新卒採用向け会社案内

新卒採用向け会社案内 詳細版
分離精製技術の深化・展開が、豊かな未来を創る
7
CONTENTS
4
拡大し続ける
「グループネットワーク」
PAGE
ワイエムシィについて
PAGE
当社のコアテクノロジーは、高速液体クロマトグラ
YMC Korea
フィー(HPLC)という分離精製技術。ラボからプラン
トスケールまで、自社開発の製品・サービスをトータ
YMC Europe
ルソリューションとして安定的に提供するグローバル
YMC Shanghai
YMC America
企業です。
YMC India
Life
f
Science
nce
製薬
医療検査
創薬
医学
YMC Taiwan
環境
バイオ医薬品
YMC Singapore
次世代
エネルギー
小松事業所
生化学
新素材
東京営業所
農薬
京都本社
肥料
農学
電気製品
品種改良
食品化学
石油化学
機能性食品
繊維
5
PAGE
YMC America, Inc.(アメリカ)
YMC Europe GmbH(ドイツ)
YMC India Pvt. Ltd.(インド)
YMC Korea Co.,Ltd.(韓国)
YMC Shanghai Rep. Office(中国)
YMC Taiwan Co.,Ltd.(台湾)
YMC Singapore Tradelinks Pte. Ltd.(シンガポール)
京都研究所
株式会社ワイエムシィ京都本社
株式会社ワイエムシィ京都研究所
株式会社ワイエムシィ小松事業所(石川県)
株式会社ワイエムシィ東京営業所
株式会社ワイエムシィ科学機器事業部(京都府)
株式会社 YMC エンジニアリング(京都府)
化粧品
香料
・科学機器事業部
・YMC エンジニアリング
HPLC とは
8∼
現代の医薬品や機能性食品の
開発や製造に欠かせない技術。
試料
当社の製品・サービス
PAGE
ポンプ
インジェクター
【 HPLC用充填剤 】
溶離液
ワイエムシィが生産する充填剤には、高
性能の HPLC 用充填剤や、バイオ医薬品
HPLCカラム
検出器
の精製に最適なイオン交換担体、キラル
フラクションバルブ
分離用充填剤など、様々な種類が揃って
目的の物質
クロマトグラム
います。豊富なラインナップから分離モー
ドや粒子径など、最適な充填剤を選択す
ることで、低分子からペプチドやタンパク
排液
質などの高分子、キラル化合物まで、各種
6
PAGE
成分の精製に対応します。
コア技術
「HPLC を利用した分離精製」
【 HPLC用カラム 】
ラボからプラントまで、
当社の HPLC 用カラム・充填剤は世界各
HPLCに関する製品をトータルで提供。
国で使用実績があり、高い評価をいただ
いている製品です。HPLC 用カラムはも
ちろん、バイオ医薬品の精製に有効なイ
オン交換クロマトグラフィー用カラム・担
体やキラルテクノロジー領域の光学異性
体分離用カラム・充填剤まで、幅広い分野
ラボ
スケール
2
プラント
スケール
の化合物が分離できる製品を製造してい
ます。
【 分取装置/フロー合成装置 】
HPLCシステムやバイオクロマトグラフィー
【 受託精製/受託合成 】
13
職場環境は、分取精製に必須の3要素「充
PAGE
填剤、カラム、装置」を最新の自社製品で
システム、中圧と高圧の機能を兼ね備えた
LC-Forte/Rシリーズなどの分取装置、マ
備える医薬品精製プラント。
イクロ空間を利用したフロー合成装置、
また、リサイクル分取、超臨界流体クロマト
シリンジポンプなど、合成から精製まで、
グラフィー(SFC)
、擬似移動床(SMB)など
少量から大量分取まであらゆるスケール
の先端技術を使ったシステムを取り入れ、
に対応し、お客様の多様なニーズに応え
より効率的な分取精製を実施しています。
ています。
また、ラボ内で水素を簡便・安全に取り
扱い可能な水素供給ツールも企画する
14
【 品質保証/品質管理 】
「当社の信頼」を支える非常に重要な部門
PAGE
など新たな市場を開拓しています。
です。ISO、GMPなど、世界基準の品質管
理体制の下、原材料から最終製品に至る
まで、厳しい試験と検査を行い、クリアし
【 受託精製/受託合成 】
た製品だけを出荷しています。
世界の製薬企業、食品企業などから依頼
専門知識のあるスタッフが製造部門や研
を受けて、医薬品原薬(API)
