羽状縄文土器
80 観光資源
青森県
つがる市
022098
盤形籃胎漆器
縄文時代晩期のつがる市木造亀ヶ岡出土の土器。小型の壷形土器で口縁の一部を欠いている。口頚部は
無文で研磨され、体部は斜縄文を交互に6段施し、羽状縄文が形作られている。
青森市
いわゆる、亀ヶ岡式土器に属する完形品であり、その形が優れているばかりでなく、胴部に施した羽状縄文
も精巧を極め、美しく磨かれた頚部と調和している。
縄文時代晩期のつがる市木造亀ヶ岡出土の漆器。内外面にベンガラを混ぜた漆が厚目に塗装されており、
材質及び編みは不明。底部に四脚状の突出部を持っている。なお器体の約5分の1を欠損している。
つがる市木造館岡屏風山
(つがる市木造亀ヶ岡考古資料室展示
つがる市木造館岡屏風山195)
81 観光資源
青森県
青森市
022012
縄文時代晩期のつがる市木造亀ケ岡出土の土器。口頚部が大きく外反した広ロの壷形土器。口縁部と頚部
青森市本町2丁目8-14
に沈線が器体を巡り、 器面は内外とも丹漆で塗装された無文土器であるが、器形も美しく、当時の工芸技術
(青森県立郷土館)
の水準の高さを示す優品。 亀ケ岡式壷形丹漆塗土器
82 観光資源
青森県
八戸市
022039
縄文式甕形土器
縄文時代中期の八戸市是川字新田出土の土器。口縁に4個の突起を持ち、口頚部にくびれを有する大型の
八戸市根城字東構35-1
土器。体部は地文に斜縄文が施され、器体の外面には粘土紐による格子状の区画装飾が施されるなど、均
(八戸市博物館)
整のとれた優品。 5
地域産業資源の内容の指定
通番
カテゴリー
県
市町村
地方公共団
体コード
地域資源名
資源の概要
所在地
83 観光資源
青森県
東京都
縄文時代晩期の三戸郡三戸町梅内字松原出土の土器。均整のとれた壷形土器。口縁に4個の突起と、その
突起間に同数の小突起を配する。器体は全面磨かれており、体部の工字文は同心円状の広がりをもち、縄 東京都台東区上野公園
文工芸の極致を思わせる。 亀ケ岡式壷形土器
84 観光資源
85 観光資源
青森県
青森県
八戸市
七戸町
022039
縄文式土器
024023
鯨骨製青竜刀形骨器
鹿角製尖頭器
猪牙製垂飾品
鹿角製叉状品
縄文時代中期の八戸市是川字堀田出土の土器。肩部が大きく膨らんだ深鉢形土器で、現状は口頚部を欠 八戸市是川字中居18
く。体部の中央は大きく膨らみ、底部は2分の1ほどのせばまる。東北地方南部に見られる大木式土器の影響 (八戸市博物館展示
を強く有する。
八戸市根城字東構35-1)
縄文時代前期から中期の骨器。その形状により鯨骨製青竜刀形骨器と名付けられた。柄の一部を欠損。柄
上北郡七戸町字森ノ上210
部から先端まで身幅の両面に沈線が彫られ、柄に2か所の切り込みがある。鹿角製尖頭器は、漁具のヤスま
(七戸中央公民館)
たは銛先の未製品であろうか。
86 観光資源
青森県
八戸市
022039
縄文時代中期の八戸市是川字一王寺出土の土偶。頭部と右腕を欠いている。左肩に小突起をもち、体部は 八戸市是川字中居18-2
乳房(左側のみ)とへそを瘤状の突起で表している。表裏とも撚紐を、直線または曲線状に押捺し体部を飾っ (八戸市博物館展示
ている。学術的に貴重な資料。 八戸市根城字東構35-1)
縄文式板状土偶
87 観光資源
青森県
つがる市
022098
縄文時代前期・中期のつがる市森田町床舞石神出土の遺物。土器の形態はその名のとおり円い筒形をなす
ものが多く、外面は多種多様な縄の文様。ほかに、板状土偶や土製、石製の装飾品、石鏃(矢じり)等の狩猟 つがる市森田町床舞
具、磨石等の調理具などがある。 石神遺跡出土縄文式遺物
88 観光資源
青森県
青森市
022012
縄文土器(狩猟文土器)
89 観光資源
青森県
青森市
022012
細隆起線文尖底深鉢形土器
縄文時代後期の八戸市田面木字韮窪出土の土器。口頚部に若干くびれをもつ深鉢形土器。口縁に4個の相
青森市新城字天田内152-15(青森県埋蔵文化財調査センター)
対する山形突起と、その突起間に2個を対にした小突起を配す。弓矢とその先に四足動物をなどの図柄は縄
青森県立郷土館展示(青森市本町2丁目8-14)
文時代の生業の一端を示す珍しい土器。 後期旧石器時代の弘前市大森字勝山出土の土器。後期旧石器に属し、青森県では発掘調査における最初 弘前市上白銀町8-1
の旧石器で、この石器の発見により、青森県にも旧石器文化の存在が知られることとなる。 (藤田記念庭園考古館)
90 観光資源
青森県
青森市
022012
紀元前1万3千~4千年の長者久保遺跡(上北郡東北町字横沢)出土の遺物。神子柴・長者久保系石器群
は、日本最古の土器群に伴う石器群の一つ。丸鑿・打製石斧・石槍をはじめ主要な石器は神子柴・長者久保 野辺地町字野辺地1-3(野辺地町立歴史民俗資料館)
文化の標式資料として極めて重要。
鹿角製櫛(二ツ森貝塚出土)
91 観光資源
青森県
青森市
022012
縄文時代後期の近野遺跡(青森市安田字近野)出土の遺物。近野遺跡は、沖館川南岸の標高10~20mほど
の段丘上にあり、特別史跡三内丸山遺跡に隣接する。石器に描かれた人物画としては、全国的にもきわめて 青森市大字新城字天田内152の15(青森県埋蔵文化財調査センター)
希有な出土例。
人物線刻石冠(近野遺跡出土)
92 観光資源
青森県
青森市
022012
棟札
93 観光資源
青森県
三戸町
024414
長栄寺正応碑
室町時代前期の棟札。八戸市松館にあった宮内観音堂で御堂の棟札とともに発見。平朝臣守長が新山宮を 八戸市松館字古里
再建したときの棟札。銘は、「先御造永正平二十一年十一月十八日御造永明徳五年甲戌歳極月十二日」。 (青森県立郷土館展示
杉板を用いたもので、青森県最古の棟札。 青森市本町2-8-14)
正応2年(1289)に造立の花崗岩製角柱。由来は不明。長栄寺墓地に桧山御前の五輪塔と並んでいる。上部
三戸郡三戸町同心町字古間木平53
が欠失しているが、当初は笠塔婆のようなものか。鎌倉時代の年号銘を有するこの碑は貴重。 94 観光資源
青森県
三戸町
024414
三戸郡三戸町梅内字城ノ下
寛永8年(1631)24歳で死去した南部利康の位牌。木製、胡粉着色仕上げで、両翼部には丸に五三の桐と蓮
(三戸町立歴史民俗資料館展示
華の金銅金具3個、台座部にも隅金具。翼部の金具の1個が欠失し、煤銹のため当初の彩色は著しく色あせ
三戸郡三戸町城山公園内)
ている。
南部利康公位牌
95 観光資源
青森県
八戸市
022039
江戸時代中期の文書。湊氏一族道季が、この文書を携えて三戸南部氏に仕官。戦国末期から織豊時代にか
けて、東北各地の豪族が津軽安藤氏の末裔である下国殿・湊殿・桧山殿などにあてた書状。のちに編纂さ
八戸市小中野
れ、北奥中世史解明の貴重な史料。
湊家文書
96 観光資源
97 観光資源
青森県
青森県
八戸市
黒石市
022039
天保三辰ヨリ七ヶ年凶作日記(内題「市川日記」)
022047
明暦二年津軽十郎左衛門拝領
山形黒石領外浜平内領検地帳(明暦の検地
帳)
江戸時代末期の文書。天保飢饉を体験した佐々木太郎左衛門が、常に飢饉に備える心得が必要であると、
子孫のために書き残したもの。馬鈴薯栽培を試み救荒作物として有効であると栽培法を記し、村人に栽培を 八戸市旭ヶ丘
すすめており、農書としても貴重な資料。 江戸時代前期の文書。黒石領と平内領分の検地が行われ、この調査結果をまとめたのが「明暦の検地帳」。
黒石市市ノ町11-1
黒石領が開かれる当時の史的事実を記述している最も貴重な資料で、江戸初期の城下町形成の思考法が
分かる。
98 観光資源
青森県
東通村
024244
棟札(田屋熊野神社 文明十八年銘)
室町時代の棟札。頂上の山形部が著しく左右非対称で、黒く塗りつぶされており、年代の古さと共に希少価
値あり。銘は、「文明18年(1486)太才甲午8月21日」。根城南部氏支配下の下北半島における熊野信仰の浸 下北郡東通村田屋字ハサバ95
透状況を示す資料。
6
地域産業資源の内容の指定
通番
カテゴリー
県
市町村
地方公共団
体コード
地域資源名
資源の概要
所在地
99 観光資源
青森県
弘前市
022021
文政元年(1818)に吉崎八弥好道が伝えた普化尺八の流派。演目は「調、下り葉、松風の調・松風、通里、門
付け、鉢返し、三谷清攬、獅子、流鈴慕、虚空」の津軽十調子、と外曲「流六段(一閑流六段)、宮城鈴慕、鶴 弘前市
の巣籠」。青森県技芸の保持者は4名。 根笹派大音笹流錦風流尺八
100 観光資源
青森県
青森市
022012
明和か天明のころ(1764~1788)に生田検校の弟子曽呂都が弘前に来て伝えた流派。箏組歌の17曲を主体
として、付け物(褒美の曲)として段物の9曲を伝承する。箏曲の歴史を解明する上でも貴重な流派。青森県 青森市
技芸の保持者は3名。 津軽箏曲郁田流
101 観光資源
青森県
三沢市
022071
南部地方の農作業の仕事着。長衣と短衣31点、袖なし6点、山袴22点、前だれ5点の64点が指定。麻の糸で
織った布地で仕立て、木綿糸で補強のため刺繍したものを「さしこ」、「さしこ着物」と呼んだ。実用性と装飾美 三沢市桜町1-1-38
の手工芸の技が知れる資料。
南部のさしこ仕事着コレクション
102 観光資源
青森県
青森市
022012
南部地方の農民の普段着や仕事着。長着175点、短着174点、そでなし76点、たつけ・ももひき324点、前だれ 青森市筒井字八ツ橋
37点など786点が指定。衣類を長持ちさせるため、切れやすい部分を補強するため糸で刺したのが、津軽の (青森県立郷土館展示
こぎん・南部の菱刺し。
青森市本町2-8-14)
津軽・南部のさしこ着物
103 観光資源
青森県
七戸町
024023
江戸時代前期から後期の絵馬。指定は108点。桂・朴その他の粗略な板に、墨、胡粉、丹、朱、黄土、白禄、 上北郡七戸町字和田下
群青などで描かれる小絵馬。良馬の産地の南部地方における江戸時代の絵馬奉納の本源的風習を示す。 (絵馬収蔵庫にて一部展示
質量とも日本を代表する貴重な資料。 上北郡七戸町字荒熊内67-94)
南部七戸小田子 不動堂奉納絵馬
104 観光資源
青森県
八戸市
022039
八戸市とその周辺において使用された漁撈用具と浜小屋。 昭和47年(1972)に久喜町内会・同漁業生産部
漁労用具:八戸市根城字東構35-1 浜小屋:八戸市鮫町字大作平44
会が中心となり収集、八戸市に寄贈。これらは当地方の漁撈用具・漁撈習俗等に関する貴重な資料。 八戸及び周辺地域の漁撈用具と浜小屋
105 観光資源
青森県
三戸町
024414
7歳の節目に行う通過儀礼。泉山では毎年旧暦6月12日の朝、数え年7歳になる男児が身を清め、父兄に伴
われて 村の月山神社に参拝のあと、神社の奥の殿のある月山(名久井岳の第2峰)まで登山し参拝する習
俗。 赤飯と餅をついて祝う。
泉山の登拝行事
三戸郡三戸町泉山
106 観光資源
青森県
南部町
024457
永正9年(1512)に観光上人が長谷寺に奉納した巡礼札。檜のような材質の板で表裏とも黒漆塗。表面頂部
に阿弥陀三尊の種子と2小孔を置きと主文と年月日を刻字として黒漆、朱漆で御詠歌を書れる。地方宗教史 三戸郡南部町大向字長谷94-6
の貴重な資料。 順礼札
107 観光資源
青森県
田子町
024431
躄機
108 観光資源
青森県
むつ市
022080
アイヌの腰刀
古い型式の手織機。田子町上野の旧家島沢長六氏の家に伝来したものを、昭和34年(1959)に田子中学校に 三戸郡田子町田子字天神堂向85
寄贈。いざり機は地機とも言われ、座って織るのでこの名。ひぶね・ふねこ・おさなどの付属品そろうものは県 (田子町資料館展示
内でも少ない。 三戸郡田子町田子字天神堂向41-1 )
室町時代初期に制作されたと推定される刀。蝦夷地(北海道)のアイヌとの交易品として作ったもの。初めか
むつ市大湊新町
ら刀身はなく、拵えを飾って腰にさした装飾用のもの。蝦夷地から伝わったのか、この土地で使われたものか
は不明。
109 観光資源
青森県
むつ市
022080
室町時代に制作されたと推定される刀。つか頭とこじり(鞘の末端)にアイヌ好みの花唐草の模様を彫刻した
だけの単調な作り。蝦夷地(北海道)のアイヌとの交易品として作ったもの。初めから刀身はなく、拵えを飾っ むつ市大湊新町
て腰にさした装飾用のもの。
銀熨斗包印籠刻蝦夷腰刀拵
110 観光資源
青森県
青森市
022012
江戸時代末から昭和初期に制作されたと推定される旧南部領地域の農村で使用した道具。いざり機70点、
糸車20点、麻引き台など製糸用具175点、杼・筬など機織り用具140点、麻布・麻糸玉115点など520点が指
定。
南部地方の紡織用具及び麻布
青森市大字新城字平岡
111 観光資源
青森県
東北町
024082
制作年代不明。昭和63年に小川原湖西岸の舟ヶ沢の漁民が、湖の水深19mの所から引き揚げたもの。用材
上北郡東北町塔ノ沢山1
は杉。原始的な丸木舟と違う進んだ制作の手法。小川原湖上での人や物の運搬、沿岸漁民の生業、交通、
(東北町コミュニティ-センター未来館)
交易など生活の歴史を知る資料。 舟ヶ沢の丸木舟
112 観光資源
青森県
青森市
022012
江戸時代から昭和初期の農民・漁民の普段着や仕事着。青森県は寒冷地であり、綿布を手に入れるのは困
難であった。農民は麻布衣の補強し、保温性を高めるため木綿糸等で刺しつづったものが刺しこ着である。 青森市大字戸門字山部99番1号
南部地方の「菱刺し」や津軽地方の「こぎん」。
青森の刺しこ着
113 観光資源
青森県
東通村
024244
東通村目名不動院伝来能舞面
114 観光資源
青森県
南部町
024457
順礼札(隅ノ観音堂)
室町時代から江戸時代に制作された能舞面。国指定無形民俗文化財の「能舞」に数世紀にわたって使用さ
れ、作風、表現、材質、元来の用途など多種多様な面によって構成され、優れた彫刻作例。能舞の歴史や地 下北郡東通村砂子又字沢向5-34
域との関係を示す貴重な資料。
永正9年(1512)に観光上人が三十三観音を巡拝した際に奉納した巡礼札。16世紀初期に糠部地域を巡る地
三戸郡南部町小向字鱒沢
域的順礼が行われたことを示すとともに、500年前の姿をよく残しており、史料の少ない城館群の研究上貴重
な資料。
7
地域産業資源の内容の指定
通番
カテゴリー
県
市町村
地方公共団
体コード
地域資源名
資源の概要
所在地
地域産業資源の内容の指定
115 観光資源
青森県
十和田市
022063
9月15日の切田八幡宮の例祭に神楽殿で奉納される神楽。演目には、 権現舞・鳥舞・翁・三番叟・番楽・山神
舞・機織など16番ある。権現舞は5頭の獅子が、激しいリズムにのって勇壮に舞う。一時衰えたが、江戸時代 十和田市切田字下切田49
後期に復活し現在に至る。 南部切田神楽
116 観光資源
青森県
弘前市
022021
津軽地方の神社の祭礼等に神楽殿や拝殿で奉納される神楽。11演目が現在に伝わる。江戸で堰八豊後安
高が鏑木大蔵から伝授されたものを、正徳4年(1714)高岡霊社の祭典に奉納したのが始まりとされる。神職 弘前市常盤坂2-3-21
のみによって演じられる格式の高い芸能。 津軽神楽
117 観光資源
青森県
田子町
024431
旧正月元旦から八坂神社氏子と旧家を春祈祷に回り、旧7月16・17に秋祈祷で行う神楽。江戸時代初期に田
子の修験大法院が正月16日盛岡城で神楽祈祷し、のちに池田文左衛門の弟子由蔵が伝えたとされる。明治 三戸郡田子町田子七日市
以降、八坂神社の氏子たちが伝承。 田子神楽
118 観光資源
青森県
青森市
022012
創始年代は不明。津軽地方で広く行われる踊り。春には豊作を祈願 し、秋には豊作を祝い踊る。屋固めなど
の祝儀でも踊るが、中でも重要なのは盆の14日の踊り。敏捷で勇壮な所作で踊りで巧みな音頭掛けとはやし 青森市高田字川瀬111-2
に特色がある。
高田獅子(鹿)踊
119 観光資源
青森県
青森市
022012
南北朝時代に初代浪岡城主北畠顕成が平和と五穀豊穣の祈願のため行った踊り。踊り手は男獅子2、女獅
子、笑可児からなり、演目は追い込み、橋かけ、山かけ、注連縄、山担ぎ、女獅子狂い、和楽、暇乞がある。 青森市浪岡吉野田
胡蝶のように可憐に踊るのが特色。
吉野田獅子(鹿)踊
120 観光資源
青森県
平川市
022101
約400年以前に山伏嘉昌院により伝えられたとされる踊り。 尾崎八幡宮、地蔵様、地域の墓地で旧6月15日
に踊られる。踊り手は雄獅子、中獅子、雌獅子、笑可児からなり、演目は庭踊り、橋踊り、山踊りがある。橋は 平川市尾崎
ムシロを用いる。
尾崎獅子(熊)踊
121 観光資源
青森県
つがる市
022098
縄文時代前期及び中期の貝塚遺跡。指定面積は約1万4千㎡。昭和3年(1928)に発掘調査が始り、のちに縄
文時代前期の堅穴住居跡1棟を発見。円筒土器と後続する土器や石器・石製品・土製品・骨角器、貝輪など つがる市木造館岡田小屋野
が出土。ヤマトシジミを主体のる貝塚。
田小屋野貝塚
122 観光資源
青森県
八戸市
022039
縄文時代早期の貝塚及び集落遺跡。指定面積は約3 万㎡。昭和33年(1958)に発掘調査が始り、のちに竪
穴住居跡及びブロック状に残る多数の貝層を発見。縄文時代早期後半の赤御堂式土器がのほか、石製品・ 八戸市桔梗野工業団地三丁目
土製品、多種類の骨角器などが出土。
長七谷地貝塚
123 観光資源
青森県
青森市
022012
縄文時代後期の環状列石を中心とする遺跡。平成元年(1989)の発掘調査によって構造が明らかとなり、環
状列石のほか、竪穴建物跡や貯蔵穴、捨て場跡、湧水遺構などのな遺構、土坑墓群、土器棺墓が発見。環 青森市野沢字小牧野
状列石から三角形岩板が多く出土。
小牧野遺跡
124 観光資源
青森県
七戸町
024023
縄文時代前期から中期の貝塚及び集落遺跡。指定面積は約3万5千㎡。明治20年(1887)に廣澤安任が学界
にはじめて紹介。東北地方における最大規模の貝塚。 円筒土器のほか、県重宝の鯨骨製青龍刀形骨製
上北郡七戸町榎林字貝塚家の前
品、海水性・汽水性の貝層などを発見。
二ツ森貝塚
125 観光資源
青森県
八戸市
022039
7世紀後半から9世紀後半の古墳群。未調査部分を含めると100基前後と推定される東北北部では最大規模
の古墳群。古墳文化の北方伝播を考える上で貴重な遺跡。出土品の獅噛式三累環頭大刀把頭は、国内の 八戸市根城字丹後平
出土例はなく、朝鮮半島で制作のものか。
丹後平古墳群
126 観光資源
青森県
青森市
022012
10世紀後半から12世紀前半の遺跡。文献記録の少ない北日本にあっては当時の社会状況を理解する上で
欠くべからざる遺跡として評価。生活住居である竪穴建物跡を内包した環濠と土塁の存在が、当時の社会が 青森市浪岡高屋敷
緊張関係を想起させる。
高屋敷館遺跡
127 観光資源
青森県
五所川原市 022055
五所川原須恵器窯跡
128 観光資源
青森県
東通村
浜尻屋貝塚
9世紀後半から10世紀後半の窯跡。本州最北に位置し古代国家の支配が及ばなかった地域の人々の生産
及び流通を理解する上で極めて重要な遺跡。 窯跡群は原子支群、持子沢支群、前田野目支群からなる。生 五所川原市持子沢字隠川
産器種には杯、皿、蓋、鉢、壷、甕がある。
024244
本州最北端、下北半島東北端部に立地するアワビを主体とする中世の貝塚で、14世紀前半から15世紀末ま
下北郡東通村尻屋字念佛間
で存在した。
129 観光資源
青森県
おいらせ町 024121
7世紀前半から9世紀末の古墳群。古墳は円形の周溝を含め直径10m前後、墳丘が残るものは60基以上あ
り、その高さは1.1m程度。副葬品は玉類などの装身具、蕨手刀や馬具、農工具など豊富。この種は、「末期
古墳」「北海道式古墳」と呼ばれる。
阿光坊古墳群
上北郡おいらせ町阿光坊
130 観光資源
青森県
弘前市
022021
瑞楽園
天保10年(1839)の観賞式枯山水庭園。藩政時代の対馬家の書院庭を、のちに改修され今日の形に至る。面
弘前市宮舘字宮舘沢26-1
積1,320㎡。書院前を広く取り、中央に礼拝石、飛石の間隔を広くとる打ち方など、大石武学流の粋を集めた
代表作。 8
阿光坊古墳群
通番
カテゴリー
県
地方公共団
体コード
市町村
地域資源名
資源の概要
所在地
131 観光資源
青森県
青森市 東津
小湊のハクチョウおよびその渡来地
132 観光資源
青森県
青森県ほか2
カモシカ
青森県に渡来するのは主としてオオハクチョウ。小湊に渡来するのは10月上旬ころからで、滞留期間は長い
青森市、東津軽郡平内町
もので200日ほどであり、遅いものでも5月上旬までには飛去する。1日当たり観察羽数の最高は1959年の
1,300羽前後。
ウシ科で体色は灰黒色。成獣で体重50kgほど。両性ともに黒色で15cmほどの似た角を持つ。本州、四国及
び九州に分布する。特別天然記念物。青森県では人里近い植林地にも住み、八戸市などでは種差海岸に近 青森県ほか29都道府県
い植林地に定住。
133 観光資源
青森県
八戸市
022039
蕪島は八戸市にある面積約1.8ha、高さ約17mの小島。繁殖期には約3万羽と推定。2~8月にかけて蕪島で
生活し、冬季は四国、九州、中国大陸南岸で過ごすが、一年を通して蕪島で過ごす個体もある。つがいを形
成し、1m四方ほどのなわばりを持つ。
蕪島ウミネコ繁殖地
八戸市鮫町字鮫
134 観光資源
青森県
平内町
023019
椿山は夏泊半島の北端に位置し、野辺地湾に面す。椿神社の境内一帯で面積約17ha、海抜5~160mの丘陵
地で、風致保安林に指定。北限地帯としての指定は、秋田県男鹿市の能登山とともに2県にわたる。開花期 東津軽郡平内町東田沢字小湊越
は5月上旬~中旬で紅色の花を開く。
ツバキ自生北限地帯
135 観光資源
青森県
十和田市
022063
推定樹齢約1,000年のイチョウ。樹高約30m、目通り幹囲約14m。善正寺跡とされる高台にある南祖坊手植え
の伝承をもつ雄のイチョウ。地上から2~3mの主幹から6本の支幹が伸び、気根の太いものは周囲約60cm、 十和田市法量字銀杏木
長さ2.42mに及びぶ。 法量のイチョウ
136 観光資源
青森県
むつ市 佐井
ニホンザルは本州の北端、北緯41度32分ほどの地点(大間町の山林)まで分布し、世界的に注目されてる。
ニホンザルの先祖は南の暖かい地方の産であり、80万年以上前に九州に入って来て以来、長い年月をかけ むつ市、下北郡佐井村
日本列島を北上し、気候に順応したものか。
下北半島のサルおよびサル生息北限地
137 観光資源
青森県
佐井村
024261
縫道石山(標高626m)と7km南にある縫道石(標高591m)は下北半島の西岸ある岩山。昭和31年(1956)に
発見されたイワタケ(オオウラヒダイワタケ)のほか、ミネヤナギなどの北方系の植物を含めて特殊植物群落 下北郡佐井村
として国の天然記念物に指定。 縫道石山・縫道石の特殊植物群落
138 観光資源
青森県
深浦町
023230
日本最大のイチョウ。樹木全体としても4番目の大きさの巨樹。目通り幹周22m、樹高31m。枝張りもよく、樹
勢も良好で、イチョウ独特の樹形をよく示す。古くから神木として信仰され、「垂乳根の公孫樹(たらちねのい 西津軽郡深浦町北金ケ沢字塩見形
ちょう)」とも呼ばれ敬われていた。
北金ヶ沢のイチョウ
139 観光資源
青森県
地域指定せず
鳴き声が長い、いわゆる長鳴鳥。奥羽地方で飼育がさかんで青森県では鳴き声の改良し、全国一。太くて低
い声で5段階に調子を変え、1回の鳴き時間は12~17秒。声の余韻は2kmの遠方まで及ぶ。以前には300羽 地域指定せず
ほどあったが、近年減少。 声良鶏
140 観光資源
青森県
地域指定せず
江戸時代の初期にシャム(現在のタイ)から輸入したらしい肉用、愛玩用鶏。しゃもという呼び名はシャムに由
来するものか。羽色は単色のものと複色のものとがあり、 青森県、秋田県には「金八鶏(きんぱどり)」と呼ば 地域指定せず
れる軍鶏の一種が存在る。 軍鶏
141 観光資源
青森県
地域指定せず
キツツキ科最大の鳥。青森県では白神山地で昭和60年(1985)に繁殖が確認された。つがいの生活に必要な
ブナ林の広さは400ha以上。えさはブナ、サワグルミなどの枯木中にすむアリ類や甲虫類である。枯木に穴を 地域指定せず
あける習性があり。
クマゲラ
142 観光資源
青森県
地域指定せず
タカ科最大級の鳥。翼長約2m、体重4kg、飛しょう時速60km。食物連鎖の頂点に位置する。青森県では津軽
半島の町村での観察記録が多い。営巣環境など生息地の条件の条件を満たす場所が少ないため、毎年同 地域指定せず
じ場所で営巣する傾向が見られる。
イヌワシ
143 観光資源
青森県
地域指定せず
タカ科の鳥。地部は褐色、頭頚部は淡黄褐色、くちばしと脚は黄色、尾は白色。毎年、西津軽郡、北津軽郡
及び下北半島の各市町村で見られる。主に岸壁がある海岸に生息し、魚類あるいは小哺乳類を捕食する。
国後島ではアザラシの幼獣を捕食することも。
オジロワシ
地域指定せず
144 観光資源
青森県
地域指定せず
タカ科最大級の鳥。地色は黒褐色。翼の前部が白くふちどられ、腹面も白色、色彩の調和が美しい。主に海
岸や湖沼付近で見られ、大型の魚類を主食とし、ノウサギなども捕食時速160km。くちばしは世界のタカ科の 地域指定せず
中で最も強大。威厳と気品は世界最高。
オオワシ
145 観光資源
青森県
地域指定せず
カモ科の鳥。頭頚部と胸部は黒色、頚部に黒条を伴う白色横斑あり。背面は黒褐色、羽縁は茶褐色、腹面は
暗褐色で後部白色。くちばしと脚は黒色。大湊湾は日本最大の渡来越冬地。アマモ、アオサなどを採食。環 地域指定せず
境省レッドデータブックでは希少種。 コクガン
146 観光資源
青森県
地域指定せず
ヒシクイ
カモ科の鳥。頭頚部は黄褐色、背面は黒褐色、羽縁は黄白色、尾は黒褐色で先端が白色。腹面は白色、くち
ばしは黒色で先端近くに橙黄色帯あり。脚は橙黄色。日本へ渡来するはヒシクイ及びオオヒシクイであること 地域指定せず
が判明環境省レッドデータブックでは希少種。 9
地域産業資源の内容の指定
通番
カテゴリー
県
地方公共団
体コード
市町村
地域資源名
資源の概要
所在地
地域産業資源の内容の指定
147 観光資源
青森県
地域指定せず
カモ科の鳥。頭頚部と背面は暗褐色、羽縁は黄褐色、腹面は白色で黒色の横斑がある。くちばしの先端は白
色、脚は橙黄色。飛行時にはV字型の編隊を組み大声でグワン、グワンと鳴く。日中は広い海湾、湖沼など 地域指定せず
で休息し、いね科植物や野菜類などを採食する。 マガン
148 観光資源
青森県
地域指定せず
ヤマネ科の齧歯類。ネズミに似るが、背面にやや太い黒色の縦縞が1本あり、尾は長くふさふさした毛があ
る。夜行性で日中は巣の中で休んでおり、山にいて寝てばかりいるのでヤマネという名まえを付けられたの
か。小昆虫などを採食する。 ヤマネ
地域指定せず
149 観光資源
青森県
深浦町
023230
南北朝時代(1338~1392)の板碑形式の供養碑。散在してあったものを関の杉(県天然記念物)のわきに集め
たもので、42基ある。
西津軽郡深浦町関字栃沢
板碑は石で造った卒塔婆で、仏の梵字や仏像をなどが彫られる。青森県の中世史上貴重な文化財。
関の古碑群
150 観光資源
青森県
平川市
022101
縄文時代晩期の遺跡。指定面積は約6,700㎡。昭和44年県史跡の指定を受けている。縄文時代晩期前半の
土器、石器、石製品、土製品や、藍胎漆器、木製椀、丹漆塗腕輪・同櫛並びに草本を用いたアンペラ(敷物) 平川市八幡崎字宮本
などがあり、堅果種子・樹皮・哺乳類骨も発見。
八幡崎遺跡
151 観光資源
青森県
野辺地町
024015
戊辰戦争戦没者の墓。明治元年(1668)に官軍弘前藩兵が盛岡藩領野辺地村を夜襲、盛岡藩と交戦、その際
の弘前藩戦死者のうち27名を祀る4基の墓石を明治2年(1669)国費で建造。のち明治41年(1908)に再建。墓 上北郡野辺地町字鳥井平36
所の面積は825㎡。
野辺地戦争戦死者の墓所
152 観光資源
青森県
三戸町
024414
天明3~4年(1783~4)の大飢饉の餓死者の供養塔。数多くの無縁仏を哀れみ、斗内林泉寺の檀頭栗谷川藤
右衛門は住職胤龍和尚と相談し、首一つを24文で買い集め、千首に達したので施主となり大供養し、千人塚 三戸郡三戸町斗内字清水田11‐3
四つを築造し供養碑を建立。
斗内千人塚墳丘供養塔
153 観光資源
青森県
八戸市
022039
天明3~4年(1783~4)の大飢饉の餓死者の供養塔。石造。天明5年(1785)対泉院九世虎山和尚と同地の豪
商松橋孫助を中心に、有志一同が建立。両碑の裏面に八戸地方の気象・作柄・餓死病死者数・放火強盗を
具体的に刻み、教訓を後世に伝える。
餓死萬霊等供養塔及び戒壇石
八戸市新井田字寺ノ上
154 観光資源
青森県
中泊町
023876
中里城遺跡
平安時代及び室町時代の遺跡。古代には防御的な環壕集落、中世には旧十三潟湿地帯を囲む城館群とい
う、二つの性格を持つ。
北津軽郡中泊町中里字亀山741、
同種の環壕集落のなかでも規模が大きく保存状態が優れていることから、北奥地方における古代史上重要
254の内
な遺跡。
155 観光資源
青森県
外ヶ浜町
023078
嘉永2年(1849)に弘前藩が構築した砲台跡。指定面積は松林を含む11,941㎡.。砲台は扇形をした土塁に囲ま
れ、大砲を据えた窪地が7ヶ所、出入口が2ヶ所。土塁の高さは約2.3m、幅は概ね10m、土塁内部は南北
東津軽郡外ヶ浜町平舘田の沢
80m、東西11m程である。
平舘台場跡
156 観光資源
青森県
弘前市
022021
大石武学流第5代宗家池田亭月が作庭した枯山水庭園。借景の岩木山と一体化した景観構成。庭園の大部
分は平坦な庭面で、中央部は開けており、手前に神拝石(礼拝石)が据えられている。植栽は、マツ・モミジ・ 弘前市樹木1-2-10
サワラなどほか、ツツジやサツキ類もある。
成田家庭園
157 観光資源
青森県
弘前市
022021
貞昌寺庭園
158 観光資源
青森県
平川市
022101
清藤家庭園
野本道玄が作庭したとされる庭園。昭和50年頃から約20年かけて復元。書院を中心に作られた築山泉水庭
で、鑑賞(座観)式と回遊式を兼ねる。景観構成は津軽平野の風景を描写した縮景式庭園であり、周囲の山 弘前市新寺町108
並み取り込んだ借景式庭園でもある。
築庭年代は、明治30年頃~大正8年と伝えられている。
平川市大光寺一滝本123番地
159 観光資源
青森県
今別町
023035
赤根沢の赤色岩塊を露出している一帯約30aの場所。古くから天然の酸化第二鉄(ベンガラ)の産地として有
名。藩政時代には顔料として採掘。日光廟の赤塗りの原料は赤根沢産と伝わる。優れた天然の酸化第二鉄 東津軽郡今別町砂ヶ森字赤根沢
の産する所は全国に少ない。
赤根沢の赤岩
160 観光資源
青森県
階上町
024465
茨島のトチノキ
161 観光資源
青森県
深浦町
023230
関の杉
推定樹齢600~800年のトチノキ。樹高約24m、目通り幹囲約6m。樹勢はよく、年々多くの実をつける。茨島
家の祖先の宅地にあったイチョウかカツラの大木を自然に枯死させると、家に不幸が続き、神啓示あがあり、 三戸郡階上町赤保内字茨島
この木を植えたとされる。
推定樹齢1,000年のスギ。樹高約35m、目通り幹囲約7.04m。水甕を伏せたように見えるので「甕杉」の名があ
西津軽郡深浦町関字栃沢
るが、今は「亀杉」と呼ばれる。暦応3年(1340)から永徳元年(1381)の供養塔があるなど、当時から霊場の杉と
して敬信。
杉
162 観光資源
青森県
弘前市
022021
大杉
推定樹齢1,000年のスギ2本。樹高約41m、目通り幹囲は9.67mと8.47m。巌鬼山神社の拝殿に向かって左側
に、圧倒的な存在感を示す。百沢にある岩木山神社は、寛治5年(1091)にここから移ったものだと岩木山神 弘前市十腰内字猿沢78
社の縁起に載る。 10
杉
通番
カテゴリー
県
市町村
地方公共団
体コード
地域資源名
資源の概要
所在地
地域産業資源の内容の指定
163 観光資源
青森県
七戸町
024023
推定樹齢700年のイチョウ。樹高約26m、目通り幹囲11.06mる。法身(心)和尚が身の栄達をきらって松島円
福寺より移り、門の前に植えたイチョウである。長さ16m、北側は約11mに伸びているものもある。母乳の出 上北郡七戸町銀南木五奄河原
がよくなる樹と崇拝される。
銀南木
164 観光資源
青森県
三戸町
024414
桑の木
165 観光資源
青森県
階上町
024465
うつぎ
樹齢120年のクワ。樹高約9.27m、目通り幹囲3.29m。明治7年(1874)に福島県で仕立てた苗木を似鳥新六
宅地に植えた1本。品種は山中高助。樹齢120年を経過しても、なお旺盛な発育をしている。張り具合は東西 三戸郡三戸町六日町
13m、南北13m。
樹齢不祥のウツギ。樹高4m以上、主幹があったと思われる周辺から7本の支幹。蛭子氏の先祖が庭の垣根
三戸郡階上町赤保内字蛭子4-2
に植えたとされる。平成7年(1995)確認したところ、7支幹を認めた。
166 観光資源
青森県
南部町
024457
推定樹齢300年のスギ。樹高約34.2m、目通り幹囲4.1m。茎の一部が異常に扁平化した奇形を帯化。枝や葉
が団球状になって、天狗の頭に似るやことなどは名の由来。現在のものは二代目と伝えられる。スギの帯化 三戸郡南部町大向字長谷94-5
(石化)は全国的にも珍しい。 天狗杉
杉
167 観光資源
青森県
南部町
024457
推定樹齢1000年のスギ。樹高約35m、目通り幹囲約8m。建長年間(1249~1255)に植えられたもので、現在
ある爺杉のほか、婆杉といわれた老大木もあったが、明治維新後に老朽のために伐採されたという。青森県 三戸郡南部町法光寺字法光寺20-2
内ではまれに見る老大木。
爺杉
杉
168 観光資源
青森県
むつ市
022080
大湊湾に飛来するハクチョウ。オオハクチョウが主で、コハクチョウはごく少数。県の天然記念物に指定。昭
和35年(1960)には700羽以上が飛来したが、のち近隣地域への分散して飛来数が次第に減少、平成7年
(1995)には270羽と記録。
大湊湾の白鳥
むつ市
169 観光資源
青森県
つがる市
022098
りんごの樹
170 観光資源
青森県
八戸市
022039
カヤの木
樹齢118年の紅絞2本、祝1本のリンゴ。主幹の幹囲は地上20cmで各1.88m、樹高は紅絞は約6mと5m、祝は
約4mである。 明治11年(1878)先代古坂乙吉が接木して増やしたもの。日本唯一のりんごの古木。青森県の つがる市柏桑野木田字千年226
りんご栽培上の模範。
推定樹齢500年のカヤ。樹高約17.5m、目通り幹囲約3.20m。治承元年(1177)小松内大臣平重盛が京都から
八戸市南郷区島守字門前27
陸奥の国島守に来て、庵を建てたときの手植えのものとの伝来。
171 観光資源
青森県
板柳町
023817
推定樹齢600年~700年のイチイ。樹高約7.00m、目通り幹囲3.02m、樹冠は東西13m、南北13.15m。諏訪氏
の屋敷跡と伝えられる無量庵敷地内の墓地中に立つ。北側の枝は健在であるが、他の枝は枯れたため伐 北津軽郡板柳町横沢字花岡81
採、昔の面影がない。
イチイ
172 観光資源
青森県
三戸町
024414
推定樹齢360年余のマツ。樹高約6m、目通り幹囲2.63m。慶長年間(1596~)に一戸村から三戸へ移った一戸
兵部綱定が藩主から賜った盆栽松との伝来。宝暦7年(1757)雪氷山人が「扶桑比すべきなき臥竜の勢いある 三戸郡三戸町川守田字関根4‐1
松」とたたえた名木。
関根の松
173 観光資源
青森県
十和田市
022063
樹齢は500年~600年のモミ。樹高25m、目通り幹囲5.3m。天正年間(1573~1591)に沢田村(現十和田湖
町)を治めていた沢田左衛門定基の居城の跡だといわれる由緒ある土地。 小高い丘で、公害の影響を受け 十和田市沢田字水尻山12-1
ずに旺盛な発育を示す。 モミの木
174 観光資源
青森県
十和田市
022063
樹齢不詳のクヌギ。樹高約25m、目通り幹囲5.6m。天正年間(1573~1591)に沢田村(現十和田湖町)を治め
ていた沢田左衛門定基の居城の跡だといわれる由緒ある土地。青森県で自生していないため元気に生育し 十和田市沢田字野倉沢86
ているのは、植物分布上貴重。
クヌギ
175 観光資源
青森県
藤崎町
023612
藤崎町平川水域に飛来するハクチョウ。康平年間(1060年ころ)あるいは正平年間(1356年ころ)に万を超え
るハクチョウが飛来し、「藤崎城を白鳥の館と愛称した」と伝わる。現在の地点に飛来するようになったのは昭 南津軽郡藤崎町地内平川水域
和40年(1965)ころから。
藤崎のハクチョウ
176 観光資源
青森県
五所川原市 022055
天然石の一種。にしき石の中でも優れた銘石。岩石の中に直径0.5~1.5mmの丸い粒が散在しているのが特
徴。高橋沢鹿ノ手滝1.5kmの左岸の崖に露出しており、崖をなす玄武岩溶岩の中に団塊状に含まれる。乱掘 五所川原市金木町喜良市字小田川国有林
のため枯渇寸前。
金木町玉鹿石
177 観光資源
青森県
鶴田町
023841
推定樹齢350年のモミ。樹高約30m、目通り幹囲約6m。植栽の年代不明だが、元和年代(1615~1623)から
寛永年代(1624~1643に植えられたものと推定。「トドロッポ」と地域の人々に呼ばれるが、アイヌ語だともい 北津軽郡鶴田町妙堂崎字掛元12
われ、意味詳細は不明。
妙堂崎のモミの木(トドロッポ)
178 観光資源
青森県
黒石市
022047
妙経寺のカヤの木
推定樹齢500年のカヤ。樹高19.5m、目通り幹囲4.5m。根元回り6.55m、枝張りは東西約19m、南北18m。承
応元年(1652)の妙経寺創建以前から伝わる。自然分布の北限を越えた位置にあって、日本有数の巨木とし 黒石市京町字寺町12
て、旺盛な発育を示す。 11
りんご
通番
カテゴリー
県
市町村
地方公共団
体コード
地域資源名
資源の概要
所在地
地域産業資源の内容の指定
179 観光資源
青森県
弘前市
022021
推定樹齢700年のスギ。樹高は高地面から31.6m、低地面ら34m、幹囲は高地面から1.5mの高さで6.6m。名
の由来は天からこの木に燈明が降りてきて、光を放ったという伝承から。古くは結婚を願う男女が、「かぎか 弘前市大沢字堂ヶ平
け(鍵掛)行ったとされる。
燈明杉
杉
180 観光資源
青森県
おいらせ町 024121
推定樹齢1000年のイチョウ。樹高約33m、目通り幹囲14.1m。円仁(慈覚大師)が奥州地方巡礼の際に、持っ
ていたイチョウの枝が大地に根付いたことや見た夢を奇異に思い、不動明王を刻み根元に置いて立ち去った 上北郡おいらせ町字東下谷地9
という伝説。安産や乳母の守り神。
根岸の大いちょう
181 観光資源
青森県
横浜町
024066
平成4年(1992)に「北限よこはまゲンジボタル」として町の天然記念物に指定。横浜町の生息地は上田ノ沢、
横浜町のゲンジボタルおよびその生息地 吹越及び長下の3か所で、上田ノ沢が最北(約北緯41度06分)。「よこはまホタル村」を開村するなど、蛍の生 上北郡横浜町上田ノ沢・吹越・長下地区
息環境の整備。
182 観光資源
青森県
五戸町
024422
推定樹齢650~750年のカシワ。樹高22m、目通り幹囲5.4m。真っすぐに伸び、樹幹はこぶ状でみるからに古
木という様相を呈す。「上村(わむら)」とか「東のだんな」呼ばれた中市の支配者から圓子家の所有を経て現 三戸郡五戸町倉石中市字中市62-7
在まで、大事に守られてきた。 わむら(上村)のカシワの木
元禄16年(1703)に第4代藩主信政が植えたとされる植物。薬草として植えられたものか。薬草園があった証
183 観光資源
青森県
弘前市
022021
向外瀬のモクゲンジ(センダンバノボダイジュ) 拠として、貴重なもの。
弘前市向外瀬4-10
向外瀬のモクゲンジ(幹周3.1m)は、我が国でも最大級の古木。 184 観光資源
青森県
弘前市
022021
推定樹齢700~800年の藩政時代から修験者によって保護されてきたシダレザクラ。大正9年(1920)の「全国
大桜番付」で、「弘前の枝垂桜」として、樹高12m、幹囲9m、で18番目に記録。青森県内でシダレザクラとして 弘前市西茂森1-1-29
は最古級。 天満宮のシダレザクラ
185 観光資源
青森県
弘前市
022021
鬼沢のカシワ(鬼神腰掛柏)
186 観光資源
青森県
弘前市
022021
百沢街道及び高岡街道の松並木
推定樹齢700年のカシワ。樹高11m、幹周3.6m。岩城山麓に伝わる「鬼伝説」由来してか、このカシワを「鬼神
腰掛柏」と呼ぶ。大山祇(おおやまずみ)神社のご神体。幹の芯はなく、高さ1.9mのあたりで枝分かれている 弘前市鬼沢字猿沢151
ため樹形は横広りに見える。 推定樹齢300年以上のマツ並木。百沢街道と高岡街道は、それぞれの神社への参拝道として発達。百沢街
弘前市百沢・高岡ほか
道に63本、高岡街道に20本のアカマツとアイグロマツが残る。藩藩政時代の松並木が大規模に残るのはここ
だけである。
187 観光資源
青森県
東通村
024244
平安時代後期から下北半島で放牧されてきた馬。「尾駮の駒」とか「糠部駿馬」と呼ばれた。時代に合わせ交
配改良が行われ、体躯も大型化した。現在は尻屋の寒立馬と呼ばれ、観光面での付加価値も加わり、周年 下北郡東通村尻屋字念仏間37-20ほか
自然放牧の馬として注目。
寒立馬の生息地
寒立馬の生息地
188 観光資源
青森県
黒石市
022047
推定樹齢200~300年のモミ。東側樹高36m、幹周4.46m、西側樹高34m、幹周3.88m。現在も肥大成長が認
められ、樹勢は保つ。自生の北限を越えた厳しい風土に耐え、現在も対植えの形態が整然と保たれていると 黒石市南中野不動舘26-3
ころに大きな価値。 中野神社対植えのモミ
189 観光資源
青森県
野辺地町
024015
推定樹齢200年以上のシダレザクラ。西光寺の境内にあり、地元の人々から「イトザクラ」や「紅しだれ」と称さ
れた。本来の自生地ではないため、貴重な例の一つ。大正年間及び昭和初期には風格ある姿であったが、 上北郡野辺地町寺ノ沢
中央部分が欠損し今の格好になる。 西光寺のシダレザクラ
190 観光資源
青森県
黒石市
022047
薬師寺の石割カエデ
191 観光資源
青森県
つがる市
022098
稲垣温泉
推定樹齢500年のカエデ。樹高11.7m、幹周520cm。河岸段丘地形に表出した岩盤に、活着して長年月の風
雪に耐えてきたもの。幹は空洞となり、幹や根の瘤で節くれ立ち盛り上がり、見る人に長年月に耐える生命へ 黒石市温湯鶴泉
の畏敬の念を想起させる。
古くから奥津軽で親しまれてきた歴史を持ち、にっぽんの温泉100選にも選ばれている名湯。宿は1軒。
ボーリングによる掘削によって地下800mから豊富な塩分を含む体がよく温まる温泉が湧き出した。
つがる市稲垣町豊川宮川
192 観光資源
青森県
青森市
022012
酸ヶ湯は、三百年も昔から開かれていた山の温泉宿で、十和田八幡平国立公園の北部、八甲田の主峰大
岳の西麓に位置する、標高約九百メートルの清涼な高地にある。風光は四季の変化に富み、ブナ帯、アオモ 青森市荒川南荒川山国有林酸湯沢50
リトドマツ帯の境界付近にあるため、高山植物の種類も多く、美しい自然は学術上からも高く評価されてい
る。
酸ヶ湯温泉
酸ヶ湯温泉
193 観光資源
青森県
十和田市
022063
十和田湖から奥入瀬渓流の早瀬を通って流れ込んできた奥入瀬川が、北の八甲田山麓に源を発する蔦川と
出会う地点に広がる温泉地。昭和38年に10kmほど北にある猿倉温泉から引き湯して開湯した新しい温泉。 十和田市奥瀬栃久保231
奥入瀬川をはさんで隣接する焼山温泉とともに、十和田湖温泉郷を形成している。
奥入瀬渓流温泉
194 観光資源
青森県
青森市
022012
雲谷高原温泉
青森市南郊、市街地を見下ろす標高約300mのリゾート地、雲谷高原に湧く温泉。唯一の源泉である山崎
源泉から毎分約300リットルずつ湧出するお湯は、泉温約36.5度とぬるめ。ゆったりと長湯するのにもちょうど 青森市大字雲谷字山吹104-1
よい。無色透明で、やわらかくなじみやすい肌触りが特徴。鉄分を豊富に含んでおり、湯底や床には鉄分系
の付着物も見られる。
12
雲谷高原温泉
通番
カテゴリー
県
市町村
地方公共団
体コード
地域資源名
資源の概要
所在地
地域産業資源の内容の指定
195 観光資源
青森県
十和田市
022063
十和田湖温泉郷
196 観光資源
青森県
三沢市
022071
古牧温泉
197 観光資源
青森県
鰺ヶ沢町
023213
鯵ヶ沢温泉
温泉郷は十和田湖の北東約15キロメートルのところに存在し、名称に“十和田湖”とつくものの湖畔ではな
い。また、十和田湖温泉郷を指す場合、焼山温泉のみを対象とする場合や、蔦温泉、谷地温泉、猿倉温泉ま
でを含める場合があり、温泉郷の範囲はそれほど明確ではないようだ。温泉街は、奥入瀬渓流の青森側の 十和田市法量字焼山
始まり、焼山バス停留所近辺から十和田市方面の奥入瀬川沿いにかけて点在している。国道102号、国道
103号の交差点付近が温泉郷の中心地で、大型旅館からこじんまりとした宿が建ち並ぶ。
温泉観光開発を目的としたボーリングによって地下約1kmから湧出した温泉。毎分約120リットル近く湧き出
三沢市古間木山
す湯は、無色透明でアルカリ度が高く、湯あがりの肌がつるつるしていることから「美人の湯」とも呼ばれる名
湯。
日本海に面した漁師町に湧く温泉。およそ30万年前の海水が湧き出す濃厚な泉質は、さまざまな症状に効
果があるとされ、湯治に訪れる人も多い。中でも保温効果の高さは特筆。体の芯からぽかぽかと温まり、湯 西津軽郡鰺ヶ沢町
冷めしにくいと評判。
198 観光資源
青森県
平川市
022101
十和田湖の北西部、南北に御判如森や藤沢森という800m級の峰を望む浅瀬石川渓流に湧き出す温泉。
源泉の湯が浅瀬石川に流れ込み、このあたりの川の水がぬる湯になっていたことから「温川(ぬるかわ)」と
名付けられたという。
温川温泉
平川市切明津根川森
199 観光資源
青森県
黒石市
022047
様々な湯が楽しめる4つの温泉地から成る温泉郷。温泉の数が豊富で、それだけ源泉も多くあるので、泉
質、効能、泉温などもそれぞれだが、基本的に源泉かけ流しで楽しめる。最も歴史ある温湯温泉は泉温62度
黒石市
の単純泉、落合温泉は泉温56度の単純泉弱アルカリ性。板留温泉は泉温50~60度の弱食塩石膏泉で、単
純泉なら無色透明で無味無臭だ。
黒石温泉郷
200 食資源
青森県
津軽地方
穀倉地帯である津軽地方には、五穀豊穣などを願う多くの行事に伴う行事食が伝えられている。
その1つがしとぎもちで、これはもち米粉をこねて作った皮にあんをたっぷり入れてつくる、神様に供える餅で
津軽地方
ある。神棚には不浄火が混じるのをきらい生のしとぎを供えたとのこと。神棚に供した後、いろりの熱灰をか
けて焼いてたべたのがはじまりといわれている。
しとぎもち
201 食資源
青森県
津軽地方
たらのじゃっぱ汁
202 食資源
青森県
南部地方
そば串餅
203 食資源
青森県
南部地方
ひっつみ
鱈を頭、内臓、身に分け、大根、白菜、コンニャク、豆腐などと煮、味噌で味付けした汁で冬の浜料理のひと
つ。
津軽地方
鱈は青森を代表する冬の魚。正月は俗に鱈正月と呼ばれ、大きな鱈を一匹丸ごと買って正月料理一式を用
意する。鱈が大漁の時は、浜で待つ女たちがお祝いに鱈のじゃっぱ汁を作ったものだった。
ゆでたそば餅を串に通してさっと焼き、じゅね(えごま)みそを塗り、さらに焼いて食べる。
南部地方
そば
ひっつみの語源は「引っ摘む」。つまり、水でこねた小麦粉を食べやすい大きさに「ひっつんで」、だし汁の中
南部地方
に投げ入れて、具とともに煮込んだもの。
204 食資源
青森県
南部地方
せんべい汁
205 食資源
青森県
下北地方
いももちのじゅねあえ
江戸時代後期の文化文政期に、江戸の食文化が五穀中心の主食に変化する影響を受けて、南部八戸地
方では独自の「麦・蕎麦食文化」を醸成した。
その中で誕生したのが、半熟焼きの麦せんべいや蕎麦せんべいで、現在の「南部せんべい」の直接の始ま 南部地方
りである。麦せんべいや蕎麦せんべいは、主食や間食としてそのまま食べるだけでなく、野菜やウグイ・キジ・
山鳥・蟹・ウサギなど、季節の具材を入れた汁物に、ちぎって入れる食べ方もした。これが「せんべい汁」の始
まりである。
せんべい汁
乾燥させたジャガイモの粉を使って作った餅に、じゅね(えごま)みそをかけて食べる料理。
下北地方
206 食資源
青森県
下北地方
べごもち
207 食資源
青森県
沿岸地帯
みそ貝焼き
下北半島に伝わる郷土料理で、北前船によってもたらされた貴重な砂糖を使い、伝統的な和菓子の製法を
持ち込んで作られた北前菓子の一つといわれている。特に、5月の節句や季節行事などで作られる。
下北地方
もち米粉、うるち米粉、砂糖を練り合わせて作った何本もの棒状の生地を組み合わせて作り、かまぼこ状の
形にでき上がったもちを切ると、金太郎飴のように、切り口から次々と鮮やかで繊細な模様が現れるのが特
徴。
大きなホタテの貝殻を鍋として使い、だし汁に、ホタテ、卵、長ネギなどを入れ味噌で味付けした郷土料理。 沿岸地帯
みそ貝焼き
208 地域産品資源 青森県
弘前市
022021
津軽竹籠
209 地域産品資源 青森県
藤崎町
023612
ひば曲物
岩木山麓や八甲田山麓で採取される丈夫で耐久性に優れた根曲竹を用いて作られる。 他産地の竹製品と
弘前市
は異なり、六角目等の大まかな編目で、野趣豊かなと.ころが特徴。
津軽竹籠
ひば曲物はヒバの丸太を仕入れ、それを板状に割り、湯に通した後にゴロと呼ばれる道具でためていき、最
南津軽郡藤崎町
後はヤマザクラの皮でとじて作る。青森県内の職人は一人となっている。
ひば曲物
210 地域産品資源 青森県
青森市
022012
善知鳥彫ダルマ
善知鳥彫ダルマの材料には、軽くてやわらかいポプラやヒバが使われる。丸々と太ったいわゆる普通のダ
ルマとは違って、深紅の衣に包まれた痩身のダルマが前方を見据えるという独特な風貌は、悟りを開き座禅
から立ち上がって前に足を踏み出そうとする姿を表している。
青森市
また、樹木の自然な割れを最大限に生かしたそのダルマは、顔付きや体型などどの部分を取っても、一つ
として同じものがない。
13
善知鳥彫ダルマ
県
市町村
211 地域産品資源 青森県
十和田市
通番
カテゴリー
地方公共団
体コード
地域資源名
資源の概要
所在地
地域産業資源の内容の指定
022063
青森県の方言で、とうもろこしは「きみ」と呼ばれる。きみがらスリッパは、十和田地方で多く産出される「きみ」
十和田市
の「から」、つまりとうもろこしの皮を材料にして、昭和20年代の初め頃から作られるようになった。
きみがらスリッパ
きみがらスリッパ
212 地域産品資源 青森県
西目屋村
023434
目屋人形
213 地域産品資源 青森県
青森市
022012
ねぶたハネト人形
214 地域産品資源 青森県
五戸町
024422
五戸ばおり
深山に咲く花、目屋乙女の炭負姿「目屋人形」。
深い渓谷に立のぼる炭焼き小屋の煙。絣姿の目屋乙女たちは炭を背負って山坂を下り、里へと降ろした。昭
中津軽郡西目屋村
和のはじめ頃より地方豊かなお土産品としてあった目屋人形だが、時の流れとともに忘れ去られ消え去ろうと
していた。
昭和59年、商工会婦人部の手によって可憐な目屋人形が復活した。
目屋人形
青森ねぶた祭りで躍動するハネトの姿をかたどったもので、藺草や浴衣地等を原材料に、頭の笠から足先
青森市
までひとつひとつ手作業で細部に至るまで丁寧に作られている。
ねぶたハネト人形
女性が農作業の時などにかぶる笠。イグサで作られその独特の曲線が美しい。風通しがよく汗をかかない
三戸郡五戸町
うえ、雨の日は逆に水分を含んで編み目がつまり、雨を通さないという利点が重宝がられた。
五戸ばおり
215 コンテンツ資源 青森県
弘前市
022021
『ウルトラミラクルラブストーリー』などで知られる青森県出身の横浜聡子が監督と脚本を務め、反抗期の少
女を取り巻く家族を描く中編。弘前のりんご農家を舞台に、反目する母娘の姿を通して思春期の焦燥感を全
弘前市
編津軽弁で描写する。『ミステリー・トレイン』で共演した永瀬正敏と工藤夕貴が夫婦を演じ、青森のご当地ア
イドル「りんご娘」のときが娘を好演。ユーモアを交えながら展開する鮮烈な物語に引き込まれる。
りんごのうかの少女
216 コンテンツ資源 青森県
つがる市、弘
日中友好40周年を記念して製作された心あたたまるヒューマンドラマ。元モーニング娘。の市井紗耶香を主
演に迎え、中国残留日本人孤児だった祖母を持つシングルマザーと中国人青年との恋模様を描く。北京、東 つがる市、弘前市
京、青森でのロケ映像、日中ファッション業界の裏側、東日本大震災の復興と盛り沢山の内容で人間愛を謳
い上げる。
明日に架ける愛
217 コンテンツ資源 青森県
弘前市
022021
世界中が注目するアーティスト奈良美智の日常に肉迫するドキュメンタリー。今まで一人で作品に取り組ん
できた彼が、初めてクリエイティブユニットの豊嶋秀樹らと協力し、青森県弘前市のレンガ倉庫で展覧会“A to
弘前市
Z”を開くまでを追う。カメラはソウル、横浜、NY、大阪、ロンドンなど世界各地を旅する彼の姿をとらえ、誠実
で温かいその素顔を映し出す。3か月で8万人を動員した彼らの集大成である架空の街の展覧会は圧巻。
NARA:奈良美智との旅の記録
218 コンテンツ資源 青森県
下北地方
自称天才ギタリストがひょんなことから津軽三味線の世界に没入する奇想天外な青春音楽コメディ。突然修
行を強いられながらもその魅力に取り憑かれていく姿を、奇抜なタッチとプロの津軽三味線弾きたちの豪華競 下北地方
演で描く。監督は「READY MADE」「ゆめこの大冒険」の筒井武文。主演は「'hood/フッド」「スリ」の柏原収
史。
オーバードライヴ
219 コンテンツ資源 青森県
鰺ヶ沢町
023213
漫画家つげ義春の同名漫画をベースにしたリアルな笑いに包まれたロードムービー。主演は長塚京三の息
子で人気劇団「阿佐か谷スパイダース」の主催者長塚圭史と『ばかのハコ船』の山本浩司。監督は『ばかのハ
西津軽郡鰺ヶ沢町
コ船』などのオフビートなコメディで国内のみならず、世界の映画祭でも評価が高い山下敦弘。「ああ、そうい
うことってある」と思わずヒザを打ってしまうようなリアルなエピソードとセリフが満載。おかしくてちょっと切な
い。
リアリズムの宿
220
コンテンツ資源
青森県
地域指定せず
NITABOH 仁太坊-津軽三味線始祖外聞
青森県
青森市
古川市場「のっけ丼」
明治維新の青森を舞台に、津軽三味線の始祖である仁太坊の過酷な運命をアニメで描いた人間ドラマ。テレ
地域指定せず
ビCMへの出演と演奏で注目された上妻宏光が三味線演奏を担当している。
221 食資源
022012
のっけ丼は、青森魚菜センターで、市場に並んでいるものをちょっとずつ買って食べる丼。 市場なので、そ
の日に獲れた旬の鮮魚のお刺身から、青森ならではの珍味・食材が所狭しと並んでいる。
青森市古川1−11−16 「青森魚菜センター本店」内
古川地区市場
青森市
青森味噌カレー牛乳ラーメン
黒石市
黒石やきそば
222 食資源
青森県
青森市
022012
札幌ラーメン横丁で人気のラーメン店を開いた佐藤清氏(故人)が、昭和43年、心機一転青森市で店を開
き、味噌、塩、醤油ベースに、カレーや牛乳を組み合わせたものを出してみると、人気の商品に。さらに昭和
50年代頃、中高生の間でいろいろな組み合わせでラーメンを食べるのが流行し、その最終形として「味噌カ
レー牛乳ラーメン」が誕生した。
青森味噌カレー牛乳ラーメン
223 食資源
青森県
黒石市
022047
黒石やきそば
224 食資源
青森県
黒石市
022047
黒石名物よされ鍋
昭和30年代後半、中郷中学区にあった「美満寿(みます)」で、やきそばにつゆをかけた「つゆそば」が生ま
れ、近年、当時を懐かしみ、市内のお店で作られている。
にわとりの一種 黄斑プリマスロック(通称ごまどり)の肉や県産野菜等を煮込み、4種類(塩味・ぽん酢・醤
油味・つけダレ)の味付けから2種類選び、仕切りのある鉄鍋で同時に食べる鍋料理。
黒石市
225 食資源
青森県
八戸市
022039
新幹線八戸駅実行委員会が東北新幹線八戸駅延伸開業に伴い開発・復刻されたものである。
南部地鶏と白銀産の煮干でだしを取った特製の醤油味のスープで、名川産の長ネギ・田子産のニンニクな 八戸市
どと言った地元の食材を使い、麺は手もみの縮れ麺が特徴。
八戸らーめん
226 食資源
青森県
八戸市
022039
八戸前沖さば料理
「八戸前沖さば」とは協議会が認定した期間に八戸前沖で漁獲し、八戸港に水揚げされたさばのこと。
日本最北のサバの漁場である八戸前沖では、秋になると急激に下がる海水温と豊富な餌でおいしさの決め 八戸市
手となるEPA・DHAという不飽和脂肪酸を含む粗脂肪分を蓄え、日本一脂ののった美味しいサバが水揚げさ
れる。
14
八戸前沖さば
通番
カテゴリー
県
市町村
地方公共団
体コード
地域資源名
資源の概要
所在地
地域産業資源の内容の指定
227 食資源
青森県
五所川原市 022055
激馬かなぎカレーは、 「激うま」と、地元の馬を掛け合わせてできたカレー。太宰や津軽三味線で有名な五
所川原市金木町の隠れた逸品「馬肉」をじっくりコトコト煮込み、スパイスを効かせている。
五所川原市金木町
NPO法人かなぎ元気倶楽部が、国の元気再生事業の採択を受け、地元の素材を生かした新商品を町の
名物に育てたいと開発した。
激馬かなぎカレー
馬肉
228 食資源
青森県
五所川原市 022055
青森県五所川原市の北西部にある十三湖は、水と淡水が混ざった汽水湖。ここで採れる”十三湖の大和シ
ジミ”を使ったご当地ラーメンが、”五所川原元祖しじみラーメン”。身がふとって旨みが強い十三湖の大和シ
五所川原市
ジミは「日本一おいしいシジミ」ともいわれ、そのシジミから溢れ出すエキスとダシをあわせた白濁スープは、
味が濃厚で旨みもたっぷり。
十三湖しじみラーメン
十三湖しじみラーメン
229 食資源
青森県
五所川原市 022055
五所川原商工会議所女性会が、地域の豊富な食資源を活かし、観光関連産業の賑わいづくりを図るため
「ごしょ山宝汁」を創作した。
五所川原市
「ごしょ山宝汁」は、地元産のつくね芋、きのこ、たけのこ、凍り豆腐など13種類の旨みが凝縮された低カロ
リーの健康料理。奥津軽で親しまれ、食べられてきた「きのこ汁」をベ-スに創作している。
ごしょ山宝汁
つくね芋
230 食資源
青森県
鰺ヶ沢町
023213
鰺ヶ沢ヒラメのヅケ丼
231 食資源
青森県
十和田市
022063
十和田おいらせ餃子
ほぼ一年を通して水揚げされる鰺ヶ沢産ヒラメは、白神山地の清流が流れ込む日本海が育んだ逸品。その
西津軽郡鰺ヶ沢町
極上ヒラメを贅沢にヅケにし、たっぷりとご飯にのせた名物「鰺ヶ沢ヒラメのヅケ丼」。
ヒラメ
地元JAの豚肉「奥入瀬ガーリックポーク」やプレミアムにんにく、キャベツなどを主体に作った餃子。今話題
十和田市
の上北農産加工の「スタミナ源タレ」で下味をつけているので、タレなしで食べることができる。
奥入瀬ガーリックポーク(豚)
232 食資源
青森県
十和田市
022063
『近代日本の養殖家三偉人』の一人である和井内貞行氏が、支笏湖から譲り受けたヒメマスの養殖が明治
36年に成功。以来、十和田湖の特産品として知られるようになり、塩焼き、ムニエル、カルパッチョなど、様々 十和田市
なメニューで提供している。
十和田湖産ヒメマス料理
ヒメマス
233 食資源
青森県
三沢市
022071
三沢産ほっき貝を使用した丼。三沢市内の飲食店により期間限定(12月~3月)で提供されている。統一レ
シピなどはなく、三沢産のほっき貝を利用することのみが条件。各店舗で煮る、炒める、揚げるなどの色々な 三沢市
味を楽しむことができる。
三沢ほっき丼
234 食資源
青森県
七戸町
024023
七戸バーガー
235 食資源
青森県
むつ市
022080
大湊海軍コロッケ
七戸町のベーカリーで焼かれたパンズに、県産牛・豚のパテと、七戸町産のトマト、ナガイモ、ニンニク、カ
シスのいずれか1品以上をはさんだご当地バーガー。店舗により、トマトソースやニンニクチップ、カシスソー 上北郡七戸町
ス、ナガイモフライ、そばパテ等がトッピングされるなど、バリエーション豊かに提供されており、種類豊富で食
べ比べができる。
戦前、むつ市大湊に配備されていた旧海軍部隊の食事に出されていたコロッケのレシピをもとに、平成20
年から販売している。揚げ油はヘット(牛脂)を使用し、食材には下北産にこだわりを持ち、認定店舗がアレン むつ市
ジして提供している。 カシス トマト
大湊海軍コロッケ
236 食資源
青森県
大間町
024236
大間まぐろ料理
237 コンテンツ資源 青森県
五戸町
024422
ばおるくん
238 コンテンツ資源 青森県
弘前市
022021
ニャモタン
239 コンテンツ資源 青森県
平川市
022101
ヤーヤくん
240 コンテンツ資源 青森県
階上町
024465
はしかみキッズ
241 コンテンツ資源 青森県
おいらせ町 024121
全国的にも知名度の高い「大間まぐろ」は、クロマグロ(別名ホンマグロ)と言われ、毎年築地市場での初競り
で高値を付けることから「黒いダイヤ」と呼ばれている。このマグロを地元大間町では、寿司・まぐろ丼などの 下北郡大間町
料理で提供している。
大間マグロ
中心商店街活性化チーム「プロジェクトV」より、五戸町を応援するため誕生。
三戸郡五戸町
弘前モータースクールのキャラクターのニャモタン。
弘前市
ねぶた祭りをモチーフに誕生。 好きなものはねぷた、りんご、 温泉 好きなことばは「ヤーヤドー!!」
平川市
平成12年(2000)7月19日に誕生。
三戸郡階上町
モチーフは 、頭はおいらせ町(OIRASE)の頭文字“O” 、体はおいらせ町に象徴される清冽な水、命の源で
上北郡おいらせ町
ある“水”
おいらくん
青森県
八戸市
022039
うみねこ はっぴー
243 コンテンツ資源 青森県
平川市
022101
たけっこくん
244 コンテンツ資源 青森県
田子町
024431
たっこ王子
245 コンテンツ資源 青森県
十和田市
022063
十和田ねばっち
242
コンテンツ資源
Buyはちのへ運動(地場産品愛用運動)で誕生。 くちばしに咥えているバッグは、「八戸のモノ」を携えて、市
内外に発信していくという意味。
八戸市
趣味はマラソン。 名前の由来は「タケノコ&かけっこ」。
平川市
にんにくの町、田子町のイメージキャラクターたっこ王子。
三戸郡田子町
青森県十和田市の「長イモ」をPRする為に誕生した長イモのキャラクター。
15
十和田市
にんにく
カテゴリー
地方公共団
体コード
県
市町村
246 コンテンツ資源 青森県
十和田市
022063
十和田ねぎん
247 コンテンツ資源 青森県
十和田市
022063
十和田にんにん
248 コンテンツ資源 青森県
十和田市
022063
十和田ごんぼう
249 コンテンツ資源 青森県
田舎館村
023671
中辻いちこ(いち姫)
250 コンテンツ資源 青森県
南部町
024457
なべまる
251 コンテンツ資源 青森県
青森市
022012
ナマポン
252 コンテンツ資源 青森県
佐井村
024261
雲丹(うんたん)
253 コンテンツ資源 青森県
青森市
022012
エッコー
254 コンテンツ資源 青森県
むつ市
022080
ムッシュ・ムチュラン一世
255 コンテンツ資源 青森県
八戸市
022039
いのるん
256 コンテンツ資源 青森県
平川市
022101
ラッセル君
257 コンテンツ資源 青森県
弘前市
022021
ドッピー君
通番
地域資源名
資源の概要
所在地
地域産業資源の内容の指定
青森県十和田市の「ねぎ」をPRする為に誕生したねぎのキャラクター。
十和田市
青森県十和田市の「にんにく」をPRする為に誕生したにんにくのキャラクター。
十和田市
にんにく
十和田市
ごぼう
青森県十和田市の「ごぼう」をPRする為に誕生したごぼうのキャラクター。
中辻いちこは千徳於市(せんとくおいち)が転生した現世の姿。 田舎館村で育った歴史好きの17才。
南津軽郡田舎館村
平成26年(2014)に決定した「南部町笑顔あふれる明るいコミュニケーション推進条例(通称:鍋条例)」をPR
する南部町のキャラクター。
三戸郡南部町
あおもりナマコPRキャラクター。陸奥湾のナマコを代表し、あおもりナマコのPRにやってきた。背中にはイボが
青森市
あり、光るらしい。
ナマコ
仏ヶ浦から来たウニのキャラクター。 身体の黄色はウニの身、赤いパンツと靴は夕陽をイメージ。 下北郡佐井村
もったいない・あおもり県民運動キャラクター。
青森市
青森県むつ市が地場産品の販売促進を目指し取り組んでいるプロジェクト「むつ市のうまいは日本一!」のイ
メージキャラクター。
むつ市
2011年7月10日にオープンした「是川縄文館」のマスコットキャラクター。 八戸市
八戸市埋蔵文化財センター是川縄文館
青森県内を走る弘南鉄道のマスコットキャラクター。同地方の豪雪時に活躍するラッセル車をモチーフにした
平川市
キャラクター。
上土手町町会の町印の三つ巴マークがチャームポイントの、弘前上土手町商店街のマスコットキャラクター。 弘前市
258 コンテンツ資源 青森県
青森市
022012
アピーくん&レピーちゃん
259 コンテンツ資源 青森県
三沢市
022071
おおぞら戦隊サワレンジャー
260 コンテンツ資源 青森県
青森市
022012
あっぷり
261 コンテンツ資源 青森県
三沢市
022071
ほきのすけ&ホッキーナ
262 コンテンツ資源 青森県
青森市
022012
ここる
263 コンテンツ資源 青森県
青森市
022012
パムパムくん
264 コンテンツ資源 青森県
むつ市
022080
海軍コロちゃん
265 コンテンツ資源 青森県
弘前市
022021
たか丸くん
266 コンテンツ資源 青森県
つがる市
022098
つがーるちゃん
267 コンテンツ資源 青森県
青森市
022012
冬将クン
268 コンテンツ資源 青森県
青森市
022012
県立戦隊アオモレンジャー
青森の鳥である白鳥をモチーフにしたキャラクター。青いほうがアピー。
青森市
おおぞら戦隊サワレンジャーの用語解説 - 青森県三沢市を中心に活動するローカルヒーロー。2003年登
場。飛行場の町として知られる同市のPRを目的とし制作。地域のイベントやヒーローショーに出演。
三沢市
リンゴをモチーフにした青森地検の広報キャラクター。 広報キャラクターの設定はお堅い検察のイメージをな
青森市
くし、市民に関心を持ってもらうのが狙い。
三沢ほっき丼をPRするキャラクター。左がむき身の「ほきのすけ」、右の貝殻をかぶっているのが「ホッキー
ナちゃん」。
三沢市
タヌキに憧れる風変わりなイルカ。愛らしいふくよかな体とつぶらな瞳がチャームポイント。
青森市
観光物産館アスパムの開館10周年を記念し、誕生したキャラクター。
青森市
むつ市大湊で発祥した「大湊海軍コロッケ」をPRするために作られたキャラクター。
むつ市
弘前城築城400年祭のマスコットキャラクター。 弘前城の別名「鷹岡城」の鷹をイメージし、津軽為信の兜をイ
弘前市
メージした弘前城が乗った兜をかぶっている。
平成18年に公募にて決定した、つがる市の農産物をイメージしたキャラクター。 ひとつのキャラに8種類の農
つがる市
産物が盛り込まれている。
青森県道路情報サイト「青森みち情報」のマスコットキャラクター。
青森市
青森県青森市を中心に活動するローカルヒーロー。1997年登場。RAB青森放送のラジオ番組「金曜ワラッ
ター」で放送されたラジオドラマ。
16
青森市
弘前城
通番
カテゴリー
県
市町村
地方公共団
体コード
地域資源名
資源の概要
所在地
269 コンテンツ資源 青森県
青森市
022012
決め手くん
270 コンテンツ資源 青森県
青森市
022012
さんまる
271 コンテンツ資源 青森県
青森市
022012
あぷたん&あぷぷ
272 コンテンツ資源 青森県
青森市
022012
アップリート君
273 コンテンツ資源 青森県
青森市
022012
いくべぇ
274 コンテンツ資源 青森県
青森市
022012
モーリー
275 コンテンツ資源 青森県
八戸市
022039
いかずきんズ
276 コンテンツ資源 青森県
青森市
022012
あしゅまる
勝ち名乗りを上げる相撲の行司をモチーフ。
青森市
青森県にある日本最大級の縄文集落跡、特別史跡三内丸山(さんないまるやま)遺跡のマスコットキャラク
ター。
青森市
NHK青森放送局のキャラクター。
青森市
平成19年9月に開催された第20回 全国スポーツ・レクリエーション祭「スポレクあおもり2007」のマスコットキャ
青森市
ラクター。
青森県観光連盟の実施する青森デスティネーションキャンペーンのPRキャラクター。 青森を旅していた妖
精。
青森市
青い森鉄道のイメージキャラクター。 緑の森の中で、突然に生まれた青い色の木。
青森市
八戸市制施行80周年記念式典においてデビュー。八戸の鳥であるうみねことイカを合わせてできたキャラク
ター。
八戸市
青森県「子どもの豊かな心を育むあしゅまる運動」のシンボルキャラクター。
青森市
277
コンテンツ資源
青森県
黒石市
022047
青森県黒石市で昔から愛され続けている「黒石やきそば」および「黒石つゆやきそば」を通して、黒石市を全
国にアピールするための応援団のマスコットキャラクター。
つゆヤキソバン
黒石市
278 コンテンツ資源 青森県
弘前市
022021
2000年7月に青森県弘前市で結成されたボランティア集団
「弘前アクターズスクールプロジェクト」から誕生したダンス&ボーカルユニット。
弘前市
音楽・芸能活動を通した地方からの情報発信と、地元青森の活性化、全国、海外の第1次産業をエンタテイ
メントで元気付けることを目標としている。
りんご娘
279 コンテンツ資源 青森県
弘前市
022021
アルプスおとめ
280 コンテンツ資源 青森県
弘前市
022021
リーフ
「アルプスおとめ」は、たくさんある品種の中でも 非常に小さいりんごで、実の成りが多いながらも しっかりと
りんご本来の味わいを持っているのが特徴。
屋台で見かける「りんご飴」にも使われている。
弘前市
ユニット名は、個性的な彼女たちのイメージにピッタリだった事から名付けられた。
メンバーの名前は、地元青森県のりんご農家応援の願いを込め、りんご農家に多い名字がつけられている。
りんご娘の練習生で構成されている。
弘前市
281 観光資源
青森県
五所川原市 022055
田植のあと五穀豊穣と無病息災を祈願する伝統行事。木彫りの竜の頭に、稲わらの胴体で作られた「虫」を
若者が担いで、囃子とともに村中を練り歩き、村はずれの一番高い木の枝に「虫」をかけ祈願。五所川原市
近郊の農村地域にその名残をとどめるのみ。
虫おくり
五所川原市地区
282 観光資源
青森県
五所川原市 022055
津軽四代藩主信政公が演じさせた舞の流れをくむ獅子舞。漆川獅子舞は鹿獅子系統。雄獅子、中獅子、雌
獅子の三匹によって演じられ、オカシコという猿が案内役として付随。春に豊作を祈願し、秋にはこれを祝うと 五所川原市漆川地区
共に、祝事に招かれ演じられる。
漆川獅子舞
283 観光資源
青森県
五所川原市 022055
明治19年(1886)上棟の邸宅。主屋は寄棟造茅葺1部2階建。屋根の桁行15.5間、梁行6.5間、軒高438cm
の、外観・間取りともに建築当時の様式を色濃く残す大型民家。建築様式に秋田地方の特徴がみられ、材木 五所川原市持子沢字隠川695-4
のほか大工も秋田からきたと推定。
楠美家住宅
284 観光資源
青森県
五所川原市 022055
毛内翁土功之碑
文化から文政年間頃の毛内翁土の功績を称える頌徳碑。広田組手代、新田人寄役、郷士等を勤める。6,270
本のタモ、胡桃、柳、萢柴木、杉などの樹木を2町6反(後には3町8反)に植え、毛内林といわれた。頌徳碑
五所川原市錦町1-5 久須志神社(別名偉人堂)
(顕彰碑)の中で五所川原市最古。
285 観光資源
青森県
五所川原市 022055
宝暦期(1751年~63年)頃に制作推定の1間の建築型厨子。桁行が0.705m、梁間が0.632m、三方に縁が廻
る。入母屋造の妻入で軒唐破風(のきからはふ)がつきの板葺。正面の両折桟唐戸(さんからど)や内部の床 五所川原市飯詰字福泉29
板・壁・天井などは後世のもの。
妙竜寺七面大明神宮殿
286 観光資源
青森県
五所川原市 022055
五所川原甚句
寛文5年(1665)頃を起源とする踊り。笠のまわりに稲の穂をつるして踊る。のちに振付され、お盆の踊りとして
親しまれる。旋律は、鯵ヶ沢くどき、鯵ヶ沢甚句(普及型)に強い関連性が、囃子詞は第一は音高の定まった 五所川原市地区
「ヤーアドセー」というもの。
17
地域産業資源の内容の指定
通番
カテゴリー
県
市町村
地方公共団
体コード
地域資源名
資源の概要
所在地
地域産業資源の内容の指定
287 観光資源
青森県
五所川原市 022055
明治末期の巨大化した佞武多人形。高さ20m以上、重さ16t。運行形態は、大太鼓(忠孝太鼓)を先頭に、台
車に乗せた立佞武多を数十人の引き手が台車を引く。数人の囃子方が囃子を奏し先頭となり、ハネトが「ヤッ 五所川原市地区
テマレ」などのかけ声をかけて続く。
五所川原立佞武多
288 観光資源
青森県
五所川原市 022055
制作年代不明の地蔵像。数千年前に天空に御燈明が飛来し、そこから発見された地蔵尊を安置したとの伝
承あり。旧暦6月22日から24日の例大祭には哀調を帯びたイタコの“口寄せ”に聞き入り涙を流す参詣客がみ 五所川原市川倉七夕野426-1
られる。大小約2,000体が祀られる。
川倉賽の河原地蔵
289 観光資源
青森県
五所川原市 022055
磯松の一本松
290 観光資源
青森県
五所川原市 022055
十三・湊迎寺の五輪塔
樹齢不詳のマツ。磯松にある熊野宮の北側、古館遺跡の一角にあり、幹囲3.35~3.4m。天文15年(1546)の
『津軽郡中名字』に」・「誘松」が記される。「誘松」の地名の基になったかは不明だが、周囲の「古館」とあわせ 五所川原市磯松磯野54
て地域住民に親しまれてる。
鎌倉後期から室町前期の造立の石塔。明治25年(1892)に発見。地輪から空風輪までそろった美しい姿を残 五所川原市十三古中道 十三湊迎寺境内(市浦歴史民俗資料館に展示
す。法量は高さ81cm、地輪の幅26.7cm。石材は、男鹿半島の加茂石と推定。、八郎潟東部に似た五輪塔が 中)
ある。
291 観光資源
青森県
五所川原市 022055
中世に造立された板碑。蓮華庵には板碑5基が残されており、延文2年(1357)が一基、永和年間(1375~
1378)とみられる一基を確認。阿弥陀如来を示す種子(キリーク)、八葉蓮弁に囲まれた月輪や六字名号を刻 五所川原市相内(蓮華庵境内)
む。安藤氏の支配を示す資料。
相内・蓮華庵の板碑
292 観光資源
青森県
五所川原市 022055
中世に起源をもつ踊り。十三湊が栄えていた頃、山王坊(現在の日吉神社)に集まって唄い踊った。今日の坊
様踊りの起源であり、盆踊りとして踊り継がれる。現在は楽器は使用せず、歌詞は先祖を供養する念仏唄の 五所川原市相内地区
よう。相内郷土芸能保存会により継承。
相内の坊様踊り
293 観光資源
青森県
五所川原市 022055
十三の砂山踊り
294 観光資源
青森県
黒石市
中町こみせ通り
中世に起源をもつ踊り。唄はこの時代に日本海文化の影響を受けて形成されたと推定される。十三の砂山節
は上の句と下の句に分かれており、下の句を二度繰り返して唄うのが特徴。8月14日~16日に十三の砂山祭 五所川原市十三地区
り実行委員会が主催し、祭りを開催。
022047
藩政時代から残るアーケード状の通路。「日本の道百選」にも選ばれた。平成17年(2005)に「重要伝統的建
黒石市中町
造物群保存地区」に指定。国の重要文化財「高橋家住宅」、造り酒屋、蔵などが並ぶ風景は、いにしえを彷彿
とさせる。
295 観光資源
青森県
黒石市
022047
平成9年(1997)に商店街の裏地(かぐじ)を利用した広場。隣接の中町こみせ通りには、江戸時代からの伝統
的建築物が多数残されており、その街並みとの調和をみせる。公衆トイレ・四阿(東屋などが配置され、市民 黒石市横町
の憩い・待ち合わせの場所。
横町かぐじ広場
296 観光資源
青森県
黒石市
022047
平成12年(2000)に開館の津軽の伝統文化を全国に発信する施設。津軽の風土と文化を直接体験のできる。
津軽塗りなどの伝統工芸品や、ねぷた、焼き物などの制作活動の場を通して若い人々が文化を継承を啓発 黒石市袋富山65-1
する施設でもある。
津軽伝承工芸館
297 観光資源
青森県
黒石市
022047
昭和63年(1988)に開館したこけしの展示施設。全国から集められた表情豊かな4000本のこけしやさまざまな
木地玩具が展示。外装は、国指定重要文化財となっている江戸時代の商家(中町・高橋家)と「こみせ」をイ 黒石市袋富山72-1
メージした建築。
津軽こけし館
298 観光資源
青森県
黒石市
022047
亨和3年(1803)に弘前藩主津軽寧親公により植えられたモミジ。京都から取寄せた百余種の楓苗を移植し、
もみじ通称"中野もみじ"と呼ばれるようになった。全山燃えるような紅葉は滝と渓流に映え、あざやかな世界 黒石市南中野字不動舘27 中野神社
を展開し、その美観が称賛される。
中野もみじ山
299 観光資源
青森県
黒石市
022047
黒森山浄仙寺
300 観光資源
青森県
三沢市
022071
アメリカ村
301 観光資源
青森県
三沢市
022071
青森県立三沢航空科学館
享保三年に黒石市の来迎時七世浄仙が黒石市の坂中(現在の前町神明宮あたり)に隠居所として浄仙庵を
創立した。
黒石市鍛冶町の鍛冶屋に生まれた山崎是空(ぜくう)は、来迎寺の弟子となり中野不動の洞穴で修行中に
黒石市南中野黒森下84-3
霊感を得て黒森山に入り、文政七年(1824年)浄仙庵の名跡を使って、浄仙庵を復興するという形をとり、黒
森山に開山した。
本堂は明治40年に建立したが昭和19年に焼失し、昭和41年に再建されたものである。
三沢市は米軍基地もあることから、外国人との交流があり、点在するアメリカンバーは外国人も日本人も気
軽に楽しめる場所。英語の飛び交う店内にいると、アメリカに迷い込んだような気分になること間違いなし。
三沢市中央町2-8-34
平成15年(2003)に開館した航空情報発信施設。「大空」と「飛翔」をテーマに未来を担う子どもたちが楽しみ
三沢市大字三沢字北山158
ながら、科学する心、感動する心、挑戦する心を育む施設として建設。三沢市が整備する「三沢大空ひろば」
の一角に建つ。
302 観光資源
青森県
三沢市
022071
斗南藩記念観光村
観光施設。廣澤安任が日本最初の近代洋式牧場を開いた土地に斗南藩記念観光村はある。中には道の駅
みさわ「くれ馬ぱーく」がある。豊かな自然の中、歴史体験ゾーン、レクリエーションゾーン、記念碑などがあ 三沢市谷地頭4丁目298-652
り、老若男女が楽しめる知的観光スポット。
18
五所川原立佞武多
通番
カテゴリー
県
市町村
地方公共団
体コード
地域資源名
資源の概要
所在地
303 観光資源
青森県
三沢市
022071
平成17年(2005)にラムサール条約湿地に登録された湖沼。三沢市の北東部に位置し、国際的絶滅危惧種
のオオセッカ、シマクイナ、コジュリンなどが生息、国指定鳥獣保護区特別保護地区に設定された。
仏沼
三沢市
304 観光資源
青森県
三沢市
022071
樹齢不詳のツキ。樹高24m、幹周6.5m、北側の根元の部分から二つに分かれ、真ん中が空洞になる。小川原
湖物語に登場する姉妹の父が生活した場所との伝来。姉妹の父の冥福を祈るためお堂を立て、そのあと「寺 三沢市谷地頭
屋敷跡」と呼ぶようになる。
寺屋敷のツキ
