社団法人全国栄養士養成施設協会 社団法人全国栄養士

社団法人全国栄養士養成施設協会 作成 「栄養士養成
栄養士養成課程
養成課程コアカリキュラム
課程コアカリキュラム」
コアカリキュラム」
社会生活と
社会生活と健康-
健康-公衆衛生学
大 項 目
1 社会と健康
中 項 目
内
容
A 健康の概念とその歴史的変遷
・健康とは
a WHO 憲章の健康の定義
・健康の概念の変遷
a プライマリヘルスケア a ヘルスプロモーション c WHO 健康の定義の変更
の可能性
B 公衆衛生の概念
・公衆衛生の定義と目標
a 公衆衛生の定義 a 公衆衛生の目標
・予防医学の三段階
a 総合保健 a 一次予防 a 二次予防 a 三次予防 c 包括医療
C 公衆衛生の歴史
2 環境と健康
・日本の歴史の概要
a 戦後の歴史 c 戦前の歴史
・外国の歴史の概要
a WHO 発足以後の歴史 c WHO 発足以前の歴史
A 生態系の中の人間生活
・人間と環境の相互作用
a 自然環境・物質文化環境・社会環境・情報環境と人間 b 生活環境
・環境保全と環境基本計画
b 環境基本計画の概要
・環境アセスメント
b 環境アセスメントの概要
B 環境汚染と健康
・環境汚染と公害
a 大気汚染 a 水質汚濁 a 土壌汚染 c 騒音・振動 c 悪臭 c 地盤沈下
・地球的規模の環境汚染
a 地球温暖化 a オゾン層破壊 b 酸性雨 b 熱帯材の減少 b 海洋汚染
c 有害廃棄物の越境移動 c 砂漠化 c 野生生物種の減少
・ダイオキシンなど
a ダイオキシン類 a 環境ホルモン
C 生活環境衛生
3 健康・疾病・行動に
・大気の衛生
a 気温・湿度・気流・感覚温度 b 気圧 b 照度 b 騒音 c 電離放射線
・水の衛生
a 飲料水 a 上水道 a 下水道
・廃棄物
a 一般廃棄物 a 産業廃棄物
・居住・衣服環境
b 住居環境 b 衣服環境 c 鼠族・衛生害虫
A 保健統計
a 保健統計の概要
関わる統計資料
B 人口静態統計
・概要
a 人口の推移
a 人口ピラミッド a 人口指標
a 高齢化と少子化
c 世界人口
C 人口動態統計
・概要
4 健康状態・疾病の
a 出生・死亡(PMI 含む)・婚姻・離婚 a 主要死因 a 年齢調整死亡率
D 生命表
a 生命表 a 平均寿命(平均余命) b 健康寿命
E 傷病統計
a 患者調査-受療率 c 国民生活基礎調査-有訴者率・通院者率
A 疫学の概念
a 疫学の概念 c 疫学の定義 c 疫学の対象
測
定と評価
B 疫学指標
・概要
b 疾病頻度(罹患率・有病率等) c 暴露効果の指標(相対危険・オッズ比等)
C 疫学の方法
・概要
a 記述疫学と分析疫学 b 横断研究 b 症例対照研究 b コホート研究
b 介入研究 b 無作為化比較研究
D スクリーニング
・概要
5 情報化社会におけ
るコミュニケー
a 定義 b 有効性と結果の評価(敏感度・特異度・偽陽性・偽陰性等)
A 情報収集の方法
・概要
a 情報収集(インターネット・データベース) a 情報マネジメント
ション
6 生活習慣(ライフ
スタイル)の現状
と対策
A 生活習慣(ライフスタイル)の
現状と対策の概要
・生活習慣(ライフスタイル)
a 運動習慣の現状 a 睡眠・休養・ストレスの現状 a 喫煙・飲酒の現状
の現状の概要
・生活習慣(ライフスタイル)
a 運動習慣の対策 a 睡眠・休養・ストレスの対策 a 喫煙・飲酒の対策
の対策の概要
7 主要疾患の疫学と
予防対策
A 生活習慣病の概念
a 定義 a 範囲
B がん・循環器疾患の現状・対策
・概要
a 主要部位のがん a 循環器病
C 代謝疾患・骨疾患の現状・対策
・概要
a 肥満 a 糖尿病 a 高脂血症 a 骨粗鬆症 b メタボリックシンドローム
D 感染症の現状・対策
・概要
a 主要感染症(1 類-5 類) a 結核 b 新興・再興感染症
E 精神疾患・自殺の現状・対策
・概要
a 統合失調症等 a 気分障害 b 神経症性障害等 b 認知症 a 自殺の動機
F その他疾患の現状・対策
・概要
b 肝胆疾患 b 腎疾患 b 呼吸器疾患 b 消化器疾患
8 保健・医療・福祉・
A 社会保障の概念(→社会福祉概論) (a 社会保障の定義と概念 a 公衆衛生と社会保障 b 社会保障の歴史)
介護の制度
B 医療制度
(→社会福祉概論) (a 医療保険制度、医療施設、医療従事者 a 医療費 c 医療経済)
C 福祉・介護制度 (→社会福祉概論) (a 社会福祉の概念 a 福祉施設 a 介護保険制度(介護施設・老人保健施設)
(a 要介護認定とケアプラン・在宅ケア・訪問看護)
A 地域保健
・保健所・市町村保健センター
a 保健所とその業務
a 市町村保健センターとその業務
・健康増進施設
b 運動型・温泉利用型健康増進施設 c 地域保健従事者
B 母子保健
・概要
a 母子保健事業・施策 a 母子保健手帳 a 乳幼児健診
a 健やか親子 21
b エンゼルプラン
C 高齢者保健
・概要
a 老人保健事業 a 地域支援事業(介護予防事業等)
D 産業保健
・概要
a 労働(作業条件と作業環境)と健康 a 職業と健康障害
b 一般・特殊健康診断
b トータルヘルスプローモーションプラン
E 学校保健
・概要
a 目的・対象・内容・従事者
a 児童・生徒の健康
F 保健・医療・福祉・介護の連携
・概要
G 国際保健
a 保健・医療・福祉・介護従事者の役割 a 連携
a 学校保健対策
・概要
a 国際協力と国際交流 a WHO(世界保健機関) b FAO(国連食糧農業機関)
c UNICEF(国連児童基金) c ILO・JICA・OECD 等
9 保健・医療・福祉・
A 衛生法規の定義とその種類
a 衛生法規とは
a その種類
介護関連法規
B 栄養関連法規
・概要
a 健康増進法 a 栄養士法・調理師法
a 学校給食法 a 食品衛生法
C 一般衛生法規
・概要
a 保健衛生法規(地域保健法・母子保健法・学校保健法・高齢者の医療確保に関する法律
・労働安全衛生法・精神保健福祉法) a 予防衛生法規(感染症法・予防接種法・検疫法)
a 環境衛生法規(環境基本法・大気汚染防止法・水質汚濁防止法等)
b 医務衛生法規(医療法・医師法) b 薬務衛生法規(薬事法)
人体の
人体の構造と
構造と機能―
機能―解剖学生理学
大 項 目
1.人体の構造
中 項 目
内
容
A 人体の大要
・人体の解剖的特徴
a 体幹・c 体肢、c 自由上肢・c 自由下肢、a 頭部、a 胸部、a 腹部、a 臀部
a 頭蓋腔、c 脊柱管、a 胸腔、a 腹腔、a 骨盤腔、
a 臓器の位置(心臓、肺臓、腎臓、脾臓、胃、小腸、結腸、直腸、膀胱、子宮、卵巣)
・人体の化学組成
a タンパク質、a 脂質、a 糖質、a 無機質、a 水、a 細胞内液・a 細胞外液
・人体の構成元素
a 炭素、a 窒素、a 水素、a カルシウム、a リン
B 細胞
・原形質
c 細胞骨格、c グリコーゲン顆粒、c 脂肪滴
・細胞小器官
a ミトコンドリア、a リボソーム、a 小胞体、a リソゾーム、b ゴルジ装置
c 中心体、c ペルオキシゾーム、a エネルギー産生、a タンパク質合成
・核
a 染色体、a 遺伝子、a DNA、c 核小体、a RNA、c 核膜、b 遺伝情報
・細胞膜
a 細胞膜の組成(a リン脂質、a コレステロール、b タンパク質、b 糖質)
a 受動輸送・a 能動輸送
・細胞分裂
a 体細胞分裂・a 減数分裂
C 組織
・上皮組織
b 呼吸上皮、b 吸収上皮、b 感覚上皮、b 扁平上皮、b 円柱上皮、b 単層上皮
b 重層上皮、b 多列線毛上皮、b 移行上皮、b 外分泌腺、b 内分泌腺
b 腺上皮(b 漿液腺、b 粘液腺、b 混合腺、b 脂腺、a 汗腺)
・支持組織
b 結合組織
a 疎性結合組織(a 脂肪細胞、b マクロファージ、b 肥満細胞、b 形質細胞)
a 密性結合組織(a 角膜、b 強膜、a 真皮)、b 軟骨組織、a 骨組織
a 血液: a リンパ、a 血液細胞、a 血漿
・筋組織と神経組織
a 筋組織(a 骨格筋、a 心筋、a 平滑筋)
a 神経組織(a 神経細胞、b 神経膠細胞)、a 神経細胞体[b 神経突起(軸索)
b 樹状突起、b 髄鞘]、b シュワン細胞、b ランヴィエ絞輪、b 有髄線維、b 無髄線維、a ニュ
ーロン、a シナプス
D 器官と器官系
a 運動器系(a 骨格系、a 筋肉系)、a 循環器系、a 呼吸器系、a 消化器系
a 泌尿器系、a 生殖器系、a 内分泌系、a 神経系、a 感覚器系、b 外皮系
2.骨格系
A 形状と構造
・形状と構造
b 長骨、b 短骨、b 扁平骨、b 含気骨、b 不規則骨、b 種子骨
a 構造:a 骨端・a 骨幹、a 骨膜・a 骨質・a 骨髄、b ハバース管・b フォルクマン管
・硬骨と軟骨
a 硬骨(a 赤色骨髄・a 黄色骨髄)
b 軟骨(c 硝子軟骨、c 線維軟骨、c 弾性軟骨)
b 椎間円板、b 恥骨結合、b 関節軟骨
B 主要骨格とその連結
a 頭蓋骨、a 脊椎、a 胸郭、a 上肢の骨格、a 下肢の骨格、a 骨盤
b 不動結合(c 軟骨性結合、c 線維性結合、c 骨性結合)、b 可動結合(b 関節:b 球関節、b 蝶
番関節、b 車軸関節、b 鞍関節、b 楕円関節、b 平面関節、b 半関節)
C 生理
・骨化と成長
b 軟骨性骨化、b 膜性骨化、b 頭蓋泉門(b 大泉門・b 小泉門)、b 骨端線
a 骨リモデリング
・組成
a 骨基質(コラーゲン)、a 無機質(リン酸カルシウム)
・機能
a 支持機能、a 保護機能、a 運動機能、a 造血機能、a カルシウムの貯蔵
3.筋系
A 形状と構造
c 方形筋、c 鋸筋、c 二頭筋、c 直筋、a 横紋筋、a 平滑筋
B 主要骨格筋とその機能
b 浅頭筋(b 表情筋)、b 深頭筋(a 咀嚼筋)、a 胸鎖乳突筋(a 嚥下筋)
c 浅背筋(b 上肢の運動)、c 深背筋(b 呼吸と脊柱の起立)
