江別第一中学校 学校だより

教育目標
・自ら進んで学び未来を創造する生徒
・豊かな心を持ち互いに協力して
生活を高める生徒
・強い意志と体力を持ち、
進んで努力する生徒
江別第一中学校 学校だより
平成27年11月12日
NO9
自発的行動を育てるには・・・・
校 長 佐 藤 久 俊
号
訓練士の仕事は「犬」の先にいる「人」を見なけれ
ばなりません。つまり、主体的に判断できる盲導犬を
育てなければならない。教育とは、自分で考える力を
いままで盲導犬とその使用者の親密な関係を描い
た手記は数多く出版され、ドラマなども知られてい
ます。盲導犬には3人の親がいます。
「生ませの親」
、
つけること。考える力とは、盲導犬にとっては選べる
ことなのです。
例えば、歩道橋の前で停止しなかった場合、たたい
「育ての親(パピーウォカー)
」
、そして「しつけの
たりすると盲導犬は歩道に近づくことを恐れるように
親(訓練師)
」です。その大切な役割をそれぞれが担
なります。それより、きちんと停止した時にうんと褒
っています。
めれば心地良い体験として残ります。その結果、止ま
1998年、12歳で亡くなった盲導犬の「クイ
るか、とまらないかの選択をする場合、盲導犬は満足
した「止まる方」を選ぶようになります。ノーで教え
るのではなく、ノーを教えて「グッド」で褒めてやる
と盲導犬は自発的に行動するようになるのです。
というお話です。
盲導犬と子どもの教育とは全く同じとは思いませ
んが、示唆に富んだお話だと思います。
「〜をやって
はいけない」
「〜をしないように」ではなく、
「よく
〜をやったね」とか「今やったように〜をするとい
ール」ラブラドール・レトリバー)は、写真集「盲
導犬になったクイール」や文庫本や単行本にもなっ
た「盲導犬クイールの一生」
、さらにドラマ化されま
した。盲導犬が使用者とめぐりあうまで、その育成
を支える人々の役割など、一匹の子犬、クイールに
いかに愛情を注ぎ、しつけ、教え育てていった
か・・・・。その過程がとってもわかりやすく表現
され、一度は見たり、読んでみて欲しい内容です。
その盲導犬「クイール」を育てたことで有名な訓
練師の多和田悟さん(犬育ての「魔術師」と呼ばれ
る訓練師)の言葉を紹介します。
いね」とやり方を教えて、やる気を育てる取組が大
切だと多和田さんの話は教えてくれています。
得意なことを認められ、うまく出来たことを褒め
られると子どもは自信を持ち、その自信が「あれも
頑張ってみようか」と不得意なものに挑戦していく
意欲を生んでいきます。プラスの連鎖を創りあげて
いくことにもなります。
学校教育でも家庭教育でも、
参考にしたいお話ではないかと思います。
※NG な褒め方
・むやみやたらに褒める
・子どもを操作しようと褒める
・親の望む行動したとき褒める
・他の人と比較して褒める
・結果にフォーカスして褒める
・心で思っていないのに褒める
それでは
どんな褒め方が有効なのでしょう
か?・・・・・
後期認証式終わる
11月2日に後期認証式が行われました。3年生
の体制から2年生へとかわりました。生徒会役員は
塩谷先生
「元氣アップ~やる気がわいてくる
秘訣」講演終了(10月28日)
一年間、学級役員は半年間の任期になりますが、全
生徒でスクラムを組んで、生徒の、生徒による、生
徒のための生徒会をめざしてほしいと思います。
生徒会長の挨拶
皆さんこんにちは。先日行われた選挙に当選し、
今月から新体制での活動が始まりました。今、認証
状を手にし、改めて生徒の代表としての自覚を深く
感じています。役員15名「生徒一人ひとりが意思
を持ち、自主的に行動できる」をテーマに1年間活
動していきたいと思うので、ご協力よろしくお願い
生徒の感想
します。そして、認証状を受け取った学級委員の皆
○昨年は「ココロのサプリメント」を聞かせていた
さん、委員として責任を持ち、積極的に行動して下
だきましたが、今回はやる気がわいてくる秘訣を教
さい。学級委員以外の皆さんも、各委員の活動にし
えていただきました。 おもしろくて心に残る講演
っかり参加し、より良い一中をつくっていきましょ
でした。
「疲れた」→「充実した」話は去年から心に