305 観光資源
青森県
三沢市
022071
江戸時代の牧場。三沢に木崎の牧(きざきのまき)という南部藩直営の馬の放牧場があり、三沢市全域と下
田町、六戸町におよぶ広大なもの。三沢市歴史民俗資料館には、当時の様子を記した古文書「小比類巻文
書(複製)」を展示する。
木崎の牧
三沢市
306 観光資源
青森県
三沢市
022071
推定樹齢150年のエノキ。浜三沢の高台にあり、樹高さ20m、胸高幹囲約5m超える大木.。地元の人々は、「古
い高見の木」、「浜見のエノキ」と呼ぶ。江戸時代、浜三沢の人々がイワシの地引網の様子を見て、浜に駆け 三沢市浜三沢字中平12
つけて手伝いに出かけたといわれる。
浜見のエノキ
307 観光資源
青森県
三沢市
022071
三川目の「お化粧漁場」
308 観光資源
青森県
三沢市
022071
野口貝塚
309 観光資源
青森県
三沢市
022071
南山戸長村役場
江戸時代に由来する浜名。三川目海岸から八戸市の市川海岸までを、お姫様(南部藩主利済公の五女成
姫)のお化粧代をまかなうためにお化粧漁場と称さた。採れた魚をすべて南部藩の収入にし、砂浜の長い沿 三沢市
岸では、地引網漁がさかんに行われた。
旧石器時代から奈良から平安時代の貝塚遺跡。縄文時代の人々の生活や文化を知ることができる。三沢市
三沢市大字三沢字早稲田
には、かなり古い時代から人々が生活し、豊かな自然に恵まれていたことが想像される。
明治時代の役所。南山は、1旧斗南藩(旧会津藩)の人々が移り住んだ。明治政府が三沢、百石を治めるため
三沢市南山1-240
に設置。戸長役場とは、現在の市役所と機能を果たし、三沢市の明治時代のる貴重な歴史遺産。
310 観光資源
青森県
三沢市
022071
浜三沢の道祖神
311 観光資源
青森県
三沢市
022071
五川目の大砲場跡
312 観光資源
青森県
三沢市
022071
大木群
313 観光資源
青森県
三沢市
022071
谷地頭のモウソウ竹林
314 観光資源
青森県
三沢市
022071
御巡見道
江戸時代に祀られたと推定される道祖神。浜三沢のエノキからさほど離れていない。道祖神は旅人の守り神
三沢市字横沢 浜三沢社会福祉センター
であり、また、他国の人々から自分たちを守ってくれる守護神。江戸時代から交通の要所として大事な役目を
は果たした。
18世紀末、日本周辺に頻繁に来航するようになった異国船に対し、江戸幕府は海岸線の防備を固めるよう諸
三沢市五川目3丁目
藩に御触れを出した。これに応え南部藩でも各所に海岸防備の施設を整備したが、五川目の大砲場もその
一つ。
県道170号線沿い八幡の集落を付近にある大木群。「寺屋敷のツキの木」を含む大木でセンの木、カシワの
木などがあり、湿地に近く、土中の水分が豊富であることが大木が鬱蒼と茂った理由の一つと推定される。
三沢市八幡
モウソウ竹林。岩手県南部まで自生しているが、以北ではこの三沢市しか見られない。明治初期に埼玉県よ
三沢市谷地頭
り苗を持ってきて植えたものが、寒さに負けず今日まで育ったもので、京都周辺の竹林にも劣らないほどの
竹林になった。
旧盛岡、八戸両藩から田名部へ至る道筋。徳川幕府の巡見使が通った道であったことからこう呼ばれる。各
三沢市
地で測量を行い、日本地図を作った伊能忠敬もこの道を通った可能性あるという。
315 観光資源
青森県
三沢市
022071
平成15年(2003)に再建された漁師小屋。小川原湖の出口付近に杭をさし並べ、横木を渡し、ヒエカラ、ヒノ
キ、スギの木の皮で葺いた小屋。小屋の下の水中に網をいくつも張り巡らし、川を上り下りするサケ、マス、
サヨリ、ワカサギなどを採る。
マテ小屋
三沢市
316 観光資源
青森県
三沢市
022071
金刀比羅神社津波記念碑(四川目)
317 観光資源
青森県
三沢市
022071
旧斗南藩士北山入植地跡
昭和8年の三陸沖地震でおきた津波の記念碑。死者、行方不明者39名、負傷者32名の大きな被害をもたらし
た。後世に再び大きな犠牲がないよう心構えを残すための、「地震、海鳴り、ほら津浪」といういましめの言葉 三沢市 四川目三丁目
が刻み込まれる。
明治6年(1873)に旧斗南藩(旧会津藩)の人々が移した土地。当時、50戸の家が建てられた。植えられたイチ
三沢市大字三沢字北山
イの木に旧斗南藩士の質実剛健な暮らしぶりが忍ばれる。
318 観光資源
青森県
三沢市
022071
第三報知日米号の慰霊碑。昭和6年(1931)に世界初の太平洋無着陸横断飛行が二人のアメリカ人パイロッ
トによって成功すると、今度は、日本人の手で成功させようと淋代海岸から飛び立ち、行方不明となった、パ 三沢市三沢山ノ神 招和台公園
イロットたちの勇気と偉業を忍び建立。
第三報知日米号搭乗員慰霊の碑
319 観光資源
青森県
三沢市
022071
報郊義會三番艇遭難の碑
明治26年(1893)に遭難した三番艇十人の慰霊碑。千島列島の開拓と防備のため出港した、五艘の船の乗り
乗組員全員が海にのまれ、艇だけが悲しく淋代海岸に流れ着いた。有志たちのフロンティア精神と勇気を永く 三沢市
伝えるために建立。
19
地域産業資源の内容の指定
通番
カテゴリー
県
市町村
地方公共団
体コード
地域資源名
資源の概要
所在地
地域産業資源の内容の指定
320 観光資源
青森県
三沢市
022071
オオバボダイジュ
321 食資源
青森県
三沢市
022071
三沢産ごぼう
小川原湖水浴場から野口にかけて連なるオオバボダイジュ。別名マダの木とも呼ばれる。夏には黄色の小花
が芳香を漂わせながら咲き誇り、生い茂った葉が涼しい緑陰をつくる。木の皮の繊維をとり、カタビラ、背負い 三沢市小川原湖畔
袋、馬のオモズナなどを作った。
JA流通出荷量日本一のゴボウ。三沢市は、日本一のごぼうの里。品質も超一級品で、多くのテレビ番組等で
三沢市
紹介される。その特徴は風味とシャキシャキした食感。ごぼうには、がん予防や美肌、若返りなどに効果があ
るといわれる。
ごぼう
322 食資源
青森県
三沢市
022071
高品質のニンニク。ホワイト6片種という色白の大玉の品種。全国のにんにく生産量の約80%を占める青森県
は、品質も抜群のにんにく王国。全農あおもりが毎年開催する「にんにく品評会」で、三沢産にんにくが最優 三沢市
秀賞を15年間で9回獲得。
三沢産にんにく
323 食資源
青森県
三沢市
022071
高品質のナガイモ。三沢の気候を活かし、野菜の産地としての地位を築くことになったのがながいも。三沢の
やわらかな土と冷涼な気候は、地中深く伸びるながいもにとって最適な環境で、現在も全国有数の生産量と 三沢市
品質を誇っている。
三沢産ながいも
ながいも
324 食資源
青森県
三沢市
022071
高品質のスルメイカ。昼に漁獲され、翌朝には築地等中央の消費地市場やスーパーなどの小売店に陳列さ
れるため、鮮度も味も抜群と評判。厳しい品質管理が行われ、その品質の証として貼られたミス・ビードル号 三沢市
のステッカーから「赤とんぼ」と呼ばれる。
三沢産スルメイカ
イカ
325 食資源
青森県
三沢市
022071
ほっき貝。三沢市は全国屈指のほっき貝の漁場。資源保護のため、漁は12月から3月。じっくり成長したほっ
き貝が、食卓にのぼるまでには約10年間を要す。肉厚でプリップリの食感は、冬の味覚として人気があり、ビ 三沢市
タミンやミネラルもたっぷりの食材。
三沢産ほっき貝
ホッキ貝
326 食資源
青森県
三沢市
022071
三沢産やまざきポーク
327 食資源
青森県
三沢市
022071
三沢ほっき丼
ブランドポーク。「品質」、「エサ」、「環境」にこだわって生産。高度な衛生環境の中で育ったこの豚は、安心安
全であるとともに、純植物性飼料を与えることで、一般豚の約7倍のビタミンEが含まれ、あっさりした脂質と臭 三沢市
みのないやわらかい肉質が特徴。
特産のほっき貝の丼。漁場で、肉厚で、豊かな香りと甘みがあるのが特徴。三沢市の冬の名物料理となって
三沢市
いる。味付けや料理法は、各店舗のオリジナリティーを出すため自由となっている。
328 食資源
青森県
三沢市
022071
三沢パイカ料理
329 食資源
青森県
三沢市
022071
チーズロール
330 食資源
青森県
三沢市
022071
エアフォースバーガー
331 観光資源
青森県
むつ市
022080
釜臥山展望台
平成18年(2006)にはじめて提供された豚の軟骨料理。豚バラ肉の周辺にある軟骨のこと。豚1頭からパイカ
は500グラムほどしか取れない貴重。「もったいない、三沢の名物にならないか!」と三沢市畜産公社が発案 三沢市
した「煮込み料理」一つ。
チーズを餃子や春巻きの皮で巻き、油で揚げたもの。市内の店主が米国人からアドバイスを受け、考案した
三沢市
日米合作のB級グルメ。
三沢市の『新』ご当地グルメを目指し開発されたハンバーガー。道の駅みさわ「くれ馬ぱ~く」のシェフが、米
軍基地のアメリカ人シェフからアドバイスを受け、完成させた日米合作のハンバーガー。
三沢市
下北半島の最高峰・釜臥山の展望台。眺めは最高で、恐山の宇曽利山湖や北海道までもが見渡せる。夜景
むつ市
も美しく、市街地の灯りが羽根を広げたアゲハチョウのように浮かび上がり、日本夜景遺産にも選定された。
332 観光資源
青森県
むつ市
022080
明治42年(1909)に東北地方最初に建設された水道施設。旧海軍大湊要港部水道部により建設された重力
アーチ式石造堰堤を含む「旧大湊水源地水道施設」。平成21年(2009)に国重要文化財・県重宝に指定。5月 むつ市
には桜が咲き、花見客で賑わう。
水源池公園
333 観光資源
青森県
むつ市
022080
森林鉄道のレール跡。かつて木材の運搬に使われていたがものが残り、当時の様子を垣間見ることができ
る。実験林には全国各地から集められたヒバの見本林があり、ヒバの特性と自然のしくみを観察することがで むつ市大畑地区
きる。林内には遊歩道が通っている。
森林軌道&大畑ヒバ施業実験林
334 観光資源
青森県
むつ市
022080
時実新子文学碑
335 観光資源
青森県
むつ市
022080
鯛島
時実新子の文学碑。「北の川柳の町」を目指している川内町。野平高原交流センター・道の駅かわうち湖の
一画には、女流川柳作家・時実新子の「君は日の子われは月の子 顔上げよ」の碑が立てられ、全国から川 むつ市川内地区
柳ファンが訪れる。
悲恋の伝説が残る島。牛の首岬の沖合い1kmに浮かぶ鯛島は、その名の通り、鯛のような形をする。坂上田
むつ市脇野沢地区
村麻呂と恋に落ちた村の娘の悲恋伝説も残り。島やその周辺は、海中公園に指定。
336 観光資源
青森県
むつ市
022080
猿の住む海辺公園
自然な作りの公園。遊歩道に波が打ち寄せたり、野生の猿が姿を現すことも。公園内には、サトウハチロー
の「猿は友だち」が刻まれた詩碑や船小屋がある。
20
むつ市脇野沢地区
むつ市の夜景
通番
カテゴリー
県
市町村
地方公共団
体コード
地域資源名
資源の概要
所在地
地域産業資源の内容の指定
337 観光資源
青森県
むつ市
022080
脇野沢港の西側、小高い丘の上にある愛宕山公園からのむつ湾の景観は素晴らしく、鯛島も眺めることがで
きる。山の斜面には三十三観音が鎮座し、ニホンザルやニホンカモシカが顔を出すことも。春は桜が見事で、 むつ市脇野沢地区
桜祭りも開催される。
愛宕山公園
338 観光資源
青森県
つがる市
022098
鯵ヶ沢の川尻から十三湖近くまで延びる七里長浜。その名の通り28km(約7里)以上ある長大な砂浜。砂浜
と平行して点在するいくつかの湿原や泥炭地では、ノハナショウブやニッコウキスゲの群落が見られるなど、 つがる市
自然の草花の宝庫となっている。
七里長浜
339 観光資源
青森県
つがる市
022098
約2,000年前の縄文時代末期の遺跡。木造駅から北西に12kmにある。出土品は縄文時代の後期および晩期
のもので、黒漆の地に赤漆で紋様の胎漆器、硝子玉などは精巧で完成度が高く、卓越した芸術性がうかがえ つがる市木造館岡亀ヶ岡
る。昭和19年(1944)史跡指定。
亀ヶ岡石器時代遺跡
亀ヶ岡石器時代遺跡
340 観光資源
青森県
つがる市
022098
高山稲荷神社
341 観光資源
青森県
つがる市
022098
チェスボロー号記念公園
五穀豊穣、海上安全、商売繁盛の神様として青森県第一の霊験あらたかな神社。農業・商業・工業・漁業・家
内安全・病気平癒・道中守護・憑物落とし等多様多彩のもの、ここでしか見ることができない千本鳥居は一見 つがる市牛潟町
の価値がある。
明治22年(1889)に座礁した貨物船チェスボロー号の記念公園。乗務員23人のうち19人が溺死した大惨事。
車力の南端には、北の海に沈んだ19人の霊を慰め村人の愛を語り伝える十字架が立っている。
つがる市牛潟町字鷲野沢29-78
342 観光資源
青森県
つがる市
022098
稲穂いこいの里
343 観光資源
青森県
つがる市
022098
化粧地蔵
素朴で温かみのあるふるさと体験村。約100年前の当時の姿をとどめたままの旧尾野家住宅、江戸時代から
稲作に用いられてきた様々な農具を展示している収蔵館、そば打ちの体験、研修など幅広く利用できる宿泊 つがる市稲垣町豊川宮川145-1
施設の研修館など老若男女が利用できる。
全国的にも珍しい顔に化粧がほどこされた化粧地蔵がある。京都から受け継がれたもので、各地区合わせる
つがる市
と42ヶ所、1,997体分におよぶ。 344 観光資源
青森県
つがる市
022098
制作年代不明の遮光器土偶。亀ヶ岡遺跡から明治19年(1886)に出土したとされ、デフォルメされた目が古代
北方系民族の雪眼鏡(遮光器)に名が由来。高さ約34.5㎝、昭和32年(1957)に国の重要文化財に指定。現 つがる市
在東京国立博物館に保管。 遮光器土偶
345 観光資源
青森県
つがる市
022098
つがる市縄文住居展示資料館(カルコ)
346 観光資源
青森県
つがる市
022098
木造亀ヶ岡考古資料室(縄文館内)
亀ヶ岡遺跡から出土した土器、石器を中心とした縄文時代の資料の展示があり、館内に復元された亀ヶ岡式
竪穴住居は、古代人サイボット(皮膚の質感が人間にそっくりのロボット)が縄文時代の生活を再現。来館者 つがる市木造若緑59-1
に古代の言葉で語りかける。亀ヶ岡遺跡からは全国でも有名な「遮光器土偶」が発掘されている。 亀ヶ岡遺跡の展示館。木造亀ヶ岡考古資料室は亀ヶ岡遺跡で出土された土器や石器などを始め、様々な考
つがる市木造舘岡屏風山195
古資料が展示している施設。中には漆器やガラス球などの細工物もあり、その技術の高さに驚かされる。 347 観光資源
青森県
つがる市
022098
平滝沼に隣接した公園。日本海の風が吹き寄せるために、高原にいるような心地よさを感じる。家族連れの
憩いの場や、小学校の遠足にも利用される。面積42ha、平均水深3mの平滝沼は、春は花見、夏はウインド
サーフィン、冬はワカサギ釣りが楽しめる。
平滝沼公園
つがる市木造館岡上沢辺地内
348 観光資源
青森県
つがる市
022098
津軽国定公園の湿原。標高約20m、面積約23haの広さがある。湿原は6月にはニッコウキスゲの群落で黄色
に彩られ、7月になると、ノハナショウブの群落で野は黄色から紫へと彩りを変る。他の植物が咲き競うこの花 つがる市木造館岡野崎
園は日本自然百選に指定。
ベンセ湿原
349 観光資源
青森県
つがる市
022098
津軽半島日本海側の七里長浜の海岸。駐車場が砂浜から高さ10mの高台にあり、切り立った垂直な断崖が
眼前に広がり、雄大な日本海を望むことができる。夏には海水浴を楽しむ人が多く見られ、トイレなど設備面 つがる市木造出来島
も充実している。 出来島海岸
350 観光資源
青森県
つがる市
022098
木造駅周辺整備事業による公園。遮光器土偶を表裏に配した「木造ふれ愛センター」はJR五能線の駅の他、
研究室、観光物産コーナーなど地域づくり活動に幅広く活用。、遮光器土偶を形取った「縄文公園」は、地域 つがる市木造房松10
住民や観光客の憩いの場。
木造ふれ愛センター・縄文公園
351 観光資源
青森県
つがる市
022098
貞享元年(1684)に津軽4代藩主信政公が建てたお仮屋の跡地に整備された公園。そのお仮屋落成の際に
藩主自らがお手植えになった松(千代の松)と銀杏(公孫樹)は、今も当時の面影を残す。木造町出身の者の つがる市木造曙
音楽碑が建立されている。 銀杏ヶ丘公園
352 観光資源
青森県
つがる市
022098
弘法寺
東北三十六不動尊霊場・第十六番札所の寺院。昭和30年(1955)頃までは、高野山九十九森寺と呼ばれた。
西の高野山といわれる。嫁にいくことなく他界した子のために、花嫁人形と男子人形が千体近くも奉納されて つがる市木造吹原字屏風山1-244
おり、「黄泉の花嫁」としても有名な寺。 21
ベンセ湿原
カテゴリー
地方公共団
体コード
県
市町村
353 観光資源
青森県
つがる市
022098
柏正八幡宮
354 観光資源
青森県
つがる市
022098
日本最古のりんごの木
通番
地域資源名
資源の概要
所在地
地域産業資源の内容の指定
天正5年(1577)に津軽為信が建立した寺院。柏村発足とともに柏正八幡宮と改称、社格も高く、往時の社殿
つがる市柏桑野木田八幡117
増改築は代官の公費を以て運営されたもの。現社殿は昭和30年(1955)の新築で、為信より下賜された宝物
を保存。 1878年に20hの敷地にりんごの栽培を始めたう現存する3本の木。「紅絞」2本、「祝」1本。樹高7.4m、主幹周
3mの巨木。通常の寿命は30年ほどだが、樹齢130年を超えた現在も、1本の木から約30箱(600kg)分のりん つがる市柏桑野木田
ごが収穫される。
りんご
355 観光資源
青森県
つがる市
022098
つがる市農産物直売所
356 観光資源
青森県
つがる市
022098
じょっぱり温泉
357 観光資源
青森県
つがる市
022098
つがる地球村
358 観光資源
青森県
つがる市
022098
高山参篭所
359 観光資源
青森県
つがる市
022098
稲わら細工体験
360 観光資源
青森県
つがる市
022098
津軽亀ヶ岡焼の陶芸教室
平成25年(2013)に改装オープンした直売所。約200名の市内の農家の方が毎日野菜を納入、新鮮で低価格
の農産物を提供。旬な季節に旬な野菜を味わうことができる。農産物以外にも、昔ながらのおやつ「しとぎ
つがる市柏下古川花崎112-2
餅」、スイーツ、お土産品なども販売。
柏地区の公共温泉。岩木山の静かなふもと、津軽平野のほぼ中心に位置する。カラフルな色の建物が人目
つがる市柏桑野木田若宮258-2
を引く。あふれ出るお湯は心身を温め、疲れを癒してくれる。津軽の四季折々の景色と湯量豊富な天然温泉
がお楽しめる。 新小戸六ダム周辺に広がる滞在型リゾート施設。イベントが開催される地球村円形劇場(野外)をはじめ、国
際交流広場、テニスコート、パターゴルフ場、オートキャンプ施設、テントサイト、トレーラーハウス、コテージ、 つがる市森田町床舞藤山244
ホテル形式の宿泊施設、温泉あり。
つがる地球村
宿泊施設。客室数、和室 36。収容人員 一般 150名 団体 200名。 駐車場150台。 つがる市牛潟町鷲野沢147-2
稲わらでわらぞうり作りをする。
つがる市稲垣町豊川宮川42-3
木造町縄文館で縄文の文様や色彩、形をモチーフにした「津軽亀ヶ岡焼」を体験できる。 つがる市木造館岡上沢辺21しきろ庵
361 観光資源
青森県
つがる市
022098
高山稲荷神社参籠所
362 観光資源
青森県
つがる市
022098
出来島海岸の最終氷期埋没林
高山稲荷神社に付随した宿泊施設。つがる市牛潟町にある。五穀豊穣・海上安全・商売繁盛の守り神として
霊験あらたかな神社である。千本鳥居はとてもインパクトがあり一見の価値があり。遠方からも多くの方々が つがる市牛潟町鷲野沢147-2
訪れるため、宿泊も可能。 約28,000年前のエゾマツやアカエゾマツの針葉樹。1㎞に渡って眺めることができる。幅約30センチの泥炭層
つがる市木造出来島海岸
に1~2メートルの間隔で数千本が並ぶその風景は、埋没林の規模としては世界最大級といわる。貴重な樹
木の化石。 363 観光資源
青森県
つがる市
022098
木造駅はJR五能線の駅。亀ヶ岡石器時代遺跡から出土した遮光器土偶こと“シャコちゃん”の形をした迫力
ある駅。土偶本体は、目を点滅させて電車の発着をお知らせする「いらっしゃいビーム」で、お出迎え、お見送 つがる市木造房松10
りをする。本駅舎は東北の駅百選。
JR五能線木造駅
364 観光資源
青森県
つがる市
022098
昭和30年(1955)頃までは高野山九十九寺といわれ、和歌山県の高野山に対して西の高野山と呼ばれるよう
になった。毎年旧暦7月に大祭が行われ、山伏が煮えたぎる熱湯や燃え盛る火を身体に振りそそぐという荒 つがる市木造吹原屏風山1-244
行を行う。“黄泉の花嫁”として有名な寺。
西の高野山弘法寺
365 観光資源
青森県
つがる市
022098
縄文時代晩期に独特の文化が花開いた亀ヶ岡で制作される陶芸品。亀ヶ岡遺跡からの出土品は香り高い芸
術品として、学術的にも貴重とされる。この地に窯を持ち、日用食器から装飾的大壺、手作り遮光器土偶など つがる市木造館岡上沢辺21
を制作、販売する。
津軽亀ヶ岡焼
366 観光資源
青森県
つがる市
022098
車力漁港の南側に位置する海水浴場。チェスボローカップ水泳駅伝の会場にもなる。BGMが流れるマグア
ビーチは県内唯一のライフセーバーがいる海水浴場で、子供から大人までみんなが安心して海水浴を楽しむ つがる市富萢町地先
ことができる。シャワー室などの設備も充実。
マグアビーチ
367 観光資源
青森県
つがる市
022098
出来島海水浴場
368 観光資源
青森県
つがる市
022098
しゃりきサンセットドーム
津軽半島の日本海側に続く七里長浜の海水浴場。背後には垂直に切り立った高さ10メートルにも及ぶ断崖
が迫るために、雄大な日本海を楽しむことができる。夏にはカップルや家族で海水浴を楽しむ人が多く見られ つがる市木造出来島
る。シャワー室などの設備も充実。
マグアビーチ脇の小高い丘にあるドーム状の建物。アウトドアでキャンプもできるシーサイドコミュニティーセ
ンターサンセットドーム。眼下には雄大な日本海が見え、ここから見る日本海の夕陽は圧巻。 つがる市富萢町屏風山1-1
369 観光資源
青森県
つがる市
022098
呑龍岳展望台
370 観光資源
青森県
つがる市
022098
しゃこちゃん温泉
津軽国定公園指定の景勝地を臨む展望台。美しい海岸線など持つ車力地区では、その景勝を最も良く眺望
することができる。遠浅の海岸が七里も続く七里長浜や、砂丘育ちの屏風山メロンで知られている屏風山な つがる市車力町
どが一望でき、その雄大な景観は圧巻。
つがる市役所の前にある日帰りの入浴施設。神経痛・筋肉痛など様々な症状に効用がある。またロビーには
つがる市字若緑52
しゃこちゃんそば屋があり、しゃこちゃんそばやがっぱどそばなど津軽ならではの商品も販売される。
22
出来島海岸の最終氷期埋没林
通番
カテゴリー
県
市町村
青森県
つがる市
地方公共団
体コード
地域資源名
資源の概要
所在地
地域産業資源の内容の指定
371 観光資源
022098
つがる市営の入浴施設。老若男女誰もが心のふれあいを通して、遊び心、健康を認識できるよう様々な工夫
つがる市車力町花林48
がなされ、各々の効能や好みに合った浴槽が選択できる。泡風呂、打たせ湯、寝湯など様々な湯船がある。 しゃりき温泉
372 観光資源
青森県
つがる市
022098
おらほの湯
373 観光資源
青森県
つがる市
022098
つがる地球村温泉藤山邸
374 観光資源
青森県
つがる市
022098
あずましの里温泉いい湯だな
375 観光資源
青森県
つがる市
022098
屏風山温泉
日帰りの入浴施設。森田地区の小高い丘に位置し、岩木山を一望。季節によってリンゴ風呂やオレンジ風呂
つがる市森田町森田月見野290-1
など、個性豊かな温泉を楽しむことができる。 つがる地球村にある温泉宿泊施設。ツルツルとしたお湯で、美人の湯ともいわれる。神経痛、筋肉痛、関節
つがる市森田町床舞字藤山244
痛、捻挫、冷え性など 症状に効用がある。雄大な自然に囲まれ、木の匂いが香り、心身ともにリフレッシュさ
れる。
日帰りの入浴施設。中は広々とした浴場で温泉の感触はツルツルとし、肌をなでる感触が気持ち良くてつい
つい長く入ってしまう。また時々浴槽にリンゴなどが浮かんでいることなどもある大変ユニークな温泉。 つがる市木造藤田28
黄色い建物がとても印象的な入浴施設。津軽の大自然を背景にゆったりとくつろぐことができ、湯治客も多い
つがる市木造浦舟58-2
温泉宿。温泉・料理と思う存分満喫することができる。 376 観光資源
青森県
つがる市
022098
国道101号線に面した日帰り入浴施設。つがる市だけでなく五所川原市など近隣の市町村からの常連客も多
い温泉。つるつる感の高い温泉で、お湯はかなり熱めのため長湯はできないが、豪快に注がれる湯口の滝 つがる市柏下古川絹森55-3
の様子は、見ているだけで爽快感あり。
柏温泉
377 観光資源
青森県
つがる市
022098
推定樹齢1000年のタモ。樹高14m、周幹7.6mの日本最大級のヤチタモ「一本タモ」。津軽藩二代目藩主信政
公が津軽平野の開拓をした時、実地調査の目印にしたとされる。「乳の出る神様」として崇められ、子孫繁栄 つがる市稲垣町豊川地内
のシンボルとして住民の信仰を集める。
一本タモ
378 観光資源
青森県
つがる市
022098
300年ほど前に造林した保安林。日本海からの潮風と飛砂を防ぐために丘陵地帯に植林し、「びょうぶ」をめぐ
らしたようだとして屏風山とよばれる。 スイカの産地としても有名。昼夜の寒暖差が大きいため糖度が増し、 つがる市
高い甘み・みずみずしさが特徴。 屏風山の砂防林
379 観光資源
青森県
つがる市
022098
延宝年間 (1672) 津軽四代藩主信政が造営した神社。 津軽三新田 (木造・金木・俵元) の開発にあたり、新
田開発五穀成就の御祈願とした。三度の火災に類焼もしたが、のち再建。境内には、 歴代藩主が手植えたと つがる市木造種取62
する松・銀杏の大木が繁茂。
三新田神社
380 食資源
青森県
つがる市
022098
381 観光資源
青森県
つがる市
022098
382 観光資源
青森県
つがる市
022098
平成2年(1990)にデビューした青森県オリジナルの地鶏。養鶏が盛んな青森県五戸町にあった旧県畜産試
験場(現在の畜産研究所)が、20年もの歳月をかけて育成。「横斑シャモ」が父鶏、横斑プリマスロック」が母鶏 つがる市
で、良いところを併せ持つ。
青森シャモロック
つがる市生涯学習交流センター「松の館」 交流施設。JR本木造駅より車で10分、徒歩で30分。青森空港より車で90分。浪岡ICより車で90分。駐車場
(76台) 交流施設。 地域の文化交流と生活向上を考えた多目的施設で、各種研修会等でも利用可能。
柏ふるさと交流センター
つがる市木造若緑52番地
つがる市柏広須松元102-1
383 食資源
青森県
つがる市
022098
つがる市産のナガイモ。砂丘地帯・屏風山地域で栽培されていて、安定した産地としても高い市場評価を受
ける。雪のように真っ白で粘りが強くアクがなく、みずみずしさと、シャリシャリした食感が特徴。つがる市ブラ つがる市内各所
ンド農産物8品目の1つ。 ナガイモ
384 観光資源
青森県
つがる市
022098
天皇山
385 観光資源
青森県
つがる市
022098
懸河遺跡
丘のような山。標高56.7m。「東日流平群史」には、壇ノ浦での源平合戦に敗れた安徳天皇が安東水軍に守ら
れてこの地に逃れ、この地にお宮を作ったという伝説が記される。山頂には稲荷神社拝殿があり、地域の年 つがる市木造
寄りの憩いの場となっている。 現在微高地になっている遺跡。標高2m。古い時代には古十三潟ともいわれ、標高も低く湿地帯であったとさ
つがる市稲垣町千年懸河地内
れる。出土品は、土師器の破片が多く、須恵器片・擦文器片などが見られる。 386 観光資源
青森県
つがる市
022098
樹齢不詳のカシワ。1576年に津軽藩主為信が領内巡視の際、心を引き寄せられたのがこの古木「柏の木」。
それ以来、この地を発祥に4世紀にわたる津軽新田開発が進められ、柏村(現在はつがる市柏)という地名の つがる市柏広須地内
起源になった。現在は公園等がある。
柏の木
387 観光資源
青森県
つがる市
022098
縄文前期から中期頃の遺跡。特筆すべきは、時代が途切れることなく様々な形の土器が出土している連続
性と保存状態の良さ。219点もの土器を中心とする遺物が国の重要文化財に指定。美しい形を残す遺物たち つがる市森田町床舞石神地内
は歴史の豪快さを静かに語りかけよう。 石神遺跡
388 観光資源
青森県
つがる市
022098
砂里器工芸 しゃりきびいどろ
宙吹きの技法用いたガラス工芸品。砂を焚き上げ、古くから受け継がれてきた宙吹きの技法。技術と品質の
良さは平成8年(1996)の「日本全国むらおこし展」で、特産品コンテスト最高賞の通商産業大臣賞を受賞しま つがる市豊富町屏風山1-273 むらおこし拠点館 フラット
した。緑の上品な光沢が魅力。 23
青森シャモロック
通番
カテゴリー
県
市町村
地方公共団
体コード
地域資源名
資源の概要
所在地
地域産業資源の内容の指定
389 食資源
青森県
つがる市
022098
ゴボウ
390 食資源
青森県
つがる市
022098
コメ
つがる市産のゴボウ。屏風山周辺に広がる砂丘で育ち、サクサクした歯ごたえが特徴。主力品種は長根種の
「GQ柳川理想」。尻部まで肉付きが良く、ひげ根が少ない。冷涼を好むゴボウにとって、つがる市の気候は最 つがる市内各所
適条件。ブランド農産物8品目の1つ。
つがる市産のコメ。青森県産米の「つがるロマン」を中心に作付けされる。食味にばらつきが少なく、味、粘
つがる市内各所
り、柔らかさが良いお米。主力品種「つがるロマン」はコシヒカリの孫にあたる品種で、ブランド農産物8品目の
1つ。 391 食資源
青森県
つがる市
022098
砂丘地帯の屏風山地域を中心に作付けされるスイカ。昼夜の寒暖差が大きいため糖度が増し、高い甘み・み
ずみずしさが特徴。品種は縞王系が多く栽培され、特徴は果肉の発育の良さと、肉質がきめ細かく日持ちに つがる市屏風山地域
も優れる。ブランド農産物8品目の1つ。
スイカ
392 食資源
青森県
つがる市
022098
つがる市産のネギ。砂丘地のネギは柔らかく、一部は氷温処理により鮮度保持や旨みを増した「氷温ネギ」と
して出荷される。栽培している「元蔵」は、耐病性・耐寒性に強く、軟白部及び衿の締まりが良い品種。ブラン つがる市内各所
ド農産物8品目の1つ。
ネギ
ねぎ
393 食資源
青森県
つがる市
022098
メロン
394 食資源
青森県
つがる市
022098
リンゴジュース
395 食資源
青森県
つがる市
022098
牛蒡めん美人
396 観光資源
青森県
つがる市
022098
れんか会館
つがる市産のメロン。全国有数のメロンの産地で多数の品種が作付けされる。高品質で香りが良くとろけるよ
うな甘さが特徴。主力品種の「タカミ」は、果肉が緑色で、肉質はしっかりとしていて日持ちが良く、糖度は16 つがる市内各所
度。ブランド農産物8品目の1つ。 つがる市特産のりんごのみを使った果汁100%使用のこだわりジュース。 つがる市森田町山田千歳9-3
むらおこし拠点館フラット(車力)で食べられる。 つがる市
れんか会館はむらおこし拠点館フラットのすぐ近くにあるため、フラットでイベント・買物など楽しんだ後にゆっ
つがる市豊富町屏風山1-237
たりとくつろぐ事ができ、大広間もあり、大、小宴会など様々な用途に利用可能。 397 観光資源
青森県
平川市
022101
縄文時代後期前半の遺跡。環状列石を主体とし、平川市から東方約8km、標高約260mの舌状台地上に所在
する。環状列石・石棺墓・土器棺墓が共存する例は国内でも非常に稀。生活の場とは切り離された「聖域」で 平川市新屋遠手沢
あり、多目的祭祀施設と推定される。
太師森遺跡
398 観光資源
青森県
平川市
022101
明治中期から昭和中期までに建てられた蔵。農家所有のもので、手入れの行き届いた庭と生垣との調和さ
れた美しい農村景観を形成する。
農家蔵群
平川市金屋地区ほか
399 観光資源
青森県
平川市
022101
猿賀公園
400 観光資源
青森県
平内町
023019
ケヤキ
401 観光資源
青森県
平内町
023019
観音のオンコ
402 観光資源
青森県
平内町
023019
ご家中のマツ
403 観光資源
青森県
平内町
023019
タタラの五本松
404 観光資源
青森県
平内町
023019
オンコ
405 観光資源
青森県
平内町
023019
松野木剣舞踊り
406 観光資源
青森県
平内町
023019
藤沢獅子舞
407 観光資源
青森県
平内町
023019
内童子獅子舞太刀振り
408 観光資源
青森県
平内町
023019
浅所権現舞餅搗き踊り
猿賀神社に隣接する公園で、春には鏡ヶ池・見晴ヶ池を取り囲む約330本の桜の花と池の噴水の景が美しく、
夏には鏡ヶ池に北限の和蓮が咲き誇りる。尾上地区の造園業者が共同で趣の異なる6つの庭園を作庭した 平川市猿賀石林・猿賀池上地内
造園の技術と庭園の見本となっている。
推定樹齢520年のケヤキの古木。高さ20m、太さ2.4m。
東津軽郡平内町小湊字小湊77(浄尊寺内)
推定樹齢300年のイチイの古木。高さ11m、太さ1.1m。
東津軽郡平内町小湊字観音地内
推定樹齢300年のクロマツの古木。高さ19m・太さ1.1m。
東津軽郡平内町小湊字小湊地内(旧法務局前)
推定樹齢110年のクロマツの古木5本。高さ15.5mから20.5m、太さ0.5mから0.7m。
東津軽郡平内町白砂字白砂地内
推定樹齢250年のイチイの古木。高さ10.4m、太さ0.78m。
東津軽郡平内町大字東滝字滝48
甲斐の国より、奥州糠部郡の領主南部家に伝わり、約130年前、平内郷に伝わる。
東津軽郡平内町
約700年前、浄土宗の流れをくむ時宗の開祖一遍上人が踊り念仏を行い、藤沢にも立ち寄った時のものとい
東津軽郡平内町
われている。
天明の頃、藩から指導に来て習ったものが現在のものとされる。
東津軽郡平内町
江戸時代末頃、南部地方から来た伯楽が伝授したとされるもの。
24
東津軽郡平内町
メロン
通番
カテゴリー
県
市町村
地方公共団
体コード
地域資源名
資源の概要
所在地
409 観光資源
青森県
平内町
023019
夏泊半島、椿山は、海岸に面した傾斜地を中心に1万数千本のヤブツバキにおおわれ、ここを分布の北限と
していることから『ツバキ自生北限地帯』として国の天然記念物に指定。椿山海岸は、平成8年(1996)「日本 東津軽郡平内町
の渚百選」に認定された美しい海岸。
夏泊半島
410 観光資源
青森県
平内町
023019
浅所海岸
411 観光資源
青森県
今別町
023035
大銀杏の木
412 観光資源
青森県
今別町
023035
大開城跡
413 観光資源
青森県
今別町
023035
今別八幡宮狛犬2対
夏泊半島の東側付け根にある遠浅の海岸。白鳥渡来地として知られ、毎年10月中旬頃シベリア方面より渡
来し、3月下旬頃まで白鳥とのふれあいが楽しめる。『小湊のハクチョウおよびその渡来地』として国の特別天 東津軽郡平内町
然記念物にも指定。
樹齢約4~500年のイチョウ。樹高15m、幹周囲6.75m。
東津軽郡今別町大字大川平字村元
城跡。総面積約10,000㎡。西側傾斜に沿った濠と丘陵基部北東の突出尾根を切断する濠によって区画され、
東津軽郡今別町大川平字西大川平山国有林
単郭の郭で東西150m、南北150m。
明暦4年(1658)と万治2年(1659)に奉納された狛犬二基一対。山岸屋太兵衛奉納一対は、高さ48cm、長さ
43cm、巾15cm。上林武兵衛奉納一対は、高さ42cm、長さ39cm、巾15cm。
東津軽郡今別町大字今別字今別
414 観光資源
青森県
今別町
023035
貞伝上人作石佛
415 観光資源
青森県
今別町
023035
善導大師・圓光大師の座像
416 観光資源
青森県
今別町
023035
石仏薬師如来像
417 観光資源
青森県
今別町
023035
愍栄上人作観音像
418 観光資源
青森県
今別町
023035
船絵馬
419 観光資源
青森県
今別町
023035
ホウノキ
420 観光資源
青森県
今別町
023035
岩屋観音
421 観光資源
青森県
今別町
023035
だるま滝
422 観光資源
青森県
今別町
023035
高木恭造文学碑
423 観光資源
青森県
今別町
023035
袰月海雲洞釈迦堂
424 観光資源
青森県
今別町
023035
今別川
425 食資源
青森県
今別町
023035
今別昆布
426 観光資源
青森県
今別町
023035
今別八幡宮
427 観光資源
青森県
今別町
023035
高徳山正行寺
良船貞伝上人は享保3年(1718)に29歳の若さで今別本覚寺中興開山第5世の住職となり勤行の傍ら仏像
等の彫刻をした。
貞伝上人作の石佛としては貴重であり、偉業を知る上でも重要である。
東津軽郡今別町大字今別字今別119
宝永4年(1707)に佛師中川吉太(衛)により制作された座像。善導大師の座像、木彫、高さ27cm、横25cm、
巾19cm。圓光大師の座像、木彫、 高さ27cm、横25cm、巾19cm。
東津軽郡今別町大字浜名字浜名
制作年代不明の石仏。高さ80cm、横90cm、巾90cm。
東津軽郡今別町大字今別字西田
愍栄上人制作とされる二股の観音像。一本目は、高さ60cm、横22cm、巾16cm。二本目は、高さ48cm、横
29cm、巾24cm。
東津軽郡今別町大字大川平字二股
明治期に制作された絵馬。(大)縦48cm、横65cm。(中)縦28cm、横37cm。(小)縦23cm、横29cm。希少価値 東津軽郡今別町大字袰月字袰村元
あり。
樹齢不明のホウノキ。浜名地区がある。樹高約16m、胸高周囲 4.48m。
東津軽郡今別町大字浜名字浜名
津軽三十三観音の二十一番札掛所。天然の岩の中に埋もれているような小さなお社。
東津軽郡今別町大字奥平部字砥石
鬼泊トンネルから奥平部地区に行く途中にあり、よく見るとだるまのような形をしている滝。
東津軽郡今別町大字奥平部字砥石
津軽方言詩人高木恭造文学碑。高野崎キャンプ場に立つ。
東津軽郡今別町
鋳釜崎と高野崎の中間にあり、釈迦如来を本尊に祀ってある堂宇。
東津軽郡今別町大字袰月字袰月元98-1
津軽海峡に流れる河川。アユ、ウグイ、イワナ、四季折々に楽しめる、太公望が賑わうスポット。
東津軽郡今別町
良質のだしとれる昆布。名僧本覚寺五代貞伝上人が、漁獲の不安定に苦しむ漁師達の生活を安じ、読経とと
東津軽郡今別町
もに海に紙片をまいたところ、それが昆布になったという伝説がある。
丘陵の突端に建立され宮社。前に今別川があり、後には中沢があって敵を防ぐには屈強な場所であったとさ 東津軽郡今別町今別今別19
れる。
天保3年(1683)に釈浄閑律師により開基した寺。海沿いにあり、真宗大谷派に属す。
東津軽郡今別町大字今別字西田217-2
428 観光資源
青森県
蓬田村
023043
築城不明の城址。南北朝時代の豪族の居館だったと伝えられる。天正13年(1585)に津軽為信の支配下とな
る。出土遺物は縄文時代の土器や石器、土師器、恵寿器、擦文土器、中国産の白磁と青磁。鉄製品として、 東津軽郡蓬田村
鋤、短刀、鉈が発見されている。
蓬田城跡
429 観光資源
青森県
蓬田村
023043
小館遺跡
古代の遺跡。昭和46年(1971)に発掘調査が行われ、多数の擦文土器や土師器、鉄片、鉄滓、炭化したヒバ
材などが出土。竪穴住居跡や粘土で築いたカマド跡も発見。古代のアイヌとの交流や東北古代史に登場す 東津軽郡蓬田村
る蝦夷とも関連する遺構と考えられる。
25
地域産業資源の内容の指定
通番
カテゴリー
県
市町村
地方公共団
体コード
地域資源名
資源の概要
所在地
430 観光資源
青森県
蓬田村
023043
玉松海水浴場の西側の緑地公園。樹齢300年以上の老松、「玉松」があることから玉松台と呼ばれる。江戸
時代に灯台代わりの目印にしたと伝えられる。園内に日露戦争の戦没者の墓や忠魂碑が建つ。現在、古城
の沼の整備も進む。、
玉松台と古城の沼
東津軽郡蓬田村
431 観光資源
青森県
蓬田村
023043
平成13年(2001)に開館た交流施設。旧広瀬小学校校舎(改築当時は旧幼稚園校舎)を改築。農業、漁業、
林業の道具や、手作りの民具も多く収蔵。講堂は郷土芸能の練習場所などの場として、交流広場(旧校庭)
は子どもの遊びの場として開放する。
蓬田村文化伝承館
東津軽郡蓬田村広瀬字坂元24番地
432 観光資源
青森県
蓬田村
023043
龍沢山正法院
433 観光資源
青森県
蓬田村
023043
大倉岳・赤倉岳・袴腰岳
434 観光資源
青森県
蓬田村
023043
黒滝
435 観光資源
青森県
外ヶ浜町
023078
武者絵懸額
436 観光資源
青森県
外ヶ浜町
023078
付合い句懸額
437 観光資源
青森県
外ヶ浜町
023078
漁労懸額
438 観光資源
青森県
外ヶ浜町
023078
赤平清兵衛塔
439 観光資源
青森県
外ヶ浜町
023078
蟹田奉行所跡
440 観光資源
青森県
外ヶ浜町
023078
外ケ浜道跡(あかふら峠)
441 観光資源
青森県
外ヶ浜町
023078
鍛冶屋の一本松
442 観光資源
青森県
外ヶ浜町
023078
皀莢
443 観光資源
青森県
外ヶ浜町
023078
専念寺山門と仁王尊像
444 観光資源
青森県
外ヶ浜町
023078
外ケ浜道跡(観瀾山下)
445 観光資源
青森県
外ヶ浜町
023078
東風留舘跡 1
446 観光資源
青森県
外ヶ浜町
023078
大平山元Ⅰ遺跡出土土器
447 観光資源
青森県
外ヶ浜町
023078
観音菩薩坐像
448 観光資源
青森県
外ヶ浜町
023078
推定樹齢600年の黒松 長寿の松
449 観光資源
青森県
外ヶ浜町
023078
夫婦松
450 観光資源
青森県
外ヶ浜町
023078
藤嶋の藤
451 観光資源
青森県
外ヶ浜町
023078
荒馬
452 観光資源
青森県
外ヶ浜町
023078
龍飛埼灯台
慶長18年(1613)、長勝寺14世聖岩雲祝和尚によって開かれた曹洞宗の寺院。寛文2年(1662)に現在地に移
転。松前候の参勤交代の休憩所として、航海の安全を祈願。寺宝として円空制作の観音菩薩座像があり、県 東津軽郡蓬田村阿弥陀川字汐干29
文化財に指定。
ブナ林を抜け山頂に立てば、北は津軽海峡、北海道。東は下北半島、陸奥湾。南は八甲田、津軽平野、西は
東津軽郡蓬田村
十三湖、日本海の大パノラマが広がる。
心ときめく感動の瞬間、荘厳な黒滝。
東津軽郡蓬田村
安政から文久にかけて奉納されたもので、その当時の交流や民間信仰が窺える。
東津軽郡外ヶ浜町蟹田大平山元74-2
公開 嘉永、文久年間に俳句を嗜む人々がいたことを物語る。
東津軽郡外ヶ浜町蟹田田ノ沢35-1
明治39年(1906)に遭難した鱈漁の乗組員が奉納したもの。
東津軽郡外ヶ浜町蟹田塩越210
江戸末期の廻船業者の墓で、上方の石材を用いている。
東津軽郡外ヶ浜町蟹田塩越82-4
寛政年間におかれた奉行所の跡。
東津軽郡外ヶ浜町蟹田上蟹田39-2
松前藩が参勤交代に利用した道跡。
東津軽郡外ヶ浜町蟹田塩越427-2
街道沿いの松並木の一部樹齢五百年。
東津軽郡外ヶ浜町蟹田鰐ヶ淵27
住吉神社の御神木で中部地方より南に生息するマメ科の植物大阪から勧請したことを物語る。
東津軽郡外ヶ浜町蟹田小国山崎79-1
安政年間に建造されたもの。
東津軽郡外ヶ浜町蟹田下蟹田86
松前藩が参勤交代に利用した道跡。
東津軽郡外ヶ浜町蟹田中師宮本
安東水軍が舘を構えたと伝えられる。
東津軽郡外ヶ浜町蟹田塩越427-2
平成10年(1998)年出土の縄文時代草創期の土器。
東津軽郡外ヶ浜町蟹田大平沢辺34-3
寛文6年(1666)に円空が制作。福昌寺。
東津軽郡外ヶ浜町平舘門の沢
松前藩が参勤交代に利用した道跡沿いの松並木。
東津軽郡外ヶ浜町平舘田の沢
クロマツとアカマツがまるで円満な夫婦のように寄り添ってみえる。
東津軽郡外ヶ浜町平舘田の沢
樹齢250年以上、高さ15m、幹周1.5m。
東津軽郡外ヶ浜町宇鉄藤嶋
8月上旬に田植えの後の喜びと村中の安全を祈願のために実施。保存会20名。
東津軽郡外ヶ浜町三厩増川
日本の灯台50選にも選ばれた。詩情あふれるこの灯台は、津軽海峡を行き交う船の安全を見守る。
26
東津軽郡外ヶ浜町三厩龍浜
地域産業資源の内容の指定
通番
カテゴリー
県
市町村
地方公共団
体コード
地域資源名
資源の概要
所在地
地域産業資源の内容の指定
453 観光資源
青森県
外ヶ浜町
023078
本州と北海道を結ぶ世界最長の海底トンネルの記念館。トンネル内の様子や完成までを立体模型や映像、
パネル等で紹介している。ケーブルカーで海面下140mの展示ゾーンに下りる「体験坑道」は実際に使われた 東津軽郡外ヶ浜町字三厩龍浜99
作業坑を見学でき迫力満点。
青函トンネル記念館
454 観光資源
青森県
鰺ヶ沢町
023213
赤石渓流
455 観光資源
青森県
鰺ヶ沢町
023213
北限の天然杉
456 食資源
青森県
鰺ヶ沢町
023213
イカメンチ
世界自然遺産白神山地から流れ出る渓流。赤石川を上流に進むとイトウやアユの養殖場があり、その隣に
大然(おおじかり)河川公園がある。自然観察館「ハロー白神」があり、「時忘れの眺め」や「銀らんの流れ」な
どの景勝地や、「くろくまの滝」がある。
西津軽郡鰺ヶ沢町
くろくまの滝
北限のスギの生育地。樹齢約250年の杉を筆頭に天然更新がなされている。「矢倉山スギ遺伝資源保存林」
西津軽郡鰺ヶ沢町黒森
に指定。ブナ林のなかに忽然とあらわれる杉の巨木は見る物を圧倒する。
杉
津軽に伝わる家庭料理。イカのゲソをミンチにし、玉ねぎや人参等の野菜と小麦粉等で混ぜ合わせ、油で揚
西津軽郡鰺ヶ沢町
げた惣菜。イカの風味と野菜の甘味、油で揚げた香ばしさで、食べ始めると止まらない美味しさ。
457 観光資源
青森県
深浦町
023230
斉明帝4年(658)舟師180艘を率いた安倍比羅夫がこの山の上から遥か海上を睨みながら蝦夷平定の作
戦を練ったといわれている。また、日本海交易が盛んな頃には、船頭たちがこの山に登り、航海の日和を判じ 西津軽郡深浦町
たといわれている。
日和見山跡
458 観光資源
青森県
深浦町
023230
元城跡
459 観光資源
青森県
深浦町
023230
御仮屋跡(無為館)
460 観光資源
青森県
深浦町
023230
六所の森
中世から戦国期にかけての山城跡で、周囲三方が急崖に囲まれた海岸段丘に立地している。南側の丘陵
には、幅45mの5重の空堀が、今なおその姿を残している。また、周辺から、中国産の青磁・白磁、瀬戸焼、 西津軽郡深浦町深浦元城
越前焼の陶磁器が採集されている。
寛永12年(1635)奉行所が設置されたが、後に津軽藩主逗留の際の仮の館となったことからこの名がつい
西津軽郡深浦町大字深浦字岡町
た。九代藩主寧親(やすちか)がこの地を気に入り、自筆の「無為」の額を掲げさせたところから無為館とも呼
ばれている。
昭和49年8月16日、深浦町文化財に指定。 西津軽郡深浦町
461 観光資源
青森県
深浦町
023230
宝泉寺の千鳥塚(芭蕉塚)
462 観光資源
青森県
深浦町
023230
北金ヶ沢の追分碑
463 観光資源
青森県
深浦町
023230
北金ヶ沢の古碑群
明和4年(1767)深浦の俳人竹越里圭らによって建てられたもので、碑右側に「闇の夜や巣を満堂はして啼
千鳥」と刻んであることから、千鳥塚と称し、津軽地方最古の翁塚であるといわれている。西海岸は早くから 西津軽郡深浦町
風流の士を輩出しており、当時の深浦の文化水準の高さを物語っている。
藩政時代に主要道路の分岐点に建てられた道標であり、旧街道から千畳敷に降りる道路の分岐点に建っ
西津軽郡深浦町
ている。天保14年(1743)に金井ヶ沢村の庄屋により建てられたもので、「追分、右大戸瀬、左深浦通」と彫ら
れている。
南北朝時代の供養碑22基で、北金ケ沢地域から出土したものを集め、薬師堂の境内に安置されている。紀
西津軽郡深浦町
年の明確なものは文和2年(1353年)から康安元年(1389)の8基となっている。
464 観光資源
青森県
深浦町
023230
森山城の築城年は不詳だが、古文書に文明5年(1470)に「森山館」の名称が記載されている事から少な
くともこれ以前から存在していたと思われる。
西津軽郡深浦町森山
森山城跡(茶右衛門館)は、昭和51年(1976)に深浦町指定史跡に指定されている。
森山城跡
465 観光資源
青森県
深浦町
023230
菊池刑部の墓
466 観光資源
青森県
深浦町
023230
賽の河原
菊池刑部の墓碑は、岩崎下地区竜王寺の境内にある。菊池氏は、津軽為信の統一事業に協力し、岩崎関
所番に任ぜられた。菊池氏は、津軽藩の中堅家士として任え、石高は百石。この墓碑は、11代の子孫菊池新 西津軽郡深浦町
太郎が深浦町奉行として赴任した際に、先祖を顕彰して建てたものである。
森山海岸ガンガラ穴の上、日本海を一望できる場所に、海岸地帯では非常に珍い「賽の河原」がある。毎年
西津軽郡深浦町
8月23日、24日の両日は、大祭が催され、全国各地から、たくさんの慰霊者が訪れる。
467 観光資源
青森県
深浦町
023230
大間越関所跡
468 観光資源
青森県
深浦町
023230
岩崎武甕槌神社石鳥居
469 観光資源
青森県
深浦町
023230
深浦港一本杭
江戸時代には関所が置かれていた場所。当時は碇ヶ関・野内とともに「津軽三関」と呼ばれていたが、遺構
は老松を残すのみ。日本海を見下ろす崖の上で、町の花フクジュソウが約3000本咲き誇る。青森県内でもっ 西津軽郡深浦町
とも早い開花が見られる。
昭和51年12月24日、深浦町文化財に指定。 西津軽郡深浦町
帆船時代に北前船による日本海交易が盛んであった頃、港に出入りする船が安全のため利用した岩浜に
西津軽郡深浦町
打たれた重要な棒杭。北前船は一番杭で帆を降ろし、二番杭、三番杭と順次綱を掛け替えながら入港した。
27
イカ
通番
カテゴリー
県
市町村
地方公共団
体コード
地域資源名
資源の概要
所在地
地域産業資源の内容の指定
470 観光資源
青森県
深浦町
023230
弁天島
471 観光資源
青森県
深浦町
023230
千畳敷海岸
472 観光資源
青森県
深浦町
023230
横磯のエノキ
473 観光資源
青森県
深浦町
023230
夫婦イチョウ
案内板によると「港口に位置するこの岩島は弁財天鎮座の島としてて安東水軍盛んな時代からすでに「安
東船守護深浦弁天島」と称され崇敬されていた。藩政時代の享保元年(1716年)町の船問屋や漁民は航海
安全、豊漁祈願のための弁財天を祀る小祀を建てた。昭和13年修復されたとき、その造りの見事さは工匠
を感嘆せしめたと言う。 津軽深浦 」とある。弁財天とは、七福神の一人で元々インドの神で河の守護神とし
西津軽郡深浦町
て信仰されていた事から日本でも海岸、港、島、川、池など水に関係が深い土地の守護神として祭られる例
が多く、神仏習合時代には、同じ水神である市杵嶋姫命と習合していた(当社は不詳)。本来、明治初頭に発
令された神仏分離令により仏教色の強い弁財天は廃される対象になるのだが、深浦の弁天島では鳥居や社
殿の形状から現在でも神社として弁財天が祀られている。弁天島は、昭和49年(1974)に深浦町指定記念
物(名勝)に指定されている。
凝灰質の泥岩で寛政4年の地震で地盤隆起し、千畳敷と呼ばれる奇観を呈す。日本の夕陽百選・日本の水
西津軽郡深浦町北金ケ沢榊原
浴場55選に認定された。
現在では樹齢200年以上。 西津軽郡深浦町横磯字下岡崎
道を挟んで左右に一株ずつ立っている。いずれも株立ち。樹齢も比較的若そうだ。
案内板によると、昔、3人の杣人(そまびと)が鉞(まさかり)でイチョウに穴を開け、蜂蜜を採ったという。
西津軽郡深浦町岩坂
474 観光資源
青森県
深浦町
023230
深浦町には縄文時代を中心として、約16ヵ所の遺跡及び埋蔵文化財包蔵地が知られている。
このなかでも広戸台の「一本松遺跡」の発掘調査は、昭和51年から町教育委員会が日本考古学協会員の
西津軽郡深浦町
新谷雄蔵氏の協力を得て行われたが、宮城県を中心に栄えた大木系の北上そして青森県・北海道南部にま
たがって発達した円筒系土器との融合、外来文化と土着文化との交流や移行をみるうえで極めて重要な遺
跡である。
一本松遺跡
475 観光資源
青森県
深浦町
023230
深浦のネブタ祭り。8月1日から7日まで子ども会によって運行。形態は青森や弘前のものと変わりないが、
ネブタ囃子は非常に異なる旋律とリズム持ち。深浦は往路の「進軍」と復路の「凱旋」の2種類があり、ネブタ 西津軽郡深浦町
囃子は極めてゆっくりとしたテンポ。
深浦ネブタ
476 観光資源
青森県
深浦町
023230
おぼつなこ(産土講)
477 観光資源
青森県
深浦町
023230
大間の獅子踊り
478 観光資源
青森県
深浦町
023230
津軽深浦北前太鼓
479 観光資源
青森県
深浦町
023230
ねぶた踊り
480 観光資源
青森県
深浦町
023230
花上げ踊り
481 観光資源
青森県
深浦町
023230
御慶山踊り
482 食資源
青森県
深浦町
023230
ふかうら雪人参
483 観光資源
青森県
西目屋村
023434
暗門祭
484 観光資源
青森県
西目屋村
023434
カヌージャパンカップ大会
産土様の精進日に行う祭り。海の男たちが豆しぼりのはち巻にゴヘイを差し、海で身を清め、“サイギ”“サイ
西津軽郡深浦町
ギ”の掛け声も勇ましく太鼓を打ち鳴らし町内を練り歩き、神社に裸参りをする。
300年前に大和の住人が伝授したといわれる獅子踊り。大和の住人が裏日本を航行中に深浦の横磯海岸で
西津軽郡深浦町
遭難。この乗組員が長期にわたってもてなしてくれた横磯の人たちへのお礼に獅子道の巻物を授けたとされ
る。
創作太鼓集団。江戸中期に上方と蝦夷地を結ぶ交易船「北前船」が風待ち湊深浦に経済・文化等様々な影
西津軽郡深浦町
響をもたらしたため、その名を冠し、地域づくりへの情熱を太鼓の響きに託し、ふるさとに新風を巻き起こそう
と結成された。
極めてゆっくりとしたテンポで独特の雰囲気を醸す「深浦ネブタ囃子」の旋律に合わせて優雅に舞う「深浦ね
ぶた踊り」は、地元婦人会有志によって創作された新しい芸能である。
西津軽郡深浦町
300年以上の歴史を誇る五穀豊穰を願う由緒ある踊り。笛や太鼓に合わせ、若者たちが勇壮華麗に踊る。
西津軽郡深浦町岩崎
古くから伝わる独特のしぐさを持つ盆踊り。天候の無事と山の幸が授かるよう御山(白神岳)に祈る踊り。
西津軽郡深浦町岩崎
ふかうら雪人参は、12月から翌3月までの冬期間に収穫される。1本ずつ手で掘り起こしている。
西津軽郡深浦町
暗門神社の例祭。県立自然公園指定を機に、様々なアトラクションを加えた一大イベントに変更。現在は9月
中津軽郡西目屋村
第3日曜日に「アクアグリーンビレッジANMON」で開催。商工会女性部によるマイタケ鍋など、おいしいものが
盛りだくさん。
平成10年(1998)より開催されるカヌーの大会。名坪平運動公園に隣接する岩木川に約500mの特設コースを
中津軽郡西目屋村
整備。現在ではワイルドウォーター、スラロームの2種目の全国大会(ジャパンカップ)が開催される。
485 観光資源
青森県
西目屋村
023434
豊作祈願の神事及び付随イベント。高さ33mの白絹のような乳穂ヶ滝。滝の裏の自然の洞窟には不動尊がま
つられる。冬に乳穂のように氷結することからこの名があり、昔からその太さ、形状等によってその年の津軽 中津軽郡西目屋村
の作物の豊凶が占われてきた。
乳穂ヶ滝氷祭
486 観光資源
青森県
西目屋村
023434
岩木川沿いの洞窟にある大変めずらしい御堂。藩政時代に、唐牛三左衛門が南部で木戸の上に座し2本の
角がある神馬を買い求めたが、めまいを起こし落馬し、気がつく馬は川沿いの洞窟に倒れていた。岩谷内に 中津軽郡西目屋村田代
お堂を建てて馬の霊を弔ったとの由来。
岩谷観音
487 観光資源
青森県
西目屋村
023434
不識塔(つかさの塔)
斉藤主の川原平開拓記念塔。大正元年(1912)に完成。高さ20.8m、総レンガ造りの塔の基底部には、大正8
年(1919)に没した斉藤主の遺言で、遺体を永久保存処置の上で埋葬されてたが、昭和55年(1980)に遺族に 中津軽郡西目屋村大字川原平字大川添
よって弘前市内の寺に移す。
28
千畳敷海岸
通番
カテゴリー
県
市町村
青森県
西目屋村
地方公共団
体コード
地域資源名
資源の概要
所在地
地域産業資源の内容の指定
488 観光資源
023434
樹齢は400年超のブナ。津軽峠から3分ほどの所にあり、直に触れてみると、その静かながら力強い生命力に
中津軽郡西目屋村川原平鬼川辺国有林
圧倒される。
マザーツリー
489 観光資源
青森県
藤崎町
023612
唐糸御前史跡公園
490 食資源
青森県
藤崎町
023612
ときわにんにく
鎌倉時代の伝説にまつわる史跡公園。唐糸御前史跡公園は、藤崎町の西側にあり、鎌倉時代の「北条時頼
南津軽郡藤崎町藤崎二本柳
の回国伝説」にまつわる「唐糸御前の伝説」を今に伝える。
商標登録されたニンニク。品種は「福地ホワイト六片種」。雪のように白く、粒が大きいのが特徴で、とりわけ
県内随一の品質を誇る。
南津軽郡藤崎町
にんにく
491 観光資源
青森県
藤崎町
023612
大関大の里の顕彰碑が建つ神社。身長わずか161cm、体重97kgと小兵ながら、「肉体と力には限界がある、
しかし技には限界がない。」と、努力と精進により大関となる。碑前では、毎年8月5日、大の里を目指した「津 南津軽郡藤崎町藤崎字若前15-1、15-2
軽地区少年相撲大会」が開催される。
鹿島神社
492 観光資源
青森県
藤崎町
023612
安倍氏創建の神宮。平安時代末期前九年の役で、源頼義・義家の軍勢に敗れた奥州の豪族安倍氏の遺児
高星丸が領内の鎮守として創設したと伝わる。社殿は藤崎城の土塁跡の斜面にあり、暦応3年(1340)の板 南津軽郡藤崎町藤崎字四本松105-5、105-6
碑、安東氏顛末記、二十三夜塔などがある。
藤崎八幡宮
493 観光資源
青森県
藤崎町
023612
堰八太郎左右衛門安高の霊をまつる神社。慶長14年(1609)浅瀬石川から藤崎堰に、用水を引き入れるため
に、「人柱」となった。文化後年(1808年)の堰神社嗣碑、樹齢400年以上の大銀杏、太郎左右衛門が人柱に 南津軽郡藤崎町藤崎字横松39
なる場面を描いた絵馬がある。。
堰神社
494 観光資源
青森県
藤崎町
023612
資料館。国際的木版画家・高木志朗と、農業の父と呼ばれた浅利崇の功績を紹介。浅利氏から寄贈された
蔵書1万4000冊の浅利文庫と、国際版画店でグランプリを受賞した高木氏の代表作「日本の鬼」を含む作品
約40点が公開されている。
常盤ふるさと資料館あすか
南津軽郡藤崎町大字水木字村元15-1
495 観光資源
青森県
大鰐町
023621
慶安3年(1650)に津軽三代藩主信義が建立した高伯寺に由来する寺院。「大鰐の大日様」として篤い信仰を
集める。明治4年(1871)、神仏分離の際、弘前市から大円寺が移り、本尊は、国指定重要文化財。ヒバ材を 南津軽郡大鰐町蔵館村岡12
使用し、都の仏師が彫ったものか。
大円寺
496 観光資源
青森県
大鰐町
023621
青森県自然公園。5月の下旬には色鮮やかなつつじが全山に咲き乱れる。20数種類、約1万5000本以上のつ
つじの名所。300種類を超える植物が育成しており、茶臼山自然植物園も併設。69の俳句を刻んだ石が山頂 南津軽郡大鰐町大字大鰐茶臼館
へ導く遊歩道「俳句の小径」もがある。
茶臼山公園
497 観光資源
青森県
大鰐町
023621
石の塔
498 観光資源
青森県
大鰐町
023621
天然スギ・ヒバ混交保護林
夏越峠近くにある巨石。秋田県境国有保護林内の山頂に自然現出している。高さ24m、周囲74mあり、見るも
のを圧倒する一塊の巨岩。この辺りは巨岩、岩盤が多く一風変わった風景を見せ、山頂からは遠く白神山地 南津軽郡大鰐町
の風光を望む。
天然のスギとヒバが混生する保護林。針葉樹のみが混生する珍しい林相を誇る。その規模や林相は学術的
南津軽郡大鰐町
またとない、大変貴重な資料となっている。
499 観光資源
青森県
大鰐町
023621
昭和60年(1985)に竣工のゾーン型ロックフィルダム。ブナ林が生い茂るダム湖畔、静寂の山林は、まさに自
然の妙景をみせてくれる貴重なスポット。山あいを幾流もの清流が走り、ダム湖を潤す。そこはイワナやヤマ 南津軽郡大鰐町早瀬野
メを釣る人々などが訪れる隠れた名所。 早瀬野ダム
500 観光資源
青森県
大鰐町
023621
温泉熱を利用して育てられたモヤシ。津軽三代藩主信義が大鰐に湯治するときには、必ず献上したとされ
る。ローカロリーで栄養価の高く、歯触りもよく、味の良さ、品質の高さで多くの人に支持される。豊富な湯量
の温泉の熱によって大切に育まれる。
大鰐温泉もやし
南津軽郡大鰐町
501 観光資源
青森県
大鰐町
023621
湯魂石薬師堂
502 観光資源
青森県
田舎館村
023671
垂柳獅子踊り
津軽為信が建立した堂宇。文禄2年(1593)に津軽為信の眼病なったが、夢枕に薬師如来のお告げがあり、大
きな石の下から湧き出る熱湯を発見された。感謝の意を込め大石の上に祠を建立し「湯魂石薬師堂」と名
南津軽郡大鰐町大鰐字大鰐地内
付。現在は足湯が併設。
獅子踊り。田舎館村垂柳地区の垂柳神明宮で垂柳獅子踊保存会が、田舎館村無形民俗文化財第1号に指
南津軽郡田舎館村垂柳
定されている獅子踊を奉納する。「橋の踊り」を笛や太鼓の美しい音色にあわせて披露。独特な節とリズムの
囃しも見物。
503 観光資源
青森県
田舎館村
023671
無病息災と五穀豊穣を祈願する祭事。年縄とお供えの餅を担いで、法螺貝を吹きながら八幡宮までの道のり
を練り歩く正月行事。
南津軽郡田舎館村八反田地区
到着後は拝殿に入り、無病息災と五穀豊穣を祈願。
裸参り
504 観光資源
青森県
田舎館村
023671
田舎館城址
天正13年(1585)に津軽為信に攻略された田舎館千徳氏五代掃部政武の居城跡。慶長6年(1601)の清水森大
法会の政武夫人お市の方の自刃は長く語り伝えられる。昭和59年(1984)に建立の記念碑と樹齢400年のサ 南津軽郡田舎館村大字田舎館字中辻
イカチが昔をしのばせる。
29
大鰐温泉もやし
通番
カテゴリー
県
市町村
地方公共団
体コード
地域資源名
資源の概要
所在地
地域産業資源の内容の指定
505 観光資源
青森県
板柳町
023817
幡龍橋のたもとにある公園。町の中心部から歩いて5分と身近な場所にあり、真正面に岩木山が見える。子
北津軽郡板柳町板柳字川面
供たちが楽しめる遊具や、ピクニック広場、スポーツイベント広場があり、春には桜まつり、夏には花火大会も
開かれる。
岩木川河川公園
506 観光資源
青森県
板柳町
023817
中央アップルモール
507 観光資源
青森県
板柳町
023817
古舘城址
508 観光資源
青森県
板柳町
023817
皇帝の森
509 観光資源
青森県
板柳町
023817
板柳町立郷土資料館
日本一のりんごの里づくりを目指した自然のミュージアム。「りんごの路・水の道・歴史と文化の途」をメイン
北津軽郡板柳町板柳字土井239-3
テーマに、ふるさとセンターから大蔵町の約2.1kmを結ぶ散歩道す。町の歴史や文化、りんごの情報を散策し
ながら学べる。
元禄元年(1588)に築城された古舘城址。菅江真澄が持参したという白いたんぽぽ、オカリノ(葵の一種)が今
北津軽郡板柳町大字館野越字橋元
でも庭園に生えている。
板柳町出身で満州国皇帝溥儀の侍従長を務めた工藤忠(本名・鉄三郎)の生家を改修した資料館す。衣類、
北津軽郡板柳町大字小幡字柳川86
書、写真、関係書類など約60点を展示している。
郷土資料。土井遺跡出土品や昔の生活用具、農具、消防用具など多数の資料を保存・展示。明治時代の住
北津軽郡板柳町大字灰沼字岩井70
居もそのまま保存され、ノスタルジックな建築様式を見ることができる。
510 観光資源
青森県
板柳町
023817
津軽為信が建立した神社。豊臣秀吉の朝鮮征伐の際に軍を派遣した折り、海上の安全と国土の繁栄を祈願
した海童神社。「宝量宮」と名付けられた海童神社境内には、相撲道の哲人・桜錦の胸像や、他にも数基の 北津軽郡板柳町大字板柳字土井21
記念碑などが奉納される。
海童神社
511 観光資源
青森県
板柳町
023817
ふるさとセンター
512 観光資源
青森県
鶴田町
023841
鶴の舞橋
昭和61年(1986)に建設された交流施設。①りんごによる地場産業(1.5次産業)起こし、②体験農業の推進、
③新しい農業技術の提供の3つを目的とする。総ひばづくりの宿泊施設をはじめ、”学んで、遊んで、泊まれる 北津軽郡板柳町大字福野田字本泉34-6
りんごの里”として前進している。
津軽富士見湖に架かる橋。全長300m、樹齢150年以上の青森県産ヒバを使用。岩木山を背景に浮かぶ姿
は、鶴が空に舞う様子を連想させる。
北津軽郡鶴田町廻堰大沢81-150
鶴の舞橋
513 観光資源
青森県
鶴田町
023841
タンチョウ専用の飼育施設。江戸時代の頃、数多くの鶴が飛来。絶滅危惧種である丹頂鶴を平成5年(1993)
に中国より2羽、平成9年(1997)にロシアよりつがいを譲り受け飼育。現在では当町で誕生出生したものや、 北津軽郡鶴田町廻堰大沢12-11
多摩動物公園の丹頂鶴を飼育。
丹頂鶴の飼育地
514 観光資源
青森県
鶴田町
023841
遊戯施設のある公園。津軽富士見湖畔にある、広さ12.4h。日本初360°ループの滑り台があるわんぱく広
場、バーベキューの楽しめるピクニック広場などがある。
富士見湖パーク
北津軽郡鶴田町廻堰大沢81-150
515 観光資源
青森県
鶴田町
023841
鶴の里ふるさと館
516 観光資源
青森県
鶴田町
023841
ツル多はげます会
古民家を改装した資料館。平成7年(1995)に後中野にあったを現在の場所へ移築。極力建築当時に使われ
ていた材料を使用し、内部も昔のままに座敷、居間、土間、馬小屋、かまどなどが再現される。当時の生活の 北津軽郡鶴田町廻堰字大沢81-80
様子を後世に伝える役割を果たす。
平成元年(1989)に竹浪正造らにより結成された団体。結成町名にちなみ「バカにされるハゲ頭が集まり、うっ
北津軽郡鶴田町
ぷん晴らしをしよう」と、毎年「ツルツルの日」と名付けた2月22日と、中秋の名月の年2回例会を開く。
517 観光資源
青森県
鶴田町
023841
平成16年(2004)に廃校となった水元小学校を活用した展示施設。明治9年創立、昭和11年に築造されたヒバ
造りの木造校舎。「丹頂資料室」「伝統芸能練習場」「農機具展示場」など、青森県鶴田町の歴史や文化に関 北津軽郡鶴田町大字廻堰字下桂6-3
する展示物を見ることができる。
鶴田町歴史文化伝承館
518 観光資源
青森県
鶴田町
023841
外国青年津軽弁大会
519 観光資源
青森県
鶴田町
023841
弥生画
520 観光資源
青森県
中泊町
023876
鰐口
521 観光資源
青森県
中泊町
023876
半鐘
522 観光資源
青森県
中泊町
023876
阿弥陀如来像 貞伝金仏
523 観光資源
青森県
中泊町
023876
阿弥陀如来像 木彫
青森県内在住の外国青年が津軽弁で発表するイベント。津軽の文化や習慣、これまで日本に来て実際に体
験したことなどを発表したり、劇やダンス、歌などを披露する。外国人が話す津軽弁に会場は大きな笑いと拍 北津軽郡鶴田町
手に包まれる。
藩政時代から伝わる額に穀物の種子を一粒ずつ貼り付けてつくる絵画。全国で唯一、鶴田町で継承されてい
北津軽郡鶴田町
る弥生画の歴史は、「天明の大飢饉」の頃にさかのぼる。
元文2年(1737)に制作された銅製仏具。檀徒が奉納したもの。
北津軽郡中泊町小泊字小泊101-1
享保11年(1737)に鋳造された銅鐘。大漁・無病息災祈願として信徒が寄進したもの。
北津軽郡中泊町小泊字小泊101-1
今別町浄土宗本覚寺住職貞伝(1690-1731) が制作した鋳銅仏。
北津軽郡中泊町小泊字小泊137
昭和29年(1954)に京仏師吉岡宗雲が制作した木造金箔如来立像。
北津軽郡中泊町小泊字小泊204-1
30
丹頂鶴の飼育地
通番
カテゴリー
県
市町村
地方公共団
体コード
地域資源名
資源の概要
所在地
524 観光資源
青森県
中泊町
023876
聖観音像(秘仏) 木彫
525 観光資源
青森県
中泊町
023876
観音菩薩像 木彫
526 観光資源
青森県
中泊町
023876
屏風画(人物図)
527 観光資源
青森県
中泊町
023876
掛軸(滝見観音像図)
528 観光資源
青森県
中泊町
023876
ドゲ船(キツ船)
529 観光資源
青森県
中泊町
023876
寺受証文
530 観光資源
青森県
中泊町
023876
網おこしはやし
531 観光資源
青森県
中泊町
023876
下前権現崎太刀振り
532 観光資源
青森県
中泊町
023876
五林神社五輪塔及び宝篋印塔
533 観光資源
青森県
中泊町
023876
貞享の絵図
534 観光資源
青森県
中泊町
023876
舟鑑札
535 観光資源
青森県
中泊町
023876
船絵馬
536 観光資源
青森県
中泊町
023876
富野猿賀神社船絵馬群
537 観光資源
青森県
中泊町
023876
般若寺イチョウ
538 観光資源
青森県
中泊町
023876
打敷蝦夷錦
539 観光資源
青森県
中泊町
023876
掛軸(大日本富山図)
540 観光資源
青森県
中泊町
023876
弘誓寺懸仏
541 観光資源
青森県
中泊町
023876
弘誓寺如来坐像
542 観光資源
青森県
中泊町
023876
権現太鼓
543 観光資源
青森県
中泊町
023876
舫岩
544 観光資源
青森県
中泊町
023876
中里なにもささ踊り
545 観光資源
青森県
中泊町
023876
蓑虫山人画襖絵
546 観光資源
青森県
中泊町
023876
西願寺青玉
547 観光資源
青森県
中泊町
023876
阿弥陀如来像 貞伝金仏
548 観光資源
青森県
中泊町
023876
津軽伝統 金多豆蔵人形芝居
549 観光資源
青森県
中泊町
023876
大沢内溜池ナラの木
室町以前の造仏。文政年間小泊沖から引き揚げられた木造菩薩坐像。
北津軽郡中泊町小泊字小泊204-1
大正10年(1921)に小泊の仏師慶三郎が制作した木造菩薩立像。
北津軽郡中泊町小泊字小泊204-1
明治16年(1883)に美濃出身の放浪画人蓑虫山人が制作した二曲半双の屏風画。
北津軽郡中泊町小泊字小泊68
明治時代に美濃出身の放浪画人蓑虫山人が制作した掛軸。
北津軽郡中泊町小泊字小泊68
明治後期に制作された木造磯舟。小泊地方固有の形態。
北津軽郡中泊町中里字紅葉坂210
慶応元年(1865)。浄土真宗信徒の身分証明書。
北津軽郡中泊町小泊字小泊68
江戸~明治期にかけて盛行した鰊漁にともなう漁撈歌。
北津軽郡中泊町中里字紅葉坂210
昭和初期に創始された太刀振り。大漁祈願を目的として権現崎尾崎神社に奉納される。
北津軽郡中泊町小泊字漆流36-1
鎌倉末~室町前期に制作された中泊町最古の石造文化財。
北津軽郡中泊町中里字亀山929
貞享元年(1684)弘前藩が提出させた中里村の絵図の写し。
北津軽郡中泊町中里字亀山434-1(中泊町中里字紅葉坂210)
明治初頭の舟鑑札。湊勤番所跡の藤丸家「和光丸」が使用したもの。
北津軽郡中泊町中里字紅葉坂210
明治年間航海安全を願って奉納された船絵馬群。
北津軽郡中泊町小泊字下前175
幕末から明治年間にかけて航海安全を願って奉納された船絵馬群。
北津軽郡中泊町富野字千歳66
推定樹齢300年の中泊町最古のイチョウ。金木新田開拓記念樹の伝承あり。
北津軽郡中泊町富野字千歳66
山丹交易によってもたらされた牡丹文赤地錦。打敷に仕立て直されている。
北津軽郡中泊町小泊字小泊68
明治12年(1879)に美濃出身の放浪画人蓑虫山人が制作した掛軸。
北津軽郡中泊町小泊字小泊68
室町時代の制作年代が推定される鋳銅製の懸仏。尊像楊柳観音。
北津軽郡中泊町尾別字胡桃谷198
室町時代の制作年代が推定される寄木造漆箔如来坐像。
北津軽郡中泊町尾別字胡桃谷198
小泊村制施行100周年を記念して創始された創作太鼓。
北津軽郡中泊町中里字紅葉坂210
近代以前の錨泊地大澗海岸に所在する船を繋留した岩礁。
北津軽郡中泊町小泊字権現崎国有地
中里地域に伝わる盆唄・踊り。
北津軽郡中泊町大字宮川字色吉50
明治年間に美濃出身の放浪画人蓑虫山人が制作した襖絵。
北津軽郡中泊町中里字亀山434-1(中泊町中里字紅葉坂210)
中近世のアイヌ民族によって珍重された青玉。数珠に改装されている。
北津軽郡中泊町小泊字小泊68
今別町浄土宗本覚寺住職貞伝(1690-1731) が制作した鋳銅仏。
北津軽郡中泊町小泊字小泊68
明治後期に創始された津軽地域特有の伝統的人形芝居。現在の保持者は三代目。
北津軽郡中泊町田茂木字若宮776
中泊町最大クラスのミズナラ。ブナ目 Fagales ブナ科 Fagaceae コナラ属 Quercus 北津軽郡中泊町大沢内字二タ見278(中泊町大沢内字海原)
31
地域産業資源の内容の指定
通番
カテゴリー
県
市町村
地方公共団
体コード
地域資源名
資源の概要
所在地
地域産業資源の内容の指定
550 観光資源
青森県
中泊町
023876
金多豆蔵人形芝居
551 観光資源
青森県
中泊町
023876
七つ滝
552 観光資源
青森県
中泊町
023876
不動の滝
553 観光資源
青森県
中泊町
023876
大沢内溜池
554 観光資源
青森県
中泊町
023876
権現崎遊歩道
555 観光資源
青森県
中泊町
023876
中里城跡史跡公園
1907年(明治40年)に創作された津軽伝統人形芝居「金多豆蔵(きんたまめじょ)」。100年以上に渡って相伝
された津軽伝統の人形劇。「金多」と「豆蔵」の二人が漫才や冒険をする中で、世相を嘆き、それを笑い飛ば
す、全編津軽弁の人形芝居。
北津軽郡中泊町
津軽半島の先端部に近く、日本海の激浪により造りだされたもの。山岳からの清流が七段の断崖に落下して
北津軽郡中泊町
涼を求める人の足をとめるところとなっている。
鎌倉時代に山伏の荒行場の一つだったと伝えられる滝。町から約6kmの国有林内にあり、清らかな瀑布は四
北津軽郡中泊町
季折々美しいたたずまいを見せる。神事も1年に1度行われ、深い谷間は幻想的な雰囲気に包まれる。
餌場とするサギやキジ等を多く見かけることができる。
北津軽郡中泊町
林間遊歩道。全長約5,670m(小泊神明宮~頂上)で,コースの所々で津軽海峡・岩木山等を一望できる。
北津軽郡中泊町小泊
平安時代後期(11世紀代)の古代防御制集落を復元した公園。堅穴建物のほか展望台、芝生広場、散策道
には照明が取付けられ、夜間の利用も可能。縄文~江戸時代の遺物が発見されている。
北津軽郡中泊町大字中里字亀山地内
556 観光資源
青森県
野辺地町
024015
文政10年(1827)に野村治三郎が建てた常夜燈。盛岡藩の日本海航路への窓口として賑わった野辺地湊へ
夜間入港する船への目印として、旧暦3月10日から10月10日までの間、毎晩火が灯されいた。野辺地湊跡に 上北郡野辺地町野辺地568
あり、その当時の湊の面影を伝る。
浜町の常夜燈
557 観光資源
青森県
野辺地町
024015
江戸時代から明治初期まで五十嵐家が扱った船を書き記した客船帳。野辺地湊からは盛岡藩の銅・大豆・肥
料とした鰯の〆粕などが積み出され、塩・木綿・日用雑貨などを積んだ多くの船が入湊した。来航した船の船 上北郡野辺地町
籍や積荷などを具体的に示す貴重な史料。
客船帳
558 観光資源
青森県
野辺地町
024015
花鳥号銅像
559 観光資源
青森県
野辺地町
024015
松尾芭蕉句碑
560 観光資源
青森県
野辺地町
024015
エドヒガン
561 観光資源
青森県
野辺地町
024015
最上徳内書状
昭和4年(1929)に伊藤國男が制作した馬の銅像。明治9年(1876)の明治天皇の東北巡幸にお供した名馬
「花鳥号」。その等身大の銅像が愛宕公園に建てられ、現在は公園のシンボル。 芸術性が高く評価され、戦 上北郡野辺地町字寺ノ沢地内
前の等身大の馬像は貴重。 文政12年(1829)に愛宕山に建てられた石碑。「花ざかり山は日ごろの朝ぼらけ」の句は、芭蕉が貞享5年
(1688)に桜の名所吉野山で詠んだもの。碑の裏面には「東奥野辺地社中」とある。
上北郡野辺地町
推定樹齢300年のサクラ。樹高は約18m、幹の太さは約5.5m。この種は長寿の木として知られ、本州、四国、
上北郡野辺地町
九州、韓国南部など広く分布しているが、東北地方北部には数が少なく、当地のエドヒガンが北限と推定され
る。
文化2年(1805)から天保5年(1834)までに最上徳内から嶋屋家にあてた8通の書状。最上徳内は、江戸時代
の北方探検の先駆者で、ウルップ島やカラフトなど蝦夷地(北海道)を探検したことで知られている。後半生の 上北郡野辺地町
状況を知ることのできる史料。
562 観光資源
青森県
野辺地町
024015
のへじ祇園まつり
563 観光資源
青森県
野辺地町
024015
烏帽子岳
564 食資源
青森県
野辺地町
024015
トゲクリガニ
565 食資源
青森県
野辺地町
024015
けつめい茶・茶がゆ
京都祇園まつりの流れをくむ祭り。艶やかに着飾った稚児たちが優雅な祇園囃子を奏で、豪華絢爛ないくつ
もの山車が町内を練り歩く。8月中旬の4日間開催され、初日は長さ11メートル、重さ1.5トンもの大しめ縄が八 上北郡野辺地町
幡宮に奉納される。
標高719.6mの山。亜高山植物が多く見られ、頂上から望む大パノラマは別世界。勾配が緩く登りやすいの
上北郡野辺地町
で、家族での登山も楽しむことができる。毎年春には山頂にある烏帽子神社で、一年の登山者の安全祈願が
行われる。
クリガニ科のカニ。4から6月が旬。毛ガニに磯の風味をブレンドしたような味わいで、ホクホクかつ濃厚。「花
上北郡野辺地町
見ガニ」とも言われ、ゆでたトゲクリガニは、青森の花見料理の一つ。
カワラケツメイを焙じて作る茶。文化文政の頃、北前船で上方から伝えられたとされる「けつめい茶」は、薬草
上北郡野辺地町
茶として野辺地では昔から愛飲されている。缶入り茶のほか、煮出し用のお茶パック、茶がゆの加工品など
が販売。
566 観光資源
青森県
七戸町
024023
平成6年(1994)に開館の美術館。七戸出身の洋画家鷹山宇一の初期から晩年までの作品と鷹山自らが収集
した美の結晶=オイルランプを展示。見町観音堂と小田子不動堂所有の「南部小絵馬」は国指定重要有形民 上北郡七戸町字荒熊内67-94
俗文化財。、スペインの生活雑器もある。
七戸町立鷹山宇一記念美術館
567 観光資源
青森県
七戸町
024023
見町観音堂
応永3年(1396)に南部政光が長慶天皇の菩提を弔うため創建したされる堂宇。現在のものは延宝4年(1年)
に再建されたもの。堂内には、絵馬や羽子板のほか読経札、棟札、順礼札など359点が残され、現在は鷹山 上北郡七戸町字荒熊内67-94
宇一記念美術館に保管・展示される。
32
けつめい茶
通番
カテゴリー
県
市町村
地方公共団
体コード
地域資源名
資源の概要
所在地
地域産業資源の内容の指定
568 観光資源
青森県
七戸町
024023
応永元年(1394)頃に勧進されたとされる神社。東洋各地の神社を習い合わせた珍しい神社。鳥居から神社
上北郡七戸町七戸50
までの階段周辺がつつじで覆われ、毎年5月中旬頃に行われるつつじ祭りで有名。
天王神社
569 観光資源
青森県
七戸町