c 深胸筋(a 呼吸運動)、a 横隔膜(a 呼吸運動)、b 大腿二頭筋
b 大腿四頭筋(b 下肢の屈・伸運動)
C 生理
a 「全か無かの法則(悉無律)」、b 等尺性収縮、b 等張性収縮、b 筋の緊張
b 筋の神経支配、a 赤筋・a 白筋
4.循環器系
A 構成
・心臓の構造と機能
a 心房、a 心室、a 心臓の弁(a 房室弁、a 動脈弁)、a 心臓壁、a 冠状動脈
b 心筋細胞の電気的活動、a 心臓内の興奮伝導(刺激伝導系)、a 心電図、a 心拍数
・血管
a 体循環、a 肺循環, a 動脈、a 静脈、a 毛細血管、a リンパ管、a 胸管
b リンパ性器官、a 門脈、b 胎児循環、a 血圧(a 収縮期血圧・a 拡張期血圧・
b 平均血圧)、a 血管壁の構造、a 毛細血管系における物質交換、a 膠質浸透圧
b 循環調節、a 脈拍
B 血液
・血球
a 赤血球、a 顆粒白血球、a 好中球、a 好酸球、a 好塩基球、a リンパ球、a 単球
a 血小板、a ヘマトクリット値
・血漿の成分
a 血漿蛋白質、a アルブミン、a グロブリン、a フィブリノーゲン、a 脂質
a グルコース、a 電解質、a 栄養素、a ホルモン、a 抗体
・血液の凝固
a 血液凝固因子、a 血小板因子、a 繊維素溶解現象、a カルシウムイオン
a トロンビン、a フィブリン、a プラスミン、a 血餅、a 血清・a 血漿
・血液型
a 血液型:a ABO 式血液型・b Rh 式血液型、a 凝集原・a 凝集素
・免疫の機序
a リンパ系の構成、a 生体防御機構:a 非特異的、a 特異的、a 免疫: a 体液性
a 細胞性、a T 細胞、a B 細胞、a 抗原、a 抗体、b 補体
5.呼吸器系
A 構成
・気道
a 上気道(a 鼻腔、a 咽頭、a 喉頭)
a 下気道(a 気管、a 気管支、a 終末細気管支)
・肺
a 肺葉、a 肺小葉、a 肺胞(嚢)a 表面活性物質
・肺呼吸
a 肺循環、a 胸膜、a 胸郭、a 横隔膜、a 肋間筋、b 縦隔
B 生理
・外呼吸と内呼吸
a 肺におけるガス交換、a 呼吸数、a 肺活量、a 体細胞と血液とのガス交換
a ヘモグロビンの酸素解離曲線
・肺機能
a 呼吸運動、a 吸息と呼息、a 肺気量の分画、a 肺活量、a 予備吸気量
a 予備呼気量、a 残気量、a 一回換気量、a 一秒率、b 胸膜腔・横隔膜・胸郭の関与
・呼吸の調節
6.消化器系
a 呼吸中枢(延髄一橋)、a 末梢化学受容体、b ヘーリングブロイエルの反射
A 構成
・口腔・咽頭
a 口蓋、a 歯、a 舌、a 唾液腺
・消化管
a 食道、a 胃、a 噴門部、a 幽門部、a 十二指腸、a 空腸、a 回腸、a 回盲弁
a 上行結腸、a 横行結腸、a 下行結腸、a S 状結腸、a 直腸などの位置と構造
a 肛門、a 胃の構造:主・副・壁細胞、a 小腸の構造:絨毛
・消化腺
a 唾液腺、a 肝臓、a 胆嚢、a 膵臓、b その構造:a 肝葉、a 肝小葉、a 類洞
a 肝管、a 総肝管、a 膵管、c 十二指腸乳頭、b 腹膜
B 生理
・咀嚼の機構
a 唾液分泌(a ムチン、a α-アミラーゼ)、a 舌、a 咬筋
・嚥下の機構
a 嚥下運動:a 口腔期、a 咽頭期、a 食道期、a 嚥下の中枢(延髄)
・消化管の機能
a 食道の運動(蠕動運動)、a 胃液分泌調節(a 脳相・a 胃相・a 腸相)
a 胃液の成分(a 塩酸、a ペプシノーゲン、a 粘液)、a 胃の運動(蠕動運動)
a 管腔内消化、a 膜消化、a 小腸の運動(a 蠕動運動、a 分節運動、b 振子運動)
a 大腸での生物学的消化、b 胃・結腸反射、a 排便の機構(括約筋の神経支配)
・消化腺の機能
a 胆汁の生成、a 栄養素の代謝、a 解毒排出作用、b 血液量の調節
a 血液凝固因子の生成、a 膵液の生成・分泌、a 胆嚢胆汁、a 腸肝循環
・消化吸収の調節機序
a 消化液の分泌調節機序、a 神経性、a 体液性、a 消化管ホルモン(a ガストリン
a セクレチン、a コレチストキニン・パンクレオザイミン)
・排便
7.泌尿器系
A 構成
b 排便中枢(仙髄)、b 内肛門括約筋(平滑筋)、b 外肛門括約筋(横紋筋)
・腎臓
a 皮質・a 髄質、a ネフロン(腎単位):a 腎小体〔a 糸球体嚢(ボーマン嚢)
a 糸球体〕、a 尿細管〔a 近位尿細管、a ヘンレの係蹄(ワナ)、a 遠位尿細管〕
a 集合管
・尿管
b 移行上皮、b 蠕動運動
・膀胱
b 移行上皮、b 膀胱三角、b 膀胱括約筋
・尿道
b 外尿道括約筋(横紋筋)、b 男性尿道:精路を兼ねる、b 女性尿道
B 生理
・腎機能
a 尿の生成、a 尿の成分、a 酸塩基平衡・a 血圧調節:a 細胞外液量の調節・
a 体液電解質の調節、 a ホルモン(a レニン、a エリスロポエチン)の産生
a ビタミン D3 活性化、a 抗利尿ホルモンの調節
・排尿の機構
c 膀胱括約筋(交感神経支配・平滑筋、=「内尿道括約筋」)
c 尿道括約筋〔仙髄→陰部神経(体性運動神経)支配・横紋筋=「外尿道括約筋」〕
8.生殖器
A 女性生殖器とその機能
・発育過程・形態・機能
a 卵巣(b 皮質・b 髄質、b 卵胞、b 黄体、b 白体)、a 卵管(b 卵管采)
a 子宮(b 子宮底、b 子宮体、b 子宮頸)、c 膣、c 外陰部
・性周期
a 卵巣周期(b 卵胞期、b 黄体期)、a 子宮周期
a 排卵(c 機序、c 排卵前相、b LH サージ)
a 月経周期(b 増殖期、b 分泌期、b 月経期)、a 受精、a 妊娠、a 胎盤ホルモン
・乳腺
b 乳腺の発達(c プロゲステロン、c エストロゲン、c プロラクチン、c hCS
c オキシトシン)、b 乳汁の合成、c 乳汁合成の維持(プロラクチン)
c 乳汁射出反射、c 授乳
B 男性生殖器とその機能
c 精巣、c 曲精細管、c 精細胞、c 支持細胞、c 間細胞
c 精子の生成(精祖細胞、精母細胞、精娘細胞、精子細胞、精子)
c 精液、c 精巣上肢、c 精管、b 前立腺、c 精嚢
9.内分泌系
A 内分泌の構造と生理機能
・ホルモン分泌の調節機能
c 合成・分泌量、c 血中結合蛋白量、c 受容体量、a フィードバック機構
・視床下部・下垂体ホルモン
b 放出促進 H(H:ホルモン)、b 抑制 H、c 後葉 H 生成
b 前葉 H(b 成長 H、b 甲状腺刺激 H、b 副腎皮質刺激 H、c 性腺刺激 H
c プロラクチン)、b 後葉 H(b 抗利尿 H、c オキシトシン)
・甲状腺ホルモン
b サイロキシン(T4)、b トリヨードサイロニン(T3)、a カルシトニン
・カルシウム代謝ホルモン
a 副甲状腺 H、a カルシトニン、a 活性型ビタミン D3
・膵臓ホルモン
a インスリン、b グルカゴン、b ソマトスタチン
・副腎皮質ホルモン
b 電解質コルチコイド、b 糖質コルチコイド、b 副腎アンドロゲン
・副腎髄質ホルモン
a アドレナリン、a ノルアドレナリン
・性腺ホルモン
b 精巣:b テストステロン、c エストロゲン、b 卵巣:b 卵胞 H(エストロゲン)
b 黄体 H (プロゲステロン)
10.神経系
A 神経系の構造
・神経単位の構造
a ニューロン(神経単位)、a 神経細胞(b 神経細胞体、b 神経突起)、b 髄鞘
b ランビエの絞輪、b 有髄線維、b 無髄線維、b シナプス、b 神経膠細胞
・神経系の成分と代謝
b ミエリン(c コレステロール、c リン脂質、c 糖脂質)、a グルコース、a 酸素
b 脳内伝達物質
・脳の構成
a 大脳半球(a 大脳皮質、a 大脳白質、b 神経核)、a 小脳
a 間脳(a 視床、a 視床下部)、a 脳幹(a 中脳、a 橋、a 延髄)、a 脊髄
・末梢神経系
a 脳脊髄神経系(b 脳神経、b 脊髄神経)
a 自律神経系(a 交感神経、a 副交感神経)、a 運動神経、a 知覚神経、c 脳血管系
c 脳室、c 脳脊髄液、b 血液脳関門(BBB)
B 神経系の生理機能
・ニューロンの機能
a 興奮の伝導、a シナプスの伝達機構、a 神経伝達物質
・大脳皮質の機能
a 運動野、a 感覚野、a 連合野、a 大脳辺縁系、b 新皮質・b 古皮質
b 覚醒・b 睡眠、b 記憶、c 脳波
・間脳の機能
b 視床・a 視床下部:a 食欲の中枢、a 飲水の中枢、b 体温調節中枢
b 内分泌系と協調
・脳幹の機能
b 中脳・b 橋・a 延髄:a 摂食中枢、b 心臓の中枢、b 呼吸の中枢、a 嚥下の中枢
・小脳の機能
c 運動・姿勢の微調整
・脊髄の機能
c 神経の伝導路、c 脊髄反射の中枢
・末梢神経の機能
b 脳神経、b 脊髄神経、c 皮膚分節、a 自律神経
・反射
b 反射弓、c 伸張反射、c 屈曲反射、b 自律反射
C 恒常性
・フィードバック機構
a 神経系と内分泌系、a 負と正のフィードバック機構、a 体液量の分布とイオン組成
b 血漿膠質浸透圧、b 浮腫、a pH の恒常性維持機構、a 酸塩基平衡の調節
b 肺と腎臓による調節、a アシドーシス・a アルカローシス
・体温の調節
b 体温調節中枢(視床下部)、b 体温の設定値(セットポイント)
c 温熱性発汗中枢(延髄)、c 脊髄の下部中枢、c 大脳皮質、b 温度感覚の受容器
c 自律性調節と行動性調節、c うつ熱、c 発熱
・生体機能のリズム性変化
11.感覚器系
体温の日内変動、副腎皮質刺激ホルモン分泌の日内変動
A 特殊感覚の種類
・味覚
a 基本味、a 味覚障害、b 味覚検査
・嗅覚
b 嗅覚刺激の伝達、c 嗅覚検査、c 嗅覚障害(嗅覚脱出、嗅覚減退)
・聴覚、平衡覚
c 脳幹聴覚系、c 皮質聴覚系、b 聴覚検査、c 聴覚障害、b 平衡機能検査
B 味覚・嗅覚の感覚受容器
a 舌、a 舌乳頭、a 味蕾、a 咽頭、a 喉頭、b 味の伝達、c 顔面神経、c 舌咽神経
の構造と機能
c 迷走神経、c 延髄、c 味覚中枢、c 大脳皮質、c 嗅毛、c 嗅細胞、c 嗅神経(嗅糸)