、オリゴ核酸、
究開発部門と連携して問題の改善・解決
ペプチド、キラル化合物などを精製して
に努め、より高度な品質保証体制づくりに
います。GMP対応の医薬品精製プラント
取り組んでいます。
では、バイオ医薬品など付加価値の高い
物質の受託精製を実施し、事業領域を拡
大しています。また、受託合成では医薬
品中間体や電子機能材料などを生産し
【 国内営業/海外営業 】
15
既存マーケットの拡大、新規開拓など、お客
PAGE
様、エンドユーザー、その先の社会を見据
ます。
え、スピード感をもってグローバルに日々
奔走しています。
また、コンサルティングではお客様の仕事
を理解したうえで、課題を見出し、それらを
解決していくサービスをトータルソリュー
10∼
ションとして提供していくことが使命です。
お客様と継続的な信頼関係を構築できる
従業員の業務
かが営業マンとしての成功のカギです。
PAGE
10
PAGE
【 充填剤/分析カラムの研究開発 】
研究開発では、チームを構成し、基礎研
究、新製品開発、既存製品の改良、技術
情報の蓄積と提供、技術セミナーなどを
行っています。医師や薬剤師、大学の専
門家も加わり学術領域における専門知識
17
先輩社員からのメッセージ
PAGE
を深め製品開発に生かしています。
11
PAGE
【 分取装置・カラム/フロー合成装置
の研究開発 】
HPLCのハードウェアやソフトウェアの豊か
な知識を持ったチームが、既存製品の改
充填剤研究開発部門
品質保証部門
受託精製部門
良や新製品を開発します。当社充填剤の
若手社員
若手社員
若手社員
製造部門
分取装置
研究開発部門
営業部門
パフォーマンスを最大限に引き出し、世界
の様々なニーズや規格に対応する競争力
のある製品を創り出すのが使命です。
12
PAGE
【 充填剤/カラム/装置の製造 】
生産する品種やスケールに合わせて様々
な設備を使用します。多くの基準・規格
主任
課長
チームリーダー
をクリアした最新設備とクリーンな環境
が構築されています。技術的な部分にお
いては研究開発に生産データをフィード
バックし日々製造技術の改善に取り組ん
でいます。
19
PAGE
人事担当からのメッセージ
3
ニーズの高い分離精製技術のパイオニアとして
当社が創業以来、コアテクノロジーと
位置づけて、この普及とともに歩んでき
た分離精製技術「高速液体クロマトグラ
常に挑戦を続ける
研究・開発型企業です
フィー (HPLC)」
。当初、このHPLCの常識
はラボスケール分析の利用のみでした
が、当社はそうした少量分析からは考え
られないほどの大量生産向け分離精製
(分取)に応用することに成功。以後、現
在に至るまでこの分野のパイオニアと
して邁進してきました。
当社はバイオ医薬品治験原薬、ペプ
チド、タンバク質、オリゴ核酸、キラル化
合物などの クロマトグラフィー分析 か
ら プラントスケール分取 までを、自社
製薬
開発 の 製 品・サービスによってトータ
ルソリューションとして提供。あらゆる
医療検査
創薬
ニーズに応える事業をグローバルに展
開しています。
医学
環境
バイオ医薬品
次世代
エネルギー
生化学
新素材
農薬
肥料
農学
電気製品
品種改良
食品化学
Life
fe
Science
e
石油化学
機能性食品
繊維
香料
化粧品
社会の至るところに提供
当社の製品・サービスは、生物学、医
学、薬学などを総合的に研究する「ライ
フサイエンス」をはじめとした様々な研
究機関や、世界の人々の健康や暮らし
に関わる分野の生産拠点で、広く利用
されています。
4
分析・分離技術の一つ
HPLCとは、High Performance Liquid
HPLCとは…
せた略語で、日本語では一般的に「高速
Chromatography の頭文字を組み合わ
液体クロマトグラフィー」と呼ばれてい
ます。分析・分離技術の一つで、試料中
試料
の成分を物質ごとに分け、何が含まれ
ているのか (定性 )、どのくらいの量が含
まれているの か ( 定 量 ) を分 析したり、
目的の物質だけを取り出したりすること
が出来ます。
ポンプ
インジェクター
クロマトグラフィーには様々な手法が
溶離液
ありますが、当社では HPLC 技術を応用
し、カラムクロマトグラフィーやイオン
交換クロマトグラフィーなどの充填剤、