024023
奥州街道七戸松並木
570 観光資源
青森県
七戸町
024023
創造の森の巨木
571 観光資源
青森県
七戸町
024023
花松神社
572 観光資源
青森県
七戸町
024023
青岩寺山門
道の駅しちのへから青森方面に向かう延長1.6キロメートルの区間にマツの並木。平成8年(1996)に「歴史国
上北郡七戸町字荒熊内
道」に選定される。並木と国道の間には歩道が整備されており、昔の面影を感じながら歩くことができる。
東八甲田家族旅行村にあるケヤキ。112hにも及ぶ広葉樹林「創造の森」の中には、直径1メートルを超えるケ
上北郡七戸町字左組142-1
ヤキの巨木が25本ある。歩道を散策しながらそれらの巨木を見て雄大な自然を感じることができる
創建年代不明。上北地方の馬産家の厚い信仰を集める神社。主神は保食命(ウケナモチノミコト)という衣食
上北郡七戸町字花松林ノ根17
住・暮らしの神様。軍馬飼育が盛んであったことから、馬頭観音堂も合祀され馬の神社として知られるように
なった。
明治6年(1873)に旧七戸城本丸の城門を移築。町の文化財に指定され、旧七戸城の規模、面影を偲ばせる
上北郡七戸町字町
唯一の建造物。山門両側の袖門には明治7年に新館八幡宮から移した仁王像が安置される。
573 観光資源
青森県
七戸町
024023
2基の里程標。この塚と奥州街道の道路跡が約200mに渡り完全に残る。「日本一美しい」との呼び声も高い
県史跡の一里塚を散策することで、江戸時代の情景に想いを馳せることができる。入場・見学は自由。駐車
場・東屋・説明板等が設置される。
県史跡蒼前平一里塚
上北郡七戸町字後平
574 食資源
青森県
六戸町
024058
六戸町大玉にんにく
575 観光資源
青森県
六戸町
024058
学秀作大日如来像、学秀作七菩薩像
特産のニンニク。大きいだけじゃない。農家の技術と情熱が凝縮された品質の良さが自慢。六戸町では、大
玉共励会を毎年開催して大きさはもちろん、にんにくとして品質の向上も目指す。生産者の情熱から生まれ
た、品質重視のブランド。
上北郡六戸町
にんにく
学秀の制作とされる大日如来像と七菩薩像。鶴喰地区にある月窓寺境内に有形文化財の指定を受けて安置
上北郡六戸町
されている。
576 観光資源
青森県
六戸町
024058
六戸町で現存する最古の家屋。建築様式からみて江戸後期のものか。柳町の苫米地勲氏の住宅であり、道
の駅「ろくのへ」の隣に平成17年(2005)に移築し、一般開放されている。寄せ棟造りで、屋根の中央には煙出 上北郡六戸町大字犬落瀬字後田86-1
しも見え、すごや(直家)形式をとる。
旧苫米地家住宅
577 観光資源
青森県
六戸町
024058
和洋併置型の構成をよく保った住宅遺構。旧渋沢邸は、東京の深川福住町にあった玄米問屋の商家を、明
治9年(1876)に渋沢栄一氏が購入、渋沢家代々の主邸宅として使われてきた。建築的また歴史的な複合的 三沢市古間木山 古牧温泉渋沢公園内
価値をもったきわめて貴重な建築遺構。
旧渋沢邸
578 観光資源
青森県
六戸町
024058
踊り念仏の一種。寛永年間に惨殺された代官の霊を供養するために月窓寺が建てられ鶏舞が踊られたとい
われる。五穀豊穣・無病息災・家内安全を祈願する踊り。念仏を唱えながら先祖の精霊を供養する踊りで、繁 上北郡六戸町
栄と家内の福を祈る祝いの舞として継承。
鶴喰鶏舞
579 観光資源
青森県
六戸町
024058
早池峰伝来とされる神楽。早池峰系の岳神楽を祖といわれる。歯打ちをする熊野神楽の流れを汲む山伏神
楽で、演目は、「権現舞・花舞・鞍馬・山の神・三番叟・新玉句・祝いうた」。旧正月に地域の家々を家内安全・ 上北郡六戸町
五穀豊穣・無病息災を祈り、門打ちをする。
折茂今熊神楽
580 観光資源
青森県
六戸町
024058
御野馬捕りを舞踊化した踊り。軍馬育成のため野に放たれ半ば野生化した馬を、盛装した騎馬武者が捕らえ
る。捕獲した馬を獣から守り、走逸を防ぐための太刀・薙刀等を用いた附舞、七つの道具がある。お盆には地 上北郡六戸町
域の人たちに披露される。
上吉田南部駒舞
581 観光資源
青森県
六戸町
024058
上吉田大黒舞
582 観光資源
青森県
六戸町
024058
久乃助のイチイ
583 観光資源
青森県
六戸町
024058
今熊神社の杉
豊作を祈願し豊年に感謝する踊り。、農家の最大の祈りと感謝の意を表す。小正月には、たっつけ袴にはっ
ぴを着て、頭には大黒頭巾をかぶり、手に小槌と日の丸の扇子を持った大黒天の姿で家々を回り、家内安
全・商売繁盛を祈願する歌舞を演じる。
上北郡六戸町
推定樹齢500年のイチイ。目通幹回り4.3m。この地方でオンコ(アイヌ語)ともいわれ、この地方の生活と風土
に密着した樹木でもあり、周辺市町村を含めても最古のものと考えられている。
上北郡六戸町
熊保食神社にあるスギ。折茂集落から1㎞ほど北西の小高い丘に、六戸町で最も古い神社といわれる今熊
保食神社が鎮座する。神社の左後方に六戸町で指定している杉が植栽されている。
上北郡六戸町折茂字今熊241
584 観光資源
青森県
六戸町
024058
鶴喰若宮八幡宮のサワラ、カツラ、銀杏
熊保食神社の御神木のサワラ、カツラ、イチョウ。鶴喰集落南方の高台、鶴喰館先端付近に東方を向いて鶴
喰若宮八幡宮が鎮座している。参道にはサワラ・桂・銀杏の古木を御神木として注連縄が張られ、この3本の 上北郡六戸町鶴喰字日向山124-3
を六戸町で指定している。
33
杉
通番
カテゴリー
県
市町村
地方公共団
体コード
地域資源名
資源の概要
所在地
地域産業資源の内容の指定
585 観光資源
青森県
横浜町
024066
菜種
586 観光資源
青森県
横浜町
024066
ホタル村
まなす街道沿いの菜種。5月の中ごろになると、菜の花の黄色いじゅうたんが果てしなく敷き詰められていく。
上北郡横浜町大豆田
その広さは、東京ドーム20個分に相当する100haもあり、横浜町は日本最大規模の作付け面積を誇る「菜種
どころ」。
平成5年(1993)にゲンジボタルの保護増殖目的としてを開村。横浜町、ゲンジボタルの北限として有名で、
上北郡横浜町字吹越567-1
年々減少するホタルを保護・飼育してホタルの舞う自然を守っている。
菜種
587 食資源
青森県
横浜町
024066
毎年12月末の数日間だけ収獲されるナマコ。青森県のお正月料理には欠かせない。ヒバ樽になまこを保存
することによって、ヒバの香りとなまこのうまみがマッチすると言われてきた。現在ヒバ樽は作られてないが、
陸奥湾の珍味として今も語り継がれる。
横浜なまこ
上北郡横浜町
588 観光資源
青森県
東北町
024082
昭和24年(1949)に赤川上流で発見された自然石。「日本中央」と刻まれ、「つぼのしぶみ」の可能性も。高さ
1.5m。平成元年(1989)に東北町有形文化財第1号として指定された。現在は、『日本中央の碑保存館』に展
示公開されている。
日本中央の碑
上北郡東北町家ノ下タ39-5
589 観光資源
青森県
東北町
024082
明治天皇の東北御巡幸の記念として建立された石碑。県道8号線沿いの千曳集落のはずれの小高い丘、旧
奥州街道(上道)にある。野辺地町へ行かれる途中、東北町石坂のお野立所でご休憩された地を記念して昭 上北郡東北町
和6年(1931)に建立。
親巡蹟
590 観光資源
青森県
東北町
024082
正治元年(1199)の創建とされる神社。八幡集落の県道121号線沿いにあり、南部藩の厚い尊敬を受けた事
を示す歴代藩主の棟札が多数存在する。社領10石を与えられ、七戸地方民の尊崇の的であった。江戸時代 上北郡東北町新舘八幡7
には流鏑馬の神事も行われた。
新舘八幡神社
591 観光資源
青森県
東北町
024082
昭和45年(1970)に再建された神社。御神体は石神様。 川原駅から県道8号線を2kmほど南下した所、道路
左側に姉戸大明神への案内看板がある。小川原湖伝説に伝わる『姉玉代姫』を祀る神社として姉沼を南方に 上北郡東北町大字大浦字淋代
見下ろす小高い丘の上にある。
姉戸大明神
592 観光資源
青森県
東北町
024082
小川原湖ふれあい村の奥にある神社。小川原湖伝説の『妹勝世姫』を祀る神社で、小川原湖(妹沼)を北方
に見下ろす明神岬にある。『御領分社堂』(宝暦の頃)の記録によると沼崎観音堂と同年代の創立か。平成10 上北郡東北町大字大浦字沼端
年(1998)火事で現在の神社に再建。
広沼大明神
593 観光資源
青森県
東北町
024082
沼崎観音堂
594 観光資源
青森県
東北町
024082
玉代姫勝世姫像
595 観光資源
青森県
東北町
024082
中村の杉
596 観光資源
青森県
東北町
024082
豊前の柏木
597 観光資源
青森県
東北町
024082
新館のイチョウの木
寛延3年(1750)以前創建の神社。小川原湖伝説に伝わる姉玉代姫・妹勝世姫が探した行方不明の父橘中納
言道忠公が祀られているとされる。七戸作田親山社の神社から始まる七戸南部三三番補陀楽の一つで、三 上北郡東北町大字上野字南谷地
二番の札所として巡拝される。
小川原湖伝説ゆかりの象。小川原湖に伝わる哀しい伝説の主人公・玉代姫と勝世姫の像。玉代姫は八甲田
上北郡東北町字大浦
の恵みを仰ぎ、勝世姫は湖の安全と幸せを祈る姿。訪れる人々に姉妹の優しい思いを今に伝える。
樹齢約100年のスギ。樹高27.9m、幹周囲3.24m。この杉が今に残った理由は、昭和18年(1943)頃「母樹」の
指定を受けたことにより戦時中の「献木」を免れえたことによる。
上北郡東北町字中村道ノ上2-1
杉
樹齢300年以上のカシワ。樹高17.7m、幹周囲2.65m。この地に残ったのは豊前蒼前神社の御神木として敬っ
上北郡東北町字五十嵐190-1
たことによる。カシワの葉は翌春の出芽まで落葉しないため譲り葉の意味で縁起木とされる。
樹齢約800年のイチョウ。樹高30.0m、幹周囲9.2m。上北八幡宮新館神社創建時期(1199年)に植えられたも
のと考えられる。
上北郡東北町大字新館字籠2-10
598 観光資源
青森県
東北町
024082
広沼大明神のけやきの木
599 観光資源
青森県
東北町
024082
沼崎観音のイチョウの木
600 観光資源
青森県
東北町
024082
徳万才のもみの木
樹齢約450年のケヤキ。樹高30.0m、幹周囲5.72m。小川原湖伝説に伝わる勝世姫が祀られている神社の境
上北郡東北町大字大浦字沼端109-2
内にある。平成10年(1998)の神社の火事により樹皮のやけどの痕が痛々しい。
樹齢約650年のイチョウ。樹高40.0m、幹周囲8.6m。小川原湖伝説に伝わる父橘中納言道忠公を祀る沼崎観
上北郡東北町大字大浦字沼端14-2
音堂の境内にある。
樹齢約350年のモミ。樹高35.0m、幹周囲4.35~5.5m。
上北郡東北町大字大浦字徳万才9-1
601 観光資源
青森県
東北町
024082
青森県で1番の広さの湖。面積63.2k㎡、最大水深25m、平均水深11mと全国で11番目に大きな面積を持つ
湖。珍しいのは、湖にも住所(地籍)があること。広大な湖全体が1つの地籍であるのは全国でもここだけ。ウ 上北郡東北町大浦字小川原湖191
ナギやワカサギ、シラウオが生息。
小川原湖
602 食資源
青森県
東北町
024082
しじみ
全国生産量第2位のシジミ。汽水湖である十三湖と小川原湖は、「ヤマトシジミ」の生息にとって最高の環境
で、その美味しさから全国有数の産地。青森県内では、しじみ汁やしじみラーメンとして食べられており、とて 上北郡東北町
も美味しいとの評判。
34
小川原湖
通番
カテゴリー
県
市町村
地方公共団
体コード
地域資源名
資源の概要
所在地
地域産業資源の内容の指定
603 観光資源
青森県
六ヶ所村
024112
鷹架野鳥の里公園
604 観光資源
青森県
六ヶ所村
024112
物見崎灯台
鷹架沼に面した眺望に優れた場所。日本有数の野鳥の生息地でもある。
上北郡六ヶ所村大字鷹架
六ヶ所村の最北端にある灯台。太平洋に突き出した真っ白な白色の無人灯台と海の青とのコントラストが美
しい岬。
上北郡六ヶ所村
605 観光資源
青森県
六ヶ所村
024112
尾駮沼に面し、白鳥の飛来地として有名な公園。
尾駮沼は白鳥のほか、カモ、サギ、カワウなどの姿を観察できる。
上北郡六ヶ所村尾駮家ノ前
野鳥観察公園は「自然の持つ神秘性意外性に触れ、新鮮な驚きと喜びを感じてもらう」がテーマになってい
る。 六ヶ所野鳥観察公園
606 観光資源
青森県
六ヶ所村
024112
石油備蓄基地。緊急時における石油の安定供給確保を目的として国内第1号として建設された。広大な敷地
の中には巨大なタンクが51基立ち並ぶ。展示室では1/100スケールのタンクの模型や実寸大の設備、採掘さ 上北郡六ヶ所村大字尾駮字二又525番地2
れたままの原油を見ることができる。
むつ小川原国家石油備蓄基地
607 観光資源
青森県
おいらせ町 024121
鎌倉時代建立とされる神社。江戸期に盛岡南部最大の蕃営牧場で木崎野牧が置かれていたところで、古く
から馬の守護神、お倉前様で有名。昔より、馬は農耕ばかりでなく、輸送交通機関として利用されたことか
ら、「交通安全の神様」として信仰される。
氣比神社
上北郡おいらせ町上久保51-1
608 観光資源
青森県
おいらせ町 024121
氣比神社例大祭
609 観光資源
青森県
おいらせ町 024121
いちょう公園
610 観光資源
青森県
おいらせ町 024121
海浜公園
氣比神社は盛岡南部藩最大の藩営牧場である木崎野牧が置かれ、古くから馬を祀る神社として有名。7月第
1土・日曜日の例大祭には、参道に大幟があげられ絵馬の店や露店が並び、家畜安全、無病息災を願う仮絵 上北郡おいらせ町上久保51-2
馬や絵馬が売られる。
日本一の自由の女神像などがあるいちょう公園は、四季を通じてスポーツやレクリエーションなど、幅広く活
用されている。例年4月の下旬から綺麗な桜が見ることができる。
上北郡おいらせ町東下谷地
おいらせ町にある白浜と青い海が見渡すことのできる海浜公園。
水平線を眺めながら、お散歩や仲間同士で楽しく過ごすことができる。 上北郡おいらせ町二川目
611 観光資源
青森県
おいらせ町 024121
町のシンボル「自由の女神像」。米国、ニューヨークと同緯度で結ばれていることから、北緯40度40分の「4」の
数字にこだわり、本家の4分の1の大きさで建立した。材質はFRP-繊維強化プラスチック製、高さは本体
上北郡おいらせ町東下谷地
11.5m、台座9.3mを含めて20.8mある。また、夜間は鮮やかにライトアップされ、ファンタジックな世界を見せて
くれる。
日本一の自由の女神像
612 観光資源
青森県
おいらせ町 024121
大山将棋記念館
故大山康晴十五世名人ゆかりの貴重な将棋資料を展示しており、大山康晴を通じて将棋の奥深さ、面白さを
体感することができる。
特に、大山康晴と名高い兄弟子升田幸三との決戦を再現した「高野山の決戦」シアターでは、その妙技を垣
上北郡おいらせ町下前田144−1
間見ることができる。
また、世界の類似ゲームや将棋の源流など、珍しい資料も展示されており、将棋ラウンジでは実際に将棋
を指して楽しむこともできる。
613 観光資源
青森県
おいらせ町 024121
天保年間(1835年)の大凶作に豊饒祈願のために五戸町切谷内地方から伝承されたといわれている本村の
鶏舞。雌雄の鶏の飾りをつけた烏帽子をかぶり、おんどり・めんどりの仕草をする念仏踊りの一種で、特に踏
上北郡おいらせ町
む、跳ねるの所作が多く陽気な舞をみせる。この伝統芸能は約180年間にわたり、時代を超えて小中学生の
若い後継者たちに受け継がれている町の無形文化。
本村鶴舞
614 観光資源
青森県
おいらせ町 024121
江戸時代初期の山伏神楽の流れをくむ本村獅子舞も、北国の厳しい風土の中で行き続けた先人が生み育て
上北郡おいらせ町
た郷土芸能。毎年大晦日には本村神明宮の境内において舞われ、町の無形文化財に指定されている。
本村獅子
615 観光資源
青森県
おいらせ町 024121
日々久保虎舞
虎舞は、宮城県から本県の太平洋側に多く分布し、町の無形民俗文化財に指定されている「日ヶ久保の虎
舞」は、本州最北端の虎舞といわれている。
また、太平洋の荒波を航海する漁民の守り神として崇められ「山の幸」「海の幸」を呼ぶとも言われ、9月のお 上北郡おいらせ町
いらせ百石まつりには、ササラをもってユーモラスな立ち回りを演じる、かわいい子供の勢子に誘導され、勇
壮でどこか哀調をおびた囃子にのって豪快に舞い、絢爛豪華な山車の先払いをする。
616 観光資源
青森県
大間町
024236
普賢院
617 観光資源
青森県
大間町
024236
シーサイドキャトルパーク大間
618 観光資源
青森県
大間町
024236
安部城鉱山
薬師如来、不動明王、ボケ封じの普賢延命菩薩を奉安している寺院。参道に提灯がズラリと並び、灯がともさ
れると風情を増している。境内地の隣地には大間町が経営するおおま温泉海峡保養センターがある。予約制 下北郡大間町内山48-137
でイタコの口寄せも行う。
大間町畜産資料館。西吹付山は津軽半島や函館を望む眺望がすばらしい場所。畜産の資料や道具を展示
している。
下北郡大間町
大正10年頃まで採掘されていた鉱山跡。むつ市川内に大規模な安部城鉱山が操業。黒鋼を掘った銅山で露
下北郡大間町大間字内山48-2
天掘りで採掘していた。レンガ製コンクリート製の2本の煙突が残り、公園として整備されている。
35
大山将棋記念館
通番
カテゴリー
県
市町村
地方公共団
体コード
地域資源名
資源の概要
所在地
地域産業資源の内容の指定
619 観光資源
青森県
大間町
024236
「大間のホンマグロ」で有名な漁港。大間のマグロは一本釣りで仕留め、ここに荷揚げされ全国へ出荷され
る。 最盛期には漁師たちの活気があふれている。
大間漁港
下北郡大間町大字大間字大間
620 観光資源
青森県
東通村
024244
本州最北東端の崎。昔から難破岬として恐れられた。明治9年(1876)にイギリス人のリチャード・ヘンリー・ブ
ラントンの設計により建てられた尻屋埼灯台は、レンガ造りでは日本一の高さを誇る東北最古の洋式灯台。 下北郡東通村尻屋
春から秋まで西欧風イメージを楽しめる。
尻屋崎
621 観光資源
青森県
東通村
024244
ヒバの埋没林
622 観光資源
青森県
東通村
024244
物見崎
約2500年ほど前に立ち枯れ埋没したヒバ。東通村の太平洋沿岸線には、約15kmにわたり猿ヶ森砂丘が続い
ている。かつて下北半島はヒバの大森林地帯だったのが、砂地に埋した。その後、繁った木々と砂から現れ 下北郡東通村猿ケ森
たヒバの不思議な風景が見られる。
東通村と六ヶ所村との境界に突き出た岬。断崖奇岩で壮厳にして雄大な光景。この沿岸は磯魚が豊富で釣
場が多く、一年中太公望たちでにぎわっている。
下北郡東通村大字白糠
623 食資源
青森県
東通村
024244
ひがしどおり和牛
624 食資源
青森県
東通村
024244
東通十割そば
625 観光資源
青森県
東通村
024244
斗南藩
特産の和牛ブランド。広大で比較的なだらかな丘陵を利用した畜産業は、村内各地で古くから盛んで、起伏
に富んだ地形と気候など、恵まれた自然環境が、良質の牛を育てる。
下北郡東通村
東通産100%のそば粉使用のそば。厳しい北国の自然の中で育まれた東通産100%のそば粉でつくった体に
下北郡東通村
良い自慢の産品で、心地良い歯ざわりとさっぱりした喉ごしは絶品。
そば
表高23万石を誇り、独自の伝統文化を華咲かせていた会津藩。尾張・紀伊・水戸の徳川御三家に次ぐ家
柄で、葵の紋を許された奥羽の雄藩でした。
下北郡東通村
626 観光資源
青森県
風間浦村
024252
本州最北端の温泉郷。いさり火がみられる海辺の硫黄温泉ということで有名。歴史は藩制時代からと古く、当
時から湯治場として有名だった。夜の津軽海峡一列に並んで青白い灯を放ついか釣り船を温泉に浸かりな 下北郡風間浦村下風呂
がら眺めるその景色は心に残る。
下風呂温泉郷
いつでも新鮮なイカを提供するための施設。300パイのイカを常時備蓄できる水槽がある。その場で活イカ
の刺身なども食べられるほか、風間浦村特産品、水産加工品の販売も行ってる。 施設前に元祖烏賊様レー 下北郡風間浦村下風呂下風呂127
スの常設レース場が設置されている。
活イカ備蓄センター
下風呂温泉郷
627 観光資源
青森県
風間浦村
024252
活イカ備蓄センター
628 観光資源
青森県
風間浦村
024252
易国間川渓流
イワナやヤマメが棲む渓流。四季折々の色を感じとれる場所が、易国間川渓流。この渓流では、秋から冬に
下北郡風間浦村易国間
かけて、産卵のために遡上する鮭の姿をみることができる。春から秋までは、渓流釣りも楽しめる。
629 観光資源
青森県
風間浦村
024252
人口の海中公園。公園内には、二見岩や、海上安全と大漁を祈願する恵比寿様を祀った祠、対岸の北海道
を見渡せる展望台などがある。周囲には小説「海峡」にちなんだ井上靖の文学碑や、新島襄の寄港記念碑も 下北郡風間浦村下風呂
あり、風呂上りの散策には最適な場所。
海峡いさりび公園
630 観光資源
青森県
佐井村
024261
江戸時代より現在に至るまで約280年間、医家として活躍され、赤十字の心に生きた医師三上剛太郎を輩
出した三上家を平成17年度に改修保存し公開した。赤十字の里ひるがえる里づくりを推進する佐井村を象
下北郡佐井村佐井
徴する文化財。館内にはレントゲンをはじめとする医療器具を展示し、私財を投げ打って地域医療に貢献さ
れた三上家の偉績が伺える。
三上家住宅
631 観光資源
青森県
佐井村
024261
平成17年(2005)に改修保存された三上剛太郎生家。軍医として従軍した日露戦争の際、「手縫いの赤十字
旗」を掲げて、敵味方の区別なく負傷兵の治療施した。この赤十字旗は、ジュネーブ条約の生きた証として日 下北郡佐井村大字佐井字大佐井
本赤十字社青森支部に保管されている。
三上剛太郎生家
632 観光資源
青森県
佐井村
024261
仏ヶ浦
633 観光資源
青森県
佐井村
024261
伝相寺
下北半島西岸に位置する景勝地。年間20万人ほどの観光客が訪れる。約2㎞にわたって奇岩が続き、凄まじ
くも屹然と立ちつくしている。この姿が仏像仏具を想わせ、如来の首など、ほとんどが仏の名にちなんで呼ば 下北郡佐井村大字長後
れいて、「仏ヶ浦」もそれに由来する。
元禄12年(1699)に了鐘が開山したとされる寺院。正式名称は「八幡山・伝相寺」(はちまんさん・でんそうじ)。
下北郡佐井村佐井字大佐井106
時宗の寺。現在、東北地方には時宗寺院が61か寺あるが、その内、青森県には伝相寺の一寺のみ。
634 観光資源
青森県
佐井村
024261
大町桂月歌碑
大町桂月の歌碑。高知県出身で、近代日本の詩人、歌人、随筆家、評論家。 大正11年(1922)に下北半島
を訪れ、仏ヶ浦を目の前にして自然の造形に驚嘆した大町桂月は、「神のわざ鬼の手づくり佛宇陀人の世な 下北郡佐井村大字長後
らぬ処なりけり」と歌った。
635 観光資源
青森県
佐井村
024261
常信寺
寛文元年(1661)に開山の寺院。正式名称は「大法山・常信寺」(だいほうざん・じょうしんじ)。「法華宗」の中
の「本門流」の寺。た。村民には「法華寺」(ほっけんじ)と呼ばれている。
36
下北郡佐井村大字佐井字古佐井100
仏ヶ浦
通番
カテゴリー
県
市町村
地方公共団
体コード
地域資源名
資源の概要
所在地
636 観光資源
青森県
佐井村
024261
津軽海峡文化会館アルサス
637 観光資源
青森県
佐井村
024261
発信寺
638 観光資源
青森県
佐井村
024261
福浦の歌舞伎
観光船や高速船「ほくと」の発着場のすぐ前にある、佐井の情報発信スペース。1階には観光案内所や特産
品展示販売コーナー、歴史・文化・観光などをビデオで紹介するPR広場などがある。2階は佐井村海峡ミュ 下北郡佐井村大字佐井字大佐井112番地
ウジアムや食事処、3階は展望室がある。周辺には、食事処、菓子店、コンビニなどがあり、旅の憩いの場と
して利用されている。
万治3年(1660)に開山された寺院。正式名称は「亀鏡山・発信寺」(ききょうざん・ほっしんじ)。盛岡・大泉寺
(だいせんじ)の末寺となっている。村民には「浄土寺」(じょんどでら)と呼ばれている。
下北郡佐井村大字佐井字古佐井25
明治23年(1890)頃に中村菊五郎が伝授した歌舞伎。昭和63年(1988)の伝承100周年を機に「歌舞伎の里」
下北郡佐井村大字長後字福浦川目70-1
づくりが進められ、「歌舞伎の館」が建設。は300人収容の観劇スペースや、貴重な道具などを展示。
639 観光資源
青森県
佐井村
024261
創建年代不明の神社。祭礼は、元禄9年(1696)に始まり今に伝える。祭典は、老若男女一緒になって、9月14
日から16日まで、昼夜3日間にわたって盛大に行われ、神楽、御輿、山車の長い行列が、祭りばやしを秋風に 下北郡佐井村字八幡堂37番地
のせて、絢爛と町中を練り歩く。
箭根森八幡宮
640 観光資源
青森県
佐井村
024261
下北半島にある山。標高625m。圧倒的な存在感でそそり立つ。独立した岩峰で、高山性植物が生育し、山頂
の岩には珍しい地衣類オオウラヒダイワタケが発見された。オオウラヒダイワタケは昭和51年(1976)、国の天 下北郡佐井村大字長後字福浦地区
然記念物に指定。東北百名山。
縫道石山
641 観光資源
青森県
佐井村
024261
慶長七年(1612)に開山の曹洞宗の寺。正式名称は「祥岩山・長福寺」(しょうがんざん・ちょうふくじ)。木彫11
面観音立像(県重要文化財)は、円空が36歳の時の作品で、円空仏の中でも傑作。総高181㎝、像高145㎝、 下北郡佐井村大字佐井字古佐井112
大きさでは全国で第2位。
長福寺
642 観光資源
青森県
佐井村
024261
男女が向き合う様子と伝えられる二つの巨岩。仰ぎみる海抜百メートル余りの巨岩の、重量感あふれる迫力
に圧倒される。 昔から神の岩山として地元の人々に深く信仰されてきた。現在はその周辺がを「がんかけ公 下北郡佐井村大字佐井字矢越
園」として整備されている。
願掛岩
643 観光資源
青森県
三戸町
024414
三戸城の表門の一つといわれる城門。「糠部五郡小史」には、「盛岡城御移城に際し門柱並びに御襖等拝
領」と記されている。薬医門形式で屋根は切り妻であり、天井板は張られず。ケヤキ材が用いられ、扉には八 三戸郡三戸町川守田
双金具、乳金具が備えられている。
旧三戸城表門
644 観光資源
青森県
三戸町
024414
南部藩主28代重直より拝領したとされる城門。棟高4.17m、柱間3.37m。棟門形式で屋根は唐破風造りであ
り、垂木は一重の疎垂木。マサぶきからトタンぶきとなっているが、扉には八双金具や乳金具が備わり、天井 三戸郡三戸町川守田横道
板も張られていて見栄えも良い門。
旧三戸城搦手門
645 観光資源
青森県
三戸町
024414
三戸代官所から移築された門。棟高3.71m、柱間2.1mもので、総ケヤキ作り、薬医門形式。元和年間(1615
~23)には三戸城代が置かれたが、のちに廃止され、三戸代官所に代わった。延享4年(1747)に代官所の新 三戸郡三戸町同心町字熊野林
築ための移築か。
旧三戸代官所門
646 観光資源
青森県
三戸町
024414
縄文時代後期初頭の深鉢形土器。高さ53㎝、口径40㎝、底径15㎝。昭和45年頃、泉山遺跡東方300mで発
見。器体全面に粘土紐によって文様が施される。粘土紐を細く伸ばして器体に貼り付け縄文を施し、文様の
縁に沿って鋭利な器具で沈線(溝)を彫る。
隆帯張付文深鉢形土器
三戸郡三戸町
647 観光資源
青森県
三戸町
024414
一戸五右衛門が記した古文書。南部九牧を支配する野馬別当に就任した宝暦五年(1771)の暮れまで、16年
に渡り克明に記録したもので、日本馬政史研究の重要な資料。内容は九牧を巡検し、野守、野馬の数、牧野 三戸町大字川守田字関根
の状況を調査して書きとめたもの。
御野馬御用書留控
648 観光資源
青森県
三戸町
024414
縄文時代の手足形の粘土板。縦9.5㎝、横6.8㎝。昭和63年(1988)目時字中平の畑から出土。粘土版の両面
に幼児の手形と足形が押圧されている。手形と足形を両面に持つものはほかに見られない特徴。手形足形 三戸町歴史民俗資料館
は1歳位の子どものもの。
手・足形土版
649 観光資源
青森県
三戸町
024414
仏師法眼康継により作成された座像。台座高11.5㎝、像高26..5㎝。明治元年(1868)まで、熊野神社と並んで
建っていた天王社に祀られていた。享保8年(1723)に八日町松尾十兵衛らが寄進したもので、台座背面にそ 三戸町大字同心町字上川原
の旨が記されている。
木彫牛頭天王座像
650 観光資源
青森県
三戸町
024414
三戸城中で使用されたと伝えられる湯釜。高さ30㎝、径37㎝。三戸城表門、襖、衝立などとともに28代南部
重直より拝領したといわれる。鋳鉄製の大型湯釜で、蓋の取っ手に松毬がついている事からこう呼ばれる。
つばの一部が破損。制作年代、作者とも不明。
松風釜
三戸城温故館
651 観光資源
青森県
三戸町
024414
木彫弘法大師坐像
制作年代不明の座像。高さ49.5㎝、幅50.0㎝。27代南部利直公の四男、南部利康公を祀る正智院に伝わった
もの。寄進されたのは享保10年(1725)以前と考えられる。その後、正智院廃寺にあたり、佐藤耕左右が御真 三戸町同心町字諏訪内55
寺へ寄進したと思われる。
37
地域産業資源の内容の指定
通番
カテゴリー
県
市町村
地方公共団
体コード
地域資源名
資源の概要
所在地
地域産業資源の内容の指定
652 観光資源
青森県
三戸町
024414
三戸代官宛て申付状
653 観光資源
青森県
三戸町
024414
浅黄色肩紅二枚胴具足
654 観光資源
青森県
三戸町
024414
城山の杉
元文四年(1739)、安政四年(1857)に南部藩主が三戸代官にあてた文書。三戸御古城の清掃を命じた申し
三戸町大字梅内字城ノ下
付け状。この古文書からも、盛岡へ本城を移した後も、南部氏にとって三戸城は大切にされていたことがうか
がえる。
糠部神社の御神宝として、南部家から奉納された具足。藩主着用と伝えられているが、どの藩主のものだっ
三戸町城山公園内歴史民俗資料館
たかは定かではない。
推定樹齢約800年のスギ。樹高22.0m、幹周9.52m。27代南部利直の4男利康の屋敷地にあったと思わる。糠
三戸町城山公園内糠部神社
部神社の御神木として親しまれている。
杉
655 観光資源
青森県
三戸町
024414
世界最大級のエクストラドーズド橋。三戸望郷大橋は、橋の長さ400mの3径間連続エクストラドーズド橋で、
中央径間はPCエクストラドーズド工法。三戸広域の農産物の物流を円滑にするとともに、三戸町の四季の風 三戸郡三戸町梅内藤子~梅内駒木
景を一望することができる。
三戸望郷大橋
656 観光資源
青森県
三戸町
024414
平成19年(2007)に開館したスポーツ文化福祉複合施設。ドーム内はメインアリーナのほか、漫画家馬場の
ぼるさんの記念館「ほのぼの館 馬場のぼるの部屋」、世界中のおもちゃを集めた「ほのぼの館 世界のおも 三戸町大字川守田字元木平8-1
ちゃの部屋」、「ふるさと館」などがある。
アップルドームほのぼの館・ふるさと館
657 食資源
青森県
三戸町
024414
串にさし焼いた餅。小麦粉や米粉を練り、平らな丸もちにして串に刺し、ジュネ(エゴマ)みそをつけて焼く。農
家のお母さんが、炭火で焼く串もちは、晴れの日の行事食でもあり、また、おやつでもあった。じゅねみその 三戸郡三戸町
香ばしさに食欲をそそられる。
串もち
658 観光資源
青森県
五戸町
024422
寛永12年(1635)頃に設置の代官所。盛岡南部藩28カ村(三戸郡下13カ村、北郡下15カ村)を統轄した。明治2
年に廃止された。現在の建物は当時の代官所の平面図を基に復元されたもの。門は、文久年間(1861~
三戸郡五戸町字舘1-1 歴史みらいパーク内
1864)の建築と推定される。
五戸代官所
659 観光資源
青森県
五戸町
024422
明治元年(1868)に神仏分離令で駒形神社と改称。前身は高間館正善社である。標高約250mの高間館に馬
の神様として鎮座していた古社。木ノ下正善の姉神であるともいわれている。時代がくだって石沢部落に社殿 三戸郡五戸町
を移している。
駒形神社
660 観光資源
青森県
五戸町
024422
元禄2年(1689)に木村又助秀晴の創建の神社。境内は、1370坪を有し、土地高燥にして樹木繁茂し大国主
命を祀る。現在の拝殿は昭和6年(1931)に森田定吉、本田万太郎両氏の宮大工が建造したもので、神社全
体が昇竜降竜の彫刻に覆われいる。
新山神社
三戸郡五戸町大字倉石又重字前平7
661 観光資源
青森県
五戸町
024422
大同年間に創建されたとされる神社。祀神は軍神竹内宿禰である。現在は毘沙門様との合祀になっている。
宝暦13年(1763)に第34代藩主南部利雄が奉納したお御輿には「奉納御輿、崇高三四代南部大膳大夫利雄 三戸郡五戸町倉石中市田茂代66
公」「武運長久」と記される。
高良神社
662 観光資源
青森県
五戸町
024422
舘町神楽舞
663 食資源
青森県
五戸町
024422
馬肉料理
664 食資源
青森県
五戸町
024422
あおもり倉石牛
舘町に古くから伝わる神楽舞。獅子頭を中心とする舞で、神前で舞うのと大衆の前で舞う二通りからなってい
る。神前の前で舞うのは「権現舞」「山神舞」「三番9叟舞」などがあり、大衆で舞うのは「盆舞」「寿老人舞」「鬼 三戸郡五戸町
舞」などで、古典的な魅力を持つ。
馬肉の料理。焼肉や刺身、鍋料理が一般的。馬肉は鉄分やグリコーゲン、アミノ酸を多く含んでいて、貧血に
三戸郡五戸町
良いとされ、低脂肪でヘルシーなことから健康食品として人気がある。
馬肉
黒毛和種。『幻』とまでいわれた霜降り具合が最高。焼肉、ステーキ、しゃぶしゃぶ、すき焼きなど、さまざまな
三戸郡五戸町
調理法で楽しむことができる。
665 観光資源
青森県
田子町
024431
閻魔大王像
666 観光資源
青森県
田子町
024431
正観音菩薩像
667 観光資源
青森県
田子町
024431
千体仏像
閻魔像。閻魔大王は人間の死後の世界で生前の行いを審判する十人の王のひとり、学秀仏としては珍しく彩
三戸郡田子町大字田子字七日市 釜淵観音堂蔵
色されている。
制作年代不明の奇峯学秀が制作の菩薩像。均整のとれた美しい顔をしていて、もともとは釜淵観音堂の御
本尊であったと推察される。
三戸郡田子町大字田子字七日市
享保7年(1722)に奇峯学秀が制作の千体仏像。学秀が八戸大慈寺住職を引退したあと、故郷の観音堂にこ
三戸郡田子町大字田子字七日市
もって親族の菩提のために制作した千体仏のうちの二体である。
668 観光資源
青森県
田子町
024431
恵比須像・大黒像
制作年代不明の奇峯学秀が制作の神像。恵比須像は左手には鯛をかかえ、右手には釣竿を持ったおなじみ
の神様で、商家では商売繁盛の神様として信仰されてきた。顔の部分が特に破損がひどく、いたいたしい。大 三戸郡田子町大字田子字七日市
黒像と一対として刻まれたものである。
38
あおもり倉石牛
通番
カテゴリー
県
市町村
地方公共団
体コード
地域資源名
資源の概要
所在地
669 観光資源
青森県
田子町
024431
制作年代不明の奇峯学秀が制作の如来像。薬師如来は人間の病気や心の苦しみを癒してくれる仏であり、
三戸郡田子町大字田子字衣更 衣更薬師堂蔵
この像は耳疾に効験があるといわれる。
薬師如来像
670 観光資源
青森県
田子町
024431
制作年代不明の奇峯学秀が制作の仏像。阿弥陀如来は極楽世界の主宰者とされ、観音菩薩・勢至菩薩を脇
三戸郡田子町大字田子字上野 上野阿弥陀堂蔵
阿弥陀如来像・観世音菩薩像・勢至菩薩像
侍として従えている。勢至菩薩は最高の知恵を具えた仏とされる。
671 観光資源
青森県
田子町
024431
十一面観音像
672 観光資源
青森県
田子町
024431
仁王像 (開口形阿形-金剛像)
(閉口形吽形-力士像)
673 観光資源
青森県
田子町
024431
恵比須・大黒像
674 観光資源
青森県
田子町
024431
山の神像
作者制作年代不明の観音像。真清田神社の前身である清水観音堂の創建が平安時代まで遡ると伝えられ
ることから、その期の可能性が高く、様式にもその期の特徴が認められる。田子城時代の信直と利直はこの 三戸郡田子町大字田子字下田子 真清田神社蔵
観音への信仰が厚かった。
明治8年(1875)に周香大和尚が完成させた仁王像。広く北海道まで基金を募り完成させたという。松材を用
い、朱塗りで高さ3mの1対の像は参詣人に畏怖感を与えるほどの迫力がある。
三戸郡田子町大字関字関
制作年代不明の奇峯学秀が制作の神像。
三戸郡田子町大字田子字清水頭
個人宅に所蔵されてきた神像。所有者は、代々マタギの束ねをした家柄で、その信仰の対象として傘下のマ
三戸郡田子町大字田子字池振上平
タギたちの拠出金を鋳造したもので、原材料は大量の銅銭であったという。
675 観光資源
青森県
田子町
024431
真田太古の日記。明治十年(1877)の西南戦争の際、西郷隆盛に呼称して政府転覆を企てた真田太古(大
古、泰古、大幸、泰幸)の日記。明治八年五月十一日の在京当時から帰郷後の明治九年九月までの動向が 三戸郡田子町大字関字関
記される。現存する太古の唯一の遺品。
真田泰幸遊歴日記第十号
676 観光資源
青森県
田子町
024431
梅内文書
677 観光資源
青森県
田子町
024431
佐藤家文書
三戸代官所の下役を務めた梅内家に伝わる古文書。当地方の行政に深く関わっていた同家が残した記録。
幕府巡見使関係の記録は第一級史料として貴重。宝暦11年(1761)に記された休憩所割り当て図は、当時の 三戸郡田子町大字田子字土橋道ノ上
田子市街の構成を詳細に描いている。
佐藤家に伝わる文書。その多くは新田開発に関するもので、そのほかに家系に関するもの、武家の日常生活
三戸郡田子町大字田子字天神堂向
に関するものなど多彩であり、当時の田子町の生活を物語る貴重な文書。
678 観光資源
青森県
田子町
024431
密行した津軽について詠んだ漢詩。幕末に盛岡藩家老・東中務に仕えていた工藤祐知が、中務の命を受け
て津軽に潜入し、その状況を十篇の漢詩にまとめ一枚板に墨書して献額した。祐知が密行した津軽各地の
風物や、所感を詠じられている。
北地吟哦十首献額
三戸郡田子町大字原字原 諏訪神社蔵
679 観光資源
青森県
田子町
024431
明応年間(1500年ころ)に佐々木氏の居館を接収して南部家一族の居館とした館。牛尾館ともいう。信時のあ
とは光康、高信、信直が館の主となり、信直が第26代当主となって三戸城へ移るまでの約100年間南部氏の 三戸郡田子町大字田子字風張
居館であった。
田子前館
680 観光資源
青森県
田子町
024431
佐々木惣右衛門の居館。佐々木館ともいう。「慶長御支配帳」に「田子館 二百石 笹木惣左衛門」とある。はじ
めは現在の田子中学校校地にあった館に居住していたが、これを南部家に譲り、新たに隣接地に館を造営し 三戸郡田子町大字相米字相米向
たと伝えられる。
田子館
681 観光資源
青森県
田子町
024431
南部氏の家臣日ノ沢氏の居館。日ノ沢氏は南部家の所伝によれば、初代南部光行が入部したとき、いち早く
三戸郡田子町大字田子字野月及び日ノ沢
臣従した田子地士であった。慶長年間の「館持御支配帳」に「日ノ沢館 二百石 日ノ沢弥左衛門」とある。
日ノ沢館
682 観光資源
青森県
田子町
024431
茂市館
683 観光資源
青森県
田子町
024431
原館
684 観光資源
青森県
田子町
024431
相米館
685 観光資源
青森県
田子町
024431
石亀館
南部氏の家臣茂市氏の居館。「慶長御支配帳」に「茂市館 四百石 茂市惣七」とある。九戸戦争に参戦した信
直の配下に「茂市三七」、「岩崎出陣人数定」に「茂市三七郎」と見え、同一人であろう。盛岡に移住したあと、 三戸郡田子町大字茂市字桜館
家臣団名簿からも消えている。
南部氏の家臣原氏の居館。九戸戦争に参戦した信直の配下に「原半三郎」があり、「半三郎」は世襲名か。
三戸郡田子町大字原字諏訪ノ平
南部家29代重直代に鹿狩りで、上級武士に対して無礼を働いたことを咎められ家名は断絶したが、のちに家
格を回復した。
資料的な確証はないが、南部家から賓客として遇された相米弥左衛門の居館と推測される。
三戸郡田子町大字相米字太田平
南部第22代政康の四男紀伊守信房が造営される居館。「慶長御支配帳」に「石亀館 四百石 石亀七左衛門」
三戸郡田子町大字石亀字道地及び舘
とある。七左衛門は名を直徳といい、信房の孫にあたる、盛岡に移住して信直、利直の家老を務めた。
686 観光資源
青森県
田子町
024431
夏坂御番所跡
設置年代不明の番所跡。初め関に設置された御番所は、なにかの事情で夏坂集落中央に移転している。南
三戸郡田子町大字夏坂字夏坂
部藩日記の慶安元年(1648)の頃に、「夏坂、詰め能き所の由にて引き候由」とある。
39
地域産業資源の内容の指定
通番
カテゴリー
県
市町村
地方公共団
体コード
地域資源名
資源の概要
所在地
687 観光資源
青森県
田子町
024431
天正年間に信直の命により設置される番所跡。南部藩では番所を「御境番所」と「中番所」に区別したが、当
三戸郡田子町大字関字関
番所は後者で、旅人の素性や荷物の点検を主たる業務とした。
関御番所跡
688 観光資源
青森県
田子町
024431
九戸亀千代斬殺の場
689 観光資源
青森県
田子町
024431
洞円寺山門
天正19年(1591)の九戸戦争に係る九戸亀千代の終焉の場所。田子は九戸戦争とは直接関係はなかったは
ずだが、亀千代はこの地で殺害されたとの言い伝えが根強く伝えられており、それを裏づける古文書など、い 三戸郡田子町大字石亀字道地
くつかの物証がある。
第15世中興梅岳周香大和尚代に再建された門。旧山門は第11世英嶽徹俊大和尚代の文政2年(1819)に建
三戸郡田子町大字関字関
立されたが、のちに朽壊したため再建。材料は松とケヤキの良材で、風格のあるたたずまいを見せる。
690 観光資源
青森県
田子町
024431
明治時代から続く獅子舞。石亀神楽は年中行事として、旧正月に地区の家々を回り、家内安全・五穀豊穣・
火伏の門打ちを行う。正調な五拍子である。昭和21年(1946)に獅子舞を神楽と改め、石亀神楽保存会が誕
生した。そのご幾度の消滅状態があった。
石亀神楽
三戸郡田子町
691 観光資源
青森県
田子町
024431
高さ約30m、幅約20mの巨大な岩肌を繊細な水の流れる様から地元では別名「ソーメンの滝」とも呼ばれる。
ブナの原生林に囲まれる瑞々しい緑のトンネルを抜けると、立ちふさがる巨大な岩が目の前に現れる。冬の 三戸郡田子町夏坂夏坂
「みろくの滝」はまさに水墨画の世界。
みろくの滝
692 食資源
青森県
田子町
024431
品評会最高賞を受賞したことがある黒毛和牛。田子町では約1000頭の成牛と子牛が飼養されている。2000
ヘクタールの放牧地でゆったりと暮らす田子牛。田子牛たちが飲んでいる水は日本名水百選にも選ばれた湧 三戸郡田子町
き水。旨味たっぷり、ジューシーな味わい。
田子牛
693 食資源
青森県
田子町
024431
田子つつけ
694 食資源
青森県
田子町
024431
干し餅
695 観光資源
青森県
南部町
024457
長谷十一面観音堂
郷土の鍋料理。「にんにくみそ」「ねぎみそ」で食べる。昔は、つつけだけで食べていた。季節の野菜、とうふ、
こんにゃくなどと一緒に入れると最高の風味になる。そば粉でつくる「そばつつけ」が一般的だが、麦で作る
三戸郡田子町
「麦つつけ」もある。
干し餅。大きな餅の塊をスライスして、乾燥させる。一年のうちに最も寒い頃に作るのが習慣で、よく凍らせな
三戸郡田子町
いと、ただ硬く、食べにくい干し餅になる。
十一面観音を祀る堂宇。桁行3間梁間3間に回り縁を付け、屋根は鉄板葺の宝形造。何度か改修を繰り返
し、現在は正面に1間の向拝が付けられている。内部は奥1間が内陣で外側2間が外陣。
三戸郡南部町大向字長谷94-37
696 観光資源
青森県
南部町
024457
元和3年(1617)に入滅した入寂恵海上人の供養塔。永福寺三十世恵海上人は、盛岡城の築城とともに、お
城の鬼門鎮護のため移された盛岡永福寺の開祖。恵海上人は、胎蔵界曼陀羅によって寺院を配置すること 三戸郡南部町沖田面字早稲田
を建言したといわれている。
恵海上人五輪塔
697 観光資源
青森県
南部町
024457
南部利直夫妻の墓石。向かって左が26代太守信直の墓で、右が信直の妻。27代利直公の生母。地方色を帯
びた、独特の宝篋印塔といわれている。「前光禄太夫江山心公大居士」「廿六代太守信直公」「慶長四(1599) 三戸郡南部町小向字正寿寺62-4
天己亥十月五日化」と刻まれる。
南部利直夫妻墓石
698 観光資源
青森県
南部町
024457
寛永8年(1631)に殉死した八木橋藤十郎武茂の墓石。孫左衛門茂吉の長男でまだ部屋住み。行年26歳。二
つの石碑が建っているが、自然石のほうが当初に建てられた墓碑。27代藩主利直は、藤十郎武茂の忠死を 三戸郡南部町小向字正寿寺62-1
賞されて父の茂吉に加恩した。
八木橋藤十郎の墓石
699 観光資源
青森県
南部町
024457
室町時代の制作と推測される観音像。おだやかな御面相の十一面観音像で、頭上には頂上仏面及び化仏を
いただき、衲衣は通肩。右手は与願印を結び、左手には蓮華を持つ。眼には玉眼がはいっていて、唇には口 三戸郡南部町沖田面字早稲田7-2
紅がされ、額には白毫もある。
早稲田観音像
700 観光資源
青森県
南部町
024457
制作年代不明の観音像。像高30㎝。体の割合には頭部は少し大きく、きつい眼をしている。ふくよかな御面
相をしている聖観音像。宝冠はなく、宝髻のみ頭上高く結い上げられ、額の白毫はなし。衲衣は通肩、胸飾も 三戸郡南部町小向字鱒沢103
なし。僅かながら彩色のあとが見られる
隅ノ観音像
701 観光資源
青森県
南部町
024457
女神像
702 観光資源
青森県
南部町
024457
鰐口
703 観光資源
青森県
南部町
024457
櫛払
平安時代から南北朝時代の制作と推測される神像。像高35cm。木像(桂)。男神像も対としてあった可能性
あり。神像は、高貴な人物をモデルに作られるものであるが、この女性像のモデルとなった人物は不明。平成 三戸郡南部町大向字長谷94-1
元年(1989)に保存処理を行った。
明暦3年(1657)に泉山清右衛門が奉納した仏具。南部28代重直の時代、八幡宮に奉納したもの。
三戸郡南部町小向字八幡27
化粧道具。長さ4.2㎝、厚さは3㎜。用途は、櫛についた汚れを払うこと。朱漆が塗られている。平成6年度に出 三戸郡南部町沖田面字沖中46
土。
40
地域産業資源の内容の指定
通番
カテゴリー
県
市町村
地方公共団
体コード
地域資源名
資源の概要
所在地
704 観光資源
青森県
南部町
024457
永正2年(1505)などの棟札。上名久井諏訪神社は、町史に「該社ハ永正二丙寅年七月九日ヲ以テ創立シ建
御名方命ヲ祭神トシス」とあり、旧名久井村の村社として古くから多くの村人から崇拝されている。神社には棟 三戸郡南部町高瀬字宮野
札が17枚保存されている。
上名久井諏訪神社棟札
705 観光資源
青森県
南部町
024457
明和8年(1771)に諏訪神社の神輿を京都で作らせ、このときサギリ(商宮津)、神楽、鹿踊りの三つの神事芸
能を伝承した。世話人村井市右衛門氏が京都から人を招いて伝承させたといい、翌9年まで用具などを整え 三戸郡南部町剣吉字上町
終わったという記録が残っている。神楽は朱塗りの大きな獅子頭、それに大きな広い幕がついている。
剣吉諏訪神社神楽
706 観光資源
青森県
南部町
024457
剣吉下町内朳組
707 観光資源
青森県
南部町
024457
森越朳組
創始年代不明の踊り。藩政時代からか。農作物の豊を祈願し祝う素朴な行事がだんだん発達し、土地の地
頭や藩主の御膳での祝事となり、産土神を中心としてえんぶりも神事として部落民のよりどころ、冬期間のレ 三戸郡南部町剣吉字伊勢沢
クリエーションとして親しまれきた。
創始年代不明の踊り。昭和15年(1940)頃まで八戸行列に参加していた。昭和5(1920)年錦座(東宝)におい
三戸郡南部町森越字町小路
て、えんぶり競演会に出場し1等賞を受賞している。
708 観光資源
青森県
南部町
024457
下斗賀朳組
709 観光資源
青森県
南部町
024457
上斗賀朳組
創始年代不明の踊り。村(部落)えんぶりとして昭和18年(1943)まで継続したが、廃止されるところ、3名の愛
好者が村えんぶりとしてではなくとも残していくべきという意見のもと、現在まで保存されてきた。どさい雄の 三戸郡南部町斗賀字中道
持つ雄々しき所作を伝統する。
創始年代不明の踊り。八戸藩時代あったえんぶりの流れをくむものと伝えられている。
三戸郡南部町斗賀字上斗賀
710 観光資源
青森県
南部町
024457
約300年以前に創始の舞。虎頭と虎肌を作り、親虎子虎の2匹で舞踊り、村人たちの願いや作物の秋の収穫
をとらえてくれるという2つの融合調和の姿として、意気盛んな虎に切なる心をたくした民俗信仰の舞として誕 三戸郡南部町斗賀字上斗賀
生したと伝承されている。
上斗賀南部虎舞
711 観光資源
青森県
南部町
024457
800年以前の創始の奉納舞。武士が戦場へ出陣の際に将兵の士気を高揚させたり、或いは戦いに勝って凱
旋の折その功労をねぎらったりするため、七つ道具を用いて舞を披露して慰安に供し、神前に奉納したものと 三戸郡南部町虎渡字荒屋敷
申し伝えがある。。
虎渡杵舞
712 観光資源
青森県
南部町
024457
豊年祈願の秋祭りの際、神輿と共に行列に加わる。「明和9年壬辰7月吉日、西村和泉守作、奉納諏訪神社
大明神、剣吉村願主村井氏、立花氏」という銘のあることから、今から200年以前、神輿、神楽、鹿踊りと共に 三戸郡南部町剣吉字上町
京都より移入したとされる。
剣吉諏訪神社商宮律
713 観光資源
青森県
南部町
024457
約250年以前から伝わる舞。権現をかぶり、あごを打ち鳴らす「はうち」の響きが大きな特徴。種類も「門払い」
「青し上げ」「人がため」「家がため」など、調子も2拍子、3拍子、4拍子とに分かれる。昔は唄あり舞も12あった 三戸郡南部町斗賀字下斗賀
が、ほとんど現存せず。
下斗賀熊野神社権現舞
714 観光資源
青森県
南部町
024457
南部手踊(七踊り)
715 観光資源
青森県
南部町
024457
南部七大民謡(南部七唄)
200年以前の創始の踊り。舞台踊りとして今日のようにアレンジしたのが、旧北川村の栗山由太郎であり、更
に旧下斗賀村の故舘松栄源次郎氏によって県内外に広く普及さ、伝承されてきた。今では久慈方面や二戸 三戸郡南部町斗賀字下斗賀
地方でも盛んに踊られている。
「南部手踊り(七踊り)」以前から伴奏をなす七唄の原型はあったといわれる。七唄も舞台用にアレンジされ三
三戸郡南部町斗賀字下斗賀
味線・太鼓も付けられ、七踊りと共に発達し現在まで唄い継がれてきた。いわば名川地区は南部七唄発祥の
地といえる。
716 観光資源
青森県
南部町
024457
文久2年(1862)に獅子頭を奉納した神楽。獅子頭は朱色の大神楽で、獅子頭の中に銜(くわ)え棒があり、舞
い手はこの棒を銜えて踊るため歯が丈夫でなければ踊ることができないといわれている。毎年、諏訪神社の 三戸郡南部町上名久井字上町
宮司と共に春祈祷を行っている。
上名久井諏訪神社神楽
717 観光資源
青森県
南部町
024457
高瀬町内朳組
718 観光資源
青森県
南部町
024457
下斗賀稲荷神社宮太鼓
719 観光資源
青森県
南部町
024457
茶臼
720 観光資源
青森県
南部町
024457
高瀬町内会朳太鼓
創始年代不明の踊り。えんぶり太鼓の胴の裏には「万延2年(1861)酉七月宮野若者中」と墨で書いてあるた
め、約150年前にえんぶり組が現存していたことがわかる。現在は「南部地方えんぶり」に参加し、高瀬町内 三戸郡南部町高瀬字上宮野
の門付けをしている。
明和8年(1771)に満屋源蔵が制作した太鼓。大阪渡辺移北ノ町の細工人満屋源蔵が制作したのち、文政5年
三戸郡南部町斗賀字下斗賀
(1822)、壬午歳5月(1861)、明治9年(1876)に太鼓の張替をして現在に至る。
制作年代不明の茶臼。戦国時代の遺跡から出土するものと同じと考えられる。
三戸郡南部町大向字長谷94-6
制作年代不明の太鼓。高瀬町内の朳組は明治時代からあったが、えんぶり太鼓の胴の裏には「万延2年
(1861)酉七月宮野若者中」と墨で書いてあるため、今から約150年前にえんぶり組が現存していたことを示
す。
41
三戸郡南部町高瀬字上宮野
地域産業資源の内容の指定
通番
カテゴリー
県
市町村
地方公共団
体コード
地域資源名
資源の概要
所在地
地域産業資源の内容の指定
721 観光資源
青森県
南部町
024457
中世南部氏に関する城館跡。馬淵川と猿辺川にはさまれた挟まれた天然の要害。馬場館跡の規模はそれほ
ど大きなものではないが、もっと大規模なものであったとする説もある。聖寿寺館跡より古い形の館跡の存在 三戸郡南部町小向字馬場
が想定される。現在は土塁や堀は残らず。
馬場館跡
722 観光資源
青森県
南部町
024457
建久3年(1192)に南部初代光行が築城とされる城跡。のちに政庁として利用か。北方の高山峠から浅水を経
て五戸へ通じる道と、東方の八戸へ通じる道との分岐点にあり、交通の要所を押さえるところに立地された城 三戸郡南部町沖田面字南古舘13
館であることが、諸書に述べられている。
平良ヶ崎城跡
723 観光資源
青森県
南部町
024457
建久2(1191)に南部初代光行が宿をとした館跡。豪農助左衛門の屋敷を借上げ、家臣村人総出で一夜のう
ちに堀を巡らしたというので、一夜堀館ともいわれる。郭には神明宮と民家とが立ち並び、境内には土塁、東 三戸郡南部町相内字荒屋敷
西には出入口を思わせる箇所も遺さる。
相内館跡(一夜堀跡)
724 観光資源
青森県
南部町
024457
塚ノ越古塚
725 観光資源
青森県
南部町
024457
大向館跡(鎧神館・衣甲館・中山構館)
南部氏代々の供養塚。南部氏累代の墓を守ってきた八幡宮別当佐々木家が、南部氏の墓として代々供養し
てきたことから、南部氏の御塚といわれる。大正時代までは5基あったが、道路の拡幅工事の際に3基が取り 三戸郡南部町沖田面字南古舘10
崩され現在は2基を残す。
中世南部氏に関連する城館跡。鎧神館・蝦夷館・中山構館が一体のものとして機能していたと思われるた
め、この三つの郭の総称として大向館跡としている。前に馬淵川、後ろに霊峰名久井岳を背負う、広大な館
跡が想定される。
三戸郡南部町大向字下比良 ほか
726 観光資源
青森県
南部町
024457
桜庭安房直綱の城館跡。赤石城ともいわれ、館主は南部26代信直、27代利直に仕えた。赤石集落の東側で
北に馬淵川を臨む断崖上としている。十二神社を中心にみると、赤石集落そのものが館跡としての痕跡が見 三戸郡南部町赤石字舘
られるため、広大な館跡が想定される。
赤石館跡
727 観光資源
青森県
南部町
024457
腰掛石
728 観光資源
青森県
南部町
024457
一里塚
729 観光資源
青森県
南部町
024457
三光寺いちょう
730 観光資源
青森県
南部町
024457
正寿寺おんこ
731 観光資源
青森県
南部町
024457
赤石けやき
聖寿寺館に放火した赤沼備中と、追った下斗米昌家がここで戦い、勝敗が付かず互いに疲れ果て、腰を下ろ
して休んだと伝える二つの大きな石。国道(旧八戸街道)を挟んで北側に赤沼石(大)が在り南側に下斗米石 三戸郡南部町玉掛字諏訪ノ平
(小)が在ったといわれている。
奥州街道沿いに残る、保存状態の極めて良い一里塚。
三戸郡南部町沖田面字梨子ノ木84-3
推定樹齢約800年のイチョウ。三光寺境内にあり高さ約22m、周囲約9.50m。
三戸郡南部町小向字正寿寺60
推定樹齢約1000年のイチイ。南部利康霊屋の左わきにあり樹高約15m、周囲約4.35m。
三戸郡南部町小向字正寿寺62-1
推定樹齢約320年のケヤキ。赤石十二神社の境内にあり、高さ 約22m、周囲約7m。根元に大きな瘤が多い。 三戸郡南部町赤石字待場
732 観光資源
青森県
南部町
024457
しだれ栗
733 観光資源
青森県
南部町
024457
夫婦杉
734 観光資源
青森県
南部町
024457
八幡大杉
推定樹齢約400年のクリ。逆さ栗ともいう。安達の婆が杖を逆さに挿したという杖立て伝説が伝わっている。相
三戸郡南部町相内字相西
内集落、浅水集落の境界にあり樹高約5.8m、周囲約1.5m。
推定樹齢約150年のスギ。2本の杉が途中で接合して1本になった珍木で、集落では神木として大事にされて
三戸郡南部町小向字鱒沢
いる。樹高約25m。
杉
推定樹齢約820年のスギ。本三戸八幡宮の境内にある杉の大木。胸高の周囲約7m、樹高約24m。
三戸郡南部町小向字八幡
杉
735 観光資源
青森県
南部町
024457
制作年代不明の半跏像。総高約55㎝。恵光院には「山の神」として伝えられてきたが、『南部の仏像』では、
「役行者半跏像」江戸時代以前の作と紹介。右手に持つ「マサカリ」により意見の分かれる。僧侶の頭巾、衣
装、袈裟から「木造僧形山神半跏像」とした。
木造僧形山神半跏像
三戸郡南部町大向字長谷1-1
736 観光資源
青森県
南部町
024457
推定樹齢300年以上のモミ。樹高32.8m、胸高幹周囲5.18m。江戸時代初期に神楽を奉納した際に、その記念
として植栽されたと伝えられる。由来は定かはでないが「トピコの木」と呼ばれる。明治時代に神様が戦勝を 三戸郡南部町高瀬字宮野38
知らせた伝説あり。
モミの木(トピコの木)
737 観光資源
青森県
南部町
024457
樹齢約400年以上のマツ。樹高7.10m、胸高幹周囲2.48m、直径0.75m。昭和40年代まで、伊勢沢には2本の笠
三戸郡南部町剣吉字伊勢沢98-2
松が保護されていたが、現在は1本のみ。藩政時代は栗林の中にあり、里人により大切に守られた赤松であ
る。。
伊勢沢の笠松
738 観光資源
青森県
南部町
024457
山神の松
739 観光資源
青森県
南部町
024457
ゼネラル・レクラーク
樹齢約450年以上のマツ。樹高31.98m、胸高幹周囲4.0m、直径1.3m。相内野の絵図にこの松が描かれてい
る。古くから道の目標の木、守り神であったといわれる。昭和初期頃、この松に斧を入れた人に災いがあった 三戸郡南部町剣吉字下山43-1
といわれ、傷跡が残る。
西洋なしの高級品種。ゼネラル・レクラークは、とろけるような食感と、独特の味、香りで人気の果物。青森県
三戸郡南部町
の主産地は南部町で、近年、生産が増加し産地化が進んでいる。高級果物店などでギフトとして扱われる。
42
ゼネラル・レクラーク
通番
カテゴリー
県
市町村
地方公共団
体コード
地域資源名
資源の概要
所在地
地域産業資源の内容の指定
740 観光資源
青森県
南部町
024457
馬淵川に生息するナマズ。なまずは色が黒く、口は大きくて目は小さく長いひげがなんともアンバランス。食
べてみると身は姿形からは想像できないほど白く脂肪が少なく淡白な味。煮ても焼いても美味しく、バーデ
パーク内のレストランなどで味わうことができる。
福地のなまず
三戸郡南部町
741 観光資源
青森県
南部町
024457
名久井岳
742 観光資源
青森県
階上町
024465
銀杏の木
743 観光資源
青森県
階上町
024465
お台場跡
名久井岳を中心とした自然公園。指定面積は1,076ha。標高615.4メートルの低山。南部地方随一の霊峰とし
ても知られ、山麓には法光寺、恵光院などの由緒ある寺院があり、信仰の山としてあがめられる。登山道や 三戸郡南部町
遊歩道も整備されて登山を楽しめる。
樹齢推定1000年のイチョウ。樹高27m、幹周13.3m。気根多く垂れ下がり地上に達して着根している。この幹
周は国内最大級。被覆面積は1,500平方メートル(450坪)に及ぶ。母乳不足の女性の信仰で知られている。
三戸郡階上町道仏銀杏木窪
文化、文政のころ築造された台場跡。当時、外国船が八戸沖にあらわれるようになり、八戸藩が浦固めのた
三戸郡階上町道仏字小舟渡
めに小舟渡地区及び各所に築造した。
744 観光資源
青森県
階上町
024465
延享2年に津要法師によって建立された投石。落成式には近隣寺院の僧侶や八戸藩の人々が集まり盛大に
三戸郡階上町赤保内字寺下
行われたと伝えられていいる。大正2年(1913)の暴風雨で倒壊し、現在は土台石のみが残る。
五重の塔跡
745 観光資源
青森県
階上町
024465
享保15年(1730)に津要法師によって建立された灯明堂跡。舟渡岬付近で遭難する船が多く航海の安全を図
るため建立。当時この灯明堂の油料が藩より支給されていることが八戸藩資料から確認されて、藩の重要施 三戸郡階上町赤保内字山館前
設として位置付けられていたと考えられる
灯明堂跡
746 観光資源
青森県
階上町
024465
約300年前から赤松家に伝わってきた神楽。「中山」の系統に属し、リズムは5拍子。舞は12種類の舞曲から
なり、山の神、荒神など特徴のある面をつけて舞う姿は魅力的で変化に富む。優雅、神聖の中にもしゃれが
あり、古くから民衆の心をとらえてきた。
道仏神楽
三戸郡階上町
747 観光資源
青森県
階上町
024465
縄文時代前期(約8,000年前)の貝塚遺跡。多くの魚や動物の骨、貝類などが検出され、当時の食生活を知る
上で重要な資料になっている。骨を加工してつくったへらや釣針や土器も東北南部の影響をうけた大変珍し 三戸郡階上町道仏字白座窪
いものが出土し、青森県内でも有名な遺跡。
白座遺跡
748 観光資源
青森県
階上町
024465
縄文時代中期末葉(4,000年前)の遺跡。住居跡が51軒も検出された大集落跡。配石遺構と呼ばれる石を
一ヶ所に集めた場所が多く見つかる。遺物では北海道産の黒曜石をつかった石鏃、石槍や様々な種類の土 三戸郡階上町金山沢字野場
製品なども発見されている。
野場遺跡
749 観光資源
青森県
階上町
024465
平安時代(約1,000年前)の遺跡。これまでにかまどを持った住居跡が16軒ほど検出されている。遺物は土師
器(はじき)、須恵器(すえき)、鉄製品などが出土。中でも鉄に関しては遺跡の方々で鉄くずが見られることか 三戸郡階上町赤保内字山館前
ら鍛冶を行っていた可能性がある。
山館前遺跡
750 観光資源
青森県
階上町
024465
中世(500年前)の城館跡。南北140m、東西90mの長方形状に造られた。三重の堀、土塁が巡っていることが
調査の結果明らかに。当時の道跡や門跡、様々な建造物の柱穴跡などが検出されている。遺物では、陶磁 三戸郡階上町晴山沢字小沢
器、貨幣、鉄製品などが出土している。
小沢館遺跡
751 観光資源
青森県
階上町
024465
縄文時代後期末から晩期初頭(約3,000年前)の遺跡。多くの住居跡や竪穴などが検出されている。墓には、
頭に赤い粉をふりかけた縄文人骨が発見された。遺物では首がソケット状になった膝を抱える土偶や水晶の 三戸郡階上町平内字滝端
石鏃、アクセサリー類等大変貴重なもの。
滝端遺跡
752 観光資源
青森県
階上町
024465
縄文時代中期中葉(約9,000年前)の遺跡。住居や落とし穴、貯蔵用の穴が数多く見つかった。遺物は底が
尖った貝殻で文様を付けた土器が大変多く出土し、住居内から魚捕り用の網のおもりとして使われた石錘が 三戸郡階上町金山沢字小板橋
36点まとまって出土。道具を保管がわかる。
小板橋遺跡
753 観光資源
青森県
階上町
024465
縄文時代後期前葉から弥生時代初頭(約3,000年~2,300年前)の遺跡。竪穴式住居跡11軒、土坑11基、貝塚
1ヶ所が検出されている。獣・鳥・魚の骨・貝殻の他にそれらで作った多くの骨角器が確認された。腰飾りは貴 三戸郡階上町赤保内字寺下
重な男性用の装身具か。
寺下遺跡
754 観光資源
青森県
階上町
024465
階上岳
755 観光資源
青森県
階上町
024465
階上岳龍神水
標高740m。平成25年(2013)に階上海岸とともに「三陸復興国立公園」に指定。北西には八戸市街、八甲田
連峰を一望でき、北東には広大な太平洋、また南西には北上山脈を眺めることができる。 山の8合目、大開
平には天然のつつじが群生する。
三戸郡階上町
階上岳の湧き水。「岳大明神」は山形県鶴岡市の善宝寺にある龍神の分身といわれ、雨と水の神で、日和乞
三戸郡階上町
いや雨乞い、地鎮や風鎮、豊作加護、悪魔払いに信仰されてきた。龍神水は山の山頂付近の湧き水としては
珍しいもの。
43
名久井岳
通番
カテゴリー
県
市町村
地方公共団
体コード
地域資源名
資源の概要
所在地
地域産業資源の内容の指定
756 観光資源
青森県
階上町
024465
高僧行基が伝えたという観音像。奥州南部糠部三十三ヶ所巡礼一番札所。観音堂の中には、境内には西国
三十三ヶ所巡礼の観音様が祭られており、お参りすればご利益が受けられるといわれる。毎年5月第3土日に 三戸郡階上町赤保内寺下8
例大祭が行われる。
寺下観音
757 観光資源
青森県
階上町
024465
三陸復興国立公園の一角をなす海岸。延長 5.5kmで、芝生地帯、岩礁地帯と変化に富み、キャンプ、釣りな
どアウトドアレジャーには格好の場所。磯釣りポイントは数ヵ所、沖釣りも3漁港(大蛇、追越、小舟渡)から観 三戸郡階上町
光漁船に乗って楽しむことができる。
階上海岸
758 観光資源
青森県
階上町
024465
小舟渡海岸にある灯台。三陸復興国立公園の一画をなし、芝生地帯、岩礁地帯と変化に富んだ海岸線が特
徴。毎年7月下旬に行われる「いちご煮祭り」の会場でもある。青森県内最東南端の地で、県内で一番早く朝 三戸郡階上町道仏
日の昇る場所で、水平線から昇る姿は絶景。
階上灯台
759 食資源
青森県
階上町
024465
ソバの品種。階上在来系統から選抜された品種で、青森県農業試験場で種子を取り寄せ試験栽培した結
果、優れた成績で大正7年(1918)に「階上早生」と命名。青森県で唯一の奨励品種に採用。粘りが強く風味豊 三戸郡階上町
かなそばとして人気がある。
階上早生階上そば
760 観光資源
青森県
新郷村
024503
昭和10年(1935)に発見された墓。ゴルゴダの丘で磔刑になったキリストが実は密かに日本に渡っていた。そ
んな突拍子もない仮説が、竹内古文書から出てきた。考古学者の一団が「キリストの遺書」を発見したり、考 三戸郡新郷村戸来野月33-1
古学・地質学者の著書でとりあげられた。
キリストの墓
761 観光資源
青森県
新郷村
024503
山中の巨石。竹内古文書によると、エジプトのピラミッドよりも古い数万年前のピラミッドが日本には7基あると
され、昭和10年(1935)に画家の鳥谷幡山によって発見された十和利山のピラミットが4基目。頂上に巨石を 三戸郡新郷村戸来雨池11-41
配置したピラミット。太陽礼拝所か。
大石神ピラミッド
762 観光資源
青森県
新郷村
024503
三嶽神社(戸来)
763 観光資源
青森県
新郷村
024503
三嶽神社(西越)
貞観5年(863)に創建された神社。古色蒼然たる神威の崇厳を窮める旧御社で皇朝第56代清和天皇の御代
に建立。神話と伝説に包まれた古社の境内には、樹齢500年とも800年ともと言われる欅をはじめ、古木大樹 三戸郡新郷村大字戸来字三嶽下15
が林立して歴史的な重みを感じさせる。
創建年代不明の神社。戸来三嶽神社よりも50年も早く創建され、祭神は広国押武金日命で、西越三嶽神社
の祭神は倉稲魂命で、農事の神。
三戸郡新郷村大字西越
764 観光資源
青森県
新郷村
024503
明応5年(1496)に創建された寺。大日如来は戸来家の寄進した記録があるが、文珠、普賢の両菩薩は運慶
三戸郡新郷村戸来金ケ沢33-2
の作とか春日の仏師作といわれているもので、門外不出の秘宝。
長泉寺
765 食資源
青森県
新郷村
024503
「飲むヨーグルト」は、(財)新郷村ふるさと活性化公社の角岸事務局長と田沢部長が、何ヶ月もかけて試行錯
誤の末に完成させた商品で、安定剤や酸味料などを一切使わず、こだわりの低温殺菌で生産される。
三戸郡新郷村戸来雨池11-2 (財)新郷村ふるさと活性化公社
飲むヨーグルト1ミリリットル当たりに含まれる乳酸菌数は、その数13億~15億個で、国内最高レベル。
飲むヨーグルト
766 観光資源
青森県
新郷村
024503
みずばしょうの群生地
菅場地区のミズバショウの群生地。国道454号線沿いの北東北では最大規模といわれる3.55haの湿原に毎
年約10万株が花をつける。見頃は4月下旬から5月上旬で、1周約900mの遊歩道を歩きながら、一面のみず 三戸郡新郷村
ばしょう群落を散策することができる。
44
そば
通番
カテゴリー
県
市町村
地方公共団
体コード
地域資源名
資源の概要
所在地
1 観光資源
岩手県
平泉町
034029
天台宗の護国三部経の1つ「金光明最勝王経」を経文の文字で層塔を描いたものである。
縦長の紺紙の中央に、経文を金泥で塔形に筆写し、一巻で一塔を造立し、その集成が層塔の形をなし、10
幀で10巻としている。
紺紙著色金光明最勝王経金字宝塔曼荼羅図 経文は、塔の頂上の宝珠に始まり、順に下層に降り、基壇で終わっている。
西磐井郡平泉町平泉字衣関
このお経は、国を守り、民生を安定させる法理を説いたもので、古くは聖武天皇が諸国に国分寺を建てて金
光明四天王護国寺と称したように、藤原氏もまた、こうしたものを作って奥羽の安泰と民生の安定を祈願した
ものだろうといわれている。
2 観光資源
岩手県
奥州市
032158
日高神社本殿
3 観光資源
岩手県
平泉町
034029
白山神社能舞台
日高神社は大同元年(806)創建とつたえる東北地方の古社で、北斗星の本地、妙見菩薩を祀る宮として信
仰を集め、古来「日高妙見」の名で親しまれてきた。
現在の本殿は、寛永9年(1632)に伊達氏の家臣で水沢館主であった留守宗利によって建立されたと伝えて
いる。
奥州市水沢区日高小路
本殿、拝殿、幣殿から成るが、現在の拝殿、幣殿は昭和24年に完成したものである。
岩手県下では、江戸時代前期まで遡ることのできる数少ない神社本殿である。
作りも優秀で、蟇股、台輪、庇頭貫などに特色ある形式がみられ、本県の神社建築の歴史を知るうえで貴
重である。
白山神社は中尊寺鎮守のひとつで、境内の北方にある。
現存する白山神社能舞台は、嘉永2(1849)年の消失後、同6(1853)年に竣工したものである。
舞台及び楽屋は東西に長い入母屋造、茅葺で、西半を舞台、東半を楽屋とする。
西磐井郡平泉町平泉
鏡の間は、西面は入母屋造、東面は寄棟造の茅葺である。
白山神社能舞台は、正統的かつ本格的な規模と形式の舞台をはじめ、橋掛、鏡の間、楽屋からなり、完備
した構成の近世能舞台遺構としては東日本で唯一と言え、高い価値がある。
4 観光資源
岩手県
大船渡市
032034
古来から大船渡湾内の漁撈(アワビ・ワカメ・ノリなどの採取)に用いられたまるきぶねの代表的なものであ
る。
大船渡市
構造上、波風に流されることが少なく、安定性が大きいので、作業に便利であった。
指定時は、赤崎町志田兼右ェ門氏の所有であったが、その後、大船渡市に寄贈され、現在は大船渡市立
博物館に保存されている。
大船渡のまるた
5 観光資源
岩手県
西和賀町
033669
西和賀町沢内を南北に流れる和賀川が氾濫し、その護岸工事が藩政時代から何回となく繰り返され、この
工事の際に、石を運ぶために使用していたという伝承があるが、古くは、同じ型のまるきぶねを同地方で渡し 和賀郡西和賀町沢内字太田
舟として使用していたとも伝えられている。
沢内のまるきぶね
6 観光資源
岩手県
西和賀町
033669
マタギの狩猟用具
東北地方には、中央に奥羽山脈、その東に北上山地、西に出羽山地などが南北に長く連なっており、古く
からそこにマタギ、ヤマダチ、鉄砲打ちなどと呼ばれる狩人が住み着いて、冬から春先にかけて狩猟に従う生
活が営まれてきた。
和賀郡西和賀町沢内字太田
ここに収集された「マタギの狩猟用具」は、奥羽山脈沿いのマタギ集落を中心にとりまとめられたもので、狩
猟用具122点、服物・携行用具257点、狩小屋関係15点、処理加工用具29点、交易関係用具7点、信仰用具
56点、計486点と広範囲にわたり、巨細にまとめられている。
7 観光資源
岩手県
花巻市
032051
南部杜氏の酒造用具
花巻市石鳥谷町周辺は南部流杜氏の発祥の地といわれる。
ここの杜氏は古くから東北地方を中心に四国地方まで史跡を残し、越後・丹波のそれと並んで全国的に著
名である。
花巻市石鳥谷町中寺林 石鳥谷歴史民俗資料館
南部杜氏の酒造用具は、かつての酒造過程で使用された種々の関係用具等を巨細に取りまとめたもので
ある。
酒造の各過程である米研ぎ・蒸し・麹つくり・仕込み等の関連諸用具をはじめ、酒造関係の出荷用具・信仰
儀礼用具・仕事着等が展示されている。
8 観光資源
岩手県
西和賀町
033669
沢内及び周辺地域の積雪期用具
和賀川の最上流部に位置し、奥羽山脈に抱かれた沢内地域は、冬期の豪雪地帯として知られている。
このコレクションは、沢内及び周辺地域の冬ごもりの準備から、翌春の消雪するまで繰り広げられてきた生
活の用具類をはじめ、積雪期に展開されてきたさまざまな生産活動に使用されてきた用具類など1,792点から
和賀郡西和賀町沢内字太田
構成されている。
積雪期の生活を即物的に知るうえで通して貴重であるばかりでなく、人々が一年を通して自然環境に適応
しながら、いかに生活してきたかを具体的に理解するうえからもきわめて重要な資料である。
9 観光資源
岩手県
奥州市
032158
黒石の十三塚は、奥州市水沢区黒石町の北上川左岸に位置し、近くの黒石寺の往古の領域境の丘陵上に
北西から南西にかけて緩やかなS字を描いて並ぶ。
奥州市水沢区黒石町字下柳 外
13基の塚は、いずれも盛り土だけで作られ、中央の塚が最も大きい典型的な十三塚となっている。
保存状態は極めて良好であり、また十三塚の築造過程を推測できる貴重な事例である。
黒石の十三塚
10 観光資源
岩手県
宮古市
032026
北上山地の山村生産用具コレクション
この資料は、昭和30年代後半から行われた民俗調査の成果に基づいて収集された約5千点の資料の中か
ら、宮古市北上山地民俗資料館の活動を中心に整理されたものである。
資料は、自然物採集・加工用具、農耕用具、山樵(さんしょう)用具、狩猟・漁撈(ぎょろう)用具、畜産用具、 宮古市川井 北上山地民俗資料館
養蚕(ようさん)用具、製糸・機織(はたおり)用具、諸職用具の9分野に分けられており、それぞれ作業工程
順に整理されている。
1
地域産業資源の内容の指定
通番
カテゴリー
県
市町村
地方公共団
体コード
地域資源名
資源の概要
所在地
地域産業資源の内容の指定
11 観光資源
岩手県
花巻市
032051
早池峰神楽
12 観光資源
岩手県
紫波町
033219
山屋の田植踊
花巻市大迫町の岳・大償の2地区に伝承される神楽で、それぞれ早池峰・大償神社の例祭に奉納されてい
る。
この神楽は、もと早池峰山を霊峰として仰いだ山伏修験者が演じたもので、明治以降、土地の人々の伝承
花巻市大迫町内川目
するところとなり、現在では、夏の祭礼(7月31日〜8月1日)のほか歳末には民家の座敷を舞台としても行わ
れる。
岳・大償の神楽の源流は、もとは同じであったらしいが、前者は5拍子を基調に勇壮で、後者は7拍子を基
調に繊細な芸風をもち、ともにその演技、演出法には特色の著しいものがあり、能楽大成以前の姿を暗示し
山屋の田植踊は、県南部地方のニワ(内庭・土間)で踊る「庭田植」とは異なり、早乙女の笠ふりと間をつな
ぐ仲踊りが中心となり座敷で踊る「座敷田植」と呼ばれるものである。
初春の予祝の行事が風流化され、きわめて多彩な芸内容を持った田植踊りとして展開したものであり、ま 紫波郡紫波町山屋
た、早乙女が頭に冠った花笠を美しく回転する「笠ふり」は、岩手県中部地方の田植踊りの特徴をよく伝えて
いて、価値が高い。
神楽
13 観光資源
岩手県
一関市 大船
室根神社祭のマツリバ行事
祭りは閏年の翌年の9月19日に行われてきたが、その特色は、勧請の当時から祭りに関与した村々の子孫
の者が、祖先の奉仕した役割そのまま、今に受け継いで、代々祭りに奉仕していることである。
一関市室根町・一関市大東町・一関市千厩町・一関市川崎町・大船渡
行列の出し物などは風流化されて華やかなものになっているが、神輿の先着争いには作占の古い名残が、
市・宮城県気仙沼市・唐桑町
唐桑からの潮水献上には浜下りの名残がみられるなど、総じて古い祭りの形態が、土地の特色ある風俗習
慣として残されており貴重である。
14 観光資源
岩手県
北上市 奥州
鬼剣舞
剣舞と呼ばれる芸能の中でも、忿怒の形相の仮面をつけて踊る剣舞は、鬼剣舞の名称でよく知られ、岩手
県中・南部に伝承されている。
踊りの内容は、鳥の羽または馬などの毛を使ったカブリモノを頭にいただき、忿怒面を掛けたイカモノ8名程 北上市・奥州市胆沢区・奥州市衣川区
度、カッカタあるいはサルコと称される者等の踊り手が、太鼓・笛・鉦の囃子と念仏歌を背に、扇・アヤ竹・刀
の採り物を様々に駆使しながら踊る。
鬼剣舞
15 観光資源
岩手県
宮古市
032026
黒森神楽
黒森神楽は、もとは宮古市山口にある黒森神社の別当が主宰し、黒森山を行場とする修験山伏の集団に
よって伝承されてきたが、現在は宮古市内、岩泉町小本などの有志によって受け継がれている。
この神楽は、修験のカスミ(旦那場)廻りの伝統を神楽巡業によって現代に受け継ぐ数少ない神楽集団であ 宮古市
り、舞込み・舞立ち・墓獅子・柱かがり・火伏せ祈祷・身がためなど、きわめて重要な儀礼慣行をもち、また、演
目も豊富であることから、芸能史上貴重である。
黒森神楽
16 観光資源
岩手県
平泉町
034029
無量光院跡
無量光院は、3代藤原秀衡が建立したもので、別に新御堂とも称した。
庭園は浄土曼荼羅を地上に移して極楽浄土を荘厳したものであって、池は曼荼羅の宝池会にあたり、中島
は三尊会の部分に相当する。
西磐井郡平泉町平泉字花立
正面に見える束稲山は宇治の朝日山に、猫間ガ淵を宇治川にみたて、回りに築山のような土塁をまわす。
庭園は毛越寺・観自在王院の庭園とともに典型的な浄土庭園である。
17 観光資源
岩手県
奥州市
032158
近世日本の国際的立場を覚醒させた蘭学者の一人、高野長英の誕生した旧宅である。
旧宅は、明治9年(1876)に改善されているので、屋根その他は当時の様子がはっきりしないが、長英の居
室であった階下の8畳と6畳の2室は、今なお当時のまま保存されている。
高野長英旧宅
奥州市水沢区字大畑小路
18 観光資源
岩手県
北上市
032069
国見山廃寺跡
国見山廃寺跡は昭和11年(1936)の道路改修工事の際に軒丸瓦片が発見されたことと、周辺から布目瓦
片、円面硯片、平安時代の土器片などが発見されていたことから、古代寺院跡の存在が想定されていた。
北上市教育委員会は昭和38年(1963)から5ヶ年にわたり発掘調査を実施し、その結果、古代の大規模な山
北上市稲瀬町内門岡
岳寺院跡であることを確認した。
これまでの調査により、国見山廃寺跡は国内における最北の山岳寺院跡であり、一帯が古代から近世・現
代まで継続して宗教活動の拠点であったことが明らかになった。
国見山
19 観光資源
岩手県
平泉町
034029
秀衡が平泉を守るため雌雄一対の黄金の鶏を埋めたとか、北上川まで人を並べ土砂を運ばせて築いた造
り山であるという伝説が残る山で、中尊寺と毛越寺のほぼ中間点に位置し平泉のまちづくりの基準となった象
西磐井郡平泉町平泉字花立
徴の山である。
平泉を訪れた松尾芭蕉も「金鶏山のみ形を残す」と詠んでおり、この山に対し強い印象を持ったことがうか
