LED タスク・アンビエント照明システムに関する研究

LED タスク・アンビエント照明システムに関する研究
‐適切な照明条件の検討及び照明システムの経済・エネルギー評価‐
山下 厳己
1.はじめに
鉛直面照度
測定点(3 点) 周辺照度
測定点(4 点)
オフィスの内部で消費されるエネルギーの中で照明用電
力は約 2 割を占めており、低炭素社会の実現に向け照明用電
作業面照度
測定点
では高効率・長寿命の照明器具の使用と適切な照明制御を行
2500mm
900mm
力の削減が急務の課題となっている 1)。そのため、オフィス
う必要があり、特に LED 照明の利用、タスク・アンビエント
照明システム(以下 TAL)の導入が有効であるとされている。
LED シーリングライト
表されている。特にタスク・アンビエント比の点から TAL の
あり方について論じているものが多い
LED 電球
600mm
TAL に関する研究は 1980 年代から今まで多くの論文が発
(
2)3)
。これは、タスク
(
2500mm
(
図 1 実験室平面図
照明の調光が容易にできないという背景があったためであ
(
る。しかし、現在は LED 照明の普及により容易に調光できる
LED 電球
(アンビエント照明)
タスク照明がほとんどである。つまり、現在の TAL のあり方
LED シーリングライト
(アンビエント照明)
として、快適性を損なわない範囲でアンビエント照度を出来
(
るだけ低く設定し、タスク照度は個人の好みで適切に設定す
400mm
ることが最良だと考えられる。
そこで本研究では、被験者実験にて TAL の快適性を損なわ
2500mm
(
LED 電球
(タスク照明)
(
800mm
ないアンビエント照明条件について検討し、そのアンビエン
ト照明条件において好まれるタスク照明の照度・色温度につ
いて傾向を調べた。そこで得られた結果を基に年間照明経
2500mm
済・年間照明消費エネルギー量のシミュレーションを行い、
図 2 実験室断面図
LED 照明を用いた TAL の経済とエネルギーの評価を行った。
(
2.1 アンビエント照度許容下限値の検討
2.TAL の照明条件の検討
実験は 2012 年 11 月~2012 年 12 月の 18:00~21:00 に行
実験は九州大学構内の研究室内に実大模型室(2500mm×
った。実験期間中の室温は 18~21℃、湿度は 30~50%であ
2500mm×天井高 2500mm)を設置して行った。天井面、床面
った。
実験条件はアンビエント照明の色温度 3 条件
(2800 K、
は既存のものを使用し、パーティションで区切られたブース
4000 K、5200 K)
、順応状態 2 条件(100 lx 順応、700 lx 順
内の中央部に作業机を設置した。反射率は天井面 80%、壁面
応)
、作業内容 2 条件(VDT 作業、紙面作業)の組み合わせ計
75%、机上面 80%、床面 50%であった。照明器具に照度・
12 条件とした。
色温度の調節可能なLED シーリングライトとLED 電球を用い
被験者に 100 lx または 700 lx の環境で 5 分間順応させ、
た。照度は 0~900 lx、色温度は 2800~5400 K で調節可能で
各作業に支障が出ない明るさまで照度を調節させる(調光 1)
。
ある。図 1 に実大模型室の平面図、図 2 に断面図を示す。
その照度条件下で 10 分間の作業をさせ、作業後に再度照度
実験には 7 人の被験者を用いた。被験者は健康な大学生 7
を調節させた(調光 2)
。実験の手順を図 3 に示す作業内容は
名(男 4 名、女 3 名)で、平均年齢は 23.3 歳(男 22.8 歳、
紙面作業、VDT 作業ともに SPI(Synthetic Personality Inventory)
女 24.0 歳)であった。自己申告により色覚異常の有無を確
の問題を用いた。紙面作業における文字の大きさは 9~
認したところ、色覚に異常のある者はいなかった。
10.5pt であった。
53‐1
アンビエント照明の色温度3 条件(2800 K・4000 K・5200 K)
5分
10 分
( VDT 作業
紙面or
調光1
調光2
(
700 lx 順応
(
調光1
700
ア
ン
ビ
エ
ン
ト
照
度
(
100 lx 順応
