結婚のデザイン

結婚のデザイン
聖書が教える結婚観シリーズ
パート1
まず初めに
• 聖書から実際の結婚の意味と目的
を学ぶことによって、この世の間
違った結婚観によって洗脳される
ことから逃れる必要がある
• 神のデザインを無視すると、私た
ちがどれほど強がっても、絶対に
私たちが自分たちを予期していた
以上に傷つけることになる
今月の流れ
• 第一週目「結婚のデザイン」
• 第二週目「結婚(婚約)をする前に」
• 第三週目「離婚、再婚、未信者たち
の結婚後に一方が信者になった場
合」
• 第四週目「クリスチャンの結婚生活」
今日学ぶ3つのポイント
• 結婚の起源
• 結婚の目的
• 結婚の契約
結婚の起源
• 神のデザイン
–創造主の知恵
–創造主の神性
神の知恵
「イエスは答えて言われた。「創造者は、
初めから人を男と女に造って、『それゆえ、
人はその父と母を離れて、その妻と結ばれ、
ふたりの者が一心同体になるのだ。』と言
われたのです。それを、あなたがたは読ん
だことがないのですか。それで、もはやふ
たりではなく、ひとりなのです。こういう
わけで、人は、神が結び合わせたものを引
き離してはなりません。」マタイ19:4-6
神の神性
• 三位一体
–神を中心とした二人が聖書的な
愛によって一体になることに
よって神に似たものとされる
神の神性
• 三位一体
–男女平等主義≠男女同一主義
–同じ価値と性質、異なる役割
神の愛のサークル
• リーダーシップと服従
–父なる神の愛=神のみこころを知
らせて、正しくみこころの通りに
導く
• ヨハネ5:20 「それは、父が子を愛し
て、ご自分のなさることをみな、子
にお示しになるからです。」
神の愛のサークル
• 主にあるリーダーシップと主にある服従
– 子なる神の愛=神のみこころに従う
• ヨハネ14:31 「わたしが父を愛しており、
父の命じられたとおりに行なっていること
を世が知るためです。」
• ヨハネ5:19 「そこで、イエスは彼らに答
えて言われた。『まことに、まことに、あ
なたがたに告げます。子は、父がしておら
れることを見て行なう以外には、自分から
は何事も行なうことができません。父がな
さることは何でも、子も同様に行なうので
す。』」
キリストとクリスチャン
の愛のサークル
• 主にあるリーダーシップと主にある服従
– ヨハネ15:9 「 父がわたしを愛されたよう
に、わたしもあなたがたを愛しました。わ
たしの愛の中にとどまりなさい。」
– ヨハネ15:12-13 「わたしがあなたがたを
愛したように、あなたがたも互いに愛し合
うこと、これがわたしの戒めです。 人がそ
の友のためにいのちを捨てるという、これ
よりも大きな愛はだれも持っていませ
ん。」
キリストとクリスチャン
の愛のサークル
• 主にあるリーダーシップと主にある服従
– ヨハネ15:14-15 「 わたしがあなたがたに
命じることをあなたがたが行なうなら、あ
なたがたはわたしの友です。わたしはもは
や、あなたがたをしもべとは呼びません。
しもべは主人のすることを知らないからで
す。わたしはあなたがたを友と呼びました。
なぜなら父から聞いたことをみな、あなた
がたに知らせたからです。」
夫婦の愛のサークル
• エペソ5:24-27 「 教会がキリストに従
うように、妻も、すべてのことにおいて、
夫に従うべきです。夫たちよ。キリスト
が教会を愛し、教会のためにご自身をさ
さげられたように、あなたがたも、自分
の妻を愛しなさい。キリストがそうされ
たのは...教会をきよめて聖なるもの
とするためであり、ご自身で...聖く
傷のないものとなった栄光の教会を、ご
自分の前に立たせるためです。」
夫婦の愛のサークル
• 1ペテロ 3:1-4、7 「 同じように、妻たちよ。
自分の夫に服従しなさい。たとい、みことば
に従わない夫であっても、妻の無言のふるま
いによって、神のものとされるようになるた
めです。それは、あなたがたの、神を恐れか
しこむ清い生き方を彼らが見るからです。あ
なたがたは、髪を編んだり、金の飾りをつけ
