基本財産及び特定資産管理規程 - 公益財団法人 立石科学技術振興財団

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基本財産及び特定資産管理規程
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平成22年 9月 7日 制
公益財団法人
定
立石科学技術振興財団
1
公益財団法人
立石科学技術振興財団
基本財産及び特定資産管理規程
第1章
総則
(目的)
第1条
この規程は、公益財団法人立石科学技術振興財団(以下「この法人」という。)の基本
財産と特定資産の維持、取得、処分、運用等の管理に関する基本的事項を定めることに
より、この法人の適正かつ効率的な事業運営を図ることを目的とする。
(財産・資産管理責任者)
第2条
理事長は、基本財産と特定資産の管理の適正を期するため、常務理事を財産・資
産管理責任者として、その管理に当たらせるものとする。
2
財産・資産管理責任者は、この規程及び財産管理台帳に基づき当該財産・資産を維持
するとともに、善良な管理者の注意をもって運用に当たらなければならない。
(財産・資産の構成)
第3条
この法人の財産及び資産は、以下により構成される。
(1)基本財産
オムロン株式など
(2)特定資産
事業運営資産
(3)特定資産
事業積立資産
第2章
基本財産
(目的・構成)
第4条
基本財産は、この法人の目的である事業を行うために不可欠なものとして、次に
掲げる財産をもって構成する。
(1)定款第5条及び定款別表で定めるオムロン株式
(2)その他この法人の目的である事業を行うために不可欠なものとして理事会及び評
議員会において定めた財産
(維持)
第5条
基本財産については、理事長及び財産・資産管理責任者は、資産価値の変動にか
かわらずその保有形態の維持を前提に、適正な管理に努めなければならない。
(取得・処分等)
第6条
この法人の目的である事業を行うために不可欠なものとして理事会及び評議員会
において定めた財産を、新たに基本財産として取得することができる。
2
基本財産は、この法人の事業遂行上やむを得ない場合に限り、理事会及び評議員会の
2
承認を受けて、その一部を処分し、又は基本財産から除外することができる。
(運用)
第7条
基本財産のうち、オムロン株式についてはその配当金により、その他の基本財産
については取得時に理事会において定めた保有形態による利益により、運用益を得る。
(運用益の使途)
第8条
2
基本財産の運用益は、原則として事業費に充てる。
前項にかかわらず、基本財産の運用益を、適正な範囲で管理費に使用することができ
る。
(報告)
第9条
財産・資産管理責任者は、基本財産の運用と使途の状況につき、理事会に報告し
なければならない。
第3章
事業運営資産
(目的・構成)
第10条
事業運営資産は、この法人の目的である事業を行うために不可欠なものとして、
現金または金融商品により構成され、運用益は管理費に使用する。
(維持)
第11条
事業運営資産については、理事長及び財産・資産管理責任者は、その資産価値
の維持を前提に、適正な管理に努めなければならない。
(取得・処分等)
第12条
この法人の目的である事業を行うために不可欠なものとして理事会及び評議員
会において定めた資産を、新たに事業運営資産として取得することができる。
2
事業運営資産は、この法人の事業遂行上やむを得ない場合に限り、管理費に充てるた
めに、理事会及び評議員会の承認を受けて、その一部を処分し、又は事業運営資産から
除外することができる。
(運用)
第13条
事業運営資産の運用については、常に社会経済情勢を勘案し、以下の各項の規
定に則った適正かつ効率的な運用により運用益を得る。
2
事業運営資産は、元本維持を前提に、安定性と収益性のバランスを考慮して、以下の
原則に基づいた運用をする。
(1)10年運用を基本とし、ラダー方式にてリスク分散を図ることを基本方針とする。
(2)長期(10年)の国債金利水準を基本とし、公債、格付けシングルA以上の社債、
またはそれらと同等の金融商品を購入する。
(3)満期保有とする。
3
財産・資産管理責任者は、事業運営資産の運用に当たっては、関係金融商品を調査し
た上で、関係書類を添付して理事長の決裁を受けなければならない。
3
4
運用に係る金融商品が満期になり、引き続き同種の金融商品で運用を行う場合につい
ても、前項の規定に準じ事務処理を行われなければならない。
5
運用に係る金融商品について、原則を逸脱する事情が発生したときは、財産・資産管
理責任者は速やかに理事長と協議し、適切な措置を講じなければならない。
(運用益の使途)
第14条
2
事業運営資産の運用益は、原則として管理費に充てる。
前項にかかわらず、事業運営資産の運用益を、適正な範囲で公益目的事業費に使用す
ることができる。
(報告)
第15条
財産・資産管理責任者は、事業運営資産の運用と使途の状況につき、理事会に
報告しなければならない。
第4章
事業積立資産
(目的・構成)
第16条
事業積立資産は、この法人の目的である事業を行うために不可欠なものとして、
現金または金融商品により構成され、運用益は公益目的事業に使用する。
(維持)
第17条
事業積立資産については、理事長及び財産・資産管理責任者は、適正な維持管
理に努めなければならない。
(積立・取崩)
第18条
事業積立資産は、理事会及び評議員会の承認を受け、積み立てるものとする。
ただし、事業積立資産の総額は2億円を上限とする。
2
事業積立資産を取り崩さなければこの財団の事業を実施することができないと認めら
れる場合に限り、公益目的事業費に充てるために、理事会及び評議員会の承認を受けて
取り崩すことができる。ただし、取崩し額は1事業年度において60百万円を上限とす
る。
(運用)
第19条
事業積立資産は元本の安全性に配慮するとともに、適正かつ効率的な運用によ
り運用益を得る。
(運用益の使途)
第20条
事業積立資産の運用益は、公益目的事業費に充てる。
(報告)
第21条
財産・資産管理責任者は、事業積立資産の運用状況につき、理事会に報告しな
ければならない。
4
第6章
補則
(委任)
第22条
この規程に定めるもののほか、この法人の財産に関して必要な事項は、理事長
が別に定める。
附
則
本規程は、平成22年9月7日より施行する。
5