第2次むつ市市民協働まちづくり会議の活動と成果

別紙1
第2次むつ市市民協働まちづくり会議の活動と成果
むつ市市民協働指針資料編
資料1 第2次むつ市市民協働まちづくり会議の取組概要
1 会議
会議内容の概要
年度 月
日
4
16
委嘱状交付、会長選任、諮問、今後の取組の説明、醍醐アドバイザーから「コミュニ
ティデザインによる地域課題解決の支援」と題して講話。
5
19
「studio-L」のワークショップの講習と、Facebookページの運用とニュースレターの
作成について検討。
6
19
醍醐アドバイザーから全国のまちづくり事例の紹介と、これからのむつ市の「ビジョ
ン」と「アクション」のワークショップ。
7
19
プレゼンテーションの演習を兼ね、1人5分で詳しい自己紹介。宮下市長と意見交
換。
8
29 委員それぞれ持ち寄った資料をもとに、「まちづくりプラットホーム」の検討。
9
30
10
5つのアクションプロジェクトチームごとで「企画アイデア」についてのワーク
30 ショップと、「まちづくりプラットホーム」についてグループごとでワークショッ
プ。
11
20
アクションプロジェクトチームで「企画アイデア」についてのワークショップと、
「まちづくりプラットホーム」についてグループごとでワークショップ。
1
26
アクションプロジェクトの中間発表と、「まちづくりプラットホーム」のワーク
ショップ。
3
14
【企画アイデア大発表会】市民の皆さんに、「まちづくりプラットホーム」構想とア
クションプロジェクトのプレゼンテーションなど。
4
21
「まちづくりプラットホーム」の試験運用に向けてのワークショップと、にっぽん丸
歓迎イベントの打合せ。
5
25
醍醐アドバイザーから全国のまちづくり事例の紹介と、「まちづくりプラットホー
ム」の試験運用に向けてのワークショップ。
7
5
まちづくり会議委員はファシリテーターの実演を兼ね、【コミュニティデザイン出張
授業】と併せて開催。
8
31
8月7日、市立図書館に「まちづくりプラットホーム~団体情報閲覧コーナー~」を
試験的に設置し、今後の展開についてワークショップ。
10
5
「まちづくりプラットホーム~団体情報閲覧コーナー~」に情報を提供した団体を対
象に開催する「ひろがる・つながるワークショップ」のコンセプトメイキング。
11
15
【第1回ひろがる・つながるワークショップ】委員がファシリテーターを務め、各種
団体の課題ややってみたいことのワークショップを開催。
11
30
【第2回ひろがる・つながるワークショップ】委員がファシリテーターを務め、各種
団体の課題解決に向けてのワークショップを開催。
2
16
「ひろがる・つながるワークショップ」の振り返りと、「まちづくりプラットホー
ム」のまとめ。
3
3
「まちづくりプラットホーム」の新たな名称の検討と、「まちづくりコーディネー
ター」の具体的な役割の検討。
3
24 答申案の確認と、2年間の振り返り。
26
27
「まちづくりプラットホーム」の検討と、まちづくり会議でやってみたいことのワー
クショップ。
-2 -
資料編
2 審査会
年度 月
26
会議内容の概要
日
5
【希望のまちづくり補助金審査会】
17 希望のまちづくり補助金審査部会員が、10件の申請を審査した結果、8件の事業を採
択した。
10
【市民政策提案審査会】
11件応募があった市民政策提案の中から、市の事業でないものを除く10件を市民政策
3
提案審査部会員が審査した結果、1件が「今後、研究・検討するべき」、9件が「不
採択」と判定した。
11
【希望のまちづくり補助金2次募集分の審査会】
12 希望のまちづくり補助金審査部会員が、1件の申請を審査した結果、1件の事業を採
択した。
5
23
2
【市民政策提案審査会(高校生元気ふるさとアイデア選挙)】
高校生元気ふるさとアイデア選挙と合わせて実施。高校生からの4件の提案を市民政
27
