このリリースに関する連絡先: 広報担当マネージャー窪田修プレスリリース 03 5157 2700 [email protected] ベーカー＆マッケンジー、アフリカにおける第三の拠点としてカサブランカ事務所を開設【グローバル／東京発 2012 年 7 月 26 日】このたび、ベーカー＆マッケンジーは、アフリカ及び中近東地域におけるプレゼンス強化の一環として、モロッコ王国最大の都市カサブランカに、新たな事務所を開設しましたので、お知らせいたします。カサブランカ事務所の開設は、昨今、資源開発にとどまらず、消費市場としての可能性にも注目が集まる北アフリカ・マグレブ地域における、急速な経済投資活動の拡大とリーガルサービスのニーズ増大に対応するものであり、アフリカ大陸においては、1985 年のカイロ（エジプト）、本年 5 月のヨハネスブルグ（南アフリカ）に次いで、ベーカー＆マッケンジーとして三番目の拠点となります。これにより、ベーカー＆マッケンジーは、アフリカにおいて最大の国際法律事務所になるとともに、全世界の拠点数は 44 カ国、71 事務所となりました。新設されたカサブランカ事務所は、モロッコにおいて仏系法律事務所の現地パートナーとして長年の経験をもつシニアパートナー、カマル・ナスローラの率いるチームにより構成され、モロッコ国内におけるコーポレートや紛争案件はもとより、北アフリカ、西アフリカ、中東をはじめとするアフリカ中近東地域における大規模クロスボーダー取引や企業再編にも、豊富な経験を有しています。ベーカー＆マッケンジーは、北西アフリカのフランス語圏諸国のリーガルサービスについて長年の実績を有しており、同諸国に関係の深いフランスのパリ事務所を通じて、欧米およびアジア太平洋地域の各国事務所からも、エネルギー・天然資源、医療・ヘルスケア、IT・通信など様々な産業分野のクライアントにアドバイスを提供してきました。こうした実績により、ベーカー＆マッケンジーは、主要法律事務所の中では、過去 4 年間にアフリカ諸国に関わるクロスボーダー案件をもっとも数多く手掛けたと評価されています（Mergermarket 誌）。今回のカサブランカ事務所の開設について、ベーカー＆マッケンジーのグローバル・エグゼクティブ・コミッティのチェアマンであるエデュアルド・レイテイは、「ベーカー＆マッケンジーは、急成長を遂げつつあるアフリカ諸国に進出するクライアントの支援に注力しています。今やアフリカは、世界の外国直接投資の 4 分の 1 を占める投資先となっております。かの地で豊富な経験を有するカサブランカのチームが、カイロおよびヨハネスブルグ事務所とともに、全世界のベーカー＆マッケンジーのオフィスと協働することにより、アフリカにおけるクライアントへの支援体制がさらに充実したものになると確信しています」と述べています。－続きを読む－ベーカー＆マッケンジーの東京事務所（東京青山・青木・狛法律事務所外国法共同事業）代表パートナーである武藤佳昭弁護士は、「カサブランカ事務所の開設により、アフリカ中近東地域におけるベーカー＆マッケンジーのネットワークは、エジプト（カイロ）、南アフリカ（ヨハネズブルグ）、サウジアラビア（リヤド）、アラブ首長国連邦（アブダビ）、バーレーン国（バーレーン）、カタール（ドーハ）、トルコ（イスタンブール）とモロッコ（カサブランカ）の合計 8 拠点にまで拡大しました。特に北アフリカへの外国投資の玄関口ともいえるモロッコは、その政治的安定性などから、日本企業にとっても有望な投資対象国として注目を集めており、既にさまざまなお問い合わせを頂いています。今後は、新たに設けられたカサブランカ事務所をはじめとして、アフリカ中近東地域の周辺各国事務所との連携をさらに強め、現地の最新情報や法制度に関わる情報の提供とともに、より網羅的かつきめ細かなアドバイスを提供してまいりたいと考えています」とコメントしています。－以上－ベーカー＆マッケンジーについてベーカー＆マッケンジーは、44 カ国に 71 オフィス、3,800 名を超える弁護士とその他のプロフェッショナル及びスタッフ 5,800 名を擁する国際法律事務所です。1949 年の設立以来、各国現地の言語及びビジネス環境に対する深い理解に基づく高品質のサービスを提供する法律事務所として知られています。2011 年 6 月 30 日決算期における収入は、22 億 7000 万米ドルを超えました。ファームのエグゼクティブ・コミッティのチェアマンは、エデュアルド・レイテイが務めています。 www.bakermckenzie.com 東京青山・青木・狛法律事務所ベーカー＆マッケンジー外国法事務弁護士事務所（外国法共同事業）は、ベーカー＆マッケンジーの東京事務所として 1972 年に開設されました。日本法に関する卓越した知識、経験とともに、グローバル・ビジネスに関する実績とノウハウを兼ね備えた外国法共同事業を営む法律事務所として、日本最大級の規模を有しています。当事務所は、ベーカー＆マッケンジーのメンバーファームとして、国内外の金融法務、M&A、企業法務、独占禁止法、大型プロジェクト、知的財産、国際税務、訴訟・仲裁、労務、環境、製薬、不動産関連等について、総合的かつ専門的な法務サービスを提供しています。 www.taalo-bakernet.com 東京青山・青木・狛法律事務所ベーカー＆マッケンジー外国法事務弁護士事務所（外国法共同事業）は、各国に所在するオフィスをメンバーファームとするスイス法上の組織体であるベーカー＆マッケンジーインターナショナルのメンバーファームです。専門的知識に基づくサービスを提供する組織体において共通して使用されている用語例に従い、「パートナー」とは、法律事務所におけるパートナーである者またはこれと同等の者を指します。同じく、「オフィス」とは、かかるいずれかの法律事務所のオフィスを指します。 Page 2 of 2