プレスリリース原稿 のコピー - 清里フォトアートミュージアム

PRESS RELEASE 2014年5月
清里フォトアートミュージアム 展覧会のお知らせ
「ロベール・ドアノーの写真 パリ・アルプス・幸せな時間」
Robert Doineau: Paris - les Alps, le temps de bonheur
会��期:2014年7月5日(土)〜9月29日(月)
主催:清里フォトアートミュージアム
後援:在日フランス大使館/アンスティチュ・フランセ日本
協力:アトリエ・ロベール・ドアノー、エールフランス航空
企画協力:コンタクト
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����《パリ市庁舎前のキス》1950
������� 『1,2,3,4,5
遊びながら数えよう』(1954) 《プティエの教会前のフランシーヌと8個の風船》 《小さいミシェルの夢 メジェーヴ》1936
《モーリス・バケ、きのこ岩の上で、シャモニー》1957
ⒸAtelier Robert Doisneau/Contact
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■開催概要
会��期:2014年7月5日(土)〜9月29日(月)
休館日�:毎週火曜日(火曜祝日の場合は開館)、7月5日〜9月1日まで無休
主催:清里フォトアートミュージアム
後援:在日フランス大使館/アンスティチュ・フランセ日本
協力:アトリエ・ロベール・ドアノー、エールフランス航空
企画協力:コンタクト
展示作品総数:約150点
開館時間:10:00〜18:00(入館は閉館30分前まで)
入館料:�一般����� 800円(600円)���学生������600円(400円)�
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�中・高生�� 400円(200円)�
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友の会・会員��無料�
�( )内は20名様以上の団体料金��� 家族割引� 1200円(2名以上〜6名様まで)
交通のご案内��車にて:中央自動車道須玉I.C.または長坂I.C.より車で約20分
��������J�R:中央本線小淵沢駅にて小海線乗り換え 清里駅下車、車で約10分
清里フォトアートミュージアムは、
写真専門の美術館として1995年に開館いたしました。
三つの基本理念:
・生命(いのち)あるものへの共感
・プラチナ・プリント作品の収集と技法の継承
・若い力の写真:ヤング・ポートフォリオ
に基づき活動を行っております。なかでも最も力を注いでいるヤング・ポー
トフォリオは、毎年35歳以下を対象に公募を行い、選考ののち、優れた作品
を当館の収蔵作品として購入することによって国内外の若手作家を支援する
企画です。
この募集は、35歳までという時期でなければ生み出せない、表現意欲の高い
作品を美術館のパーマネント・コレクションとして継続的に購入することに
よって、若い作家に勇気を与え、支援して行きたいと考えるものです。
■本展覧会について
このたび清里フォトアートミュージアムは、「ロベール・ドアノーの写真:
パリ・アルプス・幸せな時間」を開催いたします。
ロベール・ドアノーは、1994年の没後もなおフランスを代表する
写真家の一人として広く愛されている写真家です。市井の人々のかけがえのな
い一瞬や、心に沁み入る瞬間をとらえる類希な洞察力と、遊び心に満ちた感覚
で、フランスでは「イメージの釣り人」と評されています。また、日常のドラ
マを写真に紡ぎ、独自の世界を築いた写真家として、時代や国境を越えて、
人々を魅了し続けています。代表作の中でも《パリ市庁舎前のキス》(1950
年)は、世界で最も良く知られた写真の一枚でしょう。
ドアノーは、生涯で約45万点のネガを残しましたが、近年は、その膨大な
アーカイヴから、様々な新機軸による展覧会・出版によって再評価の気運が高
まっています。 《ホテル・ユンブロ、ラフレー》1957 ロベール・ドアノー Robert Doisneau (1912­1994)
1912年パリ郊外のジャンティイに生まれる。エコール・エスティエンヌで石版を学び、写真家アンドレ・ヴィニョーの
助手となる。1932年、初のルポルタージュ「蚤の市」が『エクセルシオール』紙に掲載される。その後、ルノー社のカ
メラマンなどを経て、1939年フリーとして活動を開始。1949年から51年まで『ヴォーグ』誌の契約カメラマンとして、
ファッション写真や社交界を撮影。特にパリの庶民たちの日常をとらえた写真で高い評価を得、1951年にはニューヨー
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ク近代美術館で開催された「5人のフランス人写真家」展に、アンリ・カルティエ=
ブレッソン、ブラッサイ、ウィリー・ロニ、イジスとともに出品作家に選ばれる。
1974年、アルル国際写真フェスティバルの特別招待作家となる。1982年、オックス
フォード近代美術館(英国)で大回顧展「ロベール・ドアノーに捧げる」開催。2000
年、「パリ市庁舎前のキス」撮影50周年を記念して、パリ市庁舎前広場に大型プリン
トが展示される。2012年、生誕100周年を記念して世界各地で多数展覧会が開催され
る。ニエプス賞(1956年)、仏国内写真大賞(1983年)など受賞多数。1994年逝去
(享年82歳)。
2012年、フランス・グルノーブルのギャップ美術館において、
同美術館とドアノーの遺族の監修による展覧会「ドアノーのアルプス」(Les Alps de 《ピカソのパン》1952
Doisneau)が開催されました。この展覧会は、ドアノーの愛娘アネット・ドアノーと
フランシーヌ・ドゥルーディル監修によるもので、膨大なアーカイヴから、ヴァカン
スのメッカ・アルプスを主題とした、ドアノー若き日の未発表作品で構成された展覧
会でした。 ギャップ美術館には、3ヶ月の会期中に40万人が訪れ、同美術館創立以来の記録
だった「ジャコメッティ」展を抜き、大きな話題となりました
本展覧会は、グルノーブルで行われた「ドアノーのアルプス」展に加え、 日本巡
回展のために、清里フォトアートミュージアム所蔵のドアノーの代表作の中から35
点、そしてドアノーが愛娘や動物たちを撮影した写真をもとに制作した子どものため の写真絵本『1、2、3、4、5 遊びながら数えよう』のヴィンテージ・プリントを 『ヴォーグ』誌のためのスキースタ 加え、全164点で構成した展覧会です。「ドアノーのアルプス」も写真絵本もフランス イルのファッション写真、木製ス
国外で展示されるのは日本が初めてとなります。
キーの製作工場で 1950
アルプスは、ドアノーにとって、どのような場だったのでしょうか?