カラム、分取装置 (クロマトグラフ)を製
HPLC カラム
造、販売しています。
検出器
フラクションバルブ
目的の物質
クロマトグラム
排液
先端科学の現場のみならず、①医薬品、②健康
機能食品、③医療検査、④環境調査、⑤電子機能
素材など、私たちの生活に密接な分野に、当社
の製品・サービスが関わっています。
医薬品
健康機能食品
医療検査
環境調査
電子機能素材
医薬品製造の分離精製(分取精製)工程
バイオ医薬品製造工程
前培養
本培養
除細胞
アフィニティークロマトグラフィー
クロマトグラフィー精製
イオン交換クロマトグラフィー
濃縮
凍結乾燥
原薬完成 ( 製剤へ )
サイズ排除クロマトグラフィー
医薬品の中間体製造工程
原料合成 ( 調達 )
本合成
順相クロマトグラフィー
クロマトグラフィー精製
逆相クロマトグラフィー
濃縮
再結晶
原薬完成 ( 製剤へ )
キラルクロマトグラフィー
5
HPLCの技術力、製品力を生かし
トータルソリューションを提案
ラボスケールからプラントスケールま
で、HPLC 用充填剤、HPLC 用カラム、分
取システムを自社で開発、製造、販売す
る「世界で唯一の事業形態」が、当社の
強みです。さらに、分離メソッドの開発
/コンサルティングや、GMP 対応の受託
精製も加え、トータルソリューションとし
て提案。医薬品、食品など様々な分野
の企業で、当社の技術や製品が役立て
られています。
HPLC 用カラム
コア技術
分離精製
ラボからプラントまで
HPLCに関する製品をトータルで提供
HPLC 用充填剤
分取システム
ラボ
スケール
受託精製・受託合成
6
プラント
スケール
フロー合成装置
全世界を網羅する
グループネットワークを構築
ワイエムシィでは、グループの国内外
拠点を通じて、全世界への製品供給体制
とサービス体制を構築。経済発展や人
口増加が見込まれ、それに伴って医薬品・
機能食品の需要が高まると予想される
YMC Korea
国や地域を中心に、引き続き拠点拡大を
計画しています。
YMC Europe
YMC Shanghai
YMC America
YMC India
YMC Taiwan
YMC Singapore
小松事業所
YMC America, Inc.(アメリカ)
YMC Europe GmbH(ドイツ)
YMC India Pvt. Ltd.(インド)
東京営業所
YMC Korea Co.,Ltd.(韓国)
YMC Shanghai Rep. Office(中国)
京都本社
・科学機器事業部
・YMC エンジニアリング
YMC Taiwan Co.,Ltd.(台湾)
YMC Singapore Tradelinks Pte. Ltd.(シンガポール)
株式会社ワイエムシィ京都本社
株式会社ワイエムシィ京都研究所
株式会社ワイエムシィ小松事業所(石川県)
株式会社ワイエムシィ東京営業所
株式会社ワイエムシィ科学機器事業部(京都府)
京都研究所
株式会社 YMC エンジニアリング(京都府)
7
当社の製品・サービス
1
HPLCによる分離技術に不可欠な
製品群とフロー合成装置
HPLC用充填剤
高性能のHPLC用充填剤をはじめ、バ
イオ医薬品の精製に最適なイオン交換
分取クロマトグラフィーシステム
担体、キラル分離用充填剤など、様々な
少量から大量分取まで、あらゆるス
HPLC 用充填剤をラインナップ。この中
ケールや精製目的に対応したシステム
から、分離モードや粒子径などによって
をラインナップ。HPLCシステムをはじ
最適な充填剤を選択することで、低分子
め、サニタリー性に優れたバイオクロマ
からペプチドやタンパク質などの高分
トグラフィーシステム、中圧と高圧の機
子、キラル化合物まで、各種成分の精製
能を兼ね備えたリサイクル分離精製が
に対応します。
可 能 な「LC-Forte/Rシリーズ」、防 爆 仕
また、HPLC 分取システムやバイオク
様の大型分取システムなど、様々なご要
ロマトグラフィー分取システムなど、分
望に対応できる製品を揃えています。
取のトータルソリューションも充填剤と
併せて提供しています。
フロー合成装置と周辺機器
8
HPLC用カラム(パックドカラム)
ワイエムシィでは、化学反応ソリュー
世界各国で使用実績があり、高評価
ションとして「フロー 式 反 応」を 提 案。