がえる。
金鶏山
20 観光資源
岩手県
平泉町
034029
801年に征夷大将軍坂上田村麻呂が建立したと伝えられる都市平泉と周辺地域を結ぶ交通の要衝に設け
られた寺院である。
西磐井郡平泉町平泉字北沢
中尊寺三重の池の護岸と共通する技法の玉石護岸を持つ園池が造られるなど、12世紀後半に隆盛してい
た。
また、毘沙門堂の西方には岸壁に刻まれた磨崖仏がある。
達谷窟
21 観光資源
岩手県
一関市
032093
骨寺村荘園遺跡
重要文化財である「陸奥国骨寺村絵図」にみえる中世荘園の面影が景観として現存する稀有な事例であ
る。
一関市厳美町字若井原
骨寺村は中尊寺の僧である蓮光が「紺紙金銀字交書一切経」を完成させ、清衡から労をねぎらう意味で与
えられた荘園である。
その事績により蓮光は経蔵別当に任ぜられ、以来室町時代まで経蔵別当領として伝えられている。
2
骨寺村荘園遺跡
通番
カテゴリー
県
市町村
地方公共団
体コード
地域資源名
資源の概要
所在地
22 観光資源
岩手県
奥州市
032158
大清水上遺跡
大清水上遺跡は、胆沢扇状地の最奥頂部、標高280mの中位段丘上に立地する。
遺跡は縄文時代前期後葉の大木5式期に限られ、遺構がまったく存在しない直径20mの中央広場を取り
囲むように、大型竪穴住居62棟がその長軸を中央広場の中心に向けて円環状に直径約110mの範囲で配
奥州市胆沢区若柳
置され、さらにその外側には小型竪穴住居や主に貯蔵穴と想定される土坑が巡る。
大清水上遺跡は、中央広場に軸線を向けて環状を形成する集落で、縄文時代中期に普遍化する環状集落
の初期形態として、その形成状況がわかる極めて重要な遺跡である。
23 観光資源
岩手県
大船渡市
032034
珊琥島
大船渡湾に、美しいアカマツ林で被われた大小4つの島があるが、湾口に最も近く、大きいのが珊琥島であ
る。
島は、湾口から約1.6km、下船渡から約300mの所にあり、南北約370m、東西約100mの大きさで、頂上は平 大船渡市珊琥島
坦で、中生代末の白亜紀に堆積した白亞紀層(砂岩・礫岩・頁岩など)からなる海成段丘の一部で、その後の
陸地の沈降で島となったものである。
島は、殆どアカマツの天然林で被われ、林内には、ツツジ・ヤマモミジ・コナラなどの闊葉樹が混じっている。
24 観光資源
岩手県
平泉町
034029
旧観自在王院庭園
観自在王院跡は、阿弥陀如来の仏国土(浄土)を表現した浄土庭園を伴う寺院の考古学的遺跡である。
観自在王院の庭園は、大小の阿弥陀堂の南側に設けられた園池を中心として、背後の金鶏山とも一体的
に阿弥陀如来の極楽浄土の表現を意図して造られた浄土庭園だった。
西磐井郡平泉町平泉字志羅山
「舞鶴が池」と呼称される園池の平面形状は、「池は鶴か亀の形に掘るべし」と記す『作庭記』の記述と一致
する。
現在は史跡公園として整備・公開されている。
25 観光資源
岩手県
一戸町
035246
根反の大珪化木
一戸町根反地区の東、根反川左岸の崖にある。
珪化木は、四つ役層(新第三系中新統・約1,500万年前)に属する砂質凝灰岩層の中に直立しており、露出
しているのは樹幹の上半部と下半部の反面である。
二戸郡一戸町根反字川向
樹種はセコイヤメスギで、第三紀時代には各地で大森林を形成していたようである。
根反の大珪化木は、直立珪化木としてわが国最大で、また形も良くきわめて貴重である。
26 観光資源
岩手県
八幡平市
032140
焼走り溶岩流は、享保4年(1719)1月、岩手山の北東山腹、標高凡そ1,180m付近で起きた火山活動で流出
した熔岩流で、長さ約4km、幅は下方ほど広く末端部で1.5kmの扇状地のような形をしている。
八幡平市田頭
熔岩は、かんらん石を含む両輝石安山岩で流動しやすく、灰黒色をした多孔質な塊状熔岩で、小さいもの
は拳大から大きいものは直径数mの熔岩塊が重なり合って堆積し、荒涼たる岩原を現出している。
焼走り熔岩流
27 観光資源
岩手県
陸前高田市 032107
椿島ウミネコ繁殖地
椿島は、広田岬の南東海上約1kmの所にある花崗岩の小島である。
ウミネコは、カモメの一種で体長40cmくらい、翼長35cmくらい、脚およびくちばしは黄色、くちばしの先端は
赤い。
背部は青灰色、尾に一すじの黒帯がある。
毎年2月から3月にかけて繁殖地に集まり、5月から6月にかけて産卵しヒナを育てる。
巣は、岩のくぼみに枯れ草を少し置いた程度の粗末なものである。
巣内には、2〜3個の卵が見られることが多い。
6月上旬にふ化し、7月中旬には成鳥の大きさになる。
陸前高田市広田町字集
28 観光資源
岩手県
釜石市
032115
三貫島オオミズナギドリおよび
ヒメクロウミツバメ繁殖地
三貫島は、釜石港の北東約11km、御箱崎南端のオイデ崎の東南1kmのところにある無人島である。
オオミズナギドリは、ミズナギドリ科最大の海鳥で、背部は灰色、体の下面は純白、頭部は褐色の斑点があ
り、翼長30cm程である。
島に来るのは2〜3月頃で、巣穴は径20〜30cm、長さ1〜5mもある横穴である。
釜石市箱崎町
6〜7月頃に巣穴の奥で産卵し、ヒナを育て初冬の頃に一斉に島を去っていく。
島は、タブノキを主とした原生林的な趣きがあり、これらの海鳥のほかにクロコシジロウミツバメやウミウも
繁殖している。
29 観光資源
岩手県
宮古市
032026
日出島クロコシジロウミツバメ繁殖地
日出島は、日出島地区から東方約600mの海上に浮かぶ小島である。
島はアカマツを交えた広葉樹林で被われ、林下にはササ類、草木類が密生している。
クロコシジロウミツバメは、これらの樹木の根元や下草が繁った所に深さ約1m近い巣穴を作ってある。
この鳥は、ウミツバメ科に属し、体は暗色で、尾羽のつけ根が白いのでクロコシジロの名で呼ばれる。
毎年、5月ころ島に飛来し、産卵・育雛ののち、10月頃島を去る。
日出島でのクロコシジロウミツバメの総数は、巣穴の分布状態から約1万羽と推定されている。
宮古市鍬ヶ崎
30 観光資源
岩手県
八幡平市
032140
大揚沼は、北ノ又川の北側、東八幡平(屋敷台)から藤七温泉に通じる旧道の傍らにある。
モリアオガエルは、指先に吸盤があってよく樹木に登る。
大揚沼のモリアオガエル及びその繁殖地 体色はいわゆる保護色で、青緑色・暗褐色あるいは緑色に褐色の斑点があるなど一様ではない。
産卵期は、6月中旬〜7月上旬頃である。
県内でも数カ所の繁殖地があるが、最も産卵の多いのは、この大揚沼と雫石町白沼となっている。
八幡平市字寄木
31 観光資源
岩手県
岩泉町
034835
イヌワシ繁殖地
イヌワシは、黒褐色の大型のワシで、高山山岳地帯に生息するものが多く、主として人や獣類の近づきにく
い岩壁で営巣し、2卵を産み、そのうち1羽のみが巣立つことが多いといわれる。
岩手県では、2月下旬から営巣をはじめ、2月下旬から3月にかけて産卵し、4月には羽化して雛鳥となり6 下閉伊郡岩泉町安家・岩泉・大川・釜津田
月頃に巣立つ。
イヌワシは、数がきわめて少なく、学術的に貴重な鳥であり、繁殖地の現状保存は特に必要である。
3
地域産業資源の内容の指定
通番
カテゴリー
県
市町村
地方公共団
体コード
地域資源名
資源の概要
所在地
地域産業資源の内容の指定
32 観光資源
岩手県
盛岡市
032018
石割桜
石割桜は、盛岡市の中心の盛岡地方裁判所の前庭にある。
樹を挟む花崗岩は、長径7m20cm、短径4m、地上からの高さ1m70cm、周囲21mという巨大なものである。
樹高は、およそ10m。
盛岡市内丸
樹の幹は、割れ目の中ではまな板状に平らになり、岩から外に出たところで急に太くなり、2つの支幹に分
かれる。
分岐点でのそれぞれの幹囲は1つがおよそ4m30cm、もう一方が2mあり、それぞれさらに分枝して、毎年4月
には見事な花をつけている。
33 観光資源
岩手県
盛岡市
032018
シダレカツラ
シダレカツラは、すべての枝が枝垂性で、下の枝が地面まで達する美しい樹姿で、カツラの変種として珍稀
である。
指定されている3株の原木は、約300年前、花巻市大迫町内川目の山中で発見され、岳の妙泉寺(早池峰
盛岡市肴町・盛岡市門・盛岡市大ヶ生
神社の隣にその跡が残っている)境内に移植された。その後、盛岡市大ヶ生龍源寺の住職慶守禅師が、その
ヒコバエを龍源寺境内に移植した。
現存するシダレカツラはそのヒコバエが成長したもので、龍源寺以外の2株は、さらにそのヒコバエを移植し
たものである。
34 観光資源
岩手県
花巻市
032051
カズグリ自生地
花巻市東和町上小山田の石鳩岡にある。
本来、クリの花穂は、基部に雌花がつく以外は、全て雄花がつくのであるが、このクリは性の転換によって
すべてが雌花となったものである。
受粉後は、各雌花は極めて小型のイガになり、子実の形成までに至らない。
原木は枯死し、現存のものは接ぎ木によって増殖した第2世である。
花巻市東和町はじめ関係者の努力の結果、樹勢が回復し、毎年開花するようになった。
花巻市東和町上小山田
35 観光資源
岩手県
紫波町
033219
勝源院の逆ガシワ
36 観光資源
岩手県
久慈市
032077
長泉寺の大イチョウ
逆カシワは、勝源院本堂左手の方丈の庭にある。
枝張りは東西およそ27m、南北24m、根本周囲4m50cmの老大木である。
地上から出た幹は、すぐ4本の太い支幹に分かれ、それぞれ地面を這うように伸びてから立ち上がってい
紫波郡紫波町日詰字朝日田
る。
樹齢はおよそ300年程と推定される。
普通のカシワと異なり、地面を這うように伸びており、樹勢も極めて旺盛で、異形のカシワとして貴重であ
この大イチョウは、久慈市街の北方約1kmの長泉寺境内にある。
指定当時は、日本一の大イチョウであったが、昭和22・23年(1947・48)の台風のために主幹の一部が折れ
てしまったが、わが国屈指のイチョウであることに変わりはない。
久慈市大字門前字沢川
(樹は雌株)老大木であるため、太い枝の下から120本程度の多数の柱瘤が垂下しており、信仰の対象と
なっている。
樹齢はおよそ1100年と推定されている。
37 観光資源
岩手県
花巻市
032051
花輪堤ハナショウブ群落
花輪堤は、JR東北本線二枚橋駅の南方約1km、線路のすぐ東側にある。
指定地域は約16700平方メートルの湿原で、ここにノハナショウブが群生している。
指定当時は、低層湿原で自然の水分が多くノハナショウブも湿原全般に旺盛に生育していたが、周囲の環
花巻市宮野目
境変化のため、水湿不足、ヨシその他の野草が繁茂し、衰退の傾向にあった。
花輪堤のハナショウブは、青色を帯びた紫・紫・赤みがかった紫などの花の色に変化が見られ、代表的群
落地として貴重である。
38 観光資源
岩手県
陸前高田市 032107
華蔵寺の宝珠マツ
宝珠マツは、華蔵寺境内にある樹高約20mのクロマツである。
一般のマツは、春に伸びる新梢の付け根に雄花がつき、先端に雌花がつく。
しかし、このマツは、雄花のつく位置に雌花が、しかも多数集まってつくため、成熟すると、マツカサ(球果)
がくっつき合いパイナップル状に見える。
樹は周囲が2m前後で、樹齢はおよそ130年くらいと推定されている。
陸前高田市小友町字門前 (華蔵寺)
39 観光資源
岩手県
盛岡市
032018
竜谷寺のモリオカシダレ
竜谷寺にある老樹で、大正9年(1920)故三好学が同寺で発見し、発見地の名前をとってモリオカシダレと名
付けられたシダレザクラの一種である。
幹・葉・花形はソメイヨシノによく似ているが、枝垂性であること、成葉の裏・子房・花柱がほとんど無毛であ 盛岡市名須川町
ること、花がほとんど白色であることがソメイヨシノと異なっている。
本種は、枝垂性のヒガンザクラとオオシマザクラ系のサトザクラの交配によってできたものと推定されてい
る。
40 観光資源
岩手県
一戸町
035246
実相寺のイチョウ
実相寺境内にあるこのイチョウは、雄株なのに、枝の一部に雌花をつけ、ブドウの房状に実をつける異常な
習性を持つものである。
雌花がつく枝は、小枝一カ所のみで、これは、性の転換が突然変異によって起こったもので、一種の「枝変
二戸郡一戸町大沢
わり」である。
樹齢は250年前後。
雌花がつく雄株として学術上価値が高いものである。
41 観光資源
岩手県
一戸町
035246
藤島のフジ
藤島のフジは、一戸町小鳥谷にあり、わが国のフジとしては第一位の巨木といわれる。
このフジは、青紫色の花をつけ、つるは右巻のノダフジで、根元幹囲36m60cm、高さはおよそ20mである。
樹齢は数百年とみられ、樹勢は旺盛で毎年見事な花をつけている。
4
二戸郡一戸町小鳥谷字仁昌寺
石割桜
通番
カテゴリー
県
市町村
地方公共団
体コード
地域資源名
資源の概要
所在地
地域産業資源の内容の指定
42 観光資源
岩手県
陸前高田市 032107
蛇ヶ崎
蛇ヶ崎は陸前高田市広田町の大野湾と大船渡市末崎町の門の浜湾の間にあって、東南に細くのびる岬の
先端部にある。
この付近は、下部白亜紀の硬質砂岩と頁岩からできており、これらの岩層が海食作用を受けて海食崖と
なったり、また、島と島、島と岬との間に細い水道ができ、あるいは大規模な海食洞や潮吹穴も見られるなど 陸前高田市小友町谷地館
変化に富む典型的な海食地形を構成している。
特に海食洞は規模が大きく、「魔の瀬の大洞窟」とこれに続く「かわうそ穴」や「金沢洞窟」と呼ばれる非常に
奥行きの深い洞窟がある。
43 観光資源
岩手県
岩泉町
034835
龍泉洞
岩泉湧窟(龍泉洞)は、宇霊羅山(625m)の東霊羅にある鍾乳洞で、洞内からは大量の清冽な水が湧き、川
となっている。
この付近の地質調査は、鍾乳洞を包む厚い地層が中生代の石灰岩層をはさんで、その両側に粘板岩、砂
下閉伊郡岩泉町大字岩泉
岩、チャートからなる中世層が北西走行で帯状に配列している。
洞内は、このような地質によってできた支洞分窟があり、変化に富む鍾乳洞、石筍が発達している。
また洞内にはコウモリ類やその他の小動物がおり、コウモリ類は、鍾乳洞とともに天然記念物に指定されて
いる。
龍泉洞
44 観光資源
岩手県
大船渡市
032034
館ヶ崎角岩岩脈
館ヶ崎の角岩岩脈は、大船渡市末崎半島の西側の西館地区から南にのびる小さな半島の先端にある。
角岩の石質が硬いため、岩脈は周囲の岩層から幾分突出しているが下底部は海浜の礫層中に埋没してい
て見られない。
大船渡市末崎町字西館
突出部分の大きさは、傾斜延長9m50cm、最大走向延長95cm、厚さ約40cm、約60度の急傾斜をして白亜紀
層の砂岩と頁岩の互層中に入り込んでいる。
火成岩の岩脈はよく見られるが、角岩が岩脈になっている例は、わが国でも少ない。
45 観光資源
岩手県
宮古市
032026
崎山の潮吹穴
46 観光資源
岩手県
一戸町
035246
姉帯・小鳥谷・根反の珪化木地帯
崎山の潮吹穴は、日出島地区のやや北寄りで、斜面になって海に落ち込む岩盤の下方にある。
潮吹穴は、汀から10mほどのところにあり、海面上の高さは5mである。
穴は上面では長さ2m50cm、最大幅65cmの紡錘形をしているが、下の方は次第に狭くなり三角形になって 宮古市崎鍬ヶ崎
いる。
噴出する海水の高さは、波の高低によってかなり差があるが、波の高い時には30m以上にも達し壮観であ
る。
馬淵川上流地方には、新第三系が広く分布している。
その最下部層の四ツ役層中には、姉帯・小鳥谷・根反地内の馬淵川・平糠川・根反川河床や川岸に保存良
好な珪化木が多数埋蔵されている。
四ツ役層は主として砂岩、頁岩、凝灰岩および礫岩からなり、珪化木は凝灰岩中に含まれるが、これが河 二戸郡一戸町姉帯・小鳥谷・根反地帯
川の浸食のため多数露出したものである。
樹種は、セコイヤとシマモミが多くブナがこれに続き、そのほかにトウヒ、カエデ、カシ、ケヤキ、タブノキ、ク
ルミなども混じっている。
47 観光資源
岩手県
一戸町
035246
交叉層とは、現在では一般的に「為層(クラスラミナ)」と呼ばれ、地層が斜めに交叉する小規模な層のこと
で、流動している水中、または空気中で砂や細礫などが堆積する際に生ずるものといわれている。
二戸郡一戸町字大越田・大道沢
浪打峠は別名「末の松山」ともいい、その昔一戸から福岡(二戸市)へ抜ける旧奥州街道となっていた場所
である。
浪打峠の交叉層
48 観光資源
岩手県
雫石町
033014
葛根田の大岩屋は、岩手山の南西麓、雫石川の支流、葛根田川の中流部の左岸にある。
絶壁は高さ70m、巾160mあり、洞窟は高さ約10m、間口約40m、奥行約10mになっている。
安山岩・玄武岩・流紋岩などの火山岩には、しばしばこのような柱状節理の発達が見られる。
葛根田の大岩屋
岩手郡雫石町西山字東葛根田
49 観光資源
岩手県
大船渡市
032034
樋口沢ゴトランド紀化石産地
盛川の一支流樋口沢に沿って西に数百m進むと、石灰岩が露出している。
我が国の最古の地層としてこのゴトランド紀は、昭和12年(1937)に発見された。
樋口沢ゴトランド紀化石産地は、わが国におけるシルリア紀の最初の発見地として、また、標式地として全
国に有名で、地質学的価値が非常に高い。
大船渡市日頃市町字上板用
50 観光資源
岩手県
一関市
032093
巌美渓
51 観光資源
岩手県
花巻市
032051
松倉温泉
巌美渓は、北上市の支流、栗駒山(須川岳)に源を発する磐井川が岩を削ってつくりだした渓谷で、巌美町
の中心集落のあるあたりを中心におよそ2kmの間である。
渓谷の両岸は高さ20m近くの河川段丘が続き、河床には、滝・急流・深淵が相次ぎ、特に河床岩盤には大
一関市巌美町字滝ノ上
小無数の甌穴が見られる。
粗大な柱状節理をみせるこの岩は、新第三系巌美層に属する石英安山岩質凝灰岩(熔結凝灰岩ともいう)
で割に硬い岩層であるが、甌穴はこの岩層にできている。
岩手県花巻市の西側に温泉が点在する花巻温泉郷。特に豊沢川沿いに南から北へ温泉がならぶ「花巻南
花巻市湯口松原
温泉峡」の入り口に位置する温泉地。
52 観光資源
岩手県
花巻市
032051
花巻南温泉峡渡り温泉
53 観光資源
岩手県
一関市
032093
一関温泉
宮沢賢治の童話「なめとこ山の熊」の中に登場する“なめとこ山”から流れ出る豊沢川沿岸に、野趣あふれ
る温泉や鄙びた温泉が点在する花巻南温泉峡。多くの温泉が散在し個性を競う花巻温泉郷のなかでも、平
成2年に開湯した新しい温泉。
花巻市湯口字佐野
栗駒山を水源とする磐井川沿いに点在して湧き出る温泉郷。
5
一関市
一関温泉
カテゴリー
地方公共団
体コード
県
市町村
54 観光資源
岩手県
八幡平市
032140
八幡平温泉
55 観光資源
岩手県
花巻市
032051
山の神温泉
56 観光資源
岩手県
雫石町
033014
鶯宿温泉
通番
地域資源名
資源の概要
所在地
地域産業資源の内容の指定
奥羽山脈北部、八幡平周辺に位置する温泉リゾート。
八幡平市八幡平温泉郷
八幡平温泉
宮沢賢治ゆかりの地に沸く花巻温泉郷の一つに数えられる「山の神温泉」は、豊かな景色が望める広大な
花巻市下シ沢字中野53-1
敷地に立つ「幸迎館」が一軒宿の温泉。
安土桃山時代の天正年間、加賀国から移り住んだ木こりが川の中から湧き出る湯で傷を癒すウグイスを見
岩手郡雫石町鶯宿
つけたという開湯伝説が残る古湯。
鶯宿温泉
57 観光資源
岩手県
花巻市
032051
明治20(1887)年に倉沢の福倉寺で上演された水押人形芝居(北上市口内町)に感動した菅野常次郎という
人が、自ら歌舞伎を習い覚え、これを元に人形芝居を創作して村の有志と上演したのが、倉沢人形歌舞伎の
花巻市東和町倉沢
始まりと伝えられている。常次郎の死後、孫の芳治が受け継ぎ、菅野家の旧宅を「伝承館」という上演場に改
装し、活動の場にして今日に至っている。
倉沢人形歌舞伎
58 観光資源
岩手県
宮古市 岩泉
七つ物・七つ踊り
七つ物は神楽の一部分で、なぎなた・太刀・弓など7つのものを取り、円陣や行列になって踊るもので、谷地
を払い、悪霊を薙ぎ、開墾を進めて五穀豊穣を目指すことを表している。神楽の中で踊られるものは黒森神
宮古市、下閉伊郡岩泉町ほか
楽(宮古市)や上斗米神楽(二戸市)などに伝わっているが、岩泉町や旧田老町、岩手町などでは、この踊り
のみが独立して伝承されている。
59 観光資源
岩手県
二戸市 洋野
八戸藩領の盆踊り唄の一種で、岩手県では二戸、久慈など県北部に伝わっている。地域によって節や文句
の違いはあるものの、一様に意味不明の歌詞「ナニャドヤラ ニャニャドナサレノサニャドヤラ」を元歌にして 二戸市、九戸郡洋野町ほか
いる。
リズムは単調でテンポは緩やか、踊り方は右回りの円陣をつくってすり足で進む。
ナニャトヤラ
60 観光資源
岩手県
奥州市
032158
火防祭の屋台囃子
日高神社の記録によると、江戸詰めをしていた水沢城主の留守家17代宗景が明暦3(1657)年などの江戸
の大火を目の当たりにして、地元水沢の防火・救護 体制を整え日高神社にご加護を祈願、正月22日を火防
祭として城下六町に丁印を与え「打ち囃子」を出させたのが紀元といわれる。
奥州市水沢区日高小路
構成は「打ち囃子」と「屋台囃子」からなる。もともとは打ち囃子が主体で、屋台囃子は余興の出し物。打ち
囃子が県指定。
61 観光資源
岩手県
奥州市
032158
広瀬人形芝居常楽座
明治3(1870)年、軽石中郷(現在の奥州市江刺区広瀬)に住む後藤幸右衛門が、伊勢参りの帰りに常陸
(現在の茨城県水戸市)に立ち寄り、水戸縫左エ門一座系統の人形芝居に感動し、これを習い覚えて持ち
帰ったのが始まり。
奥州市江刺区広瀬
明治20(1887)年ごろ「軽石人形」を結成し、3代目座長の菊池良右エ門の時代に常陸の「常」と文楽の「楽」
をとって「常楽座」と改称した。
62 地域産品資源 岩手県
盛岡市 奥州市
南部鉄器
南部鉄器の主たる原料は鋳物用銑鉄で、その他漆が使用されている。特徴は“質実剛健”“丈夫で長持ち”
これが南部鉄器のイメージである。また、鉄瓶の錆びを防ぐため「金気止め」は、摂氏900度の炭火の中に30
分位鉄瓶を入れて焼く、南部鉄瓶独特の技術である。
盛岡市・奥州市
鉄瓶で沸かしたお湯や鉄鍋で調理した料理には鉄分が多く溶出しており、貧血防止に大いに役立つことが
立証されている。
南部鉄器
63 地域産品資源 岩手県
八幡平市
032140
安比塗の木地はミズメ桜、トチ、ケヤキなどを主体に狂いが出にくい縦挽のものを使用。下地から上塗りま
で重ねる「漆下地」を施しているのが特徴で、特に上塗りは自社で精製した国産漆を使っており、その鮮やか 八幡平市
な発色と堅牢さは国産漆の特徴を十分に生かしている。
安比塗
64 地域産品資源 岩手県
岩泉町
034835
『300年生きてきた木は300年使える家具に』を経営指針に「この木は何に使われたら喜んでくれるのだろう」
「この人はどういうモノを望んでいるのだろう」と、常に『木』の個性と『使い手』の意向を尊重して製作する工芸 下閉伊郡岩泉町
家具である。
岩泉純木家具
65 地域産品資源 岩手県
九戸村
035068
南部箪笥は岩手県の山嶺から産出される欅(けやき)や桐を主材とした、職人が造る伝統家具。
欅の美しい木目と「摺り漆」の塗装、そして手打ち彫金金具。一つひとつが伝統を受け継ぐ職人の気風と格 九戸郡九戸村・二戸市・盛岡市・東京
調高い気品を伝えている。これらの伝統の技や風合いを守りながらも、現代の住空間に調和できる家具であ
る。
南部箪笥
66 地域産品資源 岩手県
洋野町
035076
大野木工
67 地域産品資源 岩手県
西和賀町
033669
木杓子
68 地域産品資源 岩手県
雫石町
033014
南部木杓子
大野木工は、アカマツ・トチ・センノキ・ケヤキなどの豊富な森林資源に、地元のロクロ職人が丹精込めて作
りあげた「木の器」。「半割り方式」を採用した木の目の美しさと、プレポリマーの浸透により耐久性や耐熱性 九戸郡洋野町
に優れ、油汚れにも強く、日常取り扱いも簡単な「温もりのある工芸品」として好評である。
天然のホオノキ(朴の木)を削って作られた木杓子は、やさしいぬくもりがあり、熱が伝わりにくく、また煮物
などを痛めないという利点がある。また天然のブナ材を使用したヘラは固いので減りにくく、軽くて使いやす
い。
和賀郡西和賀町
ホオノキを素材とした手彫り木杓子は、昔ながらの素朴さが持ち味である。手ざわりのなめらかな美しい木
岩手郡雫石町
肌には、人の手のぬくもりが感じられ、今なお根強い人気だ。お土産品としても喜ばれている。
6
アカマツ
通番
カテゴリー
県
市町村
地方公共団
体コード
地域資源名
資源の概要
所在地
地域産業資源の内容の指定
69 地域産品資源 岩手県
一戸町
035246
色の異なる素材を組み合わせることによって紋様が立体的に浮き上がる独特のものである。直線の材料を
使っていながらやわらかい曲線が生まれ格調あふれる紋様を表現。見る位置や光の具合などでも微妙な色 二戸郡一戸町
調の変化を楽しめる。全国で唯一の物と認められている。
南部細目組紋様組子細工
70 地域産品資源 岩手県
北上市
032069
象嵌の歴史は古く、古墳時代から工芸品の加飾法の一種として、用いられる技法である。堅い材質に細か
い線を彫り、木肌の色、木目の紋様を利用して、木に木を嵌め込む。歴史のある技法をいかし、現代風にア 北上市
レンジして、身の回りの品々に木象嵌をほどこしてある。
木工品
木象嵌
71 地域産品資源 岩手県
一関市
032093
藤沢焼の特徴は、穴窯で数日もアカマツを焚く焼き方。成型したものを上釉を使わないで直接アカマツを燃
料に焼成する。焚いている間にアカマツの灰が飛んで作品に付着し、それが高温で溶け、焼き上りは緑の釉 一関市
が被って上釉をかけたようになり、素朴なぬくもりを感じさせる焼き物である。
藤沢焼
72 地域産品資源 岩手県
遠野市
032085
河童独特のユーモラスな表情を木の目を活かして楽しく工作したもの。特に桑の木・エンジュの木の木目を
利用して工作すること。遠野地区のイチイ、シナ、桑、エンジュを使用している。遠野物語に数多く登場する河 遠野市
童を題材とした遠野の代表的な民芸品。他に「夫婦河童」もあり、お土産として好評を得ている。
遠野の河童
73 地域産品資源 岩手県
一関市
032093
古来、この地の人々は、永い冬暮しの間、炭焼きなどをし、春から秋にかけて、瑞山の宿場より剛力として
須川温泉の湯治客の荷物を背負い険しい山道を往復して歩いていた。これらの人々の赤黒く雪やけした顔を 一関市
想起し、その素朴な姿を原木を用いて表現したのが雪やけこけしである。材料は、ヤマザクラ、ケヤキ、エン
ジュなど。
雪やけこけし
こけし
74 地域産品資源 岩手県
金ケ崎町
033812
県内産の東和町(現 花巻市)成島の和紙を用い、独自の「裏張り」の技法で和紙面や和紙人形などの張り
子を作っている。伝統の鬼剣舞面や神楽面、その年々の“干支”の人形など、軽くて丈夫な素朴な味わいが
好評だ。和紙面は軽くてよく周囲が見え、呼吸も楽。和紙人形は素朴な味わいで部屋のインテリア等に人気
がある。
六原張り子
胆沢郡金ケ崎町
75 地域産品資源 岩手県
野田村
035033
バラ輝石(学名:ロードナイト)を装飾品などに加工したものを地元では愛称で「マリンローズ」と呼んでいる。
現在、日本ではマンガン鉱山は野田玉川にしか残っておらず、マンガン鉱石である日本産のバラ輝石はここ 九戸郡野田村
でしか手に入らない貴重な石である。
マリンローズ
76 地域産品資源 岩手県
花巻市
032051
さき織は古い布の再生法として、昔から織られていた。布を手で細く裂いて横糸に使い、木綿の縦糸を織機
に掛けて織りあげるもので、布の色の不規則な緯縞が田舎風の素朴さを醸し出している。古い布を大切にし 花巻市
た昔の人々のやさしさや、質素だけれど新しいものを作り出す喜びを一つ一つの折り目から感じとることがで
きる。
田舎手さき織
77 地域産品資源 岩手県
花巻市
032051
「藍染め」とは特色が染料にあることを示している。すなわち、アイという植物(タテ科の一年草)の葉に含ま
れる天然色素のみを用いて、青色に染めるものを藍染めと呼んでいる。藍染めは、日本でも古来から行われ
花巻市
ていたが、江戸時代後期、木綿の普及とともに全国津々浦々まで普及した染め方《木灰汁の中で発酵させて
染める方法》を代々継承している伝統の技術である。
岩手冷藍染
78 地域産品資源 岩手県
盛岡市
032018
紫根染はムラサキ、茜染はアカネという植物の根を使って染めた草木染である。大枅・小枅・立涌の昔から
の柄に加え、独自に考案した柄が800種にも及んでいる。絞りは地元に住む女性約百名の手仕事で行われて 盛岡市
いる。手絞りならではの暖かみのある独特の美しさと、年々味わい深いものとなる色の変化も魅力のひとつ
になっている。
南部しぼり紫根染・茜染
79 地域産品資源 岩手県
八幡平市
032140
特殊な絞りと着色方法に地熱蒸気による染色法で独特な色彩の世界を表現しており、素材としては、綿・
絹・ウール・混紡と多岐にわたって、染色されている。特に平成9年より開発された「ジオカラー」は、素材、生 八幡平市
地の段階から選びデザインされた高級な一品として人気がある。
八幡平地熱染
80 コンテンツ資源 岩手県
宮古市
032026
15歳で家出、上京して演歌師、添田さつき(知道)とバイオリン二重奏を初めて試みるなど、若くして才能を
発揮した。レコード産業の発足期に美声と作曲の才能を買われ、日本で初めてのレコード会社専属契約者と
宮古市
なる。歌手として「船頭小唄」など当時の流行歌のほとんどを歌い、作曲家として「思い出した」・「大震災の
歌」を世に出した。とくに大正12(1823)年作曲の「篭の鳥」は児童が歌うことを禁止されるほど流行した。
鳥取春陽
81 コンテンツ資源 岩手県
一関市
032093
彫塑家。イタリア・ベネチア王室美術学校に学んで正統的な洋風彫塑技法を日本へ持ち帰った。東京美術
学校塑造科創立者で初代教授。文展審査委員を務めた。近代彫刻の先駆者で、代表作に「老夫」・「伊太利 一関市
亜皇帝像」・「毛利家一族6体」など。
長沼守敬
82 コンテンツ資源 岩手県
盛岡市
032018
松本竣介
盛岡中学に入学して間もなく脳せき髄膜炎で聴力を失い盛岡中3年から東京の太平洋画研究所に転入。
1935年(昭和10)「建物」で二科初入選。月刊『雑記帳』発行、1940年「お濠端」・「都会」で二科特待・会友・前
衛九室会員。靉光・麻生三郎らと新人画会展を持つなど聞こえぬ世界にたゆみなく英知と情熱を注ぎ「議事 盛岡市
堂のある風景」・「画家の像」・「建物」(絶筆)など多数の前衛的な名作を残した。戦後『美術』誌に美術家組合
を提唱、美術界再建に活動したが、36歳で病没した。
7
八幡平地熱染
通番
カテゴリー
県
市町村
地方公共団
体コード
地域資源名
資源の概要
所在地
地域産業資源の内容の指定
83 コンテンツ資源 岩手県
花巻市
032051
萬鉄五郎
日本の前衛美術の先駆者となった画家。早稲田中学卒後短期渡米、帰国して東京美術学校に入学、当時
の画壇の潮流を否定する「裸体美人」を卒業制作とした。卒業後、フォービスムからキュービスムへとヨーロッ
パの造形思考との対決を重ねながら日本人としての絵画を模索、転じて、南画研究を通して新たな境地をつ 花巻市
かみ、反アカデミズムの立場を貫いたが、結核のため42歳で倒れた。西欧美術思潮に先行した制作は、死後
50余年を経てようやく評価が定まった。
84 コンテンツ資源 岩手県
葛巻町
033022
マベツ川の上流にいた伝次という豪族と、侍女に小波の恋の話。
叶わぬ恋に二人は、マベツ川の淵に消え、後を追うように伝次の愛馬「俊涼」も後を追い二度と浮いてはこ
岩手郡葛巻町
なかった。
それから、誰言うとなくその淵を「馬淵」と呼び「馬淵川」と言うようになったという。
マベツの伝次
85 コンテンツ資源 岩手県
盛岡市
032018
酒買い地蔵
昔、材木町のある酒屋に毎晩酒を買いにくる物言わぬ小僧に腹を立てた番頭は小僧の頭を殴ってしまう。
小僧の身を案じ、帰る小僧の後をついていくと、永祥院のお堂の前に着く。
そこで番頭は小僧がお地蔵さんが化身して酒を買いにきたことを悟る。
その後親切第一に商売に励み、縁日にはお地蔵様に酒を供えてまつったところ、お店は大繁盛し、健康と
子宝にも恵まれたという。
盛岡市
86 コンテンツ資源 岩手県
盛岡市
032018
銭掛の松
昔、名須川町の徳玄寺にみすぼらしい老人が現れ、仏像の首を銭三貫文で買ってくれと言った。
買い取った和尚が翌朝庭を眺めると、渡した銭が松の枝にかかっていた。
ある時仏像の胴体を求め都にのぼった和尚はぴったりのものを見つけるが、高価な値がついていた。合わ 盛岡市
せた首をとろうとしたが離れなかったので買い取り本堂にお祭りした。
この仏像を里の人々は参拝に訪れ、銭がかかっていた松を「銭掛の松」と呼んで、不思議な出来事を語り継
いだ。
87 コンテンツ資源 岩手県
八幡平市
032140
八幡平伝説
88 コンテンツ資源 岩手県
八幡平市
032140
太刀清水
坂上田村麻呂は征夷大将軍として東北に侵攻したが、岩手山付近を根城にする大武丸を討った後さらに北
へ侵攻した。物見の霧ヶ源太忠義、忠春兄弟が源太ヶ岳から峰伝いに進み、源太森をみつけ、ここから西北
を望むと、色とりどりの高山植物が咲き乱れる幽玄の地が現れた。天下のいかなる名園も及ばないような神 八幡平市
秘境であると同時に、戦略上もきわめて重要な地であることから、湖畔に戦の神応神八万大神官を勧請して
戦勝を祈願した。この戦いに勝利した将軍は、この地に8本の旗を立てて八旗神社と名づけ、東征軍の武運
を祈った。
大武丸配下高丸悪路の一子登喜盛が居城として財宝を蓄えたと伝えられる長者屋敷は、蝦夷の砦とも言
われる要害の地。登喜盛は征夷大将軍として侵攻してきた坂上田村麻呂の摂刀を受けて果てたが、その血 八幡平市
染めの刀を洗ったことから太刀清水と言われるようになった。
89 コンテンツ資源 岩手県
雫石町
033014
「雫石」の由来
90 コンテンツ資源 岩手県
岩手町
033031
沼宮内伝説
昔、雫石神社の境内に杉の木があり、巨木の根の奥から湧いてきた清水が徳利のような岩から「たんたん」
と音を立てて落ちていた。地域の人々はこのお宮を水上様として拝み、「滴石たんたん」と呼んで親しんでい 岩手郡雫石町
たことに始まると伝えられている。
今からおよそ千二百年ほど前、人を襲う大蛇の怒りをなだめるため、人身御供となる母を想い、身代わりと
岩手郡岩手町
なる切ない伝説。
91 コンテンツ資源 岩手県
滝沢市
032166
春子谷地伝説
昔、鞍掛山の麓に夫婦と娘一人の炭焼きが住んでいた。
その娘は「春子」といい、美人であった。
十八の春の頃から春子はしばしば真夜中に家を抜け出すようになった。春子は逢の沢にある「春子谷地」
の主「吉さん」と恋におちていた。
岩手山に雪が降って四方の山々が綿帽子をかぶったある日、空真っ黒く、雪混じりの疾風、大嵐の真夜
中、春子はこの夜限り、慈悲深い父母の元を離れ、恋人の吉さんの誘うがまま、谷地に入って行ってしまっ
た。
そして、この春子谷地の主になった。
滝沢市
92 コンテンツ資源 岩手県
滝沢市
032166
お蒼前さま
昔、滝沢市には沢山の馬がいて人々一緒に仲良く暮していた。端午の節句には馬も人も仕事を休み、沢山
のご馳走を食べ体を休めることにしていた。
遠い村に住むある者は端午の節句にも馬を働かせていたが、馬は怒って暴れ走り出し滝沢市鵜飼の鬼越
山の途中で死んでしまった。その時突然雷が鳴り、「私は蒼前の神である。これから鬼越山で牛や馬を守るこ
とにした」と神様の声がした。
滝沢市
村人は山に行ってみると、1頭の白い馬が倒れて死んでいた。かわいそうに思った村人たちはお墓を作って
神様の馬として、大切にお祀りすることとした。
それからこのお蒼前さまには、毎年、端午の節句になると村の人々と馬が大勢集まり、馬に色とりどりのき
れいな着物を着せ鈴をつけてお参りするようになった。
93 コンテンツ資源 岩手県
紫波町
033219
南面の桜
今から650年ばかり前の南北朝時代のこと、都から左遷された中納言藤原頼之という公家が社前に居住し
ていた。
大巻館の殿様が娘の桃香姫と供に参拝がてら花見に来た。
頼之と桃香姫は共に心を引かれ、やがて二人は相思相愛の仲となった。
行く月日がたち頼之の左遷の罪が許され、頼之は都へ帰ることとなり「来年の桜の花が咲く頃に迎えに来る 紫波郡紫波町
から、その時まで待ってほしい」と伝えて別れた。
やがて待っていた春となったが、夏も過ぎ冬となって一年たっても迎えも便りもなく、桃香姫は一日も早く迎
えが来るよう、社に祈願を重ねました。
桃香姫は咲き匂う桜花に口すさびました。【南面の桜の花は咲きにけり都の麻呂にかくとい告げばや】
都の藤原頼之の元に届いた歌の便りに不音に深く詫び、程なく迎えにきたという、桜にまつわる伝説。
8
八幡平
通番
カテゴリー
県
市町村
地方公共団
体コード
地域資源名
資源の概要
所在地
地域産業資源の内容の指定
94 食資源
岩手県
九戸村
035068
煮しめ
95 食資源
岩手県
洋野町
035076
昆布巻き
96 食資源
岩手県
西和賀町
033669
みずたたき
97 食資源
岩手県
住田町
034410
ばっけの味噌焼きもち
98 食資源
岩手県
洋野町
035076
南部生湯葉
99 食資源
岩手県
軽米町
035017
ひっつみ
100 食資源
岩手県
宮古市
032026
南部鼻曲がり鮭料理
手づくりの焼き豆腐を沢山使った煮しめ。
九戸郡九戸村
洋野町の伝統料理。1年ものの若い天然の昆布で、鮭を巻いてつくる昆布巻きである。
九戸郡洋野町
皮をむいたみずの赤い根元を、とろみが出るまで棒でたたき、更に包丁できざんだ山菜料理。
和賀郡西和賀町
雪解けとともに暖かな日差しの中に小さく顔を出したばっけ(ふきのとう)はいち早く春の訪れを告げる。ばっ
気仙郡住田町
けのほろ苦さに地場産くるみと味噌を加えて仕上げた素朴な味は、ふるさとの香りがいっぱい。
豆乳を温め、表面にはった膜が湯葉。竹串で静かにすくってとる。昔は、山村の貴重な蛋白・脂肪源として
大切に扱われた、病後や産後の滋養強壮のために食べられた。
九戸郡洋野町
農作業のかわりめや、農作業の手伝いを頼んだ時、また、ごはんが少し不足した時によく作る。
九戸郡軽米町
この他にも「はらこ飯」「サケの氷頭なます」など人気メニューが多くある。「氷頭(ひず)」とは、生鮭の頭を2
宮古市
つに割った時、鼻の部分にある軟骨で薄切りにし、塩で少ししめ、酢に2~3時間漬けた珍味である。
サケ
101 食資源
岩手県
遠野市
032085
餝飯
102 食資源
岩手県
久慈市
032077
けぇの汁
103 食資源
岩手県
大船渡市
032034
さんまのすり身汁
「餝飯」は藩政時代に遠野地域の庶民が食べた独特の郷土料理。当時の記録資料は少ないが身近かに採
れる食材を使い知恵と工夫により食生活を楽しんだ。ここに紹介する「餝飯」は現代に再現したもので、季節 遠野市
の産物をご飯の上に盛り、暮坪かぶなどの薬味を加え、清汁を注いで食べる。
暮坪かぶ
11月24日の大師講の日に神様に供える「だいすこけえ」と一緒に食べる汁物。小正月の料理のひとつとして
久慈市
代々受け継がれたもので、副食としていただいたものである。信仰上の理由で7種、9種、11種と奇数の具を
入れる。
新鮮なさんまのすり身に調味料をたっぷり入れ、その味とさんまの旨みが汁に出て、塩梅の良いすり身汁
になる。大ぶりのすり身が入った浜の汁。
大船渡市
104 食資源
岩手県
陸前高田市 032107
三陸沿岸でよく獲れるエゾイソアイナメ(呼称:どんこ)は、脂肪分が多くなる冬が旬で味噌汁や鍋物として好
まれている。陰暦10月20日の恵比寿講には、尾頭つきのどんこ汁を神前に供え豊漁を祈願した。気仙地方で 陸前高田市
は現在もこの習慣が続いている。また、白身で淡泊な味は産後の肥立ちに良いとされ、体力回復の料理とし
て食べられてきた。
どんこ・たら汁
105 食資源
岩手県
奥州市
032158
くるみ豆腐
106 食資源
岩手県
葛巻町
033022
水車挽き手打ちそば
107 食資源
岩手県
八幡平市
032140
うちわ餅(じゅうねみそ味)
108 食資源
岩手県
二戸市
032131
きゃばもち
109 食資源
岩手県
一戸町
035246
笹まき
110 食資源
岩手県
花巻市
032051
お茶もち
111 食資源
岩手県
山田町
034827
山田せんべもち
「くるみ豆腐」は江刺特有の料理で、お盆や法事などの精進料理の際、刺し身代わりとして必ず作られてき
たものである。大根の千切りを添え盛り付け、たれは好みにより甘めの味噌に生姜汁を加えたものを使用す 奥州市
るのが一般的である。たれをかけずに、そのままお茶うけにもむく。
水車で挽いた粉を使うなど昔ながらの手法で作られるのが特徴。
岩手郡葛巻町
そば粉を使った串もちで、じゅうねを香ばしくいって、すりつぶした味噌をつけて焼く。
八幡平市
小麦粉に黒砂糖、くるみ、重曹を加えて捏ね、柏の葉で包んで焼いてつくるおやつ。
二戸市
一戸町鳥越地区に伝わる行事食で、米の生粉を使って作る笹まき。
二戸郡一戸町
米どころ県南の東和に古くから伝えられている米粉を活用した、くしだんごの一種。だんごを薄く伸ばして軍
花巻市
配うちわの形にし、クルミじょうゆのタレをつけて焼いたもの。
米の粉で作る団子状の菓子。ごまと黄な粉の香りが香ばしい。
下閉伊郡山田町
112 食資源
岩手県
二戸市
032131
へっちょこだんご
113 食資源
岩手県
野田村
035033
しだみだんご
114 食資源
岩手県
宮古市
032026
黒豆のおからだんご
たかきび粉、もちあわ粉、いなきび粉をそれぞれ丸めて中央をへこませ、煮立った小豆汁に入れたもの。
語源は、人間のへそに似ていることと、1年間農作業で「へっちょ(苦労)」したことをねぎらう意味で付けられた 二戸市
と言われる。
あずきやいんげんの“あん”にない独特な香り、味が好まれ黒砂糖とよくなじむ。もともとしだみは救荒食品
九戸郡野田村
として保存されていたものであるが、自然食品ブームのあおりで注目されてきた。
黒豆のおからで作った、ヘルシーな串だんご。
宮古市
9
味噌
カテゴリー
地方公共団
体コード
県
市町村
115 食資源
岩手県
大船渡市
032034
きびだんご
116 食資源
岩手県
普代村
034851
きらずだんつ
117 食資源
岩手県
遠野市
032085
ごまゆべし
118 食資源
岩手県
西和賀町
033669
たんきり飴
119 食資源
岩手県
住田町
034410
五葉ようかん
通番
地域資源名
資源の概要
所在地
地域産業資源の内容の指定
たかきび粉を使ってつくる、おしるこ。
大船渡市
小麦粉をきらずの水分で捏ねてつくる、おやつ。小麦粉に水や湯を加えずに作るものを、昔は「だんつ」と
いった。 下閉伊郡普代村
黒ごま、白ごま、きな粉がいっぱい入った風味豊かなゆべし。
遠野市
もち米、麦芽の自然の甘みをもつ飴。「和賀の飴」として親しまれている。
和賀郡西和賀町
自家栽培の小豆と寒天、ザラメを用いて作る素朴な手作りお菓子。 気仙地方では、お正月や冠婚葬祭に
は、ようかん・ゆべし・がんづきがだされ、その家なりの作り方が伝承されてきた。
気仙郡住田町
120 食資源
岩手県
岩泉町
034835
しだみとはドングリのこと。拾ったばかりのドングリは苦くて食べられない。丁寧にあく抜きするとでんぷんの
多いほくほくとした餡状のものができる。
下閉伊郡岩泉町
あく抜きしたしだみは、砂糖と塩で味を付けて煮詰めてそのまま主食にしたり、まんじゅうの餡、ようかん、甘
酒、餅の材料等に利用する。近年はあく抜きの技術を持っている人が少なくなっている。
山の木の実の保存調理
しだみ(ドングリ)のあく抜き
121 コンテンツ資源 岩手県
岩手全域
父の国日本へ行けば幸せになれると思ったフェイは岩手の農村に嫁ぐ。しかし無口で働くだけの夫に嫌気
がさし家出をしてしまう。そしてフィリピンへ帰る旅費を稼ぐためにフェイは東京へ出る。フィリピン女性の目を 岩手全域
通して日本の現状を描いたラブストーリー。
あふれる熱い涙
122 コンテンツ資源 岩手県
釜石市
032115
報道で伝え切れなかった東日本大震災の真実を描いたドラマ。津波の影響で岩手県釜石市にも甚大な被
害が発生し、廃校となった中学校の体育館が遺体安置所として使われることに。ほどなく、その遺体の多さに 釜石市
誰もが言葉を失う。
遺体 明日への十日間
123
陸前高田市 032107
きょうを守る
124 コンテンツ資源 岩手県
一戸町
こつなぎ 山を巡る百年物語
125 コンテンツ資源 岩手県
釜石市 遠野市
釣りバカ日誌6
126 コンテンツ資源 岩手県
遠野市
遠野物語
127 コンテンツ資源 岩手県
岩手北部
128 食資源
一関市
コンテンツ資源
岩手県
岩手県陸前高田市出身で、当時山梨県立大学生の菅野結花さんが故郷の被災の様子を映像で記録した、
陸前高田市
ドキュメンタリー映画。
035246
大正6年、岩手県北部にある小繋(こつなぎ)集落で、山から自然の恵みを得て暮らしてきた農民たちが山
の入会権を求めて起こした裁判に端を発する「小繋事件」を題材にしたドキュメンタリー。
二戸郡一戸町
社長スーさんのお供で釜石にやって来た万年ヒラ社員のハマちゃんが、まさかの手違いで社長と間違われ
釜石市 遠野市
ることに。ご存じ釣りバカコンビの大騒動を描く人気シリーズ第6弾。
032085
道ならぬ恋に悩みながらも、愛を貫いた二人の男女が来世で結ばれるまでを描く。柳田國男の同名物語の
遠野市
映画化で、脚本は「月山」の高山由紀子、監督も同作の村野鐵太郎、撮影は吉岡康弘がそれぞれ担当。
椎名誠の小説を元に、山田洋次が監督・脚本を手掛けたドラマ。妻に先立たれた昭男は、東京で気ままに
暮らす息子・哲夫のことが気掛かりで仕方ない。そんな哲夫が働き先でろうあ者の娘に激しい恋をするのだ
が。
息子
岩手北部
岩手県
032093
一羽から約20gしか取れない一関産の鶏ハラミを、地元産の味噌を使った特製ダレで焼き上げたB級ご当
一関市
地グルメ。歯応えある食感、旨みたっぷりのジューシーさ、香ばしい味噌の風味が特徴。
いちのせきハラミ焼
鶏
129 食資源
岩手県
岩手町
033031
「岩手町が誇る新鮮で美味しい野菜とお肉」を活かし「子供たちの心に残るうまいもの!」が提供できない
か?をテーマに地元飲店・事業所等が集い『いわてまち焼きうどん』を考案。当初は加盟飲食店がそれぞれ
試行錯誤しながら、各お店オリジナルのこだわりを持った『いわてまち焼きうどん』を提供している。
いわてまち焼きうどん
岩手郡岩手町
130 食資源
岩手県
大船渡市
032034
大船渡さんまらーめん
131 食資源
岩手県
北上市
032069
北上コロッケ
132 食資源
岩手県
軽米町
035017
さるなしドリンク
全国有数の水揚げを誇るさんまの産地大船渡ならではの豪快な一品「さんまらーめん」。
大船渡に水揚げされた新鮮なさんまを使い、各お店で工夫を凝らしたオリジナルらーめんは、どこのお店で 大船渡市
食べても「650円」というお得な価格。
「北上市に何か名物になるものを」と、北上調理師会が立ち上がり、地元産の食材をふんだんに使って作ら
北上市
れたのが「北上コロッケ」である。
キウイフルーツの原種である「さるなし」は、甘酸っぱさが特徴の小さな果実。
この軽米町特産のさるなしをドリンクにしたもの。
九戸郡軽米町
133 食資源
岩手県
釜石市
032115
チョウザメ玄米バーガー
岩手県の特産品「チョウザメ」の肉を使ったご当地バーガー「チョウザメ玄米バーガー」。同品は岩手県の釜
釜石市
石地方振興局水産部が地元の特産品を売り出すために企画したもの。
10
北上コロッケ
通番
カテゴリー
県
市町村
地方公共団
体コード
地域資源名
資源の概要
所在地
地域産業資源の内容の指定
134 食資源
岩手県
遠野市
032085
ジンギスカン
遠野は、知る人ぞ知るジンギスカンの良く食べられている町。
遠野で「肉を食べる」「焼肉」と言ったらジンギスカンのこと。
遠野のジンギスカンは焼いた肉にタレを付けて食べるタイプである。「一家に一台ジンギスカン鍋」というくら 遠野市
い、遠野ではいたってポピュラーな食べ物。
花見などでは、穴の開いたバケツの上にジンギスカン鍋を乗せ外で食べることが多い。
ジンギスカン
135 食資源
岩手県
遠野市
032085
全国でも有数のジンギスカン消費量を誇る遠野市のラム肉を使ったハンバーガー。
天然酵母を使った手作りの黒ごま入りバンズに、ジューシーなラム肉のパテ、味はオリジナル/チリ/チー 遠野市
ズ/ラムメンチから選べる。
遠野バーガー
136 食資源
岩手県
花巻市
032051
花巻バーガー
137 食資源
岩手県
盛岡市
032018
じゃじゃ麺
138 コンテンツ資源 岩手県
滝沢市
032166
ちゃぐっぴ
花巻バーガーの特徴は、「花巻市内の事業者が調理すること」、「地域で生産された材料を使用すること(花
巻産であれば重量ベースで50%以上、県産であれば70%以上使用すること)」、「花巻市内の事業者4社以 花巻市
上の連携による商品であること」である。
盛岡名物じゃじゃ麺は、ゆでた平うどんに「じゃじゃみそ」という特製の肉みそやキュウリ、おろしショウガ、そ
盛岡市
れにお好みで酢やラー油などをからめて食べる独特の麺。
じゃじゃ麺
滝沢市観光協会公認キャラクターである。
滝沢市
139 コンテンツ資源 岩手県
奥州市
032158
はっとくん
140 コンテンツ資源 岩手県
大船渡市
032034
おおふなトン
141 コンテンツ資源 岩手県
陸前高田市 032107
岩手県奥州市で食べられるご当地グルメ「奥州はっと」のPRキャラクターはっとくん。
はっとをイメージした白い帽子をかぶり、MYどんぶりとMY箸、奥州はっとマップを持って食べ歩きするのが 奥州市
大好き。
奥州はっと
大船渡市に突如現れた謎の生命体で、頭は椿、体はダルマの形をしており、決してブタではないらしい。お
大船渡市
なかの黄金サンマの模様に触れると小さな幸せが訪れるという噂。花言葉は「気取らない魅力」。
サンマ 椿
陸前高田市の市章をモチーフにしたキャラクター。
頭の星は希望の光で満ちていて、子供たちを安全なところへ導く。
たかたのゆめちゃん
陸前高田市
142 コンテンツ資源 岩手県
盛岡市
032018
しわまろくん
143 コンテンツ資源 岩手県
久慈市
032077
久慈ありす
144 コンテンツ資源 岩手県
宮古市
032026
さんてつくん
145 コンテンツ資源 岩手県
金ケ崎町
033812
アースくん&パーラちゃん
146 コンテンツ資源 岩手県
平泉町
034029
きよひらくん
147 コンテンツ資源 岩手県
大槌町
034614
おおちゃん
148 コンテンツ資源 岩手県
山田町
034827
ホタテ海童
149 コンテンツ資源 岩手県
野田村
035033
のんちゃん
150 コンテンツ資源 岩手県
九戸村
035068
まさざねくん
151 コンテンツ資源 岩手県
雫石町
033014
しずくちゃん
152 コンテンツ資源 岩手県
八幡平市
032140
岩鷲護神ハチマンタイラー
平安時代の延暦22 (西暦803)年、桓武天皇により「造志波城使(志波城造営長官)」に任命された「坂上田村
麻呂」を父に持つ。
父親の田村麻呂が志波城造営のためにこの地に来たときに、田村麻呂に協力した古代斯波村(しわむら)の
盛岡市
村長アヌシコの娘アヤメと恋に落ち、生まれた子。
造営がすんだ志波城の外郭南門の階段で遊んでいたところ、落っこちて、気が付いたら現代の「志波城古
代公園」にタイムスリップしてしまった。
トミーテックの「鉄道むすめ」のキャラクターで、三陸鉄道で運転士をしている。
名前の由来は「久慈駅」と「リアス式海岸」から。
久慈市
三陸鉄道
宮古市
三陸鉄道
岩手県沿岸を走る第三セクター鉄道の三陸鉄道のキャラクター。
金ケ崎町の特産品であり最重点作物でもあるアスパラガスをモチーフにしたキャラクター。テーマソングなど 胆沢郡金ケ崎町
もある。
県職員有志が作った紙芝居に登場する主人公をモデルにしたゆるキャラで、地域のイベントやセレモニー、
平泉の世界遺産や観光物産のPRに活用していく。 きよひらくんは、12世紀に戦乱を乗り越えた奥州藤原氏 西磐井郡平泉町
初代清衡の浄土思想を分かりやすく紹介する紙芝居「みんな なかよし ひらいずみ」に登場する主人公。
アスパラガス
平成6年に誕生の大槌町のキャラクター。大槌町のイニシャル「O」と大槌町の「槌」をモチーフにしている。
上閉伊郡大槌町
山田町のキャラクター。ふつうの河童と違い、頭にお皿のかわりにホタテ貝を載せている。
下閉伊郡山田町
鮭の赤ちゃんをモチーフにした野田村のマスコットキャラクター。
九戸郡野田村
九戸村のシンボルキャラクター。
九戸郡九戸村
雫石町の観光マスコットキャラクター。郷土祭りの「雫石よしゃれ祭」にて着られている「あねっこ衣装」をモ
チーフにしている。
岩手郡雫石町
岩鷲山(がんじゅさん)とも呼ばれる岩手山の守り神の化身を名前の由来に持つ、八幡平市のローカルヒー 八幡平市
ロー。
11
ホタテ
通番
カテゴリー
県
市町村
地方公共団
体コード
地域資源名
資源の概要
所在地
地域産業資源の内容の指定
153 コンテンツ資源 岩手県
遠野市
032085
カリンちゃん
154 コンテンツ資源 岩手県
北上市
032069
おに丸くん
155 コンテンツ資源 岩手県
花巻市
032051
フラワーロールちゃん
156 コンテンツ資源 岩手県
一関市
032093
花恋&泉美
157 コンテンツ資源 岩手県
釜石市
032115
かまリン
河童伝説のある遠野にちなみ、カッパをモチーフにしたシンボルキャラクター。
遠野市
北上市にて平成11年に開催されたインターハイのキャラクターとして平成6年誕生。大会終了後は北上市の
北上市
観光キャラクターとして活躍中。
平成20年に花巻市の高校生有志と花巻青年会議所が考案した花巻市のシンボルキャラクター。
花巻市
2010年の「ぼたん・しゃくやく祭り」にあわせ、作られた姉妹のキャラクター。名前は公募により左の姉が花恋
一関市
(かれん)、右の妹が泉美(いずみ)に決定した。
市制施行70周年・近代製鉄150周年を記念として募集された釜石市のイメージキャラクター。
釜石市
158 コンテンツ資源 岩手県
盛岡市
159 コンテンツ資源 岩手県
盛岡市、北上
160 コンテンツ資源 岩手県
久慈市
032018
chairmans(チャーマンズ)
2011年に被災地支援ユニットとして結成。
結成当事、医大生、国立大生、県立大生他、優秀な学生たちによるメンバー構成であることから、チャーマ
ンズ(委員長達)とユニット名を命名。被災地にAED普及のためファーストマキシアルバムの売り上げの一部 盛岡市
を提供したり、ボランティアでライブ活動を実施。同世代の女性の気持ちを楽しく表現することで、いわての
人々に元気になってもらえればと活動をしている。
MDG29
北上、盛岡両市のメード喫茶で働くメード29人が、アイドルグループ「MDG29」を結成。
盛岡市、北上市
032077
岩手県久慈市出身の高校生海女5人組による、2014年4月 - 2015年3月までの期間限定ご当地アイドルグ
久慈市
ループである。
あまくらぶ
161 観光資源
岩手県
宮古市
032026
盛合家住宅主屋
盛合家は、江戸時代中期より津軽石川の鮭漁や鰯小舌網漁などで隆盛をなした三陸沿岸随一の名家・豪
商である。
盛合家住宅は江戸時代後期に建てられ、屋敷は商家造りの「御下居」「常居」と武家造りの「玄関」「小座
宮古市大字津軽石
敷」「次の間」「御座敷」によって構成される。
主座敷は床と違棚、付書院を構える12畳半で、二方に巡る土庇を介して庭園を望み、次の間や上便所、浴
室も当時のまま残されている。
162 観光資源
岩手県
遠野市
032085
旧佐々木家住宅主屋
遠野ふるさと村内の西方にある農家建築。
桁行20m梁間10mの寄棟造茅葺に、入母屋造の土蔵と馬屋を突出させた曲り屋造になる。
佐々木家住宅は明治期に建てられ、花巻市大迫町にあったものを平成3年に現在地に移築した。
遠野市附馬牛町
主屋の間取りは、「上座敷」「中座敷」「下座敷」と梁方向に座敷が連続する大迫地方の特徴的間取りから、
移築時に「縁側」「下座敷」「上座敷」の遠野風の間取りに改造されている。
遠野ふるさと村
163 観光資源
岩手県
遠野市
032085
旧川前家住宅主屋
遠野ふるさと村内の西方に所在する農家建築。
桁行16m梁間9.8mの寄棟造茅葺に、土間と馬屋の寄棟造を突出させた曲り屋造になる。
旧川前家住宅は、江戸時代末期に建てられ、遠野市土淵町にあったものを平成3年に現在地に移築した。 遠野市附馬牛町
主屋の間取りは、「座敷」「奥座敷」「茶の間」「常居」の整形四間取りに「台所」「納戸」が喰い違いに接続し
ている。
164 観光資源
岩手県
遠野市
032085
仙臺屋は遠野市の中心部に位置し、江戸時代に仙台領から移り、和菓子などを生産した。
店舗兼主屋は、南北に長い短冊状の敷地南端に建ち、正面間口9間半の木造2階建て、切妻造鉄板葺の
遠野市中央通り
町家である。
店舗兼主屋の後方に建つ旧穀蔵と前の蔵は、外壁の下方ほど壁を厚くし、安定感のある重厚な造りとす
る。
仙臺屋店舗兼主屋
165 観光資源
岩手県
宮古市
032026
盛合氏庭園
盛合氏は、近世から近代にかけて、宮古地方の漁業・廻船業等を通じて成長を遂げた豪商である。
津軽石川の河口部に近い漁村集落の中心部に位置する盛合氏の居宅の広大な敷地には、門・主屋・離
れ、4棟の蔵などの建造物のほか、主屋の南に面して庭園が残されている。
宮古市津軽石
享和元年(1801)には、測量調査旅行の途上にあった伊能忠敬の滞在が知られるほか、三陸地方を訪ね
た文人墨客により多くの書画も残されている。
166 観光資源
岩手県
盛岡市
032018
旧南部氏別邸庭園
旧南部氏別邸庭園は、盛岡市街地の北、中津川の右岸に位置する。
愛宕山に隣接する平坦な土地につくられた庭園は、3つの中島が浮かぶ広い池を中心とし、池の周囲及び
中島には様々な意匠の灯籠類やマツ、モミジ等の樹木が配されている。
盛岡市愛宕町
幾度か改修され、第二次世界大戦後には庭園の一部が失われたものの、江戸時代の絵図等も残ってお
り、その変遷を追うことができる。
12
遠野ふるさと村
通番
カテゴリー
県
市町村
地方公共団
体コード
地域資源名
資源の概要
所在地
地域産業資源の内容の指定
167 観光資源
岩手県
奥州市
032158
鹿踊り
鶴羽衣鹿踊は太鼓踊系鹿踊で、本物の鹿角の頭をかむり、太鼓を抱き、背に丈余のささらをつけ、8頭の
鹿が陣形を色々に変えて踊る。
8頭の鹿には、中立・メジシ・オジシ(一グルイ、ワクグルイ2人、ワキジシ3人)の役があり、演目によって主
役が変わる。
奥州市江刺区稲瀬字鶴羽衣台
演目には「雌じしがくし」「案山子」「春駒」「鉄砲踊」「土佐」などがあり、「土佐」は中立一人で狂う足踏みのむ
ずかしい曲とされている。
盂蘭盆(8月14日〜16日)の供養として頼まれた民家の庭で踊る。
鹿踊
168 観光資源
岩手県
花巻市
032051
早池峰大償流土沢神楽
土沢神楽は、早池峰大償流山伏神楽に属し、花巻市大迫町大償神楽から伝授され、現在に至っているが、
いつの頃からかは不明である。
演目には「鶏舞」「翁舞」「岩戸開きの舞」「天女」等多数あり、鎮守花巻市東和町鏑八幡神社の9月14日の
花巻市東和町土沢
例祭のほか、町内各神社祭典等で演じられる。
この神楽は、早池峰神楽の本流を伝えるもので、華やかな中にも古い山伏神楽の祖形をよくとどめ、風格
ある伝統の美しさを伝えており貴重である。
神楽
169 観光資源
岩手県
北上市
032069
春田打
春田打は、田遊びの芸能の一形態としては、岩手県内では唯一のものであり、全国的にも希少な存在であ
る。
天正4年(1576)、新渡戸対馬守胤重が江釣子七千刈を領した際、この地に新渡戸家累代の守本尊を安置 北上市江釣子大坊
する一堂(現「人当山新渡戸寺」)を建立した際、落慶祝いに地区の農民にこの春田打を演じさせ、豊作の豊
穣を予祝したことが始まりといわれている。
小正月期間に地区内で、また、9月23日江釣子古墳まつりの際に演じられる。
170 観光資源
岩手県
田野畑村
034843
菅窪鹿踊・剣舞
171 観光資源
岩手県
田野畑村
034843
大宮神楽
この踊りは、囃子に合わせて身体を被う幕を内側から動かして踊る幕踊系に属し、一人立、八頭で構成す
る。
下閉伊郡田野畑村菅窪
近世に大芦から菅窪に移り住んだ大工の常五郎が伝えたといわれており、大芦に享和年間(1801〜1803)
に建立した大念仏供養の石碑、菅窪に太夫常五郎が建立した嘉永5年(1852)銘の大念仏供養碑が残って
いる。
大宮神楽は、田野畑村の羽黒派山伏の栄福院によって、宮古の黒森神楽から伝えられたといわれる。
もともとは別当の住む和野地区の神楽集団であったので和野神楽と呼ばれていたが、実態は大宮神社に
付属していること、神楽代表の田野畑家が栄福院の直系であることから、現在では大宮神楽の名称で通って 下閉伊郡田野畑村和野
いる。
毎年正月2日、大宮神社で舞い立ちしたあと、鵜鳥神楽として約1ヶ月間の霞回りする期間を除いて、村内
を旦那場回りをする。
鹿踊
172 観光資源
岩手県
盛岡市
032018
上鹿妻念仏剣舞
剣舞は、本県の代表的な芸能の一つで、その芸態から大念仏、鬼剣舞、念仏剣舞、ひな子剣舞、鎧剣舞な
どと呼ばれている。
盆に踊られる念仏踊りの一種で、精霊を鎮めることを目的とする。
盛岡市上鹿妻字蟹沢
盆の13日夕刻、上鹿妻の庭元宅で行列を組み、同地区にある大松院までの道を練り歩きながら回向する。
阿弥陀堂を表す大笠振りに特徴があり、また、華やかな衣装をまとった踊り子達が、扇、唐団扇、太刀等を
持って円舞する。
173 観光資源
岩手県
一戸町
035246
根反鹿踊
根反鹿踊は、口伝によって語り継がれている由来縁起によれば、近代以前に発祥して以来一戸町根反地
区に受け継がれてきた。
県内の「鹿踊」は、大別すると県中・北部地方の「幕踊系」と県南地方の「太鼓踊系」に二分される。
二戸郡一戸町根反字野崎
このうち前者は主として紫波・上閉伊郡以北に分布し、かぶっている幕の裾を持ってリズムをとりながら踊るも
のであり、代表格に「青笹しし踊」や「早池峰しし踊」が挙げられる。
根反鹿踊は、その代表的な踊組である。
174 観光資源
岩手県
一関市
032093
舞川鹿子躍
175 観光資源
岩手県
久慈市
032077
夏井大梵天神楽
舞川鹿子躍は、元禄13年(1700)宮城県本吉郡平磯村(現在の本吉町)の千葉平九郎から当地相川村の吉
田猪太郎に伝えられたのが始まりと言われている。
これまでの伝承においては、消長を繰り返し一時中断した時期もあったが、昭和32年にそれまでの庭元制
を廃し保存会を結成してからは、伝承活動が盛んになり昭和48年に一関市無形民俗文化財第1号の指定を
受け、また平成5年には、途絶えていた平磯村の踊組の本家(本吉郡志津川町)に伝承するなどして現在に 一関市舞川
至っている。
岩手県の「鹿踊」は、大別すると県南地方に分布し、身につけた太鼓を自ら打ちながらその囃子に合わせて
踊る「太鼓踊系」と県中・北部に分布し、被っている幕の裾を持ってリズムをとりながら踊る「幕踊系」とがあ
る。
そうした中で舞川鹿子躍は、行山流の代表的な踊組で、伝書や継承に関わる師弟書、供養碑などの関連
夏井大梵天神楽は、岩手県沿岸地方に伝承される山伏神楽で、黒森系神楽、九戸系神楽の両系統の影響
が認められるものの、そのいずれかに系列化することは難しく現行からは独立した一系と考えることができ
る。
久慈市夏井町字鳥谷
神楽を継承してきた播磨家の伝承によると、先祖が山伏修験者で播磨国(兵庫県)から大梵天不動明王を
背負って夏井に来て大宝院を建立し、権現を奉じて行うカスミ廻りの区域の信者によって神楽が舞継がれて
きたとされるが、はっきりしたことは分かっていない。
13
鹿踊
通番
カテゴリー
県
市町村
地方公共団
体コード
地域資源名
資源の概要
所在地
地域産業資源の内容の指定
176 観光資源
岩手県
金ケ崎町
033812
三ヶ尻鹿踊
三ヶ尻鹿踊は仙台藩領の北端部で伝承される太鼓系鹿踊で、数多い行山流各派のうち、北上市の相去鹿
踊とともに、皆白行山流を名乗る。
三ヶ尻地区には神楽、田植踊、鹿踊が伝承されており、昭和44年に三ヶ尻郷土芸能保存会が発足し、三ヶ
尻鹿踊はその鹿踊部の活動として演じられていたが、平成14年1月に新たに三ヶ尻鹿踊保存会が結成され、 金ヶ崎町三ヶ尻東畑
庭元を中心に青年会員によって伝習が行われている。
三ヶ尻鹿踊保存会は、中立の足さばきや角入れの所作など優れた技芸を保持し、鹿踊り唄も豊富であり、
「庭堅め」「墓回向」などの儀礼が確実に伝承されている。
鹿踊
177 観光資源
岩手県
普代村
034851
鵜鳥神楽
鵜鳥神楽は東北地方に多数分布する獅子神楽に分類することができる。
鵜鳥神楽は北廻り(久慈市まで)、南廻り(釜石市まで)と称して、宮古市の黒森神楽と一年交替で、三陸沿
岸の村々を約2ヶ月間かけて巡行している。
1月8日の舞い立ちから始まり4月の舞い納めを行うまでの間、各地区を巡行する。
鵜鳥神楽は全部で53演目が伝えられており、役舞と役舞以外に大別される。
保存会の状況は、大人14名で構成している。
下閉伊郡普代村 鵜鳥神社内
鵜鳥神楽と大宮神楽の関係を整理すると、大宮神楽として活動する場合は大宮神社の権現様を奉じて、霞
である田野畑村内の集落で神楽を演じる。
鵜鳥神楽と黒森神楽が文化庁によって「記録作成等の措置を講ずべき無形民俗文化財」として選択され、
「陸中沿岸地方の廻り神楽」という名称をに明示されているとおり、鵜鳥神楽が三陸沿岸の広域を巡行する
廻り神楽の形態を今日でも維持していることは、全国的に見てもきわめて稀有な事例である。
178 観光資源
岩手県
滝沢市
032166
篠木神楽
篠木神楽は坂上田村麻呂を祀る田村神社の奉納神楽であり、そもそも神職である社家の齋藤家が代々
担ってきた神楽であった。
演目は、天の岩戸開き、鳥舞、八幡舞、山乃神舞など全部で30ほどある。
保存会の状況は、会員数大人12名、子供15名の計27名である。
滝沢市篠木地区
篠木神楽はそもそも岩手山の修験が担っていた神楽であると考えられるが、いわゆる社風神楽として盛岡
藩によって保護されてきた。
また、篠木神楽は藩政期における政治・宗教・芸能の関係を体現しているという意味において、山伏神楽の
変遷の過程を示すもの、地域的特色を示すものとしても貴重である。
179 観光資源
岩手県
一戸町
035246
一戸の山伏神楽
一戸町は神楽が盛んに演じられてきた地域であり、今日でも高屋敷神楽、中山神楽、女鹿神楽、小友神
楽、田中新山社神楽が活動しており、休止している団体として楢山神楽、岩清水神楽をあげることができる。
その中で、高屋敷神楽は多数の演目を保持していることにおいて群を抜いており、特徴的な演目が北東北に
二戸郡一戸町小鳥谷、二戸郡一戸町中山
おける山伏神楽の古い形態を残している。また、中山神楽は岩手県北や青森県南の旧盛岡藩領を中心に広
がる中山手の源流であり、山伏神楽の発生又は成立を示すもの、変遷を示すもの、地域的な特色を示すも
のとして典型的な事例である。
180 観光資源
岩手県
一関市
032093
布佐神楽 布佐神楽は岩手県南部及び宮城県北部内陸地方に広く分布する南部神楽に分類することができる。
南部神楽の由緒や来歴については諸説あって判然としないが、幕末~明治維新期に旧仙台藩北部内陸地
方の法印神楽と旧盛岡藩の山伏神楽という2種類の神楽が融合し、なおかつ修験廃止後在地農民によって 一関市川崎町門崎
継承されていくなか、他芸能である奥浄瑠璃の演目を劇化するなど独自の発展を遂げつつ、伝承団体間で
融合をくり返して今日の姿になったと考えられている。
神楽
181 観光資源
岩手県
大船渡市
032034
門中組虎舞
門中組虎舞は、明治年間に大船渡市末崎町中井に在住していた佐々木寅五郎という虎舞の師匠が、従来
の内容を改めて曲芸的な性格を持つ独創的な虎舞を完成させたものであるが、地元の泊里地区に鎮座する
中森熊野神社に伝わる獅子頭(南北朝~室町時代に制作されたと考えられる)に関連して、興味深い由来譚
が語られている。
大船渡市末崎町
岩手県沿岸部に広く分布する虎舞はいくつかの系統に分けることができるが、県南の旧仙台藩域に分布す
る虎舞については、一般に獅子舞が変化したものであると考えられており、悪魔祓いや火伏せを意図してい
る場合が多く、装束や囃子なども大船渡市などに数多く分布する権現様によく似ている。
また、南北朝~室町時代にさかのぼり現在も中森熊野神社に伝わる獅子頭を摸して始められという伝承を
持つ門中組虎舞は、虎舞が獅子頭に対する民間信仰に由来していることを示唆している。
182 観光資源
岩手県
釜石市
032115
南部藩壽松院年行司支配太神楽
南部藩壽松院年行司支配太神楽(以下、年行司太神楽という)は、元禄12年(1699)に釜石の守護神である
尾崎大明神(現在の尾崎神社)の遥拝所が建立されるさい、南部藩の御給人であった佐野家(屋号は鈴屋と
いう)の夫人が御神体を安置する六角大神輿を寄進したことから、盛岡藩の芸能集団である七軒丁から伊勢
釜石市只越町
太神楽を習って御神体の御供として奉納したものである。
七軒丁の活動が途絶えてしまった現在、年行司太神楽は七軒丁の実態をしのばせる、生きた痕跡として貴
重であり、藩政期における芸能に迫る手がかりとなるものである。
183 観光資源
岩手県
遠野市
032085
駒木鹿子踊り
駒木鹿子踊りは、宝暦13年(1762)に記された『遠野古事記』によれば「駒木村海上の覚助と云う者熊野参
詣に登り候時、京都の町辻にて獅子踊有りて、大勢群衆の場へ行き懸り見物致し面白く存じ、其の踊を習
い、国元へ帰り村の若者共へ教え、七月盆中遊日の慰めに踊り候を、他村の者共も段々見習い聞き習い踊
遠野市松崎町駒木地区
候由」と記されていることから、角助踊りとも春日踊りともいわれている。
遠野地方のしし踊りは、前に付けた幕を煽りながら踊る幕踊り系の踊りである。
遠野型のしし踊りは、由来が異なる駒木系と長野系がある。
14
鹿踊
通番
カテゴリー
県
市町村
地方公共団
体コード
地域資源名
資源の概要
所在地
地域産業資源の内容の指定
184 観光資源
岩手県
矢巾町
033227
えぞ森古墳
古墳は狄森と呼ばれる標高105mの等高線が通っている微高台地に位置している。
昭和44年(1969)の調査では、古墳は3基認められた。
第1号墳は、東西約9m、南北約8m、高さは1.4mで平面はほぼ円形を呈している。
第2号墳は、墳丘が削平されており、周隍も明らかではなかった。
第3号墳も、墳丘が削平されていた。
本県の古墳文化を知る上で貴重である。
紫波郡矢巾町大字藤沢
185 観光資源
岩手県
大槌町
034614
この城跡は大槌町の市街地中心部の西方背後に屹立し、急峻な山塊を巧みに利用して、本丸・二の丸・三
の丸他を配した、典型的な中世城郭の形態をもつ遺跡である。
上閉伊郡大槌町14地割字稲本
昭和58年の発掘調査により空濠跡の遺構が検出され城跡であることが確認された。
この城の構築者は不詳であるが、遠野阿曽沼氏の一族大槌次郎が大槌館に在城したことが知られている。
大槌城跡
186 観光資源
岩手県
田野畑村
034843
館石野I遺跡
館石野I遺跡は、立石を伴う配石遺構を中心とした縄文時代の集落跡である。
同遺跡は、1987年から1993年まで7次にわたり田野畑村の協力を得て早稲田大学考古学研究室が発掘調
査を行った。
下閉伊郡田野畑村鳥越
発掘調査の結果、長さ約40メートルに及ぶ1号列石の他、竪穴住居群が検出されている。
配石遺構は、集石遺構、立石遺構、環状列石等各種の遺構が見られるが、いずれも縄文時代の墓制ない
し祭祀を知る上で貴重な縄文時代を代表する記念物である。
187 観光資源
岩手県
大船渡市
032034
浦浜念仏剣舞
岩手県の沿岸南部、大船渡市三陸町越喜来 (おっきらい) の浦浜地区に伝えられている念仏剣舞。
発祥等は不詳だが、江戸時代中期またはその後に始まったものと推測されている。地元では「けんばい」で
はなく「けんべぇ」といわれている。
大船渡市三陸町越喜来字小出
念仏剣舞は「反門(へんまい)の呪術的性格と浄土信仰とが結合したもの」といわれている。
リアス式の地理のため海と山に阻まれ、かつて陸の孤島と呼ばれた地域の一角である浦浜、そこに生き続
けた民衆の素朴な芸能として踊り継がれ今日に至っている。
188 観光資源
岩手県
盛岡市
032018
旧藤野家住宅
建築年代については明確な資料がないが、他の民家の形式手法の比較から、18世紀後半を下らない頃と
推定され、仙台藩領に広く分布する直屋形式で、この地方の直屋としては比較的小規模である。
平面は、土間に沿って前面より「なかま」「おかみ」の2室があり、その上手に「でい」「なんど」の2室が配さ
盛岡市上田字松屋敷:岩手県立博物館(元江刺市)
れるくい違い4間取りである。
もと奥州市江刺区伊手にあったものを岩手県が寄贈を受け、昭和55年県立博物館の屋外展示施設として
移築されている。
189 観光資源
岩手県
盛岡市
032018
旧佐々木家住宅
190 観光資源
岩手県
奥州市
032158
行山流久田鹿踊り
建築年代については明確な資料はないが18世紀中頃と推定される。
平面は、主屋部と馬屋の取付部を間口1間の土間とし、主屋部は、土間の背面に「うちだいどころ」と「もの
おき」の2室があり、その上手前面に「なかで」その奥に「なんど」2室をおき、さらにその上手には、座敷2室 盛岡市上田字松屋敷:岩手県立博物館(元岩泉町)
が設けられる。
岩手県北部の農家として、平面、構造ともに古い形式をもち、かつ、旧状をよくとどめている貴重な遺構であ
る。
奥州市で最古と言われる「行山流久田鹿踊り」である。現在の太鼓系鹿踊りの源流とも言われており、坊主
奥州市江刺区梁川字水上沢
と笛が入るのが、大きな特徴。
191 観光資源
岩手県
北上市
032069
下門岡ひじり塚
192 観光資源
岩手県
宮古市
032026
佐賀部のウミネコ繁殖地
下門岡ひじり塚は、歴史上の人物としてその事蹟が知られている鎌倉時代の武将河野通信の墓塚に比定
される遺跡である。
正安元年(1299)に作成された「一遍上人絵伝」(昭27国宝指定)は、景観を実地に則して忠実に描写してあ
北上市稲瀬町水越
るので定評がある。
一遍は弘安3年(1280)、42歳のとき江刺郡まできて祖父の墓を厚く弔っているが、絵伝第5巻第3段の「祖
父通信墳墓」は、その時の景観を描写しており、この付近の写景が、現存「ひじり塚」近傍の景観と一致して
いる。
佐賀部は、田老湾口の南側に位置し、岩礁景観の最も傑出したところである。
高さ100mに近い断崖には大小20近い岩礁(花崗閃緑岩)があり、大部分は裸の岩礁であるが、中には、ス
カシユリ・ハマハイビャクシン・ラセイタソウなどが彩りを添えているものもある。
宮古市田老字向山
ウミネコは、これら岩礁群と内陸側の断崖に巣を作りヒナを育てる。
5月から7月末にかけて数千羽のウミネコが乱舞する光景は見事である。
193 観光資源
岩手県
盛岡市
032018
玉山のシダレアカマツ
アカマツには、普通のマツの型のほか、傘型になるもの、幹が根元ですぐに分かれ箒の型になるもの、そし
てシダレアカマツのように枝垂性のものがある。
玉山のシダレアカマツは、完全な枝垂性のアカマツで、突然変異によってできたアカマツの一品種で、極め 盛岡市玉山区玉山字祝の沢
て珍しく貴重である。
根元幹囲約3m、目通径約2.5m、枝張は東西、南北共に約10mで樹齢は約160年と推定される。
194 観光資源
岩手県
住田町
034410
四十八滝
四十八滝大小の滝が連なって気仙川に注ぐ。中でも「竜灯の滝」は、高さ25㍍余りあり、気仙地方では最
大。四十八滝神社・大明神・十二神が祀られてあり、山岳信仰盛んなころは大勢の信者が、寒中も滝に打た 気仙郡住田町
れながら修行を続けたという。
15
鹿踊
通番
カテゴリー
県
市町村
岩手県
西和賀町
地方公共団
体コード
地域資源名
資源の概要
所在地
地域産業資源の内容の指定
195 観光資源
033669
「鷲之巣金山」をはじめ町内各金山から産出された「金」と、出羽産出の「金」を、黄金の道『秀衡街道(ひでひ
和賀郡西和賀町
らかいどう)』をつかって仙人峠から平泉へと運ばれたと言い伝えられている。
鷲之巣金山跡
196 観光資源
岩手県
普代村
034851
鵜鳥神社に伝わる鵜鳥神楽は、鎌倉時代に始まった山伏神楽の形を受け継ぐ、全国的にも重要な伝統芸
能である。正月8日に舞い立ち(出発)の儀式を行い、隔年で北回りは久慈市、南回りは釜石市までの岩手県 下閉伊郡普代村第25地割字卯子酉13番地
沿岸の町々舞い歩く。
鵜鳥神楽
197 地域産品資源岩手県
雫石町
033014
亀甲織
198 観光資源
岩手県
西和賀町
033669
子規古道
199 観光資源
岩手県
金ケ崎町
033812
全国犬ぞりフェスティバルin金ケ崎
200 観光資源
岩手県
九戸村
035068
戸井良沢ミズバショウ公園
雫石には古くから「亀甲織」と呼ばれる独特の織物がある。縦糸を横糸にからませながら織る正六角形の模
様が美しく、通気性に富んだ麻の織物で、昔は武士が愛用した高価なものであった。大正時代までは広く織
岩手郡雫石町
られていたが、継承者が途絶え幻の織物となっていたものを50年ぶりに復元し、今では原料の麻、カラムシ
の栽培から染め、製作まで一環して行っている。 「子規古道」は、西和賀町(下前地区)より、奥羽山脈を越えて、秋田県美郷町(六郷地区)まで通ずる古
道。
古道は、秋田県側の駐車場まで全長3.5キロメートルの行程となる。
和賀郡西和賀町
愛玩犬が全国から集まるまつり。子どもをソリに乗せて引っ張る初心者向けレースなどゴールを目指して「
胆沢郡金ケ崎町森山運動公園陸上競技場
人犬一体」で雪上を滑走するレースが金ケ崎の雄大な雪原でみられる。全国から参加者を募り盛大に行われ
るレース。
小川の清流に沿ってミズバショウとカタクリが可憐な花を咲かせ、遊歩道が整備されており、身近で草花の
九戸郡九戸村戸田
観察ができる。12月~3月は途中の道路が閉鎖される。
16
亀甲織
通番
カテゴリー
県
市町村
地方公共団
体コード
地域資源名
資源の概要
所在地
地域産業資源の内容の指定
1 観光資源
宮城県
松島町
044016
仙台藩2代藩主伊達忠宗の世継ぎ光宗の霊屋で、正保4年(1647)に建立された。
建物は方3間、宝形造、本瓦葺(元銅瓦葺)で、四周に高欄付の縁をめぐらす。
内部に光宗の騎乗像を祀る禅宗様の厨子があるが、厨子の各所に施された彩色模様は極めて華麗であ
り、中には一部洋風の模様も見られ珍しい。
圓通院霊屋
宮城郡松島町松島
2 観光資源
宮城県
栗原市
042137
奥州街道の旧本陣で、元の建物は延享元年(1744)に焼失し、現存するものはその後の建築である。
本屋は約340平方メートル、居宅部と本陣・宿泊部から成る。
大名用の座敷は奥から上段、次の間、さらに鉤の手に中座敷、玄関と続く。
有壁本陣
栗原市金成有壁本町31
3 観光資源
宮城県
気仙沼市
042056
観音寺観音堂厨子
観音寺は天台宗の古刹で、享保8年(1723)の建築である。
その中に平面が「凸」字形をなし4室から成る見事な厨子がある。
懸魚・獅子頭・龍身及び波形の尾垂木などきわめて繊細で、黒漆を主調とし、朱色、金色など取交ぜた彩
色で、まことに華麗である。
京都の仏師の作という。
気仙沼市古町二丁目
4 観光資源
宮城県
仙台市
041009
亀岡八幡神社石鳥居
天和3年(1683)に社殿とともに造られた。
明神鳥居の様式で稲井石を用いている。
高さは地盤より笠木上端まで6m。
なお、青銅製鳥居額の表面には亀岡八幡宮と陽刻されており、裏面には「享保三戊戌年四月朔日左近衛
権中将藤原朝臣吉村謹書」と刻銘がある。
5代仙台藩主伊達吉村が献納したものである。
東照宮・大崎八幡宮の石鳥居とともに、仙台三石鳥居の一つである。
仙台市青葉区川内亀岡62
5 観光資源
宮城県
仙台市
041009
建築年代は、慶長12年(1607)薬師堂造営と同時期とみられる。
建物は単層、三間一戸、八脚門、本柱・支柱ともに円柱で、屋根は入母屋造、茅葺きである。
木鼻類の彫刻は古式で、慶長時代の雄健な意匠が窺える。