ドアノーは、まだ弱冠24歳だった1936年、新婚の妻とともに、パリっ子たちのヴァカ
ンス場として人気のスキーリゾート・メジェーヴを訪れています。その後、家族旅行や、
後にヴォーグ誌のためのファッション撮影や、車(シムカ・アロンド)の広告写真、
モーリス・バケ(俳優、登山家でもあり、スキーもプロ級だったチェリスト)のポート
レイト撮影のため、また、羊の季節移動を撮影したルポルタージュなど、たびたびアル
プスを訪れました。アルプスはパリとは全くことなるフォトジェニックな魅力に満ちた
創作の場でした。そして、若き写真家が撮影に熱中し、 写真 と葛藤した大自然のスタ
ジオだったのです。
ピエレットとミシェル、メジェーヴ 1936年、『ルギャール』誌130号 1948年1月、1947年にサン・ヴェラ ン(オート・アルプス)で紹介された
ルポルタージュ特集紹介のために、雑 誌が表紙に選んだ写真は12年前に 〈オート・サヴォワ〉で撮影された写 真だった!(雑誌資料)
清里は、八ヶ岳南麓の標高1000メートル地点に位置し、八ヶ岳、南アルプス、
そして富士山を見渡すことができます。夏はさわやかな高原の風、冬はスキーと、
首都圏から近い ヴァカンス の地として半世紀にわたり愛されてきました。清里
フォトアートミュージアムは、八ヶ岳の豊かな自然に囲まれ、じっくり作品との時
間を過ごしていただける環境にございます。
初期作品から代表作まで、ドアノーが愛した数々の 幸せな時間 ̶̶ 多くの未
発表作品に見る巨匠の新しい一面に再び魅せられることでしょう。
《母親に返される子羊、移牧》1958
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■展示構成
第1部:山のヴァカンス��メジェーヴ、チロル、シャモニー(1936-59年)24点
第2部:ファッションと広告(1950−57年)�
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第3部:ラフレーのヴァカンス(1956−64年)� �
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������6点
����15点
第4部:シャモニーとモーリス・バケ(1957−67年)� �
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第5部:掲載誌、ドアノー家のクリスマスカード� (1936−63年)�
����17点
������8点
第6部:サン・ヴェラン(ケイラス)オート・アルプス(1947年)��
第7部:羊たちの移牧(1958−59年)� �
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����18点
����12点
第8部:ドアノーのパリ(1932−59年)� �
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第9部:1、2、3、4、5��遊びながら数えよう(1954年)�
����35点
����14点������������������������
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���������������������������������������������������������������������������������������������������������������������� 《情報集め》1956
本展の見どころ:
ドアノーの展覧会は、これまでも日本国内にて行われてきましたが、本展は、代表作に加
え、若き日の未公開作品や、家族を被写体としたプライベートな写真、またフリーランスの
写真家として「これから」という時期に夢中になって撮影したアルプスの写真や、愛情溢れ
る父親としての眼差しを見ることができる点です。
清里フォトアートミュージアムでは「ヤング・ポートフォリオ」と題し、35歳までの世界の
若手写真家を支援する企画を行っています。本展では、展示作品の多くが35歳までに撮影さ
れたものであることにぜひご注目いただきたいと思います。代表作のひとつである《牛乳を
買いに行く子どもたち》はドアノー20歳の作品であり、またアルプスのスタイリッシュな作品
は24歳の時のものです。これらの作品には、写真家の原点となる視点が、20代ですでに確立 《牛乳を買いに行く子ども
されていることが見てとれます。 たち》1932
日本初公開!