を得ているHPLC 用カラム。そのほか、
マイクロ空間を利用した試料の高速混
バイオ医薬品の精製に有効なイオン交
合と、精密な温度制御により、反応収率
換クロマトグラフィー用カラム・担体や
の向上、条件の緩和、反応時間の短縮な
キラルテクノロジー領域の光学異性体
どが期待できます。また、薬理・動物実
分離用カラム・充填剤まで、幅広い分野
験などあらゆるフロー合成要素にも対応
の化合物を分離できる製品が揃ってい
可 能 なシリンジポンプを提 供。他 に、
ます。また、少量分析用から工場生産向
ラボ内で水素を簡便・安全に取り扱い
け分取用カラムまで、サイズラインナップ
可能な水素ガス供給ツールなどを企画
についても豊富です。
しています。
当社の製品・サービス
2
様々な受託事業を通して
お客様が抱える課題にも対応
充填剤・カラムの受託研究/開発
分離メソッド開発
創薬、食品、繊維、電気、環境といった
光学異性体などを効率よく分離精製
分野の研究機関や、企業から依頼される
する際、リサイクル、SFC、SMBといった
高付加価値品の精製に最適な充填剤・
技術を使った手法やアプリケーション
カラムの開発を行います。当社製品の
などの分離メソッドを開発し、お客様に
組成をカスタマイズによって最適化し
提供しています。
たり、時 に は 未 知 の 素 材 を 探 索 する
などして、お客様の抱える課題に応えて
います。
プラントシステムの提案
顧客企業の要求仕様に合わせたプラ
受託精製/受託合成
ントシステムを企画・提案。ハードウェ
アとソフトウェアの設計/開発から製造、
世界の製薬企業、食品企業の依頼に
エンジ ニアによる据え付 け、アフター
より、医薬品原薬 (API)、オリゴ核酸、ペ
メンテナンスまで行っています。
プ チド、キ ラ ル 化 合 物 な ど を 精 製。
GMP 対応の医薬品精製プラント( 小松
事業所)では、バイオ医薬品など付加価
値の高い物質の受託精製へも、事業領
域を拡大しています。また、防爆仕様の
大型分取システムや直径1,000mmを超
える可動栓カラムを備えた FXプラント
(小松事業所)では、ton単位の精製を行っ
ています。
一 方、受 託 合 成で は 医 薬 品 中 間 体、
電子機能材料などを生産しています。
提携/協業
様々な先端技術企業や大学とコラボ
レーションしています。
9
分離技術を探索し、充填剤を開発・改良する
充填剤/分析カラム
研究開発部門
研究開発部門
研究開発では、チームを編成して基
礎研究、新製品開発、既存製品の改良、
技術情報の蓄積と提供、技術セミナー
の開催などを行っています。医師や薬
剤師、大学の専門家も加わり、学術領域
における専門知識を深めて製品開発に
生かしています。
また、京都研究所と小松事業所の研
究開発部門では、当社の充填剤、パッ
クドカラム、先端技術を駆使した分離
メソッドの開発、バイオ医薬品の分析に
最適な充填剤の研究を行っています。
それぞれの拠点は離れていても同じテー
マに取り組むなど、日常的に交流しなが
ら研鑽しています。
若手社員に任せる仕事も多く、時には
新製品の検討企画を任せることもあり
ます。毎回、良い結果が出るとは限りま
せんが、失敗を恐れずに挑戦できる環
境は若手社員にとって魅力になってい
ます。
B
C
A
E
D
A.HPLC用充填剤「YMC*GEL」
B.超臨界流体クロマトグラフィー(SFC)用カラム「Alcyon SFC」
新製品開発
試作
評価
改良
上市
C.バイオクロマトグラフィー用イオン交換カラム「YMC-BioPro」
D.ノンポーラスポリマー
E.ポーラスポリマー
製造
技術の
開発
評価
製造工程へ
移管
既存製品の改良
品質
安定性
評価
製造部門
分取装置・カラム
フロー合成装置
研究開発部門
改良
品質保証部門
品質管理部門
受託精製部門
受託合成部門
充填剤
分析カラム
研究開発部門
10
分離メソッドの
営業部門
開発
新技術・
分離メソッドの
探索
技術情報の
蓄積
お客様に提供
学会等での
技術セミナー
工学×化学のエキスパートチーム
分取装置・カラム
フロー合成装置
研究開発部門
理化学装置を開発・改良
分取装置の開発では、HPLCのハード
ウェアやソフトウェアの豊かな知識を持っ
たチームが既存製品の改良や新製品の
開発を行っています。当社充填剤のパ
