近代陶芸の巨匠

年を記念し、
50
近代陶芸の巨匠
あが
近代陶芸の祖と崇められている板谷波山の没後
さい じ きん か もん か びん
重要文化財の﹁彩磁禽果文花瓶﹂を中心に、板谷波山の名品・佳作など
約 点を一堂に展示いたします。
45
板谷波山展
30 周 年 記 念
開館
〔重要文化財〕板谷波山・彩磁禽果文花瓶
関連イベント
─映画「HAZAN」の上映会─
この映画は板谷波山が教職を辞し、31歳で陶芸家としての道を歩み
始めた若き日の姿と、夫を支え続けた妻まるや子供たちとの愛と感動
の物語です。
(出演:榎木孝明、南 果歩 他、
カラー108分、
DVD)
◆日時:開館日の午後2時より ◆会場:敦井美術館ロビー
申し込み不要 先着15名様程度
北越銀行
駅前支店
第5マルカビル
お願い
〒950-0087 新潟市中央区東大通1丁目2-23北陸ビル(新潟駅より徒歩3分)
●入館料/一般500円 大高生300円 中小生200円 団体割引・20名以上
TEL:025(247)3311 FAX:025(247)3340
土曜日は小・中学生無料
公益財団法人 敦井コレクション
●
●開 館/午前10時∼午後5時(入館は4時30分まで)
●休館日/日曜・祝日
券
と
の
参
下
併 さ
用
不 い
可
12月14日
∼
引
10月7日
割
(2013)
割 10
引 0円
平成25年
★
本
1枚 リ
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一 様のみ ッ
入 般 有効 トを
館
●
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料
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会 期
駐車場がございませんので、
あらかじめ御承知下さい。
板谷波山・葆光彩磁花卉文壺
板谷波山・葆光彩磁珍果文様 花瓶
近代陶芸の巨匠 板谷波山展 出品目録
作 者
作 品 名
板 谷 波 山
蝶
貝 〃
貝
〃
小
禽
〃
〃
〃
名
刺
制 作 年
寸法 横×縦cm又は
高×径cm
(
)
備 考
図録掲載頁
三巨匠展 名品図録
皿
大正2年
1913
4.5×28.0×26.5
指
〃
〃
11.5×18.0
P38
合
〃
〃
10.0×4.0×6.0
P39
葆 光 彩 磁 䲵 竹 香 炉
大正3年
1914
10.0×17.5
葆 光 白 磁 柘 榴 文 花 瓶
大正4年
1915
26.0×24.0
葆光白磁 柘榴彫文 花瓶
〃
〃
37.0×21.0
水
香
P37
不遊環付
P40
〃
葆光彩磁瓢形珍果文様花瓶
大正5年
1916
23.0×12.5
P41
〃
葆光彩磁 珍果文様 花瓶
大正6年
1917
24.5×24.0
P21
〃
青
大正8年
1919
13.0×8.5×11.0
〃
金 赭 磁 桃 文 花 瓶
〃
〃
23.0×22.0
〃
紫 金 磁 葡 萄 文 花 瓶
〃
〃
27.0×20.0
P44
〃
茶 釉 八 ツ 手 葉 花 瓶
大正10年
1921
33.5×22.0
P23
〃
鏽釉 八ツ手葉彫刻 花瓶
大正11年
1922
20.5×24.5
〃
葆 光 白 磁 菊 形 香 炉
〃
〃
9.5×12.5
〃
彩 磁 香 炉 葡 萄 文
大正13年
1924
10.0×14.5
〃
天
〃
〃
7.2×12.0
〃
彩 磁 禽 果 文 花 瓶
大正15年
1926
53.5×40.0
第1回聖徳太子奉賛美術展
P15
P119
〃
瑞 華 彫 紋 氷 花 磁 花 瓶
〃
〃
49.5×42.5
〃
P17
P120
〃
彩 磁 名 花 文 華 瓶
昭和3年
1928
33.5×34.0
P47
〃
葆光彩磁牡丹唐草花瓶
昭和5年
1930