う。これから一年間よろしくお願いします。
残っていました。すごくプラス思考な言葉で楽しく
なりました。勉強ではフローちゃんに会えるくらい
委員を代表して
の集中力を持ってどんどん成績を上げていきたいで
このたび、代表委員に認証されたました。私は、
す。
(2年女子)
前期に保体委員として、
様々な活動を経験しました。
運動会では、クラスの優勝を目指し、作戦を考えた
○自分はスマホを持っていないのですが将来スマホ
り、練習でみんながまとまるように積極的に声をか
を持ったときに塩谷さんが言っていた「マイナスを
けたりしました。また、宿泊学習では学年委員長と
発信しない」ということを意識していきたいです。
して学年レクの企画や運営にたずさわりました。失
あと自分は根気が少し足りないと思っていたので、
敗を繰り返すこともありましたが、最後には何とか
立腰・呼吸法を毎日続けたいと思いました。塩谷さ
“成功”をおさめることができ、充実感を感じまし
んの講演を聴いて正直心が打たれました。
「疲れた」
た。
という言葉はほぼ毎日言っていました。
「充実した」
この“成功”はやはり“クラス” や“学年”のみ
に変えるだけで、気持ちが楽になりました。塩谷さ
んなの支えがあったからこそです。各委員会の活動
んのおかげで考えや行動が変えられそうな気がしま
を成功させるためには、様々な人たちの協力が必要
す。ありがとうございました。
(1年男子)
となります。
今回、後期の委員として認証された私たちは、一
○塩ちゃんが言っていること、ほとんど僕に当ては
中が今以上によい学校になるように、クラスの代表
まっていました。塩ちゃんと会って初めてお話を聞
としての自覚を持ち、精一杯貢献します。前期の委
きましたが、一番楽しかったです。また塩ちゃんの
員の人たちが築いてきたものを引継ぎ、そして新し
話聞きたいな。今日からの「学校生活」での生活が
い発想も取り入れ、責任をもって最後の最後まで頑
たのしみです。塩ちゃん、今日はお忙しい中お話を
張るつもりです。
聞かせてくれてありがとうございました。
(挨拶とい
委員にならなかった皆さんも、積極的に活動に協
力し、全校生徒みんなの力で、この江別第一中学校
う漢字が書けるようになりました。
)
(1年男子)
をさらに素晴らしい学校にしていきましょう!
○今日の講演、前回とおなじくらいおもしろかった
です。最近学力テストや定期テストがあるにもかか
わらず勉強がいまいち、はかどらず悩んでいたので
優秀賞(石狩教育局次長賞) 2年生
すが、
「塩ちゃん」にやる気の「スイちょなん」を教
えていただいて頑張ろうと思いました。またスマホ
・標語部門・中学生の部
の使い方本当に考えを改めなければと思いました。
優秀賞(石狩教育局次長賞) 2年生
講演笑えるところもあり楽しかったです。
「画面じゃない 人の目を見て 話そうよ」
(3年女子)
奨励賞
○これから高校受験にむけて勉強漬けの日々がはじ
3年生
「だいじょうぶ そう言う君が 気づいていない」
まる。
その中で嫌なこと 投げ出したくなると思う。
そんなときに今日や去年の講習を思い出してみたり
背筋を伸ばしてみたり、リラックスしてみたりネガ
奨励賞
1年生
「気をつけて それが被害の 最初かも」
ティブな事を考えずに常にプラス思考出来るように
なりたい。塩ちゃんの話を聞いて少しやる気が出て
☆中学生「税に関する標語」入賞
きた。頑張ってみようと久々に思った。これからも
応募総数548点の中から2名入賞
今日のことを思い出して頑張ってみようと思います。
札幌東税務署長賞 3年生
本日は本当にありがとうございました。
「大切な 税をしっかり 理解しよう」
(3年 男子)
江別市長佳作
○私は学力テスト 1 週間前なのに何も勉強していま
3年生
「税金は 国を動かす ガソリンだ」
せん。でも塩谷さんの言っていた「ちょっとだけ」
を実際に出来ると思いました。私はやる気が起きな
いけどやったらやったで、とてもはかどるとおもい
ます。早速実践してみようと思いました。
(1 年 女子)
各種コンクールで受賞
☆「道民家庭の日」絵画コンクール
優秀賞(北海道教育委員会教育長賞)
2年生
☆「いじめ・ネットトラブル根絶!