策提案審査部会員が審査した結果、1件を「最優秀賞」、1件を「優秀賞」、1件を
「敢闘賞」、1件を「アイデア賞」と判定した。
27
【希望のまちづくり補助金審査会】
4件の申請を審査した結果、4件の事業を採択した。
3 Facebookページの運営
まちづくり会議の活動ほか、地域の魅力や各種団体の活動内容等を委員自らが発信した。
■目標:「いいね!」500
■成果:「いいね!」1,211
4 ニュースレター「まちづくりレシピ研究所」の発行
まちづくり会議の活動ほか、地域の魅力等を委員自らが企画・編集し、広報むつに折り込み発行した。
■平成26年8月vol.1発行
■平成27年3月vol.2発行
■平成27年8月vol.3発行
■平成28年4月vol.4発行
-3 -
資料編
4 アイデアをアクションに移したこと
(1)アクションプロジェクトチームの活動
チーム名
道の駅・グッズチーム
活動内容
新たなムチュラングッズのほか、ご当地ラーメンセットや味噌貝焼きセットを考案
し、アイデア発表会で提案した。
チーム名
高齢者・福祉チーム
地域における高齢者の居場所づくりを検討し、平成27年4月に道の駅「七福」に
「高齢者のたまり場《なごみ》」を開設した。高齢者が気軽に立ち寄れる場をつくる
とともに、健康づくりにも取り組み、平成28年3月まで月2回実施した。
活動内容
チーム名
希望のまちづくり補助金チーム
活動内容
補助金の審査経験を活かし、「相談・助言・フォローアップ」の充実のほか、各種
改善策を提案し、その後の希望のまちづくり補助金の制度に反映された。
チーム名
若者・学生連携チーム
活動内容
若者の雇用創出としての「青森杉のログハウスプロジェクト」と、若者の投票率向
上に向けたアイデアをアイデア発表会で提案した。
チーム名
レベルアップ・スキルアップチーム
活動内容
「×Design(バイデザイン)」とチーム名を改め、デザインのアプローチで地域の
課題解決策を検討し、アイデア発表会で提案した。
(2)「ひろがる・つながるワークショップ」の企画・運営
地域の課題解決や賑わいづくりなど、まちづくりに関して取り組みたいことを実現する「まちづ
くりプラットホーム」の効果的な運営を目指してワークショップを開催。
第15回会議において、まちづくり会議委員がコンセプトメイキングした。
「各種団体が取組や課題を共有し、活動がひろがり・つながる」をコンセプトに、「団体情報閲
覧コーナー」で紹介している団体等を招いて、11月15日と11月30日にワークショップを開催し、委
員はファシリテーターを務めるなど、運営に取り組んだ。
①第1回ひろがる・つながるワークショップ参加団体
団体名
団体名
よさこいsmile&smile
一般社団法人下北観光協議会
すずかげの会
下北こどもネット
青森県点訳・音訳・デイジー編集赤十字方師団むつ分団
NPO法人いきいき半島下北
ボランティアむつの会
ラテンショーダンスサークル
下北凧の会
下北英会話クラブ
むつ太極拳くらぶ・むつ市武術太極拳連盟
りんどうの会
認定NPO法人斗南どんどこ健康村
Discovery むつ project
むつ川柳社
ひば短歌会
-4 -
資料編
②第2回ひろがる・つながるワークショップ参加団体
団体名
団体名
イカす大畑カダル団
下北英会話クラブ
NPO法人ニホンザル・フィールドステーション
Lynx
よさこいSmile&Smile
りんどうの会
ボランティアむつの会
ひば短歌会
下北凧の会
清心会
むつ太極拳くらぶ・むつ市武術太極拳連盟
むつ高等技術専門校
下北こどもネット
むつ弓道会
ラテンショーダンスサークル
都山流尺八むつ竹友会
むつ女子フットサル
2回のワークショップとも参加者の反応はとても良く、継続的な開催を臨む声が多かった。また、ワーク
ショップでのつながりを活かし、団体同士が連携した取組の事例も生まれた。
【「ひろがる・つながるワークショップ」のまとめ】
-5 -
資料編