長い間、旧態を保持し続けた素朴な門であるが、屋根はたびたびの修理により、やや原形を失っている。
陸奥国分寺薬師堂仁王門
仙台市若林区木ノ下3丁目8-1
6 観光資源
宮城県
栗原市
042137
金成小学校校舎
木造、素木造、2階建、屋根は寄棟鉄板葺の建築である。
本屋の妻部に、棟高の一段低い切妻屋根の階段室を設け、2階正面中央にベランダを突出させる。
構造的には洋風真束小屋組を架しているが、ベランダ正面の意匠に軒唐破風、懸魚、虹梁、鰭を付した大
瓶束を用いるなど、各所に伝統的な和風手法を取り入れている。
栗原市金成町字中町7
明治末期の擬洋風校舎として、和洋折衷技法が根強く伝承され、地方色の濃い建築である。
明治20年に新築、改造を受けながら明治43年、現在地に移築されたものであることが最近の調査で明らか
になった。
7 観光資源
宮城県
名取市
042072
熊野新宮社本殿
証誠殿を中心に那智飛龍権現社と本宮十二社権現社を左右に配する。
証誠殿は素木造、桁行1問・梁間1問、三方に縁を巡らし脇障子のある熊野造である。
那智飛龍権現社は、証誠殿と全く同形式であるが桁行、梁間ともわずかに小さい。
本宮十二社権現社は、素木で流造の三間社で三方に縁、脇障子がある。
建築年代は証誠殿とほぼ同時期と思われる。
名取市高舘熊野堂字岩口上51
8 観光資源
宮城県
栗原市
042137
本殿は桁行2間・梁間1間で、屋根は入母屋造銅板葺。
蟇股、虹梁や頭貫の木鼻、大面取の角柱、桟唐戸や長押に用いられた彫刻や飾金具の意匠などに地方色
ながら桃山時代の特徴があり、その手法からみて、建築年代は江戸初期を下らないものとみられる。
栗原市金成中町22番
拝殿は、桁行3間・梁間2間、入母屋造、瓦葺、正面に千鳥破風の向拝を付けている。
建築年代は不詳であるが、江戸後期のものとみられる。
日枝神社
9 観光資源
宮城県
栗原市
042137
四脚門で、意匠的には前後全く対称である。
屋根は切妻造銅板葺(元は茅葺か)。
彫刻は比較的明晰で、様式的には江戸前期から中期ころにかけての特徴がうかがわれる。
寺では室町時代の建立とされているが、建築意匠などからみて江戸中期ころの建築と考えられている。
妙教寺山門
栗原市一迫柳目高畑3
10 観光資源
宮城県
栗原市
042137
志波姫神社本殿
志波姫神社の前身は伊豆野権現と考えられるが、創建は記録がないのではっきりしない。
『安永風土記書出』には「伊豆野権現は明暦三年(1657)古内主膳が他所からこの地に遷した」とある。
本殿は素木造、一間社流れ造り、屋根は目板葺である。
栗原市志波姫八樟新田126
頭貫木鼻の彫刻、蟇股の形、虹梁の若葉文・渦文の形は様式的に古く、江戸初期の建築であることには間
違ない。
鞘堂の中にあるので保存は良好である。
11 観光資源
宮城県
多賀城市
042099
茅葺、上屋の梁間は四間で、前後に一間の下屋が付く。
この建物は、もと北上町追波川左岸に所在し、『安永風土記書出』に「七代相続 喰迫屋敷肝入 武右衛
門」とあり、肝入屋敷であったことがわかる。
なお、平成4年11月当主今野勝實氏より県が寄贈を受け、平成11年に東北歴史博物館に復原展示されて
いる。
今野家住宅
多賀城市高崎1-22-1
12 観光資源
宮城県
石巻市
042021
持福院観音堂
牡鹿町給分浜には、重要文化財の十一面観音立像が伝わっているが、この像を本尊としているのが持福
院観音堂である。
観音堂の由緒、沿革については不詳な部分が多いが、厨子の組物・本堂の組物などは同一の建築様式で 石巻市給分浜後山14-1
あり、特に、木鼻類の意匠や角柱の大きな面取りに江戸初期~中期の特徴がみられる。
多少、校正の修復が入るものの、保存状態が比較的良好であり、江戸初期の様式を残す秀作である。
13 観光資源
宮城県
大崎市
042153
祇却寺本堂
承応元年(1652)11月、逝去した涌谷3代伊達安芸定宗の菩提寺である。
遺命により4代宗重が、隠居所金剛殿の地に京都花園正法山妙心寺前住の金嶺祖牛大和尚を開祖として
建立したものである。
本堂は、礎石建ての木造平屋建て、屋根は入母屋造瓦葺き(もと寄棟造茅葺)、規模は母屋桁行10.5間、梁 大崎市田尻大貫宿上屋敷24
行7間、玄関桁行2.5間、梁行2間である。
臨済宗の本格的本堂(方丈)遺構として、また、仙台藩家中寺遺構として、本県の寺院建築史上貴重な存在
である。
1
陸奥国分寺薬師堂
通番
カテゴリー
県
市町村
地方公共団
体コード
地域資源名
資源の概要
所在地
地域産業資源の内容の指定
14 観光資源
宮城県
松島町
044016
本堂障壁画
瑞巌寺本堂各間は、大小161面の障壁画で飾られている。
孔雀の間には「松に孔雀図」、文王の間には「文王呂尚図」、上段・上々段の間には「竹梅図」および「花木
図」、仏間には「桜図」、鷹の間には「鷙鳥図」、松の間には「松桜図」、菊の間には「菊図」が、いずれも金地
宮城郡松島町松島字町内91 瑞巌寺
濃彩によって描かれている。
元和6年(1620)から8年にかけて、長谷川等胤の外、仙台藩お抱えの狩野派の画人によって描かれたもの
と考えられる。
15 観光資源
宮城県
気仙沼市
042056
釈迦が沙羅双樹の下で入寂するのを知って、涅槃の床を囲んで集まった菩薩や弟子、国王、各階級の人
や畜類が泣き悲しむという、古くからある涅槃図相である。
気仙沼市本吉町津谷舘岡35
天文8年(1539)に当寺の四世陽山が京都で求め、慶長2年以来4度の表装改修をした記録が、旧巻軸に記
されている。
仏涅槃図
16 観光資源
宮城県
柴田町
043231
絹本着色両界曼茶羅図
曼茶羅は古く壇又は道場と訳され、新訳では輪円具足又は聚集とされた。
密教では大日如来を本尊とし、金剛界曼茶羅は大日の智慧の面から世界観を図示したもので、九会曼茶
羅と呼ぶ。
柴田郡柴田町西船迫一丁目12-12
胎蔵界曼茶羅は大日の理の面で、胎蔵から発生した諸仏諸尊を図縮したものである。
「至徳2年(北朝年号1385)表具」と軸内に記されており、その後文亀2年(1502)、享保19年(1734)に修理表具
されている。
17 観光資源
宮城県
仙台市
041009
青海曼茶羅図
清海曼茶羅は、当麻・智光両曼茶羅と並ぶ浄土教三曼茶羅の一つである。
当麻、智光両曼茶羅よりも二百年ほどおくれて、前二者を参考に組み立てられたものと思われ、沙弥清海
が感得した図様と伝えられる。成覚寺には寛永7年(1630)五世良真のとき京都法林寺から伝来した。同じも
のが京都聖光寺に現存する。
仙台市若林区新寺3丁目10-12
略記には、「袋中和尚述作良鶴和尚書写」とあり、袋中は成覚寺開山の良罐の法弟である。袋中上人良定
は、洛東法林寺を開山しており、法兄良罐のため洛東法林寺に蔵していたこの曼茶羅を成覚寺に収まるよう
取り計ったものと思われる。
18 観光資源
宮城県
気仙沼市
042056
釈迦十六善神像図
十六善神像図は、釈迦三尊と玄突三蔵、深沙大将に、提頭羅陀などの十六善神を配した図様で、大般若
会の本尊として用いられている。
宮城県内にある「釈迦十六善神像」中最古の例で、当寺所蔵の「仏浬葉図」とともに、天文8年(1539)ころに
4世陽山が京都で求めたものと伝えられている。
気仙沼市本吉町津谷舘岡35
絹地に切金、金泥、朱、黄土、群青、緑青、墨を巧みに組合わせる手法によって、金色の釈迦三尊仏とこれ
を取巻く玄突、善神像、獅子を多彩に描き出した画面は、厳粛でいて明快な世界を創り上げ、室町期仏教絵
画の特色を良く伝えている。
19 観光資源
宮城県
松島町
044016
桃山期狩野派の筆法によって、戦国武将伊達政宗の精神をも表そうとした画面は、覇気に満ち、雄勤で華
やか世界を作り出している。
宮城郡松島町字町内56 松島博物館
広大な空間を誇った本丸大広間の中枢を飾った障壁画であり、初期仙台藩の美術にとっても、また、藩で
最初の画員となる作者・狩野左京にとっても最盛期の白眉と言える優品である。
仙台城本丸大広間障壁画鳳凰図
20 観光資源
宮城県
仙台市
041009
「鳳風図」の金地とは対照的に銀箔を散らした本図は、題材の扇散らしが大和絵に属する点からも分かるよ
うに優美な画面構成を特色としている。
仙台市青葉区川内26 仙台市博物館
「鳳風図」が武将の精神を表出したものとすれば、本図の方は、大和絵につながる王朝文化の導入と見な
すことができ、本丸の美術が持った多様性を知る上でも重要である。
仙台城本丸大広間障壁画扇面図
21 観光資源
宮城県
仙台市
041009
京都嵯峨の清涼寺釈迦像は、東大寺僧奝然が宋に渡り、印度伝来の像を仏師兄弟に模刻させたもので、
その模像は、平安時代末から始まり鎌倉時代に盛んに作られている。
仙台市青葉区八幡4丁目 龍宝寺
この仏像には、京三条の金売吉次、吉内、吉兀3兄弟の母が清水の観音さまのお告ではるばる東国に下
り、藤太とめぐり会って砂金掘に成功し、長者屋敷を建てた時の仏心から福王寺に祀ったものという伝えもあ
る。
木造釈迦如来立像
22 観光資源
宮城県
石巻市
042021
カヤ材一木に顔と胴体を彫り、背面を刳り、背部も一木から彫ったものを前後に合せる古い手法で造った立
像である。
石巻市給分浜後山
古く桃生町の延喜式内社日高見神社の本地仏とされたものが、中世にこの浜に移されたものと思われる。
高知県恵日寺の十一面観音像とともに、鎌倉初期にさかのぼる貴重な遺例である。
木造十一面観音立像
23 観光資源
宮城県
栗原市
042137
杉薬師と称される薬師堂の本尊である。
ケヤキの木から全体を丸彫りに造りあげたもので、東北地方に多いケヤキ材彫刻では古い方である。
栗原市築館薬師台1-1 双林寺
漆は剥げ落ちて、風化や虫害があるが、肩が張り膝の厚い平安初期の特色がよく残っていて、迫力が感じ
られる。
地方的な作風だが、よくまとまった個性のある像である。
木造薬師如来坐像
24 観光資源
宮城県
登米市
042129
「横山不動」の名で当地方で広く信仰を集めているこの不動明王は、一般に丈六といわれる巨像で、平安
時代にさかのぼる数少ない不動明王の大作として貴重である。
登米市津山町横山本町3 大徳寺
この仏像は、四材をはぎ合わせた構造で、部材の改変は少なく、両手指のほとんどまで製作時の様相をと
どめており、右手に持つ宝剣も当初のものとみられる点でも貴重である。
木造不動明王坐像
25 観光資源
宮城県
登米市
042129
寄木造で、運慶、湛慶などを総称した春日仏師(奈良仏師)の作と伝えられる。
古くから豊作を願う農民の信仰を一身に集め、柔和な顔立をし、特に横顔が美しい。
弥勒如来として作られてはいるものの、釈迦如来と同じような形である。
木造弥勒如来坐像
登米市中田町上沼字弥勒寺
26 観光資源
宮城県
色麻町
044440
木造円光大師像
27 観光資源
宮城県
角田市
042081
木造阿弥陀如来坐像
円光大師(法然上人)の画像や彫刻は、浄土宗開祖として数多く作られているが、彫像ではこの坐像が古い
作例である。
加美郡色麻町王城寺字山下1-30 往生寺
上人の弟子板垣金光上人が奥州に伝道の際、建仁3年(1203)に自作の像を持って来て安置したと伝えられ
る。
惜しいことに破損が多く、元禄年間に修理をしている。
高蔵寺阿弥陀堂の本尊で、寄木造に漆箔を施した丈六の巨像である。
治承元年(1177)に建った堂の本尊として、翌2年に作られたものと推定される。
面相は、眉目が切れ長く豊麗である。
角田市高倉字寺前49
2
高蔵寺阿弥陀堂
通番
カテゴリー
県
市町村
地方公共団
体コード
地域資源名
資源の概要
所在地
地域産業資源の内容の指定
28 観光資源
宮城県
柴田町
043231
薬師立像は両手先、右肩先、両足先が欠けているが、その童顔ともいえる表情や、素直な身体の表わしか
たに特色がある。
柴田郡柴田町大字入間田字寺35
寺の後山にあったという目連寺薬師堂の本尊で、明治41年に円龍寺に移された。
十二神像は、小形で地方的なあらさがある彩色像である。
木造薬師如来立像・十二神将立像
29 観光資源
宮城県
蔵王町
043010
旧安養寺本尊と考えられるが、それまでの由来は不明である。
この仏像はおっとりとした顔で、平泉金色堂清衡壇の本尊である阿弥陀に近い作風を示す。
刈田郡蔵王町平沢諏訪舘28-1
首と胸は平安末より鎌倉初期の作と見うけられるが、頭、胸部以外はすべて享保3年(1718)の補作である。
明治3年安養寺が廃寺となり、清立寺が一時管理していたが、その後保昌寺本堂に移された。
丈六阿弥陀如来坐像
30 観光資源
宮城県
柴田町
043231
もと大日如来、阿悶如来、宝生如来、無量寿如来および不空成就如来の五智如来の仏像が鋳造されたと
伝えられており、現在はそのうち大日如来を欠いている。
柴田郡柴田町西船迫1丁目12-1
文永3年(1266)船迫地区立石長者の建立と伝えられる。
古来、村に変事があると鉄仏に汗をかくので、土地の人は発汗阿弥陀と呼んでいる。
鉄造阿弥陀如来坐像
31 観光資源
宮城県
登米市
042129
本尊像は宝碧から足先まで、はぎ付けはなく、内到の全くないほぼ等身の一木ぽり彫である。
鋭い刀法、細く一文字に彫り出した目、大ぶりな鼻梁と強く突き出た豪毅な口唇に特色がある。
彩色は前、背面ともに裳の一部に朱色がかすかに残る。
木造観音立像
登米市津山町横山字久保163
32 観光資源
宮城県
登米市
042129
屋根を別々に鋳造し組合わせたもので、塔身は中空になっている。
墓碑は頂上に偏平な宝珠をのせ、正面は地蔵を浮彫にしている。
鋳造は仙台の高田定四郎慈延、早山八郎一次が担当している。
明和2年(1765)の年紀がある。
青銅五重塔
登米市津山町横山字本町3 横山不動尊境内
33 観光資源
宮城県
松島町
044016
奥州御島頼賢碑
この碑は、徳治2年(1307)に松島雄島妙覚庵主頼賢の徳行を後世に伝えようと弟子30余人が雄島の南端
に建てたものである。
また、碑の周囲には雷文と唐草文、上欄と下欄の問には双竜の陽刻を配している。
宮城郡松島町 雄島
碑文は、松島の歴史を物語るだけでなく、鎌倉建長寺の10世で、唐僧の一山一寧の撰ならびに書になる草
書の碑としても有名である。
34 観光資源
宮城県
仙台市
041009
すべて16世紀以前に朝鮮で刊行された古刊本である。
韓国でもごくわずかの部分しか残ってないものが殆どであるのに対し、宮城県図書館の朝鮮本は完本が多
泉区紫山一丁目1-1 宮城県図書館
く貴重である。
また、これらの朝鮮本は元来すべて伊達家旧蔵と推定され、伝来の経緯などを研究する上でも貴重であ
る。
朝鮮古刊本
35 観光資源
宮城県
仙台市
041009
陸奥国分尼寺跡
36 観光資源
宮城県
仙台市
041009
林子平墓
国分寺と同じく、聖武天皇の詔により法華滅罪の寺として建立された陸奥国分尼寺は、国分寺の東600mに
ある。
仙台市若林区白萩町
昭和39年に実施された発掘調査で、版築された基壇上に建てられた東西5間、南北4間の金堂が発見され
た。
『三国通覧図説』、『海国兵談』等を著わし、世に先んじて海防の必要を唱え、そのため幕府から罰せられた
林子平の事蹟は天下に有名である。
寛政5年(1793)6月56才で幽閉中歹病歿し、北山の龍雲院に葬られたが、罪人のため墓は建てられなかっ 仙台市青葉区子平町19-5 龍雲院内
た。
現在、墓碑は宝形造瓦葺の覆屋によって風雨から保護されており、覆屋の前面には伊藤博文、大槻文彦
寄贈の顕彰碑が建ち、子平の偉業をたたえている。
37 観光資源
宮城県
涌谷町
045012
黄金山産金遺跡
涌谷町北部の狭隘な谷間にある延喜式内社黄金山神社一帯が遺跡である。
奈良時代、東大寺の盧舎那大仏造営にあたって、仏身に塗る金が不足し憂慮していた時、陸奥守百済王
敬福が黄金900両(13.5kg)を献じた。
遠田郡涌谷町涌谷字黄金山
昭和32年、神社周辺を対象とした発掘調査によって、奈良時代の瓦とともに数個の礎石跡が検出され、産
金を記念した六角堂と思われる仏堂が建てられていたことが判明した。
38 観光資源
宮城県
仙台市
041009
仙台駅の南東約3.5kmにあり、標高10m前後の広瀬川北岸の自然堤防上に立地する。
埋葬施設は、南北方向に長い2基の粘土榔(割竹形木棺)で、後円部に排水施設を伴う竪穴式の墓壙を掘
り、東西に平行して同時に埋納されていた。
現在は、歴史公園として復元整備され、出土遺物は仙台市博物館で展示されている。
遠見塚古墳
仙台市若林区遠見塚
39 観光資源
宮城県
涌谷町
045012
大貫丘陵から東に細長く延びる標高13mほどの丘陵上に立地し、東西300m、南北250mに及ぶ県内有数の
規模をもつ「U」字形の貝塚である。
貝層は、縄文時代のすべての時期にわたるが、大部分は前期~中期に属している。
遠田郡涌谷町小里
昭和43年の発掘調査で、県内では初めて縄文時代中期末の竪穴住居跡2軒が完全な形で発見され、前期
末から中期にかけての土器・石器・骨角器などが出土している。
長根貝塚
40 観光資源
宮城県
色麻町
044440
日の出山瓦窯跡
鳴瀬川の南に伸びる標高65mほどの日の出山丘陵斜面に築かれた瓦・須恵器を焼成した窯跡群で、A~F
の6地点が確認されており、「日の出山窯跡群」と呼ばれている。
史跡に指定されているのはA地点にある7基の地下式窖窯で、うち6基は瓦を主に須恵器も焼いているが、
右端にある小規模な1基は須恵器のみを焼いている。
加美郡色麻町四竃東原
本窯跡群は、奈良時代前半における陸奥国最大の官窯で、その製品は多賀城・多賀城廃寺・大崎市名生
館官衙・同伏見廃寺などの城柵・官衙・寺院などに広く供給されており、当時の窯業生産のあり方を解明する
上できわめて貴重である。
41 観光資源
宮城県
美里町
045055
山前遺跡
大きな独立丘陵から南に張り出した標高15~20mの段丘上の南側緩斜面に立地する。
昭和40年と49、50年に発掘調査が行われた。
本遺跡では、さらに古墳時代前期の集落跡とその前面を区画する大溝が発見されている。
3
遠田郡美里町北浦字山前 新山前・清水谷地
黄金山産金遺跡
通番
カテゴリー
県
市町村
地方公共団
体コード
地域資源名
資源の概要
所在地
42 観光資源
宮城県
角田市
042081
角田市北部の高さ2mほどの低い台地上に立地する縄文時代から弥生時代にかけての遺跡である。
昭和50、51年の発掘調査によって、台地上の平坦部から縄文時代後期の竪穴住居跡、中期・晩期の土墳
角田市岡字梁瀬浦
墓が発見された。
出土品には多量の土器、石鑑・石錐などの石器、土偶・耳飾り・土錘などの土製品がある。
梁瀬浦遺跡
43 観光資源
宮城県
加美町
044458
玉造・加美丘陵の先端部に立地している。
昭和30年に、本遺跡の東1kmに所在する菜切谷廃寺跡の発掘調査が行われた際に発見された。
遺跡の規模は東西350m、南北370mと、東北の城柵としては最も小さい。
本遺跡の性格については、これまで「玉造柵」や「色麻柵」などに比定する考えが示されてきたが、定説に
は至っていない。
城生柵跡
加美郡加美町城生
44 観光資源
宮城県
利府町
044067
仙台市北東部から利府町にかけての、仙台平野を望む山上に築かれており、東西700m、南北200mの規
模をもつ。
中世において宮城郡一帯を支配した留守氏に関わる城と考えられている。
宮城郡利府町神谷沢
なお、この城跡では昭和10年に地元岩切村の郷土史研究者と東北帝国大学によって発掘調査が行われ、
多数の柱穴が発見された。
岩切城跡
45 観光資源
宮城県
大崎市
042153
奥州街道の一関から栗駒、真坂を通って岩出山に出、出羽街道に至る道である。
元禄2年(1689)松尾芭蕉が奥州行脚の折、平泉からの帰途この街道を通ったことが知られ、「おくのほそ
道」の舞台となった街道として著名である。
旧道がよく遺存しており、一部は環境整備が実施されている。
陸奥上街道
大崎市岩出山
46 観光資源
宮城県
大崎市
042153
奥州街道吉岡宿から分かれて、中新田、岩出山、鳴子を経て出羽に至る峠越の道である。
元禄2年(1689)奥州行脚に出立した松尾芭蕉は、平泉から引き返し、出羽に出ようとしてこの道を通ったと
「おくのほそ道」に記している。
旧道がよく遺存している。
出羽仙台街道中山越
大崎市鳴子
47 観光資源
宮城県
亘理町
043613
平安時代の旦理郡家と考えられる。
昭和61年~63年の発掘調査によって、南側は倉庫院で、溝で方形に区画された中に10棟の礎石立の倉庫
亘理町逢隈下郡字椿山
と管理棟とみられる掘立柱建物跡があること、北側はやはり溝で区画された実務官衙ブロックで、南北60m、
東西50mの郡庁院と大規模な建物を中心とする2カ所の官衙ブロックがあることが分っている。
三十三間堂官衙遺跡
48 観光資源
宮城県
加美町
044458
宮城県北部に所在する陸奥国賀美郡衙と推定される古代の官衙遺跡である。
平野に面した台地上にあり、東西約300m、南北250mの規模をもち、政務や儀式を執り行う政庁、米を収
納する正倉、実務的な政務を行う施設等から構成され、全体は築地塀により囲まれている。
東北地方における律令体制の成立の状況や、この地域における官衙の構造を知る上で重要な遺跡であ
る。
東山官衙遺跡
加美郡加美町鳥嶋字東山外
49 観光資源
宮城県
仙台市
041009
仙台郡山官衙遺跡群
宮城県中部に所在する東北地方最古の官衙遺跡とそれに伴う寺院跡からなる遺跡群である。
遺跡群は7世紀半ば大化改新のころに成立し、奈良時代前半に造営される多賀城の成立期前後まで営ま
れていた。
1期官衙は東西約300m、南北約600mの規模をもち、官衙全体の方位が東に大きく振れる。
仙台市太白区郡山
2期官衙は方位を北に合わせて材木列と大溝で区画された方四町の規模をもつ。
郡山廃寺跡は講堂・金堂・塔・僧坊などの存在が推定される。
大化改新の後には日本海側の越国に渟足柵・磐舟柵が造営されており、これとほぼ同時に成立した本遺
跡は、規模・構造・経営年代からみて太平洋側の陸奥における城柵で多賀城の前身施設と考えられる。
50 観光資源
宮城県
岩沼市
042111
かめ塚古墳
岩沼駅北方約1km、JR東北本線沿いの水田中にある。
主軸長39.5m・後円部径16.3m・前方部幅10.3mの細長い柄鏡型であり、高さは後円部が2.45m、前方部が
2.05mである。
岩沼市字亀塚
発掘調査が行われていないため内部主体、築造時期などは不明であるが、墳丘の形態から古墳時代中期
(5世紀代)に築造されたものと考えられている。
51 観光資源
宮城県
加美町
044458
中新田の北西部、玉造・加美丘陵の先端部に立地している。
昭和30年に発掘調査が行われ、建物基壇跡が発見された。
本遺跡の西方約1kmには城生柵跡が位置しており、菜切谷廃寺跡はこれに付属して設けられた寺院であ
ると考えられているが、それをさかのぼる可能性もある。
菜切谷廃寺跡
加美郡加美町菜切谷清水
52 観光資源
宮城県
大和町
044211
大和町南東部の高さ約50mの丘陵尾根上に築造されたもので、現在2基が確認されている。
昭和41・42年に調査が行われ内容が明らかになっている。
大和町鶴巣鳥屋字天ヶ沢山
内部主体はいずれも横穴式石室で、構造上若干の違いはあるものの、遺体を安置する玄室の平面形はと
もに胴張りの縦長であり、また玄室の入口にあたる玄門部に門柱状の大石を据えることも共通している。
鳥屋八幡古墳
53 観光資源
宮城県
丸森町
043419
伊具盆地の南端にある標高約35mの丘陵上に立地する大古墳群で、主軸長33mの前方後円墳1基と径5~
25mの円墳174基からなる。
伊具郡丸森町台町
古墳の内部主体は竪穴式石室・横穴式石室・組合せ箱式石棺など種類が多い。
築造時期は古墳時代中期後半~後期(5世紀中~7世紀初)にかけてと考えられる。
台町古墳群
54 観光資源
宮城県
柴田町
043231
富沢磨崖仏群
柴田町槻木の北方約3km、水田部に突き出た丘陵先端部の凝灰岩岩肌に刻まれた磨崖仏群である。
中心となる阿弥陀如来像は蓮花座に坐した高さ2.4mのもので、嘉元4年(1306)の銘があり、磨崖の大仏とも
通称される。
柴田郡柴田町富沢岩崎山
付近には、内部に六地蔵を彫出した徳治2年(1307)の銘を刻む石窟、永仁2年(1294)銘のある虚空蔵菩薩
が安置された石窟がある。
4
地域産業資源の内容の指定
通番
カテゴリー
県
市町村
地方公共団
体コード
地域資源名
資源の概要
所在地
地域産業資源の内容の指定
55 観光資源
宮城県
白石市
042064
鷹の巣古墳群
56 観光資源
宮城県
村田町
043222
愛宕山古墳・附薬師堂古墳
白石市東部の鷹の巣丘陵・達平丘陵上に展開する古墳群で、40基ほどによって構成されている。
昭和40年代に10数基の調査が行われ、木棺直葬・木炭郭・箱式石棺・横穴式石室といった多様な内部主
体が検出された。
白石市
出土遺物も土師器・須恵器のほか、石製模造品、直刀・鉄鐵などの武器類、各種玉・金環・銀環・銅釧など
の装身具類などがある。
古墳時代中期の5世紀頃から後期の7世紀頃までの長期にわたって築造されたと考えられる。
共に前方後円墳で、同一丘陵上にあり、薬師堂古墳は愛宕山古墳の西北20mに位置する。
愛宕山古墳は主軸長90m、後円部径55mであり、村田盆地では最大で、県内では第三位の規模である。
薬師堂古墳は主軸長35mで、愛宕山古墳の陪塚(大型古墳に隣接するように造られた小型古墳)と思われ
る。
柴田郡村田町大字関場字愛宕山
57 観光資源
宮城県
栗原市
042137
旧瀬峰町寺沢の町道寺沢線沿いにある。
この道はもと高清水宿から佐沼宿経由登米宿に至る佐沼・登米道であり、奥州街道の脇街道として重要な
栗原市瀬峰北ノ沢168-2
性格をもっていた。
本一里塚は直径10m、高さ1.8mで、道路を挟んで2基が対を成しており、その間隔は20mである。
瀬峰一里塚
58 観光資源
宮城県
大和町
044211
吉岡東官衙遺跡
本遺跡は大和町吉岡に所在し、東に延びる低丘陵の南斜面に立地する。
奈良・平安時代の遺構群は、大きく(1)遺跡南部にある、溝と塀で囲まれた竪穴住居跡と掘立柱建物跡の
群、(2)遺跡西部にある、竪穴住居跡と少数の掘立柱建物跡の群、(3)遺跡東部の、方形に塀で囲まれた建
黒川郡大和町吉岡二丁目
物を中心とした掘立柱建物跡群、の3地区に分かれる。
このうち(3)遺跡東部地区では、材木塀が東西58m、南北54m以上の方形に巡り、南辺と東辺には棟門跡が
検出された。
59 地域産品資源 宮城県
仙台市
041009
仙台平とは江戸時代中期以降これを珍重した江戸、上方でよんだもので、仙台で織られた絹の袴地のこと
である。
仙台市太白区
武士の着用する袴地であったため、危急の際は、足の動きが自由になるよう縦に裂けるように織ったなどと
いわれている。
染色は植物染料を使い渋味と深味を持っている。
精好仙台平(保持者:甲田綏郎)
仙台平
60 地域産品資源 宮城県
石巻市
042021
石盤葺(保持者:佐々木信平)
042064
日本刀鍛錬技術保持者
宮城眞一(刀匠名:昭守)
石盤葺(せきばんぶき)は、薄く割った粘板岩(玄昌石)の板を屋根に葺く技術で、明治時代の後半から大正
時代にかけて洋風建築の屋根葺き材として積極的に採用され、スレート葺、天然スレート葺とも呼ばれる。
石盤葺は、良質の粘板岩を色調、硬度などにより選別して所定の厚さと形状に割り、もしくは切断して成形
石巻市
し、屋根下地に釘で打ち止めて葺き上げる。
近年のスレート葺工事では、工場製品である石綿スレートや樹脂スレートを用いることが一般的であるた
め、本来の石盤葺における熟練技能者がほとんどいない。
61 地域産品資源 宮城県
白石市
宮城氏の日本刀鍛錬技術は、相州伝を受け継ぐものでその作品は高い技術水準に達している。
また、地鉄の研究にも取組みその時代の伝法による作刀に努めており、特に鎌倉時代の刀剣を彷彿させる 白石市
地鉄を再現できる数少ない刀匠の一人であると評価されている。
62 地域産品資源 宮城県
栗原市
042137
正藍染は、自ら糸を紡ぎ織り上げた麻布を、自ら栽培した藍葉から作った染液で染めるという、生産から加
工まで一貫して自製するものである。
栗原市
更に、この藍染は、本県において近年まで栗原市から村田町までと奥羽山脈沿いの広い範囲で行われて
きたものを唯一残したものとしても貴重な技術となる。
正藍染 保持者 千葉まつ江
63 観光資源
宮城県
登米市
042129
柳生心眼流は江戸時代初期仙台藩の竹永隼人を始祖としており、同人が柳生但馬守に師事して奥義を究
め、柳生を冠することを許されたとされている。
登米市
同兵法には、剣術、棒術、甲冑術、甲冑柔術その他がある。
柳生心眼流甲胃術・甲胃柔術
64 観光資源
宮城県
気仙沼市
042056
室根神社祭のマツリバ行事
閏年の翌年の旧暦9月17日から3日間行われる室根神社の祭礼行事。
室根村を中心に気仙地方の7市町村にまたがる氏子が、従来からの決まりに従って、室根本宮社および同
新宮社から仮宮までのみこしの先着を争い、仮宮における各種の舞、荒馬による先陣争い、山車などの多彩
な行事を繰り広げ、生業の発展や無事息災を祈願する。
気仙沼市
この行事は、厳格な神役制によって分担され、3歳以上の雄馬を選定して人馬一体となり、荒馬先陣、キョ
クロク、山車等を繰り出すなど、祭りの古態を良くとどめており、地域的特色のある大規模祭り行事の典型例
として重要であるとされている。
65 観光資源
宮城県
東松島市
042145
月浜のえんずのわり
月浜のえんずのわりは、宮城県東松島市宮戸の月浜地区に伝承される小正月の鳥追い行事である。
子供たちが1月11日から最年長の一番大将の指揮のもとに岩屋に籠もって共同生活を行い、14日夜にな
ると集団で家々を回る。
東松島市宮戸
年頭に害鳥の駆除を願って行われるこの種の行事は、東北地方や北陸地方など東日本に多く見られ、子
供たちを中心に伝承されてきたが、少子化等により行事の変容が進んでいる。
66 観光資源
宮城県
塩竈市
042030
鹽竈神社の末社御釜神社において、毎年7月に3日間にわたって行われる。主な行事はホンダワラの採取
を行う藻刈、釜へ潮水を入れ替える水替、釜で潮水を煮詰める藻塩焼などで、製塩の一連の行事である。記
宮城県塩竈市本町6-1
録が残っていないので、いつごろからの行事かは判断できないが、古代まで遡るものと考えられている。ま
た、釜の水色の変化によってト占していたことは、『塩竃町方留書』によって寛永13年(1636)まで遡ることがわ
かる。
鹽竈神社藻塩焼神事
67 観光資源
宮城県
涌谷町
045012
箟峯寺の正月行事
箆峯寺は比叡山延暦寺を本山とする天台宗「無夷山箆峯寺」といい、山頂の観音堂を中心にして21坊から
なる「一山寺院」である。
この正月行事は大晦日から1月8日までの「修正会」と、1月17日から26日までに行われる「かいほうかい」そ
遠田郡涌谷町箟岳神楽岡1
の他の一連の行事から成る。
行事中に豊作や厄よけを祈願する所作や祈薦も多く含まれており、地域との結びつきが深く、「白山祭」とし
て農民の信仰が厚い。
5
鹽竈神社 藻塩
通番
カテゴリー
県
市町村
地方公共団
体コード
地域資源名
資源の概要
所在地
地域産業資源の内容の指定
68 観光資源
宮城県
大崎市
042153
米倉の鹿嶋神社は大崎耕土開拓以来の古社といわれ、戦前までは佐々木氏ら大崎氏の遺臣が祀ってき
たが、その後地域民も加わり祭祀を続けている。
行事は毎年9月9日の初穂献上から始まり、神齪の準備、献膳、堂実献、神酒拝頂飲、鬼祓その他の儀を
経て直会となる。
鹿嶋信仰は純然たる農村信仰となり、祭礼も新嘗祭そのものである。
米倉鹿嶋神社の献饌行事
大崎市古川米倉字中田 米倉鹿嶋神社
69 観光資源
宮城県
栗原市
042137
駒形根神社の巡幸神事
栗原郡旧沼倉村(現栗駒町沼倉地区)における大祭で、起源は明和5年(1768)まで遡ることができ、以降不
定期ではあるが、およそ3年ないし5年ごとに「ご巡幸」と称する大祭が行われてきた。
この大祭は、神輿を中心に、先頭の先乗としんがりの後乗という騎馬を配し、その間に供奉の諸役が従うと
栗原市栗駒沼倉一ノ宮11
いう神幸行列である。
沼倉地区の全世帯がこぞって参加すること、行列も400名に及んでいること、統一されたいでたちで500メー
トルに及ぶ行列による巡幸であることから、他にも余り例のない習俗である。
70 観光資源
宮城県
加美町
044458
小泉の水祝儀
加美町(旧宮崎町)の小泉集落に伝わる「小泉の水祝儀」は開始時期は不詳であるが、毎年旧暦2月2日に
行われている。
行事の内容としては、前年結婚した夫婦とこの地区に転入して満1年以上居住した夫婦が盛装し講中の
人々が手を取り合って作る鳥居をくぐり抜けて道祖神(男根)を祀った祭壇に至り、礼拝するなどして講組織へ 加美郡加美町小泉
の加入資格を認めてもらう儀礼が中心となっている。
「水祝儀」はかつては県内各地で行われていたが、そのほとんどが廃絶したなかで、小泉集落ではほぼ旧
態のまま伝承されており、貴重である。
71 観光資源
宮城県
石巻市
042021
羽黒派系と言われており、舞は古典の神話から取材している。
所伝は36番であるが、現在は26番が舞われている。
石巻市
発生年代は不明であるが、町内大浜の千葉家に兀文4年(1739)の『御神楽之大事』というこの神楽につい
て記述した古文書があり貴重な資料である。
雄勝法印神楽
72 観光資源
宮城県
富谷町
044237
富谷町にはかつてはいくつかの田植踊があったが、現在残っているのは原地区の田植踊のみである。
構成は早乙女4、弥十郎2に太鼓、笛、唄上げなどであり、小さい踊組みである。
芸態は他所の田植踊と余り変化はないが、早乙女や弥十郎の冠物に飾りがなく地味であるほか、意匠の
紋の桝形に特色がある。
富谷の田植踊
黒川郡富谷町
73 観光資源
宮城県
仙台市
041009
起源は元禄年中(1688~1704)に加藤某が京都から伝えたというが、同地鎮座の古社御殿山諏訪神社の別
当が、代々修験であったところから、それとの関連が考えられる。
仙台市青葉区
古くは旧正月から3月15日の諏訪神社祭礼までの期間に、他の集落をも踊り歩いた。
愛子の田植踊
74 観光資源
宮城県
丸森町
043419
鎌倉時代京都発祥の流れと言われ、秋保にある田植踊と似ている。
特色としては振りが大変きれいであり、優雅な踊りとなっている。
唄は御詠歌に似た節廻しである。
青葉の田植踊
伊具郡丸森町
75 観光資源
宮城県
女川町
045811
江島の地理的条件から、他地方に根絶した型・曲目がよく保存されている。
古代布の装束を着け、15番の曲目で舞い仮面をつけ、神言風という詞章を唱えて舞うもので、浜神楽とも
呼ばれている。
5月8日久須師神社の境内で行う。
江島法印神楽
女川町
76 観光資源
宮城県
加美町
044458
当町は春になると風が強く、昔からたびたび大火に見舞われた。
約600年前、大崎氏が「雲は龍に従い風は虎に従う」の故事にならって、明神の初午祭に奉納したのが始ま
加美郡加美町
りと伝えられる。
現在は無火災祈願のため4月29日、多くの虎舞組が出て舞っている。
火伏せの虎舞
77 観光資源
宮城県
登米市
042129
舞人は質素な衣装を着用し、採物を持ち、多くは神話に基づく筋立てを演じ、芸態は古風である。
奏楽は胴と呼ばれる大型の締太鼓1基と笛は1・2本で構成される。
登米市
浅部三寿院の法印が従来の西口流に加茂流を併せて、独自に50番の演目をもって日高見流と称するよう
になった。
日高見流浅部法印神楽
78 観光資源
宮城県
名取市
042072
この神楽は出雲流三拍子と言われている。
奏楽は大太鼓1、大拍子1、笛1で、神楽幕前に並ぶ。
社伝によれば文政2年(1819)に神主が常陸国鹿島神社で伝授されたものという。
道祖神神楽
名取市
79 観光資源
宮城県
名取市
042072
熊野堂舞楽
名取市高舘熊野堂に所在する熊野神社の春の例祭に演じられる芸能である。
山形県山寺立石寺林家から伝承されたものと伝えられているが、舞楽に関する文書等の記録は全く残され
ていないため、由来や沿革の詳細は不明である。
名取市
同種の舞楽は仙台市木ノ下の白山神社に一部が伝えられているのみであり、県内に伝承する舞楽として
古風な舞と様式を残す熊野堂舞楽は極めて貴重である。
80 観光資源
宮城県
登米市
042129
とよま秋まつりの山車行事
登米市登米町の総鎮守である登米神社の秋季例祭に行われる山車行事で、祭の形が整ったのは延宝3
年(1675)とされている。
仙台領内では町場の鎮守等の祭礼にあたり、山車が出るのが一般的で、干支にちなんだ動物や神話、説
登米市登米町寺池
話の主人公を擬した人形を岩山や宝塔、宮殿などの建物に乗せるもので、毎年、祭りごとに製作していた。
今日、山車を伴う祭礼行事は県内38か所で行われているが、とよま秋まつりの山車は、これらの中で、繰
り出される山車の数が最も多いものである。
81 観光資源
宮城県
石巻市
042021
寺崎のはねこ踊
4年に1度、9月に行われる石巻市桃生町の寺崎八幡神社大祭で、神輿渡御に随行し、囃子に合わせて、
100人以上の踊り手が3列縦隊で躍動的に踊ながら進むものである。
寺崎地区周辺では、かつて他に5地区でも行われていた。
石巻市桃生町寺崎
他地域のはねこ踊は廃絶しており、現在は寺崎のはねこ踊が唯一のもので、貴重な存在となっている。
民俗芸能としては珍しく跳躍調で振りも華やかであることから、県内はもとより、全国の民俗芸能研究者や
愛好者に注目されている。
6
火伏せの虎舞
通番
カテゴリー
県
市町村
地方公共団
体コード
地域資源名
資源の概要
所在地
地域産業資源の内容の指定
82 観光資源
宮城県
南三陸町
046060
入谷の祭りと打囃子
本吉郡志津川町入谷地区の八幡神社の祭礼で行われる御輿渡御と打囃子による祭り行事である。
打囃子の発祥時期は不明であるが、打囃子の講中が八幡神社に奉納したとされる太鼓に享和元年(1801)
の年号が刻まれていることから、すくなくてもこの頃には成立したものと思われる。
本吉郡志津川町入谷
打囃子は、当初入谷地区の桜沢地区のみで奉納されていたが、遅くとも命じ年間には入谷地区の四つの
集落が打囃子講を結成し、持ち回りで奉納する形態をとっている。
御輿渡御については、文化年間に始まったものと言われている。
83 観光資源
宮城県
角田市
042081
福應寺毘沙門堂奉納養蚕信仰絵馬
本件は、角田市鳩原(はとばら)に所在する福應寺毘沙門堂に、江戸時代半ば以降から昭和にかけて養蚕
豊穣を祈願して奉納された小絵馬のまとまりで、全体で23,477点を数える。
これらの絵馬は放り込まれたような状態で奉納され、うず高く積まれていたものである。
角田市
毘沙門天信仰と結びついた養蚕信仰絵馬奉納の習俗を示すものとして全国的に類例をほとんどみないも
のであり、当該地域における養蚕のあり方や全国的な養蚕に関する信仰の習俗との比較の上でも、特色あ
る重要なものである。
84 観光資源
宮城県
登米市
042129
自然石で、高さ102cm、中央に梵字一字を刻し、その下に「正安二年庚子閏七月十五日右為四十八日間踊
念仏結衆等五十余人結□敬所奉造立也所志各々聖霊成仏法楽等也」とある。
登米市南方町板倉
時宗の開祖である一遍上人は、踊り念仏をもって浄土教の庶民化に尽くした。
一遍による浄土教普及のようすが具体的に知られるきわめて貴重な碑である。
踊り念仏の碑
85 観光資源
宮城県
仙台市
041009
磐司
名取川の右岸を陰磐司あるいは日陰磐司、左岸を陽磐司あるいは日向磐司と呼び、陽磐司を更に分け
て、名取川に対する方を表磐司、大行沢(にそびえ立つ方を裏磐司といっている。
岩壁には、シコタンソウ・イワキンバイ・スカシユリなど耐乾性の植物が特別な群落をつくっている。
仙台市太白区
昔、磐司磐三郎という並はずれてたくましい二人の狩人がこの岩に住み、山野を疾駆して狩猟をしていたの
でこの名が付いたといういわれがある。
86 観光資源
宮城県
石巻市
042021
齋藤氏庭園
87 観光資源
宮城県
気仙沼市
042056
巨釜・半造
近代における東北三大地主として知られる齋藤氏の第9代当主善右衛門有成により明治後期につくられた
庭園である。
本邸部分に所在する庭園は、丘陵の斜面を背にして広間建物を景観の中心に置き、その周囲に平庭、園
石巻市前谷地字黒沢73-1
池を配している。
邸宅だけでなく、背後の丘陵地を一体の空間として構成しており、近代の庭園のうちでも特色あるものとし
て学術上の価値が高い。
気仙沼湾の東に突出する唐桑半島の東海岸に位置している。
この一帯は海水の澄明さと男性的な太平洋の勝れた海洋美とが加わって、すばらしい景観を呈している。
気仙沼市唐桑町
88 観光資源
宮城県
加美町
044458
魚取沼のテツギョ生息地
加美郡加美町(旧宮崎町・旧小野田町)地内にある魚取沼にはイワナなどの魚類と共にテツギョが群をなし
て生息している。
このテツギョは、鰭が長く特に尾鰭の長いのが特徴であるが、鮒型に近いものもあり変異がはげしい。
テツギョは全国の川や池でもごくまれに見られるが、魚取沼のように群れをなしている例はきわめて珍しく、
加美郡加美町
学術的にもたいへん貴重な存在とされている。
ブナの原生林に囲まれた面積約3.3haの魚取沼の周縁は、サワグルミ・ヤチダモの湿性林でかこまれ、ヨシ
群落からマコモ・ミツガシワ群落が帯状に分布しており、テツギョはこうした良好な自然環境に育まれて、群生
するまでに成育して来たものと考えられる。
89 観光資源
宮城県
女川町
045811
牡鹿半島の東方洋上に浮かぶ江ノ島列島は、江ノ島、二股島、平島、足島、笠貝島そのほかの小島嶼か
らなるが、ウミネコ、ウトウの繁殖地でもあり、特に数多く生息している。
ウミネコは、鳴き声がネコに似ていることからこのような名をもつ。
ウトウは、古くから人に知られ、善知鳥の名で謡曲にもあつかわれている。
陸前江ノ島のウミネコおよびウトウ繁殖地
女川町
90 観光資源
宮城県
栗原市
042137
沢辺のゲンジボタル発生地
沢辺字木戸口にある板倉堰の延長約770mに及ぶ地域に、かつて異状とも言えるほど大量にゲンジボタル
が発生した。
『奥道中歌』(文政2年)に「…あれ宮野、沢辺の蛍…」とうたわれ、『奥往来』(天明4年)にもとりあげられるな
栗原市金成沢辺字木戸口
ど、古くから蛍の名所とされた。
このあたりは分布の北限地帯であるが、家庭雑排水の流入による汚染と農期以外の取水停止によって、一
時期ホタルがほとんど見られなくなった。
91 観光資源
宮城県
石巻市
042021
イヌワシは両翼の長さが2mに達する雄大なワシで、日本にはまれな種類である。
山岳地帯に棲み、断崖の岩棚に巣をつくるのが普通であるが、ここ翁倉山では、アカマツやヒメコマツの巨
石巻市
樹上に巨大な巣を作っている。
極めて貴重な種の鳥であることから、野兎など餌となる捕食動物の生息も含めた生活域の保全が求められ
る。
イヌワシ繁殖地
92 観光資源
宮城県
登米市
042129
東和町ゲンジボタル生息地
93 観光資源
宮城県
仙台市
041009
苦竹のイチョウ
北上川中流の支流である鱒渕川の上流馬ノ足から、寺内地内岩淵橋までの約4kmの範囲が指定されてい
る。
登米市
分布北限地帯の群生地として貴重であるが、洪水時に鱒渕川の生息地が荒廃するのを防止するため、増
水時の流路を新たにつくって、その保護をはかっている。
このイチョウは雌株で、高さ約32m、根元の周囲約8m、目通り幹囲もほぼ同様である。
昔から、俗に「乳銀杏」または「姥銀杏」と称せられ、樹下に祀られた銀杏姥神は、かつては乳の出ることを 仙台市宮城野区
願う人々の参詣で賑わったという。
94 観光資源
宮城県
白石市
042064
ヨコグラノキ北限地帯
ヨコグラノキは、一属一種の植物で、初め高知県の横倉山で発見された。次いで西日本各地でも見出さ
れ、また韓国の俗離山にもあることがわかった。その後、小原の材木岩対岸の絶壁で発見されて、この地が
白石市
ヨコグラノキ自生北限と認められるに至った。
最大のものは高さ5m、幹は根元の近くで周囲約20cmである。
7
巨釜・半造
通番
カテゴリー
県
市町村
地方公共団
体コード
地域資源名
資源の概要
所在地
地域産業資源の内容の指定
95 観光資源
宮城県
亘理町
043613
このシイノキは、浄土宗朝日山称名寺の本堂に向かって左側の小高い所にあり、樹高約14m、幹囲は地上
1.6mの所で7.52mである。
亘理郡亘理町
シイノキは、元来この地方に自生がないところから、どこからか移植したものであることは疑いないが、これ
ほどの巨樹に育つのはきわめて稀なことである。
称名寺のシイノキ
96 観光資源
宮城県
南三陸町
046060
椿島は志津川湾内にあり、青島ともいわれる、東西400m、南北200m、面積4.87haの小島である。
全島暖地性常緑樹であるタブノキの林でおおわれ、目通り幹囲4.66mに達する大木も十数本みられ、学術
上きわめて貴重である。
椿島暖地性植物群落
本吉郡南三陸町
97 観光資源
宮城県
柴田町
043231
このイチョウは、愛宕山中腹の雨乞屋敷加藤鶴治氏宅前にある台地の南端斜面に立ち、幹囲11m、高さ
31m、枝張りは東西約27m・南北約25mの雄株である。
樹勢が盛んで樹容も美しく、イチョウの巨樹として有数のものである。
雨乞のイチョウ
柴田郡柴田町
98 観光資源
宮城県
川崎町
043249
滝前不動のフジ
99 観光資源
宮城県
大崎市
042153
祇劫寺のコウヤマキ
100 観光資源
宮城県
塩竈市
042030
鹽竈神社の鹽竈ザクラ
このフジは、スギ、ケヤキ、イタヤカエデ等の落葉樹に囲まれた不動堂の境内にあり、スギ等にからまって
生育している。
根元より三幹に分れ、全体の根元の周囲は約4.8m、主幹、西支幹、南支幹の根元の周囲はそれぞれ
2.7m、1.45m、1.41mで、我国最大級に属する。
柴田郡川崎町支倉字滝前18
コウヤマキとしては、県下稀にみる巨樹である。樹冠は細い円錐状であるが下枝は良く残り、枝下高が低
い。
樹幹は地上1.5mで周囲5.02mあり、地上3.2mのところで東西の二大幹に分れる。
大崎市田尻大貫字宿上屋敷24
鹽竈神社の境内には、古くから「鹽竈桜」が伝えられてきた。
サトザクラ系の八重桜で、例年5月上旬に満開となる。
「鹽竈桜」は、堀河上皇の歌にその名が見えるほどの古い品種である。
塩竈市一森山1番1号
101 観光資源
宮城県
白石市
042064
球状閃緑岩
この岩石は完晶質粒状構造で、内部は角閃石、中部は斜長石、外部は雲母・角閃石から構成され、菊の
花状の模様をなしている。
地中海のコルシカ島産のものが、この岩石の代表的なものであるが、日本で数箇所の他はスウェーデン、
白石市白川犬卒都婆
アメリカなどで知られているに過ぎない。
『原色岩石図鑑』(保育社)によると、約200年前、奇石収集家木内石亭(1724~1808)が白石産のこの岩石を
「ナンダモンダ」の名で『雲根志』に記載したのが最初ではないかと言う。
102 観光資源
宮城県
仙台市
041009
名取川の上流にある。
この滝の成因は、火山角礫岩や凝灰岩の水平層のうち、下部の軟い凝灰岩が流水によって次第に削られ
仙台市太白区秋保町馬場
て、深い洞窟をつくったことによる。
大きなものは直径・深さともに数メートルに及ぶこともある。
姉滝
103 観光資源
宮城県
気仙沼市
042056
十八鳴浜及び九九鳴き浜
十八鳴浜(くぐなりはま)及び九九(くく)鳴き浜は、それぞれ気仙沼市の大島北東部及び唐桑半島西部に位
置する、良好に保存された鳴砂の浜である。
十八鳴浜は大島の北東部に位置し、北東端から東南方向に延びる尾根と,その延長にある海食崖により
囲まれ、円弧状の形態を成し、浜の長さは約200m、幅は約20mである。
気仙沼市大初平(十八鳴浜) 気仙沼市唐桑町西舞根(九九鳴き浜)
九九鳴き浜は唐桑半島西部に位置し、大島との間の海峡に面する内湾性海浜である。
両浜ともに石英粒を主成分としており、その供給源は周辺に分布する中生代ジュラ紀後期の舞根層と小々
汐層と考えられており、学術上、貴重な価値があるとされている。
宮城県の三陸海岸は海鳥等の生息が多く、特に大指付近海岸、双子島、鞍掛島、蹄島、黒島の地域を中
大指海域および双子島、鞍掛島、蹄島、
心として、鳥類の生息が多い。
黒島のウミネコ、ゴイサギ、アメツバメ、ウ
石巻市
この地域には、砂浜が少ないのでシギやチドリ類は少ないが、カモメ類が多く、特に双子島、鞍掛島、黒
トウ等の繁殖地
島、蹄島などの小島にはウミネコ、ゴイサギ、アメツバメ、ウトウ等が大きなコロニーをつくって繁殖している。
104 観光資源
宮城県
石巻市
042021
105 観光資源
宮城県
気仙沼市
042056
唐桑町上二本杉・下二本杉
106 観光資源
宮城県
栗原市
042137
薬師堂の姥杉
107 観光資源
宮城県
柴田町
043231
不動堂のフジ
約800年前に早馬神社の参道に献植したものと伝えられる稀にみる巨木である。
2株の老樹はわずかの間隔で東西に並列し、町民は夫婦杉と呼んでいる。
気仙沼市唐桑町馬場
町の南端双林寺の丘陵上にあるこの杉は、樹齢約1,200年、樹高34m、目通り周囲9.5m、枝は、高さ8mのと
栗原市築館薬師台
ころから茂って東西26m、南北20mに広がっており、県下第一位の巨杉である。
槻木船迫の上野山の山腹南斜面に立つ不動堂の傍にあり、カヤにからまり、その丸い樹冠をおおって広
がっている。
根元で二幹にわかれ、一幹は主幹であって根元からすぐに斜上する。
柴田町大字本船迫字寺後
108 観光資源
宮城県
気仙沼市
042056
109 観光資源
宮城県
丸森町
043419
丸森のイチョウ
110 観光資源
宮城県
南三陸町
046060
志津川の太郎坊の杉
海抜320mの山腹に鎮座する羽田神社の境内にある。
太郎坊は社殿に向かって右側にあり、樹高約46m、根幹境界部の周囲は8.82m、地上1.5mの幹囲6.93m、
枝張東西17m余、南北13.5mである。
次郎坊は社殿の左側に位置し、樹高約44m、根幹部の周囲は9.lm、地上1.5mの幹囲6.7m余で、枝張は東
西14.5m、南北12.5mである。
羽田神社の太郎坊、次郎坊の杉
気仙沼市赤岩上羽田
四反田丘陵の東麓に立ち、田をへだて和田道路に面している。
雄株で、樹高約40m、根幹境界の周囲約12m、地上5.6mの所で東西二大支幹に分かれている。乳柱はあま 伊具郡丸森町字四反田
り著しくない。枝張は最も茂っている部分で東西26.5m、南北23.2mであり、樹勢は極めて旺盛である。
この杉は荒沢神社の社殿の後方向かって左側にあり、樹高38m、幹囲7.72mで枝張は東西南北約19mであ
本吉郡南三陸町志津川袖浜
る。主幹は真直で、梢に枯枝なく、樹勢すこぶる盛んである。
8
鹽竈神社 サクラ
通番
カテゴリー
県
地方公共団
体コード
市町村
地域資源名
資源の概要
地域産業資源の内容の指定
所在地
111 観光資源
宮城県
大崎市
042153
境内の平地にあり、樹高約16m、幹囲約5.7mのこのマルミガヤは、樹齢約630年と推定される。
このカヤは、種子が著しく丸いのが特徴である。カヤの種子が丸味をおびることは往々見うけるが、このよ
うに丸いことは極めて珍しい。
長久寺のマルミガヤ
大崎市古川宮沢字裏馬田町6
112 観光資源
宮城県
蔵王町
043010
安養寺跡丘陵の南東急斜面の麓に立ち、木の北西側の根元は南東側の根元より177mも高い。
この杉の根元に高さ約56cm、幅約60cmの石碑があり、「遺願村役方此大杉ヲ永世伐ラセナヘテ下サレ五
十嵐波水ワレトイフソノミナ」の文字を刻む戒石銘を附指定している。
平沢の弥陀の杉
刈田郡蔵王町平沢字丈六
113 観光資源
宮城県
登米市
042129
日根牛の大クリ
114 観光資源
宮城県
川崎町
043249
逆イチョウ
115 観光資源
宮城県
東松島市
042145
新山神社の姥杉
真田憲三氏の屋敷内にあり、直立する巨幹の樹皮に右巻きの、粗くかつ深い割れ目があり人目をひく。
幹は地上およそ4mの所で北に一大支幹を出す。
クリの老木として、学術上貴重である。
登米市登米町大字日根牛字浦小路
クリ
笹谷街道沿いの北側に立つ老樹で、美しい逆円錐形を呈している。
樹幹は目通りで周囲8m、梢端まで27mの高さである。乳柱は極めて短小なものが所々に見られる。地上
1.8mあたりから8mあたりにかけて枝が分岐し、主な枝のみでも十数本見られる。
柴田郡川崎町今宿字銀杏木
新山神社拝殿前左側に立ち、樹高約30m、地上1.5mの幹囲5.6m、地際周囲9mである。
同神社の御神木であり、主幹は真っ直ぐで、太さ、高さとも雄壮感があり、樹勢すこぶる盛んである。
東松島市大塩字中沢上57 新山神社
116 観光資源
宮城県
女川町
045811
昭和45年に日本で初めて発見された球状の斑糲岩である。
大きな岩肌を観察すると、緑がかった直径5cm位の球を黒い角閃石が取り囲み、菊面石と似た美しい模様 牡鹿郡女川町
をつくっている。
球状斑糲岩
117 観光資源
宮城県
仙台市
041009
鷲倉神社の姥杉は、由緒ある鷲倉神社の「神杉」として、地域の人たちから敬われ、厚く保護されてきたも
のである。
泉区福岡字小山
樹高、幹囲ともに優れ、雄渾感に満ちた巨木であり、この地域の自然を記念する極めて貴重な緑の文化財
である。
鷲倉神社の姥杉
118 観光資源
宮城県
角田市
042081
国指定重要有形文化財「高蔵寺阿弥陀堂」参道左右に生える一対のスギである。堂に向かって左側の「大
杉」は樹高27m、幹周8.3mであり、樹齢800年と言われている。右側の「右杉」は、樹高25m、幹周5.7
角田市高倉字寺前
mであり、樹齢は550~570年と推定される。
共に樹高25mを超えており、参道の左右にある大木はつり合いが良い。
高蔵寺の大杉
スギ 高蔵寺阿弥陀堂
119 観光資源
宮城県
富谷町
044237
富谷町大亀の鹿島天足別神社(かしまあまたりわけじんじゃ)は平安時代の延喜式に記載されている古社で
ある。
黒川郡富谷町大亀字和田
本樹は同神社の神木で、神社社殿の東南側に生育しており、樹齢は『新訂 富谷町誌』によれば500~6
00年といわれている。
アカガシは日本の代表的な暖帯性樹種であり、宮城県は天然分布の北限地である。
鹿島天足別神社のアカガシ
120 観光資源
宮城県
亘理町
043613
本樹は亘理町旭山の称名寺境内に生育しており、樹齢300年以上と推定されている。
樹高15m、幹周7.7m、枝張は東西23m、南北25mに及ぶ。
宮城県以北では植栽木を含め、巨樹として知られるスダジイは認められず、国指定樹とともに北限地の巨
樹として学術上価値が高い。
称名寺のスダジイ
亘理郡亘理町旭山
128 コンテンツ資源 宮城県
仙台市
041009
奈街三郎
1907-1978 昭和時代の児童文学作家。
明治40年1月2日生まれ。小川未明に師事。童話雑誌編集のかたわら創作をつづけ、昭和12年「海へ行っ
た靴」を発表。風刺的なメルヘンと,幼児の日常に取材した生活童話が多い。
27年「まいごのドーナツ」で小学館文学賞。
昭和53年12月23日死去。71歳。宮城県出身。東京商業卒。本名は山田三郎。
仙台市
129 コンテンツ資源 宮城県
仙台市
041009
1922年~2012年1月24日。日本の小説家、詩人。
宮城県仙台市出身。東北大学農学部卒。
『南部牛追唄』で、第6回日本農民文学賞を受賞。
山田野理夫
仙台市
130 コンテンツ資源 宮城県
蔵王町
043010
ウナギとカニの争い
昔、蔵王町にある三階滝には大きいカニが棲んでいた。体が大きいため、自分の滝だけでは狭くなってきた
ので、隣りの不動滝を自分のものにできないかと考えた。ところが、不動滝には大きいウナギが棲んでいた。
カニはウナギに不動滝をかけて腕くらべをやろうと戦いを申し込んだ。戦いの末、カニはウナギの体を3つに 蔵王町
ちょんぎってしまった。ウナギの尾っぽは遠刈田温泉へ飛ばされた。こんなことから、遠刈田温泉は腰の痛み
や子どもに恵まれる温泉になった。
遠刈田温泉
131 食資源
宮城県
本吉・登米地
油麩入り煮しめ
132 食資源
宮城県
地域指定せず
イノハナご飯
133 食資源
宮城県
涌谷町
おぼろ汁
134 食資源
宮城県
地域指定せず
県北部の本吉・登米地方では、お盆の頃になると油麩が出回り、お煮しめ、うどんや、はっと汁の具、茄子
炒め等いろいろな料理に利用される。
油麩は、直径5センチ程の棒麩の表面が油で揚がった状態のもの。
本吉・登米地方
油麩
俗称「いのはな」は、コウタケ、シシタケ、ススタケとも呼ばれるナラの雑木林に群生するキノコである。
色は黒っぽく、大きな針をもち、形もグロテスクだが、香りも味もよく、きのこご飯の中でも最高といわれる。
地域指定せず
045012
おぼろ豆腐は、おぼろ月夜のように霞み、ふんわりと浮いている豆腐の形容からきた名。
江戸末期、上方の僧の伝授とされる涌谷町独特のもの。
おぼろ汁は、この豆腐を用いた精進料理の一つである。
涌谷町
からみ餅
宮城県には二十種以上の餅料理が伝わっているが、からみ餅は、味の性質上、独立してではなく、餅御膳
などの向付として用いられることが多い。
地域指定せず
作り方は、大根をおろして軽く水気を切り、食べやすい大きさに切った餅を入れてからめ、醤油をかけて食
べる。
9
豆腐
通番
カテゴリー
県
市町村
地方公共団
体コード
地域資源名
資源の概要
地域産業資源の内容の指定
所在地
135 食資源
宮城県
牡鹿町
かつて、牡鹿町(現石巻市)鮎川港は捕鯨基地として栄え、地域では数々のクジラ料理が食されてきた。
クジラの味噌焼きもその一つで、本場鮎川では、鯨肉に薄く塩をふり、一日位さっと干し、醤油、酒などを入 牡鹿町
れ、とろみをつけた味噌に一、二日つけた後、あみ焼きにする。
クジラの味噌焼き
鯨
136 食資源
宮城県
白石地方
笹まき
137 食資源
宮城県
小牛田地方
じゅうねん汁
端午の節句に白石地方で作る「ちまき」の一種で、武者人形の前に供え、子供の成長を祈り祝う。
青笹に包むため10日位保存がきくことから、保存食としても利用され、郷愁を誘う「故郷の味」として、他郷 白石地方
の人々にも送られ、喜ばれている。
ジュウネン(エゴマ)は現在では主に鶏のえさなどに用いられているが、ゴマと同様、あえ衣などにも適して
小牛田地方
いる。
じゅうねん汁は仙北の小牛田地方で、冬場によく作られている。
エゴマ(じゅうねん)
138 食資源
宮城県
名取市
042072
セリの漬物
139 食資源
宮城県
仙台市
041009
長茄子漬け
セリには、田のあぜなどの生える田ゼリと水辺で長く伸びる水ゼリがある。
栽培物として、藩政の頃から極寒の「下余田のセリ」(名取市)が全国的に有名で、その収穫風景は、春を
呼ぶ風物詩ともいわれてきた。
名取市
セリは高い香りと心地よい歯触りとで親しまれており、特に塩漬けは、正月の雑煮にも添えられ、さっぱりし
た風味で人気がある。
セリ
長なす漬けは、宮城県仙台の漬物で、すんなりとした細長いなすを塩漬けや醤油漬けにしたものである。
仙台長ナスは、伊達藩の時代から作られてきた400年の歴史を持つともいわれる東北の気候に合った早
生品種で、紫紺長茄子とも呼ばれ、10~12センチの小ぶりの細長いナスである。
仙台市
140 食資源
宮城県
亘理町
043613
141 食資源
宮城県
栗原地方
142 食資源
宮城県
山元町
043621
ホッキご飯
143 観光資源
宮城県
松島町
044016
福浦島
144 観光資源
宮城県
気仙沼市
042056
岩井崎
145 観光資源
宮城県
南三陸町
046060
神割崎
146 観光資源
宮城県
気仙沼市
042056
龍舞崎
147 観光資源
宮城県
七ヶ浜町
044041
多聞山
148 観光資源
宮城県
仙台市
041009
広瀬川
149 観光資源
宮城県
塩竈市
042030
浦戸諸島
福島県から宮城県へと流れる阿武墨川は昔から鮭が上る川として有名で、藩制時代は仙台藩主はもちろ
んのこと将軍家にも秋の味覚として謙譲されていた。
亘理町
腹子飯は仙台藩主貞山公(正宗)貞山堀の工事臨検の際、亘理藩の漁民が、鮭の腹子を御飯に炊いて献
上したところ、喜ばれ、側近へ伝えてのが全国に広められる始まりだったようである。
はらこめし
はらこめし
「ふすべる」とは、「ふしべる」がなまった言葉といわれ、「こんがり焼く」という意味。
すりおろした大根とゴボウを、細かく刻んだ焼きドジョウとともに油で炒め、水を入れて煮、味噌や唐辛子で 栗原地方
調味した汁に餅を入れてつくる料理である。
ふすべ餅
貝の王様と言われるホッキ貝。
軟骨を取り除き線切りにしたホッキ貝に、人参の線切り、貝のむき汁、醤油、砂糖を加えて煮る。
山元町
松島海岸から延びる全長252mの朱塗りの橋を渡って行く小さな無人島で、島全体が自然植物公園となって
宮城郡松島町松島仙随39-1
いる。
四季折々に草花が咲き、植物観察をしながら散策が楽しめる。
県立自然公園松島
ゴツゴツした岩肌をあらわにした岬とコバルトブルーの海、そして龍舞崎を望む絶好の展勝地。
海食洞の岩孔から勢いよく海水を噴き上げる様は一見の価値がある。
気仙沼市波路上岩井崎
岩井崎
昔、漂着したクジラをめぐって村民が争い、見かねた神様が岬の岩をまっぷたつに割ったという伝説が残
る。
活断層によってできたものかもしれず、その見事な自然美に圧倒される。
本吉郡南三陸町戸倉寺浜
大島の最南端の絶景が広がる岬。
気仙沼市横沼
コバルトの海が美しく白い波しぶきを上げている様は、大島の海岸の穏やかな雰囲気とは違った魅力があ
る。
気仙沼大島
扇谷、富山、大高森と並ぶ松島四大観のひとつ。
標高わずか56mの小山だが、青い海と緑の島々を眺めるビューポイント。
中腹には多聞天像を祀る毘沙門堂がある。
宮城郡七ヶ浜町代ヶ崎浜
仙台市のシンボルである広瀬川の名は、歩いて対岸に渡れるほどの浅瀬が広がっていることからきている
といわれる。
仙台市青葉区川内・米ヶ袋・河原町など
仙台城址に向かう途中の大橋や市内に架かる多くの橋をめぐるのもよい。
松島湾内に浮かぶ島々の総称。潮干狩りの名所として知られる桂島や菜の花が美しい朴島、伊達藩の江
塩竈市浦戸
戸廻米の港としてにぎわった寒風沢島など4つの島と5つの地区からなる。
150 観光資源
宮城県
気仙沼市
042056
安波山
151 観光資源
宮城県
石巻市
042021
網地島
町の中心に位置する山。
8合目付近にある駐車場から、2匹の龍のオブジェが迎える歩行者用の階段を登りきったところにある展望
台からの眺めは最高である。
気仙沼市町裏地内
元文4(1739)年にロシアのベーリング探検支隊が上陸、日本とロシアの初交易の場となった。
島の北西に突き出ている立ヶ崎は夕景が美しい。
石巻市網地浜
152 観光資源
宮城県
多賀城市
042099
末の松山
153 観光資源
宮城県
気仙沼市
042056
大理石海岸岸
多賀城市指定の文化財で、樹齢450年以上ともいわれる黒松の老木がある。
多賀城に赴任してきた都人がその美しい風景を歌に詠み、小倉百人一首や新古今和歌集などに多くの和 多賀城市八幡
歌が残されている。
唐桑半島の北東部に位置し、波が静かな入江に白い大理石の小島が点々と浮かぶ。
白亜紀の活発な火山活動でこのような岩礁を形成したという。
気仙沼市唐桑町岩井沢
10
広瀬川
通番
カテゴリー
県
市町村
地方公共団
体コード
地域資源名
資源の概要
所在地
地域産業資源の内容の指定
154 観光資源
宮城県
石巻市
042021
田代島
155 観光資源
宮城県
七ヶ宿町
043028
七ヶ宿湖
156 観光資源
宮城県
川崎町
043249
釜房湖
157 観光資源
宮城県
大崎市
042153
地獄谷
158 観光資源
宮城県
栗原市
042137
湯浜峠
コバルトブルーの海と緑の木々が広がる自然豊かな島。
近年の猫ブームで多くの観光客が訪れ、漫画家のちばてつや氏や里中満智子氏デザインの宿泊ロッジが 石巻市田代浜
立ち並ぶ「マンガアイランド」も有名である。
東北最大級のロックフィル式ダムである七ヶ宿ダムの誕生によって生まれた人造湖。
10月中旬~11月上旬は紅葉の名所として有名である。
刈田郡七ヶ宿町渡瀬
七ヶ宿ダム
季節の移ろいと共に様々な表情を見せるダム湖。
周辺はアウトドアが楽しめ、野鳥や動植物も多い。
柴田郡川崎町小野
鬼首温泉の源泉で地獄沢とも呼ばれている。
沢の両岸と林間で大小さまざまな源泉を見ることができ、間歇泉も多数点在。
沢づたいには遊歩道が整備されている。
大崎市鳴子温泉鬼首吹上地内
昭和53(1978)年に開通した宮城と秋田を結ぶ国道398号の峠のひとつ。
開通記念碑が建っている付近からは、栗駒山の雄大な姿を眺めることができる。
栗原市花山本沢
159 観光資源
宮城県
大和町
044211
七ッ森
160 観光資源
宮城県
大崎市
042153
荒湯地獄
161 観光資源
宮城県
大崎市
042153
轟温泉
笹倉山、松倉山、撫倉山、大倉山、蜂倉山、鎌倉山、遂倉山と標高200~500m級の小さな山が7つ並び、美
しい景観を見せる。
黒川郡大和町
すそ野には広大な多目的ダム、七ッ森湖が広がる。
焼けただれた岩がむき出しになった谷のあちこちから湯煙が上がる風景は圧巻。
冬は県道249号が雪による通行止めになるため見学はできない。
大崎市鳴子温泉鬼首
鳴子温泉郷
(鳴子、川渡、東鳴子、中山平、鬼首)
清流沿いに佇む閑静な一軒宿に湧く古湯。
大崎市鳴子温泉鬼首
162 観光資源
宮城県
仙台市
041009
二口温泉
仙台の奥座敷・秋保郷の名取川上流に湧く美肌の湯。
仙台市太白区秋保町
163
コンテンツ資源
宮城県
仙台市
041009
物語の舞台のモデルとなったのは宮城県仙台市青葉区。
厳しい規律が敷かれた青葉中学で、11人の少年少女が自由を求めて立ち上がった。
宗田理原作のライトな青春ドラマ。
ぼくらの七日間戦争
仙台市青葉区
164 食資源
宮城県
登米市
042129
油麩丼
165 食資源
宮城県
石巻市
042021
石巻茶色い焼きそば
166 食資源
宮城県
気仙沼市
042056
気仙沼ホルモン
167 食資源
宮城県
仙台市
041009
仙台づけ丼
168 食資源
宮城県
仙台市
041009
仙台マーボー焼そば
169 コンテンツ資源 宮城県
栗原市
042137
ねじり ほんにょ
「油麩丼とは、カツどんのカツの替わりに油麩を使ったもの。
油麩とは、宮城県北部の登米地方に昔から伝わる食材で、小麦粉のたんぱく質成分のグルテンを、油で揚 登米市
げて作ったあげ麩である。
油麩丼
石巻焼きそばは、宮城県の石巻地方を中心に昭和25年ごろから食されている二度蒸し焼きそば麺を使った
石巻市
ソールフードを広くPRするために石巻茶色い焼きそばアカデミーが命名した焼きそばである。
石巻茶色い焼きそば
気仙沼ホルモンの特徴は、豚のミックスホルモンを味噌ニンニクだれで味付けしているところである。
このホルモンを焼いて、千切りキャベツと一緒にウスターソースをかけて食べる。
気仙沼の皆さんは子供のころから食べている郷土の味である。
気仙沼市
気仙沼ホルモン
仙台づけ丼は200種以上といわれている魚種の豊富な宮城の海で獲れた新鮮な海の幸と宮城米を使用
し、すし職人の匠の技で作られる魚介のづけ丼である。
仙台市
「マーボー焼きそば」とは1970年代前半に仙台市内の中華料理店でまかない食として誕生し、その後じわじ
仙台市
わと仙台市内の中華料理店を中心に広がっていた。
米どころ、宮城県栗原市の残しておきたい光景として誕生した。
刈り取った稲を杭と呼ばれる棒に掛けて乾燥させる「ほんにょ」の姿がモチーフである。
栗原市
170
コンテンツ資源
宮城県
名取市
042072
名取市のマスコットキャラクター。
平成20年に愛称が決定。
頭はカーネーション、体は名取の「N」を表している。
カーナくん
名取市
171 コンテンツ資源 宮城県
美里町
045055
美里町物産観光協会のイメージキャラクター。広報誌に協会イメージとして登場している。子牛を連れた優
しいお母さん牛で、前足(?)に持っているのは福を呼び込む小判である。
遠田郡美里町
「牛」は美里町と縁が深く、これを地元の詩画家がデザイン化した。ネーミングは町内の女性が応募したも
のが採用されている。誕生日は平成21年9月15日。
みーも
172 コンテンツ資源 宮城県
川崎町
043249
川崎町が故郷である支倉常長の意志を受継ぎ、チョコレートと支倉常長の偉業を伝えるため川崎町中心に
活動。
柴田郡川崎町
性格はのほほんとしていて常にマイペース。
耳の下で写真を撮ると幸せになると言われている。
チョコえもん
173 コンテンツ資源 宮城県
蔵王町
043010
ざおうさま
蔵王の森に住み、蔵王の美味しい食材を食べていた王様。
最近メタボ解消のために町に出てくるようになった。
柴田郡蔵王町
つぶらな瞳と大きなヒゲが愛くるしく、宮城蔵王の紅葉のような赤い服と黄色いマントがお気に入りである。
11
蔵王(みやぎ蔵王)
通番
カテゴリー
県
市町村
地方公共団
体コード
地域資源名
資源の概要
所在地
地域産業資源の内容の指定
174 コンテンツ資源 宮城県
登米市
042129
はっとン
175 コンテンツ資源 宮城県
大河原町
043214
さくらっきー
176 コンテンツ資源 宮城県
山元町
043621
ホッキーくん
登米市に400年受け継がれる郷土料理「はっと汁」をモチーフにしたキャラクター。
身体は、はっとでできていて登米市の地形をしている。
腕は郷土食材の油麩、足はねぎなど、身体のパーツがはっと汁の食材でできている。
登米市
はっと 油麩
柴田郡大河原町
サクラ
特徴 頭は町花の「桜」 顔は町鳥の「白鳥」 体は町木の「梅」 職業 観光PRキャラクター。
町の魅力をWebやイベントでPRしている。
山元町のイメージキャラクター。
同地の特産品であるホッキ貝がモチーフである。
山元町
177 コンテンツ資源 宮城県
色麻町
044440
活平(かっぺい)くん
178 コンテンツ資源 宮城県
女川町
045811
リアスの戦士イーガー
179 コンテンツ資源 宮城県
大崎市
042153
中山ゆころん
180 コンテンツ資源 宮城県
石巻市
042021
シージェッター海斗
色麻町の「かっぱ伝説」をもとに生まれたキャラクター。
活発で陽気という性格はまさにイベント向き。
妹の麻子ちゃんとふたり揃って町の催事に登場している。
相撲が得意&キュウリが大好きである。
加美郡色麻町
女川みなと祭りでデビューした、宮城県女川町のローカルヒーロー。
商工会青年部の町おこしの一環として行われている。
女川町
鳴子温泉郷 中山平温泉のマスコットキャラクター。
鳴子峡とその紅葉、ブルーベリー、鳴子こけし、温泉卵などをモチーフにしている。
大崎市
ブルーベリー 鳴子温泉郷 宮城伝統こけし
宮城県石巻市のご当地特撮ヒーローである。
「美しい海を守る」というテーマから発した いわゆる自然の大切さを訴えている特撮作品となっている。
石巻市
181
コンテンツ資源
宮城県
気仙沼市
042056
平成19年7月に気仙沼市の観光キャラクターに採用され、最近は全国の震災復興イベントにも出動してい
る。気仙沼名産の「ホヤ」がモチーフで、頭の突起の+と-は電極ではなく、+は入水孔、-は出水孔であ
る。剣のサンマとベルトのホタテも気仙沼市の特産品。
ホヤぼーや
気仙沼市
ほや ホタテ
182 コンテンツ資源 宮城県
仙台市
041009
平成19年3月、仙台・宮城デスティネーションキャンペーンのシンボルマークとして誕生し、やがて全身スタイ
ルも登場。平成22年4月からは宮城県観光PR担当係長を務め、宮城県の観光PRで全国を飛び回っている。 仙台市
豊かな食と文化に恵まれた宮城を「おにぎり」で表現した顔が特徴である。趣味は昼寝と温泉めぐり。
むすび丸
183 コンテンツ資源 宮城県
気仙沼市
042056
SCK GIRLS
184 コンテンツ資源 宮城県
仙台市
041009
Dorothy Little Happy
(ドロシーリトルハッピー)
185 コンテンツ資源 宮城県
仙台市
041009
みちのく仙台ORI☆姫隊
東日本大震災で甚大な被害を受けた気仙沼から生まれた「ご当地アイドル」。震災後、歌うこと、踊ることで
笑顔になる子供たちの姿を見て、「子供たちの笑顔を取り戻そう」と、2011年の秋に立ち上げたプロジェクトが 気仙沼市
SCKGIRLSである。
東北を拠点に活動している仙台在住5人組ガールズユニットである。
仙台市
宮城県仙台市をベースに、石巻市、塩釜市、七ヶ浜、宮城野区などの震災の影響が大きいところの小学生
仙台市
から中学生を中心に集まり立ち上がった震災復興支援のためのアイドルユニット。
186 観光資源
宮城県
大郷町
044229
現在、支倉常長の墓といわれるものは宮城県内に3ヵ所存在する。仙台市北山にある光明寺説。支倉常長
の生まれ故郷とも言える川崎町支倉地区の円福寺説。そしてこの大郷町説の3つである。
黒川郡大郷町東成田字山合4-1
入口に「支倉常長」の銅像が立っており、支倉常長が永眠する墓へとアクセスする道を中心に整備された公
園である。
支倉常長メモリアルパーク
187 観光資源
宮城県
大衡村
044245
江戸時代の出羽街道(現国道457号)の大沓掛坂を上りつめた西側で最上街道が岐れたところにある。
碑面には、「右なかにゐた 左ゆとの山道 大くつかけ吉岡下町」とある。
出羽三山詣りの道案内のため建てられた。
大沓掛の追分石
黒川郡大衡村大瓜
188 観光資源
宮城県
気仙沼市
042056
久保のカツラ
カツラは北海道から九州までに分布する日本固有の樹種で、山地の谷に多く生えている雌雄異株のカツラ
科カツラ属の落葉樹である。葉は甘い香りを放ち、これから抹香をつくるため、別名をコウノキともいう。
本樹は気仙沼市久保に所在する。環境庁が1991年に編纂した『日本の巨樹・巨木林―北海道・東北版』
気仙沼市久保
によれば、高さ33m、幹周13m、枝張25mである。根元から大小20数本の幹を分岐しながら大きな株を形
成し、箒状に散開して美しい樹形を保っている。
樹齢約800年と推定されている県内第一のカツラの巨木であり、学術的にも貴重なものである。
カツラ
189 観光資源
宮城県
東松島市
042145
月観の松
190 観光資源
宮城県
栗原市
042137
北限のアズマシャクナゲ群生地
本樹は東松島市大曲の市道南側に生育しており、樹高16m、幹周4.2m、枝張が東西25m、南北20m
をなすクロマツの巨樹である。主幹は根元から8mほどで屈曲し、太い枝を四方に広げ、小枝を傘状に垂下
して、美しい樹形を形成している。田畑に囲われ、平地が広がる周辺環境において、孤高のクロマツの巨樹 東松島市大曲宮前
として目を引く。
宮城県内のクロマツとアカマツでは、いわゆるマツクイムシによる枯死が多発し、巨樹、名木が希少となって
いるなかで、本樹は最大級のクロマツである。また樹形が優美で、樹勢も良好なことから、文化財としての価
アズマシャクナゲは、本州の山地の特産で、北は本県の北部から南は静岡県の天城山まで分布する。東
日本では俗にシャクナゲといわれ、花冠の五つに裂けた美しい紅色の花を開く。標高475mの御嶽山の西側
斜面の約6ha、および東南山麓の約1.2haに大群落を形成し、五月上旬から中旬にかけて開花する。本種自 栗原市
生の北限地帯にあたり、学術上の価値が高い。なお、花山村の名のおこりは、このアズマシャクナゲに由来
するという説が古くから伝えられている。
12
北限のアズマシャクナゲ群生地
通番
カテゴリー
県
市町村
地方公共団
体コード
地域資源名
資源の概要
所在地
191 観光資源
宮城県
登米市
042129
登米市豊里町上町の稲荷神社例祭(旧暦9月15日、体育の日の前日)に奉納されてきた神楽である。江戸
時代に登米郡内の修験者(法印)が神楽組を組織し、祭礼等で舞ったのが始まりとされる。明治中期以降は
神社の氏子等が引き継ぎ、現在は保存会が伝承している。
登米市
演目は18番を継承している。「風追いの舞」は豊里に伝わる「風追いばやし」を神楽用に振り付けた、当神
楽独特の演目である。
上町法印神楽
192 観光資源
宮城県
仙台市
041009
上谷刈の鹿舞・剣舞
この芸能の祖は、八幡町龍宝寺門前の籐九郎祖と言われている。慶安年間に八幡町より福岡、上谷刈、
野村、朴沢の4ヶ村(現仙台市泉区)に伝承され、福岡中在家の鴇田家には慶安2年(1649)の「釈迦舞流剣
舞祓伝巻」がのこされている。
上谷刈の鹿踊・剣舞は、何度か衰退と復興を繰り返したが、昭和32年に復興し、昭和39年に現在の保存会 仙台市泉区
が結成され、泉市無形民俗文化財に指定されている。
鹿踊・剣舞は、祖先供養の踊であり、併せて災禍や病虫害を除き、五穀豊穣を祈願するとされている。この
鹿踊と剣舞は不即不離の関係にあり、一対として伝承されてきている。
193 観光資源
宮城県
石巻市
042021
皿貝法印神楽
この神楽は元和年間(1615~23)に本吉郡戸倉村から伝えられたといい、本山派修験成就院(現、皿貝大日
婁神社)の法印らによって演じられてきた。
舞台は本舞台の2間後方に、一段高く胴前の座として、1間×2間の附舞台を設けるのが独特である。演舞 石巻市
番数は33番で、神話を題材としている。この中15番を伝承し、荒舞を得意としている。公演は神社例祭のほ
か近郷の祭礼などで行われている。
194 観光資源
宮城県
加美町
044458
菜切谷廃寺跡
中新田の北西部、玉造・加美丘陵の先端部に立地している。標高は33mほどであり、周囲には平坦地が広
がっている。
昭和30年に発掘調査が行なわれ、建物基壇跡が発見された。それは周囲に河原石を小口積みにしたもの
で、規模は東西12.7m、南北10.75m、残存高1.4mである。基壇跡の周囲から多量の瓦が出土しており、奈良
加美郡加美町菜切谷清水
時代前半から平安時代前期のものがあるが、最も多いのは多賀城創建と同じ重弁蓮花文軒丸瓦・重弧文軒
平瓦等である。また、これに「小田建万呂」の銘のある蓮花文鬼板が伴っている。
本遺跡の西方約1kmには城生柵跡が位置しており、菜切谷廃寺跡はこれに付属して設けられた寺院であ
ると考えられているが、それをさかのぼる可能性もある。
195 観光資源
宮城県
大和町
044211
鳥屋八幡古墳
大和町南東部の高さ約50mの丘陵尾根上に築造されたもので、現在2基が確認されている。径14~18m、
高さ3m前後の円墳である。昭和41・42年に調査が行われ内容が明らかになっている。内部主体はいずれも
横穴式石室で、構造上若干の違いはあるものの、遺体を安置する玄室の平面形はともに胴張りの縦長であ 黒川郡大和町鶴巣鳥屋字天ヶ沢山
り、また玄室の入口にあたる玄門部に門柱状の大石を据えることも共通している。出土遺物は土師器・須恵
器・現珀玉・金銅製品などであり、古墳時代後期の築造と考えられる。
伊具盆地の南端にある標高約35mの丘陵上に立地する大古墳群で、主軸長33mの前方後円墳1基と径5~
25mの円墳174基からなる。台町地区にもっとも集中し、片山・平・二本木などにも広範囲に分布している。
古墳の内部主体は竪穴式石室・横穴式石室・組合せ箱式石棺など種類が多い。出土品は豊富で、これま
伊具郡丸森町台町
でに鏡・勾玉など各種の玉類・釧(腕輪)・直刀・金環(耳飾り)・轡・土師器・須恵器・埴輪などが知られている。
特に壷をささげ持つ女性埴輪は県内唯一の完全な人物埴輪であり、造形的にも優れている。築造時期は古
墳時代中期後半~後期(5世紀中~7世紀初)にかけてと考えられる。
196 観光資源
宮城県
丸森町
043419
台町古墳群
197 観光資源
宮城県
松島町
044016
双観山
198 観光資源
宮城県
大崎市
042153
荒雄湖
199 観光資源
宮城県
石巻市
042021
上品山
河北地区の中央にあり、山頂からの眺めは絶景。山の一角に市営牧場があり、牛たちがのんびりと草を食
石巻市三輪田地内
べる姿も見られる。
200 観光資源
宮城県
大衡村
044245
大瓜神楽
明治10年頃に岩手県より南部神楽師を招き、石川喜左衛門外8名が伝授を受け、大瓜神楽が発足した。
大正13年火災に遭い、神楽面以外の道具全てが焼失した。
黒川郡大衡村
昭和元年地元有志の寄付金により道具類を準備し再発足、昭和41年に保存会が結成された。
貴船神社の例祭に奉納される。
松島湾に突き出ている岬にあり、山頂からは松島湾が一望できるだけでなく塩釜湾まで見渡せるビューポ
イント。特に湾内が茜色に染まる朝焼けの風景は感動的である。
宮城郡松島町松島大沢平
