FAOのIYPマップ 世界のジャガイモ生産量 1991-2007年 100万トン 200 150 100 50 0 先進国 開発途上国 1991 1993 1995 1997 1999 2001 2003 2005 ジャガイモは、少ない土地と厳しい気候条件のもとでも、短期間で育つ栄養価の高 現在では、総生産量約3億トンのうち約半分が開発途上国で生産されています。消費 い食べ物です。もともとアンデス地帯で8000年にわたって食されてきましたが、16 量については、総量では人口の多いアジアが、一人当たりの量はヨーロッパがトップで 世紀にスペイン人によってヨーロッパに持ち込まれて以来、急速に世界中に広まりまし すが、アフリカやラテンアメリカでも増加しています。 た。 国連は、ジャガイモが世界の貧困と飢餓に果たす役割に注目し、2008年を「国際 1990年代の初めまでは、ほとんどのジャガイモがヨーロッパや北アメリカ、旧ソ連 イモ年」 と定めて、ジャガイモの重要性への関心を高める活動を行っています。 で生産・消費されていましたが、その後、開発途上国の生産・消費がめざましく伸び、 (社)国際農林業協働協会 http://www.jaicaf.or.jp H19Pu4-2008.3/10-9/100 出典:IYPウェブサイト http://www.potato2008.org 2007 年
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