500
300
200
100
(
(
表 1 数量化理論Ⅰ類の結果
色温度
作業内容
順応
カテゴリー名
2800K
4000K
5200K
紙面
VDT
100 lx
700 lx
カテゴリースコア
2.6
-14.2
11.6
26.5
-26.5
-95.5
95.5
順応照度レベル
400
(
調光2
紙面or VDT 作業
順応照度レベル
600
図 3 ( 実験手順
条件
平均値
(lx)
(
0
レンジ(lx)
影響度(%)
25.8
9.5
53.1
19.7
191.0
70.8
紙面 VDT 紙面 VDT 紙面 VDT 紙面 VDT 紙面 VDT 紙面 VDT
2800K
4000 K
5200 K
2800 K
100 lx 順応
4000 K
5200 K
700 lx 順応
図 4 調光 1 におけるアンビエント照度
調光1
(lx)
700
実験で得られたデータを基にアンビエント照度の許容下
限値について検討した。まず順応条件の違い、作業内容の違
調光2
変化率
(%)
100
ア
ン 600
ビ
エ
ン 500
ト
照 400
度
300
い、色温度の違いが照度の調節に与える影響の大きさを明ら
50
0
変
化
率
-50
-100
200
-150
かにするため数量化理論Ⅰ類による解析を行った。色温度条
100
-200
件の違いによる影響が 25 lx、作業内容の違いによる影響が
0
-250
紙面 VDT 紙面 VDT 紙面 VDT 紙面 VDT 紙面 VDT 紙面 VDT
53 lx、順応条件の違いによる影響が 191 lx という結果にな
2800K
った(決定係数=0.54)
。つまり順応条件の違いが照度の調
ど影響を与えていないことが示唆された。数量化理論Ⅰ類に
よる解析の結果を表 1 に示す。
次に調光 1 の結果について 100 lx 順応条件では 2800K 条
件のVDT作業時のみアンビエント照度を下げる傾向にあった
が、その他の条件では 100 lx~200 lx の範囲に上げる傾向
にあった。700 lx 順応条件では、2800K 条件の紙面作業で約
400 lx、その他の条件は約 300 lx までアンビエント照度を
下げる傾向にあった。ただし 700 lx 順応条件では、同じ条
件でも被験者によって 200 lx 以上異なるなど個人差が大き
い傾向にあった。図 4 に順応後の調光1で調節されたアンビ
エント照度の平均値・最大値・最小値を示す。
最後に作業前の調光1 と作業後の調光2 で得られたアンビ
エント照度を比較した。100 lx 順応条件では作業後前後で大
きな変化は見られなかったが、700 lx 順応条件では更にアン
5200 K
2800 K
4000 K
5200 K
700 lx 順応
図 5 調光 1 と調光 2 におけるアンビエント照度の変化率
節に大きな影響を及ぼしており、作業内容の違いも若干の影
響を及ぼしているものの、色温度の違いは照度調節にほとん
4000 K
100 lx 順応
2.2 タスク照明条件の検討
実験は 2012 年 12 月の 18:00~19:30 に行った。実験期
間中の室温は 18~21℃、湿度は 30~50%であった。実験条
件はアンビエント照度を実験結果と既往の研究の成果 4)を基
に 300 lx とし、アンビエント照明の色温度 3 条件(2800 K、
4000 K、5200 K)とタスク照明の色温度 3 条件(2800 K、4000
K、5200 K)
、作業内容 2 条件(紙面作業、VDT 作業)の組み
合わせ計 18 条件とした。
アンビエント照度 300 lx 一定、アンビエント照明の色温
度 3 条件の照明条件下でタスク照明の色温度3 条件それぞれ
について作業に適した明るさまでタスク照度を調節3分間の
作業を負わせた。また 3 条件下での作業終了毎に、全 3 条件
のうち最も好ましいと感じた条件を申告させた。実験の手順
を図 6 に示す。
アンビエント照明の色温度3 条件(2800 K・4000 K・5200 K)
ビエント照度を下げる傾向が見られ、特に VDT 作業では下げ
タスク照明の色温度
2800 K
幅も大きかった。図 5 に作業前後の変化率を示す。
1分
以上結果を踏まえると、アンビエント照度は昼間など外が
3分
K
4000 K