たり、着物を着飾るような外面的なものでな
く、むしろ、柔和で穏やかな霊という朽ちる
ことのないものを持つ、心の中の隠れた人が
らを飾りにしなさい。これこそ、神の御前に
価値あるものです...」
夫婦の愛のサークル
• 1ペテロ 3:1-4、7 「 同じように、夫たち
よ。妻が女性であって、自分よりも弱い
器だということをわきまえて妻とともに
生活し、いのちの恵みをともに受け継ぐ
者として尊敬しなさい。それは、あなた
がたの祈りが妨げられないためです。」
異なる役割
• 夫は、「主にあって自分自身
を妻に捧げ、愛することに
よって、二人が神の御心に従
い、夫婦に与えられている目
的を達成できるようにリーダ
シップをとる」
異なる役割
• 妻は、「夫を愛し、夫が主に
よって与えられた指導者とし
ての責任を喜んで果たせるよ
うに夫のリーダーシップに従
い、神の御心をその結婚を通
して達成できるように助ける
器となる」
「助け手」の大切さ
• 創世記2:18 「その後、神である主は仰せ
られた。『人が、ひとりでいるのは良くな
い。わたしは彼のために、彼にふさわしい
助け手(エイザー)を造ろう。』」
– ただの雑用をする助手ではなく、その人
の助けがなければ目標を達成することが
できない、同じ任務と責任が与えられて
いるパートナーのこと
「助け手」
• 詩篇121:1-2 「 私は山に向
かって目を上げる。私の助け
(エイザー)は、どこから来
るのだろうか。私の助け(エ
イザー)は、天地を造られた
主から来る。」
神が人間に与えた目的
• 神の代わりに被造物を治める管理者
として造られた
– 創世記1:26 「そして神は、「わ
れわれに似るように、われわれの
かたちに、人を造ろう。そして彼
らに、海の魚、空の鳥、家畜、地
のすべてのもの、地をはうすべて
のものを支配させよう。」と仰せ
られた。」
神が人間に与えた目的
• 人間の罪によって、神によって与
えられていた健全な支配欲がねじ
れてしまった
• エバに対するのろい「あなたは夫
を恋い慕う(マサール)が、彼は、
あなたを支配することになる」
(創世記3:16)
神が人間に与えた目的
• 「マサール」
• 創世記37:8「兄たちは彼に言った。『お
まえは私たちを治める王になろうとする
のか。私たちを支配しようとでも言うの
か。』こうして彼らは、夢のことや、こ
とばのことで、彼をますます憎むように
なった」
神が人間に与えた目的
• 妻は子供を産むことによって、罪ののろいから解放さ
れる
– 1テモテ 2:8-15 ですから、私は願うのです。男(夫)は、
怒ったり言い争ったりすることなく、どこででもきよい手
を上げて祈るようにしなさい。同じように女(妻)も、つ
つましい身なりで、控えめに慎み深く身を飾り、はでな髪
の形とか、金や真珠や高価な衣服によってではなく、むし
ろ、神を敬うと言っている女(妻)にふさわしく、良い行
ないを自分の飾りとしなさい。女(妻)は、静かにして、
よく従う心をもって教えを受けなさい。私は、女(妻)が
教えたり男(夫)を支配したりすることを許しません。た
だ、静かにしていなさい。アダムが初めに造られ、次にエ
バが造られたからです。また、アダムは惑わされなかった
が、女(妻)は惑わされてしまい、あやまちを犯しました。
しかし、女(妻)が慎みをもって、信仰と愛と聖さとを保
つなら、子を産むことによって救われます。
結婚の目的
• 一般的な間違った目的
一生の伴侶を得るためではない
自分を好きでいてくれる人と一緒にいるこ
とができるためではない
子供を持つためでない
社会的、経済的安定を確保するためではな
い
自分が愛されたい気持ちを満たすためでは
ない
結婚の目的
• 正しい目的
– 神のデザインに相応しい結婚を通して、神の
計画が前進することによって神の栄光がこの
世で知れ渡るため
• 1コリント10:31-33 「 こういうわけで、あなた
がたは、食べるにも、飲むにも、何をするにも、
ただ神の栄光を現わすためにしなさい。ユダヤ人