30.0×17.5
P48
〃
青
炉
〃
〃
7.5×9.7
〃
彩 磁 紫 陽 花 香 炉
〃
〃
9.0×15.5
〃
彩 磁 柘 榴 文 花 瓶
昭和6年
1931
28.0×23.0
〃
彩 磁 香 炉 柘 榴
〃
〃
7.8×11.0
P51
〃
桃
香
合
昭和8年
1933
3.7×7.0
P51
〃
梅
香
合
〃
〃
3.5×6.0
〃
黄
壺
〃
〃
31.0×33.5
〃
彩 磁 延 寿 文 水 指
〃
〃
15.5×22.5
〃
葆 光 彩 磁 花 卉 文 壺
昭和10年
1935
28.5×27.0
〃
茶
入
〃
〃
6.4×7.9
〃
瓢
瓶
〃
〃
7.5×5.5
〃
牡
盌
〃
〃
8.5×13.0
〃
青
瓶
昭和11年
1936
25.5×17.5
磁 鴨 目
磁
飴
香
茶
瓷
盌
香
花
文
小
丹
文 磁
茶
花
〃
蓮
鉢
昭和11年頃
1936
11.5×21.5
〃
辰 砂 磁 延 寿 文 花 瓶
昭和12年
1937
27.0×21.5
〃
蛋 殻 磁 香 炉 袴 腰
昭和14年
1939
11.0×14.5
〃
淡
昭和15年
1940
10.0×15.5
〃
青 磁 立 耳 香 炉
〃
〃
10.0×13.0
〃
彩 磁 唐 花 文 花 瓶
〃
〃
25.0×23.0
〃
彩 磁 草 花 文 花 瓶
昭和16年
1941
33.0×31.5
〃
蛋 殻 磁 香 炉 芦 文
昭和17年
1942
9.5×10.5
〃
観
像
昭和18年
1943
10.0×7.0×5.5
〃
氷 華 磁 花 瓶 延 寿 文
昭和20年
1945
31.5×14.0
〃
青 磁 香 炉 袴 腰
昭和34年
1959
11.5×14.5
〃
仙
昭和37年
1962
8.0×15.5
〃
絶 筆・ ス ケ ッ チ 鉄 線 花
板 谷 波 山 ITAYA
彫
紅
文
炉
磁
音
桃
菊
聖
茶
香
炉
盌
昭和38年6月2日夕 順天堂病院にて
火舎・長野垤志作
P39
P43
火舎・北原千鹿作
P118
P45
P49
P129
P121
P50
第12回帝展
P25
P53
北原千鹿金彩蓋付
第4回新文展
P27
P126
P19
P122
P54
P123
P29
P124
P31
P127
P33
P125
P57
P58
P55
P59
時年91歳の箱書
P35
P128
便箋(17.0×22.0cm)に鉛筆書き
Hazan
明治5年
(1872)
3月3日∼昭和38年
(1963)
10月10日 没年91歳
い
さ
下 不可
参 併用
持 との
ご 引券
を の割
ト ●他
円
ッ レ 有効
フ のみ
ー 名様 般
リ き1 引
本 につ 一 館 料
割
★ ●1枚
入
茨城県下館(現・筑西市)
に生まれる。東京美術学校彫刻科で高村光雲や校長の岡倉天心の薫陶を受け、
明治27年卒業。石川県工業学校の教師を勤めたのち、
明治36年(1903)
陶芸家になるため上京し、東京・田端に住居と工房を建て、郷里の筑波山にちなんだ「波山」を号とする。初め日本美術協会展や農商務省展で活躍し、昭和2年(1927)
帝展に新設された第4部工芸美術部の審査員となり、以後文展・日展で活躍した。波山は陶芸に芸術的格調を与え、葆光彩磁や精巧な薄肉彫文の作品は高雅な品格に満ち、
近代陶芸の最高峰として称えられている。昭和28年(1953)陶芸家として初めて文化勲章を受章し、昭和29年大観と共に茨城県名誉県民となる。
敦井美術館 〒950-0087 新潟市中央区東大通1丁目2番23号北陸ビル TEL 025-247-3311 FAX 025-247-3340
http://www.tsurui.co.jp/museum/
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