条
件
変
更
1分
K
5200 K
3分
条
件
変
更
1分
K 3分
明るく目が明るさに慣れている場合は紙面作業時で 300 lx
~400 lx、
VDT 作業時で200 lx~300 lx が許容下限値となり、
夜間など外が暗い場合は 150~200 lx が許容下限値となるこ
順応 調光 紙面or VDT 作業
図 6 実験手順
とが示唆された。
53‐2
選好色温度申告
紙面作業
(lx)
600
タスク平均照度は9 条件すべてにおいて概ね500lx となっ
アンビエント照明
2800K
た。作業別では紙面作業に比べ VDT 作業の照度が低くなる傾
向にあったが、t 検定による有意差は認められなかった(p<
VDT作業
アンビエント照明
4000K
アンビエント照明
5200K
ア タ 500
ンス
ビク
エ
ン
400
ト
照
度
300
タ
ス
ク
照
度
+
0.05)。被験者間の照度のばらつきは作業内容に関わらず、
アンビエント色温度 4000 K で小さい傾向にあった。図 7 に
アンビエント照明とタスク照明の色温度の組み合わせにお
0
200
1
タスク照明: 2800K
ける机上面照度の平均値を示す。
アンビエント照明の色温度 4000 K 条件では、作業内容に
2
4000K
3
5200K
4
2800K
5
4000K
6
5200K
7
2800K
8
4000K
9
5200K
図 7 タスク+アンビエント照度の調節値
ア
ン
ビ
エ
ン
ト
照
度
関わらずタスク照明の色温度 4000 K が好まれる傾向にあっ
た。さらに VDT 作業時では、アンビエント照明の色温度 2800
ア 5200K
ン
ビ
エ 4000K
ン
ト
照
明 2800K
K 条件時はタスク照明の色温度 2800 K が好まれ、アンビエン
ト照明の色温度 5200 K 条件時はタスク照明の色温度 5200 K
5200K
ア
ン
ビ
エ 4000K
ン
ト
照 2800K
明
が好まれる傾向にあった。図 8 に色温度の最適な組み合わせ
2800K
についての申告結果を示す。
4000K
5200K
2800K
タスク照明
4000K
5200K
タスク照明
図 8 色温度の選好組み合わせ
表 2 条件設定
3.TAL の経済・エネルギー評価
条件設定
実験結果を基に TAL におけるアンビエント照明の照度を
条件1
照明方式
アンビエントライト
蛍光灯
アンビエント照度(lx)
300
300lx、色温度を 4000K、タスク照明による照度を 200lx、色
温度を 4000K と設定し、年間照明費と年間照明消費エネルギ
ー量について従来照明との比較を行った。
条件2
条件3
LED
全般照明
蛍光灯
300
750
TAL
タスクライト
LED
‐
タスク照度(lx)
200
0
表 3 照明器具
条件1 はアンビエント照明が蛍光灯でタスク照明がLED 照
明の TAL、条件 2 はアンビエント照明とタスク照明が LED 照
明の TAL、条件 3 は従来照明を想定し蛍光灯による全般照明
と設定した。条件設定の詳細を表 2 に示す。照明器具の価格
及び性能はメーカー発表のカタログを参考にした。照明器具
蛍光灯
直管型LEDベースライト
タスクライト
器具単価(\)
15300
12000
10000
ランプ単価(\)
680
7000
‐
ランプ光束(lm)
3000
2000
210
ランプ光源色
白色
白色
白色
ランプ寿命(h)
器具電力(W)
12000
85
40000
41
40000
7
詳細を表 3 に示す。部屋モデルは間口 14m、奥行き 21m、床
0
100
200
300
400
500
600
700
年間照明費 ( 千円 )
800 900 1000
面積294㎡、
天井高2.6m、
光源高さ1.75m、
天井面反射率70%、
設備償却費/年
電力費/年
ランプ交換費/年
清掃費/年
修繕補修費/年
条件1
壁面反射率 50%、床面反射率 30%とした。
条件2
3.1 照明経済
照明経済比較は年間の照明費により行う。年間照明費の計
条件3
算は日本照明器具工業会作成の技術資料を参考にした 5)。基
図 9 年間照明費の内訳
本計算式を下に示す。
(千円)
500
年
間 450
照
明
経 400
済
費 350