昭和32(1957)年に鳴子ダムの完成によってできた人造湖。流域面積は210.1万平方キロメートル、貯水量
大崎市鳴子温泉岩渕
5000万立方メートルを誇る。周囲の山々との対比が絶景である。
13
地域産業資源の内容の指定
通番
カテゴリー
1 観光資源
2 観光資源
県
秋田県
秋田県
市町村
秋田市
秋田市
地方公共団
体コード
052019
052019
地域資源名
旧奈良家住宅
資源の概要
所在地
旧奈良家住宅は、江戸時代中期の宝暦年間(1751~1763)に奈良家9代善政(喜兵衛)によって建てられ。
建物の両端が前面に突き出す形は両中門造りとよばれ、秋田県中央海岸部の代表的な農家建築である。
茅葺き屋根や板壁、鉋仕上げ・チョウナ仕上げによる部材などから、いかにも古風な民家をうかがうことが 秋田市金足小泉字上前8
できる。
旧奈良家住宅は、秋田県中央海岸部の大型農家建築物として、よく初期の形態をとどめ、また建築年代が
明らかな点でも貴重な民家であり、昭和40年5月29日に国の重要文化財に指定された。
嵯峨家住宅
太平山山麓にある嵯峨家住宅は江戸末期に建てられた。
全体の形式は日本海側に多く見られる両中門造りで、嵯峨家住宅はその典型的なものといえる。
一般的に馬の出入りや作業などで利用する「馬車(厩)中門」、上級な人を出迎える「座敷中門」に別けら
れ、意味合いや格式が異なる2つ入り口が存在していることになる。
嵯峨家住宅と北側米蔵は国指定重要文化財に指定されている。
秋田市太平目長崎字上目長崎217
3 観光資源
秋田県
秋田市
052019
旧黒澤家住宅
旧黒澤家住宅は、今から約三百年前に現在の秋田市中通三丁目にたてられた上級武家屋敷住宅である。
当時の中通地区は三廓(さんのくるわ)と呼ばれ、上級、一部中級の武家住宅を配置し、久保田城の正面
の守りとされていた。
秋田市楢山字石塚谷地297番地99
江戸時代において、藩士の住宅は藩の所有物で、藩士の身分、石高に応じてあてがわれていた。
黒澤家は文政12年(1,829年)から住居した。
石高五百石、山奉行、寺社奉行の要職を務めた上級武士である。
4 観光資源
秋田県
秋田市
052019
佐竹家霊屋
秋田藩主佐竹氏歴代の墓所で、菩提寺天徳寺の本堂の西側にある。
入母屋造、妻入で、正面に唐破風造の向拝をつけ、その前に唐破風造の前殿を設けている。
秋田市泉三嶽根
この建物は、近世霊廟建築として豪華な造りになり、天徳寺伽藍の諸建物と一体となって大名菩提所の姿
をよく留めていて貴重である。
5 観光資源
秋田県
大仙市
052124
鞠水館(佐竹侯本陣)
大仙市産業展示館は、秋田県の文化財に指定されていた佐竹家本陣「鞠水館」が老朽化のため昭和43年
指定解除され解体、平成3年7月に旧大曲市産業展示館として再建された。
大仙市大曲大町7-3
平成14年4月に内部をリニューアルし、文教施設として作品展や講座会場として現在利用されている。
6 観光資源
秋田県
大仙市
052124
石造五重塔
八幡神社の参道脇にある。塔身に元亨3年(1323)の紀年銘をもつ鎌倉時代末期の石造重層塔婆で、紀年
銘を有する石造重層塔婆は県内唯一のもの。
大仙市大曲丸ノ内町
菅江真澄の「月の出羽路」によると、江戸時代寛政~享和年間(1789~1800、1801~1803)に付近の土中
から掘り出されたという。
7 観光資源
秋田県
秋田市
052019
日吉八幡神社
旧久保田城下の総鎮守。
境内は、サクラの名所として知られている。
外町に住む商人や職人の守り神として歴史ある神社。境内には木造朱塗りの三重の塔がそびえ、厳かな
雰囲気に包まれている。県有形文化財。
8 観光資源
秋田県
男鹿市
052060
宝篋印塔
宝篋印塔(ほうきょういんとう)は、過去、現在、未来にわたる諸仏の全身舎利を包蔵するために、「宝篋印
塔陀羅尼経」を納めるための塔である。日本列島には平安時代に伝来した。石英安山岩製で、高さが
男鹿市船川港椿
92.8cm。年号は彫られていないが、形式からみて鎌倉時代末期から南北朝時代に制作されたと考えられる。
9 観光資源
秋田県
仙北市
052159
雲巌寺山門
山門と白岩焼の千体仏は、秋田県の有形文化財に指定されており、山門の仁王像は秋田民謡「ドンパン
節」の作者として有名な円満造作である。
10 観光資源
秋田県
にかほ市
052141
上郷の温水路群
11 観光資源
秋田県
大館市
052043
鳥潟会館(旧鳥潟家住宅)
12 観光資源
秋田県
北秋田市
052132
伊勢堂岱遺跡
13 観光資源
秋田県
大館市
052043
アメっこ市
地域産業資源の内容の指定
秋田市八橋本町1-4-1
仙北市角館町白岩前郷33
秋田県にかほ市象潟町にあり、水路幅が5.4~20.0mと広く水深の浅い温水路群である。
鳥海山(標高2,236m)の北西山麓の大地をかんがいする5本の温水路群で総延長5.8kmに達する疏水であ
にかほ市象潟町
る。
昭和の初期、電源開発に伴う発電所の設置を機に水温上昇を図る施設として建設され、現在に受け継が
れている。
鳥潟家は慶長年間のころから続く旧家で、花岡村の肝煎を代々務めてきた家柄である。
第17代の鳥潟隆三博士は、昭和11年(1936)に京風の意匠を取り入れ、邸宅の増改築と庭園の拡張を
行った。
大館市花岡町字根井下156
昭和26年(1951)に当時の花岡町に寄贈され、大館市との合併により市立「鳥潟会館」として一般の利用
に開放している。
平成23年(2011)3月22日、建造物が秋田県指定有形文化財に、庭園が秋田県指定名勝(記念物)に
指定された。
大館能代空港のアクセス道路建設中に発見された縄文時代後期の遺跡。複数のストーンサークルをはじ
北秋田市
め多くの土壙(墓)・建物跡が見つかっており当時の一大葬祭センターであったと考えられている。国指定史
跡。
『この日にアメを食べると風邪をひかない』と伝えられるこの祭りは1588年に始まり、昭和47年より大館市大
大館市大町地区
町の中央通を中心に行われいる。
1
仙北市角館
(重要伝統的建造物群保存地区)
通番
カテゴリー
県
市町村
地方公共団
体コード
地域資源名
資源の概要
所在地
14 観光資源
秋田県
鹿角市
052094
大湯大太鼓
秋田県の無形民俗文化財で、大湯城再建の日が8月19日であり、ちょうど稲穂の出そろう時期に当たること
からお盆にちなんで、五穀豊穰の喜びと先祖の供養をかね、また大湯大太鼓の保存と技術の向上を目的
十和田大湯地区
に、毎年8月15日に「大湯大太鼓まつり」を開催している。
15 観光資源
秋田県
大館市
052043
大文字まつり
大館市のシンボルである鳳凰山(ほうおうさん)に、祖先の供養と将来的に大きく発展することを祈願し、昭
大館市長木川河原
和43年から始められた。
16 観光資源
秋田県
仙北市
052159
角館桜まつり
桧内川(ひのきないがわ)堤を中心とした桜祭には毎年100万人以上の観光客がつめかけるなど東北でも
弘前公園と並び有数の桜の名所として知られている。
仙北市
昭和9年の天皇陛下の誕生を記念して植えられた桜は2キロにもわたり400本が植えられている。そのうち
の152本は国の天然記念物に指定されている。
17 観光資源
秋田県
湯沢市
052078
七夕絵灯篭まつり
秋田藩佐竹南家五代目義安(よしやす)公に嫁いだ京都の姫君が京都への思いを短冊に記し青竹に飾り
付けたというのがその由来とされている。その後絵どうろうの中にろうそくが灯され街を彩るようになり、現在 湯沢市内中心部
は電灯が使われている。
お化け石
江戸時代のころ、和町の城の周辺には、殿様の住む館や侍たちの住む屋敷がいっぱいあった。
ある晩、馬に乗った見知らぬひとりの侍が、お城の殿様の館のまわりを何度も回っていた。
そこへ外が騒々しいと思った殿様が出てきた。殿様へ例の侍が近づいてきた。殿様は、無礼千万なやつだ
と怒り、刀を抜いて、その栗毛の馬を切ってしまった。その馬と侍は、実はキツネが化けたものであり、殿様 鹿角市
を驚かせてやろうと思って回っていたのだった。
その時、殿様に切られたキツネが化けた馬は、大湯の和町に行くところの道ばたに今でも横に真っ二つに
割れた石になってある。その石を大湯の人達は、今でも“お化け石”と呼んでいる。
長坂金山発見物語
尾去沢に佐藤清吉という人が住んでいた。ある夜、清吉は夢の中で、唐獅子の格好をした人に、「この向こ
うの沢に宝があるので、掘ってみなさい。」と言われた。清吉は次の日、その場所を掘ってみた。すると、石の
中に金色に光る物を発見した。
それから何日か経ったある日のこと、この世のことは何でも知っているという、老人が訪ねて来た。清吉
は、金色の品物を出してこれが何であるのかを聞いてみた。老人は、「これは金というもので、これまで日本 鹿角市
の国には無かったものだ。これは、この世の中で最高の宝物である。」と言った。
清吉は、その後毎日、金を掘り当てた場所へ行き、金色の大きな石を掘りだし、火で溶かしては金を取り出
した。そして、それを国主に差し出すと、国主は天皇に献上し、国主と清吉にたくさんのほうびを取らせたとの
ことである。こうして長坂金山が発見されたと伝えられている。
「八幡平」の名の由来
東北地方の蝦夷征伐の命令を朝廷から受けた征夷大将軍の坂上田村麻呂が、東北地方を攻めてきた時
代のことである。
岩手山の山中の蝦夷勢力を討ち滅ぼすため、将軍は、岩手方面から八幡平へ進んだ。そのとき、八幡平
頂上付近で、瑠璃色のきれいな水をたたえた沼や美しい高山植物の花が咲いている場所を発見し、その美
鹿角市
しさにおおいに感動した。そして、まるで神様が住んでいる場所のようだと思い、全ての兵を集めて戦の神様
である八幡大菩薩に必勝祈願し、そして賊軍を滅亡させた。
勝った将軍たちは、再び八幡平の山頂に登り、八幡大菩薩に戦勝報告し、感謝のお参りをした。そして、将
軍はこの山を八幡様への感謝をこめて「八幡平」とよぶことにした。
25 コンテンツ資源 秋田県
26 コンテンツ資源 秋田県
27 コンテンツ資源 秋田県
28 コンテンツ資源 秋田県
29 コンテンツ資源 秋田県
鹿角市
鹿角市
鹿角市
鹿角市
鹿角市
052094
052094
052094
052094
052094
猿賀さま
湯瀬ななかまどの由来
蝦夷征伐のために田道(たみち)将軍が都から鹿角へ攻めて来たときのことである。田道将軍と蝦夷たち
の戦が始まると、当初は田道将軍の方が優勢であったが、兵力も足りず、しだいに劣勢となり、田道将軍は
蝦夷の射った毒矢に当たって倒れた。そして死ぬ前に「おれが死んでも死体はかならず大蛇に化け、毒を吐
いて蝦夷を滅ぼしてやる。」と言ったという。
将軍の死後、墓が建てられ、神社も建てられたが、その神社はいつしか“猿賀さま”と呼ばれるようになっ 鹿角市
た。
ある時、いたずらな若者が猿賀さまの墓石を掘ってみたら、ほんとうに大蛇が出て、若者は大蛇に噛まれ
て死んでしまったそうだ。
今の猿賀神社の境内にある庚申塚には、見ざる、言わざる、聞かざるの三猿を彫ったものがあるが、戦争
に負けた田道将軍の言葉を、見ないで、言わないで、聞かないようにするためのものと言われている。
今から900年以上まえ、平安時代に奥羽地方で前九年の役という戦が起こった。この戦で清原家衡(きよは
らのいえひら)は、処刑された。清原の妻子は命が危なくなったため、湯瀬まで落ちのびてきた。一行が湯瀬
の川のほとりを歩いていると、隠れ住むには丁度よい岩穴が7つ見つかり、一行はここで隠れて暮らすことに
した。
この岩穴の付近からは、朝夕には食べ物を煮炊きするかまどの火の煙が、ほそぼそと立ちのぼるのが見 鹿角市
えた。この煙を見た人々は、そこを“ななかまど”と言うようになり、この細々とした煙を見て、「落人の悲しい
運命のようだ。」と言う人もあり、同情する人も出てきた。
このことがうわさとなって、多くの人達が、この落人たちのことを見にくるようになった。それから間もなく、こ
の母子とその家来たちの姿が見えなくなった。村人たちは、落人たちがここにこれ以上長く居ると村の人に迷
惑をかけることになると思い、出て行ったのではないかと、落人たちの気遣いに感心したとの話である。
2
地域産業資源の内容の指定
大湯大太鼓
角館の桜
通番
カテゴリー
県
30 コンテンツ資源 秋田県
市町村
鹿角市
地方公共団
体コード
052094
地域資源名
折戸の北畠伝説
資源の概要
所在地
折戸には、土をたくさん盛り上げて作った古墳があり、古墳の上には、太い松ノ木が1本生えている。
日本の国の南北朝時代、南朝には北畠親房という大臣が仕えていた。その北畠親房から8代目の子ども
に北畠具教(とものり)という人がいた。
天正4年、北畠具教は全国統一した織田信長に滅ぼされてしまったが、孫の昌教(まさのり)は、母や家来
鹿角市
たちに守られ、きびしい敵の追手を逃れ、人里離れた大湯の折戸で暮らすようなった。
北畠昌教は折戸氏を名のり、その子孫も代々、折戸に住むようになったが、死ぬまえに、「子孫は代々折戸
氏を名乗ること。」「他家の家来になってはいけない。」という2つのことを言い残した。
その昌教の墓として残っているのが、太い大きな松の木がある古墳である。
昔、小田島という人が、病気にかかり、医者から診ても良くはならなかった。ある晩、小豆沢の地蔵岩の神
様の夢を見たその人は、その地蔵岩の神様に病気を直してくれるように祈ると病気は良くなった。
その人は喜び、お礼にと、この地蔵岩の頭に自分で作った赤頭巾をかぶせてやった。
それからは、この地蔵岩は御利益のある神様だと評判になり、小豆沢の村人もお祭りをして大変にぎやか
になった。
月日も経ち、昔のにぎやかさもなくなり、周辺もしだいに荒れてきた。
鹿角市
ある時、野良仕事をしていた村人がふっと地蔵岩を見て、昔のにぎやかだった地蔵岩のお祭りのことを思
い出した。
それから数日して、その村人のところに巫女が訪ねてきて、「この神様を祭るといいことがあります」と言っ
た。
その村人は、すぐに地蔵岩の周辺をきれいにし、お供えをし、にぎやかにお祭りをしてあげた。そうすると、
この村の人々は、金回りも良くなったり、無病息災で長生きするなど、いろいろ果報が授かったということであ
31 コンテンツ資源 秋田県
鹿角市
052094
地蔵岩
32 コンテンツ資源 秋田県
鹿角市
052094
土深井の話
鹿角市の土深井という場所は、昔から沼や池がいっぱいあり、その沼や池の中に、カラス貝(ドブ貝とも言
う)という貝がたくさんいたことからついた名前といわれている。
鹿角市土深井
貝の名前から土深井という名前になっためずらしい名前の場所であるが、昔は南部藩と秋田藩との国境の
場所であったので、何度も紛争があった場所でもある。
33 食資源
大仙市
052124
いとこ煮(もち米入り)
昔、農家では農作業が一段落するといとこ煮を食べ体に精をつけた。
冬期間の食物が不足する時期には、大切な栄養源であった。
冬至に食べると、その冬は風邪をひかないと言われている。
秋田県
地域産業資源の内容の指定
大仙市協和
34 食資源
秋田県
大館市
052043
べったらなます
大館市旧田代町は、海から遠く離れた山間部なので、冬は生魚が手に入りにくく、秋のうちに生魚を買い、
塩漬け、こぬか漬け、又はとうふかすに漬けておき、保存食として冬期間に少しづつ取り出して食べていた。
大館市
代表的な魚は、にしん、さんま、さけ、ます、はたはた等であった。
魚の頭を使ったべったらなますは、どこの家でもひんばんに作って食べている。
35 食資源
秋田県
鹿角市
052094
浄夜豆腐(はちはい豆腐)
凶作の大晦日、備蓄の大豆を増やして食べるために豆腐を作り、そばに見立てるために細く切り、除夜の
鐘の音を聞きながら食べたため、この名が付いたと言われている。
鹿角市
1月15日の小正月につくる地域もある。
うまくて八杯も食べられるということから、八杯豆腐とも言われる。
36 食資源
秋田県
三種町
053481
トーフかすてら
昔から、火をたいている時期に作る料理とされ、お正月やお祭りの時に作る。
山本郡三種町
37 食資源
秋田県
由利本荘市 052108
ごぼうとたらのこいり
お正月のお節料理のひとつとしてよく作られる。
真ダラの生たらのこを使用する。
子どもからお年寄りまで好まれる。
由利本荘市東由利
38 食資源
秋田県
大仙市
052124
ガニたたき汁
秋になると産卵のために山から川にカニがくだってくると言われている。秋の農作業の出来上がり頃になる
と、よく食べられている。
大仙市南外
甲羅を利用して作られるカニ味噌は、酒の肴として大変おいしいものである。ガニはカニの方言。
39 食資源
秋田県
横手市
052035
いものこ汁
食糧の貧しかった昔は、収穫のお祝いに、いものこ・きのこの他に、ねぎ、油揚げ・鮭・豆腐などを持ち寄
り、中身の多いいものこ汁をつくり、腹いっぱい食べて祝った。
横手市山内
横手城代 須田内記が蔬菜栽培を奨励し、里芋の種子を仙台地方から取り寄せ、長瀞地区に栽培したの
が始まりと言われている。
40 食資源
秋田県
鹿角市
052094
アケビの殻っこづけ
盛岡藩主利剛が「鹿角あきひ名産にて美味也と云」とほめたという記録がある。
ほろ苦い風味が特徴の大人の味。アケビ殻、みょうが、シソの実等は塩漬けし、保存しておいてたものを使 鹿角市
用する。
41 食資源
秋田県
大館市
052043
だまっこ鍋
秋の稲の収穫作業終了の時、慰労を兼ねて家族や手伝ってもらった人々にご馳走していた。手順はきりた
大館市
んぽと同じだが、焼く手間が省けるので手軽に作られている。
42 食資源
秋田県
由利本荘市 052108
さしぼのてんぷら
さしぼとは、秋田県でも主に本荘・由利地方で食する春一番の山菜で、タデ科のオオイタドリの若芽であ
る。古くは痛みをとる薬草として利用されていた。
3
由利本荘市
豆腐
通番
カテゴリー
県
市町村
地方公共団
体コード
地域資源名
資源の概要
所在地
きゃの汁
県北地方の農村では、新年を迎える正月は、大正月といい、女性たちは大変忙しいものだった。
この汁は、春から秋までにとって、塩づけや乾燥した山菜などを越冬野菜や豆腐の加工品などを使って大
きな鍋にたくさんつくり、寒い処に保存し、凍ったものを割り小鍋に移して暖めて食べたもの。
井川町
具沢山の料理であり、家々によって味も内容もさまざまである。
16日の朝には必ず神様に供え、五穀豊穣・家内安全を祈った。
由利本荘市 052108
ぜんまいの煮物
冬期間の野菜不足や栄養補給源として食材を組み合わせてお正月に作る一品。
ぜんまい・昆布・ゆり根・黒豆を利用して煮物を作り、年の初めに豆・ゆり根・昆布を食べて、「また今年も1
年 まめで喜んで暮らせる様に」という願いがこめられている。
秋田県
湯沢市
みずたたき
山菜料理として定番のものである。みずには、赤みずと青みずがあり、みずたたきには、赤みずを使う。赤
みずは根元から茎にかけて赤い色をしている。
湯沢市稲川
みずは、きれいな水の沢沿いに自生している。秋田県内では、どこでも見られる山菜である。
46 食資源
秋田県
地域指定せ
ず
ふきの甘露煮
秋田ふきは、直径1m、高さ2mにもなり、民謡でも歌われているとおり雨がふったら、傘代わりに使われたほ
ど大きいものである。
地域指定せず
秋田ふきは、肉質が堅くて苦味があるため、砂糖づけにするのが、一般的だが、甘露煮にしてもおいしい。
47 食資源
秋田県
上小阿仁村 053279
落花生入り粟餅
昔は粟餅に餡を入れ大福にし、冠婚葬祭には欠かせないものだった。
正月に餅米と合わせたのし餅を作って食べたものである。
上小阿仁村
48 食資源
秋田県
由利本荘市 052108
にらの酒味噌和え
夏の暑く食欲の無い時期に家庭で、又、山でお昼ごはんの食欲を増すために食べられている。
山仕事をする時に、ご飯や少量のおかずと冷やし汁の材料を持って行き、昼食時に、冷たい沢水をくみ、
味噌を溶かし、具を入れて食した。
それにより、重労働で消耗した水分と微量栄養素を補っていたものである。
由利本荘市
49 食資源
秋田県
にかほ市
052141
カキごはん
象潟町は、昔から魚貝類を使った料理が盛んな所である。なかでも、岩ガキは、町の名産で、夏に食べら
れるかきとしては全国的にもめずらしく、夏の食卓をにぎわす逸品である。
にかほ市象潟町
50 食資源
秋田県
美郷町
054348
笹巻き(ちまき)
43 食資源
秋田県
井川町
44 食資源
秋田県
45 食資源
053660
052078
地域産業資源の内容の指定
由利本荘市
味噌
端午の節句に子どものすこやかな成長を願って神にお供えをした行事食。日持ちの良いことから保存食に 仙北郡美郷町
もなる。
51 食資源
秋田県
湯沢市
052078
いもがらとニンニクの白あえ
冬に町内で行われる内神様のお祭りや、女のお祭りである観音祭りの際出される料理。
内神様のお祭りでは、梅なますとともに出され、また、観音祭りでは生臭い物が使われないため、神様への
おもてなし料理として出されるもの。昔は、自給自足の時代であり、何でも自分の畑で作られた野菜を無駄な 湯沢市
く利用していた。雪深いところでは、半年も畑に作付けできず収穫できないため、長い冬の保存食としても利
用された食べ物の一つである。
52 食資源
秋田県
大仙市
052124
赤もの漬け
祖先の供用に仏壇に供えたり、遠方から集まったお客さまにもてなしとして作る。 酢がきいているので、真
大仙市協和
夏でも腐敗しにくい。
53 食資源
秋田県
地域指定せ
ず
ひろっこの酢味噌和え
まだ雪が積もっている畑を掘りおこし、ひろっこを収穫する。ひろっこは、 ノビルの根でにんにくと長ねぎの
地域指定せず
中間的風味の香辛野菜である。独特の香りが、春を告げる。
味噌
54 食資源
秋田県
湯沢市
味噌たんぽ
昔は、余って冷えたごはんを利用した。「きりたんぽ」をつくり、砂糖味噌をつけたもの。おやつがわりに食
べることができ、香ばしくておいしい。
味噌
ハタハタすし
「秋田名物八森ハタハタ~」と秋田音頭でおなじみのハタハタは、魚へんに神とかく。これは、普段は水深
250メートルの深海底で生息しているハタハタが、雷を伴った荒天に、産卵のために沿岸に押し寄せるのを見
地域指定せず
た、古人が、ハタハタを神の使いと考え、鰰と書くようになったといわれる。
冬から春への保存食として、作られるようになった。
一匹寿司、切り寿司がある。
052078
秋田県
地域指定せ
ず
56 食資源
秋田県
地域指定せ
ず
とろろまま
57 食資源
秋田県
由利本荘市 052108
なんばこ
58 食資源
秋田県
地域指定せ
ず
なすのふかし漬け
55 食資源
湯沢市稲川
元日または正月二日に食べる風習がある。二日とろろは、晦日から、正月とご馳走が続いた後、消化を良
くするために、食べる風習がある。
地域指定せず
とろろままは、家族みんなが好んで食べるため、「かまど返しまま」とも言われた。ままとは、方言でごはん
のこと。
ととろの大食い大会が開かれるほど大内町では、好んで食べられている。
上新粉をこねて、南蛮(とうがらし)の形に作ることから「なんばこ」と言われるようになった。お茶うけにもい
い。
由利本荘市西目町
大曲丸なすを原料に原肉のパリッとした歯ざわりと、糀の風味にあじわいのある伝来の漬物。あきたこまち
地域指定せず
のこうじ、ふかし米をふんだんに使い、甘味を出し、なすのうま味を引き出した漬物である。
4
ハタハタ(鰰)
通番
カテゴリー
県
市町村
地方公共団
体コード
地域資源名
資源の概要
所在地
旧暦12月15日の阿弥陀祭りに、お供えするものとして「こごり豆」を作った。阿弥陀は「かさぶた(できもの)」
を治す神様として知られ「こごり豆」が「かさぶた」に似ているのでお供えしたとも云われる。
大仙市
また、冬のおやつとして食べられた。名前は、豆が混じっている(こんがらがっている)という意味からなって
いる。
59 食資源
秋田県
大仙市
052124
こごり豆
60 食資源
秋田県
仙北市
052159
栗の渋皮煮
61 食資源
秋田県
湯沢市
052078
こざき練り(あさづけ)
62 食資源
秋田県
横手市
052035
甘えっこ(甘酒)
小正月(節分)の旧の1月15日、用心めぐり(今の火の用心)の日に、子ども達が、町内の家々を訪れ「あま酒
かげれモチあぶれ」と叫び、その家の周りにふみ道をつけ、火の安全を願ったものである。
横手市大森町
家々では、鍋に甘えっこをたくさんいれ、いろりの火であたため、子ども達にお礼として出したものである。
本荘こけし
由利本荘市で生産されているこけし。 首を回すと音が鳴ることが大きな特徴である。
秋田杉桶樽
大館市、能代市で生産されている国指定の伝統的工芸品である。
秋田杉を使用した桶や樽は、古くから暮らしの必需品として親しまれてきた。
近年では、プラスチック製品や金属製品などの大量生産の容器が普及し、普段の生活では見かける機会 大館市 能代市
が少なくなっているが、秋田杉桶樽は、素材としての秋田杉がもたらす木目の美しさと木の香りのほか、吸湿
性や断熱性もあり、これらは大量生産品にはない大きな特長となっている。
63 地域産品資源 秋田県
由利本荘市 052108
64 地域産品資源 秋田県
大館市 能
代市
65 地域産品資源 秋田県
秋田市
052019
秋田塗
地域産業資源の内容の指定
秋田の栗の名産地である、西木村の西明寺栗は、300年前に秋田藩主佐竹候が、京都の丹波地方、岐阜
の美濃養老地方から種を導入し、奨励したのが、始まりとされている。
仙北市西木町
果肉は黄色をおび、やや堅く、肉質は粉質で味がよく、渋皮は薄く、煮崩れしない特徴がある。
昔の人たちは、玄米を精米した時に出る粉を大切な食物として精進料理に利用していた。
人が大勢集まった時のお茶うけ用とされ、手元にある果実や野菜などを入れ、米粉の白さと色どりに気を
配った。
母乳の出が良くなる、消化が良いことから出産した女性に食べさせたとの説もある。
秋田市で生産されている漆器である。
伝統漆器の技法を基調としながら、現代的なデザイン性を取り入れ、色鮮やかな製品が生み出されてい
る。
湯沢市
由利本荘市
秋田杉桶樽
秋田市
66 地域産品資源 秋田県
横手市
052035
十文字和紙
横手市十文字町に伝わり、製作されている。楮(コウゾ)を原料として使用しており、全て手作業の製作工
程が特徴である。
紙漉職人の他、和紙加工プランナーがおり、帽子やランプシェードを製作し、県内の工芸展や即売会に出
品されている。
67 地域産品資源 秋田県
大仙市
052124
大曲の花火
大仙市で生産されている県指定の伝統的工芸品である。
現在は、割物菊、割物牡丹と呼ばれる花火が作られていて、毎年8月に大仙市内で「大曲の花火」として有 大仙市
名な「全国花火競技大会」で見ることができる。
大曲の花火
68 地域産品資源 秋田県
秋田市 北
秋田市
五城目町
打刃物
北秋田市、秋田市、五城目町で生産されている金属製品である。
秋田市 北秋田市
現在は、包丁や鉈、農具などが主に生産されている。 大量生産の商品にはない使い心地と職人の技が高
五城目町
い評価を受けている。
金属製品
69 地域産品資源 秋田県
由利本荘市 052108
本荘ごてんまり
由利本荘市で生産されている手芸品である。
古来よりの玩具として発祥したものといわれ、色彩豊かな糸により紡ぎ出される精緻な模様と独特の伝統
美が、装飾品や贈答品として高く評価されている。
由利本荘市
70 地域産品資源 秋田県
秋田市
052019
木目金(杢目金・杢目銅)
秋田市で生産されている金属工芸品である。
江戸時代前期に技法が生み出され、刀の柄(つか)や鍔(つば)などが作られていたといわれている。
秋田市
71 観光資源
秋田県
大潟村
053686
菜の花ロード・菜の花畑
目的広場周辺1.4ヘクタールの菜の花畑と、そこで行われる『菜の花まつり』。そして、総延長14キロメート
南秋田郡大潟村
ルにも及ぶという「菜の花ロード」である。
72 観光資源
秋田県
仙北市
052159
抱返り渓谷
東北の耶馬渓と称され、両岸の原生林と岸壁にかかる滝や独特の青い渓流が美しく新緑と紅葉の名所。
渓谷に着いて目に付く吊り橋「神の岩橋」からの眺望はすばらしい。
73 観光資源
秋田県
湯沢市
052078
川原毛地獄
今も硫化ガスを噴出し、植物が育たず、全山が奇岩怪石の石の山肌を露出している。霊山“かわらげ”とも
いわれ、その景観は鬼気せまるものがあり、まさに地獄の様相をしている。南部の恐山、越中の立山ととも 湯沢市高松字湯尻沢
に日本三大霊地に数えられる。
74 観光資源
秋田県
美郷町
054348
六郷湧水群
六郷湧水群は、昭和60年に環境庁から「全国名水百選」に選定され、平成7年には国土庁の「水の郷」に認
定された。
仙北郡美郷町六郷
町の中心部に60カ所以上ある清水は、大切に保全され、今でも生活用水の一部として使用されている。
5
横手市
菜の花
仙北市田沢湖卒田
六郷湧水群
通番
カテゴリー
県
市町村
地方公共団
体コード
地域資源名
資源の概要
所在地
75 観光資源
秋田県
井川町
053660
日本国花苑の桜
全国の桜200種・2,000本が植えられており、春だけではなく花見ができる。主な桜は秋11月に咲く十
月桜、12月咲きの冬桜、梅と美を競う寒桜、3月の彼岸桜、4月のしだれ桜である。
76 観光資源
秋田県
仙北市
052159
刺巻湿原水ばしょう群生地
約3haの湿原に6万株のミズバショウと、ザゼンソウの群落がある。刺巻のミズバショウが終わると、田沢湖
仙北市田沢湖刺巻
高原の鶴の湯林道、国民休暇村近くの空吹き湿原でミズバショウが見られる。
77 観光資源
秋田県
横手市
052035
横手温泉
東北最大級の面積を誇る横手公園を眼下に、鳥海山をはるか向こうに一望する丘陵上に湧く温泉。昭和
43年に市が依頼した黒鉱探査ボーリングにて発見された。無料奉仕で横手公園を整備していた畑儀三郎氏 横手市睦成
が堀削場所を指示したといわれ、市民からは「花咲かじいさんならぬ、湯さぐりじいさん」と評されたという。
78 観光資源
秋田県
鹿角市
052094
蒸ノ湯温泉
八幡平の5合目、標高約1,100メートルの高台に建つ一軒宿「ふけの湯」に湧き出る温泉。八幡平温泉郷の
中でも最古の宝永年間(1704~1711)に発見されたといわれている古湯で、地熱を利用した“蒸かしの湯”と 鹿角市八幡平
して湯治客を中心に賑わったことから「蒸ノ湯」の名がついたという。
79 観光資源
秋田県
大仙市
052124
唐松温泉
秋田県中央部、出羽山地を流れる雄物川支流の船岡川沿いに、昭和62年開湯した新しい温泉。「協和温
泉2号泉」と呼ばれる源泉から湧出するお湯は、無色透明でサラサラの肌ざわりが特徴である。
80 観光資源
秋田県
鹿角市
052094
八幡平高原温泉
東北自動車道「松尾八幡平I.C.」よりアスピーテライン経由して約35分。「十和田八幡平国立公園」内に湯
鹿角市八幡平穴熊沢国有林
けむりを上げる静かな高原の温泉地。
81 観光資源
秋田県
横手市
052035
横手駅前温泉
「横手プラザホテル」の駐車場工事中に湧き出した温泉。毎分約720リットル湧き出る約47度の自噴温泉
で、神経痛やリウマチ、皮膚病などの様々な効能を持つ。
82 観光資源
秋田県
三種町
053481
森岳温泉郷
開湯は1952年(昭和27年)。石油採掘していた田んぼの中から突然温泉が湧き出したのが始まりで、秋田
山本郡三種町森岳
の奥座敷の温泉地として今に至るまで親しまれてきた。
83 観光資源
秋田県
小坂町
053031
十和田湖西湖畔温泉
十和田湖畔に建つ「十和田プリンスホテル」に湧く温泉。
84 観光資源
秋田県
小坂町
053031
十和田湖畔温泉
十和田湖上遊覧船の発着地、十和田湖のシンボル「乙女の像」(高村光太郎作)など、十和田湖観光の中
鹿角郡小坂町十和田湖
心として多くの観光客で賑わう休屋地区。
85 観光資源
秋田県
五城目町
053619
滑多羅温泉
秋田市の北約30km、能代市の南約30kmに位置し、城下町として知られる五城目町に湧く温泉地。
86 観光資源
秋田県
男鹿市
052060
金ヶ崎温泉
海岸線と山の稜線が織り成す景色が美しい男鹿国定公園付近、男鹿半島の西海岸線の波打ち際に湧き
秋田県男鹿市戸賀加茂青砂
出る名湯「金ヶ崎温泉」が源泉で、この温泉は古くから男鹿の漁師が漁の疲れを癒す為に利用されている。
87 観光資源
秋田県
仙北市
052159
夏瀬温泉
江戸時代から守られてきた良質の温泉。県内では玉川温泉に続いてミネラル分が多いと言われている。開
湯は、昭和の文献によれば明治37年とされているが、江戸時代の文献が城下町・角館で見つかり、江戸の 仙北市田沢湖卒田字夏瀬84
昔にはすでに開湯していた事実が明らかになった。
88 観光資源
秋田県
仙北市
052159
玉川温泉
泥火山が生む強酸性の湯が特徴の温泉。泉温約98度、1ヵ所からの温泉湧出量が毎分約9,000リットル、そ
仙北市田沢湖玉川
して温泉水の水素イオン濃度が1.2と、日本でもトップクラスの湯量と強酸性を誇る。
89 コンテンツ資源 秋田県
男鹿市
052060
単騎、千里を走る。
男鹿市の加茂青砂漁港がロケ地になっている。
日本の北西部沿岸の静かな漁村に暮らす高田剛一(高倉健)は久々に新幹線に乗りこみ東京へと向かう。
男鹿市
嫁の理恵(寺島しのぶ)が電話で、剛一の息子、健一(中井貴一:声の出演)が重病で父親に会いたがってい
ると知らせてきたのだ。
90 コンテンツ資源 秋田県
能代市
052027
ブリュレ
インディーズ出身の気鋭、林田賢太の劇場デビュー作となる異色ドラマ。離れて暮らしていた双子の姉妹
が、再会を機に織りなす禁断の愛を美しくも哀感あふれる筆致でつづる。メインのロケ地は秋田県能代市。
燃える勇者
秋田・尾去沢鉱山で撮影が行われた。
アフリカで両親と暮らしていたジョーは、内乱に巻き込まれて死んだ両親の遺骨を埋めるために初めて日
本へ帰国。天涯孤独となったジョーは一日も早くアフリカへ帰りたかったが、慣れぬ日本で見知らぬ都市へと 鹿角市
辿り着く。ジョーはそこで偶然知り合った一家の世話になるが、この街を牛耳る悪徳企業グループの存在を
知り、悪事を暴こうと東京からやってきたルポライターとともに敵のアジトへと挑んでいく。
91 コンテンツ資源 秋田県
鹿角市
052094
南秋田郡井川町浜井川字二階102-1
地域産業資源の内容の指定
日本国花苑の桜
八幡平温泉郷
大仙市協和船岡
十和田八幡平国立公園
横手市駅前町
森岳温泉郷
鹿角郡小坂町十和田湖西湖畔
6
南秋田郡五城目町富津内中津又
男鹿半島・大潟ジオパーク
玉川温泉
能代市
尾去沢鉱山
通番
カテゴリー
県
市町村
地方公共団
体コード
地域資源名
資源の概要
所在地
地域産業資源の内容の指定
92 コンテンツ資源 秋田県
秋田市
052019
遠くでずっとそばにいる
オール秋田ロケの映画。
狗飼恭子の小説を『夜のピクニック』などの長澤雅彦監督が映画化したミステリードラマ。交通事故の影響
で過去10年の記憶をなくしてしまった女性が、失われた記憶をたどっていく中、自身の残酷な過去と向き合う
秋田市
姿を、透明感あふれる映像で描き出す。主演は、『花子の日記』などの倉科カナ。『ツレがうつになりまして。』
の中野裕太、人気芸人の徳井義実ら多彩な顔ぶれが共演。『ニューヨーク、アイラブユー』などで国際的に活
動を続けている岩井俊二監督が、自作以外で初めて長編劇場映画の音楽を手掛けている。
93 食資源
秋田県
仙北市
052159
あいがけ神代カレー
秋田県仙北市は、田沢湖と角館を有する風光明媚なまちである。その中にあって、神代(じんだい)地区
は、有機米あきたこまちの生産が盛んな稲作地域である。ここで生産されるおいしいお米と、昔ながらの製
法で作られたカレーが出会い、「あいがけ神代カレー」は生まれた。
仙北市
あいがけ神代カレー
94 食資源
秋田県
秋田市
052019
秋田かやき
本来、かやきとは「貝焼き(かいやき)」が訛った言葉といわれる。
浜の漁師が鍋の変わりに貝を使って料理したのがはじまりらしい。
内陸では貝を使わなくても一人用の鍋をかやきと呼ぶようになった。
秋田市
秋田かやき
95 食資源
秋田県
横手市
052035
十文字ラーメン
あっさりとした醤油味で煮干や鰹節などを出汁に使用した和風のスープとかんすいを全く用いず独特の食
感をもつ細い縮れ麺が特徴である。また、具材に関してはチャーシュー、ねぎ、メンマのほかに店にもよるが 横手市
麸と蒲鉾が入るのも特徴である。
96 食資源
秋田県
北秋田市
052132
バター餅
マタギの里に伝わる、ほんのりとした甘さといつまでも続くやわらかさを特徴とする不思議なお餅。
誕生のルーツには諸説あるが、その中のひとつとして、マタギが狩りで山に入る時、冬におにぎりは凍って 北秋田市
しまうが、冷えても硬くならないバター餅が携行食として重宝された、という逸話がある。
97 食資源
秋田県
横手市
052035
ホルモン焼きそば
98 食資源
秋田県
由利本荘市 052108
生まれたきっかけは、食べていたホルモン焼きの残りをしめの焼そばに入れてよ、というお客さんの発想か
ら。
横手市
いわゆる横手やきそばとの違いは、自家製のタレでホルモンが入っていること、福神漬けではなく紅生姜が
添えられていることである。
本荘ハムフライ
2009年12月9日、秋田県由利本荘市中心部の商店会を母体に、都市計画事業の進行する地元を「本荘ハ
ムフライ」を使って盛り上げようと結成された。
由利本荘市
ハムと縦に書くと公(おおやけ)と読めることから、会のメンバーは地域の事を思いやる気持ちを「ハムの
心」と呼び、ハムの心を持つ人をハム民と言う。
横手やきそば
じゅんさい
秋田県
横手市
052035
横手焼きそば
横手やきそばのルーツは、第二次世界大戦直後にさかのぼりる。
終戦直後、横手市で屋台のお好み焼屋さんを営んでいた男性が、お好み焼き用の鉄板を用いた新たなメ
ニューを模索したことが始まりと言われている。
この横手やきそばは、はじめ居酒屋で販売されていましたが、手頃な価格とおいしさで爆発的な人気商品 横手市
となり、店舗での販売へ移行した。
横手やきそばは、お好み焼き屋の発想から誕生したので、子どもたちの数少ないおやつという位置付け
だったが、その後は市民の一般的な食事として浸透していくこととなった。
100 コンテンツ資源 秋田県
三種町
053481
三種じゅんさい丼PRキャラクター
秋田県山本郡三種町の新・ご当地グルメ「三種じゅんさい丼」のPRキャラクターである。
101 コンテンツ資源 秋田県
にかほ市
052141
たらちゃん&ふくちゃん
にかほ特産品であるタラ料理を提供するお店を紹介しようという プロジェクト「んだっ鱈、にかほ市へ!」で
にかほ市
利用するために作られたキャラクターである。
102 コンテンツ資源 秋田県
仙北市
052159
オモテナシ3兄弟
秋田県仙北市・田沢湖高原で誕生したオモテナシ3兄弟である。 長男のフカインダー(田沢湖)、長女のイヤ
仙北市
スンダー(秋田駒ケ岳)、末っ子のヌクインダー(温泉)。
103 コンテンツ資源 秋田県
鹿角市
052094
みのりん
秋田県は鹿角市で採れた銘柄米「萌えみのり」のイメージキャラクターである。
鹿角市
104 コンテンツ資源 秋田県
秋田市
052019
湯太郎
秋田県内の温泉に貼ってある入浴マナー啓蒙ポスター「湯太郎の入浴マナー」に登場する犬のキャラク
ターである。
秋田市
105 コンテンツ資源 秋田県
秋田市
052019
あきた萌菜
秋田県の名産品を擬人化したキャラクター「あきた萌菜」(あきたもえな)。
秋田市
106 コンテンツ資源 秋田県
北秋田市
052132
又兵衛(またべえ)
秋田県北秋田市観光情報サイト「あきた北ナビ」イメージキャラクターである。
北秋田市
107 コンテンツ資源 秋田県
にかほ市
052141
超神ネイガー
日本海沿岸に伝わる歳神行事「ナモミハギ(ナマハゲ)」をモチーフとした、秋田県発の地産地消型ローカル
にかほ市
ヒーローである。
99 食資源
7
三種町
田沢湖
通番
カテゴリー
県
市町村
地方公共団
体コード
地域資源名
資源の概要
所在地
108 コンテンツ資源 秋田県
湯沢市
052078
いなにワン
稲庭うどんの老舗である佐藤養助商店のマスコットキャラクター。お店のみにとどまらず、稲庭うどんを広く
湯沢市
PRしている。
109 コンテンツ資源 秋田県
仙北市
052159
神代カレンジャー
秋田県仙北市周辺のご当地B級グルメ「あいがけ神代カレー」をPRするローカルヒーロー。
仙北市
110 コンテンツ資源 秋田県
鹿角市
052094
たんぽ小町ちゃん
きりたんぽ発祥の地である鹿角のキャラクター。きりたんぽや鹿角市の観光PRをしている。
鹿角市
111 コンテンツ資源 秋田県
横手市
052035
やきっピ
ご当地B級グルメとして有名な横手やきそばのPRキャラクター。焼きそばが髪の毛になっている。
横手市
112 コンテンツ資源 秋田県
東成瀬村
054640
なる仙くん
東成瀬村のイメージキャラクター。
”なる仙くん”は、東成瀬小学校と東成瀬中学校の生徒さんからのアイディアで生まれた。
雄勝郡東成瀬村
113 コンテンツ資源 秋田県
秋田市
052019
pramo(プラモ)
秋田在住の中学1年生から高校3年生までのアイドルグループ。歌やモデル活動、司会・MC、メディア出演
など「地元愛」をコンセプトに地域に密着した活動をし、秋田県民の憧れとなり地域活性化の手助けをする事 秋田市
を目的としている。主に秋田で活動をし、将来的には東北や全国にも視野を広げていきたいと考えている。
114 観光資源
大仙市
052124
古四王神社本殿
115 観光資源
秋田県
秋田県
羽後町
054631
大仙市郊外に鎮座する古四王神社は元亀元年(1570年)に飛騨の匠である甚兵衛が建てたとされている。
本殿は一間社で入母屋造りの妻入りのこけら葺きで、正面には唐破風の向拝がある。
大仙市大曲字古四王際30
案内板には、古四王神社のことを、東大教授の伊藤忠太博士が「奇中の奇 珍中の珍」と賞し、京大教授
の天沼俊一博士は「この建築は建築様式に全くこだわらず、和・唐・天を超越した天下一品の建物である」と
賞している。
三輪神社本殿 境内社須賀神社本殿
三輪神社は、養老年間(717~724)に大和の大神神社を勧請して創始したと伝えられる。現在の三輪神
社本殿は、永禄5年(1562)の火災をまぬがれたという記録や形式技法などから室町時代後期の建立と考
えられる。三輪神社本殿の造りは、滋賀県内の室町時代遺構に多く見られるなど地域的に限定される形式 雄勝郡羽後町杉宮字宮林1
で、関東・東北では三輪神社本殿が唯一の遺構、こうした形式の採用やその伝播経路はなぞとなっている。
昭和29年3月20日、国指定重要有形文化財に指定される。
天徳寺は、秋田藩主佐竹氏の菩提寺で、曹洞宗に属し、常陸佐竹氏の秋田転封にともなって、この地に移
転した。
境内には本堂、書院、山門、総門などがあって往時の伽藍の姿をよくとどめている。
秋田市泉三嶽根10-1
天徳寺は曹洞宗に属する大規模な寺院として、伽藍の主要建物がよく残り、常陸地方の建築との関わりを
示す細部もあって価値が高い。
116 観光資源
秋田県
秋田市
052019
天徳寺 本堂・書院・山門・総門
117 観光資源
秋田県
男鹿市
052060
増川八幡神社宮殿
118 観光資源
秋田県
五城目町
053619
渡辺彦兵衛商店事務所・住宅
通りに面する寄棟造妻入の店舗部分と、奥の座敷部分から成る。店舗は通りニワ形式をとり、表から事務
室・8畳・居間と並ぶ。座敷部は内玄関をともなう4間取りと8畳からなる平面で、特に奥座敷は庭の眺めもふ 南秋田郡五城目町字下夕町48
くめて和風住宅の好例である。
119 観光資源
秋田県
横手市
052035
平源旅館本店
旧街道に面して建つ旅館で、皇族が宿泊するなど高い格式を誇る。外観は洋風であるが、内装のほとんど
は和風である。意匠ではなく部材の取り扱いで格を示す内装や、玄関部やトイレなどのタイルの意匠、ファ 横手市大町
サード廻りの装飾などが特に優れている。
120 観光資源
秋田県
男鹿市
052060
田沼家土蔵
田沼家は、明治期に回船業を営み県内一になるほど栄えた家で、土蔵は初代が建てた屋敷に残る唯一の
江戸期の建築物と伝える。扉廻り以外を荒壁仕上げとするなど意匠は簡素だが近辺では数少ない建築年代 男鹿市北浦北浦字池の田
が古い、比較的規模の大きな土蔵として知られている。
121 観光資源
秋田県
横手市
052035
長坂商店倉庫・事務所
県道に東面する土蔵を改造して事務所とした建物で、製品用の倉庫としても使用されている。後の改造で
道路に面した正面は隠されているが保存状態は良好である。開店以前からあった蔵を利用したと伝え、町内 横手市増田町増田字縫殿112
中心部で有数の古い土蔵である。
122 観光資源
秋田県
湯沢市
052078
石孫本店内蔵
石孫本店は安政2年(1855)創業の醤油醸造元で、各蔵は、店が急成長を遂げた2代目孫左衛門の代に
つくられた。いずれの蔵も斎藤彦右衛門が棟梁をつとめている。壁面の仕上げ等に特徴がある文庫蔵で、棟 湯沢市岩崎字岩崎162
札から明治16年の建築であることが知られる。
123 観光資源
秋田県
横手市
052035
戸田家住宅
横手市街の北西,大戸川沿いの敷地に建つ。正面西寄りにムクリ破風の玄関を構え、東寄りに切妻破風
の土間玄関を設ける。玄関内部を土縁とし、西側座敷回りに縁側をめぐらす。主屋の四周に下屋を回した
整った外観を呈する大型農家の好例。棟梁は根田富之助。
一間社、正面入母屋造(いりもやづくり)、背面切妻造(きりつまづくり)である。妻入で唐風造り拝殿があり、
男鹿市船川港増川字宮の下20
室町時代後期の建造と考えられている。黒塗の木履、古硯等を神宝として蔵し、今なお現存するものであ
る。
8
横手市黒川字余目
地域産業資源の内容の指定
稲庭うどん
通番
カテゴリー
県
市町村
地方公共団
体コード
地域資源名
資源の概要
所在地
124 観光資源
秋田県
横手市
052035
伊藤八重郎家住宅
横手市街の北方、市境近くに建つ大型農家。正面西寄りに切妻造の玄関を構え、その内部を土縁とする。
間取りの基本は広間型3間取りで、東側にムクリ破風の客玄関と客座敷を配し、東側面を土縁とする。近世 横手市安本字安本
上層農家の流れを汲む遺構のひとつ。棟梁は伊藤常吉。
125 観光資源
秋田県
横手市
052035
泉川家住宅
横手市街中央部に建つ民家風住宅。正面西寄りに懸魚付ムクリ破風の玄関を構える。間取りはチャノマ等
をL字型に配し、東側に客座敷2室を置き、東妻面に出の深い庇を付ける。客座敷は、数寄屋造で、丸窓や 横手市大水戸町
欄間などの凝った意匠に見所がある。棟梁は加藤徳治。
126 観光資源
秋田県
横手市
052035
遠藤家住宅主屋
横手市街の中央部、藩政期の武家住宅地の一角に建つ。横手川に面して円弧状破風の玄関を構え、玄関
土間の奥に台所、左手に2室の客座敷を配し、土間上部の2階に座敷を設ける。客座敷の東方に池泉庭園 横手市上内町
を造るなど武家住宅の面影を伝えることで貴重である。
127 観光資源
秋田県
横手市
052035
木村屋商店本店
旧羽州街道沿い、横手市街の藩政期以降に栄えた商業地に位置し、旅館「平利」・「平源」旅館の向いに建
つ。明治35・36年の大火の教訓から蔵造りとした店舗建築で、2階に重厚な防火戸を付ける。羽州街道の 横手市大町
町並みを知る上で貴重な遺構のひとつになる。
128 観光資源
秋田県
横手市
052035
斎太薬局本店店舗
大町と並ぶ藩政期以降の商業地に建つ。桁行3間、梁間3間、1室構成の2階建、もとは妻入の蔵造り店
舗で、正面右手に昭和初期の洋風の調剤室を増築している。明治35・36年の大火以前の建築と伝え、大
火後の蔵造り店舗と対照を示す意味で貴重である。
129 観光資源
秋田県
秋田市
052019
高砂堂店舗
商店街の角地に建つ木造2階建、寄棟造の店舗。街路側二面に庇を設ける。白漆喰塗籠、瓦葺の和風の
外観とするが、内部は洋風とし一階床に男鹿石、ショーケース台に大理石や瑪瑙を用いる。設計・施工は大 秋田市保戸野通町
工藤本東三郎。平成7年、道路拡幅に伴い後方に曳屋。
130 観光資源
秋田県
由利本荘市 052108
佐々木家住宅主屋
屋敷中央にあり、ほぼ南面して建つ。寄棟造・桟瓦葺、平屋建で、南面と東面に切妻造の玄関を付ける。
中央の15畳和室を取り巻くよう巧みに各室を配し、東南隅には歯科診療室と待合室を設け、電話室もある。 由利本荘市前郷字前郷
地方における数少ない診療所兼用和風住宅の一例。
131 観光資源
秋田県
横手市
052035
勇駒酒造本社店舗
増田町の中心部、街道沿いにある。東西に細長い敷地で、店舗はその東に建つ。入母屋造の2階建で、正
面となる東面に平屋建で看板建築の店舗を設ける。看板部分はセメントモルタルで酒樽を模した鏝絵を描 横手市増田町増田字中町64
き、商家の並ぶ町並の中で存在感がある。
132 観光資源
秋田県
小坂町
053031
天使館(旧聖園マリア園)
小坂鉱山従業員のための幼児教育施設。木造平屋建で、町の中心を南北に通る町道に東面して建つ。ド
イツ下見の外壁(西背面のみイギリス下見)、縦長の上げ下げ窓、玄関ポーチの柱型やペディメント、大屋根 鹿角郡小坂町小坂鉱山字古舘35-6
端部やポーチ上部の棟飾等、平明な洋風の意匠で飾る。
133 観光資源
秋田県
小坂町
053031
旧小坂鉱山病院記念棟
旧小坂鉱山病院の霊安施設。西正面中央部に出入口を開き、2間四方の霊安室を取り、その北に踏込土
間を備えた3畳敷の和室を配する。出入口にはペディメント付きのポーチを備え、各上げ下げ窓には繊細な 鹿角郡小坂町小坂鉱山字古舘48-2
蛇腹の庇を付けるなど、小規模ながら瀟洒な意匠で飾る。
134 観光資源
秋田県
秋田市
052019
里の家(旧大宮家住宅)主屋
もと銅屋地区「肝煎」の居宅。木造平屋建、寄棟造、茅葺の、いわゆる中門造とした大型の農家建築。現
在、飲食及び展示施設として利用されている。曲面を上下に重ねた力強い造形を表す中門正面の破風が、 秋田市雄和妙法字糠塚21
繊細な格子窓を備える妻壁に覆い被さるのが特徴的。
135 観光資源
秋田県
由利本荘市 052108
金嶺山龍源寺本堂
桁行24m梁間16mの大規模な木造寺院建築で、左側に位牌堂へ通ずる廊下を設け、正面東寄りに入母
屋造、軒唐破風とした向拝を付ける。棟札から棟梁「佐々木光信」が判明。雄大な茅葺屋根に特色があり、 由利本荘市矢島町城内字田屋の下26
重厚な佇まいが、周囲の杉木立によく溶け込んでいる。
136 観光資源
秋田県
由利本荘市 052108
八森苑
町中心部の旧武家屋敷地に建つ。木造平屋建、寄棟造、平入で、腰を簓子下見板張とし、正面玄関部に
起り破風を設け、主屋の背面東北には木造総2階建の離れを矩折れに接続する。離れ内部には随所に銘
木を用いる。町の文化施設として活用されている。
由利本荘市矢島町矢島町55
137 観光資源
秋田県
東成瀬村
田子内橋
雄物川支流の成瀬川に架かる道路橋。ライズを押さえた、径間長33mの開腹式の鉄筋コンクリート造単
アーチ橋で、アーチ面に3列の支柱を建て桁を支える。袖高欄はモルタル洗出仕上げ。緑豊かな渓谷の自
然美に近代的造形が刻み込まれる。設計は近藤正雄。
雄勝郡東成瀬村田子内
138 観光資源
秋田県
由利本荘市 052108
神明社本殿
子吉川左岸近くの高台に位置し、石積基壇上に建つ。神明造の社殿で、桁行3間(3.43m)梁間2間(3.
4m)規模、切妻造、銅板葺とし、棟に千木と勝男木を上げる。縁は隅を放射状とした切目縁で、縁の端近く 由利本荘市吉沢字上林42
まで妻壁から離して棟持柱を建てている。
054640
9
地域産業資源の内容の指定
横手市四日町
小坂鉱山
通番
カテゴリー
県
市町村
地方公共団
体コード
地域資源名
資源の概要
所在地
139 観光資源
秋田県
秋田市
052019
新波神社拝殿
桁行3間梁行2間規模、入母屋造、鉄板葺、平入の拝殿で、正面に1間の軒唐破風付き向拝を設け、3面
に刎高欄付縁を廻らす。柱は円柱、組物は二手先で尾垂木・支輪を備える。軒は二軒繁垂木。各部の彫物
に見所がある。棟梁は松本銀蔵らと伝える。
140 観光資源
秋田県
横手市
052035
佐藤又六家住宅主屋
間口4間奥行12間の土蔵造2階建の妻入町家を鞘で覆う。1階は通り土間沿いに1列に居室を並べ、2階
表側は座敷とし、鞘で背面側の土間を囲う。鞘の正面妻壁は化粧梁を重ね、突き出した3本の梁鼻を斗と肘 横手市増田町増田字中町
木で飾るなど特色ある外観を街路に見せている。
141 観光資源
秋田県
秋田市
052019
國萬歳酒造主屋
市街地南部の雄物川左岸、旧羽州浜街道沿いに位置する。間口3間半、寄棟造、妻入の木造2階建で、
正面に張出す庇の中央に切妻の玄関を設ける。内部は、通り土間に沿って帳場及びオエを配する。醸造業 秋田市新屋元町142他
が盛んな新屋地区の歴史的街路景観の構成要素。
142 観光資源
秋田県
秋田市
052019
森九商店主屋
醸造業の多い表町の旧街道沿いに西面して建つ。桁行11間半、梁間5間の規模で、木造平屋建、切妻
造、鋼板葺、妻入とし、南側を通り土間とする。正面は奥行1間半の下屋庇を出し、その上方の妻面には梁
組を表して意匠とし、旧街道の景観を形成する。
143 観光資源
秋田県
鹿角市
052094
旧関善酒店主屋
県道に西面して建つ。桁行14間、梁間11間の規模で、木造平屋一部2階建、切妻造、鉄板葺、平入とし、
正面にこみせを設ける。北側を床上部とし、表側に店土間をとり、通り土間を通す。通り土間上部の架構は 鹿角市花輪字上花輪85
見事で、全体に技術、規模、意匠共に秀でる。
144 観光資源
秋田県
能代市
052027
能代市議会議事堂
市役所第一庁舎の南側に位置する。正面18m、側面31m規模の木造2階建で、正面に玄関ポーチを設
ける。小屋組はクイーンポストトラス形式。幾何学的構成の正面ファサードをつくり、側面には広い窓を密に
配するなど、洋風意匠を基調とするデザイン。
145 観光資源
秋田県
横手市
052035
佐藤養助商店漆蔵資料館土蔵
桁行7間梁間4間、土蔵造2階建、切妻造妻入。基礎は切石布積で、側まわりは壁を白と黒の磨漆喰で塗
り分け、正面に両開の掛子塗戸をたてる。内部は木太い杉や欅、栗材で組み立て、造作や柱のほか小屋組 横手市増田町増田字本町5番地
にまで漆を塗り上げて、華やかに仕上げる。
146 観光資源
秋田県
横手市
052035
小西家住宅主屋
敷地の中央に南面して建つ。2階建の東に平屋建の居室を設け、屋根は寄棟造鉄板葺に落棟を付けて葺
き降ろす。2階建は1、2階とも東西に3室並べ、南北に縁を通し、西端室を主座敷とし、座敷構えを設ける。 横手市雄物川町薄井字薄井
黒檀のトコ柱や繊細な付書院など、瀟洒な意匠になる。
147 観光資源
秋田県
大仙市
052124
奥田酒造店店舗兼主屋
羽州街道に面して建つ。間口15m、鉄板葺の木造平屋一部2階建で、外壁はモルタルリシン仕上げを基
調とし、正面は2階を竪板張、1階に格子を付け、側面に大きく開口をとる。1.5~2寸勾配の緩やかな切妻 大仙市協和境字境
屋根を巧みに配する、軽快かつ洗練された造形をもつ。
148 観光資源
秋田県
横手市
052035
旧佐々虎呉服店(佐々木家住宅)主屋
及び座敷蔵
主屋と座敷蔵が東西に連続して建つ。主屋は切妻造の木造2階建。南面に吹抜けの廊下を設け、北側に
は1、2階とも二室を配し、数寄屋風意匠になる接客用座敷とする。座敷蔵は大規模な土蔵造2階建、主屋 横手市増田町増田字中町
側は黒漆喰磨仕上げで、角に施された白漆喰の線が印象的。
149 観光資源
秋田県
横手市
052035
通りに西面して、店舗兼主屋、座敷蔵が東西に連続して建つ。正面に入母屋造2階建を配し、その東に三
興文館東海林書店店舗兼主屋及び座敷
段に棟高が異なる切妻屋根が続く。主屋は南の庭園側に明るく開放的な通り土間を設け、北に居室を配す 横手市増田町増田字中町
蔵
る。座敷蔵は増田地区における古い座敷蔵のひとつ。
150 観光資源
秋田県
横手市
052035
東面する切妻造妻入の店舗兼主屋と、その西の座敷蔵が連続して建ち、南に通り土間を設ける。正面は
旧佐藤三十郎商店店舗兼主屋及び座敷
白漆喰壁に短い束と梁の伝統的構え。座敷蔵は1階西寄りを南北二室に間仕切り、南に座敷、北に納戸を
蔵
配する。座敷は漆塗とし、凝った造りの浅いトコを構える。
151 観光資源
秋田県
横手市
052035
石直商店店舗兼主屋
通りの東に占める短冊状の敷地の西端に建つ。切妻造妻入鉄板葺で、正面は白漆喰壁に束や梁をあらわ
す。正面側を店舗とし、通り土間を付ける居室を奥に配する。店舗2階は舟底状の天井を張る座敷で、トコや 横手市増田町増田字七日町
付書院を構え、通り側に縁を設ける。商家の構えをよく残す。
152 観光資源
秋田県
横手市
052035
旧杏華堂石田医院座敷蔵
敷地のほぼ中央に建つ。南北棟の切妻造鉄板葺、桁行9.1m梁間5.5m、土蔵造2階建。北妻に入口を
穿ち、掛子塗四段の両開扉を吊る。内部仕上げや座敷飾りなどに伝統を踏襲しつつ、キングポストトラス組 横手市増田町増田字上町他
や階段高欄等に新たな技法や洋風の意匠が見られる。
153 観光資源
秋田県
横手市
052035
旧長江八兵衛商店味噌蔵
東と北に接道し、東西に細長い敷地の西端に建つ。桁行8.2m梁間5.5mの土蔵造2階建で、東西棟の
切妻造鉄板葺。東妻面にトマエを付し、掛子塗三段の土扉を中心からずらして吊る。内部は1、2階とも一
横手市増田町増田字中町
室。当地域における古い形式の小屋架構を残す。
10
秋田市雄和新波字樋口
秋田市新屋表町
能代市上町1-3
横手市増田町増田字七日町
地域産業資源の内容の指定
通番
カテゴリー
県
市町村
地方公共団
体コード
地域資源名
資源の概要
所在地
154 観光資源
秋田県
横手市
052035
旧清水肉店店舗兼主屋
南北に細長い敷地に南寄りに建つ。 桁行19m梁間8.2mの木造2階建、南北棟の切妻造鉄板葺。南妻
面は、螻羽が深く、小屋組を現す白漆喰仕上げとし、庇に吹寄垂木と疎垂木を併用。内部は一部を吹抜けと 横手市増田町増田字本町
する通り土間を南側に設ける。積雪地らしい町家建築。
155 観光資源
秋田県
横手市
052035
山中吉助商店座敷蔵
細長い敷地の中央に位置する、妻入の2階建土蔵。西妻や開口部を黒漆喰、他を白漆喰とする。1階は当
初は前後二室に分け、後方の室には棹を漆塗とする棹縁天井を張る。1階は一尺五寸毎に栗と杉の柱を交 横手市増田町増田字中町
互に密に建てる。当地域の典型的な意匠を示す座敷蔵。
156 観光資源
秋田県
横手市
052035
佐々平商店文庫蔵
東西に長い敷地に東西棟で建つ。桁行11m梁間5.4m、妻入の2階建土蔵で、鉄板葺の鞘を設ける。西
面の出入口を黒漆喰、他を白漆喰で仕上げる。束を建て鳥居型とする二重梁を妻面に、梁上に小梁二段を 横手市増田町増田字中町
重ねる三重梁を中間に置き棟木を支持する古い架構。
157 観光資源
秋田県
横手市
052035
旧栄助商店座敷蔵
通りに東面する短冊形の敷地中央に位置する。桁行9.1m梁間5.6mの切妻造妻入で、鉄板葺の置屋
根とし、周囲に鞘を設ける。切石積基礎上に建ち、漆喰仕上げで、腰や開口部などを黒漆喰とする。伝統的 横手市増田町増田字七日町ほか
な架構を用いており、当地における標準的な座敷蔵である。
158 観光資源
秋田県
横手市
052035
髙橋茶舗座敷蔵
東西に細長い敷地の中央に東西棟で建つ。桁行11m梁間6.4mの2階建土蔵、切妻造の置屋根とし、周
囲に鞘を設ける。切石積基礎上、全体を黒漆喰仕上げとし、細く白漆喰で角など輪郭を縁取る。1階内部は 横手市増田町増田字七日町
もとは三室に間仕切られ、透かし彫りの欄間が残る。
159 観光資源
秋田県
横手市
052035
旧石宇商店座敷蔵
短冊状の敷地の中央、東西棟で建つ。桁行9.1m梁間4.2mの2階建土蔵。置屋根で周囲に鞘を設け
る。切石積基礎上、漆喰仕上げとし、腰などを黒漆喰とする。1階は前後二室に分け、奥の座敷にはトコなど 横手市増田町増田字七日町
を構える。地区内において掉尾に位置する座敷蔵。
160 観光資源
秋田県
仙北市
052159
渡邉家住宅主屋
東西に走る通りに北面して建つ。木造二階建、南北棟の切妻造妻入鉄板葺、間口五・二メートル奥行一一
メートル。妻に小屋組を現し、二階座敷に面して全面を開口とし、一階にはコモセと称する下屋を付ける。角 仙北市角館町横町51-1ほか
館に残る数少ない町家で、伝統的な表構えを残す。
161 観光資源
秋田県
羽後町
054631
旧対川荘
北流する西馬音内川に西面する敷地に建つ。木造二階建、寄棟造鉄板葺、建築面積一一一平方メート
ル。一階二階とも眺望のために、ガラス戸を建て開放的な佇まいとし、二階にはトコや棚を構える主座敷と次 雄勝郡羽後町西馬音内字川原田12-2
の間が並び、三方に縁をまわす。軽快な意匠になる庭園建築。
162 観光資源
秋田県
横手市
052035
浅舞酒造店舗
通りに面する東西に長い敷地の西端に位置する。木造平屋建、建築面積119㎡。切妻造鉄板葺の妻入で、
南寄りを出入口として切妻造の屋根を付け、北隅には石造の貯油場を付設する。大きな妻面上部は漆喰壁 横手市平鹿町浅舞字浅舞388
に化粧梁を六段に重ねて、特徴的な構えをつくる。
163 観光資源
秋田県
由利本荘市 052108
長谷寺大仏殿
高さ約八メートルの十一面観音立像を安置する。宝形造銅板葺で周囲に裳階を廻らし、正面に向拝を付け
る。上層の軒を扇垂木として正面に観相窓を穿ち、下層は向拝周りを中心として雲龍や花鳥などの立体的な 由利本荘市赤田字上田表115
彫刻で飾る。当地では赤田の大仏として親しまれている。
絹本著色不忍池図(小田野直武筆)
秋田藩士小田野直武(一七四九-一七八〇)は、安永二年(一七七三)秋田藩の招聘【しようへい】でこの
地を訪れた平賀源内より、殖産奨励の指導をうけるかたわら、オランダ系洋風画の伝授を受けた。これが秋
田洋画の濫觴【らんしよう】で、その後直武の指導のもとに、秋田藩士佐竹義敦(曙山)とその弟角舘城代佐 横手市赤坂字富ヶ沢62-46 秋田県立近代美術館
竹義躬へとその技法は広まった。もとより直接西洋画の技法を学んだものではなく、主として蘭書の挿絵に
よったため、銅版画の技法を学んだ細かいタッチが多く、技法の熟成はみられない。
164 観光資源
165 観光資源
秋田県
秋田県
横手市
にかほ市
052035
052141
稚児文珠像
江戸時代に狩野探幽(かのうたんゆう)描いたものである。
子どもが背中をかく孫の手のような法具「如意(にょい)」を持って、獅子を手なずけている。
文珠菩薩は「文殊の智慧(ちえ)」という言葉があるとおり、仏の智慧を象徴している菩薩である。
にかほ市象潟町字象潟島2 蚶満寺
もともと釈迦如来(しゃかにょらい)の脇に、普賢菩薩(ふげんぼさつ)とともに描かれる場合が多いので、釈
迦如来像と普賢菩薩像と3枚組であったと考えられている。
そのうちの普賢菩薩像は、大仙市にあることが現在わかっているが、釈迦如来像はまだ確認されていな
い。
166 観光資源
秋田県
男鹿市
052060
金剛胎蔵両界曼荼羅
曼荼羅(まんだら)は広い宇宙を一枚の絵の中に表したもので、平安時代の僧であり、真言宗の開祖弘法
大師(空海)が中国からもたらしたものであると伝えられている。この金剛界曼荼羅(こんごうかいまんだら)
男鹿市船川港本山門前字祓川27 長楽寺
は円熟な筆致により鎌倉時代末期の作といわれ、胎蔵界曼荼羅(たいぞうかいまんだら)はやや時代が新し
くなるも、共に高野山所属の絵師により描かれたものであると考えられている。
167 観光資源
秋田県
秋田市
052019
佐竹曙山 写生帖
曙山は、第八代秋田藩主佐竹義(よし)敦(あつ)の号である。安永2年(1773)平賀源内を秋田に招き、これ
を契機に秋田藩における洋風画の研究が始まったとされる。
三冊の写生帖は、それぞれに虫、鳥、植物の写生図をまとめたもので、博物画帖としての性格がある。
秋田蘭画には、いくつかの写生図を手本にして画面を構成している作品がある。
11
秋田市中通2丁目3-8 秋田市立千秋美術館
地域産業資源の内容の指定
仙北市角館
(重要伝統的建造物群保存地区)
通番
カテゴリー
県
市町村
地方公共団
体コード
地域資源名
資源の概要
所在地
168 観光資源
秋田県
大仙市
052124
十一面観世音菩薩像
十一面観音像は、像高177.0㎝、カツラの一木彫で内刳りは施されていない。
やや頭でっかちで、重量感があり、でっぷりと野太いという感じの造形。
角ばったお顔に、大きめの目鼻口がしっかり刻まれていて、ちょっと強情そうな表情である。
大仙市豊岡字小沼山1 小沼神社
169 観光資源
秋田県
秋田市
052019
愛染明王像
人間の愛欲、欲望、執着など、あらゆる煩悩を菩薩心に変える力を持つ愛染明王。大きく目を見開いた強
い怒りの表情ながら、どこかあたたかさの漂う作品。絵画としては、現存する最古の愛染明王像。
秋田市上新城道川字愛染55-2 道川神社
170 観光資源
秋田県
男鹿市
052060
薬師如来坐像
真山神社は、はじめ天台宗で遍照院光飯寺(へんしょういんこうぼうじ)といい、後に真言宗に改修し、明治
時代のの神仏分離令以後に神社となった。本薬師如来像は光飯寺当時の本地仏であり、高さ約70cmで、ヒ 男鹿市北浦真山字水喰沢95 真山神社
ノキ材の寄木造である。制作年代は室町時代といわれている。
171 観光資源
秋田県
鹿角市
052094
中尊は阿弥陀如来で、脇侍として向かって右に観世音菩薩、左に勢至菩薩を配している。
阿弥陀如来は衣を通肩に着け、現在は両手の指先を欠いているが、来迎印を結ぶと思われる。
観音菩薩は腰をかがめ、手に蓮台(この上に死者の魂をのせて運ぶ)を捧げる。
木造弥陀三尊(阿弥陀仏・観世音菩薩・勢
3尊とも立像で、檜寄木造漆箔。
鹿角市花輪字上花輪11 恩徳寺
至菩薩)
寺伝によれば、この像はもと四国讃岐国志渡の浦の道場寺に安置されていたもので、源平の戦いの時、
源義経に従って鹿角から出陣した4人の武士が戦死したため、そのうちの花輪次郎行房の従者が主君の菩
提を弔うために持ち帰ったものという。
172 観光資源
秋田県
横手市
052035
金銅聖観音立像
本尊である金銅聖観音立像は奈良時代作、像高29.3cm、金銅佛としては東北最古級とされ昭和30年
(1955)に秋田県指定文化財指定されている。
湯沢市には平安から鎌倉期の作とされる古仏(神像も含む)が三体現存している。その中の一体、山田松岡
の白山神社の女神像は、根をそのまま残したままのケヤキに彫られたもので、一見して樹木に宿る霊性の
湯沢市松岡字聖ケ沢44 白山神社
姿を具現化したものであることがわかる。根の部分はどうしても腐食しやすく、欠失してしまう例が多い中で、
この像には製作当初(平安末期か)の根張りがそのまま残っており、全国的に見ても貴重な例と言える。
173 観光資源
秋田県
湯沢市
052078
女神像
174 観光資源
秋田県
横手市
052035
神像
175 観光資源
秋田県
横手市
052035
木造多聞天立像
横手市大屋新町字鬼嵐116
神像二体。横手市、旭岡山神社蔵。県の有形文化財。一体は立烏帽子をかぶり、袍(ほう)を着た座像。高
さ七三、六㎝。他は萎烏帽子(なえぼし)をかぶり直垂(ひたたれ)をつけている。高さは六九、三㎝。共に上
横手市大沢字上庭当田123 旭岡山神社
半身だけで膝以下はない。松材の一本造り。前に出した腕の柄穴が残っているが手先を欠いている。室町
時代の作である。この神社は薬師如来をまつる山岳信仰の神社で、室町期のものと思われる十二神将も
残っている。
文亀元年(1501)植田の地に小鼓城があり、古四王神社は、城主大石駿河守与九郎藤原定景が祭ったも
のと伝えられ、神社は北向き、御神像は木造多聞天立像(県指定有形文化財)であり、現在の奥殿は明治29
年(1896)に上棟されたものである。
横手市十文字町植田字宮ノ前6 古四王神社
永禄3年(1560)の秋、小鼓城主大石与九郎定景が皆瀬川のほとりを鷹狩りして分けめぐりした折に、葦
原の雨露に濡れた木像を見つけ、古四王権現の御神像として小鼓城の辰巳の方位に、祭ったのが今の多
聞天立像であるとされていえる。
天正20年(1592年)につくられたヒノキ材の寄木造の仏像である。高さ81.8cmで胎内に以下の墨書銘があ
る。
作料檀那館岡大和守康儀
赤神山本堂御本尊
天正廿年 壬九月廿一日作初
亥十一月廿一日作終
本願主 永禅房
権大僧都法印円堯敬白
176 観光資源
秋田県
男鹿市
052060
木造薬師如来寄木漆箔坐像
177 観光資源
秋田県
にかほ市
052141
木造狛犬
秋田県では珍しい木造の阿吽(あうん)一対の狛犬である。
阿吽いずれの狛犬も胸を少し前に張り出し、前脚を垂直に立てているが、阿形像は、髪が巻かれ、目を見
にかほ市象潟町小滝 金峰神社宝物殿
開いてまさに咆哮(ほうこう)せんとする姿で、吽形像はあごをひき、愛らしさを感じる。
制作されたのは室町時代と推定されており、一部腐朽がはげしく、昭和44年に復原修理が行われている。
男鹿市船川港本山門前字祓川27 長楽寺
178 観光資源
秋田県
にかほ市
052141
翁面
木製の能面で、材質はとても堅く、全面茶褐色の古色である。表面のところどころに胡粉(ごふん)(白色系
顔料)が残っている。
翁面特有の切り顎で、切り離された下顎部は当初からの古い紐で結んである。ぼうぼう(眉)は欠失し、紐 にかほ市象潟町字2丁目塩越56 浄専寺
(ひも)状の眉がつけられている。
額裏には「永禄二年実相坊作」の刻銘がある。
179 観光資源
秋田県
能代市
052027
二の舞面
徳治2年/咲面29㎝、26㎝
腫・咲面の二面伝来しているが、額裏に朱銘のある咲面のみ文化財に指定されている。大仙市(旧西仙北 能代市清助町7-23 龍泉寺
町)の円満寺の二面に比較して、薄く全体的に深さがあることが特徴である。
180 観光資源
秋田県
男鹿市
052060
木造薬師如来坐像
円空作のカツラ材一木造で、制作時期はおそらく寛文八年(1668年)頃ではないかと考えられている。円空
は美濃国(現岐阜県)に生まれ、生涯12万体の仏像を作ることを発願し、諸国を巡り歩いたといわれている。 男鹿市船川港増川字宮ノ下20
高さは34cmで、一般に鉈彫り(なたぼり)といわれる斬新かつ個性的な仏像である。
12
地域産業資源の内容の指定
通番
カテゴリー
県
市町村
地方公共団
体コード
地域資源名
資源の概要
所在地
181 観光資源
秋田県
大仙市
052124
木造獅子頭
木造の獅子頭は室町時代末期の作と推定され、県指定有形文化財となっている。
182 観光資源
秋田県
鹿角市
052094
銅造阿弥陀如来立像
この像には「正安三年(1301)辛丑三月日佛願」の刻印があり、穏やかな像で、鎌倉時代の基準作例として
貴重なものであるといわれる。
鹿角市花輪字元村17 円福寺
顔は面長で、やや硬い感じがするが、現実的な尊容といわれ、衣文のひだも均整のとれた造りで、ひだの
一部にごく微かに金色をとどめていることから、当初は鍍金により金色に輝いていたことを示している。
183 観光資源
秋田県
男鹿市
052060
木造十一面観音菩薩立像(円空作)
本像は、水瓶を持ち踏割蓮華坐に立つ十一面観音菩薩立像である。
均整がとれ洗練された本像は、初期作品における到達点ともいえる完成度の高さを示している。
男鹿市船川港本山門前字祓川35 赤神神社
本像は、円空の足跡や彫刻様式の変遷を示す史料であるとともに、彫刻の痕跡が明瞭にうかがえる、初期
円空仏の代表的な作例として貴重である。
184 観光資源
秋田県
秋田市
052019
涅槃図
代藩主義和が染織工芸を奨励した時期、秋田蚕糸絹織の開祖・石川遊蚕が、京都西陣織の名工・村上円
八を招き5年の歳月を要して織り上げた大涅槃図で、「金色の老釈尊の病貌表現、実に崇厳」と評される、秋 秋田市寺内字神屋敷11-6
田にとって空前絶後の染織物の秀作である。
185 観光資源
秋田県
美郷町
054348
陣幕
平将門が使ったといわれる陣幕があり、秋田県の重要文化財に指定されている。
186 観光資源
秋田県
由利本荘市 052108
甲冑
真田幸村の娘、お田の方(顕性院)が、亀田藩二代藩主岩城宣隆に嫁ぐ際持参した甲冑である。兜の前立
由利本荘市岩城亀田最上町字最上町104 妙慶寺
には、真田家家紋(旗印)の「六文連銭」が付けられている。
187 観光資源
秋田県
大仙市
052124
黒塗角頭兜
織田信長公から豊臣秀吉公が戦功により賜った物を、後に秀吉公から角館の殿様である佐竹家が拝領に
なったものである。兜の鉢の上に牛革で箱のような頭部を乗せており、織田信長公の時代には、このような 大仙市長野字二日町9 鈴木酒造店
変型兜が流行していた。
188 観光資源
秋田県
にかほ市
052141
青銅製明代門鑑
この青銅製銅牌は、中国明代(14世紀後半)の皇城(南京)の役人の通門証で、伝来については不明。
縦12.2cm、横9.5cm、厚さ5mmの同形の2つの銅片が合わさって一組となる。
両方とも、表側には「凡遇直宿者 懸帯此牌出 皇城四門不用 厨子」の文字が浮き彫りされている。
189 観光資源
秋田県
秋田市
052019
魚藻文沈金手箱
190 観光資源
秋田県
八峰町
053490
八森岩館県立自然公園
秋田県北部,青森県に隣接する海岸地域からなる自然公園。面積 10.03km2。 1964年指定。八峰町に属
する。岩館海岸は海食地形と海岸段丘が発達し,岩石海岸の美景で知られる。アワビ,サザエの好漁場。
191 観光資源
秋田県
八郎潟町
053635
一日市裸参り
この行事は昔の修験者の荒修行の名残と伝えられ、冷水で水垢離をして体を清めた若者たちが、鉢巻、サ
ラシ、白パンツ、足袋に草履といった勇ましいいでたちで、元旦除夜の鐘を合図に樽御輿を担ぎ、一日市神 南秋田郡八郎潟町
社をはじめとして、町内の各神社を参詣し五穀豊穣・家内安全などを祈願するものである。
192 観光資源
秋田県
八郎潟町
053635
願人踊
193 食資源
秋田県
藤里町
053465
ホゲット
町で生産してるホゲットは、生後1年以上2年未満の羊肉でラムとマトンの中間にあたる。肉質が柔らかい
山本郡藤里町
上、良質のタンパク質やビタミンも豊富でしかも脂肪も体内に吸収されにくいのでヘルシー。
194 観光資源
秋田県
男鹿市
052060
ゴジラ岩
半島の南面、潮瀬崎にあるゴジラの姿に似た岩で、夕焼けになると背景の赤く染まった空にゴジラが火を
噴いているシルエットが浮かび上がる。
見る角度によっていろんなゴジラ岩の表情を楽しめる。
195 観光資源
秋田県
潟上市
052116
鷺舞まつり
寛文4年に神明社(現下虻川神社)が建立された折り、二代藩主佐竹義隆公の御前で舞われた鷺舞を昭和
潟上市飯田川下虻川八ツ口70 飯田川庁舎
59年に復活。孫鷺舞・子鷺舞の群舞と鷺舞(親鷺)が優美に舞う。
鳥海山小滝番楽
小滝(旧象潟町)に伝わる番楽は古くは日山(ひやま)と呼んでいたらしく、女鹿(現山形県)の比山(ひや
ま)と、杉沢(現山形県)の比山舞はこの地から伝わるといわれている。 番楽面には「渕名刑部刻」と書かれ
た万治2年(1659年)の銘があるが、この時に壊れた面を造り替えたというから、それ以前から番楽舞がおこ
なわれていたとみられる。
にかほ市象潟町小滝
この舞は鳥海山の神事として古くから演じられてきたもので、舞の起こりは神話による天宇受売命が岩戸
の前で、コガ(桶)を伏せた上で拍子をとって舞ったことに因むとされ、そのためにこの番楽も足で拍子をとっ
て舞うものが多いとされる。
196 観光資源
秋田県
にかほ市
052141
大仙市協和境字下台86 唐松神社
仙北郡美郷町六郷字東高方町
にかほ市象潟町字二丁目塩越56 浄専寺
江戸時代の後期、本堂城跡から出土した手箱で、室町時代末期に京都で製作されたものと推定されてい
る。黒漆を一面に塗り、それに線刻で松・鶴・亀・岩・魚介・海草・仙桃・仙人などを描き、沈金の手法によりそ 秋田市金足鳰崎字後山52番地 秋田県立博物館
れらが浮き出るようにしている。容量は1合。縦34.1cm, 横23.1cm, 高23.5cm. 秋田県立博物館所蔵。県指定
有形文化財。
山本郡八峰町八森
もともと願人踊とは江戸時代に全国各地で行われていた願人坊主(下層の僧)の門付芸能が発祥とされ、
八郎潟町に伝えられたのはおよそ260年前と言われている。早いリズムに合わせて踊り手が力強く奔放な踊
南秋田郡八郎潟町
りを披露する途中、歌舞伎仮名手本忠臣蔵五段目の山伏「定九郎」と爺ちゃ「与一兵衛」がコミカルな寸劇で
観衆を沸かせる。
毎年5月5日の一日市神社祭典で奉納踊を演じた後、各家々を門付けして回る。
13
男鹿市船川港
地域産業資源の内容の指定
通番
カテゴリー
197 観光資源
198 観光資源
県
秋田県
秋田県
市町村
にかほ市
にかほ市
地方公共団
体コード
052141
052141
地域資源名
資源の概要
所在地
鳥海山日立舞
横岡(旧象潟町)に伝わる番楽で、横岡獅子舞、横岡番楽ともいった。寛永17年(1640年)に矢島領主の生
駒氏が伝えた番楽といわれる。しかし、もうひとつの伝承では由利本荘市下百宅(しもももやけ)(旧鳥海町)
の文平という人物が横岡の若者たちに請われて伝授したものといい、それを裏付けるように横岡、百宅の両
方で同じ伝承があることから、本海番楽の系譜を引くものであろうと思われる。
にかほ市象潟町横岡
この舞は7月1日に神下ろしという儀式舞がおこなわれ、実際は8月の盆に本舞をする。そして9月1日が神
送りとして、その年はそれ以外の期間に舞うことはなかった。
かつては民家の庭先に舞台をはりおこなうものであった。
伊勢居地番楽
この番楽は本海流番楽の系譜とされていて、鳥海山麓に伝わる本海坊が伝えていたという番楽と軌を一に
するといわれている。宗教(修験)的な作法の入る獅子舞が舞われた後に番楽が演舞される習わしとなって
いる。かつては獅子舞と番楽の全部を総称して単に獅子舞と呼んでいた。
にかほ市伊勢居地
伊勢居地番楽は地域内にある地蔵堂(じぞうどう)の拝殿で演じられるが、番楽宿から地蔵堂までの間、小
路渡りという囃子を奏でて、拝殿内に入ると神舞の拍子と なる。殿内を番楽幕で仕切り、裏側が楽屋となり、
表を舞台にして幕をたくし上げて出入りして演じる。
199 観光資源
秋田県
にかほ市
052141
釜ヶ台番楽
200 食資源
秋田県
男鹿市
052060
男鹿しょっつる焼きそば
地域産業資源の内容の指定
釜ヶ台番楽は、通称番楽と呼ばれているが、本海流の獅子舞番楽のひとつである。本海流は番楽とは天
正(1573~1592年)から寛永(1848~1854年)にかけて、京都醍醐寺三宝院を本拠とする当山の修験に属し
た、といわれる本海行人によって、鳥海山麓の各地に伝承されたものである。本来は番楽といわずに獅子舞
と称したのであって、獅子舞を中心として多数のいわゆる番楽舞を総称している。
にかほ市釜ヶ台
舞は民家の座敷でおこなわれたもので、楽屋と舞台を張り幕(番楽幕)で仕切り、舞い手は幕の陰から前に
くぐって出てくる。
獅子舞はお盆の期間に新盆の家、二十日盆の当番宿で舞われ、9月には道元講のためとしてもおこなわ
れている。獅子が移動するときには小路渡りという囃子があり、演目と幕合いの楽は始終途切れないことに
なっている。
男鹿に足を運んでもらえる「食」を創ろうと、地元食文化「ハタハタしょっつる」を気軽に楽しんでもらえる「焼
男鹿市
きそば」として開発したご当地グルメ。
14
しょっつる
通番
カテゴリー
県
市町村
地方公共団
体コード
地域資源名
資源の概要
所在地
1 観光資源
山形県
天童市
062103
御苦楽園
2 観光資源
山形県
上山市
062073
旧尾形家住宅
3 観光資源
山形県
米沢市
062022
即身仏 梅唇尼
4 観光資源
山形県
米沢市
062022
即身仏 明海上人
5 観光資源
山形県
白鷹町
064025
即身仏 光明海上人
昭和初期の不況下に、失業救済事業としてつくられた日本庭園。
天童市奈良沢乙47
園内には、県内外から銘石・銘木が集められ、修養の資として処世術や古今の金言が、柱石に刻まれてい
る。
尾形家は代々庄屋をしていた家柄で、中門造り、曲り家、茅葺屋根の大型民家で、建築史上貴重な資料で
上山市下生居170