(3)「(仮称)まちづくりプラットホーム-団体情報閲覧コーナー-」の試験運用
「つながるまち」のハブと位置づけ、地域の課題
解決や賑わいづくりなど、まちづくりに関して取り
組みたいことを実現するために、各種情報を蓄積・
発信する。
その可能性を探るため、平成27年度は「団体紹介
シート」をファイリングしたファイルを図書館に備
え付け、自由に閲覧できるコーナーを試験的に運
営。プラットホームの周知と情報の共有・発信を初
期の目標とし、実践を重ねた。
【団体情報登録団体】
1 大日本茶道学会 貝瀬社中
2 むつ市武術太極拳連盟
3 写真クラブ「瞬間」
4 手芸サークル
41 むつ盆栽会
42 清心会
43 NPO法人 シェルフォレスト川内
44 菖苑短歌会
5 むつ川柳社
6 NPO法人 むつ市体育協会
7 ウェンズデー・コーラス
8 太極拳むつサークル
9 絵画グループ 彩炎
45 大畑太極拳愛好会
46 大畑町「どんぐりグループ」
47 籐サークル
48 大畑剣友会
49 八戸岳風会支部 北辰吟詠会
10 NPO法人 アックス工房
11 市民大学書道教室
12 むつ女子フットサル
13 むつ市ラージボール卓球クラブ
14 NPO法人 いきいき半島下北
15 水彩画サークル 海
16 むつ花架拳サークル
17 むつ太極拳くらぶ
18 チームAPS
50 むつ下北子育て支援ネットワークひろば
51 読みきかせボランティアネットワーク「おはなしの木」
52 下北こどもネット
53 むつ市子育てメイト会
54 むつ市子どもネブタ運行委員会
55 すずかげの会
56 よさこい Smile & Smile
57 下北ベースボールクラブ
58 イカす大畑カダル団
19 むつ弓道会
20 都山流尺八むつ竹友会
21 下北英会話クラブ
22 コール・ラビット
23 シャトルズ
59 Discovery むつ project
60 ぷらっと下北
61 むつ男声合唱団「響」
62 合気会
63 りんどうの会
24 むつ絵てがみサークル
25 大畑少年剣道錬成会
26 下北の凧の会
27 NPO法人 ニホンザル・フィールドステーション
64 ラテンショーダンスサークル
65 あしざき婦人学級
66 ボランティアむつの会
67 青森県点訳・音訳・デイジー編集赤十字奉仕団体むつ分団
28 大畑ヨーガサークル
29 大畑ゲートボールクラブ
30 川内卓球クラブ(KTC)
31 むつ帆船模型愛好会
68 檜葉短歌会
69 むつグラウンド・ゴルフ協会
70 下北を知る会
32 サークル・パン
33 フラワーアレンジメントサークル
34 手芸サークル
35 Lynx
36 むつ市スキー協会
37 NPO法人 斗南どんどこ健康村
38 ビューティフル・フラむつハーラウ
39 サークル コスモス
40 むつファイターズ
-6 -
資料編
(4)「にっぽん丸」と「ぱしふぃっくびいなす」でむつ下北を訪れるお客様の出迎え
市民の皆さんに呼びかけ、「にっぽん丸」・「ぱしふぃっくびいなす」から下船するお客様が
乗車するバスを、大平岸壁の沿道からムチュランの小旗を振って出迎えた。
この取組の際に提案された「ムチュラン金魚ネブタ」のアイデアは、別な事業で活かされた。
▲5月3日 にっぽん丸
▲5月12日 ぱしふぃっくびいなす
(5)「むつ市民歌~We are the むつ~」の制作
新市誕生10年を祝うとともに、私たちを含め市民の皆さん自身が“We are the むつ“ と考
え、市民と行政が連携し、これからもお互いに知恵を出し協力しあい、魅力あるまちにしていこ
うという想いをつなげる」という趣旨のもと、「むつ市民歌~We are the むつ~」バージョンの
動画を制作した。
【参加者】
1 Discovery むつ project
2 GiM
3 JR大湊駅
4 イカす大畑カダル団
5 大畑中学校
6 奥寺芽衣さん・山本瑞季さん
7 小田桐石材
8 川内カラオケ愛好会
9 川内中学校
10 コールラビット