年間照明費=固定費+電力費+維持費
ここで固定費:ランプの価格を除いた設備費×償却係数
維持費:ランプ交換費+清掃費+修繕補修費
TAL を導入することでアンビエント照明の年間照明費にタ
スク照明の年間照明費が加わることになるが、タスク照明の
年間照明費はアンビエント照明の1/6程度と非常に少ない結
果となった。その上、アンビエント照明の使用台数も減らせ
るため、従来照明方式より固定費 40%、電力費 56%、ラン
プ交換費 60%、清掃費 60%、修繕補修費 55%の削減となり
年間照明費全体で約 50%削減できる結果となった。
各ケース
の年間照明費の内訳を図 9 に、一覧を表 4 に示す。
(千円)
500
年
間 450
照
明
経 400
済
費 350
蛍光灯
蛍光灯
300
300
0
10 20 30 40
価格下落率(%)
50
0
5
10
15
図 11 LED 照明の年間照明費予測
アンビエント照明
タスク照明
( kWh/年 )
年 20000
間
照
明 15000
消
費
エ 10000
ネ
ル
ギ 5000
ー
量
0
条件1
条件2
条件3
図 10 年間照明消費エネルギー量
53‐2
20
発光効率上昇率(%)
25
直管型 LED ベースライトの年間照明費は蛍光灯と比較し
表 4 年間照明経済計算書
て7%程度高くなる結果となった。
これは2013 年 1 月現在、
アンビエント照明
条件設定
最も性能の優れた発光効率 95 lm/W の LED 蛍光灯を用いた試
算であるが、技術の進歩により LED 蛍光ランプの性能は今後
さらに向上していくものと予想される。よって LED 照明の発
光効率が向上した場合及びランプ価格が低下した場合につ
いて検証を行った。その結果、LED 照明の発光効率が 5%向
上もしくは LED 照明のランプの価格が 44%減少することで
蛍光灯の年間照明経済を下回る結果を得た。詳細を図 10 に
示す。LED 照明の発光効率は最近の 5 年間で 2 倍に増えてお
り、2015 年までに 120~130lm/W と予想されている 6)。それ
ゆえ発光効率の 5%上昇は 1 年以内であると考えられる。
3.2 年間照明消費エネルギー量(KWh/年)
年間照明消費エネルギー量の基本計算式を以下に示す。
ET=WT×A×T×F/1000
ここで、ET:年間照明消費エネルギー量(KWh/年)、
WT:計画照明消費電力量(W/㎡) 、 A:床面積(㎡)
T:年間照明点灯時間(h)
、 F:補正係数
TAL の導入は従来照明と比較して年間照明消費エネルギー
量が半分以下になるという結果を得た。また LED 照明を組み
合わせることで 70%以上エネルギーの削減が見込める結果
となった。これはタスク照明の点灯時間をアンビエント照明
と同様、3000 時間として計算した結果であり、タスク照明を
こまめに消灯することでさらにエネルギーの削減が見込め
ると考えられる。図 11 に各条件の年間照明消費エネルギー
量を示す。
6.まとめ
本研究で得られた知見を以下にまとめる。
アンビエント照度の下限値は色温度に関係なく、昼間など
外部が明るい場合は紙面作業時で 300 lx~400 lx、VDT 作業
部屋の間口
部屋の奥行き
部屋の面積
光源の高さ
室指数
照
照明器具
明
安定器
設
光源全光束
計
照明率
保守率
設定照度
器具台数
平均照度
器具単価
吊具単価
ランプ単価
安定器単価
設
配線取り付け単価
備
器具設備単価(ランプ抜)
費
使用台数
総設備費
償却係数
設備償却費/年
器具設備単価(ランプ込)
初設備費
総設備費
器具電力(含安定器)
電
総電力
力
電力単価
費
年間点灯時間
総電力費/年
ランプ個数
ラ
ランプ寿命
ン
ランプ交換数/年
プ
交換ランプ費/年
交
交換人件費/1本
換
交換人件費/年
費
総交換費/年
清
清掃回数/年
掃
清掃費/1台
費
清掃費/年
補修費 修繕補修費
設備費償却費/年
電力費/年
ま
ランプ交換費/年
と
清掃費/年
め
修繕補修費/年
年間照明費
タスク照明
照明器具
設
台数
備
値段
費
償却係数
設備償却費
器具電力
電
総電力
力
電力単価
費
年間点灯時間
総電力費/年
設備償却費/年
まとめ 電力費/年
年間照明費
年間照明費合計
時で 200 lx~300 lx となり、夜間など明るい場所がなく低