フォーマンスを最大限に引き出し、世界の
様々なニーズや規格に対応する、競争
力のある製品を創り出すのが使命です。
HPLC用のカラムや分取装置は、医薬
品の生産に欠かせない高純度の分取精
製を実現するため、ナノ単位の精度が
要求されます。また、ラボスケールから
シームレスにスケールアップすることを
考慮したシステム、ソフトウェア設計が
当社の強みであり、世界の医薬品大手
企業の原薬開発から大量生産への移管
に大きく貢献しています。
理化学装置は用途や動作環境、材質
などが千差万別で、ハード面でどのよう
な動きになるかが理解できていないと、
ソフトウェアの設計はできません。研究
開発チームは常に関係部門と連携する
ため、設計以外の知識やノウハウを蓄
積できる環境にあります。
D
A
新製品開発
実機
評価
試作
改良
上市
B
C
A.バイオクロマトグラフィーシステム
「BioStream」
当社
お客様
からの
評価
改良
B.防爆型分取HPLCシステム「K-Prep EX」
実機
評価
C.可動新式分取カラム「DAU series」
R
○
D.異相系反応装置「KeyChem -Integral」
製造工程へ
移管
既存製品の改良
品質安定性
評価
改良
ソフトウェアの
評価・検証
改良
品質保証部門
品質管理部門
アップ
デート
製造部門
分取装置・カラム
フロー合成装置
研究開発部門
営業部門
充填剤
分析カラム
研究開発
部門
受託精製部門
受託合成部門
11
製薬業界で認められた厳格な管理体制のもと
製造部門
多種多様な製品を製造
製造工場では、多くの基準・規格をク
リアした最新設備とクリーンで安全性の
高い環境を構築。世界のユーザーに向
けて生産される製品の種類やスケール
に合わせて、様々な設備を使用します。
技術的なことに関しては品質管理部門
や研究開発部門に生産データをフィー
ドバックし、日々、製造技術の改善に取
り組んでいます。主要な生産設備は二
重化されており、万が一トラブルが起き
てもお客様への安定供給に支障はあり
ません。
製造部門と研究開発部門が同じ拠点
内 ( 充填剤・パックドカラムは小松事業
所、理化学装置は科学機器事業部)にあ
るため、技術的な問題の解決がスピー
ディーに行われます。
より高品質の製品を安定的に製造し
ながら生産コストを抑えるためには、需
要の予測から在庫管理、生産ラインや
出荷・納品プロセスまでの調整が欠か
せません。また、製品の製造に必要な
部材を調達することも重要な要素です。
したがって、購買先の選定や価格交渉
など、製品の知識のみならず様々なス
キルが要求されます。当社でいくつか
の部門を移動就業すれば、自然に習得
できるスキルです。
A
B
D
C
E
A.HPLC用充填剤「YMC*GEL」
逆相系、順相系など官能基の種類が豊富で、粒子径も豊富にラ
インナップ。高性能でコストパフォーマンスに優れ、国内のみな
らず海外でも広く使用されています。
充填剤
分析カラム
研究開発
部門
B.HPLC用カラム「YMC-Triart」
(高圧/超高圧)
使いやすい有機シリカハイブリッドカラムです。卓越した耐久性
と優れたピーク形状・再現性で、高圧と超高圧間の相互のメ
ソッド移行がスムーズに行えます。
分取装置・カラム
フロー合成装置
研究開発部門
C.分取LCシステム「BioStream」
製造部門
営業部門
12
操作性に優れた高性能・高品質なシステムで、バイオ医薬品等
の分離・精製プロセスに要求されるサニタリー性、スピード、高
純度精製を実現します 。
品質保証部門
品質管理部門
D.マルチ分取HCLPシステム「LC-Forte/R」
リサイクル分離など次世代の機能を搭載した分取装置で、大量
粗精製の中圧と精密精製の高圧の2モードが使用できます。
F
G
H
E.HPLC送液ポンプ「K Series」
ダブルプランジャー及び高精度サーボモーターの採用により、脈
流の少ない高精度な送液が可能です。
F.バイオクロマトグラフィー用アクリルカラム
「YMC Pilotカラム」
カラム接液部はすべてノンメタル仕様でデッドボリューム等も
なく洗浄が容易なハイジーン設計。オプションも豊富でカスタマ
イズのしやすさが強みです。
G.可動栓式分取カラム「DAD Series」
経済性、耐久性、再現性に優れた自動自己充填型の可動栓カラム
で、