c 嗅粘膜、c 嗅球、c 嗅脳(大脳辺縁)
C 視覚器の構造と機能
b 角膜、b 水晶体、b 硝子体、b 網膜、c 視神経、c 視交叉、c 視覚中枢(後頭葉)
b 視野、c 白内障、c 緑内障
D 聴覚・平衡覚の感覚受容器
の構造と機能
b 外耳道、b 中耳、b 内耳、b 鼓膜、b 耳小骨、b 蝸牛、b 蝸牛管、c コルチ器
c 前庭、c 三半規管、c 伝音系、c 卵形嚢・c 球形嚢
E 体性感覚の種類
・皮膚感覚
a 触覚、a 冷覚、a 温覚、a 圧覚、a 受容体、c メルケル触盤、c マイスナー小体
c ルフィーニ終末、c パチニ小体
・深部感覚
b 運動感覚、b 内臓感覚、a 平衡感覚、b 筋紡錘、b 腱紡錘
F 皮膚の構造
a 表皮、b 真皮、b 皮下組織、b メラニン細胞、b 感覚神経終末
b 末梢血液循環(毛細血管)
・毛・爪
b 立毛筋、b 毛包
・皮脂腺
a 汗腺:b 小汗腺(エクリン腺)・b 大汗腺(アポクリン腺)、b 皮脂腺
a 乳腺:b 乳頭・b 乳輪、c 副乳、b 乳汁の分泌
G 皮膚の機能
a 身体の保護作用、a 体温の恒常性維持、a 皮膚感覚の受容器、a 排泄機能
a ビタミン D3 の合成
・ 脂肪組織の機能
a 栄養の貯蔵、a レプチン分泌、c アディポサイトカイン
H 内臓感覚
b 皮膚・運動器-心拍数、b 血圧、b 消化管の運動、b 膀胱収縮、a 唾液分泌反射
b カテコールアミン分泌、b 体温調節反射、b 内臓-心拍、b 血圧、b 消化管の運動
b 排尿機能、b 関連痛
人体の
人体の構造と
構造と機能-
機能-生化学
生化学
大 項 目
1 人体の構造
中 項 目
内
容
A 人体の構成
・細胞と細胞内小器官
a 核、ミトコンドリア(マトリックス・クリステ)、リボソーム、小胞体、ゴルジ体
リソソーム、細胞膜、 [c 細胞質基質]
(主に解剖生理学で学
・組織と器官
a 上皮組織、結合組織、軟骨組織、骨組織、筋組織、神経組織、細胞間質
習のこと)
・生体膜
a 膜の構成(リン脂質の二重層(疎水性、親水性)、ホスファチジルコリン
コレステロール、たんぱく質)、膜輸送(受動輸送、単純拡散、促通拡散(促進拡散)
能動輸送、担体、チャンネル、ナトリウム・カリウムポンプ)、
ホルモン受容体、エンドサイトーシス、エキソサイトーシス
B 生体成分
2 たんぱく質・酵素
の構造と機能
(解剖学・生理学で学習)
A アミノ酸
・種類と構造
a L-α-アミノ酸、アミノ基、カルボキシル基、側鎖、必須アミノ酸、可欠アミノ酸
たんぱく質非構成アミノ酸
・性質
(「アミノ酸、ペプチ B ペプチド
ド」の項は食品学等と
・ペプチド結合の性質
分担を調節のこと)
・生理活性ペプチド
C たんぱく質
a 両性電解質、側鎖の特徴(酸性、塩基性、脂肪族、芳香族、SH 基)
a ペプチド結合、ペプチド(ジペプチド、オリゴペプチド、ポリペプチド)
a ペプチドホルモン、
・分類
a 形態(繊維状、球状)、機能(酵素、筋肉、運搬、免疫、等)、溶解性
・構造 一次構造と高次構造
a アミノ酸配列、側鎖間の相互作用、サブユニット
[b αへリックス、βシート]
(2次、3次、4次構造)
D 酵素
・酵素の分類
a 酸化還元酵素、転移酵素、加水分解酵素、脱離酵素(リアーゼ)、異性化酵素
合成酵素、
・一般的性質
a 触媒作用、活性化エネルギー、反応速度の温度依存性・pH 依存性、アイソザイム b Km
・特異的作用
a 基質特異性、活性中心(活性部位)、基質-酵素複合体、補酵素、金属イオン
・活性の調節
a 酵素たんぱく質合成、リン酸化・脱リン酸化による活性調節、酵素前駆体
アロステリック酵素、
3 糖質と脂質
A 糖質の化学
・単糖類
a ペントース、ヘキソース、ケトース、アルドース、グルコース、ガラクトース
フルクトース、不斉炭素原子、α型・β型
(食品学等と分担を
調節のこと)
[cエピマー、ヘミアセタール、アノマー]
・二糖類
a マルトース、スクロース、ラクトース、イソマルトース
グリコシド結合(α1,4-結合、α1,6-結合)
・多糖類
a でんぷん(アミロース、アミロペクチン)、グリコーゲン、セルロース、ペクチン
グルコマンナン、食物繊維
・複合糖質
cムコ多糖類
B 脂質の化学
・単純脂質
a トリアシルグリセロール、ジアシルグリセロール、モノアシルグリセロール
脂肪酸(飽和脂肪酸、一価不飽和脂肪酸、多価不飽和脂肪酸、n-3 系脂肪酸、n-6 系脂肪
酸、必須脂肪酸、中鎖脂肪酸、長鎖脂肪酸、短鎖脂肪酸)、エステル結合、エステル
・複合脂質
a リン脂質、疎水性領域、親水性領域、グリセロリン脂質、ホスファチジルコリン
スフィンゴリン脂質
・誘導脂質
4 生体エネル
ギー学
a コレステロール、ステロイド、胆汁酸、エイコサノイド
A ATP の役割
・自由エネルギー
a 化学エネルギー、反応エネルギー
・異化、同化
a 栄養成分の酸化分解とエネルギー生産、生体成分の合成等とエネルギー消費、
・高エネルギーリン酸化合物
a ATP、ADP、GTP、クレアチンリン酸、高エネルギー結合
B 生体酸化
・酸化還元酵素
a 酸化反応、還元反応、酸化酵素、脱水素酵素、
・活性酸素
a 活性酸素(スーパーオキシドアニオン、過酸化水素)、SOD、カタラーゼ
グルタチオンペルオキシダーゼ
C 呼吸鎖と酸化的リン酸化
・呼吸鎖
a 電子伝達系、酸化的リン酸化による ATP 合成、NAD、FAD、ミトコンドリア内膜、
・ATP 合成酵素
a 基質レベルのリン酸化による ATP 合成
・化学浸透圧説と
[c 化学浸透説]
脱共役たんぱく質
5 中間代謝の概要
A 代謝経路
・糖質代謝
a 解糖系(嫌気的状態、好気的条件)、グリコーゲン合成・分解、五炭糖リン酸回路
糖新生、クエン酸回路
・脂質代謝
b グルクロン酸経路
a 脂肪の分解、β酸化、クエン酸回路、脂肪酸の合成、コレステロールの合成
ケトン体の生成、
・アミノ基転移反応
a アミノ酸、2-オキソ酸(αケト酸)、トランスアミナーゼ、ピリドキサールリン酸
B 代謝経路の調節
・平衝反応、非平衝反応
[c 平衡反応、非平衡反応、代謝系の反応方向の制御に対する非平衡反応の役割]
・アロステリック機構
a フィードバック阻害、アロステリック酵素、アロステリック(調節)部位、
・ホルモンの作用機構
a 受容体(細胞膜表面)、cAMP(セカンドメッセンジャー)、酵素のリン酸化・脱リン酸化
受容体(細胞内)、タンパク質合成促進
6 糖質の代謝
A クエン酸回路
(栄養学等と分担を
・有機酸と脱炭酸
a オキサロ酢酸、クエン酸、2-オキソグルタル酸、ピルビン酸脱水素反応等の脱炭酸反応
調節のこと)
・好気性代謝と脱水素
a ピルビン酸脱水素反応等の脱水素反応、電子伝達系、NAD、FAD
B 解糖系
・乳酸と嫌気性代謝
a 解糖系(ATP の消費と生産、NADH+ H
乳酸脱水素素、コリ回路
+
の生産)、嫌気的条件、NADH+H
+
の再酸化
・解糖と呼吸の競合
[c NADH+H
+
のミトコンドリア内への移送]
C 糖新生と糖質合成
・血糖の調節
a グリコーゲン合成、UDP グルコース、グリコーゲン分解(加リン酸分解)、
血糖に関連するホルモン(インスリン、グルカゴンなど)
・五炭糖リン酸回路
a リボースの生産とその利用、NADPH+H +の生産とその利用
・グルクロン酸経路
b UDP-グルクロン酸、解毒
・乳糖
[c 乳糖および多糖の合成]
・多糖合成
7 脂質の代謝
A 脂肪酸の生合成
a アセチル CoA、マロニル CoA、[c アセチル CoA の細胞質への移送(クエン酸)]、NADPH+H
(栄養学等と分担を
B 脂肪酸の酸化
a アシル CoA、アシル CoA のミトコンドリアへの移送(カルニチン)、β酸化、アセチル CoA
調節のこと)
C 不飽和脂肪酸の代謝
a n-3 系の変換(リノレン酸、イコサペンタエン酸)
n-6 系の変換(α-リノール酸、アラキドン酸)、
D エイコサノイドの代謝
E アシルグリセロール・リン脂
b エイコサノイドの合成、プロスタグランジン、ロイコトリエン、トロンボキサン
(栄養学で学習)
質・糖脂質の代謝
F 脂質の輸送と蓄積
a リポプロテイン、キロミクロン、[c キロミクロンレムナント]、VLDL、LDL、HDL
リポプロテインリパーゼ
G コレステロールの合成・輸送・
蓄積
8 たんぱく質・ア
ミノ酸の代謝
HDL
A 非必須アミノ酸の生合成
a 2-オキソ酸、アミノ酸、アミノ基転移反応、
B たんぱく質・アミノ酸の異化
a 酸化的脱アミノ反応、尿素サイクル、脱炭酸反応、糖原性アミノ酸
(栄養学等と分担を
調節のこと)
a アセチル CoA、HMG-CoA、コレステロール、ステロイドホルモン、胆汁酸、VLDL、LDL
ケト原性アミノ酸
C アミノ酸の特殊生成物への
変換
・ポルフィリンの合成と分解
c ポルフィリンの合成と利用、ポルフィリンの分解(胆汁色素)
・クレアチンの合成と分解
c クレアチンリン酸の合成と利用、クレアチンの分解(クレアチニン)
・アミノ酸の代謝
a トリプトファン(セロトニン、メラトニン、ナイアシン)
チロシン(チロキシン、アドレナリン、ノルアドレナリン、メラニン)
ヒスチジン(ヒスタミン)
+
9 情報高分子の
A ヌクレオチド
構造と機能
a ヌクレオチド、ヌクレオシド、塩基、プリン塩基(アデニン、グアニン)
ピリミジン塩基(チミン、シトシン、ウラシル)、糖(リボース、デオキシリボース)
B プリン・ピリミジンヌクレオチ
a イノシン酸、キサンチン、尿酸
ドの代謝
C 遺伝子、核酸
・染色体
10 ビタミンの
a DNA(二重らせん構造、相補的塩基対、水素結合)、RNA(mRNA、tRNA、rRNA)
D たんぱく質生合成
a DNA、転写、RNA ポリメラーゼ、RNA、翻訳、mRNA のコドン、tRNA のアンチコドン
A ビタミンの栄養