あることから、国の重要文化財に指定されている。
源義経の家臣であった佐藤継信・忠信の母(梅唇尼)のものと伝えられる即身仏。
明治24年に発掘された、その上に万年塔が建立されている。
米沢市駅前2丁目2-29
百姓の長男として生まれ、大衆の苦難を掬うため即身仏となる。
米沢市小中沢
昭和53年発掘された即身仏で、学術的に価値が高い。
西置賜郡白鷹町黒鴨544-1
6 観光資源
山形県
鶴岡市
062031
出羽三山の修行の中で、特に厳しい精進潔斎をして五穀十穀を断ち、最後に断食して生きたまま入定塚に
入り、即身仏となった「鉄竜海上人」を安置している。明治時代に最高裁判所で超能力を認められた「長南年 鶴岡市砂田町3-6
恵」の霊堂もある。
即身仏 鉄龍海上人
7 観光資源
山形県
米沢市
062022
【国宝】上杉家文書 附 歴代年譜
(14部)325冊
両掛入文書箱等並赤箪笥3合・2棹
上杉家文書は、旧米沢藩主上杉家に伝来した古文書群であり、鎌倉時代から明治時代初期のものである。
杉謙信が相続する以前の、関東管領家に伝来した所領や相続に関する文書、謙信の生家長尾氏が、越後
で勢力を拡大していく過程を知ることができる文書、謙信や景勝と信長・秀吉・家康といった天下人や、足利
米沢市丸の内1-4-13
将軍・戦国武将とのやりとりの文書等である。
上杉家文書は史料的価値に加え、多くの文書がやりとりされた当時のままに保存されてきたという特徴を
もっている。
8 観光資源
山形県
山形市
062014
中条家文書 附 中条家家譜類
中条家は、中世の越後奥山庄を支配していた三浦和田氏の惣領(本家筋)で、もとは神奈川県の三浦半島
に根拠を持っていたが、鎌倉時代に和田宗実が、越後奥山庄の地頭職を命ぜられて入部した。
奥山庄の地頭職は、鎌倉中期に、北条・中条・南条に3分割され、そこにそれぞれ所有する黒川家・中条
山形市小白川町1-4-12
家・関沢家が生まれた。
中条家に伝来した古文書の一部は分散したが、その大部分(233通)と、中条家の家譜類は、「中条家文書」
として同家に伝来した。
9 観光資源
山形県
鶴岡市
062031
色々威胴丸 兜、頬当、大袖、籠手付
庄内藩主酒井氏の初代酒井忠次所用と伝えられている。
胴は黒漆本小札、紫・紅・白・紫・紅の糸の順で威(おど)した、いわゆる色々威である。
袖は、通常大鎧に用いる典型的な大袖で、小札板7段下り、紫・紅・白・黒・紅・白の色々威、第4段目、透入
鶴岡市家中新町10-18
笄金物上水呑鐶を打ち、紅の水呑緒を結んでいる。
兜は、32間南瓜形(阿古陀形とも書く)総覆輪筋兜、三鈷柄の祓立を立て、鍬形を飾っている。
胴丸は、室町時代に最も流行したといわれ、この胴丸は、その中でも優品とされている。
10 観光資源
山形県
川西町
063827
染付飛鳳唐草文八角瓢形花生
白い素地の上に青い顔料で文様を描き、透明釉を掛けて焼いた磁器を、「染付」と呼び習わしている。白い
布に藍で文様を染める技法と似ている。青の顔料はコバルトである。
瓢箪形の胴の上下には、連弁文や波擣文を帯状に配し、その中央には鳳凰を主文様として、その周囲に
東置賜郡川西町中小松2886
様々の動・植物が所狭しと描き込まれている。
濃いコバルト・ブルーの発色、厚く掛かった透明釉の輝き、力強い筆致など、あらゆる点で、青花の魅力を
十二分に発揮しており、世界の至高ともいえる名品である。 11 観光資源
山形県
鶴岡市
062031
この竿から全体を想像すると、総高3m以上の、立派な銅燈籠であったと思われる。
燈籠は、堂前に1基建てられるのが例で、南北朝時代を代表するに足る、見事なものであった。
竿には、倶利迦羅龍王が、まさに剣をくわえる姿を陽鋳し、この龍王が不動明王の姿である。
文和元年(1352年)は、南朝の正平7年に相当する。
銅燈篭竿 文和元年七月二十五日の銘
あり
鶴岡市羽黒町手向字手向33
12 観光資源
山形県
鶴岡市
062031
銅製の鉢である。
神前や仏前で賽銭を受けたり、洗米を盛ったりする時に用いる器である。
こうした形は、鎌倉期後半から東日本で散見される通例で、この種の鉢では、最も早い在銘であり、器形の 鶴岡市青竜寺字金峯1
編年史上、きわめて貴重である。
「蔵王権現」は、金峰山金剛蔵王権現のことで、正和2年(1313年)は、鎌倉時代末期の年号である。
銅鉢
(蔵王権現御宝前正和二年云々の刻銘があ
る)
13 観光資源
山形県
酒田市
062049
この短刀箱は、豊臣秀吉の遺品として、伊達正宗に贈られた、藤四郎吉光作の短刀(鎬藤四郎を収めるた
めに作られたもので、長方形の内箱と外箱の2箱で、1組となっている。
酒田市御成町7-5
蒔絵二重短刀箱 内箱桐繋 外箱歌所菱 蒔散らしの技法による入念な作風である。
短刀は伊達家2代伊達忠宗より、3代将軍徳川家光に献上、後に明暦大火で失われ、短刀箱のみが伊達
家に遺され、やがて本間家を経て、本間美術館の収蔵となったものである。
1
地域産業資源の内容の指定
通番
カテゴリー
県
市町村
地方公共団
体コード
地域資源名
資源の概要
所在地
14 観光資源
山形県
天童市
062103
この懸仏は、カツラ材から彫り出され、二重円光を背に、蓮華座上に坐す十一面観音が、半肉彫りに刻出さ
れている。
天童市大字貫津15-1
これは昭和20年代に知られるところとなったが、境内の白山神社の小祠にあったものである。
木製の懸仏で銘のあるものでは、国内最古のものとして注目されている。
木造十一面観音像懸仏
15 観光資源
山形県
上山市
062073
楼閣人物填漆箪笥
15世紀の宣徳年間(1426~1435年)の中国で、塗り重ねた漆地に文様を彫り、そこに彩漆を埋め込む、
填漆(てんしつ)という装飾技法が創始された。
この箪笥は、朱漆の地に緑・黄・黒の彩漆で、人物と壮麗な建物・樹木・岩石・鶴・鹿などの図像と、花唐草
上山市矢来4-6-8
文が描き出されている。
主文様のある扉を開けると、中には引出しが4段に収められ、その数は上から4、3、2、1と、計10個が規
則的に配置されている。
16 観光資源
山形県
白鷹町
064025
観音寺観音堂
桁行3間、梁間3間、宝形造、茅葺である。軸部は総円柱で、足固貫・飛貫・切目長押・内法長押をつけ、柱
頭に舟肘木をのせ、丸桁を受けている。
内部に四天柱を配している。総板敷である。現在、最後方の中央の方1間を仏間とし、本尊を安置するが、
西置賜郡白鷹町深山3072
四天柱の後方2本に、来迎壁の痕跡がある。四天柱の柱頭近くに、虹梁を2本前後に渡している。中央の間
(内陣)に天井を張り、周囲は化粧屋根裏である。軒は1軒疎垂木である。 堂の形式は、平安時代以来の阿弥陀堂形式であり、造立時期は室町時代と推測されている。
17 観光資源
山形県
遊佐町
064611
母屋は桁行21.8m、梁間12.7m、主要8室、茶の間・中の間・下座敷・上座敷の構成である。
離れは桁行8.2m、梁間5.5m、屋根は寄棟造瓦葺である。
飽海郡遊佐町比子字青塚155
北海道小樽におけるニシン漁で、道内でも有数の漁業家として大成功を収めた青山留吉が、生まれ故郷の
遊佐町青塚に、豪奢な本邸を築いた。
旧青山家住宅
18 観光資源
山形県
上山市
062073
旧尾形家住宅
尾形家は中世豪族の家系で、江戸時代には代々下生居村の庄屋を務めた家柄と伝えられている。
住宅は中央に広い土間を持つ中門造民家で、背面に上座敷を突出した、広間形5間取りの平面形式をとっ
ている。
建築年代は詳らかでないが、構造手法などから、17世紀に遡るものと推定される。
上山市下生居170
建物は桁行23.6m、梁間9.1m、寄棟造の茅葺で、間取は東より中門から続く土間、東寄り中央に炉を切込
んだ土座、上手が3間取りの座敷と式台が並び、下手に板敷の「なかま」と「なんど」、および中1間の矩折り
入側縁の「とおり」からなっている。
素朴で豪壮な造りと数奇屋風な座敷を併せ持つ、この地の特徴的で貴重な遺構である。
19 観光資源
山形県
鶴岡市
062031
羽黒山正善院黄金堂
桁行5間、梁間4間、一重、宝形造、銅板葺である。
羽黒山麓にあるこの堂は、同境内(現在は道路によって分断)の正善院の所有である。
黄金堂の建立年代は明らかでないが、建久4年(1193年)源頼朝の寄進といわれ、部将土肥実平を奉行と
鶴岡市羽黒町手向字手向232
して建造、その後、文禄3年(1594年)、酒田城主甘糟備後守によって建替えられたのが、現在の堂である。
正面5間、奥行4間、四方に縁をまわし、内部は周囲1間を外陣とし、内陣との境は中敷居をいれ、骨組の
太い格子戸を建て込んである。
20 観光資源
山形県
山形市
062014
八幡神社鳥居
この石鳥居は、蔵王成沢の八幡神社境内入口に、南面して立っている。
鳥居ヶ丘の石鳥居と同じく凝灰岩製で、総高436cm、柱は径95.5cmの円柱で、礎石の上に直立している。
笠木と島木は1石から成り、貫は島木と同じ長さで、両柱を貫いている。
この鳥居は、もとは龍山信仰が盛んになった承久年間(1219~22年)以降、龍山への参道に造立された 山形市蔵王成沢字館山65
もので、のちに八幡神社ができてから、現在地に移転されたことが伝えられている。
なお同地の修験三蔵院に、天仁2年(1109年)に、この東方山間のウツボ清水より採石、造立したことを記
す文書があるが、同地には、その採石の跡が残っている。
21 観光資源
山形県
新庄市
062057
八幡神社本殿拝殿
本殿・幣殿(相の間)・拝殿より成り、新庄藩祖戸沢正盛の養子定盛が、寛永15年(1638年)に造営したもの
である。
本殿は、1間社流造、銅板葺である。
新庄市鳥越1224
拝殿は桁行3間、梁間2間、板敷、屋根入母屋造、銅板葺である。
総素木造、海老虹梁・向拝虹梁にみられる若葉文や、木鼻や蟇股の形状など、江戸時代中期の堅実な手
法を示し、江戸時代初期の本殿に対して、意匠的にも対照的な存在である。
22 観光資源
山形県
鶴岡市
062031
水上八幡神社本殿
3間社流造、茅葺である。
この神社の創立は鎌倉時代といわれている。
本殿は、神社建築様式上「流造」と称されるもので、神社建築で最も普及した形式である。
鶴岡市水沢字楯ノ下1
細部の洗練された装飾といい、全体の形式といい、おそらくこの本殿は、京都辺りの工人の手によって建て
られたものと推察され、当時の庄内地方と、京文化との関係を示すものとして、興味深いものがある。
23 観光資源
山形県
山形市
062014
立石寺三重小塔
三重小塔は、立石寺奥の院山頂近くにある、塔頭華蔵院境内の右側の岩壁に、南面して掘られた岩屋の
内にある。
山形市大字山寺4456-1
この塔は、平面1間の三重塔であるが、軒回りは、各重4面とも三手先斗栱とし、正面に桟唐戸、三方側面・
背面とも板壁横張り、屋根は柿葺で、全体の構造が重箱構造となっている。
2
地域産業資源の内容の指定
通番
カテゴリー
県
市町村
地方公共団
体コード
地域資源名
資源の概要
所在地
地域産業資源の内容の指定
24 観光資源
山形県
鶴岡市
062031
銅造如来立像
出羽三山の1つである湯殿山の総本寺、大日坊に伝来する金銅仏である。
衣の形などの特徴から、飛鳥時代頃の仏像と考えられるが、法隆寺などに残る同時代の仏像と比べると少
し異なる部分もあるため、朝鮮半島で作られたものの可能性もある。
鶴岡市大網字入道11
飛鳥時代の仏像は数が少なく、とても貴重であるとともに、日本への仏像の伝来を考えるうえで非常に重要
なものである。
25 観光資源
山形県
寒河江市
062065
木造阿弥陀如来坐像(阿弥陀堂安置)
時代は平安後期。
ヒノキ材の寄木造で、彩色は頭髪部は素地に群青彩で、髪際を緑青で縁どり、眉・髭は墨線に群青線を重
ね、彫眼の眼球を墨描きし、口唇に朱をさすほかは、像全体に漆箔を施している。
寒河江市大字慈恩寺31
本像は、元来釈迦堂に安置されてきたもので、もともと本像のものであった台座(江戸時代)の光背には、
釈迦の種子が彫られている点からみて、少なくとも江戸時代には、釈迦如来像として信仰されていたものであ
る。
慈恩寺
26 観光資源
山形県
山形市
062014
この立像は、古くから「出羽一仏」と称されてきた。
面貌は頬の肉どりが豊かで、眉は弧を描いて伸び、眼は切れ長の伏し眼で眉と眼の間がやや間延びした、
山形市大字千手堂509
特色ある顔立ちをしている。
両腕の半ば以下が欠失している。
木造観世音菩薩立像
27 観光資源
山形県
酒田市
062049
伊勢物語(伝民部卿局筆本)
寛文四年初冬冷泉為清識語
『伊勢物語』は、平安時代前半に成立した在原業平を主人公とする歌物語で、千年以上の長きにわたって
人々に愛読されている。
本物語には夥しい写本が伝わるが、普通本系統として、3系統6種に分類されている。
本帖は、諸伝本中、所収段数が115段と最も少ない略本で、奥書に「此本者高二位本、朱雀院のぬりごめに 酒田市御成町7-7
おさまれりとぞ」とあるところから、塗籠本と呼ばれている。
末尾に冷泉為清の識語があり、筆者を藤原定家の息女、民部卿局と鑑しているが、ほぼ同時代の書写と認
められている。
28 観光資源
山形県
山形市
062014
紙本淡彩奥の細道図 与謝蕪村筆
安永八年の年記がある 六曲屏風
062014
【国宝】土偶 附 土偶残欠
山形県西ノ前遺跡出土
063649
土偶
(最上郡真室川町大字釜淵字五郎前出
土)
この六曲屏風には、「月日は百代の過客にして」で始まる『おくの細道』の全文が墨書され、「千住の旅立ち」
「那須の小姫」「須賀川の栗の庵」「佐藤嗣信・忠信の妻女」「塩釜の琵琶法師」「山刀伐峠越え」「鶴岡の長山
重行宅」「市振の宿」「大垣の近藤如行宅」の9場面の画を、巧みに配している。
山形市大手町1-63
文字は大小・肥痩(ひそう)を交え、文章も上・下に貫通したり、2段・3段に区切られるなど、律動的な構成
は見事である。
最後の6扇の左端下方に款記があり、安永8年(1779年)、蕪村の64歳の作とわかる。
29 観光資源
山形県
山形市
西ノ前遺跡は、舟形町の小国川左岸の河岸段丘上に位置し、縄文時代中期の集落跡である。
大型の土偶は、高さ45cm、肩幅16.8cm、腹部厚8.4cmを測り、安定感のある立像土偶である。
縄文時代の多くの土偶中、最大の高さを誇り、完成された様式美を備えた優品である。
山形市霞城町1-8
30 観光資源
山形県
真室川町
遺跡は、塩根川の左岸段丘上に位置し、土偶は大正4年(1915年)春に地元民によって、偶然発見されたも
のといわれている。
最上郡真室川町大字安久津2117
高さ23.4cm、肩幅19cm、仰向けにして臍の高さは6.5cmである。
全体は赤みがかった褐色で、焼成度は低い。
31 観光資源
山形県
中山町
063029
元金沢村岩谷十八夜観音はオナカマ(口寄巫女)信仰の聖地で、東の山寺に対して、西の岩谷といわれた
天台宗日月寺の奥の院には、修行したとみられる洞穴が数か所あり、中世の宝篋(ほうきょう)印塔などが
東村山郡中山町大字金沢1105
建っている。
観音は眼病平癒の仏として信仰され祈願が盛んに行われ、眼の小絵馬が奉納された。
トドサマは竹の御神体が、約200の細布で包まれている。
岩谷十八夜観音庶民信仰資料
32 観光資源
山形県
米沢市
062022
置賜地方には、古くから庶民が「お山まいり」といって飯豊山、出羽三山へ登拝する習俗があった。
この資料は、主に米沢市北西部で使用された行屋籠り用具319点、登拝儀礼用具249点、及び行屋に付随
米沢市六郷町西藤泉71ほか
する用具262点の計830点と行屋3棟、関係資料等14点で、それぞれ明細に整理されている。
登拝者は行屋に籠り、7~21日間水垢離(みずごり)をとり禁忌を守り精進潔斎して厳しい行を行った。
置賜の登拝習俗用具及び行屋
33 観光資源
山形県
鶴岡市
062031
庄内の米作り用具
庄内平野の稲作は、北国であるが、恵まれた自然条件と、長い年月をかけて力を注いできた藩政によって
振興が図られ、古くから良質の庄内米の産地として知られていた。
このコレクションには、近年の農業形態の大きな変革によって、急速に姿を消した在来の農耕用具が数多く
含まれており、庄内地方の稲作関係用具の伝統的形状と地域的特色や、その進歩変遷のあとを見ることが 鶴岡市羽黒町猪俣新田字松ヶ岡151-3
できる。
苗代作り用具189点、本田作り用具157点、田植え用具104点、管理用具206点、収穫調整用具294点、運搬
用具156点、役牛馬用具131点、わら仕事用具157点、仕事着277点、飲食用具33点、神体護符類36点、その
他60点となっている。
34 観光資源
山形県
河北町
063215
林家舞楽
河北町谷地八幡宮宮司林家に伝わる舞楽で、同家の『舞楽由緒』によると、「林家の祖林越前は天王寺の
楽人たりしが、貞観2年(860年)僧円仁随従し羽州山寺に来たり、根本中堂にて舞楽を奏し、後世谷地に住
せり。
現在は、毎年谷地八幡宮の祭礼の9月14日・15日に境内の石舞台で、また、寒河江市慈恩寺の一切経会 西村山郡河北町谷地、寒河江市慈恩寺
の法要5月5日に山門の所に舞台を設け奉納している。
同家所蔵の嘉暦4年(1329年)年紀の目録を添えた『舞楽図』には、32番の舞姿が描かれているが、現在は
その中の燕歩、三台、散手、太平楽、安摩、二の舞、還城楽、抜頭、陵王、納曽利の十番を一子相伝、門外
不出の秘密を守り、天王寺舞楽を継承している。
3
慈恩寺
通番
カテゴリー
県
市町村
地方公共団
体コード
地域資源名
資源の概要
所在地
35 観光資源
山形県
大江町
063240
左沢楯山城跡
中世から江戸時代はじめ頃の山城の跡である。
村山地方の西側一帯を支配していた大江氏の中の、左沢氏によって築城された。
城跡には当時のつくりがよく残っており、大江町教育委員会で実施した調査では、本丸部分や迎賓館の役 西村山郡大江町左沢882-1
目を果たした部分、守り固める部分等が明らかになっている。
村山地域の中世から近世への動きを知るうえで、重要な遺跡である。
36 観光資源
山形県
米沢市
062022
一ノ坂遺跡
37 観光資源
山形県
高畠町
063819
一の沢洞窟
米沢市街の西部にあり、近くには館山城をはじめ、縄文時代の遺跡、中世の館・廃寺跡・塚等も分布してい
る。
米沢市矢来一丁目1051ほか
遺跡の総面積は1万6000平方mであり、縄文前期初頭の遺跡である。
この遺跡で最も注目されるのは、長さ43.5m、幅3.85~4.20mの長大な竪穴で、ロングハウスとも呼ば
れている。
高畠町の北部、屋代川の一支流である蛭(びる)沢川の最奥部、標高400mの一の沢に位置する。
一の沢は第三紀中新世の凝灰岩からなる谷沢で西に流れ、その右岸の南斜面中腹に巨岩が3ヵ所露頭し
ている。
その中で、最も低い位置にある巨岩の下に8m四方の緩斜面があり、ここから大量の土器・石器等が出土 東置賜郡高畠町大字安久津壱の沢3285-16ほか
している。
出土した遺物から、縄文時代草創期に属する隆起線文系土器様式と多縄文系土器様式が層位的に確認さ
れ、その変遷過程が初めて確認された、学術的にも貴重な洞窟遺跡である。
38 観光資源
山形県
米沢市
062022
寛政8年(1796年)9月6日、米沢藩前藩主上杉治憲(鷹山)は、恩師細井平洲(1728~1800年)の3度
目の米沢来訪に際し、ここに出迎えて、新築した岩上山普門院に案内して長旅の労をねぎらった。
米沢市大字関根13928
普門院内には、治憲と平洲が対面した部屋があり、敬師にまつわる寺宝が展示されている。
上杉治憲敬師郊迎跡
39 観光資源
山形県
新庄市
062057
元和8年(1622年)、旧最上領の一部である出羽国最上・村山2郡の多くを領有し、新庄に城を構えた戸沢
家は、幕末まで11代の墓所を瑞雲院と桂嶽寺境内2ヵ所に営んだ。
新庄市大字堺田字浦山145-59の内ほか
御霊屋の造りは、いずれも総欅造りの単層宝形造りで、石場の上に土台を据え、丸柱を建て、柱間に厚い
板を横にはめ込んで壁としている。
新庄藩主戸沢家墓所
40 観光資源
山形県
最上町
063622
奥州街道から分かれて、羽州街道に至る峠越の街道の1つである。
古くから知られた街道であるが、松尾芭蕉が行脚し『おくのほそ道』に記していることや、宮城県及び山形県
最上郡最上町大字堺田字浦山145-59の内ほか
で実施した「歴史の道」調査において歴史的重要性の価値があるとして、昭和52年(1977年)から、両県に
よって復元整備が行われた。
出羽仙台街道 中山越
41 観光資源
山形県
酒田市
062049
酒田駅の北東約8kmの荒瀬川左岸、標高約15mの水田中にある。
遺跡は東西240m、南北265mの溝で、4周が囲まれ、南辺中央に門が検出されている。
出土品は須恵器・土師器(はじき)・赤焼土器・陶磁器等の他、呪術用の木簡等がある。
堂の前遺跡
酒田市法連寺字堂の前5-2ほか
42 観光資源
山形県
天童市
062103
矢野目集落の西側、立谷川扇状地の扇端部に位置する。
低湿地であるために建築部材や木製品が多量に発掘された。
天童市大字矢野目字西沼田3295
鋤・鍬・田下駄・鎌の柄・堅杵等の農具・曲物・槌・自在鉤(じざいかぎ)・下駄・弓・矢・織機の一部等の木製
品が多数出土した。
西沼田遺跡
43 観光資源
山形県
高畠町
063819
米沢盆地の北東端、白竜湖の北東に位置する。
西から第Ⅳ岩陰、第Ⅰ洞窟、第Ⅱ洞窟、第Ⅲ岩陰が1列に並んでおり、通称「日向洞窟」と呼ばれているの
東置賜郡高畠町大字竹森字姥ケ作山3163ほか
は、第Ⅰ洞窟である。
その第Ⅰ洞窟の入口は、真南に開口しており、入口の高さ1.5m、幅4m、奥行9.5mである。
日向洞窟
44 観光資源
山形県
米沢市
062022
この遺跡は米沢市街南部、林泉寺の南側沖積地に位置する。
主な遺構は、中心部に桁行11間、梁間5間、北を除く3面廂、床面積320平方mの母屋があり、その北と西 米沢市林泉寺三丁目-374-34ほか
側に3棟、東と南側に3棟の建物が配置されている。
古志田東遺跡
45 観光資源
山形県
朝日町
063231
JR左沢線の終点左沢駅の南西約10km余、最上川に注ぐ大谷川の支流の谷頭にある。
大沼は、北東から南西に細長く、長さ約200m、幅約50m、水深は、最も深い所で2.5m位である。
西村山郡朝日町大字大沼字大比良984
また、沼の西北岸は凹凸があって出島、入江となり、岸辺には、オオミズゴケ・ヨシ・カサスゲ・アゼスゲ・ヤ
マドリゼンマイ等を主とする低層湿原の植物が繁茂している。
大沼の浮島
46 観光資源
山形県
鶴岡市
062031
金峰山
金峯山(指定名称は金峰山)は、摩耶山系が庄内平野の南縁に突き出た突端部にそびえている。
標高は約460m程であるが、視界を遮るものもなく、山頂からの眺望は優れ、眼下の庄内平野を超えて鳥海
鶴岡市青竜寺字金峯1ほか
山や出羽三山、日本海が遠望できる。
また、金峯山は、金峯修験の本拠地でもあり、修験道に関わる藤沢岩屋遺跡がある。
47 観光資源
山形県
鶴岡市
062031
玉川寺庭園
羽黒山西南麓の笹川扇状地、玉川の国見山玉川寺にある蓬莱型庭園である。
平安初期の草創という玉川寺は、鎌倉時代に曹洞宗の開祖道元の弟子了然法明が開山したと伝えられてい
鶴岡市羽黒町玉川字玉川35の内ほか
る。
庭園は本堂・庫裏(くり)の東側にあり、山裾までの東西約30m、南北約60mの広さである。
本園は随所に工夫を凝らした配慮があり、豊かな自然美と調和した庭景となっている。
4
地域産業資源の内容の指定
通番
カテゴリー
県
市町村
地方公共団
体コード
地域資源名
資源の概要
所在地
地域産業資源の内容の指定
48 観光資源
山形県
酒田市
062049
庄内藩酒井家の支藩であった城下町松山の東方、山麓に営まれた洞瀧山總光寺の境内にある。
寺院は至徳元年(1384年)月庵の開山とされ、松山藩士の菩提寺となってきた。
この庭園は、蓬莱園型庭園で、小堀遠州流の庭といわれている。
總光寺庭園
酒田市字總光寺沢8ほか
49 観光資源
山形県
酒田市
062049
本間氏別邸庭園(鶴舞園)
文化10年(1813年)に庄内藩主酒井忠器(さかいただかた)が領内巡検を行うのに先立って、本間氏第4代
の本間光道(ほんまこうどう)は藩主の休憩所として別邸を構え、主屋と池泉からなる回遊式庭園を建造し
た。
酒田市御成町12番1ほか
近世の港湾都市酒田を支えた荷役労働者の冬季における労働力を活用して造営した回遊式庭園であり、
赤や青など色彩豊かな景石を用いるほか、清遠閣の2階座敷からは、鳥海山を借景として地形の変化に富
んだ池泉庭園の全景を俯瞰することができる。
50 観光資源
山形県
長井市
062090
大正13年(1924年)12月、山形県では最も早く国指定天然記念物となった、エドヒガンの巨樹で、現在長井
市立伊佐沢小学校の校庭東側に手厚く保護されている。
幹の根元に近い部分は、大きな空洞になっており、外壁の部分で漸く余命を保っている状態である。
強風や積雪等で折れる恐れがあるため、多くの枝が支柱で支えられている。
伊佐沢の久保ザクラ
長井市大字上伊佐沢字蜂屋敷2021
51 観光資源
山形県
遊佐町
064611
イヌワシ
北半球の亜寒帯から温帯地方に広く分布するが、日本に生息するものは日本と朝鮮半島にしか分布しない
亜種である。
山地の大きな崖地の岩棚に巣を作るのが普通であるが、高木の樹上に営巣することもある。
地域指定せず
日本列島では北海道から九州まで確認されているが、約160つがい、400~500羽しか生息しないとされ
ている。
52 観光資源
山形県
山形市
062014
ニホンカモシカは本州、四国、九州に分布する日本固有種である。
各種の木の葉や草木を採食し、出産は5~6月で普通1仔を出産する。
地域指定せず
山形県では奥羽山系、飯豊・朝日山系、出羽山地等の各山系、山地に生息し、特に奥羽山系で生息域を拡
大し、生息密度も高い。
カモシカ
53 観光資源
山形県
長井市
062090
長井市草岡中里に生育するエドヒガンの巨木で、目通り周囲10.9m、樹高18.8m、枝張りは東西方向25m、
南北方向22mと大きく枝を広げていて、人里に植栽された単幹のサクラとしては国内最大級の太さである。 長井市草岡字夏止694の内
元の主幹は腐朽し空洞化しているものの、旺盛に発達した不定根により樹体が維持されている。
草岡の大明神ザクラ
54 観光資源
山形県
鶴岡市
062031
熊野神社の大スギ
鶴岡市水沢熊野前の熊野神社社殿の背後にあるスギの巨樹で、かつて「石山の大スギ」、「田川の大スギ」
等と呼ばれていた。
昭和2年(1927年)4月、国天然記念物に指定された当時の高さは45mで、県内最大級のスギの巨樹であっ
鶴岡市水沢字熊野前
たが、同7年(1932年)11月、落雷によって火災となり、地元住民の必死の消火活動によって消失を免れた。
数次にわたる災害に遭遇しながらも、現在葉陰から天を突くように枝葉を伸ばし、木肌に緑の苔を生やし、
強風に耐えて生きる巨樹は地域の誇りである。
55 観光資源
山形県
鶴岡市
062031
羽黒山参道の祓川を渡って間もなく、左手の杉木立に囲まれた国宝「五重塔」の近くにあるスギの巨木で、
根周り10.5m、幹囲8.25m、高さ43mに達する。
鶴岡市羽黒町手向字羽黒山33の内
かつて、付近にもう1株「婆スギ」があったというが、明治35年(1902年)の暴風で太い方が倒れ、細い方が
残った。
羽黒山の爺スギ
56 観光資源
山形県
鶴岡市
062031
鶴岡市の北部郊外、文下集落の中心にあって、すぐ傍らにある八坂神社のご神木として保存されてきたケ
ヤキの巨樹である。
鶴岡市文下字村ノ内80
主幹は東北方に傾斜しているので、南西側は80㎝程根上がりになっている。
枝分かれの箇所にある穴には、耳のある白蛇が住んでおり、その姿を見ると目が潰れるという伝説がある。
文下のケヤキ
57 観光資源
山形県
鶴岡市
062031
山五十川の玉スギ
山五十川集落の熊野神社境内にあるスギの巨樹で、根周り22.5m、幹囲12mである。
樹冠が均整のとれた半球状に見えるところから「玉杉」の名がある。
玉スギは大同元年(806年)、山五十川の松右エ門の先祖、藤原経季が紀州那智の国(和歌山県)の熊野
大社から熊野大権現を分霊し、社殿を造立した際に、ご神木として植栽したと記載されている。
平成13年(2001年)4月、神社を左奥手に移転完成し、根元が広くなり、景観が一層良くなった。
鶴岡市山五十川字碓井266ほか
58 観光資源
山形県
大江町
063240
59 観光資源
山形県
寒河江市
062065
最上川舟運の河岸として発展してきた大江町左沢には、最上川などの自然環境と、左沢楯山城跡や小漆
川城跡が物語る政治的拠点としての歴史、そして舟運や農山村との流通・往来に根ざした生活・生業が有機
的に結びついて、複合的、重層的な文化的景観が形成されている。
最上川の流通・往来及び左沢町場の景観
西村山郡大江町大字左沢ほか
左沢の町場地区は、最上川舟運の中継地で、西部の農山村を背景として、月布川の河口に開けた集落で
あった。
楯山地区には国史跡左沢楯山城跡がある。
最上川では、「用のハゲ」や「左巻」、舟道開削跡など、舟運と関わる渓谷部の自然景観をみることができ
山形県のほぼ中央、最上川が蛇行し東に月山・葉山、西に蔵王連峰の素晴らしい景色を望む風光明媚な
温泉地。江戸時代には紅花の栽培が盛んだった場所で、最上川の舟運と北前船により京・上方と結びついて 寒河江市久保
新寒河江温泉
商いを行い、独自の歴史と文化を積み重ねてきた。
5
最上川
通番
カテゴリー
県
市町村
地方公共団
体コード
地域資源名
資源の概要
所在地
地域産業資源の内容の指定
60 観光資源
山形県
鶴岡市
062031
あつみ温泉
61 観光資源
山形県
寒河江市
062065
寒河江温泉
62 観光資源
山形県
飯豊町
064033
広河原温泉
63 観光資源
山形県
小国町
064017
小国温泉
64 観光資源
山形県
尾花沢市
062120
徳良湖まつり
開湯は、弘法大師が見た夢枕による発見とも、傷ついた鶴の湯治を見た木こりの発見とも伝わる古湯。江
戸時代には庄内藩の湯役所も設けられ、湯治場としてさらに栄えた。
歴史ある温泉にふさわしい風情をたたえ、松尾芭蕉や与謝野晶子といった文人墨客が詩歌・文学に謳いあ
げてきた事でも知られる。
鶴岡市温海
あつみ温泉
昭和29年に、ボーリングにより最上川と支流の寒河江川の間の地層から湧き出したのが始まりで、駅周辺
寒河江市本町
の市街地を中心に温泉宿が点在する。
寒河江温泉
露天風呂の中で間欠泉が噴き出す全国でも珍しい秘湯。
西置賜郡飯豊町大字広河原字湯ノ沢
開湯は昭和29年。。山形県南西部小国町の東、大沢川の川岸近くにある一軒宿の温泉地。
西置賜郡小国町大字井沢851-1
花笠おどり発祥の地、徳良湖で行われ、本場の花笠おどり披露、全国マラソン大会、釣り大会など、多彩な
尾花沢市大字尾花沢
催しが満載。
65 観光資源
山形県
鶴岡市
062031
荘内大祭
66 観光資源
山形県
天童市
062103
天童夏まつり(花笠おどり パレード)
荘内神社が創建された明治10年に、旧藩主を慕う市民の手でかつての大名行列が再現され、天下人秀吉
より賜った金びょうたん槍を先頭に、奴振り、鎧武者の甲冑列など総勢約500名からなる「荘内藩伝承大名行
列」が、城下町・鶴岡に歴史絵巻を繰り広げる。
鶴岡市
また荘内神社を舞台に、酒井公が手厚く保護したという国指定重要民俗文化財「黒川能」が奉納上演され
るほか、鶴ヶ岡城の外堀であった内川の水面を灯籠流しの灯りが彩る。
「天童夏まつり」は毎年8月8日・9日に開催されるおまつり。1日目には「花笠おどりパレード」、2日目には「将
天童市
棋みこしパレード」などが開催され、天童温泉は大変にぎわう。
天童温泉
67 観光資源
山形県
白鷹町
064025
白鷹鮎まつり
白鷹鮎まつりでは、最上川に備えられたヤナ場で、生きた鮎を手づかみすることがでる。
ヤナでは運がよければ一晩に数千匹かかる様子を見ることができる。
西置賜郡白鷹町
工芸体験まつりでは、和紙漉き・紅花染め・わら細工などの伝統工芸体験のほか、川魚のつかみ取り体験
も行っている。
68 観光資源
山形県
米沢市
062022
愛宕の火祭り
69 観光資源
山形県
尾花沢市
062120
尾花沢雪祭り
70 観光資源
山形県
村山市
062081
むらやま徳内まつり
夕刻、松岬神社で採火された御神火が500人を越す若者たちの松明にうつされ、目抜き通りを駆け抜け、愛
宕山麓の地蔵園に設けられた大火壇へ。
米沢市遠山町1479-1
若者達が打ち鳴らす火焔太鼓に乗って、大火壇を囲む”清浄踊り”の輪はやがて松明を手に手に山頂へと
続き、さながら火龍が天に昇るような幻想美をかもし出す。
全戸にローソクが配布され、土曜日の夜は市民手作りの雪像や雪灯籠に灯される。メイン会場ではB級グ
ルメ選手権を開催。子供たちには巨大すべり台が人気。
尾花沢市若葉町1丁目4-27
山形県村山市を会場に、鉦、笛、大太鼓、締太鼓、掛声等からなる囃し手が、豪華絢爛な山車に乗込み、踊
村山市
り手はアップテンポなお囃子に合せて勇壮かつ華麗に、各団体が特色を活かした踊りを繰り広げる。
71 観光資源
山形県
米沢市
062022
杉鷹山の「なせばなる」のチャレンジ精神を大切に、今を生きる私たちが米沢市民の心(精神)を様々な催し
で表現し、後世へ伝えていくためのお祭り。
米沢市丸の内1丁目
先人が代々伝えてきた伝統の味・心を感じてもらうとともに、実り豊かな秋の米沢を存分に楽しんでいただ
ける賑やかな食べ処が祭りにまつりを添える。
なせばなる秋まつり
72 観光資源
山形県
長井市
062090
ながい黒獅子まつり
73 観光資源
山形県
山形市
062014
豊烈神社例大祭
今から約1000年ほど前、源頼義が戦勝祝いに社を再建した際、兵士たちに獅子舞をさせたことに始まる黒
獅子舞。目玉が丸く飛び出し、獅子頭の色が黒く勇壮な面持ちが特徴。五穀豊穣、交通安全、家内安全、身 長井市神明町
体堅固を祈願し、市内十数社の獅子舞が市内目抜き通りで披露される勇壮な祭り。
古式豊かな衣装を身につけ、馬に乗り、紅白にわかれて行われる「古式打毬」を奉納する。
この古式打毬(山形豊烈打毬)は、宮内庁、八戸の打毬とともに、日本に残る三つの打毬の一つに数えられ
ている。
山形市桜町7-47
74 観光資源
山形県
東根市
062111
子供達が、思い思いの願いを込めて作り上げた田楽提灯など、地域の伝統芸能も繰り出して、大勢の見物
客で賑わう。
東根市中央1-1-1
子供の広場、勇壮な神輿パレード、踊りパレード等、祭りの夜を彩る。
ひがしね祭
75 観光資源
山形県
酒田市
062049
酒田港まつり
最上川河口の広大な敷地を最大限に利用したダイナミックな花火ショー。水上スターマインや空中スターマ
イン、圧巻の2kmに渡る空中ナイアガラなど。
酒田市両羽町
この花火の起源は、1929年に酒田港が第2種重要港湾に指定されたのを記念して打上げたのが始まり。
6
最上川
通番
カテゴリー
県
市町村
地方公共団
体コード
地域資源名
資源の概要
所在地
76 観光資源
山形県
天童市
062103
建勲神社神幸祭に供奉する維新軍楽隊。
戊辰戦争の時に官軍の軍楽隊を先導した天童織田藩士が模したものと言われている。
天童織田藩士族により伝承されてきた。 建勲神社神幸祭(維新軍楽隊)
天童市天童字城山1043
77 観光資源
山形県
天童市
062103
天童つつじ祭り
78 観光資源
山形県
米沢市
062022
上杉雪灯篭まつり
織田信長を祀る建勲神社境内に約1万本のつつじが咲き誇る。
つつじが見ごろを迎える5月中旬には、真っ赤に色付き、斜面全体がまるで燃えているかのよう。このつつじ 天童市天童城山
は、昭和27年に小路青年会が干布の石倉山から、つつじ500本を持ってきて植えたものである。
毎年2月の第2土曜・日曜日、松が岬公園一帯を主会場に約300基の雪灯篭と、3,000個の雪ぼんぼり(雪洞)
米沢市丸の内1丁目
に燭が灯される。
79 観光資源
山形県
南陽市
062138
南陽の菊まつり
菊花展鉢数約1,200鉢が飾られる一大イベントで、山形秋の風物詩の一つになっている。
場面ごとに展示される菊人形と、会場内に開設される菊花展で構成されており、菊の花が会場全体に所狭
しと飾られ、華やかに彩られる。
南陽市三間通1096
南陽の菊つくりの歴史は、上杉時代(17世紀初期)からはじまり、明治末期から大正にかけて"菊"の風格を
慕う人々が増え、はじめての菊人形が大正元年に飾られた。
80 観光資源
山形県
鶴岡市
062031
鶴岡だるま市(観音様のお年夜)
81 観光資源
山形県
新庄市
062057
新庄雪まつり
七日町観音堂の例祭で、その昔、遊女たちが運命を変えるべく、観音様に願いをかけたことが始まりと言わ
れている。境内には朝から、だるまや熊手、招き猫など正月の縁起物を売る出店が並び、夕刻からは七日町
鶴岡市本町2丁目11
商店街の「歳の市」も開かれ、「福」を求める参拝客で賑わう。またこの日は「切山椒」という駄菓子を食べるの
が慣わしとなっている。
巨大雪像展示、雪上運動会、雪玉合戦、御祭燈、をはじめ、アイスキャンドルやキャラクターショーなど盛り
新庄市堀端町4-74
だくさんのプログラムでにぎわう。
82 観光資源
山形県
鶴岡市
062031
日本海寒鱈まつり
83 観光資源
山形県
寒河江市
062065
寒河江つつじまつり
84 観光資源
山形県
長井市
062090
白つつじまつり
85 観光資源
山形県
天童市
062103
天童つつじまつり
厳寒の日本海の荒波でもまれ脂ののった寒だらをぶつ切りにし、みそ仕立てで丸ごと鍋にして味わう「寒鱈
汁」(どんがら汁)は、鶴岡を代表する野趣あふれる冬の味覚。
鶴岡市鶴岡銀座商店街
鶴岡銀座通りを会場に、毎年約2万人のお客様を迎えて開催している。
9種類、約3万2千株と東北最大級の規模を誇るつつじ園である。期間中は売店やライトアップも行われ、県
寒河江市寒河江長岡
内外から多くのお客様が訪れる。
樹齢約750年と言い伝えられている「七兵衛つつじ」と呼ばれる古木をはじめとした、約3,000株の琉球種の
白つつじが園内いっぱいに広がり、毎年5月中旬から下旬に見頃をむかえる。
長井市神明町2425
樹齢200年の老松と約1万本の山つつじが、鮮やかに咲きほこる。
天童市舞鶴山つつじ公園
86 観光資源
山形県
鶴岡市
062031
大山公園さくらまつり
87 観光資源
山形県
最上町
063622
愛宕山公園桜まつり
およそ150年ほど前、大山村の田中政春が大山騒動に参加した人々に対する幕府からの重い処罰を免れ
たことを、三吉大神に感謝し、尾浦城山に八百余本の桜・桃の木を植えたのが、城山への桜植樹のはじま
り。
さくらまつりは、桜の名所として有名な大山公園で満開の花を楽しんでほしいという願いから、桜の木に囲
まれたイベント広場において様々な催し物を開き、大山に訪れる方々が十分に満足して頂けるまつりになっ
ソメイヨシノ200本、夜はライトアップされ桜まつりのメインになる。
鶴岡市大山
最上郡最上町向町 愛宕山公園
88 観光資源
山形県
村山市
062081
東沢バラ公園では、見頃を迎える6月上旬から7月上旬にかけて、毎年「バラまつり」を開催している。初夏
のバラは大ぶりで香りも強く、広大な敷地に色とりどりのバラが咲き誇る。まつり期間中の週末にはさまざま
なイベントもおこなわれる。
東沢バラ公園バラまつり
村山市楯岡東沢1-25
91 コンテンツ資源 山形県
南陽市
062138
蛙石 (びっきいし)
山形市畑谷の大沼に住む主の蛙が、白竜湖の主になろうと夏の日盛りにやってきた。暑さのために途中で
一休みして、ようやく川樋にやってきたとき、田の中で草取りをしていた百姓に、白竜湖までの道を聞いた。
百姓は汗を拭き拭き、腰を伸ばし、「ここから白竜湖までは、十年坂という坂と、鳥しか通わないという鳥上 南陽市
坂を越えないと行けない」と答えるのを聞いて、ここまで来るにもひどかったのに、これから難所が二つもある
というのでは、とても行けぬというと、腰がくだけて座り込み、そのまま石になってしまった。
92 コンテンツ資源 山形県
南陽市
062138
法師柳
昔、旅僧が托鉢しながらこの村に来て仏法を説いた。貧しい人に出会うと、托鉢でもらい受けたものを惜し
げなく分け与えから、村人はこの旅僧を法師様と呼ぶようになった。ある暑い夏に雨は一滴も降らず、稲は枯
死寸前となった。村人は雨乞いを旅僧に頼んだ。そこでほこら祠の前で七日七夜の雨乞い祈祷を行った効が
南陽市
あって、昼下がりに一天にわかに曇って大粒の雨が降ってきた。いつしか、法師の姿はなく、村人の前に薬師
如来の尊像だけが光り輝いて、一本の柳が立っていた。この法師は山寺開山の慈覚法師だったろうと言われ
て、楊林寺が後に建てられたという。
7
地域産業資源の内容の指定
通番
カテゴリー
県
市町村
地方公共団
体コード
地域資源名
資源の概要
所在地
地域産業資源の内容の指定
93 コンテンツ資源 山形県
南陽市
062138
妹背の松(いもせのまつ)
長谷観音を建てかえた上方の彫師工左衛門の娘お梅は、工左衛門の弟子松蔵と恋仲になったが、それを
知らぬ工左衛門は腕のいいもう一人の弟子竹蔵の嫁にしようとしたが、お梅は松蔵と秘かに逢瀬を重ねてい
た。それを知った父工左衛門は怒って、お梅を切り殺してしまった。
お梅が父に切られたその晩、松蔵は修行に出る覚悟をし、親方と別れて山道を急ぐと、お梅がおいかけて
南陽市
きた。竹蔵と夫婦にさせたいと思っている親方の意に添うようにとお梅をなだめたが、お梅は聞かなかったの
で、二人で入水してあの世で二人で池に飛び込んだともいう。池の岸にはお梅のかんざしと松蔵の管笠が
残っていた。幽霊に尻なしというのでその池を「尻無池」と言い、村人は二人の遺品のあったところに二本の
松を植えて供養したが、いつしか二本の松の枝がつながって相生の松となったという。
94 コンテンツ資源 山形県
南陽市
062138
鶴布山珍蔵寺縁起(鶴の恩返し)
南陽市漆山地区には、古くから鶴の恩返し伝説が伝わっている。その「鶴の恩返し」伝説は江戸時代の古
文書に書き記されており、 記述としては日本で最も古いものである。現在でも、漆山には、鶴巻田、羽付、織
南陽市漆山地区
機川などの鶴の恩返しにちなむ古く からの地名が数多く残されている。また、鶴の羽で織った織物を寺の宝
物としたと伝えられる「鶴布山珍蔵寺」という古刹があり、その梵鐘には鶴の恩返し伝説が描かれている。
95 コンテンツ資源 山形県
南陽市
062138
南陽市の松沢には、昔の人が住んでいたという洞窟を「むじなの御所」と呼んで今に残している。いつのころ
かその洞窟にはむじなが住みついて、月のよい晩にはそこでむじなの親子が踊っていることもあったとも、そ
南陽市松沢地区
の数はなんと30~40匹にも及び、山中のむじなが集まったのだろうとも言われた。洞窟は山の峰まで続いて
いたから、洞窟の入り口で木をもやせば、山の峰から煙が出るのだともいった。
むじなの御所
96 コンテンツ資源 山形県
南陽市
062138
鬼面石とおかばみ沢
市内の川樋地区と金山地区を分ける山に鬼面石がある。ここには大蛇が住み、金山からの登り口は、「竜
の口」とも呼ばれていた。大蛇は、時に大雨をふらし、土砂を流して村を埋めたともいわれ、おかばみ沢として
おそれられていた。その近くの鬼面石は唐戸石とも呼ばれていたが、鬼面石には隠れ座頭という仙人が住ん
でいた。ある日、おかばみ沢の大蛇があばれまわる ので、たまりかねた仙人は金縛りの術にかけて閉じこめ 南陽市川樋地区 金山地区
ようとした。おかばみもさるもの、術を逃れようと騒ぎまわり、天を曇らせて大雨を降らしたので、村の人々は
生きた心地もしなかったが、ついに仙人の術が勝って、おかばみは小さな白蛇に変えられ、諏訪明神の使い
にされてしまった。川樋の諏訪明神は、それから雨乞いの神として信仰されるようになったという。
97 コンテンツ資源 山形県
南陽市
062138
義経の名馬
98 食資源
山形県
地域指定せ
ず
稲花餅
99 食資源
山形県
地域指定せ
ず
芋がら(いもの茎)の煮物
100 食資源
山形県
地域指定せ
ず
101 食資源
山形県
尾花沢市
102 食資源
山形県
地域指定せ
ず
温海かぶ漬け
103 食資源
山形県
地域指定せ
ず
柿の白和え
104 食資源
山形県
地域指定せ
ず
かいもち
南陽市の池黒という土地は、昔は池川村と呼んでいた。 昔、このあたりに黒馬が立っていて、飼う人もな
かったので、 ネコゴ屋敷の家人が飼うことにしたが、馬は自在に厩 (うまや、馬小屋のこと)を飛び出し、天空
を駆けるほどであったという。それから池川が池黒と呼ばれるようになったという。村人はこの馬のすばらしさ 南陽市池黒地区
に馬頭観音を馬の形をした池のほとりに建てた。ある時、名馬の評判を耳にした源義経は弁慶に命じて、 こ
の馬を手に入れようとして、弁慶と亀井新十郎をつかわした。 この馬こそ名馬「するすみ」で、その後、数々の
働きをしたという。
稲花餅は、蔵王温泉の土産物になっている郷土料理。餡に餅をくるんだものに、黄色に着色した餅米を2、3
粒のせる。たいてい、餡はこしあんを、餅はうるち米ともち米を練ったものを利用し、滑らかな口当たりを保っ 地域指定せず
ている。蒸し上がった餅は、非常にやわらかく、独特の食感を持っている。
里芋の一種“からどり”の葉柄を干したものを芋がらといい、芋がらの煮物は昔の一般的惣菜である。藤沢
地域指定せず
周平作の「武士の一分」にも出る。
山形県では稲の実る頃に食べるいも煮風習がある。旧暦八月十五夜の「芋名月」に里芋をお供えして祝っ
た農耕神事に由来するとか、最上川舟文化に端を発するとか、由来は様々いわれている。親しい人たちが屋 地域指定せず
外で大きな鍋を囲みながら、里芋の入った煮ものを楽しむ郷土料理で、いも煮会と呼ばれている。
いも煮
062120
尾花沢市特産の牛房野かぶを使用して作る。甘酢漬け・みそ漬けがあり、オーソドックスなのはみそ漬け。
尾花沢市
甘酢漬けは重石をのせてから20日位が食べ頃、2ヶ月位保存ができる。
尾花沢かぶの漬物
漬物 かぶ
古くから焼畑農業で栽培されてきた温海かぶは、濃い赤紫のかぶで、酸により鮮やかな赤色を呈するた
め、甘酢漬けにされることが多い。
地域指定せず
漬物 かぶ
地域指定せず
柿
柿と人参等と共に白和えにした料理。
山形県特産のそば粉を使用して作る。そば粉を沸騰したお湯で練り、一口ぐらいの大きさにしたものをゆで
地域指定せず
あげ、つけだれをかけて食べる。
105 食資源
山形県
地域指定せ
ず
カラカエ煮(カラゲ煮)
106 食資源
山形県
地域指定せ
ず
くきな煮
「カラゲ」とは、「カスベ」というエイのひれの部分をからからに乾燥させたもの。それを水に浸して置くこと
二、三日、水煮すること丸一日、味を付けてしみ込ませることさらに二、三日と、調理には一週間もかかる。ま 地域指定せず
さに手間ひまのかかるこの料理は、多くの場合、正月や祭りなどの祝膳に、赤飯などと並べて出されていた。
青菜漬を醤油などで味付けして煮たもの。わざわざ煮ることもするが、青菜漬を食べる際、葉の部分は余り
地域指定せず
食べないため、残しておいてある程度の量になるとくきな煮を作る。
8
通番
カテゴリー
県
市町村
地方公共団
体コード
地域資源名
資源の概要
所在地
地域産業資源の内容の指定
山形県
地域指定せ
ず
108 食資源
山形県
地域指定せ
ず
しそごはん
109 食資源
山形県
地域指定せ
ず
しそ巻き
110 食資源
山形県
地域指定せ
ず
しみ大根煮物
107 食資源
端午の節句のお祝いとして作られ、子供の成長を祝う行事食。巻き方は集落や地域によって異なり、三角
地域指定せず
巻き・竹の子巻き・こぶし巻きなどがある。
笹まき
もち米に塩漬けした青じその葉をみじん切りしたものと混ぜて蒸したごはん。しその葉を摘んで塩漬けにし
ておいたものを利用する。
地域指定せず
山形県の各家庭では、畑で摘んできた「しその葉」に、 特製の砂糖味噌とクルミやゴマを混ぜたものを巻い
地域指定せず
て、カラッと揚げて食している。
味噌
冬、大根を20cm程に切り縦半分に切ったものを煮て水にさらし、雪の上で凍らせ、凍った大根を軒下につる
地域指定せず
し干したものがしみ大根。しみ大根をぬるま湯で戻し、一口大に切りジャガイモなどとともに煮る。
111 食資源
山形県
地域指定せ
ず
112 食資源
山形県
地域指定せ
ず
なす干しの煮もの
113 食資源
山形県
地域指定せ
ず
なた巻き
山形県
地域指定せ
ず
山形県
地域指定せ
ず
凍みもち
凍み餅とは、もち米をおかゆ状に炊き固めたもちを短冊状に薄く切り、軒下などに吊るし、寒風にさらして乾
燥させたものである。例年、春一番が吹く頃まで干して、からからになるまで水分を抜く。これを保管庫に保存
地域指定せず
しておき、注文が入る度に油で揚げ、醤油と砂糖を使った秘伝のタレにつける。そりそりした歯ざわりは、厳し
い寒さから生まれる懐かしい味。
夏に収穫したなすを薄切りにし、天日乾燥させたものがなす干し。何事も成すようにということで、正月に食
地域指定せず
するため、夏のうちによく乾燥させ保存しておく。
丸なす
もち米粉とうるち米粉に砂糖などで味付けしこねたものを笹の葉でくるみ、蒸したもの。
地域指定せず
114 食資源
季節の茹で野菜に、数種の乾物を戻して煮たものを冷ましてから汁ごと和えた具沢山のお浸し。米沢藩に
古くから伝わる料理で、合戦の出陣式には配下の武将に冷や汁が振舞われたといわれている。正月料理と
しても知られており、正月にはメインの野菜に雪菜を用いる事が多い。
冷汁
地域指定せず
115 食資源
真夏につんだひょうをゆで、乾燥し、保存しておいたものを煮込んだ料理。無病息災を祈願し、家内安全の
願いをこめ、「ひょっと」して良いことがあるかもしれないと種々の縁起をかつぎ正月料理には欠かせないもの 地域指定せず
として食されてきた。
ひょう干しの煮物
116 食資源
山形県
庄内地方
117 食資源
山形県
地域指定せ
ず
雪菜のふすべ漬け
118 食資源
山形県
最上地方
最上伝承野菜
掘りたての孟宗筍を油揚げ(厚揚げを庄内ではこう呼ぶ)、しいたけ等とみそ・酒粕の汁にしたもの。庄内で
庄内地方
はどの家庭でも孟宗の期間いっぱい食す季節の風物詩となっている。
もうそう汁
筍
「雪菜」は雪の中で育つ軟白野菜で、雪の中に閉ざされて生鮮野菜を入手することができなかった時代に考
え出された先人の知恵の賜物である。米沢地方の方言で湯通しすることを「ふすべる」と言うが、雪菜は「ふ 地域指定せず
すべる」と、葉わさびや辛子とは違った独特の辛味がでて、シャキシャキした歯触りになる。
山形県の最上地方には、農家が何世代にもわたり在来野菜を栽培し、種子を継承してきたものが最上伝承
最上地方
野菜として登録されたものが30種類ある。
最上伝承野菜
119 地域産品資源 山形県
山辺町
063011
山辺町は町を流れる須川がかつて強い酸性水であったことから、江戸時代から繊維・織物の技術が発達し
東村山郡山辺町
てきた。
絨毯
絨毯
120 地域産品資源 山形県
米沢市
062022
米沢織は約220年前、米沢藩第9代藩主上杉鷹山の国おこし策のひとつだった青苧(あおそ)の縮織(ちぢみ
おり)から始まった。その後、領内で養蚕から織までを行う絹織物産地に転換。紅花や紫紺(しこん)などの植
米沢市
物染料を使った、やわらかな風合いの先染織物が確立し、江戸後期には全国に知られる一大絹織物産地と
なった。明治以降は時代の移り代わりとともにレーヨンなどの化学繊維品も発達し、現在は総合的な織物産
地となっている。
米沢織
121 地域産品資源 山形県
長井市
062090
長井盆地に位置する長井地方と白鷹地方は、江戸時代初頭から直江兼続の施策によって青苧(あおそ)を
栽培し、日本各地へ出荷していましたが、第9代藩主上杉鷹山公の時代に養蚕地帯に転換。その後、越後か
長井市
ら職人を招き、絹織物づくりもするようになる。さらに明治19(1886)年には、長井市の織物問屋が新潟県十日
町から指導者を迎え、新たな絣(かすり)技術を普及。長井紬を代表する「米琉(よねりゅう)絣」が生まる。
長井紬
122 地域産品資源 山形県
白鷹町
064025
白鷹紬
白鷹紬は、長井紬とその発祥を同じくし、米沢藩が領内を青苧(あおそ)や紅花といった材料の生産地から、
自給自足の絹織物産地に変えたことで始まる。明治中期からは長井と同様、白鷹でも「米琉絣(よねりゅうか
西置賜郡白鷹町
すり)」が織られていたが、明治後半に栃木県足利の技術者から学んだ「板締(いたじ)め」を導入し、緻密な絣
(かすり)文様を実現。白鷹紬ならではの染織の世界を創った。現在も、板締め染による絣やお召(めし)を製作
している。
9
米沢織
通番
カテゴリー
県
市町村
地方公共団
体コード
地域資源名
資源の概要
所在地
地域産業資源の内容の指定
123 地域産品資源 山形県
鶴岡市
062031
鶴岡シルク
日本最北の絹産地である鶴岡の絹産業は、旧庄内藩士が明治5(1872)年に松ヶ岡地区の開墾事業を行っ
たことから始まる。明治30年代には、地元の発明家である斎藤外市(さいとうといち)が自動織機を発明したこ
とから、広幅の羽二重(はぶたえ)や繻子(しゅす)が盛んに生産されるようになる。
鶴岡市
現在は、養蚕から製糸・製織・捺染(なっせん)まで、絹製品生産の一貫した工程を有する国内唯一の地域と
して、その特徴を活かした製品づくりを行っている。
鶴岡シルク
124 地域産品資源 山形県
山辺町
063011
全国的に知られる山形県のニット産業は、素材や編地開発からの製品づくりに力を入れ、特に山形方式と
いわれる多品目・小ロット・短サイクルの産地内一貫生産方式を先駆的に開発し、高級婦人服を主力とした地 東村山郡山辺町
場産業として発展してきた。
ニット
125 地域産品資源 山形県
長井市
062090
江口漆器工芸5代目の江口忠博氏は、昭和57年(1982)年に家業を継ぎ、漆の世界へ。里山・伊佐沢(いさざ
わ)に工房を移し、独学独習で自らの呼吸リズムに合った手仕事にこだわり、環境にやさしい漆器づくりに取り
長井市
組んでいる。創作漆器をはじめ、漆器・調度品の修理から建物の漆塗装まで、漆技全般を手がけ、国内はも
ちろんドイツでも個展を開くなど、多彩な活動も注目されている。
江口漆器工芸
126 地域産品資源 山形県
山形市
062014
山形市から宮城県仙台へ通じる街道沿いの切畑地区では、約150年前に臼づくりが始まった。山間地のた
め木工業が盛んだったこと、周辺に臼づくりに適した木が多くあること、販路が伝統的な山形の初市と仙台で
山形市
確保されていたことなどが重なり、最盛期の昭和30(1955)年頃には40~50人の臼職人がいたという。現在は
同地区に住む4名が伝統的な臼づくりを続けている。
切畑の木工品「臼」
127 地域産品資源 山形県
米沢市
062022
笹野彫
千数百年前から笹野地区に伝わる郷土玩具。起源は、木製の削り花「笹野花」と、疫病よけの八角形の護
符「蘇民将来(そみんしょうらい)」のふたつで、地区内にある笹野観音信仰と深い関わりがあると伝えられて
米沢市
いる。また、江戸後期に米沢藩第9代藩主上杉鷹山が、農民の冬の副業として奨励したことで盛んになったと
もいわれている。技術的にはアイヌ民族の木製祭具「イナウ」との共通性が認めらている。
128 地域産品資源 山形県
山形市
062014
山形鋸は、打刃物と同じ、最上氏始祖の斯波兼頼(しばかねより)が山形に入部した南北朝時代、鍛冶師た
ちが一緒に来たことで始まった。江戸時代になると、山形城下の鍛治町で打刃物とともに発展。切れ味のよさ
山形市
や使いやすさから、仕事道具として扱う職人たちの間で評判になる。その後、山形鋸組合を発足し、全盛期に
は16軒が製造。現在は6軒となっている。
山形鋸
129 地域産品資源 山形県
鶴岡市
062031
古くから「獅子の郷」として知られる藤島町。室町時代に舞楽から派生したともいわれるこの獅子踊りは、現
在でも毎年9つの神社で奉納されている伝統芸能である。その獅子の姿を、本物の鳥毛や和紙を材料に、手
鶴岡市
間隙かけて作られたのが、この獅子人形。町おこしの一環として平成7年から作られ始め、「東北むらおこし
物産展」で金賞を受賞。時間のかかる手作業のため、受注生産となっている。
獅子人形
130 地域産品資源 山形県
山形市
062014
山形の傘づくりは、寛政元(1789)年、矢田部清太郎が始めたと伝えられている。その後、嘉永2(1849)年に
遠州浜松から水野藩が山形に転封すると、山形城下の下級武士に傘づくりを奨励。
昭和30(1955)年頃から洋傘の影響を受け、現在は東原町の古内(ふるうち)和傘店のみが製造している。
和傘
山形市
131 地域産品資源 山形県
大江町
063240
果物の産地山形で豊富にとれる桃。その種の素材としての美しさと堅強さに魅せられ、終戦後、工芸品に
加工する方法を考案したのは、初代鴨田貞作(かもだていさく)氏。現在は2代目貞作の鴨田徳康(かもだのり
西村山郡大江町
やす)氏がその技を継承している。桃の実(種)を貼り合わせて、丁寧に研磨しながら光沢を出し、お盆や茶
筒、茶托などに加工していく。
桃の実工芸品
132 地域産品資源 山形県
鶴岡市
062031
松ヶ岡ガラス
昭和19(1944)年、酒井家の事業で飛行機の部品を作る松ヶ岡航空工業株式会社が創設されましたが、戦
後に業種転換を迫られ、当時まだ珍しかったガラス産業に松ヶ岡工業株式会社として参入。その後、クリスタ
鶴岡市
ルガラスの製品化に成功し、手作業による素晴らしいカット技術を持った高級食器ガラスの専業メーカーとし
て、高い評価を得ている。
133 地域産品資源 山形県
鶴岡市
062031
日本の稲作は2000年以上の歴史があり、人々の暮らしは藁文化、藁細工で守り育てられてきた。
開催20回目を迎えた日本藁文化大祭や、フランスや台湾での国際交流とともに、地域の子どもたちにも藁
細工を伝承し続けている。
藁細工
鶴岡市
134 コンテンツ資源 山形県
鶴岡市
062031
乙女のレシピ
135 コンテンツ資源 山形県
庄内地方
スノープリンス 禁じられた恋のメロディ
136 コンテンツ資源 山形県
庄内地方
隠し剣 鬼の爪
山形・鶴岡市の羽黒高校。夏希、のどか、結花、江利子はたった4人の料理部仲良しメンバー。明日に迫っ
た料理コンテストでの優勝&副賞ハワイ旅行を目指し、今年のテーマ“炊き込みご飯”のレシピに悪戦苦闘
中。が、なんと考え抜いたレシピが給食のおばちゃんチームと被っていることが発覚。校長先生からは負けた 鶴岡市
ら廃部と告げられ、絶体絶命の彼女たち。そこに夏希の妹・カメラ女子の茜まで加わって、事態は思わぬ方向
へ。果たして、彼女たちのレシピは決まるのか。
『フランダースの犬』に着想を得た作品。昭和初期の山形県の寒村を舞台に、祖父や犬を心の支えに貧しく
庄内地方
ても一生懸命生きる少年がサーカス団との交流や裕福な家の少女との恋愛などを通して成長していく様を描
く。
時は幕末、庄内・海坂藩。「隠し剣」という秘剣を伝授された下級武士・片桐宗蔵を主人公に、奉公人・きえと
庄内地方
の身分違いの恋、藩命のもと友人を討つよう命じられた苦悩などを描いた本格時代劇。
10
ニット
通番
カテゴリー
県
市町村
地方公共団
体コード
地域資源名
資源の概要
所在地
地域産業資源の内容の指定
137 コンテンツ資源 山形県
上山市
062073
昭和二十六年度の出版界のベスト・セラーの一つになった山形県山元村の新制中学生の作文集「山びこ学
上山市
校」の映画化。
山びこ学校
138 食資源
山形県
南陽市
062138
赤湯ラーメン
139 食資源
山形県
朝日町
063231
朝日町ワイン
140 食資源
山形県
酒田市
062049
酒田ラーメン
山形県
地域指定せ
ず
札幌で味噌ラーメンが誕生したのとほぼ同時期、昭和35年に山形・赤湯「龍上海」で生まれた味噌ラーメン。
元々しょうゆラーメンだったが、自宅にスープを持ち帰り、味噌を入れて食べていたのが起源と言われてい
南陽市
る。その味噌スープを日本全国で評判になるほどに仕立て上げたのが、中央にトッピングされた真っ赤な「か
らみそ」。
朝日町では、恵まれた自然環境のもと、ぶどう栽培農家とワイン工場職員の熱意により人気のワインが造
られている。
西村山郡朝日町
酒田ラーメン(さかたラーメン)とは、山形県酒田市を中心とする庄内地方北部で供されているラーメンであ
る。
豚骨、鶏がら、煮干、昆布を出汁に使用し、自家製麺比率が非常に高い。
酒田市
麺
141 食資源
山形を代表する果実「さくらんぼ」。フルーツの「小さな恋人」、「赤い宝石」とも呼ばれ親しまれている。山形
地域指定せず
県産さくらんぼ果実が入ったピンクのカレー。
さくらんぼカレー
さくらんぼ
142 食資源
山形県
庄内地方
143 食資源
山形県
河北町
063215
冷たい肉そば
144 食資源
山形県
天童市
062103
鳥中華
145 食資源
山形県
新庄市
062057
とりもつラーメン
地域活性化のためにB-1グランプリ獲得を目指し、もともと余目などで人気のあった「後がけソース焼きそ
ば」を改良。
最大の特徴は、焼きそばに味が付いておらず、お客がソースをかけて自分好みの味を作ることである。
庄内シルク焼きそば
庄内地方
しょうゆ味を基にした濃厚な鶏ダシの冷たい汁そばで、山形特有の黒っぽくてコシの強いそばを入れ、具に
西村山郡河北町
は肉の硬い親鶏と刻みネギだけを使う。
そば
鰹の和風出汁(だし)に中太の縮れ麺、チャーシューの代わりに鶏肉。澄んだスープに天かすが浮かぶ「鳥 天童市
中華」。
麺
あっさりめの醤油スープと煮込んだ「とりもつ」との絶妙なバランス。平成14年に、新庄名物「とりもつラーメ
ン」を全国に売り出そうと“愛をとりもつラーメンの会”を結成。
新庄市
とりもつラーメン
146 食資源
山形県
山形市
062014
冷やしラーメン(ひやしラーメン)は、山形県の郷土料理。日本の麺料理の一つ。その名の通り冷たいラーメ
ンであり、スープも麺も冷たく、氷を浮かべることもある。冷やし中華とは異なり、通常のラーメンと同じように 山形市
たっぷりのスープに麺が浸されている。
冷やしラーメン
麺
147 食資源
山形県
村山地方
山形県内陸部、特に村山地方におけるうどんの食べ方の一つ。茹で上がったうどん(主に乾麺を用いる)を
釜や鍋からすくい上げて、そのまま納豆やサバ缶などで作ったタレで食べる(かける・つける・絡める)スタイ 村山地方
ルのうどんである。
山形ひっぱりうどん
148 食資源
山形県
米沢市
062022
米沢ラーメン(よねざわラーメン)とは、山形県米沢市周辺で供されるラーメン(ご当地ラーメン)。「米沢らー
めん」の表記は地域団体商標登録(登録商標第5467437号)が行われている。細打ち縮れ麺とあっさりとした 米沢市
醤油味のスープが特徴。出汁は野菜や鶏ガラ、煮干しなどを使う店が多い。
米沢ラーメン
米沢ラーメン 麺
149 食資源
山形県
鶴岡市
062031
鶴岡節系ラーメン
150 食資源
山形県
遊佐町
064611
遊佐カレー
山形県庄内地方の特産品「庄内シルク麺」「庄内野菜」「庄内地鶏」「庄内鶏ガラ」「庄内豚」の5食材を得意
食材とする鶴岡市内のラーメン屋5店舗が力を合わせて作り上げた新ラーメン。
鶴岡市
麺
遊佐町で開発された「鳥海山の恵みをいただくカレールゥ」を使い、遊佐町の特産品を後のせトッピング、そ
飽海郡遊佐町
して無添加にこだわったカレー。
151 食資源
山形県
最上町
063622
“アスパララーメン”は、最上町・赤倉温泉街にある「クラブ食堂」で味わえる一品。
地元で栽培が盛んな“アスパラガス”を練りこんだ麺を使った、とんこつベースの塩味ラーメン。
アスパララーメン
最上郡最上町
アスパラガス 麺
152 食資源
山形県
地域指定せ
ず
どんどん焼き
どんどん焼きは、もんじゃ焼きを路上での飲食用に改良した東京発祥の食べ物であるが、山形県村山地方
のものは一味違う。それは、持ち運びが便利なように、薄く焼いた生地を割り箸に巻いている。昭和13年頃、
大場亀吉がリヤカーで販売したのがはじまりだと言われており、1本の削った木の棒に巻き付けていたが、後 地域指定せず
進たちには技術的に難しかったため、2本の棒、あるいは割り箸に巻付けるように変化した。また味付けも醤
油が一般的だったが、ソースが普及するようになり、醤油からソースへと変わっていった。
153 コンテンツ資源 山形県
寒河江市
062065
チェリン
チェリン(ちぇりん、CHERRIN)は山形県寒河江市のイメージキャラクター。2011年(平成23年)選定された。
さくらんぼの妖精であり、頭にさくらんぼを付け胴体部につつじが描かれ、首にそばのマフラーをしている。 寒河江市
誕生日はさくらんぼの日(6月第3日曜日)で、食べることと寝ることが好きである。
11
さくらんぼ
通番
カテゴリー
県
市町村
地方公共団
体コード
地域資源名
資源の概要
所在地
地域産業資源の内容の指定
154 コンテンツ資源 山形県
山形市
062014
わかりやすく親しみやすい、山形県のカタチ「人の顔」をモ チーフに、山形を訪れる人、山形に住んでいる人
山形市
の「ほのぼの とした姿」をキャラクターにした。
きてけろくん
155 コンテンツ資源 山形県
朝日町
063231
桃色ウサヒ
156 コンテンツ資源 山形県
酒田市
062049
ワッシーくん
157 コンテンツ資源 山形県
新庄市
062057
かむてん
158 コンテンツ資源 山形県
村山市
062081
徳内さん
159 コンテンツ資源 山形県
天童市
062103
ラフちゃん&ランス君
160 コンテンツ資源 山形県
東根市
062111
タントくん
161 コンテンツ資源 山形県
尾花沢市
062120
もとなりくん
162 コンテンツ資源 山形県
南陽市
062138
なんちゃん&ようちゃん
163 コンテンツ資源 山形県
鮭川村
063665
さけまるくん
164 コンテンツ資源 山形県
小国町
064017
ワラビーマン
165 コンテンツ資源 山形県
山形市
062014
さくらんぼんBom
山形県朝日町、電車も道の駅もない、山形市直通のバスは1日1往復、なぜか神社で空気をあがめ、天然
温泉にはりんごを浮かべる、独自路線なこの町には無個性・無軌道・無表情の3拍子が揃った瞳が虚ろなPR 西村山郡朝日町
キャラクター「桃色ウサヒ」がいる。
酒田市の猛禽類保護センターのイメージキャラクター。イヌワシをモチーフにしている。
酒田市
新庄市のマスコットキャラクターで、最上地方の民話「神室の天狗」をモチーフにしている。デザインは同市
出身の漫画家、冨樫義博。
新庄市
村山市にて開催される「むらやま徳内まつり」のイメージキャラクターで、2009年に決定。同郷出身で江戸時
村山市
代の探検家である最上徳内をモチーフにして、市の花であるバラをくわえ、祭りを情熱的に表現している。
JAてんどう(天童市)のマスコットキャラクター。モチーフは同市の特産品であるラ・フランス(梨)。
天童市
西洋梨
東根市のイメージキャラクター。さくらんぼ生産量日本一を誇る「果樹王国ひがしね」の国王。体はラ・フラン
東根市
ス(梨)、胸にさくらんぼ、そしてリンゴの杖を持っている。
さくらんぼ 西洋梨
尾花沢市の特産品である「もとなりスイカ」をモチーフにしたキャラクター。商工会の直営店である「尾花沢
夢ファクトリー」でグッズが売られている。
尾花沢市
南陽市のマスコットキャラクター。
南陽市
鮭川村のキャラクター。町名にちなんで、サケに乗っている。
最上郡鮭川村
「白い森観光大使」小国町のキャラクター。 山菜博士の「善さん」に助けられたワラビー君がワラビーマンに
西置賜郡小国町
なり、カメムシ怪人ヘンクサーと戦っている。必殺技は「ワラビーム」。
山菜
山形 Dance Studio MPF で生まれた小,中学生の山形ご当地アイドルである。2012年8月、山形の活性化・
山形の良さを全国に広めるために結成。
山形市
さくらんぼ
166 コンテンツ資源 山形県
米沢市
062022
Ai-Girls(アイガールズ)
167 コンテンツ資源 山形県
新庄市
062057
新庄そばガールズ
米沢市から全国に愛と元気を届ける社会貢献アイドルユニットとして、平成25年4月29日に、米沢市上杉ま
つり開幕祭にてデビューし、14人で活動する元気いっぱいのご当地アイドルグループ。米沢市内のイベントを 米沢市
中心に、山形県内外のイベント、TV、紙面などのメディアを通じて様々な場所で米沢市、山形県をPRしてい
る。
新庄のそばをPRするため、JA、県立農業大学校、市職員による「新庄そばガールズ」が結成されました。イ
新庄市
ベントなどさまざまな場面で新庄の美味しいそばをPRしている。
168 観光資源
山形県
庄内町
064289
色々威胴丸
この胴丸は、典型的な桃山様式であり、五三の桐紋金具を使っている。
八間五下りの草摺は、胴と同様の色々威で、菱縫板は縄目浅葱糸・畦目(うなめ)紅糸・菱縫紅糸は二通に
なっている。
東田川郡庄内町狩川字笠山400番地
この胴丸は、北館大学が最上家親から拝領したものと伝えられ、北館大学を水神として祭る北館神社の社
宝となっている。
169 観光資源
山形県
大石田町
063410
木造千手観音立像
頭上中央に仏面をあらわし、その右に菩薩面1面が残るが、他の8面は失っている。
手は、合掌手・宝鉢手を除いて、右に8本、左に9本が残るが、持物は1つも存しない。
胎内に、種子キリークを刻んだ金属製の小円板を打ちつけ、また「正慶二年(1333年)三月丗日、千手観 北村山郡大石田町大字大石田丙206
音」の墨書銘がある。
この像は、鎌倉最末期の精緻な截金(きりがね)文様が施された千手観音像として、類例の少ないものであ
る。 170 観光資源
山形県
庄内町
064289
清河八郎関係資料
清河八郎(1830~1863年)は、文政13年、清川村斎藤治兵衛の長子として生まれ、後年、清河八郎と
称した。長じて江戸に上り、古学を東条一堂、朱子学を安積艮斎に学び、剣術は千葉周作の北進一刀流を修
め、神田に清河塾を開いた。桜田門外の変を契機に国士を志し、山岡鉄舟らと「虎尾の会」結成し、尊皇攘夷 東田川郡庄内町清川字上川原37
のため活躍した。
本資料は、清河が、弘化4年(1847年)から文久3年までの間に著した自筆の著書、日記、漢詩集および
書跡で、生家の斎藤家から寄贈されたものである。
12
そば
通番
カテゴリー
県
市町村
地方公共団
体コード
地域資源名
資源の概要
所在地
171 観光資源
山形県
大石田町
063410
大和絵の手法で、冷泉為恭が緻密鮮麗に描いている。
各図上の「精忠」「純孝」の横二字の題字は、水戸烈公(徳川斉昭)自筆の隷書で、左右の下方に、それぞ
れ「御子左藤原為恭図之」と、落款・印章がある。
藤田東湖が長岡監物にあてた書翰が添えてあり、烈公の題宇の由来などが記されている。
絹本著色忠孝図 冷泉為恭筆
北村山郡大石田町大字大石田丙
172 観光資源
山形県
庄内町
064289
紙本淡彩清河八郎像 藤本鉄石筆
この図は、文久2年(1862年)4月初旬清河八郎が、京都挙兵策を、大坂の薩摩屋敷にいる同志と計った
時に、その時居合わせた藤本鉄石が八郎を描いた肖像画で、八郎自筆の賛がある。
威儀を正しく端座した清河八郎を描いたこの図は、鉄石46歳の作で、精緻な淡彩をほどこした筆遣いと、
東田川郡庄内町清川字上川原37
微妙な陰影法による写実的で、清河八郎を知る優品である。
右肩に鉄石は、「友人吉備真金写」と書き記し、図上には、八郎の自賛があり、「芻蕘子」と「正明」の二印を
押している。
173 観光資源
山形県
大石田町
063410
紙本墨画法然上人像 冷泉為恭筆
薄墨で、月下に上人の背後の座像を描いており、上人の右側に、仮名書きの題歌(和歌) が、二行に走り
書きしてある。
月かけのいたらぬ里はなけれとも
なかむる人の心にそすむ
北村山郡大石田町大字大石田丙
仏弟子為恭謹書
本図は、浄土宗をひらいた法然上人の後姿を水墨で瀟洒かつ閑寂に描いている。為恭がいつ作画したか
は不明であるが、勤王派である為恭は、徳川幕府方の浪士の探索をのがれ、出家した後は、「仏弟子光阿」
を落款に用いた。画中の題歌は、法然上人の作歌で、浄土宗の宗歌となっている。 174 観光資源
山形県
西川町
063223
岩根沢三神社
岩根沢三神社の由来は、嘉録二年(1226年)大和の国より、行脚に来ていた僧が岩根沢に投宿中発心し一
字を建立、役の行者の威力も加わり月山に道を切り開きその後、参詣の行者が増加し、さらに嘉慶元年
(1387年)大寺を建立しその後、上野東叡山輪王寺直轄末寺として寺号を日月寺と称し天台宗派属し、住職は 西村山郡西川町大字岩根沢95
代々東叡山より任ぜられた。その後寛文七年(1667年)延享元年(1744年)と天保十二年(1841年)に再建され
た。
明治二年の神仏分離令時に日月寺号返上、平成十二年国重要文化財に指定された。
175 観光資源
山形県
金山町
063614
岩円の名は「岩屋」つまり岩の家を意味することから名づけられた。巨大な集塊岩が、両端の岩に支えられ
て張り出しており、岩上には幹周り約6メートルの杉、下には広い空間、奥の方からは清らかな水が湧き出て 最上郡金山町片貝
いる。干ばつのときに祈れば必ず恵みの雨が降るという霊験があると言われ、古くから信仰を集めている。
岩円地蔵
176 観光資源
山形県
舟形町
063631
手倉森湿原
177 観光資源
山形県
大蔵村
063657
清水城跡
178 観光資源
山形県
戸沢村
063673
野口温泉いきいきランドぽんぽ館
堀内町内より歩いて1時間弱、行く道は舗装された林道を30分ほど登った後、わき道へ外れて10分ぐらい
の林の中の道を歩くと、突然開ける林の中に隠れた湿原である。
最上郡舟形町堀内
植生はオキナ草・ベニバナシャクヤク・ヒトリシズカ・キンポウゲ・クマガイソウ・サワギキョウ・スミレ・絶滅危
惧種のハッチョウトンボの他オゼイトトンボ等である。
近世に大石田が重要河岸になるまでは、清水が最上川舟運の拠点であった。その要所に築城されたのが
清水城である。
最上郡大蔵村清水
「ぽんぽ館」は、子供から大人まで楽しめる温泉リゾート。大浴場をはじめ砂風呂や薬湯など、温泉の施設
も充実。
最上郡戸沢村松坂155
179 観光資源
山形県
三川町
064262
横山城は平地城で、その規模は東西72m(40間)、南北90m(50間余り)で、大手は西に向かい、南北に
も虎口が設けられており、掘りも深く、大手脇の角堀(すみほり)を升掘り(ますほり)と言い、小さな中島もあっ 東田川郡三川町大字横山字横山
たと伝えられている。
横山城址
180 観光資源
山形県
西川町
063223
例年6mにも及ぶ積雪量を誇る日本でも有数の豪雪地帯、月山志津温泉街で、2006年に始まったイベント。
自然に積もった雪を掘り込んで旅籠が作られ、月山参りで賑わった昔の宿場町が再現される。夕暮れ時に
西村山郡西川町志津地区 月山志津温泉街内
は囲炉裏の旅籠、二階建て旅籠などにろうそくが灯り、幻想的な街並みとなる。
デートスポットにもなっており、親子連れには雪の巨大すべり台が人気。
雪旅籠の灯り
181 観光資源
山形県
酒田市
062049
旧酒田灯台
この灯台は、木造六角洋式灯台で、明治28年(1895年)10月20日に、最上川左岸河口に竣工した。 その後、対岸に移され、昭和33年(1958年)、高砂に近代灯台が完成するとともに、移築保存された。 この灯台の光源は、当初石油ランプであったが、大正8年(1919年)にアセチレンガス明暗紅光に改良さ
れ、さらに大正14年(1925年)に電化された。 高さ12.22㍍、周囲18.45㍍、塔身は3層である。
酒田市南新町(日和山公園内)
182 観光資源
山形県
寒河江市
062065
旧西村山郡会議事堂
木造2階建、寄棟造、銅板葺、外壁下見板張、正面玄関及び脇玄関ポーチ付、建築面積147.8平方㍍で
ある。 内部は、議員控室・事務室・議長室・小使室・倉庫などである。 寒河江市大字寒河江字長岡丙2707
西村山郡会議事堂は明治19年(1886年)8月、西川耕作郡長の時に建てられた。郡役所同様の洋風建
築である。 郡会議事堂が独立して設置されるということは、県内はもとより県外でも珍しかった。
13
地域産業資源の内容の指定
通番
カテゴリー
県
市町村
地方公共団
体コード
地域資源名
資源の概要
所在地
183 観光資源
山形県
鶴岡市
062031
旧東田川郡役所及び郡会議事堂
郡役所は木造平屋建、中庭回廊式の口型平面、玄関・郡長室突出、軒高4.545㍍、建築面積512.3平
方㍍である。 明治11年(1878年)に郡区町村編成法が公布され、藤島(現鶴岡市藤島)に郡役所が置かれた。堂々た
る洋館庁舎であったが、明治19年(1886年)4月18日火災で焼失した。 鶴岡市藤島字山ノ前99
現在の建物は、明治20年(1887年)5月に再建された。外観及び内部は、純和風手法で統一されている。
議事堂は木造2階建、平面中央平屋建、玄関突出、軒高9.045㍍、建築面積592.6平方㍍である。 建てられたのは明治35年(1902年)頃といわれているが、創建者は定かでない。 旧郡役所と合わせて、2棟とも創建当初の場所に保存されているのは、県内ではここだけである。
184 観光資源
山形県
長井市
062090
旧丸大扇屋
丸大扇屋は、元禄年間(1688~1704)に宮村十日町(現在地)に居を構えて荒物を商ったと伝えられ、そ
の後、代々呉服商を営んでいた。最も栄えた幕末期から明治・大正時代(18世紀~1913)にかけて建設さ
れた建物群と屋敷構えを残しており、店・店蔵・母屋・内蔵・座敷蔵・味噌蔵・新座敷の7棟が指定された。建 長井市十日町1-11-7
設された各時期の先進的な様式技法を示し、伝統的な木造建築の近代化の過程を追うことができる貴重な
例であり意匠的にも優れている。
185 観光資源
山形県
山形市
062014
旧山形師範学校講堂
旧山形師範学校講堂は、国の重要文化財に指定されている格調高い意匠の本館と、同じ敷地に隣接して
建っている。 建物は木造平屋建、屋根切妻造桟瓦葺、基礎布切石、一部段積、外壁は下見板張ペンキ塗で、妻の一部
は漆喰塗、内部床面は板張、天井格天井、窓は東面中央にアーチ窓を、その左右は上げ下げ窓、東面妻部
山形市緑町2-2-8
に庇をつけ、正面入口としている。 東西両妻部にみられる切妻形飾破風、東面庇部柱の柱頭、庇屋根にみられる持送り、瓔珞(ようらく)等、
本館の意匠とも同巧で、明治33、34年(1900~01年)頃、同時期の建築と思われる。 改変されている部分もありながら、なお創建時の面影を伝えている貴重な建築である。
186 観光資源
山形県
白鷹町
064025
銅造観音菩薩立像
この聖観音像は、かつて火災に遭い、顔面部(特に両頬の下部と下顎)が荒れている点を除けば、保存状
態は比較的良好である。 幼児を思わせる大きな頭部や、面相やプロポーション、また複連点文を多用した装飾技法、冠帯や胸飾の 西置賜郡白鷹町大字高玉1207-1
形式、?型による中型を用いない鋳造法から見て、7世紀末の白鳳時代の小金銅仏の特色をそなえており、
東北地方では数少ない古代小金銅仏の作例として、貴重である。 187 観光資源
山形県
大石田町
063410
像高53.6cm、平安時代後期の像であるが、製作方法や出来栄えなどから、地方仏師の作の可能性が指摘
されている。
北村山郡大石田町大字中字虎吉沢1956-22
この像は、もと大石田町内の唯昌院の本尊で、明治初年(1868年)に同院が廃寺になった際、乗船寺に移さ
れたと伝えられている。
木造阿弥陀如来坐像
188 観光資源
山形県
大江町
063240
木造阿弥陀如来坐像
木造で肉身部は漆箔、肉髻珠(にっけいしゅ)・白毫(びゃくごう)は水晶で彫眼されている。正面地髪部の螺
髪(らほつ)は旋毛形、他の螺髪は切子形で耳朶は貫通している。右足を上にして結跏趺坐(けっかふざ)し、
腹前で阿弥陀の定印を結んでいる。一木造で頭・体の根幹部は一材から彫出し、背面部に別材をはぎつけ、
西村山郡大江町大字三郷丙
左右の腰脇に三角材を補い、両脚部は横木三材で構成されている。像高は139.5㎝である。
頭・体の根幹部の前面材は当初の材がかなり残っている。それ以外は後補材が多くなっている。製作年代
は平安後期(12世紀)である。
189 観光資源
山形県
河北町
063215
木造聖観音菩薩坐像
