9号 - 横浜市

◆学びへの飽くなき探求心を持つ人材の育成◆自ら考え、自ら行動する力の育成◆未来を切り拓く力の育成
発行日:平成 26 年 12 月 1 日(月)
発行者:横浜市立南高等学校附属中学校
校長 高橋正尚
NO.9
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◆◇◆1 期生全員南高校へ進学◆◇◆
11 月中旬、南高等学校への入学意思確認書を 1 期生全員のご家庭から提出していただきました。
その結果、1期生の全員が南高校への進学を希望しているという意思を確認いたしました。これにより、
1 期生全員が、南高校での新たな生活をスタートさせることになります。
◆◇◆英検準2級以上取得率73.5%◆◇◆
先日、英検の結果が発表されました。今回の結果、1 期生の準2級以上の取得率は、73.5%となりまし
た。この結果は、学校単位で受検する団体の中で全国トップクラスだそうです。さらに、2 期生、3 期生の皆
さんも、目標を持って頑張っていきましょう。
「学校を開く週間」の報告
★11 月 8 日(土)
、12 日(水)に行われた「学校を開く週間」に今年も多数のご参観をいただきました。
アンケートにご記入いただいたご意見の主なものを紹介いたします。たくさんのご意見や感想をありがとう
ございました。
【授業について・生徒の取り組みについて】
○カナダ研修旅行の報告会は、どの生徒のスピーチもとても上手でした。Excellent!
○カナダ研修旅行の報告を、各生徒、よく準備されていて、プレゼンも頑張っていて好感が持てました。発表
を聞いている生徒も、よく他生徒の発表を集中して聞いている姿勢が良かったです。
○カナダ研修の報告を聞いて皆さん楽しそうに過ごした研修の状況が思い浮かびました。英語力もすごいなと
感心しました。
○カナダ研修旅行発表会を参観しました。発表している生徒も皆素晴らしく、その発表を聞いている生徒たち
も素晴らしく、さすが、南附属中の 3 年生!という気持ちで感激しました。
○話し合う時は、仲良く話合い、授業を聞く時は静かに聞く。メリハリのある生徒さんの様子が見受けられま
した。
○理科の実験環境が良く、学習意欲が高くなると思う。理系の進学者にとっては、よい経験であると思います。
○人数が 20 名と、みんなで話し合ったり、作業をするのにもやりやすい人数だと思いました。先生の話も 1
人 1 人聞きやすいと思いました。
○自由に発言できる雰囲気があり、わかならいことを「わからない。」といえる授業だと感じました。先生と
生徒との間に信頼関係が成り立っている証拠だと思います。
○先生の教え方にバラつきがあるように感じます。若い先生の今後に期待いたします!
○同じ話を聞いていても、ノートをとる子ととらない子がいるように思いました。
○英語の授業を全て英語で行っていらっしゃる先生、そしてそれをほとんど理解している生徒に感心しました。
○家庭科の授業など、技能科目を参観する機会があまりないので、いつもとちょっと違う感じをみられて良か
ったです。
必修 EGG 講座『国際理解講座』~土曜 EGG にて~
11 月8日(土)に横浜市立大学から上村雄彦先生をお迎えして、必
修 EGG 講座「国際理解講座」を行いました。「なぜ地球規模問題は解
結しないのか」という大きなテーマのもと、紛争、エボラ出血熱、環境破
壊、地球温暖化、原発、ギャンブル経済など世界や日本が抱える多く
の問題について、私たちが考えるきっかけを与えてくださいました。す
ぐには解決できない難題ばかりですが、例えば航空券連帯税導入を
決断したフランスのシラク元大統領の話に希望を見出した人もいたで
しょう。「できることからやってみる。あきらめないで、楽しく、かっこよく!」という上村先生の言葉は、地球規
模問題から附属中生の学校生活までを貫くもので、私たちは行動する勇気とエネルギーをいただきました。
1 組:沢田 潤一郎 日本にもものすごい量の問題があり、もっと私たちもしっかり考えるべきだと思いました。
日本の政治の中心は私たち国民だというのに、その国民が政治のことを知らず、無関心なのは一番いけな
いし、矛盾だと思いました。国民が政治について関心をもち、知識を得ようとするべきだと思いました。
1 組:丸山 莉奈 今の地球の現状を知って「このままではダメだ!」という思いが込み上げてきました。地球