a 脂溶性ビタミン・水溶性ビタミン(ビタミン名、化合物名、生理作用)
栄養
プロビタミン(カロテン、エルゴステロール、7-デヒドロコレステロール)
(栄養学等と分担を
ビタミン B 群(補酵素名、酵素反応)
調節のこと)
11 内分泌系
A ホルモン
・ホルモンの分類・構造・作用
機序
(主に生理学で学習
・ホルモン分泌の調節機構
のこと。生化学では、
・内分泌器官と分泌ホルモン
血糖値の調節、血液中
・視床下部・下垂体とホルモン
標的器官、受容体、消化管ホルモン
a 交感神経、副交感神経、ホルモン分泌刺激ホルモン、
a 脳下垂体前葉(甲状腺刺激ホルモン、副腎皮質刺激ホルモン(ACTH)、性腺刺激ホルモ
ン、プロラクチン、成長ホルモン)、脳下垂体後葉(バソプレシン、オキシトシン)
のカルシウムイオン
濃度の調節を中心に
・甲状腺とホルモン
ホルモンの作用を学
・カルシウム代謝調節ホルモ
習する。)
a ペプチドホルモン、ステロイドホルモン、アミノ酸誘導体ホルモン、内分泌腺、血液、
ン
a カルシトニン(血中カルシウム減少、骨形成促進)
副甲状腺ホルモン(血中カルシウム増加、骨吸収促進、ビタミン D 活性化)
活性型ビタミン D(カルシフェロール、カルシウム結合たんぱく質、骨代謝の促進)
・副腎皮質・髄質とホルモン
a 副腎皮質(グルココルチコイド、血糖値の上昇、ミネラルコルチコイド、Na 再吸収)
副腎髄質(アドレナリン、血糖値上昇、ノルアドレナリン)、
・膵島とホルモン
a ランゲルハンス島β細胞、インスリン、血糖値低下、ランゲルハンス島α細胞
グルカゴン、血糖値上昇
・性腺ホルモン
b 卵巣・胎盤、エストロゲン(卵胞ホルモン)、プロゲステロン(黄体ホルモン)
・消化管ホルモン
a 消化管ホルモン(ガストリン、コレシストキニン、セクレチン)
a 脂肪組織(レプチン)
12 免疫と生体防御
A 免疫と生体防御
・非特異的防御機構
a マクロファージ、好中球
・生体防御機構における免疫
a 自己、非自己、抗原、抗体
b リゾチーム
系の特徴
・体液性免疫
a B リンパ球(B 細胞)、形質細胞、抗体、免疫グロブリン、IgA、IgG、IgE、IgM
・細胞性免疫
a T リンパ球(T 細胞)、マクロファージ
・免疫学的自己の確立と破綻
c 自己の確立、免疫不全、免疫寛容
・アレルギー疾患
a 即時型アレルギー(Ⅰ型アレルギー)、肥満細胞、ヒスタミン、遅延型アレルギー(Ⅳ型
アレルギー)、ツベルクリン反応、臓器移植
・食物アレルギー
a 抗原、特定原材料、小麦、乳、そば、卵、落花生、
・膠原病、自己免疫疾患
a 自己免疫疾患(慢性関節リウマチ、バセドウ病、Ⅰ型糖尿病)
食品と
食品と衛生-
衛生-食品学、(
食品学、(食品加工学
、(食品加工学)、
食品加工学)、食品衛生学
)、食品衛生学
大 項 目
1 食品の分類と食品
中 項 目
A 食品(食べ物と栄養)
成分表
内
容
a 食品の定義 a 食品成分の概要 a 食品機能の概要 a 食料自給率 b 食糧と環境
b 食物連鎖
B 食品の分類法
a 原料・生産方式による分類 a 栄養成分による分類
a 成分表・各種統計に用いられる分類
2 食品の栄養素と
嗜好成分
C 成分表
a 利用目的 a 成分表の利用法 a 食品の一般成分分析法の概要
A 水分
a 水の特性(水素結合) a 自由水と結合水 a 水分活性と水分含量 a 食品の貯蔵性
B 炭水化物
a 単糖類・少糖類の食品における所在
a 多糖類の食品における所在 a 多糖類の構造と食品物性 a 食物繊維の成分
C たんぱく質
a アミノ酸の食品における所在 a 必須アミノ酸
a 食品たんぱく質の構造・種類・分類・性質 b ペプチドの種類・性質
D 脂質
a 脂質の食品における所在
a 必須脂肪酸・コレステロールの食品分布
a 食用油脂(動物脂 植物油) b 脂質の物性
E ビタミン
a 水溶性ビタミンの食品における所在 a 脂溶性ビタミンの食品分布
a ビタミンの調理・加工による変化
3 食品成分の変化
F 無機質
a 無機質の食品における所在
G 色
a 色素成分の種類 構造 性質 a 色素の食品における分布
H 味
a 基本味 a 味物質 a 味の相互作用 b 味覚の認識 b 補助味
I 香り
a 香り成分
J 物性
a 食品のテクスチャー a 食品のコロイド b 食品のレオロジー
K 官能検査
a 食品の評価法
A 化学的変化
a 非酵素的褐変 a 油脂の酸化 a たんぱく質の変性 a でんぷんの糊化・老化
a 光による成分変化 a 成分間相互作用
4 食品材料と加工・
B 酵素的変化
a 酵素的褐変 a 食品成分の酵素による変化 b 酵素による味・色・香り成分の生成
A 農産物
a 植物性食品(穀類、いも類、豆類、種実類、野菜類、果実類、きのこ類、藻類)の特性
保存
5 食品の機能性と規
格
a 植物性加工食品
B 畜産物
a 食肉の種類・特性及びその加工品
C 卵類
a 卵類の種類・特性及びその加工品
D 乳類
a 乳類の特性及びその加工品
E 水産物
a 魚介類の種類・特性及びその加工品 a 海藻類の種類・特性及びその加工品
F その他の食品
a 油脂食品 a 醸造食品 a 香辛料 a 嗜好食品 a 調味料 a インスタント食品
G 食品加工の意義と原理
a 食品加工の意義・目的 a 食品加工法と原理 a 食品の保存と腐敗
H 食品の容器・包装
a 利用目的 a 容器・包装の材料 a 容器の性質と食品保存性
A 食品の機能
a 食品の機能特性 a 栄養特性 a 嗜好特性
B 保健機能食品と特別用途食品
a 栄養機能食品 a 特定保健用食品 a 特別用途食品
C 表示と規格
a 品質表示(賞味期限又は消費期限 食品添加物など) a 栄養表示 a アレルギー表示 b 国内
規格と国際規格
6 食品の安全性
A 食品衛生行政と法規
a 健康と食品衛生 a 食品衛生行政 a 食品衛生法 a 食品安全基本法 a 衛生指標
B 食中毒
a 食中毒の定義と分類 a 食中毒の発生状況 a 自然毒食中毒
a 細菌・ウイルス性食中毒 a 化学性食中毒 a 食中毒予防 a 消毒と殺菌・滅菌法
C 経口感染症・寄生虫症
a 主な消化器系感染症 a 食品から感染する寄生虫症 b 人獣共通感染症(BSE を含む)
D 食品中の汚染・有害物質
a かび毒 a 化学物質(農薬・内分泌撹乱物質など) a 食品の有害成分
E 食品の変質と有害物質
a 食品の変質とその防止方法 a 腐敗の諸因子 a 食品と常在細菌叢 a 腐敗の判定
a 油脂酸敗 a 成分変化による有害物質 b トランス脂肪酸
F 食品添加物
a 食品添加物の定義 a 食品添加物の種類と用途 a 有用性と安全性
a 安全性の評価(ADI) b 使用基準
G 食品衛生管理
a HACCP a 食品工場における一般衛生管理事項 b 家庭における衛生管理
H 食品の安全性問題
a 遺伝子組換え食品 a 放射線照射食品 b コーデックス b リスク分析
b 無農薬栽培食品
栄養と
栄養と健康-
健康-栄養学総論
大 項 目
1 栄養の概念
中 項 目
内
容
A 栄養の定義
・栄養と栄養の基本理念
a 栄養とは、 代謝(生命現象)、 同化・異化
・栄養学の意義と目的
a 食物成分(エネルギーと体成分の獲得、健康の維持・増進)
・栄養と栄養素
a 栄養素の種類と生体内の役割
・栄養と非栄養素
a 食物繊維(難消化性糖類)の栄養効果
・人体の構成成分
b たんぱく質、脂質、無機質の役割
・食物成分の機能性
a 特定保健用食品、栄養機能食品(食品学と調整)
B 栄養と健康・疾患
・栄養と健康の定義
a 健康とは b 恒常性の維持
・健康と食生活
a 食物の役割、欠乏症、過剰症 b 国民健康、栄養調査
c 食生活指針(公衆栄養・給食管理と調整)
・疾病と食生活
a 病気の予防、治療と栄養、メタボリックシンドロ-ム(一次予防・二次予防)
b エネルギー・たんぱく質・脂質・食塩等の摂取過不足(栄養指導論)
・栄養状態の現状
C 栄養学の歴史
2 摂食行動
b 疾患構造 b 栄養状態の判定と指標 b 栄養補給
栄養素およびエネルギ-代謝等各論の中で講述
A 摂食の調節
・食欲と食行動
b 食欲と空腹
・食物摂取とその調節
a 視床下部、満腹中枢、摂食中枢、血糖値、やせ、肥満、摂食リズム
b レプチン アディポネクチン
3 消化・吸収と栄養
素の体内動態
A 消化・吸収の基本概念
・消化・吸収とは
a 消化・吸収、 消化管ホルモン
B 消化器系の構造と機能
・消化管の構造と機能
a 消化管(口腔、食道、胃、小腸、大腸)
・消化液の機能
a 消化腺 胆汁、膵液
C 消化・吸収の機構
・消化の仕組み
a 機械的消化と消化管運動、化学的消化と消化液、消化酵素、消化酵素の活性化
生物学的消化
・管腔内消化、膜消化
a 膜消化(内在性酵素)
・吸収機構
a 吸収受動輸送(単純拡散、促進拡散)、能動輸送(共輸送担体 SGLT GLUT)、絨毛
腸内細菌(発酵) 見かけの消化吸収率、内因性損失量
・吸収後の輸送
4 糖質の栄養
a 五大栄養素の体内動態(門脈系、リンパ系、水溶性栄養素、脂溶性栄養素)
A 糖質の体内代謝
・糖質の化学
a 糖質の分類、種類、化学的性質、構造、機能 (食品学、生化学と調整)
・糖質の消化・吸収
a 糖質の消化と吸収後の動態
・グルコ-スの代謝
a 解糖系、TCA 回路、b ペント-スリン酸経路、ATP(生化学と調整)
・その他の糖質
B 血糖とその調節
・グリコ-ゲンと血糖
a 肝臓グリコ-ゲン、筋肉グリコ-ゲン、 脳と神経組織
・血糖維持
a 血糖調節ホルモン、血糖曲線
・グリコ-ゲンの合成と分解
b グリコ-ゲン合成酵素、グリコ-ゲン分解酵素(グルコ-ス-6-フォスファタ-ゼ)
C エネルギー源としての作用
・糖質エネルギ-比率
a 糖質摂取量と脂肪摂取量(摂取エネルギー比率)
D 他の栄養素との関係
・糖新生
