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住吉市民病院だより
2011 年 11 月号(No.65)
大阪市住之江区東加賀屋1-2-16 TEL (06) 6681-1000
URL(http://www.city.osaka.lg.jp/contents/wdu270/sumiyoshi/index.html)
編集・発行
住吉市民病院広報委員会
小児科
三浦夕子
待望の赤ちゃんを迎えておうちでの生活がスタート!でも心配事がちらほら・・・。
今回は、1 ヵ月健診でお母さんから多い質問をいくつか取り上げてみました。もちろん、ここに書いたこと
が全てではありませんので、1 ヵ月健診まで悩みや不安があれば小児科外来を受診してくださいね。
Q.顔、上半身に湿疹ができてきた
A.1 ヵ月くらいまでの赤ちゃんはホルモンの分泌が盛んであるため、顔を中心に湿疹が出やすいものです。ニキビ
みたいなものですから、石鹸をしっかり泡立てて洗ってあげましょう。ジュクジュクしている場合は薬を塗っ
てあげた方がいい場合もありますので、受診してください。3 ヵ月までには良くなることがほとんどです。
Q.母乳は足りているの?
A.入院中に「母乳だけで十分ですよ」とアドバイスされたお母さんは、自信をもって 1 日 10
回でも 15 回でも赤ちゃんが泣いたら母乳を与えましょう。入院中に母乳の出が悪かったり、
乳首の形で赤ちゃんが飲みづらかったりした場合でも、まずは母乳を頻回に与えましょう。
そして「しばらくはミルクを足した方がいいですよ」とアドバイスされたお母さんは、母
乳を与えたあとでミルクを足すようにしましょう。
母乳が一番!とよくいいますね。でも、
母乳だけで足りない場合や、お母さんの体調や薬で母乳があげられない場合は自信をもって混合栄養やミルク
栄養で育ててください。お母さんが追い詰められないことが一番です。
Q.母乳、ミルクを吐く
A.赤ちゃんは胃と食道のつなぎ目がゆるく、胃に入った母乳やミルクが食道のほうに逆流しやすくなっています。
そのため、ゲップのときや体を動かしたときに吐いてしまいます。体重がしっかり増えていれば問題ありません。
ただ、噴水状に吐く場合や、日に日に吐く回数や量が増える場合は病気のこともありますので、小児科外来を受
診してください。
Q.鼻づまり、ブヒブヒ・フガフガいっている
A.赤ちゃんは鼻の奥が狭いのでブヒブヒしやすいです。必ずしも風邪をひいているわけではあり
ません。咳もなくブヒブヒいいながらも母乳やミルクがちゃんと飲めていれば心配ありません。
Q.寄り目になっている、時々白目になる、黒目が離れることがある
A.生後2、3ヵ月まではまだ一つの物体を二つの目で見る時期ではありません。時期がきて目で物を追うように
なったら、ほとんどの場合が治ります。
多くの赤ちゃんは、生後 10 週頃(3 ヵ月に入ったころ)から昼夜の区別がつき、夜間
にまとめて眠るようになるといわれています。それまでは、睡眠不足との戦いですが、
できるだけ家族の協力を得て、リラックスした気持ちで育児ができたらいいですね。
栄 養 部
赤池 聡子
気温の変化が多いこの時期、風邪をひいたり、体調を崩したりしていませんか?
風邪は体
の免疫力や抵抗力が弱くなったときほど、ひきやすくなります。
免疫とは、体の中に侵入してくる様々な病原生物から体を守り、体の恒常性を維持する機能の
ことを言います。免疫力と抵抗力を高めて、風邪やインフルエンザを予防しましょう。
○ビタミン A・C・E と蛋白質を摂る
ビタミン A は、皮膚や粘膜、血管の壁などの外部に接する細胞(上皮
細胞)が作られるときに必要で、上皮細胞はウイルスが体に侵入するの
を壁となって防ぐ働きをします。多く含まれる食品には、レバー、うな
ぎ、あなご、卵黄、緑黄色野菜があります。
ビタミン C は「風邪予防のビタミン」と言われ、白血球の働きを強化
し、免疫力を高めます。果物類、野菜類、いも類に多く含まれます。
ビタミン E は手足の血行をよくしたり、免疫細胞が活性酵素によって
損傷を受けるのを防ぎます。多く含まれる食品は、植物油、アーモンド、緑黄色野菜、うなぎ、
たらこなどがあります。
これらビタミンに加えて、たんぱく質を摂ることも重要です。たんぱく質はからだの機能を正
常に保ち、免疫物質の働きを高めます。
○バランスのとれた食事を心がける
特定の栄養素だけをたくさん摂っても、体の中でうまく働いて
はくれません。栄養素のバランスのとれた食事を心がけることも
大切です。
近年、厚生労働省、農林水産省から右図のような「食事バラン
スガイド」とよばれるものが出されています。この図は「コマ」
を表現しており、なにをどれだけ食べるかを絵で示しています。
バランスの悪い食事をしていると、コマが倒れてしまいます。コ
マが倒れないように、偏らず、しかしあまり厳格になりすぎずに
栄養について考えていきましょう。
○旬のものを選び、食べることを楽しむ
風邪を予防するポイントは、季節の野菜や果物を食べ、できるだけ多くの品
目を摂ることです。そして、何よりも食べることを楽しみ、おいしく食べるこ
とが大切です。そういった食生活が代謝を高め、免疫力を養うことにもつなが
ります。
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