温暖化やギャンブル経済、原発事故や貧困。さらに 14 年後には人類が生きられる環境ではないかもしれな
い、という話もあり、本当に本当に驚きました。「知らない、無知」ということが、こんなにも怖いことだったなん
て…。皆にどうやってこの危機を知ってもらおうか色々と考えました。
2 組:田中 颯馬 全然知らないことや、知っていてもあまり実感がなかったことが、世界ではとても深刻な問
題であることにとても驚きました。また、85 人が 35 億人分のお金を持っていることにも、とても驚きました。そし
て、その人たちが、自分の利益のために世界をコントロールしていることに不満を感じました。
2 組:阿蘇品 結衣 集団的自衛権について、私は意見を言えなかったけれど、賛成の意見も反対の意見も、
どちらもすごく納得しました。どちらの意見もさまざまな可能性やリスク、将来のこともちゃんと考えた意見で、
みんなしっかり意見をもっていてすごいなぁと思いました。私もしっかりと考えて自分の意見をしっかりみんな
に伝えられるようになりたいと思います。
3 組:大渕 将寛 この講座では友達と話し合って、日本や世界規模の様々な問題について考える時間があ
り、考えが広がった。また、世界の問題への関心が深まった。他にどんな問題があるのか調べてみたい。
3 組:中村 晃太 集団的自衛権や貧富の格差、地球温暖化など多くの地球問題に触れるよいきっかけに
なった。これまで以上に新聞をじっくりと読み、地球問題についてもっと詳しく知りたい。ぼくはまだ明確な将
来の夢はないが、国際社会にちらばる問題に触れられるような職業についてみたくなった。
4 組:小出 大 今回のお話は聞くまでよく知らなかったので、新聞等をよく読んで積極的に触れていこうと思
います。「政治のレベルは国民のレベルに比例する」とおっしゃっていたので、「触れていき、自分の頭で考
え、調べる、できることからやってみる、いろんな人と議論する、まわりに広める」ということをして、上村先生の
おっしゃる賢い国民になろうと思いました。
4 組:佐竹 里彩 上村先生のあきらめなかった夢についての話で、「あきらめないで、楽しく、かっこよく!」
というフレーズが出てきました。上村先生の体験談から、夢は本当に叶うものだと教えていただきました。
選択 EGG 講座体験記
~『横浜市大医学部体験講座』『東大海中ロボット講座』~
10 月 18 日(土)に横浜市大医学部体験講座が、11 月 15 日(土)には東大海中ロボット講座が行われま
した。横浜市大医学部体験講座では、大学の先生の他に医学部の学生さんがスタッフとして加わり、救急救
命と腹腔鏡の説明を受け、実際にそのシミュレーション技術にチャレンジしました。東大海中ロボット講座で
は、水中探査機の種類や用途、使い方の説明を受け、実際にプールで水中ロボットの操作を学びました。
『横浜市大医学部体験講座』
医者の技術だけでなく、いかに心が大切かを知ることができました。私
もただ単に病気を治す先生よりも患者の心をわかって一緒に治してい
ってくれる先生に診てもらいたいと思うので、そんな心が持てるように日
頃から感謝の気持ちをもっていきたいです。2 組:勝矢 莉子
『東大海中ロボット講座』
自分が実際に海中ロボットを操作してみて、画面だけを見て操作する
のがとても難しく、これを作っている人がどれだけ大変か尐しわかった。
今回の講座を通して、ロボット技術の進化や現在の課題について触れ
ることができ、とても楽しくおもしろかった。1 組:髙瀬 龍之介
おめでとう!
BOSS 子のつぶやき
~学習課題の表彰を紹介します。
(11 月 28 日現在)~
◎全国書画展覧会 書の部
29日(土)の懇親会へ
のご参加ありがとうござ
筆都大賞:長瀬 彩実さん
いました。全体会で家庭学
◎人権作文コンテスト横浜市大会
習のこと、外部テストの考
入 賞:
『本当に住みやすい国とは』木内 梨々華さん
◎青少年読書感想文全国コンクール
横浜地区審査結果
え方、家庭学習の習慣づけ
の大切さ、生徒間の人間関
優秀賞:
『イメージにとらわれない』森弘 春香さん
係の悩みなど、色々な話を
佳 作:
『心の森』木内
させていただきました。お
梨々華さん
◎横浜市立中学校作文コンクール
子様の様子を見て、気にな
意見主張最優秀賞:『おもてなしを考える』
ることは何でも情報をい
丸山
ただけるとありがたいで
莉奈さん
読書感想最優秀賞:
『
「なぜ」を求めて』
善本
侑里さん
す。今後ともご協力を!