b 乳酸、コリの回路、糖原性アミノ酸、グルコースの脂肪への変換と貯蔵
b ビタミン B1,B2,ナイアシンの必要量増加
5 脂質の栄養
A 脂質の体内代謝
・脂質の化学
a 脂質の分類、種類、化学的性質、構造、機能(食品学、生化学と調整)
a TG、リン脂質、コレステロ-ル、脂肪酸
・脂質の消化・吸収
a リンパ系輸送、キロミクロン、MCT と LCT の違い、乳化と胆汁酸
・TG の代謝
a 合成と分解、ケトン体 (c すべて生化学)
・脂肪酸の代謝
a 合成と分解(β-酸化、マロニル CoA)(c すべて生化学)
・コレステロ-ルの代謝
b 合成と分解(フィ-ドバック調節)、HMG-CoA リダクタ-ゼ
a コレステロ-ル関連物質、HDL・LDL コレステロ-ルの機能(c すべて生化学)
・脂質の体内移動
a リポたんぱく質(役割と中心成分)、リポたんぱく質リパ-ゼ
b コレステロール(腸肝循環、動脈壁と酸化型 LDL)(c すべて生化学)
・必須脂肪酸の機能
a n-6, n-3 系脂肪酸の機能 、(エ)イコサノイド(プロスタグランジン)とその機能
B 貯蔵エネルギーとしての作用
・脂肪組織
a グリコーゲンとの違い b 脂肪細胞(白色・褐色脂肪細胞)、ホルモン感受性リパ-ゼ
C 摂取する脂質の質と量の評価
6 たんぱく質の栄養
・脂質摂取状況
a 適正脂質摂取量(脂肪エネルギ-比率、n-6, n-3 系脂肪酸)
・脂質摂取と疾患
a 脂質異常症、動脈硬化、メタボリックシンドロ-ム(臨床栄養学へ)
A たんぱく質の体内代謝
・アミノ酸・たんぱく質の化学
a アミノ酸・たんぱく質の分類、種類、化学的性質、構造、機能(食品学、生化学と調整)
・たんぱく質の消化・吸収
b チモ-ゲン(プロ酵素)、内在性酵素
・たんぱく質・アミノ酸の代謝
a たんぱく質の合成・分解、アミノ酸代謝反応(アミノ基転移・脱アミノ・脱炭酸)
窒素出納、動的平衡状態、代謝回転(速度)、尿素サイクル
b アミノ酸から生成する生理活性物質、分岐鎖アミノ酸の代謝、
グルコース・アラニン回路
B アミノ酸の臓器間輸送
・アミノ酸プール
a 体たんぱく質、血漿たんぱく質
C たんぱく質の栄養価
・たんぱく質の栄養価判定
a たんぱく質の栄養効果、必須アミノ酸、可欠アミノ酸、アミノ酸評点パターン、
b 生物・化学的判定(制限アミノ酸、アミノ酸の補足効果)
・適正摂取量不足と過剰症
a クワシオコ-ル、マラスムス
D 他の栄養素との関係
7 ビタミンの栄養
・たんぱく質節約作用
a PFC 摂取比率
・たんぱく質とビタミン B6
b アミノ基転移酵素
A ビタミンの構造と機能
・ビタミンの化学
a ビタミンの分類、種類、化学名、生理作用、欠乏症、過剰症(食品学、生化学と調整)
①脂溶性ビタミンの構造と働き
a ビタミン A・D・E・K の機能
②水溶性ビタミンの構造と働き
a ビタミン B 群・C の機能
B ビタミンの代謝と
栄養学的機能
・抗酸化ビタミン
a β-カロテン、ビタミン C(還元作用、酸化 VE の再還元)、ビタミン E
・血液凝固とビタミン
a ビタミン K、プロトロンビン(血液凝固因子)
・ホルモン様作用
a ビタミン A、活性型ビタミン D
・貧血とビタミン
a 巨赤芽球性貧血(ビタミン B12(メチルコバラミンと内因子)・葉酸(テトラヒドロ葉酸)、
ビタミン C(鉄の吸収)
C 他の栄養素との関係
8 無機質(ミネラル)
の栄養
・エネルギー代謝と補酵素
a TPP、FAD、NAD、CoA、パントテン酸、ビオチン
・たんぱく質代謝と補酵素
a AST・ALT(PLP) b たんぱく質節約作用(グルコ-ス-6-フォスファタ-ゼ)
・カルシウム代謝とビタミン
a ビタミン D の活性化(ビタミン D 水酸化酵素(肝臓、腎臓)、活性型ビタミン D)
A 無機質の分類と栄養学的機能
・分類
(生化学と調整)
①主要ミネラル
a Ca、P、K、Mg、Na、Cl など生理作用および欠乏症と過剰症
②微量ミネラル
a Fe、Mo、Zn、Cu、Co、Mn、Se など生理作用および欠乏症と過剰症
・ミネラルの栄養と機能
①硬組織とミネラル
a ヒドロキシアパタイト、運動と骨塩量、活性型 VD と骨粗鬆症、b フッ素とう蝕予防効果
②生体調節機能とミネラル
a 貧血(Fe)、味覚異常(Zn)、血圧調節(Na と K)、神経・筋肉機能維持
b ミネラル含有酵素、酵素の活性化
・ミネラルの消化・吸収
a Ca の吸収、Fe の吸収
9 水・電解質の代謝
A 水およびミネラルの
(生化学と調整)
代謝と栄養
10 エネルギー代謝
①水の出納
a 水分代謝(水分摂取-食品水分、飲料水、代謝水 水分排泄-尿、不感蒸泄、糞便中の水)
②水と電解質
a 体液分布、性・年齢別の影響、細胞内液ミネラル・細胞外液ミネラル、酸・塩基平衡、浸透圧
A エネルギー代謝の概念
・エネルギーの定義
a 食物エネルギーと生体利用エネルギー(物理的・生理的燃焼値)
B エネルギー消費量
・基礎代謝量と影響因子
a 基礎代謝基準値、睡眠時代謝量、安静時代謝量、基礎代謝量への影響因子
・活動時エネルギ-消費
b 身体活動レベル、動作強度
C エネルギー代謝の測定法
①直接測定法
b 代謝チャンバ-による直接法
②間接測定法
a 呼気分析法(呼吸商、非たんぱく質呼吸商)
b ヒュ-マンカロリ-メ-タ-法、二重標識水法、タイムスタディ法
11 遺伝子発現と栄養
12 食事摂取基準
A 遺伝形質と栄養の相互作用
①遺伝子と栄養
a 癌、心臓疾患
②生活習慣病と遺伝子多型
a 糖尿病、肥満、高血圧症
③倹約遺伝子
a 肥満、生活習慣病
A 食事摂取基準
公衆栄養学との指導内容の違いを明確にする
①食事摂取基準の概念
a 策定根拠
②エネルギ-の指標策定
a 推定エネルギ-必要量
の原理
③栄養素の指標策定の原理
a 適正な栄養摂取量推定平均必要量、推奨量、目安量、目標量、上限量
栄養と
栄養と健康-
健康-応用栄養学
大 項 目
1 成長・発達・
中 項 目
内
A 概念
a 成長・発達・加齢 (発育曲線、乳児・幼児・学童期などの身体発育値)各期でも可
A 栄養マネージメントの概要
a 栄養マネージメントの定義
加齢(老化)
2 栄養
容
マネージメント
3 妊娠期
a 栄養マネージメントの過程
A 概要
a 妊娠の成立 ・ 維持(性周期、エストロゲン、卵胞刺激ホルモン、黄体形成ホルモン
、受精と着床)
a 胎児付属物 (羊膜、羊水、臍帯)
a 胎児の成長 (流産、早産、過期産、正期産)・母体の変化・
a 代謝の変化(体重・妊娠線・乳腺・血液の量と成分・つわり・代謝など) a 分娩
B 栄養アセスメント
b 栄養アセスメント
C 栄養と病態・疾患
a 低体重 ・ 過体重 ・低栄養・悪阻・妊娠高血圧症候群 ・ 貧血 ・ 糖尿病 ・ 肥満 ・
脂質代謝異常など
a 生活習慣(喫煙 ・ 飲酒 ・ カフェイン ・ 身体活動)
D 栄養ケアのありかた
a 食事摂取基準、付加量、脂溶性ビタミンの過剰、ビタミン E・K、葉酸
a 妊娠による母体変化に対応した栄養ケア、妊娠に伴う疾病を改善するための栄養ケア
4 授乳期
A 授乳女性の生理的特徴
a 体重・体組成の変化 (産褥期、悪露)
a 初乳・成乳 (母体の利点、初乳、成熟乳、母乳量と成分)
・乳汁分泌の機序(プロラクチン・オキントシン)
B 栄養アセスメント
a 授乳女性の生活習慣、喫煙、飲酒、カフェイン、服薬
C 栄養ケアのありかた
a 食事摂取基準、付加量
a 母体の回復・母乳分泌と食事・栄養
a 授乳・離乳の支援ガイド
5 乳児期
A 乳児の生理的特徴
a 乳児の生理・成長・発育(水分代謝、生理的体重減少、生理的黄疸、胎便、新生児代謝
乳児身体発育値、パーセンタイル値、スキャモン発育曲線)
B 栄養と病態・疾患
a 乳児ビタミン欠乏症・乳児貧血・食物アレルギー・脱水・乳糖不耐症・先天性代謝異常
C 栄養補給法
a 母乳栄養 ・ 人工栄養 ・ 混合栄養 ・ 牛乳(免疫、母乳と調製粉乳と牛乳
a 母乳と免疫、母乳の意義と問題点)
a 離乳法と離乳食(定義と必要性、進め方、フォローアップミルク、なぜ離乳が必要になるのか)
6 幼児期
A 幼児の特性
a 成長・発達(身長、体重、基礎代謝、身体活動強度、カウプ指数、身体発育曲線、
咀嚼機能運動、知能、言語、精神、第一次反抗期)
B 栄養と病態・疾患・生活習慣
a 貧血、肥満、やせ、虫歯、偏食、小食、食欲不振、食物アレルギー、脱水、低栄養
孤食、 朝食欠食、間食、適切な食習慣の形成、食事作りへの参加
a 保育所給食
C 栄養ケアのあり方
a 成長・発達を促す食事(食習慣の確立、食事を楽しみ味わう力の形成)
a 食事摂取基準
7 学童期
A 学童期の特性
a 身長・体重・成長曲線・学校保健統計・ローレル指数・男女の成長の差・性ホルモン
・月経の徴候・永久歯
B 栄養と病態・疾患・生活習慣
a 肥満 ・やせ・鉄欠乏性貧血(食欲不振、完全給食、生活習慣病予備軍、ダイエット)
a 生活習慣病(高血圧・糖尿病・脂質代謝異常)、貧血、孤食、朝食欠食、夜食、偏食
b 生活習慣(身体活動・生活リズム・心の問題)、糖尿病、高血圧、脂質代謝異常
b 学校給食
C 栄養の自立管理
b 成長・発達・身体活動に対応したエネルギー・栄養素の補給
a 食事摂取基準
8 思春期
A 思春期の特性
a 二次性徴・月経開始・成長急伸・性ホルモン肥満・やせ
a 精神発達 (摂食障害)
B 栄養アセスメント
b 臨床検査、BMI
C 栄養と病態・疾患・生活習慣
b 身体活動 ・食習慣
a 思春期 [貧血、虫歯、視力低下、神経性食欲不振症、やせ願望、生活習慣の乱れ、
食事の重要性・生活習慣(朝食欠食・間食・食事制限)]
b 起立性調節障害
D 栄養の自立管理
b 成長 ・発達に対応したエネルギー・栄養補給・自己管理能力の習得
a 食事摂取基準
9 成人期
A 生活習慣と生活習慣病