11 混声合唱団ウエンズデー・コーラス
12 下北tanpopo
13 下北アピオス振興会
14 下北地域県民局有志
15 下北ベースボールクラブ
16 久保咲絵さん
17 田名部中学校
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
31
32
33
34
▲脇野沢中学校の皆さん
近川中学校
ドレミファ音楽教室
畑中啓吾さん
ビューティフル・フラ むつハーラウ
ボーイスカウトむつ1団
向井正大さん
むつ女声合唱団
むつ市老人クラブ連合会・いきがいサークル・唱歌クラブひまわり
むつ男声合唱団
りんどうの会
脇野沢中学校
脇野沢婦人会
宮下市長
Sinonさん
對馬 香さん
板橋かずゆきさん
ずれやまズレ子さん
▲コールラビットの皆さん
-7 -
資料編
5 その他
市が開催した「ご近所知恵だし会議」のファシリテーターを務めた。
会議内容の概要
年度 月 日
26
【平成26年度第1回ご近所知恵だし会議】
6 22 「まちの魅力再発見!自慢できる大湊新町へ!」をテーマに、大湊新町町内会を対象
として中央公民館で開催した。
【平成27年度第1回ご近所知恵だし会議】
「青森県・函館デスティネーションキャンペーンに向けて、むつ市の「おもてなし」
6 20
を発信しよう」をテーマに、JR大湊駅員のほか公募市民を対象として安渡館で開催し
た。
27
青森県・函館デスティネーションキャンペーンに向けて、全国各地から旅行関係業者
がJR大湊駅に到着することに合わせ、6月20日のご近所知恵だし会議で出たアイデア
7 16
をもとに、まちづくり会議委員はたくさんの市民の皆さんとともに、まさかり半島型
の小旗や大漁旗を振って出迎えた。
【平成27年度第2回ご近所知恵だし会議】
11 28 「大切な脇小の想い出をつないでいくために、私たちでできるグラウンドの残し方を
考えよう」をテーマに、公募市民を対象として脇野沢小学校で開催した。
◀平成26年度第1回ご近所知恵だし会議
▼7/16の出迎えイベント
▲平成27年度第1回ご近所知恵だし会議
平成27年度第2回ご近所知恵だし会議▶ -8 -
資料編
資料2 会議等の概要
第1回
日 時 平成26年4月1日(水) 午後6時30分~午後9時
場 所 市役所本庁舎第4会議室
概 要 委嘱状の交付後、原田敏匡委員が会長に選任され、宮下前市長より諮問が行われた。
事務局より今後の取組の説明後、醍醐アドバイザーから「コミュニティデザインによる地域
課題解決の支援」と題して講話。
第2回
日 時 平成26年5月19日(月) 午後7時~午後9時30分
場 所 市役所本庁舎大会議室A
概 要 醍醐アドバイザーが所属する、「studio-L」で行っているワークショップの演習として、む
つ市の「魅力」と「悩み」について、ワークショップを行った。
その後、まちづくり会議のFacebooページの運営とニュースレターの作成について検討。
【醍醐さんから】
魅力と課題の話は表裏一体な部分がある。これから考えていく上で大事なポイント。
-9 -
資料編
第3回
日 時 平成26年6月19日(木) 午後7時~午後9時30分
場 所 市役所本庁舎大会議室A
概 要 醍醐アドバイザーから全国のまちづくり事例の紹介と、これからのむつ市の「ビジョン」と
「アクション」についてワークショップを行った。
【醍醐さんから】
「私がやりたいこと」、「地域が求めていること」、「私ができること」の3つの輪は大事な考え
方で、3つの輪が重なる所が良い企画。
第4回
日 時 平成26年7月19日(土) 午前10時~午後3時
場 所 市役所本庁舎大会議室A
概 要 プレゼンテーションの演習を兼ね、1人5分で詳しい自己紹介を行い、今後まちづくり会議
でやってみたいことのワークショップを行った。
その後、まちづくり会議委員と宮下市長との意見交換を行った。
【醍醐さんから】
「まちづくり」は自分たちがやって楽しいこと。自分がやりたいこと。それがまず1つ。次に私が