時代は鎌倉時代後期、木造、古色、玉眼で、白毫(びゃくごう)は水晶である。高髻を結んで天冠台をつけて
いる。頭髪は髻(もとどり)を含めて、すべて毛筋彫りである。両肩から上?部を天衣でおおい、天衣はさらに
両臂の後ろで輪をつくり、両前膊にかかって左右にひろがっている。 左肩から右脇腹に条帛をかけ、腰から下に裙をつけている。両腕を屈臂(くっぴ)し、左手は軽く握り、右手 西村山郡河北町西里673
は胸前で第1・2指を捻ずる。右足を左臑の前に出して安坐している。 鎌倉期特有の高い髻、鼻筋の通った端正な面貌、写実的な衣文の流れ、巧みな彫技や温海のある体?な
どは見事である。
190 観光資源
山形県
真室川町
063649
元亨四年阿弥陀三尊板碑
鎌倉時代末期の元亨4年(1324年)の年号が刻まれている、高さ66㎝、幅24㎝、厚さ3㎝の大きさの板
碑である。碑面上部に、梵字で蓮華座に載るキリーク(阿弥陀)、その下の左右にサ(観音)、サク(勢至)を配
して、弥陀三尊の種子を刻んでいる。その下方の中央部に「元亨四年四月廿八日」、その左右に光明真言の
梵字二十七字を4行に刻んでいる。石材は武蔵地方特産といわれる緑泥片岩、いわゆる武蔵石を用い、形 最上郡真室川町大字平岡161
は典型的な武蔵型である。 なお、光明院の「当院開祖縁起記」によれば、光明院は正保元年(1644年)に開かれたとあるので、本板
碑は、その時期か、それ以降に元の場所から移されたものと思われる。また当地方において最古の板碑とい
える。
191 観光資源
山形県
川西町
063827
弘安二年阿弥陀板碑
川西町北部犬川地区の竜蔵神社参道左手の松林中にある。種子の下に鎌倉時代末期の弘安2年(1279
年)三月十八日の紀年銘があり、県内でも特に古い。 頭頂部が丸みを帯びて突出し、優美な曲線を描いて額部に至り、蒲鉾型の額部の上部に薬研彫りの2本の
沈線を刻む典型的な古式の置賜型である。基台部から地上に出て、地表総高2.44m、幅は基部で68㎝、
東置賜郡川西町大字小松1371
上部でやや狭い。厚さは基部で30㎝、上部で18.4㎝で、額部は13.6㎝も突出している。基台部は15㎝
である。 体部上部に薬研彫りの太い沈線で種子キリーク(阿弥陀)が刻まれている。 石材は石英粗面岩質凝灰岩で、いわゆる高畠石。本碑に刻まれている鎌倉時代末の年紀から、同地域に
おける鎌倉時代の様相を知る上で、貴重な資料といえる。
14
地域産業資源の内容の指定
通番
カテゴリー
県
市町村
地方公共団
体コード
地域資源名
資源の概要
所在地
192 観光資源
山形県
高畠町
063819
弘安六年大日板碑
高畠町竹の森山の白髭神社の入口左手にある。土中に埋まっていたものを昭和29年(1954年)に発見
し、再建したものである。 鎌倉時代後期の弘安6年(1283年)の年号が刻まれている。凝灰岩を石材とし、地表総高136㎝、幅58
㎝、厚さ18㎝である。置賜型板碑の古い形態を示し、頭頂部は低い山形、蒲鉾形の額部の上部に、二条の
太い薬研彫り沈線があり、額部は9㎝も突出している。正面部中央に太い薬研彫りによる種子ア(胎蔵界大
日)が刻まれ、その下部に銘文が刻まれている。 東置賜郡高畠町大字竹森字森山4677-1
(右)右志者為悲母 (中央)弘安六年癸未四月十日 (左)三十五日忌也 この年代は、置賜の板碑造立最盛期のものであり、置賜地方における鎌倉仏教、特に大日信仰を示す貴
重な資料といえる。
193 観光資源
山形県
長井市
062090
長井市北部五十川の平地の環濠屋敷西館にあり、西館の内部、西北部の土塁の南側に樹齢数百年とい
われる松の大木の根本に据えられている。近くの田んぼから掘り出してこのところに祀ったものとされ、元は
置賜型と呼ばれる形状を持つものとみられるが、頭頂部、額部、体部上部、基部が欠損している。 鎌倉時代末期の正応2年(1289年)の年号が見られる。凝灰岩製で、高さ41㎝、幅41㎝、厚さ6~9㎝で
ある。種子ぎりぎりのところで欠損しているが、薬研彫りの種子はア(胎蔵界大日)である。その下に3行の銘 長井市大字五十川字西館
文がある。 (右)正応二■■ (中央)奉為■■ (左)三月八日 西館の年代や同地域における鎌倉時代の様相を知る上で、貴重な資料である。
正応二年大日板碑
194 観光資源
山形県
中山町
063029
柏倉家住宅
195 観光資源
山形県
山形市
062014
銅造ゆあみ 新海竹太郎作
承応年間(1652~55年)に、現在地の南方、山形市柏倉(当時柏村)から移住し、現在16代目である。堀
田氏が山形城主であった江戸時代には、組村高6,700石の大庄屋であった。 邸内・外は敷地4,000余坪、建物は約360坪を有し、東向きの長屋門を見越して、正面に主屋(おもや)、 東村山郡中山町大字岡8
南に2棟の土蔵を廊下でつなぎ、北には4,500俵の米が収納できる北倉、そして主屋の後方には家蔵があ
る。建物と庭園全体が文化財となっている。
この像は、明治40年(1907年)の作で、第1回文展に出品され、評判となった。八頭身の優美な体形は、
当時の日本女性とはかけ離れており、西洋彫刻の影響が著しい。 山形市旅篭町2-3-25
196 観光資源
山形県
酒田市
062049
正和三年大日板碑
酒田市東部の丘陵にある、朝日山城跡の北西麓に立地しており、高さ1.7m、最大幅76㎝の安山岩の自
然石を利用した板碑である。碑面の中央を縦96㎝、横40㎝方形に堀くぼめて界圏を巡らす。上部に大きく
「バン」(金剛界大日)の種子を、下部に「先父沙弥玄心荘厳報地利益一切正和第三閏三月玄雲記」の偈
(げ)を刻んでいる。 これによると鎌倉時代末期の正和3年(1314年)閏3月の造立であり、酒田飽海地域で紀年銘の明らかな板 酒田市北沢字金生沢
碑の中でも早い事例となっている。 地元では「守子石」(もりこいし)と称し、朝日山城主、池田讃岐守の子を供養するため建立されたと伝えら
れているが、板碑の造立年代と城の築城年代と一致せず、伝承をそのまま信じることはできない。なお、本板
碑の右脇に南朝年号の正平5年(1350年)5月の弥陀三尊板碑が建っている。「……敬白」の願文も刻まれ
ているが磨滅し、全文の判読はできない。
197 観光資源
山形県
山形市
062014
菅沢2号墳出土埴輪
菅沢古墳群は山形盆地南西部の丘陵上に立地する。昭和48年(1973年)に県史跡指定を受けた2号墳
は昭和60~62年(1985~87年)に山形市教育委員会が整備のための発掘調査を行った結果、約95箱
の遺物が出土し、このうち復元された埴輪8個体が指定されている。 円筒埴輪2個体は約30cmの口径を計り2~3条の凸帯が回る。朝顔形埴輪は口縁部径57.3cmで凸帯
は5条、上端の頸部がくびれる。家形埴輪は切妻の家を模し、壁の下端を欠く。残存高は31.3cm。盾形埴 山形市本町1-5-19
輪の盾面は鋸歯文と菱形文で構成され復元高は77.0cmである。靱(ゆき)形埴輪は全形が器高は88.1c
mほど。2個体の甲冑(かっちゅう)形埴輪は短甲を模す。 円筒・朝顔形と器材埴輪を主体とした特徴と構成は5世紀中葉から後葉の焼成と考えられ、これが古墳の
築造年代と考えられる。これらの埴輪は畿内の影響を受けている。
198 観光資源
山形県
酒田市
062049
紺糸威大鎧 兜、大袖、小具足付
大鎧は平安~鎌倉時代に武将が着用し、馬上騎射戦に用いるため発達したものであるが、享保ごろの新
井白石、寛政年代の松平定信等の古甲冑研究に伴い、復元模作が行われた。この大鎧も、その1つと推測さ
れ、古甲冑復元の資料として価値がある。 兜は、南北朝時代(1336~91年)の兜鉢を用いた三十三間筋兜。両肩には、大袖が取り付けられ、南北 酒田市字新屋敷36-2
朝時代の大鎧の条件が具備されている。兜の吹き返し、栴檀(せんだん)の板、鳩尾(きゅうび)の板、籠手
(こて)には、松山藩酒井家の、隅(すみ)入り角に酢漿(かたばみ)草紋が打たれてある。 永年徳川幕府の若年寄を勤めた、松山藩3代藩主酒井忠休の所用と推定される。
199 観光資源
山形県
山形市
062014
砧青磁筍節花瓶
砧という名称は、わが国の茶人たちがつけたもので、布を打って柔らかくする、砧の形をした花入に、粉青
色の青磁が多いことから、こうした釉調を示す青磁一般を、砧手と呼びならわした。焼造されたのは南宋時代
の12・3世紀のころである。 この花入は、文禄年間(1592~96年)、山形の領主最上家から、専称寺に寄進されたと伝えられている。
頸部と胴部に数条の節があるのを、茶人は筍に見立てたのだろう。類品よりもかなり大きく、大名家や大寺院 山形市緑町3-7-67
にふさわしい堂々たる姿をしている。 本品の魅力は、何といっても晴れた空を思わせる、釉の色調の美しさである。口には黄銅の覆輪が施され、
また裾から高台にかけて、亀裂が入り、黒漆で修理されているが、こうした欠点を補って余りあるほど、見事
な青磁である。 15
地域産業資源の内容の指定
通番
カテゴリー
県
市町村
山形県
尾花沢市
地方公共団
体コード
地域資源名
資源の概要
所在地
200 観光資源
062120
漆画絵馬
木製版に薄く下地を付け、黒漆で塗り上げ、色漆によって人物や馬などを漆絵と呼ばれる技法で大胆な構
尾花沢市大字六沢741-3
図で描かれている桃山時代の絵馬で、最上時代の武将・延沢氏ゆかりの遺品でもある。
16
地域産業資源の内容の指定
通番
カテゴリー
県
市町村
地域資源名
地方公共団体コード
資源の概要
所在地
1 観光資源
福島県
郡山市
072036
弥明遺跡
2 観光資源
福島県
石川町
075019
上悪戸遺跡
3 観光資源
福島県
白河市
072052
一里段A遺跡
4 観光資源
福島県
新地町
075612
三貫地遺跡
5 観光資源
福島県
南相馬市
072125
荻原遺跡
動物を解体するのに利用した石器などがまとまって見つかっている。
郡山市田村町守山字弥明
この時代のナイフ形石器などが56点ほど見つかっており、石材には石英が多く使われている。
石川郡石川町中野字悪戸
「まほろん」の敷地内で見つかった遺跡である。ナイフ形石器などの旧石器が見つかり、石器の変遷を知る
白河市白坂字一里段
上で大変貴重な遺跡である。
後期旧石器時代のナイフ形石器や、その他の石器がまとまって発見される、平安時代にも集落が作られ、
相馬郡新地町駒ヶ嶺字三貫地西
墨で「村」と書かれた土器も発見されている。
後期旧石器時代のナイフ形石器や、その他の石器がまとまって発見されまた。それよりも上の地層からは、
南相馬市小高区羽倉字荻原
縄文時代早期の集落も発見されている。
6 観光資源
福島県
双葉町
075469
手子塚A遺跡
7 観光資源
福島県
猪苗代町
074080
林口遺跡
8 観光資源
福島県
塙町
074837
羽原谷地遺跡
9 観光資源
福島県
鮫川村
074845
壇ノ岡遺跡
旧石器時代のナイフ形石器などが発見されている。この丘陵は、この後も縄文時代~弥生時代の初めにか
双葉郡双葉町山田字手子塚
けて継続して集落がつくられていた。
尖頭器・彫刻頭形石器・エンドスクレーパーなどの石器が出土した。石器の組合せから終末期のものと考え 耶麻郡猪苗代町川桁字林口
らる。
あぶくま山系に位置する遺跡で、中期(約5,000~4,000年前)の縄文土器が完形品も含めて見つかってい
る。
東白川郡塙町湯岐字羽原谷地
鮫川中学校の敷地となっている遺跡で、中期~後期(約5,000~3,000年前)の竪穴住居跡や敷石住居跡の
東白川郡鮫川村赤坂中野字巡ヶ作
他に石で組まれた特殊な遺構もみつかっている。
10 観光資源
福島県
矢祭町
074829
岡野田遺跡
11 観光資源
福島県
葛尾村
075485
六良田A遺跡
12 観光資源
福島県
富岡町
075434
関根遺跡
13 観光資源
福島県
矢祭町
074829
大高平遺跡
14 観光資源
福島県
三島町
074446
荒屋敷遺跡
15 観光資源
福島県
鮫川村
074845
鍬木田古墳
16 観光資源
福島県
中島村
074659
蝦夷穴横穴墓群
17 観光資源
福島県
相馬市
072095
大森A遺跡
18 観光資源
福島県
楢葉町
075426
名古谷横穴墓群
19 観光資源
福島県
玉川村
075027
石造五輪塔
20 観光資源
福島県
相馬市
072095
山田A遺跡
縄文時代中期後半を中心とする集落で、竪穴住居跡13軒や配石墓8基等が発見された。数少ない久慈川
東白川郡矢祭町宝坂字岡野田
流域の縄文時代の集落の調査例であり、該期の東北南部と関東北東部との接点を知ることのできる貴重な
遺跡である。
縄文時代早~前期の集落の他に江戸時代の製鉄炉も確認されており、鉄の精錬で財をなした葛尾大尽の
双葉郡葛尾村野川字六良田
活躍がしのばれる。
縄文時代晩期の埋甕や、表面が赤く塗られた皿や壷、注ぎ口の付いた土器などがたくさん発見されており、
双葉郡富岡町本岡字関ノ前
当時の祀りを行った場所と考えられている。
後期(約1,900~1,700年前)の遺跡で、茨城県地方で多く見つかっているものと同じタイプの弥生土器がまと
東白川郡矢祭町小田川字大高平
まって見つかっている。
西日本でよく出土する弥生時代初めの土器が出土した。稲作の情報と共にもたらされた可能性がある。
大沼郡三島町桑原字荒屋敷
開墾中に見つかった古墳で、鉄製の直刀は渦巻き状の象嵌(ぞうがん)が施された大変貴重なものである。 東白川郡鮫川村富田字鍬木田
平成元年に調査された横穴のお墓の中からは、須恵器や鉄製の直刀などの貴重な遺物がみつかってい
る。
西白河郡中島村松崎字善棚
古墳時代の集落とともに、水田が発見された。当時の水田の区画は、ほぼ1.5m四方と現在のものに比べ非
相馬市長老内字大森
常に小さかったことがわかる。
約10基前後の横穴墓が一つのグループとなって山の斜面に4段にわたって造られており、全体で100基
以上あると予想される大規模な横穴墓群である。
双葉郡楢葉町大字山田字名古谷
石川地方の豪族、石川氏の祖先の墓に建つ墓石で、時代が刻んである(治承五年:1,181年)大変貴重なも
石川郡玉川村岩法寺字竹ノ内
のである。
新地町から相馬市に広がる古代の製鉄コンビナートの一部で、製鉄炉でできた鉄を使って香炉などの仏具
相馬市大坪字山田
を作るために使われた鋳型も発見されている。
21 観光資源
福島県
相馬市
072095
黒木田遺跡
古墳時代の終わりごろに県内で最初に瓦葺きの寺が建てられた場所と考えられており、寺の中心建物の一
相馬市中野字明神前
つの講堂と考えられる建物が発見されている。
1
地域産業資源の内容の指定
通番
カテゴリー
県
市町村
地域資源名
地方公共団体コード
資源の概要
所在地
地域産業資源の内容の指定
22 観光資源
福島県
湯川村
074225
慧日寺の徳一が会津に55ヶ所の薬師堂を建立させたうちの一つといわれる。本尊の薬師如来像は地方で
河沼郡湯川村勝常字代舞
まれな古像で国宝に指定されている。
勝常寺薬師堂
勝常寺薬師堂
23 観光資源
福島県
福島市
072010
大仏城跡出土宝塔
24 観光資源
福島県
国見町
073032
石母田供養石塔
25 観光資源
福島県
伊達市
072133
輪王寺跡
26 観光資源
福島県
桑折町
073016
桑折寺山門
27 観光資源
福島県
川俣町
073083
河股城跡
福島県庁がある場所は、鎌倉時代に杉妻寺、室町時代に大仏城、江戸時代に福島城があった所である。こ
福島市杉妻町
の宝塔は鎌倉時代に杉妻寺があったことを物語っている。
鎌倉時代に石の供養塔を建てるのが盛んになるが、この石塔には中国から日本にきた僧寧一山によって
書かれた、供養塔を建てる意義が彫られている。
伊達郡国見町石母田字中ノ内
伊達持宗が祖母蘭庭尼のために建てた寺で、氏神信仰の強かった伊達氏の菩提寺の一つとして、伊達氏
伊達市梁川町赤五輪
の居城が移る場所に移された。
伊達晴宗が米沢に移り、桑折西山城が廃止された際に城内にあった門を移したと伝えられているもので、
門本体のつくりには室町時代の特長がよく残ってる。
伊達郡桑折町字新町
室町時代の川俣町は中通りと浜通りを結ぶ交通の中心地で、河股城はこの地方を治める中心の城として
重要な役目を果たしていた。
伊達郡川俣町舘ノ越・東福沢字舘 ほか
28 観光資源
福島県
二本松市
072109
小浜城跡
29 観光資源
福島県
三春町
075213
斎藤館跡
室町時代にこの地方を治めていた大内氏の本拠地の城で、本丸周辺には当時の石垣が残っている。本丸
二本松市小浜字下館
周辺の部分は現在、公園になっている。
戦国時代の館の跡で、平らな形の部分からは、多数の建物の跡や陶磁器・石臼などが見つかっている。
田村郡三春町斎藤字斎藤・里内
30 観光資源
福島県
田村市
072117
猪久保城跡
31 観光資源
福島県
玉川村
075027
須釜東福寺舎利石塔
堀や平場などともに建物跡や土器類・鉄製品なども見つかっており、2時期の変遷がたどれる。中世城館と
田村郡小野町谷津作字和久・猪久保
して大変貴重な遺跡である。
鎌倉時代の初めに仏教の思想に基づいて建てられた石の塔で、内部に舎利を入れたと思われる穴があい 石川郡玉川村南須釜字根搦
ている。
32 観光資源
福島県
白河市
072052
白川城跡
33 観光資源
福島県
中島村
074659
白山比 神社下磨崖仏群
34 観光資源
福島県
新地町
075612
新地城
35 観光資源
福島県
楢葉町
075426
小塙城跡
36 観光資源
福島県
広野町
075418
高倉城跡
37 観光資源
福島県
いわき市
072044
専称寺境域
38 観光資源
福島県
いわき市
072044
砂屋戸荒川館跡
この地方の有力大名である白川結城氏の本拠地跡で、空堀や土塁などの遺構とともに東の谷からは、宋
銭や焼け米も見つかっている。
白河市搦目字美濃輪
高さ10mの崖面の下に多くの仏像が刻まれており、中通り地方でも最も古い時期に作られたものとして大変
西白河郡中島村松崎字上井
貴重なものである。
室町時代の新地町周辺は相馬氏と伊達氏の領地の境にあたり、たびたび戦があった。この城は伊達氏に
対抗する相馬氏の重要な城の一つであった。
相馬郡新地町谷地小屋字館前
室町時代の終わりごろに、この地方を治めた猪狩氏の城と考えられており、東西に広がる台地を2本の空
堀で区切って城を造っている。
双葉郡楢葉町下小塙字正明寺
室町時代の広野町は浜通り地方の統一をめざす北の相馬氏と南の岩城氏の勢力が衝突する地域で、どち
双葉郡広野町折木字高倉
らの勢力にとっても重要な城であった。
梅の名所で知られる専称寺は、室町時代に建てられ、江戸時代には浄土宗名越派の奥州総本山であっ
た。本堂は、江戸時代の建築として有名である。
いわき市平山崎字梅福山
室町時代の山城で、城全体が発掘調査された。城の中心部からは当時高級品だった天目茶碗などの輸入
いわき市平上荒川字砂屋戸
陶磁器がたくさん発見された。
39 観光資源
福島県
喜多方市
072087
熊野神社長床
40 観光資源
福島県
喜多方市
072087
新宮城跡
41 観光資源
福島県
会津坂下町 074217
駒壇経塚
熊野神社の拝殿で、萱葺き寄せ棟造りの建物である。44本の柱が5列に並び壁が無い構造で、寝殿造りの
喜多方市慶徳町新宮
雰囲気が残っている。本殿は県の重要文化財に指定されいる。
鎌倉時代に作られ、芦名氏に滅ぼされるまでの約200年間、新宮氏の居城であった。発掘調査の結果二重
喜多方市慶徳町新宮
の堀と土塁で囲まれた方形の城であることが分かった。出土品には金銅仏がある。
かつては板沢古墳と呼ばれていたが、調査の結果経塚だと分った。盛土の頂上に穴を掘り、お経を入れた
会津坂下町長井
石の容器をさかさまに置いて小石を詰めた、珍しい埋納方法が明らかになった。
2
熊野神社長床
通番
カテゴリー
県
市町村
地域資源名
地方公共団体コード
資源の概要
所在地
地域産業資源の内容の指定
42 観光資源
福島県
湯川村
074225
芦名氏の一族北田氏の拠点となった平城で、鎌倉時代に作られる。遺跡には土塁の一部が残っていたが、
河沼郡湯川村三川字大館
発掘調査で掘跡・溝跡・井戸跡などが見つかる。
北田館跡
43 観光資源
福島県
会津美里町 074471
弘安寺弁天堂
44 観光資源
福島県
下郷町
073628
旭田寺観音堂
45 観光資源
福島県
福島市
072010
旧阿部家住宅
46 観光資源
福島県
国見町
073032
旧佐藤家住宅
47 観光資源
福島県
伊達市
072133
行人田経塚
48 観光資源
福島県
玉川村
075027
八幡神社本殿
49 観光資源
福島県
白河市
072052
白河小峰城
もともとは観音堂の厨子で江戸時代の観音堂の改築にあたり堂の外に出され、弁天がまつられていた。昭
大沼郡会津美里町米田字堂ノ後
和の修理で建立当時の形に復元され、現在は覆堂の中に納められている。
室町時代初期頃の特徴をもつ建物である。方三間の寄棟造の萱葺きの仏堂だが、保存のため今の屋根は
南会津郡下郷町中妻字観音前甲
銅板葺きとなってる。
もと福島市大笹生にあった平均的な農民の住宅で、柱間寸法をみると当時の相馬地方で流行した小間が
採用されており、通常より狭い柱間隔となっている。
福島市上名倉字大石
県北地方の平均的な農民の住宅で、国見町小坂にあったものである。家の外壁は三方が窓の無い大壁造
伊達郡国見町藤田字観月台
りでできており、江戸時代の古い造りを残している。
江戸時代には、村内の安全などを願って石に経典の文字を一文字づつ書いた一字一石経を埋める風習が
伊達市霊山町下小国字行人田
あり、この経塚もその一つである。
石川地方の豪族、石川氏の氏神を祀った神社で、一間社の流造となっている。
石川郡玉川村川辺字宮ノ前
白川結城氏の親朝である小峰氏が築いた城で、城主を代えて江戸時代末まで継続しており、石垣や堀が
調査されている。
白河市郭内
白河小峰城
50 観光資源
福島県
白河市
072052
南湖公園
51 観光資源
福島県
塙町
074837
薬王寺薬師堂
52 観光資源
福島県
新地町
075612
師山遺跡
53 観光資源
福島県
相馬市
072095
鷲塚遺跡
54 観光資源
福島県
相馬市
072095
藩境土塁
55 観光資源
福島県
相馬市
072095
相馬中村神社本殿・幣殿・拝殿
56 観光資源
福島県
南相馬市
072125
菖蒲沢・高木戸の野馬土手
松平定信公が中国の名園を模して造った公園で、湖畔には楓やサクラが植えられており、現在でも市民の
白河市字南湖・池下
憩いの場となっている。
南湖公園
3間×3間の方形の建物で、18世紀の後半に祭礼の仮の仏堂として、建てられたものである。薬師如来像
を祀る厨子が安置され、天井がない特徴をもっている。
東白川郡塙町大字台宿字大久保
縄文時代晩期の製塩炉、平安時代の製塩土器などが発見されており、古代から塩作りに適した場所でし
た。江戸時代には塩田を使った塩作りが行われている。
相馬郡新地町駒ヶ嶺字師山
砂浜にある塩田を利用して塩を作った場所で、塩田で作った濃い海水を岩盤をくりぬいた場所に溜め、釜で
相馬市新沼字広須賀
煮詰めて塩を取り出している。
仙台の伊達藩と相馬藩の境を表すために土を盛って作られたもので、現在の岩手県にも伊達藩と南部藩
の境を表す同じような土塁が作られている。
相馬市椎木字北原・長老内字大森
慶長十六年(1611)相馬氏歴代の居城として中村城が築城された際に、城内に祀られたのが始まりで、現
在の建物は寛永二十年(1643)に建てられたものである。
相馬市中村字北町
江戸時代の原町市周辺には野馬土手で囲まれた馬の放牧地があり、出入り口の部分には石垣積みの木
戸が多い時で30ヶ所設けられている。
南相馬市小高区羽倉字菖蒲沢・高木戸
57 観光資源
福島県
浪江町
075477
大堀長井屋窯跡
58 観光資源
福島県
浪江町
075477
旧渡部家住宅
大堀相馬焼の窯の中で窯本体が発掘調査されているのは、ここだけであり、皿・茶碗・土瓶・急須・銚子な
ど日用品を中心に焼かれていたことが分かった。
双葉郡浪江町大堀字漆畑
相双地方の上層農民の住宅の特徴がよく表されている建物で、解体復元の時に柱のほぞから木札が発見
双葉郡浪江町北幾世橋字北原
され、文化八年(1811)に建てられたことが分かった。
59 観光資源
福島県
浪江町
075477
初発神社本殿
60 観光資源
福島県
大熊町
075451
山神窯跡
相馬中村藩21代藩主昌胤が造営させた2間四方の切妻造りの建物で、元々相馬中村城内にあったものを
移築したものと推定される。殿内には見事な装飾が施され、県内の社寺建築の中でも特異な存在であり、棟 双葉郡浪江町北幾世橋字町後87
札とともに貴重な資料となっている。
江戸時代の相双地方では、大堀相馬焼と同じようなやきものの窯がたくさん作られ。これらの窯では、茶碗
双葉郡大熊町野上字山神
などの日用雑器が焼かれていた。
3
大堀相馬焼
通番
カテゴリー
県
市町村
地域資源名
地方公共団体コード
資源の概要
所在地
地域産業資源の内容の指定
61 観光資源
福島県
富岡町
075434
一里塚は街道の両側に造られたが、直径約10m、高さ約6mの西側の塚しか残っていない。約4km南に
は楢葉町井出一里塚がある。
清水一里塚
双葉郡富岡町上郡山字清水
62 観光資源
福島県
楢葉町
075426
井出一里塚
63 観光資源
福島県
湯川村
074225
常法寺経塚
64 観光資源
福島県
南会津町
073687
旧山内家住宅
65 観光資源
福島県
下郷町
073628
下野街道
主な街道で一里(約4km)ごとに道路の両側に築かれた塚が一里塚である。直径7m、高さ約3mほどの塚
双葉郡楢葉町井出字向ノ内
が両方残っていて当時の浜街道の道筋が分かる。
小さな石に一文字ないし数文字の経文を書いて、石櫃の中に入れたものである。現在でも信仰の対象に
なっている。
河沼郡湯川村三川字二城乙
長さ23m、幅8.6mの直家の建物で、会津地方には数少ない内縁がみられる上層農民の家として貴重であ
る。
南会津郡南会津町界字川久保
会津から江戸へ向かう本街道として栄え、物資の輸送や参勤交代に利用された。
南会津郡下郷町大字大内・中山・栄富・豊成
下野街道
66 観光資源
福島県
福島市
072010
吾妻山ヤエハクサンシャクナゲ自生地
67 観光資源
福島県
福島市
072010
穴原の第三紀漣痕
68 観光資源
福島県
桑折町
073016
万正寺の大カヤ
69 観光資源
福島県
大玉村
073229
馬場ザクラ
70 観光資源
福島県
三春町
075213
三春滝ザクラ
71 観光資源
福島県
小野町
075221
諏訪神社の翁スギ・媼スギ
72 観光資源
福島県
田村市
072117
西戸の森
73 観光資源
福島県
玉川村
075027
川辺八幡のさかさスギ
74 観光資源
福島県
古殿町
075051
古殿町越代のサクラ
75 観光資源
福島県
白河市
072052
金山のビャッコイ自生地
76 観光資源
福島県
塙町
074837
向ヶ岡公園のサクラ
77 観光資源
福島県
鮫川村
074845
西山のイチイ
78 観光資源
福島県
新地町
075612
新地町白幡のイチョウ
79 観光資源
福島県
南相馬市
072125
海老浜のマルバシャリンバイ自生地
80 観光資源
福島県
浪江町
075477
大聖寺のアカガシ樹群
ハクサンシャクナゲのうち花が八重になるものは非常に珍しく、この品種は明治36年に吾妻連峰の家形山
の東側で中原源治氏によって初めて発見される。
福島市町庭坂字大平・神ノ森・蓬平
今から2500万~500万年前の海岸にできたさざなみの化石である。このことから、その頃の福島市周辺は
比較的浅い海の海岸近くであったことが分かる。
福島市飯坂町湯野字角門下
福島県内で最大のカヤの木で、幹周りは約8mある。木の高さ、幹から枝の先までの長さはそれぞれ約5m 伊達郡桑折町万正寺字大榧
ある。
桜のある場所が源義家の馬場だったという伝説から馬場ザクラと呼ばれており、高さ約21m、根元の周囲が
安達郡大玉村玉井字石橋
約12mほどあり、県内でも有名なサクラの大木である。
幹周り9mのベニシダレザクラの巨木で、海外にも知られた名木である。三春藩時代には、藩主の御用木に
田村郡三春町滝字桜久保
もなっていた。
間が1.3m離れている幹周り10m、樹高47mのスギの2本の巨木で、神社の神木として2本が相対して残っ
てる例は少なく、貴重なものである。
田村郡小野町夏井字町屋
榎2本・榧1本・樅1本からなる森で、元和年間(1615~1624)に渡辺家の祖先が大山津見神社を拝持して、
田村市都路町岩井戸字西戸
勧請したと伝えられ、毎年11月7日が大祭日となっている。
川辺八幡神社境内にある幹周り6.9m、高さ18mのスギの大木で、枝が下に垂れる特徴をもっている。
石川郡玉川村川辺字宮ノ前
樹齢400年、高さ20mのヤマザクラの大木で、たいへん貴重なものである。
石川郡古殿町大久保字ヲテマ地内
この地特産のホタルイ属の植物であるビャッコイが自生している大変貴重な場所である。
白河市表郷金山字上谷地
江戸時代の代官によって造られた庶民の公園に植えられたサクラで、種類はシロヒガンザクラ・ウスヒガン
ザクラ・シロシダレザクラがある。
東白川郡塙町塙字桜木町
水野氏の庭園にある2本のイチイで、高さが5~6mほどもある巨木として大変貴重なものである。
東白川郡鮫川村西山字宝木
相馬藩と伊達藩の藩境のすぐ北側にある、もと白旗八幡神社の境内に立っているイチョウで、藩境をはさん
相馬郡新地町駒ヶ嶺字白薄
で南側には同じようにシイノキの大木が立っている。
シャリンバイは西日本の海岸部に自生するバラ科の植物だが、海老浜の海岸でもみられる。この場所は、
シャリンバイの自生地としては北限にあたる。
南相馬市鹿島区南海老字北原
大聖寺の周辺には、アカガシの大木が群生している。アカガシが幹周り約6mの大木になることは珍しく、大
双葉郡浪江町北幾世橋字北原
木が群生しているのはさらに珍しいことである。
81 観光資源
福島県
双葉町
075469
前田の大スギ
稲荷神社境内にあるこのスギは、高さ約21m、幹周り約8mの大木で、浜通り地方のスギでは大悲山の大
双葉郡双葉町前田字稲荷前
スギに次ぐ大きさである。
4
海老浜のマルバシャリンバイ自生地
通番
カテゴリー
県
市町村
地域資源名
地方公共団体コード
資源の概要
所在地
地域産業資源の内容の指定
82 観光資源
福島県
川内村
075442
平伏山の山頂にある平伏沼は、モリアオガエルの集団繁殖地として有名である。6月中旬の産卵時期にな
双葉郡川内村上川内字平伏森地内
ると、水面に張り出した枝に泡状の卵が産み付けられる。
平伏沼モリアオガエル繁殖地
83 観光資源
福島県
いわき市
072044
照島ウ生息地
84 観光資源
福島県
北塩原村
074021
雄国沼
85 観光資源
福島県
猪苗代町
074080
見袮の大石
86 観光資源
福島県
会津坂下町 074217
天屋の束松
87 観光資源
福島県
柳津町
柳津ウグイ生息地
周囲が断崖となっている照島は古くからウが生息することで知られてる。島に通年いるウは少数で、越冬の
いわき市泉町下川字大畑
ために毎年10月ころからウミウが飛来し始める。
標高1089mにある沼地にミズゴケなどの湿原植物のほかに、珍しい高冷地性植物が生育している。また山
耶麻郡北塩原村檜原字雄国山
麓のツツジは見事な花を咲かせる。
雄国沼
明治21年の磐梯山の噴火で、頂上付近にあった輝石安山岩の巨魁が約5km運ばれたものである。大石は
耶麻郡猪苗代町見祢
長さ9.39m、幅6.06m、高さ3.03mの大きさである。
最大のものは高さ28mある。枝が急角度で分かれるため、あたかも束ねたような姿を示すのでこの名前が
付いた。
河沼郡会津坂下町束松字八百刈
074233
かつて弘法大師が菩薩像を刻み、その木片を只見川になげいれたところ、ウグイと化したという伝説が、菩
河沼郡柳津町柳津字諏訪町
薩信仰と結びつき、殺生禁断の地として人々から愛護されている。
88 観光資源
福島県
下郷町
073628
中山風穴地特殊植物群落
89 観光資源
福島県
北塩原村
074021
猫魔温泉
標高約850mの中山山腹に数カ所の風穴がある。風穴の中の温度は外気と比べてとても低く、ミズゴケなど
南会津郡下郷町湯野上字中山ほか
周辺の草原にはみられない貴重な植物が生育している。
中山風穴地特殊植物群落
毎分580リットル、泉温51.5度の源泉が自噴し、茶褐色のにごり湯が楽しめる一軒宿の温泉。男女ともに大
小二つの内湯と露天風呂で構成され、露天風呂では贅沢な源泉かけ流しの湯が楽しめる。
耶麻郡北塩原村
90 観光資源
福島県
大玉村
073229
大玉温泉
91 観光資源
福島県
柳津町
074233
柳津温泉
安達太良連峰の山懐に抱かれて建つ、一軒宿「金泉閣」の敷地内に湧き出す温泉。当初の源泉は泉温25
度程度の単純泉だったが、平成7年(1995)の創業10周年を期に改めてボーリングを開始。平成9年、ナトリウ 安達郡大玉村大山字大皿久保
ム炭酸水素塩泉(重曹泉)、泉温60度以上の新源泉が地下1,200mから湧出した。
圓蔵寺の門前町として古くから宿坊が発展し、同じ柳津町にある西山温泉からの引き湯を利用していたが、
河沼郡柳津町大字柳津
昭和62年に圓蔵寺境内でボーリングをして源泉の湧出に成功し開湯した新興の温泉。
柳津温泉
92 観光資源
福島県
須賀川市
072079
芹沢温泉
93 観光資源
福島県
猪苗代町
074080
猪苗代温泉
94 観光資源
福島県
磐梯町
074071
磐梯清水平温泉
昭和48年、釣り堀を開設するため井戸水をボーリングをしていた際に、偶然湧き出た新しい温泉。須賀川周
辺には、それまで天然の温泉がなかっただけに大いに評判を呼んだという。重曹を含んだ源泉は東北屈指 須賀川市芹沢町
の湧出量を誇り、アルカリ泉特有の刺激が少ないスベスベした入浴感は、肌が滑らかになる「美人の湯」。
磐梯山に囲まれ、猪苗代湖を一望する一大リゾート地。70万平方メートルの広大な敷地内に、スキー場や
テニスコート、キャンプ場にフィールドアスレチックなどの野外施設が点在。
耶麻郡猪苗代町
“化け猫伝説”が残る猫魔ケ岳の南、磐梯山の西南麓に湧く温泉地。猫魔ケ岳の火口に広がる「雄国沼湿
耶麻郡磐梯町更科
原」は水芭蕉、レンゲツツジ、ニッコウキスゲと春から夏にかけて約280種類の高山植物が咲き乱れる名所。
95 観光資源
福島県
石川町
075019
96 観光資源
福島県
会津若松市 072028
平安時代の女流歌人・和泉式部にまつわる開湯伝説が残る古湯。この地に生まれた式部が京の都へ上る
際、故郷に残した愛猫が主人を慕って鳴き続け、ついには重病になってしまった。しかし泉に浸かると元気を 石川郡石川町字猫啼
取り戻し、それを見た里人が泉の効能に気付いて湯治場を設け、この地を猫啼と名付けたとか。
猫啼温泉
会津まつり
会津まつり最大のイベント。鼓笛隊パレード・日新館童子行列・会津藩公行列などさまざまなイベントが行わ 会津若松市
れる。
97 観光資源
福島県
猪苗代町
074080
噴火殉難者供養祭、町内各小学生などによる音楽パレード、山車巡行、太鼓の競演、火の祭典(たいまつ
行列)、火文字、会津磐梯山総踊りが開催される。磐梯山との共生のシンボルともいうべき御神火による「火 耶麻郡猪苗代町
の祭典」をメインイベントとしている。「火に託す 二つの心”祈り”と”感謝”」をテーマに掲げる伝統行事であ
る。
磐梯まつり
98 観光資源
福島県
いわき市
072044
平七夕まつり
いわきのたいら七夕まつりは90年以上続く伝統行事である。
大正8年1月29日、宮城県仙台市に本店のある七十七銀行が平三町目に平支店を構えたのを契機として、そ
いわき市
の年の夏に七夕飾りを始め、これに刺激を受けた平本町通り商店が七夕まつりが始まる。
商店街の各店が工夫を凝らした大きな笹飾りが通りを彩り、美味しいものの屋台もたくさん出店する。 5
会津まつり
通番
カテゴリー
県
市町村
地域資源名
地方公共団体コード
資源の概要
所在地
地域産業資源の内容の指定
99 観光資源
福島県
須賀川市
072079
きうり天王祭
100 観光資源
福島県
田村市
072117
都路灯まつり
毎年7月14日に開催されまる。
須賀川の特産品のきゅうりを2本供え、お護符がわりに別のきゅうり1本を持ち帰り、それを食べると1年間病
気にかからないといわれている。
須賀川市
祭神は、石背の国17代国造 豊足彦だと伝えられている。 古記によると、生前の徳により、旭ヶ岡に祭られ
岩瀬天王と称され、生前、広いきゅうり畑を有していたことから「きうり天王様」ともいわれるようになった。
きゅうり
田村市都路運動場で伝統の都路灯まつりが開催される。
竹灯の明かりに復興への祈りを込め、そして情熱的な和太鼓が鳴り響く。
田村市
101 観光資源
福島県
白河市
072052
白河関まつり
102 観光資源
福島県
郡山市
072036
うつくしまyosakoi祭り
103 観光資源
福島県
喜多方市
072087
駒形神社祭礼
白河市の市民納涼花火大会では、およそ5000発が城山公園から打ち上げられる。美しく照らし出される白
河小峰城とともに、華々しく咲き誇る花火を街の各所から眺めることができる。
白河市
県内外のYOSAKOIが集結し、うつくしまの空の下、2日間よさこい踊りを踊舞。それぞれの地域の特色をア
郡山市
レンジした演舞に会場はものすごい熱気に包まれる。
町内から10基の太鼓台が出て町中を練り歩く。
喜多方市
104 観光資源
福島県
伊達市
072133
五穀豊穣や鎮災防火、家門繁栄を祈願し、箱崎愛宕神社で行われる春の例大祭。
県の重要無形文化財に指定されている「箱崎の獅子舞」が奉納される。
例大祭は2日間にわたって行われ、2日目には、箱崎地区の家々を回り、各家の庭先で勇ましい獅子舞を披
露する「村廻り」が行われる。
箱崎愛宕神社例大祭
伊達市箱崎山岸2
105 観光資源
福島県
南会津町
073687
古町の鎮守様と親しまれる廣瀬神社の祭礼が古式豊かにおこなわれる。この祭礼は一年の実りを感謝し来
る歳の豊年を神に祈る祭として重要な役割を果たしている。
南会津郡南会津町
早朝に氏子たちが広瀬神社から古町地区まで御輿を担いで練り歩く御輿渡御祭(みこしとぎょさい)は町の
重要無形文化財となっている。
広瀬神社例大祭(古町の祭り)
106 観光資源
福島県
柳津町
074233
正月七日の夜に行われるこの祭は、街中こうこうと燃えるかがり火の中、大鐘を合図に雪の中下帯一つの
男たちが菊光堂の大鰐口を目指す。
河沼郡柳津町
これは民衆の力で只見川に凄む竜神を追い払ったという伝説にちなんだこの奇祭は、 たいへんに勇壮な
祭りで多くの観光客が訪れる。
七日堂裸まいり
107 観光資源
福島県
只見町
073679
只見ふるさとの雪まつり
福島県内有数の豪雪地帯である只見町。毎年2月の第2週の土・日曜日に、JR只見駅前広場で開催される
冬の一大イベントである。
町内各所に立ち並ぶ雪像やキャンドルロードは、復興への灯りとなり温かく幻想的な雰囲気でお客様を迎 南会津郡只見町
え入れ、メイン会場の只見駅前広場には、驚きと感動を与える大雪像が姿を現し、また会場では、伝統芸能
や迫力ある雪中神輿、厄行事など多彩なイベントを開催している。
108 観光資源
福島県
三春町
075213
西方水かけまつり
三春町大字西方地内に古くから伝わる小正月の行事である。
言い伝えによれば、天正年間(1573年~1591年)三春城にあった、田村氏の武将として名を馳せた西方城
主:千葉紀伊守が領民の士気を鼓舞するためにはじめた祭事と言われている。
田村郡三春町大字西方
この祭りは、バケツで激しく水を掛け合い、無常息災、子孫繁栄、五穀豊穣を祈願する「みそぎ」の行事で、
かけあう井戸の水がなくなると、泥水までかけあうことから「泥かけまつり」とも呼ばれている。
西方水かけまつり
109 観光資源
福島県
会津美里町 074471
高田大俵引き
110 観光資源
福島県
平田村
ジュピアランドひらた芝桜まつり
毎年、1月の第2土曜に、福島県会津美里町にて行われる会津の奇祭「高田大俵引き」。下帯一本の男衆が
大俵を中心に紅白に別れ、新たな年での開運と五穀豊穣を願いながら、大綱を引き合う勇壮な裸祭り。
商工関係者の赤(紅)組が勝つと商売繁盛、農業関係者の白組が勝つと豊作になると伝えられていることか 大沼郡会津美里町
ら、この大綱引きはまさに真剣勝負そのもの。3本勝負により決せられ、年始早々、観衆らも白い息を吐きな
がら固唾を飲んで、その勝負の行方を見守る。
075035
例年4月下旬~5月中旬は福島県石川郡平田村で「ジュピアランドひらた芝桜まつり」が開催される。 16.7ha
石川郡平田村
もの丘陵を埋めつくすシバザクラの大群落。
111 観光資源
福島県
会津美里町 074471
会津本郷せと市
112 観光資源
福島県
会津坂下町 074217
ばんげいにしえ街道新そば祭り
毎年8月の第1日曜日花火とともに幕が開く「会津本郷せと市」は、明治の後期に会津の高野山といわれる、
会津若松市河東町冬木沢の八葉寺の例祭に参拝する方々のお土産として会津本郷焼各窯元の弟子たち
大沼郡会津美里町
が、道路にむしろを敷いて商品を安価で販売したのが始まりといわれている。
会津本郷焼
会津坂下産そば粉100%を使用したそばは香りも豊で、ひきたて・打ちたて・湯でたてとそば通もうなる美
味しさである。開催日は食べ放題とあって多くの人達で賑わう。
6
河沼郡会津坂下町見明堤帰2115
そば
通番
カテゴリー
県
市町村
地域資源名
地方公共団体コード
資源の概要
所在地
113 コンテンツ資源 福島県
郡山市
072036
久米正雄
久米正雄は長野県上田で生まれた。父由太郎は福島県の近代教育の基礎作りの後、長野県へ転出した。
母幸子は安積開拓の指導者立岩一郎の娘である。小学校長の父が火災で御真影を焼失した。責任を負っ
て自殺したので、残された母子は、母の実家開成山に移住した。
中学時代に教頭西村雪人の指導で新傾向俳句を学び三汀と号した。推薦で第一高校(現東京大学)入学。
郡山市
同期の芥川龍之介、菊池寛等と第三・四次「新思潮」を発刊した。東大生の時に開成山の牧場をモデルにし
た『牛乳屋の兄弟』で劇作家として出発。夏目漱石門下となる。
漱石没後に令嬢筆子に恋し夏目家出入り禁止となる。この体験を『蛍草』『破船』に描き大正期を代表する
作家となった。
114 コンテンツ資源 福島県
いわき市
072044
吉野せい
吉野(よしの)せいは、1899(明治32)年4月15日、福島県石城郡小名浜町(現在のいわき市小名浜)下町に
生まる。
1921年3月、詩人の三野混沌(本名=吉野義也)と結婚。せいは、それまで書いた原稿や日記をすべて焼い
て、好間村(現在のいわき市好間町)北好間の菊竹山での開墾生活に入り、梨や自給自足の野菜を作る。
1970年4月10日、混沌が亡くなる。草野心平の強い勧めもあり、せいは71歳になって、再びペンを執る。
いわき市小名浜
1971年10月、暮鳥が混沌に宛てた書簡を軸とした評伝『暮鳥と混沌』(歴程社)を刊行。
1974年11月、『洟(はな)をたらした神』(彌生書房)を刊行。
1977年4月、『道』(彌生書房)刊行。前年11月から、せいは、綜合磐城共立病院に入院していたが、この年
11月4日、78歳の生涯を終える。
116 コンテンツ資源 福島県
会津美里町 074471
蓋沼の伝説
117 コンテンツ資源 福島県
会津若松市 072028
強清水の伝説
今から約1000年ほど前、岩代の国、雀林の里にひとりの美しいむすめがいた。むすめの家は貧しく、毎日2
つの大きな古沼のほとりを通り、奥山までしばかりに行かねばならなかった。この沼は、雄沼、雌沼と呼ば
れ、雄沼の主は大亀、雌沼の主は大蛇であると言い伝えられてきた。
むすめはこれらの沼のほとりを通る時、自分の姿をうつし、髪かたちを直した。その姿は天女のように美し
く、いつしか沼の主の大亀は、これを見てむすめに恋心を覚えるようになった。
大沼郡会津美里町
ある年の4月8日のこと、むすめが雄沼のほとりにやってきた時、沼の主の大亀はむすめの美しい姿にもう
じっとしていることができなくなり、姿をあらわし、むすめを抱いて沼底に連れ去ってしまった。
しばらくして、むすめのつけていた一枚の腰巻きが沼の上に浮かび上がった。その腰巻きに落葉がたまり草
が花が咲き浮き島になり、沼を移動しているうちに次第に大きくなっていった。ちょうど沼の蓋のようになった
ので、人びとはこれを蓋沼とよぶようになった。
放蕩息子が清水を酒に見立てて飲む働き者の父を見て改心したという伝説がある。
会津若松市
118 コンテンツ資源 福島県
飯舘村
075647
昔この辺りに橘墨虎という悪者が潜んでいました。こいつを退治しようとした源頼義の夢に山の神が現れ
て、「墨虎を捕えるなら、白狼の足跡を追いなさい」的なことを言いました。で、家来たちが足跡を追い、墨虎
相馬郡飯舘村佐須虎捕266
の隠れ家を見つけて退治した。その後、山頂に祠を建てて虎捕山神と名付けたので虎捕山となったと言われ
ている。今でも、山中には虎捕洞とよばれる墨虎を捕まえた場所があると言われている。
虎捕山の伝説
119 コンテンツ資源 福島県
石川町
075019
石川町には平安時代の女流歌人・和泉式部の生誕伝説が残されている。
伝説によれば、和泉式部は曲木の長者、安田兵衛国康の一子・玉世姫としてこの地に生を受け、十三歳で上
石川郡石川町
京。
その折、この地に残した愛猫が式部を偲んで三日三晩啼き続けたという言い伝えが、「猫啼温泉」の名前の
由来になったと言われている。
和泉式部の伝説
120 コンテンツ資源 福島県
泉崎村
074641
峠様のカラス
弘仁11年、嵯峨天皇の命で藤原俊仁率いる官軍が現在の栃木付近にいた凶賊退治にやって来た。しか
し、相手は意外にも強く、藤原軍は那須塩原から泉崎の烏峠へと徐々に後退。もはやこれまでと覚悟を決め
た瞬間、一羽のカラスが頭上に現れ、金の幣束を落として去る。
西白河郡泉崎村
これは我が氏神、烏ケ嶺勝手稲荷大明神のお遣いに違いないと勇気を得た藤原軍は決死の覚悟で敵陣に
攻め入ったところ乱戦の末、戦勝。
後日、そのお礼にこの地に立派な社殿を造って祭ったのが烏峠稲荷神社の始まりと言われている。
121 コンテンツ資源 福島県
猪苗代町
074080
弁慶の硯石
猪苗代町の西、磐梯町との境にある土田に「弁慶の硯石」がある。この石はその昔、義経が兄頼朝に追わ
れて奥州平泉に行く途中、あまりの自然の美しさに心を引かれ、その景観を賞するため、弁慶が墨をすり硯
のかわりにしたといわれている。この硯石の水はどんなに良い天気が続いても干たことがなかったが、明治
耶麻郡猪苗代町
になってある男がなたで隅をこわしたのでその後は水がたまらなくなった。壊した男は神罰にあたり、亡くなっ
た。この場所は旧二本松街道沿いにある。「ごぜのすりあげ はぎたの峠 のぼりつめたが硯石」この歌のよ
うにこの場所はこの辺で一番標高の高い場所にある。又、近くには那須の殺生石の破片だと云われている殺
生石がある。
122 コンテンツ資源 福島県
大玉村
073229
酒呑童子 来迎寺
原瀬村から深堀に行く街道に、度々、安達太良山に住む酒呑童子が現れて村人を襲うようになった。困り果
てた村人たちは庄屋の家に集い、相談したが名案が浮かばない。その時大三という若者が、鬼退治を名乗り
出た。大三は童子の所へ行き、持って来た酒や食べ物を振舞い「悪さをしないように」と言い聞かせた。童子
は改心し自分と同じような形をした石をそこへ置いて山へ帰った。
しかし何年も絶つうちに童子は、都の近くの大江山に住みつき、家来どもを従えて悪さを繰り返すようになっ
た。
安達郡大玉村
都を守る源頼光によって大江山攻撃の手がのびると、かなわぬとみた童子は故郷の安達太良山を目指し
て逃げたが、まもなく本宮を過ぎた所で追いつかれ、首をはねられてしまった。その首は遠く原瀬村の才木ま
で飛んでいった。そこは以前自分が運んできた鬼石のところだったという。このとき頼光の乗っていた馬も力
尽き倒れてしまったので、その場所を「馬尽(まつくし)」というようになった。酒呑童子の死骸が埋められた場
所は鬼松といい馬と共に二つの墓が建てられ、やがてそれらの墓は近くの寺に移された。
その寺の名は、鬼松山来迎寺(きしょうざんらいこうじ)と名付けられ、村の名も大江となった。
7
地域産業資源の内容の指定
通番
カテゴリー
県
市町村
地域資源名
地方公共団体コード
資源の概要
所在地
123 コンテンツ資源 福島県
鏡石町
073423
鏡沼の伝説
鎌倉時代。都の若武者・和田平太胤長(たねなが)は、時の執権・北条時政の悪政を改めんと討伐を企て
た。
しかし、策謀は事前に発覚し、胤長は遠く奥州岩瀬の地へ流されてしまいました。鎌倉に残された胤長の
岩瀬郡鏡石町
妻・天留(てる)は、夫への慕情耐えがたく、夫の跡を追ってひとり奥州へ。
幾日も歩き続け、ようやく鏡石へとたどりついた天留を待っていたのは、夫の非業の死であった。悲嘆に打ち
のめされた天留は、もはや生きる望みはないと、沼に身を投げた。
この時、彼女が胸に抱いていた鏡は、今でも水底から哀しげな輝きを放ち続けているといわれている。
124 コンテンツ資源 福島県
川俣町
073083
機織御前(小手姫)の伝説
伊達市月館町と伊達郡川俣町にまたがる女神山は、信仰の山であり多くの伝説をのこす山としても知られ
ている。多くの伝説の中でも中心となるのは、小手姫にまつわるものである。
小手姫は、崇峻天皇の妃で、天皇が亡くなった後、実の子どもである蜂子皇子をたずねてこの地をおとず
伊達郡川俣町
れたと伝えられている。その時、多くのクワの葉がしげるのを見つけ、この地域に養蚕や機織の技術を伝えた
とされ、その亡骸は女神山に埋葬されていると伝えられている。
女神山は景勝地としても名高く、毎年多くの登山客がおとずれる。
125 コンテンツ資源 福島県
喜多方市
072087
小野小町塚 平安時代の女流歌人小野小町が年老いて故郷の出羽ノ国へ帰る途中この地で病に伏し、村
人の手厚い看護もむなしくこの世を去ったという哀話が伝えられている。
喜多方市
化粧清水 小野小町塚のそばにあり、小町が化粧の鏡水として用いたといういわれがある。
小野小町塚と化粧清水
126 コンテンツ資源 福島県
国見町
073032
義経の腰掛松の伝説
牛若丸(源義経)が鞍馬山を出奔(しゅっぽん)し、奥州平泉の藤原秀衡を頼って東下りする折、この地でひと
休みしたと言われている。その際、敷物がなかったので、路傍の若松を折り曲げて腰をおろしたのが「腰掛松
(こしかけまつ)」である。江戸時代には、奥州街道の名所となり、多くの人が立ち寄ったと言われている。かつ
伊達郡国見町
ては枝張りは30mにも及んだとのことだが、1821年に修験者が蜂の巣をとり払おうとして誤って焼き枯らして
しまった。現在の松は2代目で樹齢二百余年。町の天然記念物に指定されている。義経神社という小社があ
り、焼き残りの松の根幹が囲われ、保存されている。
127 コンテンツ資源 福島県
桑折町
073016
ある武士の娘が病気になり「半田沼の水が飲みたい。」と何度も訴えた。それほど望むならと沼の水を与え
たところ病気はうそのように治った。ある夜のこと娘の姿が消えた。半田沼の主に見こまれ妻になったのだっ
伊達郡桑折町
た。あるものが沼の底に潜ってみると娘が機を織っていた。隣の主の部屋をのぞくと大きな赤牛が昼寝をして
いた。眼を覚ましたらあなたの命はない。早く帰れといって着物の片袖をちぎって渡してくれた。
半田沼の主
128 コンテンツ資源 福島県
郡山市
072036
采女の伝説
129 コンテンツ資源 福島県
昭和村
074462
冷湖の霊泉
今からおよそ1,200年前、奈良の葛城(かつらぎ)王に采女(うねめ)として召された春姫が、許婚(いいなずけ)
と家族を恋しく思い、奈良の猿沢の池に身を投じたと見せかけて、安積(あさか)の里<郡山市片平町>に舞
郡山市
い戻ってくる。しかし、既に愛しい許婚も家族も亡くなっており、春姫は生きる望みの全てを失い、許婚の入水
した山の井の清水に身を投げてしまうという悲恋物語である。
昔、日照りで困り苦しむ村人たちに天狗が恵んでくれたという天狗伝説が残る清水である。昭和村から駒止
大沼郡昭和村大芦
湿原に向かう道の途中にあり、昭和村の銘水10選のひとつで、商品化もされた。
130 コンテンツ資源 福島県
白河市
072052
庄司戻しの桜(霊桜碑)
治承4年(1180)に源義経が兄頼朝の平家追討の挙兵を伝え聞いて平泉から鎌倉へと向かった際、信夫庄
司の佐藤元治が、子の継信、忠信を義経に従わせ、この地まで見送り、この地から引き返したので「庄司戻
し」といわれている。
白河市
その時元治は、桜の杖を地面に挿して兄弟に義経への忠義を説き、その忠・不忠により杖が根付き、ある
いは枯れるだろうと語ったという。その後、佐藤兄弟は二人とも奮闘の末に討死した。桜の杖はその忠節を感
じて枝葉の繁る大樹となったと伝えられる。
131 コンテンツ資源 福島県
伊達市
072133
およそ1400年前、崇峻(すしゅん)天皇の妃である小手姫(おてひめ)は、天皇が政変で亡き後、東国で新しい
国をつくろうと旅立った息子の蜂子皇子(はちこのおうじ)を探してこの地にやってきたが、姫は皇子に再会で 伊達市
きぬまま、とうとうこの地で亡くなってしまったと伝えられている。
女神山の伝説
132 コンテンツ資源 福島県
天栄村
073440
河童の詫証文
江戸時代のころ碁打ちの好きな殿様がいた。碁打ちに興じて夕暮れ時、帰城したところ突然、馬が騒ぎ出し
不審に思った殿様は、馬を良く見てみると、なんと河童が馬の尻尾を抜こうとしてた。怒った殿様は河童を手
討ちにしようとしたところ、河童は悲しげに「私には多くの子分や家族がいます、今殺されては、皆が路頭に
天栄村
迷ってしまいます。どうか殺さないで下さい」と涙ながらに命乞いをした。憐れに思った殿様は、この地を水害
から守るのであれば許してやろう」と河童と約束し詫証文を取り許した。詫証文は、地中深くに埋め祠(ほこ
ら)を建てた。不開神社(現在:赤津神社)となって水難除けの神様として祭ってある。
133 コンテンツ資源 福島県
西郷村
074616
剣桂の伝説
全国巨樹・巨木百選に選定された推定樹齢370年、樹高45mの桂の大木で、霊験あらたかな木として、村人
たちの厚い信仰を集めている。
西白河郡西郷村
「昔、この地に鬼神が現れ、路行く人々を苦しめたので、白河城主・松平定信公が、剣をもってこの木に鬼神
を封じ込めた」という伝説も伝わっている。この剣桂を神の依り代として祀る神社が剣桂神社である。
134 コンテンツ資源 福島県
磐梯町
074071
尾寺のはなし
大昔、磐梯山には大蛇が住んでおって、磐梯山の回りをぐるぐると巻いて、七回り半もあったそうだ。
その時の大蛇の頭は「とう寺」 にあって、尻尾が今の「大寺」 のあたりにあった。
そこに寺を建てたので「尾寺」 と呼び、やがて「大寺」 になり、「とう寺」 は「頭寺」 と呼ばれていたが、いつ
の頃からか「塔寺」 になった。
8
耶麻郡磐梯町
地域産業資源の内容の指定
通番
カテゴリー
県
市町村
地域資源名
地方公共団体コード
資源の概要
所在地
地域産業資源の内容の指定
135 コンテンツ資源 福島県
広野町
075418
奥州日の出の松
136 コンテンツ資源 福島県
福島市
072010
室石の伝説<巨石広場>
広野町の海岸に、平成16年まで大きな松の木があった。昔、この松に美しい五色の蛇が絡みついたので、
不吉と思い木を切ると、中から赤い血がながれ出た。人々は「奥州血の出の松」と呼んだが、のちに「奥州日 双葉郡広野町
の出の松」と呼ばれるようになった。
昔ここで悪さをしていた室石将監という妖怪を、村人1000人が4日間の祈祷を続けて改心させた際の歓喜
絶叫がこだまし、巨石が割れたということである。
福島市佐原字神事場1番地
137 コンテンツ資源 福島県
三春町
075213
八幡神社の石灯篭の伝説
138 コンテンツ資源 福島県
本宮市
072141
岩井の清水
古くから三春では生糸の生産が盛んで、他国からも買い付けに来る商人がいた。寛文6(1666)年、下総国
結城(現在の茨城県結城市)の糸商人大久保清八は、糸を買い付けるために大金を持って三春へやってき
た。鷹巣から三春城下へ向かう頃には夕暮れとなり、さびしい山道を急ぐ清八の前に、突然大男が現れ、「金
を出せ」とおどした。驚いた清八は、金を投げ出し、「どうか命だけは」と手をあわせたところ、たまたま供を二
田村郡三春町雁木田
人連れた武士が通りかかったため、大男は驚いて逃げ出した。武士は清八から事情を聞き、城下の入り口で
ある並松坂のところまで同行し、清八に問われるままに自分の屋敷を教えて別れた。
翌日、お礼のために武士の屋敷を訪れた清八は、教えられた屋敷の場所が六地蔵とお堂の場所で、近くに
八幡神社があることを知り、清八は、昨夜自分を助けてくれたのは八幡様だったと思い、翌年、お礼に石燈籠
を寄進した。
蛇の鼻の南方、日記沢にあり、一盃清水ともいう。伝説の八幡太郎義家が貞任を討つ道すがらこの地に来
本宮市青田字岩井
て、弓の矢で岩を突いたところ、不思議にもそこから清水がこんこんと流れ出したという。
139 食資源
福島県
いわき市
072044
福島県いわき市はあんこうの本場。「あんこうのどぶ汁」と呼ばれる鍋は有名である。キモと味噌を鍋で炒め
てから汁を注ぎ、 湯通しした身や七つ道具を入れ、野菜を煮込んでいただく。身・皮は、プリプリした食感に
いわき市
濃厚なキモの入った汁は、 体の中から暖めてくれる。キモを湯通しして、味噌と砂糖・サワビと酢を加え、湯
通しした身と皮を合えた「ともあえ」も絶品である。
あんこうのどぶ汁
味噌
140 食資源
福島県
地域指定せず
福島名産の凍みもちは、遠く江戸時代、天明の大飢饉の頃からあったとも言われ、福島県内の農家でのみ
長年造り伝えられてきた伝統食品である。多くの葉緑素と繊維質を含み消化がよく「アルカリ性」「無添加」の 地域指定せず
自然食品である。保存性はもちろん味、香、ミネラルをたっぷりと含む自然食品。
凍みもち
141 食資源
福島県
地域指定せず
笹団子は餡の入ったヨモギ団子を数枚のササの葉でくるみ、スゲまたはイグサの紐で両端を搾り中央で結
んで蒸した和菓子である。ササには殺菌効果があり、戦国時代に携行保存食として生まれたとされ、以前は 地域指定せず
端午の節句の供物とされていた。
笹団子
142 食資源
福島県
地域指定せず
2000m級の山々に囲まれた檜枝岐は、稲作に向かない山間地。そのため、昔から主食として、そばの栽
培が盛んに行われ、さらに数々の工夫を加え、おいしい田舎・そば料理が誕生した。裁ちそばはつなぎを全く
地域指定せず
使わない純生そばである。畳むと割れてしまう生そばを、3ミリ程の厚さにのばし、何枚も重ねて裁つように切
ることから、裁ちそばと呼ばれるようになった。
裁ちそば
そば
143 食資源
福島県
地域指定せず
角巻(ちまき)
144 食資源
福島県
会津地方
田楽にしん
ちまき(昔はひし巻きとも云われた)は、昔、男の子が元気に育つようにと、端午の節句(旧5月5日)に作られ
たものである。ちまき(ひし巻き)は、米を笹に包んでゆでたもので、暑い時期でも日持ちがよく笹の香りがもち 地域指定せず
米に移って、とても美味しい。今でも旧節句の頃に作られる。
会津名物の身欠きにしんの田楽である。酒の肴としてもぴったりの一品。
会津地方
145 食資源
福島県
地域指定せず
奥山から収穫した栃の実は天日で干し、たっぷりの熱湯で皮がむきやすい状態になるまで湯をとりかえな
からつけて、皮をむき木炭汁に4晩つけ、あくぬきし流水に8時間以上さらし、洗ったもち米の上に栃の実をの
地域指定せず
せ蒸し上げる。栃もちは白餅と比べ手間がかかる。砂糖、きな粉、あんこをつけて食べると、栃の実の独特な
香りが楽しめ一層おいしく食べられる。
栃もち
146 食資源
福島県
会津地方
にしんの山椒漬け
会津地方は、四方を山に囲まれている為、棒鱈、身欠き鰊、干しするめなどを使った料理が発達した。山
椒の芽ぶく4~5月頃から、鰊鉢に山椒の葉と交互に漬けこんだものである。交通の便が悪く、新鮮な魚が入
会津地方
手困難だった昔、身欠き鰊は山村のタンパク源、カルシウム源として欠かすことのできない食べ物でした。く
せのある風味を山椒の葉で和らげ、酢を使って長期保存ができるこの伝統食は、生活の知恵から生まれた
会津の味である。
147 食資源
福島県
地域指定せず
棒鱈は鱈の煮干しのことで、これを2日位水に浸し、柔らかくしたものに醤油、砂糖などを加え、2~3日気
長に煮上げたものを「棒鱈煮」と呼んでいる。昔は正月やお祭りの御馳走として作られ、比較的裕福な家のも
地域指定せず
のとされてきた。海から遠い会津では干物を用いるしかなったようだ。会津には多くの伝統食があるが、砂糖
や水飴を大量に使う料理はこの棒鱈煮と鯉の甘露煮くらいで、昔は大変な御馳走だった。
棒鱈煮
醤油
148 食資源
福島県
会津地方
山都そば
会津は古くからそば所として知られ、中でもここ山都のそばは、一味も二味もちがうとそば通をうならせる名
物である。もともとそばの栽培に適している気候に加え「町おこし事業」として、町を上げて力を入れていたの
会津地方
で、生産量もますます増えている。9月に、白い花をつけたそばは10月に収穫され、家々では、新そば打ち
がはじまる。つなぎを全く使わないそば粉100%の純白に近いそばは、喉ごしの良さが自慢。
9
そば
通番
カテゴリー
県
市町村
地域資源名
地方公共団体コード
資源の概要
所在地
地域産業資源の内容の指定
149 地域産品資源 福島県
会津若松市
072028
正月十日、会津若松の「中心街」で開かれる十日市で人気の縁起もの、起上り小法師もそのひとつである。
三センチほどの手のひらにのる大きさが特徴で、胴が赤で、頭が黒、目、眉、口が、細い線で描かれている。
会津若松市
その姿がなんともかわいらしく、心をなごませてくれる。家族の数より一個多く買うのが習わしという。一族繁
栄、家内安全を祈り、小さな体で元気に働き、転んでも起上ることを誓ったもので、七転八起の忍耐と人生の
象徴として愛されている。
起き上がり小坊師
十日市
150 地域産品資源 福島県
喜多方市
072087
雄国の根曲がり竹細工
雄国山の標高一〇〇〇メートル以上に自生している直径五~八ミリの根曲竹(高冷地の雪深いところに生
育する笹の一種)。江戸初期から雄国地区の人々は、この根曲竹をナタ一丁で加工・細工して編み上げ、ザ
ルやカゴなどの日常生活用具を作り、農閑期の収入を得ていた。独特のナタで竹を割ったり、表面の黒ずみ
喜多方市
を削る作業などには熟練を要する。戦後、竹細工はプラスチックにとってかわられ、後継者不足なども重なっ
て、加工技術が途絶えそうになったが、現在は、「雄国竹細工保存会」が定期的に竹細工を体験できるイベン
トを開催するなど、その技術の伝承に取り組んでいる。
151 地域産品資源 福島県
金山町
074454
金山漆ろうそく
蝋や漆を採ることは、芦名氏時代(1449年~)から行われていた記録がある。会津藩の財政を、長く漆蝋(う
るしろう)が支え、江戸の町のろうそくの3分の2は会津の生蝋でまかなわれたと言われるほどの、会津の特
産品であった。
大沼郡金山町
「和ろうそく復古会」のメンバーは道具類を収集、復元し、古老の記憶をたどり、4年間にわたる試行錯誤の
すえ、伝統的技法のもとに再興に至ったものである。漆の実は、町所有の漆畑から採取、心はいぐさを使う。
国内で唯一の漆蝋生産であり、現在も作り方に改良を加えている。
152 地域産品資源 福島県
檜枝岐村
073644
檜枝岐村の山間部で採取される、ミズキ、ブナやトチなどの樹木、植物を素材とする木工芸品であって、山
間地における積雪期の手仕事として、日常の生活に用いるかんじき、杓子、はんぞう(こね鉢)、ワッパ(曲げ
南会津郡檜枝岐村
輪)などとして伝承されてきた。
現在では、檜枝岐村を主な産地とし、自然素材を用いた素朴な手作りの良さが特徴である。
檜枝岐の山人工芸品
153 地域産品資源 福島県
二本松市
072109
二本松伝統家具
約三百年の歴史をもつ二本松家具は、奥州二本松藩初代藩主丹羽光重が、城の大改築を行った際、建具
や調度品を作らせたことに始まる。今も、一品一品手作りで丹念に仕上げられ、注文で大きさや色合いは自
由に変えられる。あくまでも使い心地にこだわり、表面は耐久性のある年代物の天然欅材、内部の引き出しと 二本松市
側板には吸湿性などに優れた会津桐をふんだんに使用して、柄組と呼ばれる工法で作られている。頑丈な作
り、あきのこないデザインは県内外から高い評価を得ている。また、伝統家具に現代感覚を取り入れた「城家
箪笥」も注目されている。
二本松伝統家具
154 地域産品資源 福島県
二本松市
072109
伝統岳こけしは、“土湯系”で、その特徴としては、胴模様がロクロ線を基調に描かれていること、頭に黒い
蛇の目のロクロ線があること、頭と胴は、はめ込み式で、回すとキュッキュッと音が出ること、などがあげられ
二本松市
る。伝統岳こけしは、太い眉にだんごっぱな、胴模様は若竹色と赤色の大胆なロクロ線に彩られており、土湯
系本来の素朴な優しさをいまに残している。
伝統岳こけし
155 地域産品資源 福島県
素朴さの中にも独特の色合いの華麗さがあり、日本の郷土玩具として人気を集めている三春張子。起源の
一説に元禄年間の頃、三春藩士の一人が帰農し土を原料に作られる仙台の堤人形の技法を取り入れ、和紙
郡山市 田村郡三春町
で張子の面や人形の製作を始めたとある。その後独自の製法に磨きをかけ、現在も郡山市西田町の高柴デ
コ屋敷と三春町で数人の人形師によって製作されている。
三春張子
郡山市 三春町
三春張子
156 地域産品資源 福島県
須賀川市
072079
今から約二百三十年前、銅版画家、亜欧堂田善が故郷である須賀川で、和紙や布地に鍾馗を描き、端午
の節句に男子の成長を祝って、庭先に立てた風習が須賀川絵幟の始まりと言われている。吉野屋初代大野
須賀川市
松岳(善吉)が田善の門弟から継承し、須賀川名物の地場産品として発展させたが、現在ではこの吉野屋一
軒を残すのみとなっている。
須賀川絵幟
157 コンテンツ資源 福島県
いわき市
072044
ロケ地は福島県いわき市。融通の利かないまじめな警官が、予行演習で銀行強盗役を演じたことから起こ
いわき市
る珍騒動を描くコメディである。
遊びの時間は終らない
158 コンテンツ資源 福島県
郡山市
072036
喜劇 駅前温泉
駅前喜劇シリーズ「駅前旅館」「駅前団地」「喜劇 駅前弁当」につぐ第四弾。「女難コースを突破せよ」の長
瀬喜伴のオリジナル・シナリオを前作「喜劇 駅前弁当」についで久松静児が監督、撮影は「如何なる星の下
に」の岡崎宏三。
郡山市
本作の舞台は福島県の岩代熱海駅(現:磐梯熱海駅)で、豪華ホテルの出現で寂れてしまった旅館街を立て
直そうと悪戦苦闘する様を描く。
159 食資源
福島県
須賀川市
072079
「須賀川かっぱ麺」はきゅうりの搾り汁を練り込んだ鮮やかな緑が特徴のきゅうり麺に様々な具材を盛り付
け、各店独自のダシ汁に特製みそを溶かしながら食べる低カロリーでヘルシーな料理である。盛り付ける器
は市内で採石される「江持石」の粉を配合して作られたかっぱ麺専用どんぶり。
かっぱ麺
須賀川市
160 食資源
福島県
喜多方市
072087
鳥モツ
一般的な「モツ煮込み」は、牛や豚などのホルモンを軟らかく煮込んだものだが、塩川町の食堂で「モツ煮込
み」を注文すると「鳥皮モツ煮込み」が提供される。塩川町では、安価でおいしいことから、戦後から地元住民 喜多方市
に親しまれ、鳥モツの食べ比べなどでPRを図ってきた。
10
かっぱ麺 江持石
通番
カテゴリー
県
市町村
地域資源名
地方公共団体コード
資源の概要
所在地
地域産業資源の内容の指定
161 食資源
福島県
郡山市
072036
こおりやまグリーンカレーを新たな郡山名物にしようと、郡山グリーンカレー愛好会が中心になって「郡山グ
リーンプロジェクト」を推進。市内18の飲食店が参加し、郡山産ブランド米「あさか舞」をはじめ、うねめ牛や郡
郡山市
山産ホウレンソウ「みどりの王子」など、四季折々の郡山の豊富な食材を郡山の豊かな緑を連想させるグリー
ンカレーに凝縮し、合わせて地産地消も図ろうと取り組んでいる。
グリーンカレー
米
162 食資源
福島県
白河市
072052
白河市のまちおこしの起爆剤が「白河だるまバーガー」。
商品は「タンドリー風メープルサーモンカツ」と「白河高原清流豚カレー風味カツ」の2種類。
白河市
タンドリー風メープルサーモンカツは西郷村の林養魚場で養殖されたメープルサーモン、白河高原清流豚カ
レー風味カツは白河市内の農場で飼育された白河高原清流豚を使用。
だるまバーガー
163 食資源
福島県
東白川郡
164 食資源
福島県
福島市
072010
円盤餃子
165 食資源
福島県
浪江町
075477
なみえ焼きそば
丼は、郡内で長年、栽培されてきたコンニャクを味噌南蛮風にアレンジし、鶏そぼろを組み合わせた。
販売店舗は、鶏そぼろと味噌南蛮蒟蒻を必ずのせるが、その他の食材は各店舗が自由にトッピング可能
で、店によって違った味を楽しむことができる。
おらが蒟蒻丼
東白川郡
円盤餃子は昭和20年代に福島市のギョーザ店が円盤状に焼いたギョーザを提供したのが元祖とされる。
「ふくしま餃子の会」加盟店などで味わうことができる。
福島市
福島餃子
なみえ焼きそばのめんは通常の約3倍と極太。豚肉とモヤシにこってりソースを合わせた。50年前、食欲
旺盛な労働者のために考案された。
双葉郡浪江町
166 食資源
福島県
会津若松市 072028
会津ソースカツ丼
167 食資源
福島県
会津若松市 072028
会津カレー焼きそば
刻みキャベツの上にソース風のたれをからめた「ソースカツ丼」とソース味のだし汁と卵でカツをとじた「煮込
みソースカツ丼」がある。
会津若松市
昭和20年代から会津若松市内を中心に広まった。
「伝統会津ソースカツ丼の会」加盟店ほか多くの飲食店で扱っている。
会津ソースカツ丼
カレー味の焼きそばではなく、ソース味の焼きそばにカレーをトッピングしたワイルドなメニュー。定義は「麺
会津若松市
にカレーがかかっていること」といたってシンプル。
会津カレー焼きそば
168 食資源
福島県
国見町
073032
さばの味噌(みそ)煮をバンズに挟んだ「国見バーガー」。意外な組み合わせだが、味噌だれとパンの絶妙
な味わいで人気を呼んでいる。
国見町の町民有志が“名物作り”の一環として発案。
国見バーガー
伊達郡国見町
169 食資源
福島県
西会津町
074055
会津大と西会津町の共同開発で2009(平成21)年に誕生した「ベジメルバーガー」。名称は「ベジタブルを
愛(め)でる」の意味を込めて付けた。町特産の野菜がたっぷり入り、揚げた車麩(ふ)を特製ソースで味付
耶麻郡西会津町
け。町産の米粉100%パンで挟んだ。
ベジメルバーガー
170 食資源
福島県
小野町
075221
小野町で昔から親しまれていたデザートを町商工会青年部がアレンジし、2013年春から販売された「小野
アイスバーガー」。バーナーで焼いたパンにバニラアイスを挟み、チョコレートソースやブルーベリーソースな 田村郡小野町
どをかけて完成。
小野アイスバーガー
171 コンテンツ資源 福島県
南相馬市
072125
のまたんは、相馬野馬追に出場するのを夢見るとっても優しく、元気で明るい男の仔馬。
かぶとの黄緑は豊かな自然の恵みを表現。
鮭は必ず産まれた場所に(ふるさと)に帰るからモチーフとして使用されている。
水色のタテガミや尻尾は清らかな川、空色の浴衣は空、青い帯は海を表している。
のまたん
南相馬市
相馬野馬追
172 コンテンツ資源 福島県
古殿町
075051
やぶさめくん
平成22年に古殿町のイメージキャラクターとして誕生した「やぶさめくん」。
古殿町に約800年前から伝わる伝統の神事“流鏑馬”をモチーフとし、愛くるしい表情で多くの人から親しま
れている。
石川郡古殿町
知名度はまだまだ低いが、これからもっといろいろな場所に行って、沢山の人ともっと交流したいと思ってい
る。
特技は弓を放つこと。
173 コンテンツ資源 福島県
天栄村
073440
ふたまたぎつね
2009年、湯本文化祭のキャラクターとして地元、湯本小学校の子供達が考案。
二岐山に住み、湯本小学校二岐分校に通う小学2年生。
「ふたまたする」を「二岐山で遊ぶこと」だと勘違いして「おれと二岐しねがい?」が口癖。
湯本・二岐に来てくれた人たちを手厚くもてなしてくれる。
肉食なので好物は野うさぎ。
岩瀬郡天栄村
二岐山
174 コンテンツ資源 福島県
大玉村
073229
たまちゃん
大玉村で育った元気な明るい娘をイメージしたキャラクターで、大玉村の「大」をかたどり、安達太良山、村
の花「桜」をモチーフに右手に大玉村特産品の「米」をイメージさせる稲穂を、左手はハートの手で観光客を温 安達郡大玉村
かく迎える心などを表現している。
11
安達太良山 米
通番
カテゴリー
県
市町村
地域資源名
地方公共団体コード
資源の概要
所在地
地域産業資源の内容の指定
175 コンテンツ資源 福島県
本宮市
072141
まゆみちゃん
176 コンテンツ資源 福島県
南会津町
073687
だいちゃん
「まゆみちゃん」は、まゆみの木の実がモチーフ。
おなかには、「福島のへそのまち本宮」を表す、かわいいおへそがある。
婚約者は埼玉県上尾市のアッピー。
本宮市
会津高原だいくらスキー場のキャラクターで、同町針生地区に生息するツキノワグマをモデルにしている。ラ
南会津郡南会津町
イバルはくまモンとのこと。
177 コンテンツ資源 福島県
二本松市
072109
東北・福島の秋を彩る、二本松の菊人形。
菊松くんは二本松の菊人形マスコットキャラクター。
二本松のシンボルの花、菊をモチーフにした髪型がとっても個性的。
菊松くん
二本松市
178 コンテンツ資源 福島県
昭和村
074462
昭和村を愛する、からむしとカスミソウの妖精。
頭の形は、七夕の織姫とカスミソウ。
足は昭和村の駒止湿原・矢ノ原湿原の清水を表現。
胴体はからむしの茎、顔の形は愛らしい雪だるまで、雪国昭和村を連想させている。
からむん
大沼郡昭和村
179 コンテンツ資源 福島県
金山町
074454
金山町の公式キャラクター。
「かぼまる」は、金山町特産品「奥会津金山赤カボチャ」の妖精。人の集まるところが大好きで、頭が赤カボ 大沼郡金山町
チャ、リボンは大塩炭酸水、体は町の温泉を表している。
かぼまる
奥会津金山赤カボチャ 金山の天然炭酸水
180 コンテンツ資源 福島県
新地町
075612
181 コンテンツ資源 福島県
会津若松市 072028
あかべぇ
182 コンテンツ資源 福島県
矢吹町
やぶきじくん
相馬共同火力発電の新地発電所内にある「わくわくランド」のマスコットキャラクター。石炭の化身。石炭か
ら生まれた頑固者。長い眠りから覚め、いろんなことに好奇心が旺盛。
くろべぇ
相馬郡相馬郡新地町
2004年頃に福島県会津地方の郷土玩具である「赤べこ」をモチーフにして登場した同地方のマスコットキャ
会津若松市
ラ。観光案内のパンフレットなどでその姿を多く見ることができる。 074667
一守流空手が特技の「やぶきじくん」は町名の「やぶき」と「きじ」を合わせて誕生した矢吹町のキャラク
ター。
鳥類キジなのに目指すはキャラ界の暴君。
西白河郡矢吹町
183 コンテンツ資源 福島県
会津美里町 074471
キャラクターは、合併五周年を迎える会津美里町の創生をイメージし、「卵」を図案化したもの。
目のまわりにある黒いシルエットは、会津美里町のかたち(境界線)そのものを表している。
他の自治体にあまりみられないパターンにより、対外的なPRでも有効かつ差別化が図られる。
本キャラクターは目に特徴があるが、会津美里町の生まれと言われる天海大僧正の諡号は慈眼大師であ
る。
あいづじげん
大沼郡会津美里町
184 コンテンツ資源 福島県
北塩原村
074021
バンダイくん
185 コンテンツ資源 福島県
泉崎村
074641
いずみちゃん
186 コンテンツ資源 福島県
三春町
075213
たっきーくん
187 コンテンツ資源 福島県
浅川町
075043
あさまる
188 コンテンツ資源 福島県
棚倉町
074811
たなちゃん
189 コンテンツ資源 福島県
柳津町
074233
うとちゃん
190 コンテンツ資源 福島県
西会津町
074055
こゆりちゃん
191 コンテンツ資源 福島県
国見町
073032
くにみももたん
192 コンテンツ資源 福島県
桑折町
073016
ホタピー
193 コンテンツ資源 福島県
田村市
072117
カブトン
明治21年(1888年)の磐梯山噴火とともに生まれたが、あまりにも大きな被害を出してしまったために、山奥
で人目に付くことなくひっそりと暮らしていた。ちなみこの噴火は、バンダイくんのせいではないが、本人は申
し訳なく思っているらしい。
耶麻郡北塩原村
2010年春になって、「磐梯山周辺の人達の役に立ちたい」と色々な所に出没してイベントのお手伝いをした
り観光案内をしたりして、地域のPRに貢献をしている。
磐梯山
泉川集落で生まれた1400歳のハニワ。発見した泉崎の魅力を話したくてしょうがない陽気な子。
西白河郡泉崎村
三春町のイメージキャラクター。名物の滝桜をモチーフにしていると思われる。
田村郡三春町
平成10年に誕生。浅川町の花火の尺玉をモチーフにしている。
石川郡浅川町
頭の上に、町の花であるツツジを載せ、ギリシャのスパルタと友好都市であることから、古代ギリシャのキト
東白川郡棚倉町
ンを身にまとっている。
柳津町の「丑寅まつり」のマスコットキャラクター。顔の上半分が牛、下半分が虎というハイブリッドなキャラ
クター。
河沼郡柳津町
霊峰・飯豊山からの使者で、西会津町に住み着いたオトメユリの妖精。
耶麻郡西会津町
飯豊山
国見町では源義経にまつわる伝説が多いことで、義経の鎧をモチーフに特産品の桃を組み合わせたキャラ 伊達郡国見町
クター。
桑折町の観光マスコットキャラクター。特産品の桃と、産ヶ沢川のホタルをモチーフにしている。
伊達郡桑折町
昭和62年にミニ独立国「カブトムシ自然王国」として独立を宣言した田村市合併前の旧・常葉町のPRキャラ
田村市
クター。平成5年に誕生。右からカブトン、カブっち、カブリン。
12
桃
通番
カテゴリー
県
市町村
地域資源名
地方公共団体コード
資源の概要
所在地
194 コンテンツ資源 福島県
福島市
072010
195 コンテンツ資源 福島県
会津若松市 072028
会津若松「はたらくアイドル」プロジェクト
196 コンテンツ資源 福島県
郡山市
072036
せせらぎ小町
197 コンテンツ資源 福島県
いわき市
072044
アイくるガールズ(icle girls)
198 コンテンツ資源 福島県
いわき市
072044
Baby Tiara
199 コンテンツ資源 福島県
喜多方市
072087
KITA☆GIRL(キラガール)
200 コンテンツ資源 福島県
矢吹町
074667
RC girls(あかべこガールズ)
名称の由来は、福島県にそびえている吾妻山で見られる「雪うさぎ」という、うさぎの形に残雪する現象を、
英語の「Love it(それが好き、好きなもの)」というお気に入りを指す言葉に掛け、福島でしか見られない、福
島に住む方々にとって特別なお気に入りのアイドルになれるように、という想いから名付けた。
Loveit!(ラビット)
福島市
会津若松から始まる、エンターテイメントと人材育成の両立で地域活性化を目指すプロジェクト。テーマは
「労働」と「パフォーマンス」。
会津若松市
福島県郡山市を拠点としたアイドル活動を通じて、郡山市の魅力を全国へ発信し、街・経済の活性化をは
かる事を目的としている。
郡山市
福島県いわき市公認ご当地アイドル『アイくるガールズ』。「NHKオンデマンドWONDERアイドルステージ」と
いわき市
「スカパーご当地アイドルお取り寄せ図鑑」で優勝し2冠達成。昨年に続き「U.M.U AWARD」の決勝にも進出決
定した。
日本初チャリティーダンスユニットBaby Tiara。Baby Tiaraは震災孤児の方々の為に立ち上がった。
いわき市
福島県喜多方市を中心に活動するご当地アイドルKIRA☆GIRL。
喜多方市
柳津小学校6年生4人で編成したダンスユニットである。
西白河郡矢吹町
13
地域産業資源の内容の指定