a 生活習慣(食習慣・運動習慣・休養・喫煙・飲酒)、BMI、メタボリックシンドローム
b 疾病予防と健康増進 (一次予防、生活習慣病、健康日本21の目標)
B 栄養アセスメント
c 二次予防、成人期の各項目の正常域
C 栄養ケアのあり方
c 三次予防
c 栄養ケア・プログラムによる生活習慣の改善
10 閉経期(更年期)
A 栄養ケアのあり方
a 身体の変化・更年期障害
c 生活習慣の改善と自己管理能力の習得
c QOL の向上
11 高齢期
A 高齢者の生理的特徴
a 加齢に伴う身体的・精神的変化
(加齢、基礎代謝の低下、味覚識別低下、聴覚識別低下、予備力・適応力の低下、防御反応・
回復力の低下、免疫機能の低下、歯抜、嚥下反射・唾液分泌低下、味覚減退、消化液の分泌低下、
糖代謝障害、骨粗しょう症、骨折、身体活動量の低下、日常生活動作の支障、食事摂取量の低下、
渇中枢機能低下、食態度、食スキルの変化)
B 栄養アセスメント
b 身体計測
C 栄養と病態・疾患
a たんぱく質 ・エネルギー栄養障害、脱水、誤嚥(脳卒中後遺症)、認知症(介護食)
a 便秘、食欲不振、ストレス、疾患、体重減少、老年症候群(転倒・褥瘡・白内障)
b 起立性低血圧、失禁、動脈硬化、白内障、心不全
D 栄養ケアのあり方
a 加齢に伴う低栄養の軽減と調理上の配慮
(骨粗鬆症、低栄養、生理機能の低下、食欲不振、疾病、嗜好)
b QOL の向上、老人肺
12 障害者と栄養
13 栄養必要量の
A 障害者の特性
B 栄養ケアのあり方
a 嚥下障害の支援 b 認知症・歯周病への支援
A 食事摂取基準
a 各期のエネルギー、たんぱく質、脂肪エネルギー比率、ビタミン、無機質
科学的根拠
14 運動・スポーツ
a 推定平均必要量・推奨量・目安量・目標量・上限量
A 健康増進と運動
と栄養
a 運動の糖質代謝・脂質代謝への影響・有酸素運動
c 運動と適応力・抵抗力・QOL
c 運動のデメリット
B
15 環境と栄養
トレーニングと栄養補給
A ストレス応対と栄養
b エネルギー・水分・電解質補給 (体温調節と水分・エネルギー・無機質の補給)
a ストレッサー、ストレスとビタミン C、ストレス刺激による適応反応・汎適応症候群
c ホメオスタシスの三角形、生体抵抗性
B 生体リズムと栄養
b 警告反応期・抵抗期・疲憊期、外因リズム、内因リズム・概日リズム、ホルモン分泌
b レム・ノンレム睡眠
C 高温・低温環境と栄養
D 高圧・低圧環境と栄養
b 発汗と体温調節
E 無重力環境(宇宙空間)と栄養
栄養と
栄養と健康-
健康-臨床栄養学概論
大 項 目
1 臨床栄養の概念
中 項 目
A 意義と目的
・内部環境恒常性
内
容
a 医学と栄養学を基礎とした学問体系
a 病態における栄養化学 a 体内代謝(消化、吸収、合成、排泄、解毒)
の栄養学的支援
2 医療と臨床栄養
・自然治癒の促進
a 栄養と治癒力 a 積極的栄養補給
・病状の悪化と再発防止
a 代謝異常に対する栄養治療 a 再発防止のための栄養支援
・摂食障害の支援
a 疾患による咀嚼、嚥下障害 a 術後 a 神経性食欲不振
・疾患の成因と栄養
a 疾患と栄養摂取量の関係 a 疾患と生活習慣
A 治療における栄養管理の意義
a 予防医学的な栄養学 a 治療医学的な病態栄養学
・入院時食事療養
a 入院時食事療養の目的 a 食事療養業務 a 食品衛生 c 食事提供業務の委託
・診療報酬制度
a 栄養管理実施加算 a 特別食加算 a 食堂加算 a 栄養食事指導加算
・障害者の権利、心理、
a QOL(生活の質)を保持するための援助 b 精神的援助
生命の倫理
3各種疾患の病態生理
と栄養・食事療法
A 代謝疾患
a 代謝疾患の成因、症状、検査、診断、治療 a 栄養・食事療法
・糖尿病の分類と発症
a 1型糖尿病(ウイルス・自己免疫)、2型糖尿病(遺伝・環境因子)、妊娠糖尿病、その他
・糖尿病の合併症
a 合併症(糖尿病性腎症・網膜症・神経障害) a 食事療法 a 献立作成・調理
・肥満、るい痩
a 体脂肪 a 過剰栄養 a マラスムス・クワシオルコール b 低栄養(PEM)
・脂質異常症
a 分類 b リポたんぱくの種類と特性 a 食事療法 a 献立作成・調理
・痛風、高尿酸血症
a 肥満 b アルコール a プリン体 a 痛風結節 a 食事療法 b 献立作成・調理
B 消化器疾患
a 消化器疾患の成因、症状、検査、診断、治療 a 栄養・食事療法
・胃炎、胃(十二指腸)潰瘍
a 急性胃炎、慢性胃炎 a 消化性潰瘍 a 食事療法 a 献立作成・調理
・下痢、便秘
a 急性下痢・慢性下痢 a 便秘の分類 a 食事療法
・過敏性腸症候群
a 精神的ストレス a 腸管機能異常 b 下痢優位・便秘優位 a 食事療法
・炎症性腸疾患
a クローン病 a 潰瘍性大腸炎 a 栄養療法(成分栄養剤)・食事療法
・肝炎(急性、慢性)、肝硬変
a ウイルス性肝炎、黄疸、肝不全、高アンモニア血症 a 食事療法
・脂肪肝
a 肥満・低栄養 a 食事療法
・胆石症、胆のう炎
a 胆石発作、胆石の種類(ビリルビン・コレステロール)、 a 食事療法
・膵炎(急性・慢性)
a 自家消化 a 消化酵素 b 脂肪吸収障害 a 食事療法 a 献立作成・調理
C 循環器疾患
a 循環器疾患の成因、症状、検査、診断、治療 a 栄養・食事療法
・高血圧
a 本態性高血圧 a 二次性高血圧 a 食事療法
・動脈硬化症
a 脂質異常症 a 粥状硬化危険因子 a 高血圧 c メタボリックシンドローム
a 食事療法
・心疾患(心筋梗塞・狭心症)
a 虚血性心疾患 a うっ血性心不全 a 食事療法 a 献立作成・調理
、心不全
・脳血管障害
a 脳卒中(脳梗塞・脳出血・くも膜下出血) a 脳血管障害の危険因子a栄養・食事療法
a 誤嚥性肺炎(嚥下食)
D 腎疾患
a 腎疾患の成因、症状、検査、診断、治療 a 栄養・食事療法
・急性糸球体腎炎、
慢性糸球体腎炎
a 腎臓の機能 a ネフロン a 糸球体濾過 a たんぱく尿 a 食事療法
a 献立作成・調理
・ネフローゼ症候群
a たんぱく尿 a 低アルブミン血症 a 高血圧 a 浮腫 a 食事療法 a 献立作成・調理
・糖尿病性腎症
a 血糖コントロール a 血圧コントロール a 低たんぱく食 a 食事療法
a 献立作成・調理
・急性腎不全、慢性腎不全
a 病態 a 病期分類 a 高窒素血症 a 高カリウム血症
a 食事療法(高エネルギー・低たんぱく質・電解質管理) a 献立作成・調理
・人工透析(血液透析、
腹膜透析)
E 血液疾患
・貧血
F 呼吸器疾患と栄養(食事)療法
・COPD(慢性閉塞性肺疾患)
G 内分泌疾患
・甲状腺機能亢進症、低下症
a 尿毒症
b 透析療法
a 食事療法(カリウム・ ナトリウム・P・水)a献立作成・調理
a 血液疾患の成因、症状、検査、診断、治療 a 食事療法
a 鉄欠乏性貧血、巨赤芽球性貧血、溶血性貧血 a 成因 a 食事療法 a 献立作成・調理
a 呼吸器疾患の成因、症状、検査、診断,治療 a 食事療法
a 慢性気管支炎 a 肺気腫 a 喫煙 a 食事療法
a 内分泌疾患の成因、症状、検査、診断、治療 a 食事療法
a バセドウ病 a 自己免疫疾患 a 甲状腺刺激ホルモン b 橋本病 b クレチン症
a 食事療法
H 骨疾患
・骨粗しょう症、骨軟化症
I 免疫、アレルギー疾患
・自己免疫疾患、後天性免疫
a 骨疾患の成因、症状、検査、診断、治療 a 栄養・食事療法
a エストロゲン a 閉経 a Ca
a ビタミン D a 食事療法 a 献立作成・調理
a 免疫・アレルギー疾患の成因、症状、検査、診断、治療 a 栄養・食事療法
a 食事療法 c 膠原病 c 後天性免疫不全症候群(エイズ)
不全症候群
・アレルギー
a 食物アレルギー a アトピー性皮膚炎 a アナフィラキシーショック
a 食事療法(アレルゲン除去食)a献立作成・調理
J 術前術後の栄養管理
・胃、大腸術後
K 小児疾患の栄養管理
・小児腎、小児糖尿病、
アレルギー、肥満
・先天性代謝異常
a 栄養評価 a 栄養状態の改善 a 回復力増強
a 食事療法(食形態・ 分食)a 献立作成・調理
a 小児疾患の特性 a 栄養学的特性
a ネフローゼ症候群 a 急性糸球体腎炎 a 小児肥満 b 1型・2型糖尿病
a 食事アレルギー a食事療法 a献立作成・調理
a フェニルケトン尿症 a ガラクトース血症 a ヒスチジン血症 a ホモシスチン尿症
事療法
4 栄養補給方法
A 経腸栄養(経口)の特徴と選択
a 経口摂取が可能なすべての栄養補給
・一般食の種類と特徴
a 特別食以外の食事(常食・軟食・流動食)
・特別食の種類と特徴
a エネルギーコントロール食 a たんぱく質コントロール食 a 脂質コントロール食
B 経腸栄養(経管)の特徴と選択
a 経口摂取が困難な場合の栄養補給
・目的
a 栄養状態の改善 a 症状のコントロール
・適応疾患
a 胃腸炎 a クローン病 a 潰瘍性大腸炎 a 消化性潰瘍 b 逆流性食道胃炎
・投与方法
a 経鼻栄養 a 胃瘻 a 空腸瘻 a 濃度 a 投与時間
・経腸栄養剤の種類と成分
a 半消化態栄養剤 a 成分栄養剤(消化態) a 濃厚流動食
・経腸栄養の合併症
a 下痢 a 感染症
C 経静脈栄養の特徴と選択
a 経腸栄養が不可能な場合のエネルギー、脂肪、アミノ酸、ミネラル・
ビタミンの栄養補給
・目的
a 消化管以外の栄養補給
・適応疾患
a 通過障害 a 消化管術後 a 消化管炎症疾患
a食
5 薬と食物の相互
・投与方法
a 静脈への輸液(中心静脈・末梢静脈) a 投与時間
・静脈栄養の合併症
a 感染症 a 消化管粘膜の萎縮
A 薬理効果に対する食物の作用
a 疾患と薬
作用
栄養の
栄養の指導ー
指導ー栄養指導論
大 項 目
中 項 目
内
容
<総論>
1 栄養指導の概念
・栄養指導の意義
a 栄養指導の意義・目的
・栄養指導の目標