できること。仲間と協力したらできること。ここまでは趣味のレベル。それを「まちづくり」にし
ていくためには、地域や社会が求めていることや地域課題の解決へつなげることが必要。
-10 -
資料編
第5回
日 時 平成26年8月29日(金) 午後7時~午後9時30分
場 所 市役所本庁舎大会議室A
概 要 委員がイメージする「プラットホーム」について、各自で調べた資料を持ち寄り、テーブル
ごとに「まちづくりプラットホーム」の仕組みについてワークショップを行った。
【醍醐さんから】
各種団体をつないでいくことや、人をつないでいくことは大事なポイント。そして知るということ
も大事。情報を発信するからにはまずは知ることが必要。
第6回
日 時 平成26年9月30日(火) 午後7時~午後9時30分
場 所 市役所本庁舎大会議室A
概 要 「まちづくりプラットホーム」の検討と、まちづくり会議でやってみたいことのワーク
ショップを行った。
【委員から】
「協働」とは、市役所だけでは出来ないことを民の力を使って実現することではないか。主に市が
やっていることをサポートする部分と、自分たちでやっていく活動を連携して発展させること。
-11 -
資料編
第7回
日 時 平成26年10月30日(木) 午後6時~午後8時30分
場 所 市役所本庁舎大会議室A
概 要 5つのアクションプロジェクトチームごとで「企画アイデア」についてのワークショップと
「まちづくりプラットホーム」の仕組みについてワークショップを行った。
【醍醐さんから】
テーマ型コミュニティと地縁型のコミュニティをどうマッチングしていくのか。まさにそれは、プ
ラットホームのコーディネーションなどの大きな課題になってくると思う。
第8回
日 時 平成26年11月20日(木) 午後6時~午後8時30分
場 所 市役所本庁舎大会議室A
概 要 5つのアクションプロジェクトチームごとで「企画アイデア」についてのワークショップと
「まちづくりプラットホーム」についてグループごとでワークショップを行った。
【委員から】
プラットホームは、実際コーディネーターがいないとつながりが生まれない。小さいコミュニティ
を連続的に続けることによって、参加する人が少しずつかぶってくると思う。そしてかぶってきた
人を掘り起こして、まちづくりに関心を持ってもらう。このようなことをしていかないと、新しい
人は入ってこないと思う。その新しい人の掘り起こしも、ミニイベントをとおして興味を持っても
らうような形が良いのではないか。
-12 -
資料編
第9回
日 時 平成27年1月26日(月) 午後6時~午後8時30分
場 所 市役所本庁舎大会議室A
概 要 5つのアクションプロジェクトチームの「企画アイデア」の中間発表と、「まちづくりプ
ラットホーム」についてグループごとでワークショップを行った。
【醍醐さんから】
「プランドハプンスタンス」という考え方がある。計画された偶然性という意味で、一見矛盾する
考え方。この理論では、「好奇心」、「持続性」、「楽観性」、「冒険心」、「柔軟性」の5つの
心構えが大事で、それを持っていると色々な幸福が巡ってくると言われている。これらは、地域づ
くりやまちづくりなどの取組においても大事だと常に思っている。「好奇心」を持ち、「持続性」
を持ってすぐにあきらめない。「楽観性」は、悲観的なコメントよりも前向きなコメントを心に置
く。「冒険心」は失敗するものだと考えて、今ある何かを失う可能性よりも、新しく得られるもの
にかけてみる。「柔軟性」は状況の変化に伴い、一度意思決定したことでもそれに応じて変化させ
れば良いと考えてみること。
-13 -
資料編
第10回
日 時
場 所
概 要
【企画アイデア第発表会】
平成27年3月14日(土) 午後1時~午後3時30分
図書館あすなろホール
委員の皆さんが市民協働まちづくり会議で1年間検討してきたことを、市民の皆さんへプレ
ゼンテーションした。
