学 校 通 信 平成27年12月24日発行 東温市立西谷小学校 「もしも」に備えて! シェイクアウトえひめ 12月17日に「シェイクアウトえひめ」と呼ばれる県民総 ぐるみ地震防災訓練が行われました。シェイクアウトとは、ア メリカ・カリフォルニア州で始まった、地震を想定して参加者 がいっせいに身を守るための安全行動をとるという訓練です。 11時に防災行政無線で訓練開始の指示があり、下の三つのこ とに気を付けながら、校内のそれぞれの場所で1分間、安全確 保行動をとりました。 火災避難・救助・消火訓練 「シェイクアウトえひめ」の翌日、18日に火災避難・救助 ・消火訓練を行いました。 まず、理科室からの出火したという想定で第1避難場所とな る運動場への避難を行いました。次に、階段で転倒して動けな くなった児童が一人いるという想定で救助を行いました。子ど もたちは、煙を吸わないようにハンカチを口にあてながら、き びきびと動き、担架で運ばれた児童を入れても約4分で避難を 完了しました。 そして、運動場で消火訓練を行いました。ここで活躍したの が4年生で編制された少年消防クラブです。まず、消火器の使 い方を「ピノキオ」という合い言葉で説明し、水消火器を使っ て、実際に消火器の使い方を実演しました。 ピ ピンを抜く ノ ノズルを持つ キ 気合いを入れる オ 押す!(レバーを) 災害は、いつどんなときに起こるかわかりません。どんなに訓練や準備をしても「完璧」になら ないかもしれませんが、これからも「もしも」に備えて、訓練を重ねていきたいと思います。 【児童の感想】 ○シェイクアウトをする前に、先生から「机に入る際には頭を守るように入ること」 「地震の時には 机も動くので、しっかりと机の脚を持つこと」の2つを教えてもらいました。訓練が始まったらす ぐに頭から入って、机の脚を持ちました。みんな真剣な顔でしていました。地震はいつ起こるか分 からないけど、もし起こったら気をつけたいと思います。 (5年 M N) ○ひなんくん練では、消火器の使い方を学びました。家でも家族でも火災が起きたときのじゅんび をしておきたいです。また、火災が広がらないように部屋をきれいにかたづけたいです。 (4年 A T) ○私は、避難訓練で改めて火の恐ろしさを知りました。実際に火災にあったときに、パニックにな らず、落ち着いて行動することが大事と聞きました。火災の防止とともに、落ち着いて行動できる ようにしていきたいです。 (6年 H M) 「心の教育」がんばってます! 12月3・4日の二日間、松山市で文部科学省が主催する「全国学校保健・安全研究大会」が開 催されました。愛媛県で開催されるのは、48年ぶりとのことでした。この大会で本校の田中養護 教諭が西谷小学校の「心の教育」についての取組を発表しました! 研究発表のテーマは、 「心も体も元気モリモリの西谷っ子の育成 -家庭・地域・学校の連携を生 かして-」です。内容は、 「元気モリモリ心の貯金」 「元気モリモリ心の集会」 「学校保健委員会」 「誕 生会」 「学級での取組」 「自然体験教室」などこれまで保護者や地域の方々と取り組んできたことを 中心に20分間にまとめました。 このような大きな研究大会で発表の機会をいただけたのも、日頃からの保護者や地域の方々のご 協力あってこそだと思います。今後も、 「心も体も元気モリモリ」を合い言葉に学校保健活動 を中心とした、 「心の健康」への取組を学校・家庭・地域が一つになって進めていきたいと思います。 今年もお世話になりました。 よいお年をお迎えください。
© Copyright 2024 Paperzz