にも、ギリシヤ人にも、神の教会にも、つまずき
を与えないようにしなさい。私も、人々が救われ
るために、自分の利益を求めず、多くの人の利益
を求め、どんなことでも、みなの人を喜ばせてい
るのですから。」
結婚の目的
• 正しい目的
– 夫婦生活を通して、神の恵みがさらに増して、
お互いがさらにキリストのように変えられる
ようになるため
• お互いがハッピーになる為ではなく、聖くなるた
め(情熱が冷めた後に、何が残るのか)
• お互いの罪深い自己中心な心と向き合わせられる
• キリストの恵みと赦しを日常的に行なう必要がで
てくる
• 神の知恵と約束に信頼する必要をさらに体験する
結婚の目的
• 正しい目的
– 御心ならば、子供を産んで、神の世界観が認め
られている家庭環境で子育てをすることによっ
て、神を認めた人口がこの地上で増すため
• 申命記 6:5-8 「 心を尽くし、精神を尽くし、力を
尽くして、あなたの神、主を愛しなさい。 私がきょ
う、あなたに命じるこれらのことばを、あなたの心
に刻みなさい。これをあなたの子どもたちによく教
え込みなさい。あなたが家にすわっているときも、
道を歩くときも、寝るときも、起きるときも、これ
を唱えなさい。これをしるしとしてあなたの手に結
びつけ、記章として額の上に置きなさい。これをあ
なたの家の門柱と門に書きしるしなさい。」
結婚は契約
• 結婚とは、個人的約束や社会的制度ではなく、
人と神の前で結ぶ契約
– 「契約」=契約した人の命が続く限り、そ
の内容に従って行動しなければいけない拘
束力のある約束
– マラキ書2:14 「『なぜなのか。』とあなた
がたは言う。それは主が、あなたとあなた
の若い時の妻との証人であり、あなたがそ
の妻を裏切ったからだ。彼女はあなたの伴
侶であり、あなたの契約の妻であるの
に。」
結婚についての警告
• 結婚は、すべてのクリスチャンがしな
ければいけないことではない。
• 独身でいることも、神からの賜物であ
る
– 1コリント7:7-8 「 私の願うところは、すべて
の人が私のようであることです。しかし、ひと
りひとり神から与えられたそれぞれの賜物を
持っているので、人それぞれに行き方がありま
す。次に、結婚していない男とやもめの女に言
いますが、私のようにしていられるなら、それ
がよいのです。」
独身は神の賜物
• 1コリント 7:32-35 「 あなたがたが思い煩わな
いことを私は望んでいます。独身の男は、どうし
たら主に喜ばれるかと、主のことに心を配ります。
しかし、結婚した男は、どうしたら妻に喜ばれる
かと世のことに心を配り、心が分かれるのです。
独身の女や処女は、身もたましいも聖くなるため、
主のことに心を配りますが、結婚した女は、どう
したら夫に喜ばれるかと、世のことに心を配りま
す。ですが、私がこう言っているのは、あなたが
た自身の益のためであって、あなたがたを束縛し
ようとしているのではありません。むしろあなた
がたが秩序ある生活を送って、ひたすら主に奉仕
できるためなのです。」
間違った結婚についての考え
• 結婚しなかったら、神の祝福をミスしてしまう
• 結婚しなかったら、人として完全になれない
• 結婚しなかったら、男性・女性としての喜びを
逃してしまう
• 結婚すれば、自分の孤独さや寂しさが満たさ
れる
• 結婚すれば、性欲によって罪を犯す誘惑がな
くなる
So What?
• クリスチャンが神のデザインに相応しい結婚
観を持って、それの目的を果たすために結婚
しないのであれば、結婚しないほうが神の前
でよい
• 独身の人は、結婚したい気持ちを抑えて、そ
の間、自分が心から神を愛し、自分の必要の
すべてがキリストにあることを学ぶということ
が大切
So What?
• すでに、結婚している人たちは、聖書の結婚
観をさらに深く学び、それに従って自分の夫
婦生活を実践し、若い信者の模範となる
• 結婚は、感情的なトピックなので、冷静になっ
て自分の意見よりも、聖書の言葉が現実であ
ることを理解し、聖書に従った結婚観がキリ
ストの教会の中で浸透するように心がける