●プラットホームの構想について
●5つのアクションプロジェクトについて
●合併10周年を記念した「むつ市民歌~We are the むつ~」の公開
-14 -
資料編
第11回
日 時 平成27年4月21日(火) 午後6時~午後8時30分
場 所 市役所本庁舎大会議室A
概 要 1年間の振り返りと、「まちづくりプラットホーム」の試験運用に向けてのワークショップ
のほか、にっぽん丸歓迎イベントの打合せ。
【醍醐さんから】
プラットホームについて、まずやってみるというスタンスはすごく良い。やっていく中で課題や気
付きが出てくる。このような取組はやってみないとわからないので、やりながら改善し、色々な事
例を調べれば良い。まずはやってみようというスタンスは、むつのスタイルの一つではないか。
第12回
日 時 平成27年5月25日(月) 午後6時~午後8時30分
場 所 市役所本庁舎大会議室A
概 要 醍醐アドバイザーから全国のまちづくり事例の紹介と、「まちづくりプラットホーム」の試
験運用に向けてのワークショップを行った。
【醍醐さんから】
公共施設などハードを必ずしも前提とせず、クリエイティブな発想で地域の人たちが地域の課題を
いかに解決していくか。地域の課題をみんなで発見しながら、どのように乗り越えていくか地域の
人たちが取組をするうえで、デザイン的な切り口でサポートしていく。場づくりや仕組みづくりの
デザインなど、目に見えるものだけではないデザインに取り組むことがコミュニティデザイン。
-15 -
資料編
第13回
日 時
場 所
概 要
【コミュニティデザイン出張授業】
平成27年7月5日(日) 午前10時~午後5時
下北文化会館展示ホール
まちづくり会議委員はファシリテーターの実演を兼ね、「コミュニティデザイン出張授業」
と併せて開催した。
「戻ってきたくなるまちをつくるアイデア会議」と題し、高校生107名が参加。ファシリ
テーターはまちづくり会議委員のほか、東北芸術工科大学大学生と市職員が務めた。
-16 -
資料編
第14回
日 時 平成27年8月31日(月) 午後6時~午後8時30分
場 所 市役所本庁舎大会議室A
概 要 8月7日、市立図書館に「まちづくりプラットホーム~団体情報閲覧コーナー~」を試験的に
設置し、今後の「まちづくりプラットホーム」の展開についてワークショップを行った。
なお、原田会長の辞任に伴い、新たに桜田委員が会長に選任された。
【醍醐さんから】
ワークショップを開催する時は、何を目的にして、何をゴールに開催するか設定する必要がある。
設定を間違えると、要望・陳情型の意見だけになりかねない。
第15回
日 時 平成27年10月5日(月) 午後6時~午後8時30分
場 所 市役所本庁舎第3会議室
概 要 「まちづくりプラットホーム~団体情報閲覧コーナー~」に情報を提供した団体を対象に開
催する、「ひろがる・つながるワークショップ」のコンセプトメイキングを行った。
【醍醐さんから】
ワークショップとは、何かを生み出して、作り出す場。楽しい場をどのようにして作り出していく
かということがポイント。ファシリテーターは、その人たちの知識・経験・センスなどを上手く
ファシリテーションする必要がある。参加者が色々と意見交換する中で触発されながら、学びと発
見が創造される。
-17 -
資料編
第16回
日 時
場 所
概 要
【第1回ひろがる・つながるワークショップ】
平成27年11月15日(日) 午後1時~午後4時
下北文化会館展示ホール
「まちづくりプラットホーム~団体情報閲覧コーナー~」に情報を提供した団体を対象に、
「団体の課題・悩み」、「団体ができること・やってみたいこと」をテーマとして、ワーク
ショップを開催。なお、まちづくり会議委員は具体的なプログラムの企画と、ファシリテー
ターを務めた。
-18 -
資料編
第17回
日 時
場 所
概 要
【第2回ひろがる・つながるワークショップ】