充填剤のカラムへの詰め替えを容易に行うことができます。
H.分取HPLCシステム「K-Prep FC」
パイロットスケールの自動制御分取システム。PCによる全自動運
転が可能でクロマトデータ、計器データを自動記録できます。
GMP対応の医薬品精製プラントを中心とした最新設備で
受託精製部門
受託合成部門
世界の医薬・食品企業を支える
ラボなどの少量分析用から生産向け
のプラントスケールまで、バイオ医薬品
治験原薬、オリゴ核酸、ペプチド、タンパ
ク質、キラル 化 合 物、医 薬 品 原 薬 (API)
などの高効率精製、医薬品中間体、電子
機能材料などの合成を行っています。
医薬品精製プラント( 小松事業所 )で
は、GMP管理体制のもと、豊富なノウハ
ウを持った技術者が対象物質を確実に
精製。また FXプラント( 小松事業所 )で
は、防爆仕様の分取システムや大型稼
働栓カラムを駆使し、ton単位の精製を
行っています。両施設共に分取精製に
必須の3要素「充填剤、カラム、装置」が
自社製品で、常に最新の装置・設備が
揃う環境にあります。当社が開発する大
型装置の運転評価も受託業務のスタッ
フが行い、得られたデータを開発部門
にフィードバックし、製品の改良に役立
てています。
分取装置・カラム
フロー合成装置
研究開発部門
営業部門
受託精製部門
受託合成部門
充填剤
分析カラム
研究開発
部門
品質保証部門
品質管理部門
13
世界基準の品質を作り出す
品質保証部門
品質管理部門
厳格な体制づくりとその維持
品質保証/品質管理は、
「当社の信頼」
を支える非常に重要な部門です。
品質保証部門は、ISOに沿った監査や
お客様による監査対応を実施し、社会
に当社の製品・サービスを保証します。
また、お客様から日々寄せられる品質に
関する声に応え、問題の改善・解決に努
めます。
品質管理部門ではISO、GMPといった
世界基準の品質管理体制のもと、原材
料から最終製品に至るまで、厳しい試験
と検査を行い、クリアした製品だけを出
荷しています。
同じ品質の製品を安定供給し続ける
ことは、決して簡単なことではありませ
んが、専門知識を有したスタッフが製造
部門や研究開発部門と連携し、より高度
な品質保証体制づくりに取り組んでい
ます。
製造部門
分取装置・カラム
フロー合成装置
研究開発部門
品質保証部門
品質管理部門
受託精製部門
受託合成部門
営業部門
14
充填剤
分析カラム
研究開発
部門
お客様と継続的な関係を構築する
営業部門
国内営業 / 海外営業
製品開発をバックアップ
国内外の市場や販売店などの様々な
情報源を活用し、既存製品の改良点や新
製品のヒントをリサーチ。研究開発部門
と共に、企画やプロジェクトを立ち上げ
て推進させます。時には新規事業の開発
や、他分野の先端企業とのコラボレー
ションも行います。
ローカライゼーション
ワイエムシィは、創業5年(1985年)で
アメリカに販売会社を設立するなど、早
くからグローバル化を進め、今では売上
シェアの7割が海外のお客様になりまし
た。当社の海外拠点では基本的なことは
共有しますが、日本と同じやり方を押し
付けずに、地域のニーズ、文化、習慣を大
切にし、扱う製品・サービスはもちろん、
販売計画や営業方法もそれぞれの拠点
マーケティングと
コンサルティング営業
国内営業 / 海外営業部門では、既存
と納得がいくまで話し合いを行います。
海外営業部は、ヘッドクォーターとしての
役割を考えながら、各拠点と情報を共有
し、支援や指導を行います。
マーケットの拡大や新規開拓に取り組む
など、お客様、エンドユーザー、その先の
社会を見据え、営業マンがグローバルに、
スピード感を持って日々奔走しています。
また、コンサルティングではお客様の
受託精製部門
受託合成部門
仕事を理解した上で課題を見出し、それ
らを解決していくサービスを、
トータルソ
リューションとして提供していくことが
分取装置・カラム
フロー合成装置
研究開発部門
営業部門
ミッション。お客様と継続的な信頼関係
を構築できるかが、営業マンとしての成
功のカギです。
製造部門
充填剤
分析カラム
研究開発
部門
品質保証部門
品質管理部門
15
販売促進や顧客サポートも
営業部門の重要な仕事
営業部門
販促/企業 PR
営業部では、販売促進やマーケティン
グのために、宣伝物や様々な企画を作