a 知識・食行動の変容 a 望ましい食習慣の確立(QOL の向上)
b 自己管理能力の獲得と食生活(食事計画)
2 栄養指導の沿革
3 栄養指導
と関係法規
・栄養指導と栄養士
a 栄養指導の対象 a 栄養指導の場
・環境と栄養指導
a 食生活に影響する諸要因 b 食生活と疾病
・栄養指導の歴史
a 栄養指導栄養改善の変遷 b 食糧難と栄養素の欠乏症
・戦前、戦後復興期の栄養指導
a 栄養改善活動と栄養指導 b 食糧援助と学校給食
・経済成長期の栄養指導
a 外食産業の普及と栄養指導 a ライフスタイルの変容と栄養指導
・栄養指導の現状
a 生活習慣病と栄養指導 a 健康増進と栄養指導
・栄養指導の展望
a 高齢社会と栄養指導 b 健康志向と栄養指導
・栄養士制度と法律
a 栄養士法 c 諸外国の栄養士制度
・栄養指導に関わる法律
a 健康増進法 a 学校給食法 b 母子保健法 b 労働安全衛生法
・その他関連の法律
a 食育基本法 b 教育基本法 b 学校教育法 b 地域保健法 b 老人保健法 b JAS 法
b 食品衛生法 b 医療法 C 障害者基本法
4 食生活・栄養に
関する諸調査
・集団を対象とした栄養調査
a 調査の意義・目的 b 調査上の留意点 b 調査の実際
・個人を対象とした栄養調査
a 調査の意義・目的 b 調査上の留意点 b 調査の実際 a 調査の種類と方法
<栄養指導実習との関
連>
b 集計方法(統計処理)
・国民健康・栄養調査
a 法的根拠 a 調査の意義・目的 a 調査の実際 b 調査結果の動向と国民栄養の現状
<公衆栄養学との関連>
5 栄養指導の方法
・栄養指導の一般原則
a マネジメントサイクル(計画-実施-評価:PlanーDoーSee) a 5W など
と技術
・個別指導
a 個別指導の特徴 b 個別指導の方法 a 栄養相談
<栄養指導実習との関
・集団指導
a 集団指導の特徴 a 集団指導の方法
連>
・栄養指導の計画
a 指導目標の設定
・栄養指導の評価
a 栄養指導方法の評価 a 栄養アセスメント
6 栄養指導の実際
・指導方法の選択
a 指導方法の種類
<栄養指導実習との関
・栄養指導における
a カウンセリングの理論と意義 b カウンセリングの技術と応用
連>
7 栄養指導に必要
な基礎事項
<公衆栄養学との関連
>
カウンセリング
・教材・媒体
a 教材・媒体活用の意義 a 教材・媒体の種類
・プレゼンテーションの技術
a プレゼンテーションの方法と技術
・コミュニケーションの技術
b コミュケーションの方法と技術
・日本人の食事摂取基準
a 基本的な考え方 b エネルギーおよび各栄養素
(2005 年版)
・食生活指針と
食事バランスガイド
8 栄養指導と情報
の収集・処理
b 個人、家族、小集団へのカウンセリング
a 活用のあり方(個人対象、集団対象、アセスメント、プランニング)
a 食生活指針の変遷と内容 a 食事バランスガイドの基本的な考え方と料理区分
b 活用のあり方
・食品成分表
a 食品成分表の目的および性格 b 活用のあり方
・食育関連
a 食育基本法と栄養指導 a 食育と栄養教諭制度
・食糧需給表と食の安全性
b 食料需給表の性格と内容 b 食料需給と自給率(年次推移と特徴) b 食の安全
・健康日本21
a 趣旨と基本方針 b 目標設定と内容 b 評価
・栄養指導と運動指導
a 運動指導の原則 b 健康づくりのための運動基準 b 健康づくりのための運動指針
・栄養指導と休養指導
a 休養指導の原則 c 休養法の種類 c 休養指導の内容
・栄養指導に必要な情報項目
a 情報収集の方法 b 情報の解析
<情報処理実習との関連>
<各論>
1 ライフステージ
・妊娠期、授乳期
a 妊娠期・授乳期の栄養特性 a 妊娠の進行と栄養指導 a 乳汁分泌と栄養指導
別栄養指導
・乳児期
a 乳児期の栄養特性 a 発育・発達と栄養指導 a 授乳・離乳の支援ガイド
<栄養学との関連>
・幼児期
a 幼児期の栄養特性 a 発育・発達と栄養指導 a 間食の役割と栄養指導 a 食育
・学童期、思春期
a 学童期・思春期の栄養特性 a 身体的・心理的発達 a 学校給食と栄養指導
a ダイエットと栄養指導 b スポーツと栄養指導 a 食育
・成人期
a 成人期の栄養特性 a 生活習慣病予防(メタボリックシンドロームを含む)と栄養指導 a 労働
と栄養指導 a 単身者と栄養指導 a 外食と栄養指導
2 ライフスタイル別
栄養指導
3 健康障害と
栄養指導
<臨床栄養学との関連
・高齢期
a 高齢期の栄養特性 a 介護・食事サービスと栄養指導 b 介護保険制度と栄養指導
・単身生活者
a 青年期単身生活者 a 中高年の単身赴任生活者 a 高齢期単身生活者
・スポーツ栄養
b スポーツの種類と栄養特性
・胃腸疾患など
b 潰瘍 b 便秘 b 下痢
・肝臓疾患など
b 脂肪肝
・内分泌、代謝異常
a 肥満・るい痩 a 脂質代謝異常症 a 糖尿病
>
b 高尿酸血症(痛風) a 先天性代謝異常
・循環器疾患
a 高血圧症 b 動脈硬化症 b 心疾患(虚血性心疾患・うっ血性心疾患)
b 脳血管疾患(脳卒中・脳血栓)
4 給食における
・血液系疾患
a 貧血(鉄欠乏生貧血)
・アレルギー性疾患
a 食物アレルギー
・骨、関節疾患
a 骨粗鬆症
・その他
b 神経性食欲不振症(拒食症、過食症)
・病院給食
a 入院患者への栄養指導 a 栄養アセスメント b クリニカルパス c POMR b NST
栄養指導
<給食管理との関連>
b 食事摂取の基準と食事計画 a 外来患者への栄養指導
・学校給食
a 学校給食の目的と学校給食法 a 食事摂取の基準 a 学校給食栄養管理者
・児童福祉施設給食
a 施設の特徴と対象者 a 食事摂取の基準
・社会福祉施設給食
a 高齢福祉と障害者福祉の特徴と対象者 a 食事摂取の基準 a 介護保険と栄養指導
・事業所給食
a 労働者の QOL と栄養指導 a 生活習慣病の予防と栄養指導 a 食事摂取の基準
5 諸外国の栄養状況
・先進諸国における栄養問題
b 過栄養と疾病 b 社会環境と肥満
<公衆栄養学との関連
・開発途上国における栄養問題
b 低栄養と疾病 b 食糧問題
・資料検索の方法と活用
b インターネット情報の活用 b 専門誌(学会誌)の活用
>
6 既存資料の活用
<情報処理実習等との関連>
栄養の
栄養の指導-
指導-公衆栄養学概論
大 項 目
1 公衆栄養の概念
中 項 目
内
容
A 公衆栄養学の概念
・公衆栄養学とは
a 公衆栄養とは
a 公衆栄養学の概念と発展過程
b 栄養士教育課程における公衆栄養学の位置づけ
・公衆栄養活動の目的
a 公衆栄養活動の目的
・公衆栄養活動の現状
a 公衆栄養活動の歴史
b 公衆栄養活動の現状と問題点
B 国際機関の健康・栄養政策
a WHO の健康・栄養政策
b WHO のヘルスプロモーション憲章(1986 年)
b WHO のアルマ・アタ宣言(プライマリヘルスケア 1978 年)
・FAO の栄養・食料政策等
2 公衆栄養
マネージメント
b FAO の栄養・食料政策
A 公衆栄養の
マネージメントサイクル
a 公衆栄養マネジメントの概念
a 公衆栄養のマネジメントサイクル(PDCA):plan(計画)→Do(実施・実行)→
Check(点検・評価)→Action(処置・改善)
b 公衆栄養プログラムの立案 b 公衆栄養プログラムの実施と関係者等の役割
B 公衆栄養活動の進め方
・公衆栄養活動と行政栄養士の
3 栄養疫学
a 都道府県・保健所等の公衆栄養活動
業務(保健所・市町村保健セン
a 市町村保健センターにおける公衆栄養活動
ター等)
c 地域のボランティア等が行う公衆栄養活動
A 栄養疫学の概要
・疫学の目的と意義
b 疫学とは
・栄養疫学の目的と意義
a 栄養疫学とは EBN
a 食習慣と健康・生活習慣病
B 栄養疫学調査の内容
・疫学調査の展開
a 疫学の手法:断面調査、追跡調査、介入調査、コホート調査 サファリー調査など
a 栄養疫学調査の特性と結果の解釈
a 食事調査の方法と活用:秤量法、食事記録法、食品摂取頻度法、24 時間思い出し法
b 食事調査における純摂取量の推定方法
4 わが国の健康・栄
養問題の現状と課
題
A 国民の健康状態の変遷
・人口動態統計から見た
c 人口動態統計:出生、死亡など
健康課題
・生命表から見た健康課題
b 平均余命、平均寿命と健康寿命
・医療統計から見た健康課題
b 医療統計:国民医療費の現状 有訴者、要介護者、受療者の状況など
・生活習慣病
a 生活習慣病の増加
(食生活の変化を含む)
B わが国の食生活の変遷
・国民健康・栄養調査
a 国民健康・栄養調査の沿革
(栄養素等摂取量、食品群別摂取量
a 栄養素等摂取量の推移
の変化)
a 食品群別摂取量の推移
・食生活の変化
a 食習慣の変化 欠食・外食等の推移
b 食の外部化・簡便化等食習慣の変化
・身体状況の変化
a 体格及び身体症候の推移
C 高齢社会の健康・栄養問題
・少子・高齢社会の健康問題
a 高齢社会の健康・栄養政策
b 要介護者の増加
・高齢者の栄養・食生活
a 栄養ケアマネジメントの位置づけ
c 栄養ケアステーション
D 食料需給と自給率
・食料需給の課題
a 食料需給の現状(食料輸入量の増大を含む)
a 食料自給率(エネルギー、自給率など)、穀物自給率、品目別自給率
・食料自給の状況
c わが国の食料政策
5 わが国の栄養・食
料施策
A 公衆栄養活動と
関係行政・法規
・わが国の栄養行政・健康行政
a わが国の栄養行政
a わが国の健康行政
・公衆栄養関係法規
a 栄養士法、健康増進法、食育基本法、地域保健法、
b 高齢者の医療の確保に関する法律、母子保健法、c 調理師法
B 健康日本 21
・わが国の健康づくり施策
a 健康増進の概念
c 健康づくり施策の変遷
・健康日本 21・健やか親子 21
a 健康日本21
a 健やか親子21