平成27年11月30日(月) 午後6時~午後8時30分
下北文化会館展示ホール
「まちづくりプラットホーム~団体情報閲覧コーナー~」に情報を提供した団体を対象に、
第1回目で上げられた「団体の課題・悩み」から、「仲間を増やす」、「活動を伝える」、
「連携する」、「マンネリ化解消」の4つの課題解消をテーマにワークショップを開催。
なお、まちづくり会議委員は具体的なプログラムの企画と、ファシリテーターを務めた。
-19 -
資料編
第18回
日 時 平成28年2月16日(火) 午後6時~午後8時30分
場 所 市役所本庁舎大会議室A
概 要 「ひろがる・つながるワークショップ」の振り返りと、試験運用を含めて、これまで検討し
てきた「まちづくりプラットホーム」の振り返りとまとめを行った。
【醍醐さんから】
これからも「学び続ける」人であって欲しい。学び続けられる人が多いまち、楽しむ人が多いまち
を目指すことは、地域で活動することにおいて意味のあること。自分たちを高め続けられることが
「ひろがる・つながる」にもつながってくると思う。プラットホームは、「デザインの力」で、ワ
クワク・かっこいいと思えるクオリティをマネージメントしていく人も必要では。そのような役割
も含めて、コーディネートする人は大事になってくると思う。
第19回
日 時 平成28年3月3日(木) 午後6時~午後8時30分
場 所 市役所本庁舎大会議室A
概 要 「まちづくりプラットホーム」の仕組みをイメージでき、共感してもらいやすい、新しい名
称の検討と、今後の新しい仕組みとなる「まちづくりコーディネーター」の具体的な役割の検
討。なお、「まちづくりプラットホーム」に変わる、新たな名称として「かだって~ひろがる
つながる市民広場」に意見集約した。
【委員から】
コーディネーターとして、自分が持っているコネ・知識のほか、更に調整能力にも長け、つなげる
だけではなく、そこから伝える場を進める。そこから何かをやるための場にもつなげていき、更に
は全ての団体や関わっている人たちにスキルアップを促せるようなところまで行うなど、しっかり
市民の皆さんと対話のできる人が大事。
【醍醐さんから】
ブレーンストーミングをする際に、「オズボーンのチェックリスト」という、「転用」、「応
用」、「変更」、「拡大」、「縮小」、「代用」、「置換」、「逆転」、「結合」の9つのチェッ
クリストが、更に新しいアイデアとして発展させるものとして有効。
コーディネーターは学び続けられる人。色々な課題や新しいものがどんどん出てくる時代の中で、
その都度学びながら対応を考え、つながりを新たに作っていけるような人がこの中から出てきて欲
しい。
-20 -
資料編
第20回
日 時 平成28年3月24日(木) 午後6時~午後8時
場 所 市役所本庁舎大会議室A
概 要 市長から諮問を受けた「プラットホームの検討と実証」について、これまで検討してきた内
容を踏まえた答申(案)の確認と、2年間の振り返りを行った。
-21 -
資料編
資料3 むつ市市民協働まちづくり会議委員等
1 市民協働まちづくり会議委員
役職名
氏名
部会
チーム
プラット
ホーム
アクション
プロジェクト
会長
桜田 真佐
政策提案
Facebook
人と人を
つなげる
×デザイン
会長職務代理者
菊池 三十義
政策提案
ニュースレター
場づくり
高齢者
福祉
市民政策提案審査部会長
向井 正大
政策提案
ニュースレター
人と人を
つなげる
×デザイン
希望のまちづくり補助金
審査部会長
福田 貴宏
補助金
Facebook
人と人を
つなげる
若者
学生連携
委員
伊藤 和子
政策提案
ニュースレター
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2 市民協働まちづくり会議アドバイザー
役職名
氏名
アドバイザー
醍醐 孝典
職名
東北芸術工科大学コミュニティデザイン学科 准教授
3 市民協働まちづくり会議に参加した市職員
