地域住宅計画 ぴ っ ぷ ち ょ う 比布町 ぴっぷちょう 比布町 計画の名称 都道府県名 計画期間 比布町 北海道 作成主体名 比布町 平成17年度~平成19年度 地域住宅計画 計画の名称 都道府県名 計画期間 比布町 北海道 平成 17 作成主体名 年度 ~ 比布町 19 年度 1.地域の住宅政策の経緯及び現況 比布町は北海道のほぼ中央部に位置し、上川支庁管内にあっても中核都市である旭川市に隣接したほぼ中央部にあり、大雪山連峰を 東南に次ぐ自然豊な、農業を基幹産業とする、面積87.29k㎡、人口4,530人、世帯数約1,795世帯の町である。 持家約1,384世帯、公営住宅296世帯、単身者特定公共賃貸住宅44世帯、特定公共賃貸住宅8世帯、町有住宅21世帯、道 職員住宅4世帯、民営借家38世帯で、公営借家率19.3%と多いが、政策空家12戸を除く空家がほとんど無い状態で、収入超過 者及び高額所得者への対応としての受け皿が少なく、比布町で宅地造成販売を行っているが、持ち家へ移ったのが3世帯と少ない現状 にある。 また、耐用年数1/2経過戸数が172戸と296戸の過半を占めており、バリアフリー対策が遅れている現状にある。 2.課題 ○収入超過者・高額所得者、2倍近い応募倍率など、公営住宅に入居している世帯とそうでない世帯との間に不公平感が生まれてお り、地域における住宅セーフティネットとして機能していない。 ○高齢化社会の進展に対応したバリアフリー対策も遅れており、高齢者等誰もが安心して暮らせる環境が整っていない。 ○対用年数が過ぎ、かつ浴室、水洗トイレの無い老朽化公営住宅が残っており、地域の住環境を阻害している。 3.計画の目標 『地域における多様な居住ニーズに的確に対応した公的賃貸住宅の整備・管理を通じて、住宅セーフティネットの機能向上を推進することに より、豊かで安全でゆとりある住まい・まちづくりを実現する。』 『移転建替に伴う老朽化公営住宅を除却し、住環境改善のためのクリアランスの推進を図り、夏季は地域住民の憩いのスペースとし、冬季は 道路除雪及び地域の堆雪場等として、地域づくりにつながるような良好な住環境の形成を図る。』 4.目標を定量化する指標等 指 標 単 位 定 義 従前値 基準年度 目標値 目標年度 公営住宅収入超過者等の割合 % 比布町内の公営住宅に入居する収入超過 者・高額所得者の割合 10% 16 5% 19 公営住宅のバリアフリー化住宅の割合 % 比布町内における公営住宅のバリアフリー 化された住宅の割合 16% 16 19% 19 老朽化公営住宅の割合 % 比布町内の公営住宅で耐用年数が過ぎ、 かつ浴室、水洗トイレが無い住宅の割合 4% 16 0% 19 % 公営住宅288戸、特定公共賃住宅56戸の 火災報知設備及び火災警報器の設置の割 合 15% 18 50% 19 公的賃貸住宅の火災警報器の設置の割合 ※計画期間の終了後、上記の指標を用いて評価を実施する。 5.目標を達成するために必要な事業等の概要 (1) 基幹事業の概要 ・真に住宅に困窮している住民の居住安定を図り、地域の実情に応じた適切なセーフティネットを構築するため、下記の事業を行う。 ふれあい団地建設事業 平成17年度 公住4戸 特公賃4戸 平成18年度 公住4戸 特公賃4戸 ・ふれあい団地建設事業に伴い、地域の住環境の向上を図るため、下記による公共施設の整備を行う。 平成18年度 特定施設工事(ゴミステーション1基)、測量試験(児童遊園・通路・緑地に係る実施設計) 平成19年度 共同施設(児童遊園、通路、緑地) (2)提案事業の概要 ・ふれあい団地建設事業に伴い、豊かで安全でゆとりある住まい・まちづくりを実現するため、下記の事業を行う。 ふれあい団地駐車場整備事業 平成18年度 8台、平成19年度 8台 ふれあい団地道路照明灯設置 平成18年度 1基、平成19年度 1基 ふれあい団地転落防止柵設置 平成18年度 40m、平成19年度 20m ・公営住宅等の適切な管理を徹底するためにデータベースの作成を行う。 平成18年度 ・住環境改善のためのクリアランスの推進を図り、夏季は地域住民の憩いのスペースとし、冬季は道路除雪及び地域の堆雪場等 として、地域づくりにつながるような良好な住環境の形成を図るために移転建替に伴う老朽化公営住宅の除却を行う。 平成17年度 簡平3棟12戸 ・消防法改正に伴い、住宅用火災報知機の設置を行う。 平成19年度 東団地 昭和52~平成元年建設 簡平7棟18戸 新町団地 昭和53~55年建設 簡平8棟32戸 南団地 昭和56~58年建設 簡二6棟26戸 昭和59~60年建設 簡平2棟6戸 (3)その他(関連事業など) 6.目標を達成するために必要な事業等に要する経費等 交付金算定対象事業費 本計画における交付限度額 314 141 要綱第5に掲げる式による交付限度額 国費率 141 45.0% (金額の単位は百万円) 基幹事業 事業主体 事業 比布町 比布町 ふれあい団地建設事業(公営住宅等整備事業) ふれあい団地建設事業(特定公共賃貸住宅建設事業) 8戸 8戸 合計 合計 提案事業 事業(例) ふれあい団地駐車場整備事業 ふれあい団地照明灯設置 ふれあい団地転落防止柵設置 公営住宅等の入居者管理のためのデータベース作成 非現地建替の既存公営住宅の除却(くるみ団地) 東団地住宅用火災報知機設置 新町団地住宅用火災報知機設置 南団地住宅用火災報知機設置 細項目 事業主体 比布町 比布町 比布町 比布町 比布町 比布町 比布町 比布町 規模 16台 2基 60m - 簡平3棟12戸 簡平7棟18戸 簡平8棟32戸 (参考)関連事業 事業主体 146 144 146 144 290 290 …A 0 0 …K 交付期間内 事業費 交付金算定 対象事業費 13 2 1 2 5 1 13 2 1 2 5 1 24 24 …B 簡二6棟26戸 簡平2棟6戸 合計 事業(例) 交付金算定 対象事業費 交付期間内 事業費 規模 規模 ※ 住宅地区改良事業等については、交付 金算定対象事業費に換算後の額を記入 7.法第6条第6項の規定に基づく公営住宅建替事業に関する事項 ※法第6条第6項に規定する公営住宅建替事業に関する事項を地域住宅計画に記載する場合には、法第12条に規定する施行要件の特例の対象となります。 8.法第6条第7項の規定に基づく配慮入居者及び特定優良賃貸住宅の賃貸に関する事項 ※法第6条第7項に規定する配慮入居者及び特定優良賃貸住宅の賃貸に関する事項を地域住宅計画に記載する場合には、法第13条に規定する特定優良賃貸住宅の入居者の資格に係る認定の基準の 特例の対象となります。(ただし、一定の要件を満たすことが必要です。) 9.その他公的賃貸住宅等の管理等に関する事項 「法」とは、「地域における多様な需要に応じた公的賃貸住宅等の整備等に関する特別措置法」をいう。
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