b 健康日本21の中間評価
・健康科学(増進)センター
c 健康科学(増進)センターの業務
C 栄養・健康指導の
ガイドライン
・食生活、運動、休養等の
ガイドライン等
a 食生活指針(平成 12 年)
a 健康づくりのための運動基準・運動指針、エクササイズ 2006(平成 18 年)
b 健康づくりのための休養指針(平成 6 年)
b 健康づくりのための睡眠指針(平成 15 年)
b 外国の食生活指針
・食事バランスガイド
a 食事バランスガイド(平成 17 年)
b 妊産婦の食生活指針・食事バランスガイド(平成 18 年) c 地域版食事バランスガイド
6 日本人の食事摂取
基準
A 日本人の食事摂取基準
(2005 年版)
・食事摂取基準の概念
a 食事摂取基準の概念
b 食事摂取基準の沿革(栄養所要量から食事摂取基準へ)
・用語の意味
a 推定エネルギー必要量・推定平均必要量・推奨量・目安量・目標量・上限量
・栄養素等の食事摂取基準
a エネルギー・たんぱく質・脂質・炭水化物・食物繊維・ビタミン・ミネラル
b 微量元素・電解質
B 日本人の食事摂取基準の活用
a 個人対象の活用法
a 地域集団等に対する活用法(ポピュレーションアプローチ)
b 特定給食施設における活用法 a メディアリテラシー(健康情報の正しい理解)
b サプリメントの正しい利用法
7 諸外国の健康・栄
養政策
A 世界の健康・栄養問題の
現状と課題
・栄養・食料水準の現状
a 栄養・食料水準の格差(先進国と開発途上国)
・栄養政策
b アメリカの栄養施策「食事改善目標、フードガイドピラミット、マイピラミット、
ヘルシーピープル」 c 主要各国の栄養政策
・世界の人口と食料・栄養問題
b 世界の人口と食料問題 a 食料自給率の国際比較
a 健康・栄養状態の国際比較
B 諸外国の栄養士制度
b 諸外国の栄養士制度
c 国際栄養士連盟(ICDA )と国際栄養士会議(ICD)
c アジア栄養士連盟(AFDA )とアジア栄養士会議(ACD)
給食の
給食の運営-
運営-調理学
大 項 目
1食事の設計と食生活
中 項 目
A 調理の意義・目的
内
a 調理の意義
容
a 目的(嗜好性・安全性・栄養価の向上、健康への貢献)
B 調理の文化
・食事文化と伝承
b 風土・社会と食
c 食の伝統と創造
b 行事食
b 調理の歴史と起源
・食様式と食事作法
a 和・洋・中国・その他の地域の料理様式と特徴 b 食事様式の統一と折衷・混合・
多様化 a 食事用器具 b テーブルセッテイング
C 食味と嗜好の形成要因
・食物の化学的・物理的要因
a 嗜好の形成要因
a 食物の味(おいしさ) a 味の相互作用 b 閾値 b 香り
a テクスチャー a 色 b 温度 c 音 b 食味の感覚
・環境・教育的要因
b 食情報
b 食習慣 b 食文化 c 宗教 b 風土 b 喫食環境
・心理・身体的・生理的要因
b 年齢
b 性別 b 健康状態 b 心理状態 c 食欲
・官能評価
a 官能評価の方法と解析 b 識別試験
b 嗜好試験
D 献立作成
・食事の意義
a 食事の生理的・精神的・社会的・文化的機能
a 日常食
b 行事食
・献立作成
a 献立作成の要素(栄養素、食品構成ー季節・栄養・味・成分・彩り、経済性、安全性
能率性)
b 環境保全性 a 調理法と調味操作
a 献立作成の手順
b ライフステージの献立 b 献立の評価
E 環境と食生活
・環境と食品・調理
c 食品選択 a 調理と環境(エネルギー、排水、廃棄物)
a 地産地消 (含むフードマイレージ)
2 調理操作
A 非加熱操作
・洗浄、冷却、浸漬、切砕
a 計量 a 洗浄 a 浸漬(乾物の吸水、あく抜き、褐変防止、成分の溶出)
a 切砕
a 冷却・凍結・解凍
a 混合・撹拌 b 成型
B 加熱操作
・湿式加熱、
a 煮物・蒸し物・茹で物・寄せ物の特徴と種類
・乾式加熱
a 揚げ物・焼き物・炒め物 の特徴と種類
・誘電・誘導加熱,その他
a マイクロ波(誘電)加熱 a 電磁誘導加熱(IH加熱) a クックチル調理
b 真空調理法
C 調味操作
・調味料の使用方法
a 出し汁の調製方法
・だし汁
a 調味料(食塩、食酢、砂糖・甘味料、味噌、醤油)の種類と特徴(調理機能)
b 混合調味料 b 香辛料 c し好飲料 a 調味の方法
3 食品の調理特性
と栄養
A 動物性食品の調理と栄養素
の変化
・肉類・魚介類・卵類・乳類
a 肉類 a 魚介類 a 卵類 a 乳とその加工品
・穀類・いも類・豆類
a 米 a 小麦粉 a いも類 a 豆類とその加工品 b 雑穀
・果実・野菜・きのこ類・藻類等
a 果実 b 種実 a 野菜類 b きのこ b 海藻類
の調理性
B 成分抽出素材の利用と栄養
4 調理器具・設備等
と熱源
・物性発現素材
a でんぷん a 藻類抽出物 a ゼラチン c ペクチン
・油脂・糖類など
a 油脂類
b その他のゲル化材
a 糖類
A 調理器具
・加熱器具、冷却器具
a 熱の移動
a 加熱用器具の形と材質(なべなど) b 冷却器具の機能
・非加熱・冷却器具、切削器具
b 切削用具の種類 b 非加熱用器具
B 調理設備
・冷却用具、加熱施設・設備
a 冷蔵庫 a 冷凍庫
b 加熱用設備(規格、扱い方)
C 食具・食器
・食具・食器の種類と特徴
b 食具・食器
b 材質 と熱伝導
D 熱源の種類と特徴
a 加熱熱源の種類・特性・発熱量 b 扱い方
給食の
給食の運営ー
運営ー給食管理論(
給食管理論(計画・
計画・実務)
実務)
大 項 目
1 給食の概念
中 項 目
内
容
A 給食の定義と目的
・特定給食施設とは
a 特定給食施設の定義、特定給食施設と栄養士の役割 b 給食の歴史と現状
・給食の目的
a 特定給食施設の種類・運営形態
B 行政指導と関係法規
・給食の位置づけ
a 健康増進法・同施行規則
a 栄養士・管理栄養士の配置規定
a 栄養管理基準
2 栄養・食事管理
A 栄養・食事管理の目的
・食事摂取基準の活用
B 献立計画
a 栄養・食事管理の目的
a 給与栄養目標量の設定、対象者のアセスメント項目
a 献立作成の条件と方法、食品構成
・献立作成
a メニュー・レシピ
・供食形態
a 単一(定食)献立方式、複数定食献立方式、カフェテリア方式、献立の展開
C 栄養・食事管理の評価
a 給与栄養目標量、実施給与栄養量、検食、残菜調査、嗜好調査
a 推定摂取栄養量、対象者の栄養アセスメント
D 給食と栄養教育・指導
3 給食の調理管理
a 情報提供の方法
b 食事満足度調査、栄養管理報告書
b 指導の意義と方法、個別指導・集団指導
c 媒体の作成
A 食材管理
・食材管理の目的
a 食材管理の目的
・購買計画と方法
a 食品の種類と購入計画、購入先の選定、契約方法、発注(係数)、検収
b 低温流通システム
・保管・在庫管理
c カミサリー
a 保管方法、保管温度条件、食品受払い簿
a T-T・T、標準在庫下限量
・食材管理の評価
a 食材料費の算出、在庫量調査(棚卸し)
b ABC 分析
B 調理作業管理
・調理作業管理の目的
a 調理作業管理の目的
・調理作業管理の実際
a 適温給食、大量調理の特性・品質
a 調味の標準化、調理工程の計画、作業の標準化
・新調理システム
b クックチル・クックフリーズ・真空調理・クックサーブ、セントラルキッチン
・調理作業管理の評価
a 労働生産性 b 製品(料理)の品質
C 安全・衛生管理
・安全・衛生管理の目的
a 安全・衛生管理の目的
・安全・衛生管理の実際
a 安全・衛生教育、健康管理(定期健康診断、検便)
b 衛生管理点検表
a 検食、保存食(保存食のとり方・保管・記録)、下調理・加熱調理の安全・衛生
食中毒予防
a 汚染作業区域・非汚染作業区域、機械・器具・食器の衛生
・安全・衛生管理の評価
a 大量調理施設衛生管理マニュアル、
a HACCP、 事故発生時の対応
4 給食の施設・設備
管理
b 災害時の対応、インシデントレポート
A 施設・設備管理
・施設・設備管理の目的
a 施設・設備管理の目的
・施設・設備とは
b 施設の位置・面積、調理機械・器具の用途と保守、食器の種類と材質および選定条件
a ドライシステム b 環境・関連設備、採光、換気、給排水・給湯、電気・ガス設備
a 調理能力、取扱いマニュアル、b 保守管理のチェックポイント
・レイアウト
5 給食の組織・人
事管理
A 給食の組織
・組織の機能
a 機器の配置と選定
a PDCA サイクル
b 機器占有面積
c 食環境
a 給食の資源
b 組織の原則と形態
b 給食組織と関連分野との連携
B 人事・労務管理
6 給食の会計・原
価管理
b 教育・訓練と能力開発(OFF-JT、OJT)
A 会計・原価管理
・会計原価管理の目的
a 会計・原価管理の目的
・原価管理
a 原価構成(給食原価)
b 収入と支出のバランス
b 減価償却費
c 財務諸表
c 固定費、変動費、売上高、損益分岐点分析
7 給食の情報処理
A 事務管理
管理
8 保健・医療・
福祉・介護にお
・事務管理の目的
a 事務管理の目的、
・事務管理の実際
b 諸帳票の種類
c 帳票類の標準化、コンピューターの利用と活用
A 給食の位置づけ
・学校給食
ける給食施設
a 学校給食の目的、学校給食法、学校給食実施基準、
a 学校給食の食事内容
・病院給食
b 学校給食衛生管理の基準
a 病院給食の目的、入院時食事療養制度、医療法施行規則
a 院外調理、給食の委託
・保育所給食
a 児童福祉施設給食の目的、児童福祉法
a 児童福祉施設最低基準
・老人福祉施設給食
a 老人福祉施設給食の目的
b 給食の委託(保育所、乳児院)、
b 老人福祉法
b 特別養護老人ホーム・養護老人ホーム・軽費老人ホーム、
b 介護保険制度、栄養ケアマネジメント
・事業所給食
a 事業所給食の目的、給食の委託
b 労働安全衛生規則、事業附属寄宿舎規程
・その他の給食
b その他の施設給食、