部署名
役職
総務政策部総合戦略課
主事
経済部商工観光課
〃
保健福祉部生活福祉課
〃
大畑庁舎管理課
〃
教育委員会総務課
〃
氏名
蛭名 貴大
鎌田 隆夫
成田 一郎
成田 寿美歌
二本栁 愛
備考
4 市民協働まちづくり会議事務局
部署名
役職
総務政策部市民連携課
課長
〃
主任主査
〃
主査
〃
主事
氏名
立花 一雄
山崎 学
川部 小枝華
山田 侑季
備考
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資料編
資料4 むつ市市民協働まちづくり会議条例
(設置)
第1条 地域コミュニティの振興及び市民活動の促進を図り、市民と行政との協働のまちづくりを推進す
るため、むつ市市民協働まちづくり会議(以下「まちづくり会議」という。)を設置する。
(掌握事務)
第2条 まちづくり会議は、市長の諮問に応じ、次に掲げる事項について調査、研究及び審議をし、その
結果に係る提言、報告等を行うものとする。
(1) 市民協働及び参画に係る計画等の策定に関すること。
(2) 市民政策提案の審査に関すること。
(3) 市民提案型事業に係る補助金に関すること。
(4) 前3号に掲げるもののほか、市民協働及び参画の推進に関すること。
(組織)
第3条 まちづくり会議は、委員17名以内で組織する。
2 委員は公募により選任するものとし、市長が委嘱する。
3 市長は、特に必要があると認める場合には、市長が適当であると認める者を委員として委嘱すること
ができる。
4 委員の任期は、委嘱の日の属する年度の翌年度の末日とし、再任を妨げない。ただし、補欠の委員の
任期は、前任者の残任期間とする。
5 委員は、非常勤の特別職とする。
(アドバイザーの委嘱)
第4条 市長は、まちづくりに関し優れた識見を有する者をまちづくり会議のアドバイザーとして委嘱す
ることができる。
(会長)
第5条 まちづくり会議に会長を置き、委員の互選により、これを定める。
2 会長は、会務を総理し、まちづくり会議を代表する。
3 会長に事故あるとき、又は会長が欠けたときは、あらかじめ会長の指名する委員が職務を代理する。
(会議)
第6条 まちづくり会議の会議(以下この条において「会議」という。)は、会長が招集する。ただし、
委員の委嘱後、最初の会議は、市長が招集する。
2 会長は、会議の議長となる。
3 会長は、委員の半数以上が出席しなければ会議を開くことができない。
4 会議の議事は、出席委員の過半数をもってこれを決し、可否同数のときは、議長の決するところによ
る。
5 会長は、必要があると認めるときは、委員以外の者を会議に出席させて説明又は意見を求めることが
できる。
6 会議は、公開することを原則とする。
(部会)
第7条 まちづくり会議に、専門的事項を検討及び審査するため部会を置くことができる。
2 部会に部会長を置き、会長が委員のうちから指名する。
3 会長は、必要があると認められるときは、市職員を部会の委員とすることができる。
4 部会の設置及び運営に関し必要な事項は、会長がまちづくり会議に諮って定める。
(庶務)
第8条 まちづくり会議の庶務は、総務政策部市民連携課において処理する。
(委員)
第9条 この条例に定めるもののほか、まちづくり会議に関し必要な事項は、市長が別に定める
附則
この条例は、公布の日から施行する。
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資料編
働のまちづくりを推進す
を設置する。
研究及び審議をし、その
委員として委嘱すること
。ただし、補欠の委員の
ドバイザーとして委嘱す
委員が職務を代理する。
長が招集する。ただし、
議長の決するところによ
又は意見を求めることが
ができる。
できる。
める。
長が別に定める
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