ドアノー家のクリスマスカード:ドアノーは、毎年娘たちの写真をクリスマス
カードにしていました。本展では、そのオリジナルを展示いたします。(写真右)
写真絵本『1, 2, 3, 4, 5 遊びながら数えよう』は、愛娘たちをモデル
に作った子どものための写真絵本です。(原題Compter en s amusant、1955年発行)
日本巡回展にあたっては、グルノーブルで展示されたアルプスの作品に加えて、ドアノーの代表作であるパリの日常や
ピカソやジャコメッティなど芸術家たちのポートレイト(当館所蔵)を展示いたします。さらに、 家族のヴァカンス と
いう文脈から、ドアノーの愛娘たちや動物たちを撮影した写真をもとに、子ども向けの写真絵本として1956年に出版さ
れた『1,2,3,4,5 遊びながら数えよう』のヴィンテージ・プリントを展示いたします。常に深い愛情を持って被写体
に接したロベール・ドアノーの愛と思索に満ちた世界をどうぞご堪能ください。
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会期中のイベント ■feel清里現代彫刻展 ○7月26日(土)∼9月28日(日)
建築家・栗生明氏設計のKMoPAの空間に触発された造形作家たちが、館の内外に立体作品を展示します。
■KMoPAチャリティ・ライブ2014 ○9月14日(日)午後2:00∼4:00 写真家・井津建郎氏が、地雷の被害にあったカンボジアの子どもたちのために開院した「アンコール小児病院」。
KMoPAが過去18年間支援してきた同病院は、2013年1月自立を果たしました。本チャ
リティは、引き続き井津氏が設立・運営に着手したラオスの小児病院のほか、東日本大震
災の被災者支援団体「いのち・むすびば」に収益を寄付します。
「モンゴルの風 伝統歌唱ホーミーと馬頭琴、口琴の調べ」
●出演: 梅木秀徳 モンゴル、ロシアなど大陸での生活、活動経験や被災地の陸前高田の現状も語ります。
参加費:一般3,000円、2名以上はお一人2,000円、小・中学生は無料 友の会会員は各
1,000円引き 要予約/定員70名/全席自由
梅木秀徳(うめき ひでのり)1977年岩手県陸前高田市生まれ。モンゴルのホーミー指導
の第一人者バータル・オドスレン氏に師事し、モンゴルホーミー協会から日本人初のプロ
フェッショナルホーミー歌手の認定を受ける。2003年9月、西モンゴルにて開催されたホーミー・フェスティバル(コ
ンテスト)において特別賞を受賞。また、モンゴル北西に隣接する南シベリアのロシア連邦トゥバ共和国の喉歌ホーメ
イやアルタイ共和国の喉歌カイの演奏にも力を入れ、当地を数度にわたって訪れ修行をする。現在もモンゴルやシベリ
アで修行を積む傍ら、全国各地でホーミー、馬頭琴の演奏者としてライブ活動を行う。2012年10月、モンゴルで発掘
された紀元前の楽器口琴に出会い、以後、口琴演奏者としてもデビュー。倍音唱法と奏法の両分野においてスペシャリ
ストとして、遊牧騎馬民族の音楽世界の発展に貢献すべく活動し、日本と大陸の往来を続けている。(写真ⓒ直川礼緒)
会期中のワークショップ ●プラチナ・プリント・ワークショップ
写真技法の中で最も保存性が高く、優美な色調のプラチナ・プリント。デジタルの対極にある手作りの印画紙を作って
みませんか。
当館が収蔵する歴史的なプラチナ・プリント作品を間近に見ながらの技法解説、そして大型カメラでの撮影から印画紙
づくり、プリントの仕上げまでのすべてのプロセスを、二日間に渡り、じっくりと体験いただけます。
本ワークショップを受講したことがプラチナ・プリント制作への第一歩となり、国内外で活躍する作家も輩出しまし
た。モノクロ現像が初めての方でも講師が丁寧に指導いたしますので、ぜひお気軽にご参加ください。(定員8名)
日時:9月27・28日(土・日)2日間
講師:細江賢治(写真家)
受講料:30,000円 *友の会会員は27,000円(交通費、宿泊費は各自別途ご負担ください)
下記のワークショップをご希望の方は当館ホームページからお申し込みください。ご希望の方が集まり次第開催いたし
ます。
●額装ワークショップ/ピンホールカメラ・ワークショップ/フォトグラム・ワークショップ
レンズを使わない手作りカメラや、カメラを使わずに写真を撮影するなど、さまざまなワークショップを行っていま
す。 随時募集しております。 詳細・お申し込みは当館ウェブサイトから。講師:田村泰男(学芸員)
お問い合わせ ●取材、広報用画像データについては、広報担当・小川、前島までお願いいたします。
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Tel: 0551-48-5598��[email protected]
●展覧会の詳細については、学芸員・山地、田村まで:0551-48-5599 [email protected]
●ホームページ・アドレス�http://www.kmopa.com�
●ツイッター� https://www.twitter.com/kmopa
●facebook�https://www.facebook.com/kmopa
〒407-0301山梨県北杜市高根町清里3545 清里フォトアートミュージアム
Tel: 0551-48-5599 Fax: 0551-48-5445 [email protected]
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