メッセージコンクール」
<いじめの根絶部門>
・ポスター部門・中学生の部
最優秀賞(石狩教育局長賞) 2年生
奨励賞
3年生
奨励賞
2年生
・標語部門・中学生の部
奨励賞
3年生
「悩んでも 前に進めぬ さあ相談」
<ネットトラブルの根絶部門>
・ポスター部門・中学生の部
最優秀賞(石狩教育局長賞) 1年生
☆第35回全国中学生人権作文コンテスト
札幌地方大会
130校3592編の応募から
奨励賞
3年生
各種大会結果
☆女子テニス部
石狩管内中学校ソフトテニス大会
団体 準優勝
予選ブロック
対青葉中 3-0で勝ち
対大曲中 2-1で勝ち
決勝トーナメント
1回戦 対大麻東中 2-0で勝ち
準決勝 対東部中
2-0で勝ち
決 勝 対中央中
2-1で負け
☆女子卓球部
北海道中学選抜卓球大会 江別支部予選
3位
対当別中 2-3で負け
対第三中 4-1で勝ち
対西当別・新篠津中
3-2で勝ち
対野幌中 3-2で勝ち
対大麻中 5-0で勝ち
対中央中 2-3で負け
☆女子バスケット部
管内新人戦(モルテン杯)予選リーグ
対東部中 18-56で負け
対千歳中 22-46で負け
2敗で決勝トーナメントに進めず
☆野球部
第4回道央地区中学校軟式野球新人大会
3位
2回戦 対札幌柏丘中 2-0で勝ち
準決勝 対白老中
2-3で負け
予選リーグ
対西の里中 0-2で負け
対柏陽中
2-0で勝ち
決勝トーナメント
対向陽台中 2-0で勝ち
対恵み野中 1-2で負け
体力向上の取り組みを!
体力は、健康の維持のほか、意欲や気力など精神面
の充実にも大きくかかわり、あらゆる活動の基盤とな
るものです。
このため、子どもたちに、様々な活動や家庭生活を
通じて、運動や外遊び、スポーツの楽しさを実感させ、
運動習慣の定着や生活習慣の改善を図ることが重要
☆サッカー部
江別市中学校秋季サッカーリーグ
準優勝
対大麻中
4-0で勝ち
対立命館中 3-0で勝ち
対野幌中
9-0で勝ち
対二中
10-0で勝ち
対中央中
2-5で負け
対江陽中
3-1で勝ち
対大麻東中
6-0で勝ち
です。
体育・保健体育で学習したことを家庭などで生かす
ことができるようにしましょう。
体育・保健体育の学習を楽しいと感じることで、運
動やスポーツが好きになり、運動やスポーツに親しみ、
知識や技能を身に付け、結果として体力の向上につな
がるというプラスの循環を生み出すことが大切です。
<運動やスポーツの必要性>
○ 子どもの時の運動習慣が一生涯の体力・運動能力
につながります。
<運動やスポーツの効果>
☆剣道部
○ 人の体は、脳から成長ホルモンが出ることによっ
石狩管内新人戦
て成長します。成長ホルモンは、運動後と睡眠中
団体戦 優勝
にたくさん出ています。
【男子:17チーム参加】
Aチーム
2回戦
対大曲中B
5ー0で勝ち
3回戦
対江別第三中
4ー0で勝ち
準決勝
対富丘中
4ー1で勝ち
決 勝
対花川中
4-1で勝ち
Bチーム
2回戦
対大曲中A
0ー4で負け
【女子:11チーム参加】
1回戦
対樽川中
☆男子バレー部
石狩管内新人戦
ベスト8
1ー2で負け