Hyperion Titan Brushless ESC v3, with COOL BEC and TI

Hyperion Titan Brushless ESC v3,
with COOL BEC and TI-WARN LED
注意:電池パックが接続されたときにもこの警告ランプは点滅し、認識したセル数を表示します。3 セルなら 3 回点滅します。
電池は逆挿ししないでください
タイタン ブラシレススピードコントローラ v3
COOL BEC, TI-WARN 警告 LED 付モデル
モーターへの配線
ブラシレスモーターへは黄色の 3 本のワイヤを接続します。直接ハンダ付けするか適切なコネクタを使用します。
どの 3 本の線を接続してもかまいません。モーターが逆転させるには任意の 2 本の線を逆に接続するかプログラム設定でモータ
ーの逆転を指定します。
このたびは Titan ESC をお求めいただきありがとうございます。タ
イタンは高度な技術により設計され長期間にわたるテストから生ま
れた高性能で信頼性の高いブラシレスコントローラです。
ハードウェア仕様:
BEC 回路: 公称 5.3V, 最低 5.0V,4.0A スイッチモード
BEC (最大ピーク 6A, 8 アナログサーボ/5 デジタルサ
ーボ)
過熱保護: ソフトカットオフ@80℃
最大モーター回転数(2 極): 100,000
電圧範囲:
5~18 セル Ni~, 2~6 セルリチウム
ガバナーモード: ヘリ用 RPM コントロール
コントローラ
サイズ (mm)
重量 *
TITAN 35 PSW
61 x 28 x 10
41.2g
* 2.8g の BEC スイッチと 4g のフェライトコア込み
便利なプログラム方法
Titan ESC は多彩な機能を持ち、複雑なプログラムが可能です。送信機のスティック操作でのプログラムだけではなく、各スピー
ドコントローラの 4 ピンコネクタを使って外部から表示で確認しながらプログラムすることができます。
- Emeter と別売のデータケーブルを使用するとフィールドで全機能がプログラムできます。
- Hyperion PC ソフトウェアと別売のデータケーブルを使用すると Windows パソコンから全機能がプログラムできます。
送信機スティックでのプログラム 以下の設定ができます。*はデフォルト値です。
ブレーキモード:
バッテリタイプ:
ソフトスタート:
警告電圧:
スィッチング周波数:
タイミングモード(進角):
モーター回転方向:
カットオフモード:
ガバナーモード:
注意: 警告 LED ランプはモーターが回っているときだけ(スロットルが最下位置にないとき)だけ点灯します。
電池への配線
赤と黒の太い線が動力電池パックへのワイヤです。赤がプラスになるようにコネクタに接続します。コネクタは流す電流にあった容
量のものを使用します。
受信機への配線
黒、赤、オレンジの 3 本のワイヤがつながるコネクタを受信機のスロットル Ch に接続します。
BEC について
PSW モデルにはスイッチングモード BEC が搭載されており、高い電圧の動力電池の電圧を無駄な発熱無しで効率よく受信機・サ
ーボ駆動用の 5.0V に変換して供給することができます。Hyperion の NET 技術により問題となるノイズの発生を極力抑え、ま
た受信機と干渉しない周波数にすることでノイズの干渉を最低限に抑えています。
電池の接続と初期化の手順:
安全のために、スロットルコントロールが正しく動作するか、フライト前に距離を離してテストしてください。
1. 送信機のスティックが最下位置にあることを確認し、電源を入れます。
2. スピードコントローラに電池を接続し BEC スイッチを入れます。モーターからビープ音_-がします。
** ビープ音がしない場合、正しくスロットル ch に接続されているか、エンドポイントが十分低いか、フタバではリバースになって
いるか確認してください。
3. 着陸前に電池の電圧が下がり、オートカットした場合には、スロットルを最低にし、再度ゆっくりパワーを入れるとリザーブのパ
ワーを使えます。再度電圧が下がりすぎたらまたオートカットされます。着陸後は速やかに電池を切り離します。
On / Off*
NiMH-NiCd / 2S~6S リチウム(*3S デフォルト)
On* / Off
オートカット +0.2V* / オートカット +0.3V
8 kHz* / 16 kHz
Auto*(オート) / 7 度/ 30 度
リバース Off */ リバース On
ハードストップ/ ソフト 緩やかにパワー減*/カットオフなし
Off* / Range 1 / Range 2 / Range 3
Emeter または PC データケーブル/ソフトを使用すると以下の設定もできます。
NiCd/NiMH での 1 セルあたりカットオフ電圧: 0.6V* / 0.7V / 0.8V / 0.9V