成、実行しています。例えば、毎年国内外
の多くの展示会に出展し、新規のお客
様への販売につなげているのはもちろ
ん、市場ニーズをリサーチしています。
ま
た、顧客を集めての製品紹介セミナー
や、研究スタッフによる専門的な技術
発表のセッティングなども行います。
顧客サポート
製薬・化学企業を中心に、研究機関の
方々へ自社製品や技術情報を提供して
います。また、お客様を訪問し、HPLCシス
テムの新規導入時の設置や保守点検、
ト
ラブルの迅速な対応も営業マンの重要
な役割。関係部門と協力して効率的なメ
ンテナンスを行うと共に、次の課題解決
に向けた情報収集を行い、ソリューショ
ンの提案をします。
受託精製部門
受託合成部門
品質保証部門
品質管理部門
営業部門
充填剤
分析カラム
研究開発
部門
16
製造部門
分取装置・カラム
フロー合成装置
研究開発部門
各部門で活躍する先輩社員からのメッセージ
クロマトグラフィーの
いろいろな可能性が見えてきた
仕事を頑張り、
休日は旅行でリフレッシュ
研修を通して
この会社で働くことを自覚
充填剤研究開発部門 / 若手社員
品質保証部門 / 若手社員
受託精製部門 / 若手社員
私は今、当社の主力製品である液体クロマ
品質保証部門で、証明書や検査書の発行依
コミュニケーションが活発な受託精製部門
トグラフィー用カラムを構成する充填剤の開
頼、品質保証体制に対する質問状の回答依頼
で、医薬品精製プラントにおいて1回あたりの
発に携わっています。所属する研究開発部門
など、主に国内・海外の顧客からの問い合わ
生産性を高めるための取り組みに従事。先輩
は、他部門とのコミュニケーションの機会も多
せに対応しています。品質保証部門は勤務地
たちの仕事をサポートしながら、経験を積ん
く、自分の仕事がどういう位置づけなのかを
の小松事業所のほか、京都の本社と電話や
でいるところです。新人研修では、研究開発課
把握しやすい環境にあります。全社での男女
メールでのやりとりが多く、直接会って話せ
で自社製品の合成過程を学び、学生時代の合
比は約2:1で、部門ごとに偏りはありますが、私
ないので最初は戸惑いました。
成スケールとの違いに驚きました。製品が出
の所属部門は半々です。性別で仕事が変わる
まだ分からないことだらけですが、根気よく
来上がっていく過程を目の当たりにすること
わけではないので業務上、特に気になること
指導してくれる先輩や上司がいるので、恵ま
で、
メーカーで働くことが自覚できました。
はありませんね。
れた環境で仕事ができることを嬉しく思いま
す。休日は海外や国内へ旅行に出かけたりし
て楽しんでいます。大好きな旅行でリフレッシュ
できるので、また仕事を頑張ろうと思えます。
就活中の皆さん、先入観にとらわれず、少しで
も興味があれば挑戦してみてください。
個性的な先輩や同僚に囲まれ、自分にはな
学生のころからHPLCが好きで研究をして
い価値観や多角的な物事の考え方に触れる
いたので、
この業界で大きな仕事がしたいで
機会があるのは、恵まれているなと感じます。
す。今は、産業界におけるクロマトグラフィー
就活生の皆さん、各会社のホームページや企
の需要が分かり、いろんな可能性も見えてき
業情報だけを鵜呑みにせず、自分の目と耳で
たので、
この会社に入社してよかったと思って
合う企業を見つけてください。
います。
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子どもがいても会社の支援で
支障なく勤務
語学スキルと勤勉さが
海外での仕事には大事
OJT/OFF-JTの強化で
若手のスキルアップヘ
製造部門 / 主任
分取装置研究開発部門 / チームリーダー
営業部門 / 課長
イオン交換樹脂であるBioProシリーズの製
製薬企業向けの大型クロマトグラフィー装
意欲次第でクロマトグラフィーの知識や技
造技術改善に取り組んでいて、現在は製造ス
置の製造に取り組んでおり、お客様が要望の
術が向上でき、
スキルアップを図れるのが営業
ケール拡大を実施。大規模製造の難しさと面
アプリケーションに即した装置になるよう設
部門。私は営業部員として、医薬品から日常生
白さを痛感しています。担当業務は私が主体
計するのが私の仕事。製造した装置がお客様
活品に至るまで、
クロマトグラフィー技術を生