照度環境が保てる場合は 150~200 lx となることが示唆され
た。また、アンビエント照度 300 lx で好まれるタスクの照
度は色温度の組み合わせに関係なく 200 lx 程度であった。
アンビエント照度 300 lx、タスク照度を 200 lx とするこ
とで、
年間照明費と年間照明消費エネルギーの 50%の削減が
見込まれる結果となった。
LED 照明の年間照明経済が蛍光灯を上回る結果となったが、
性能の向上により今後 1 年で下回ることが予想される。さら
に 2013 年 1 月 19 日に「水俣条約」が制定され、一定量を超え
た水銀を含む蛍光灯の製造及び輸出入が 2020 年までに禁止
となったことからも、今後 LED 照明の普及がますます進むも
m
m
㎡
m
条件1
14
21
294
1.75
4.8
蛍光灯
40W2灯用
lm
%
lx
台
lx
\
\
\
\
\
\
台
\
%
\
\
\
kW
kW
\/kWh
h
\
個
h
個
\
\
\
\
回
\
\
\
\
\
\
\
\
\
条件2
条件3
14
21
294
1.75
4.8
LED
-
14
21
294
1.75
4.8
蛍光灯
40W2灯用
3000
0.76
0.7
300
28
(7×8)
304
15300
680
aに含む
21000
36300
28
1016400
14
142296
37660
1054480
0.085
2.4
23
3000
164220
56
12000
20
13600
220
4400
18000
1
1265
35420
10164
142296
164220
18000
35420
10164
370100
2000
0.82
0.72
300
40
(5×8)
321
12000
7000
20000
32000
40
1280000
14
179200
46000
1840000
0.041
1.6
23
3000
113160
80
40000
9
60000
220
1980
61980
1
1265
50600
12800
179200
113160
61980
50600
12800
417740
3000
0.76
0.7
750
70
(7×10)
760
15300
680
aに含む
17000
32300
70
2261000
14
316540
33660
2356200
0.085
6.0
23
3000
410550
140
12000
50
34000
220
11000
45000
1
1265
88550
22610
316540
410550
45000
88550
22610
883250
LED
LED
-
台
\
%
\
kW
kW
\/kWh
h
\
\
\
\
30
10000
16
48000
0.0070
0.21
23
3000
14490
48000
14490
62490
30
10000
16
48000
0.0070
0.21
23
3000
14490
48000
14490
62490
-
\
432590
480230
883250
【謝辞】
本研究は、科学研究費補助金の基盤研究 B(課題番号 24360237)によっ
た。記して謝意を表する。
【参考文献】
1)省エネルギーセンターHP:オフィスビルのエネルギー消費の特徴,
http://www.eccj.or.jp/office_bldg/index.html.(2013年1月現在)
2) 原直也,加藤未佳:タスク・アンビエント照明におけるタスク照度と
アンビエント照度の適切な条件,日本建築学会大会学術講演梗概集,
pp.413-416,2012.9
3) 稲沼實,他:オフィスにおけるタスク・アンビエント照明方式の適応
性に関する実証的研究,日本建築学会計画系論文集,pp.9-15,2001.10
4) 竹村智明,他:タスク・アンビエント照明の快適性とエネルギー評価,
日本建築学会大会学術講演梗概集,p424,1999.9
5) 照明器具工業会:照明経済計算方法,技術資料 114-1196,1997
6) LED 照明推進協議会:白色 LED の技術ロードマップ,2008
のと考えられる。
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