リチウムでの 1 セルあたりカットオフ電圧:
2.0 ~ 3.2V 0.1V 刻み (リチウム選択時には 3.1V がデフォルト)
TITAN 警告 LED ライトシステム
過放電に敏感な高性能リポを最大限に使うために、TITAN 警告 LED ライトシステムが搭載されています。16C/20C+の高性能
リポは以前のリポに比べてすばらしい性能を発揮しますが、放電しすぎると痛みやすくなっています。また高性能リポ、A123 セル
は放電の最後に急に電圧が下がる特徴があります。通常のオートカットが起きるときにはソフトカットに設定していてもすでに電力
が残っていないことがあり、余裕のある着陸が難しくなります。特にヘリや 3D アエロバティック機、EDF ジェットでは予想しないパ
ワーロスは危険です。そこで TI-WARN 警告システムは、飛行中に機外から見えるところに搭載できる見やすい赤色の高輝度
LED ライトを用意しました。TITAN ESC とはワイヤでつながっています。この警告ランプはオートカット電圧まで下がる前に点滅
を始めます。工場出荷時にはリチウム 1 セルあたり 3.1V がオートカット電圧になっていますが、警告ランプは+0.2V、3.3V/セ
ルで点滅を始め、3.2V になるとずっと点灯します。これでパイロットは着陸のタイミングを知ることができます。ヘリや 3D フライト
用にオートカットしない設定にしていても電池の電圧を確認でき、安全に着陸できるわけです。まずは安全側の設定から使い始め
てタイミングに慣れてみてください。
保証
Hyperion Titan ブラシレススピードコントローラは購入後 12 ヶ月の間製造に起因する不良に対して保証いたします。バッテリの
逆接、水濡れ、墜落など部材・製造に起因しない故障・損害は保証いたしません。返品の際には詳細な問題の説明とともに購入し
た販売店にご連絡ください。多くの場合問題は送受信機の設定、コントローラの使用や設定によるものであり解決されるでしょう。
問題の詳細な説明が無く送られ、問題が見当たらないコントローラは返品主に送料負担で返送します。
墜落、水濡れ、逆接により損傷した Hyperion Titan ESC は販売店にて新品とその価格の 40%引きの価格にて交換してもらえ
る場合があります。
それではフライトをお楽しみください!
Hyperion チーム
プロポからの Titan ESC のプログラム
プロポでのプログラムではモーターはスピーカの役割をします。Titan ESC にブラシレスモーターを接続してください。プログラム
を行う前に安全のためモーターからプロペラをはずしてください。
* フタバ/Hitec の送信機ではスロットルが逆ですので Titan BEC を使用する前にスロットルチャンネルにリバースをセットしてく
ださい。
警告電圧
オートカット電圧 + 0.2V/セル: *
\
\
\
\
\
オートカット電圧 + 0.3V/セル:
/
/
/
/
/
警告電圧になると警告 LED は点滅を始め、さらに 0.1V 下がるとずっと点灯します。
z
まず送信機の電源を入れ、スロットルをフルハイの位置にします。
z
電源電池パックを ESC に接続し、BEC スイッチを ON にします。
モーターの回転方向リバース
z
5 秒ほどそのまま待つと _ _ -- と音がし(低いビープ音に続き高い音)セットアップモードに入ります。
モーターの回転方向を逆にする:
z
下の各パラメータのビープ音が順次鳴っていきます。設定したい値の音が鳴ったときにスロットルを下げるとビープ音が 2
回鳴り値が記憶されます。そしてプログラムモードが終了します。
W W W W W
アクティブ RPM コントロール (ガバナーモード)
_._
低 RPM レンジ:
_.._
ブレーキモード ON/OFF
中 RPM レンジ:
_..._
セットアップモードに入った合図_ _ -- から 5 秒以内にスティックを下げます。
高 RPM レンジ:
_...._
ブレーキモードが変更されたら ESC は以下の音を鳴らして確認します。:
注意:RPM コントロールが ON の時には他の設定も変更されます。
1) オートカットモードが HARD(ハード)の設定の場合は SOFT(ソフト)に、SOFT(ソフト)の設定は無しに変更されます。オートカ
ット電圧は変わりません。
2) ソフトスタートが指定されていない場合はソフトスタートが ON になります。スーパーソフトとして 15 秒かけてゆっくりモーターを
起動します。
z
一度にひとつのパラメータの変更しかできません。他の設定を変更したい場合は一度電池パックをはずし、5 秒ほど待っ
てから最初からやり直してください。
ブレーキモードが OFF に変更
_-
(音が 2 回)
ブレーキモードが ON に変更
_
(音が 1 回)
バッテリモード
NiMH/NiCd:
.