となりますが、実現には多くの協力が不可欠。
の要望に叶うかどうか、お客様立会いのもと、
かしていくことで、いかに社会に貢献できるか
何かと他部署と関わる機会が多いですが、み
工場で行う検査をFATといいます。FATでの経
を考えています。
んなお互いが顔見知りなので、他部署でも相
験も含め、コストを意識しながら、より良い製
談しやすく、円滑に問題解決に当たることがで
品を提供できるよう設計するところに、面白さ
きます。
を感じています。
私が担当する約半数は海外のお客様から
の仕事で、仕様の打ち合わせや工場の立合検
査など、語学スキルが求められます。
うまく話
せることより、伝える意志が大事ですね。愚直
で勤勉な仕事がお客様から信頼を得、継続的
なお付き合いにつながっているのだと感じて
います。
営業部門では時代に合わせ、より合理的な
マネージメントを目標にしており、若い人たち
の意見を取り入れようとしています。営業部門
小松事業所がある小松市に勤務すること
の重要な仕事の一つが、お客様のニーズから
になり、
ここで縁あって家族を持つことができ
新製品のヒントを得ること。
したがって、顧客の
ました。子どもが一人いますが、共働きのた
技術に触れて行くことが営業のOJTであり、そ
め妻と協力して子育てを行っています。子ども
の強化は欠かせません。また不定期ですが、
の体調が悪くなったりした時は、会社から柔
OFF-JTとして勉強会などを行い、営業部員と
軟に対応していただき、支障なく勤務できて
してのスキルアップに取り組んでいます。
います。
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人事担当からのメッセージ
人々の暮らしや健康を支えるという
当社の創業以来の使命に共感し
チャレンジする人材を求めています
自分の役割を
正しく理解し
グローバルな
視点を持ち
情熱をもって仕事に
取り組める人
常に誠実に行動
できる人
失敗や変化を恐れず
新しいことに
チャレンジできる人
総務人事部 / 部長
当社のコア技術である「高速液体クロマトグ
ラフィー(分離精製)」を応用した製品・サービス
は、家庭で使用されたり一般の人々の目に触れ
たりすることがないため、当社を知る人はまだ
それほど多くはありません。
しかし、
この技術や
当社製品が利用されるその先には、副作用を抑
えた薬が開発され、機能食品が人々の健康維持
に役立ち、
また温暖化対策や資源問題といった
自然環境の保全に貢献しており、社会になくて
はならないものです。当社は特に、分取クロマト
グラフィー分野のパイオニア企業であり、いち
早く海外に目を向け、
アメリカ、
ヨーロッパ、
アジ
アの順に世界展開して現在に至ります。
1980年の創業以来、当社は事業を通じて科
学の発展のみならず、より良い社会づくりに貢
献し、人々の暮らしや健康を支えることを使命と
しています。私たちが求めるのは、
この使命に共
感し、チャレンジする人材です。当社が使命を果
たし続けるには、環境の変化に対応し、失敗や
変化を恐れず、先を見据えて積極的に新しいこ
とに挑戦する精神を持った人材ができるだけ多
く必要なのです。
当社には研究開発、品質管理、製造技術、受
託精製、営業など様々な活躍のフィールドがあ
ります。若手に仕事をどんどん任せていく風土
があります。いろいろな仕事を経験できるチャン
スがあります。そして、当社はあらゆる人が働き
やすい環境づくりを続けています。幅広い分野
の方々に応募いただき、当社でワールドワイド
に活躍していただくことを期待しています。
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会社説明会、
セミナー開催
メールで申し込みください。
詳しくは当社ウェブサイトをご確認ください。
当社スケジュールにより日程のご調整をお願いする場合があります。
受入れ数に限りがあるため、申込をお受けできない場合があります。
お問い合わせ
株式会社ワイエムシィ 小松事業所
総務人事部
〒923 - 8557 石川県小松市国府台5丁目28番地
TEL.0761- 47- 8000 FAX.0761- 47- 8227
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