2S リチウム:
.. .. .. .. .. ..
.
.
.
3S リチウム:
... ... ... ... ...
4S リチウム:
.... .... .... .... ....
5S リチウム:
..... ..... ..... ..... .....
6S リチウム:
...... ...... ...... …... ......
_._
モーターRPM = [電気的 RPM*2 / モーターの極数]
rpm コントロール無し:
_._
_.._
_._
_.._
_..._
_...._
_._
_.._
_..._
_.._
_..._
_...._
最大 20,000 電気的 rpm
_..._
_...._
_...._
最大 50,000 電気的 rpm
最大 100,000 電気的 rpm
.
注意!
(3 回短くが 5 回)
•
Titan ESC には電池パックの極性を間違えずに接続してください。逆接すると故障します。ご注意ください。
•
フタバ/Hitec の送信機を使用する場合はスロットルチャンネルが逆ですのでリバースにセットしてください。エンドポイントを
•
回転するプロペラの前には人がいないように、いつでもプロペラの後ろ側にいるように気をつけてください。
十分に下げないと初期化しない場合があります。
電圧低下カットオフモード
•
フライトが終わったら Titan ESC のスイッチを切るだけではなく、必ず電池パックを取り外してください。
電池パックの電圧がプログラムされた電圧より下がった時、コントローラがゆるやかにモーターのパワーを下げるかモーターを止
•
ラジコン飛行機のパワーシステムは強力で危険です。十分な注意を払ってください。
めるかを設定できます。受信機、サーボに電力を残すため電力の供給を減らします。モーターがカットされても送信機のスロットル
•
工場出荷時は電池タイプは”3S リチウム”に設定されています。必ず電池タイプの設定を変更してください。
を一度フルダウンしもう一度上げればモーターにはもう一度電力が供給されます。しかし、もう電池パックの残りは少ないので速や
TICOOL-BEC の使用可能サーボ個数は標準的なもののアイドル時および負荷時の電流消費量に基づいています。状態はよく、
かに機体を着陸させてください。オートカット無しの設定では過放電前に着陸させるのはパイロットの責任です。
動翼はスムーズに動くようにしておいてください。不安がある場合は飛行前に必要に応じてサーボを交換し、また舵面がスムーズ
ソフトオートカット (パワーを緩める):
-_ -_ -_ -_ -_
(通常はこちらを選択します。)
に動くように調整してください。
ハードオートカット (モーターを止める):
_- _- _- _- _-
(グライダー向き)
トラブルシューティング
オートカットなし:
__ - __ - __ - __ - __ -
(競技グライダーやヘリ、3D フライト用)
ソフトスタート (加速度合い)
ギアボックスを使用する場合はソフトスタートを使用することをお勧めします。モーターは緩やかにスムーズに始動しギアを痛めま
せん。ダイレクトドライブやスピード競技の場合は OFF にしておいてください。
使用する(ON): *
V V V V V
(ガバナーモードが ON の際にはスーパーソフト(15 秒)となります。)
使用しない(OFF):
VV VV VV VV VV
タイミング(進角)
タイミングモードは 3 種類選べます。自動モード(Automatic)はすべてのブラシレスモーターで使用できます。極数の多いモータ
ーや自作モーターでより効率を上げパワーを上げるためにはハードタイミングも試してみてください。
オート
ソフト
ハード
7~30 度: *
7 度:
22 ~ 30 度:
----
-
-
----
--
--
---
----
---
•
モーター、ESC、バッテリのワイヤは注意深く状態を確認してください。安定しないときには半田付けしなおしてください。
•
使用する電池の種類にあわせてバッテリモードを設定してください。
•
高性能のリチウム電池(16C 以上)は電圧が高くまた最後の降下が急なため 3.1V/セルのオートカット電圧を設定してくだ
さい。
•
A123 など他の種類の電池も使用できるようオートカット電圧は 2.0V/セルから設定できます。
•
連続使用可能電流は摂氏 25 度で十分な空気の流れがスピードコントローラに当たっている状態でのものです。外気温が
35 度になる場合には 10%、十分な空気流が当たらない場合には 20%減らした電流量を最大としてください。