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2016 年度事業計画 日本自動車輸入組合

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(第 51 回通常総会議案 第 2 号議案-1)
2016 年度事業計画
日本自動車輸入組合
0
2016 年度事業計画
―目次―
■主要活動方針 ......................................................................................................................................... 1
■重点項目 ................................................................................................................................................. 1
■詳細 ........................................................................................................................................................ 3
1.市場関連事業への取り組み(統計、広報、流通等) .......................................................................... 3
(1)流通に係る法規制、諸制度に関する活動 ...................................................................................... 3
(2)市場関連情報の提供、流通、消費者関連業務の支援 .................................................................... 4
(3)広報活動 ......................................................................................................................................... 5
2.会員関連事業への取り組み(会員に対する基本的サービス) .......................................................... 7
(1)事務局運営 ...................................................................................................................................... 7
(2)委員会活動 ...................................................................................................................................... 7
(3)規程改定 ......................................................................................................................................... 7
3.環境・安全・認証関連事業への取り組み .......................................................................................... 8
(1)認証ならびに登録 ........................................................................................................................... 8
(2)新車開発に対する規制 ................................................................................................................... 9
(3)アフターセールスおよびリコール ............................................................................................... 13
(4)使用済自動車等のリサイクル ...................................................................................................... 14
(5)技術渉外活動効果を高めるための JAIA 事務局の能力強化 ....................................................... 15
(6)情報提供 ....................................................................................................................................... 15
4. 二輪車事業への取り組み ................................................................................................................. 17
(1)技術・環境関連活動 ................................................................................................................. 17
(2)二輪車市場関連活動 ................................................................................................................. 18
5.JAIA 設立 50 周年記念事業の完了 ................................................................................................. 19
1
2016 年度事業計画
下記の活動方針に沿って重要項目を中心に、コンプライアンスの徹底、効率的な予算の運
用を図りつつ会員ニーズを反映して、関係省庁/団体との緊密なコミュニケーションのも
とに事業活動を展開する。
■主要活動方針
1.JAIA メンバーおよび海外メーカーがより効果的に、日本市場に容易かつ公平に参入で
きることを目標とする。環境、排出ガス、安全その他の基準・規制並びに認証制度につ
いての渉外活動を通じて、基準・規制の国際調和を目指す。これら目標の達成のために、
IWVTA(国際統一車両認証制度)、UN 規則・gtr の採用・実施および新たな自動車リサイ
クルのスキーム等に焦点を合わせて、輸入・販売業務の障害に直面する案件についての
渉外活動を推進する。
2.2017 年度の税制改正において、ユーザーの税負担の軽減を図り、公正かつ簡素な自動
車関連税制を実現すべく、更なる渉外活動を遂行する。
3.アップグレードした統計データ、技術ハンドブックおよびマニュアルをタイムリー、
かつ、利便性の高いフォーマットでメンバーに提供する。アップグレードした統計デー
タ・システムを運営し、JAIA メンバーに種々の自動車市場関連の情報を提供する。
4.日本および国外のビジネス団体と連携し、相互関心事項の情報交換・レビュー・分析
を行う体制を強化する。
■重点項目
1.次世代自動車委員会(NGVC)、基準認証委員会、リサイクル委員会、アフターセール
ス委員会および各 WG による先導のもと、会員各社と事務局は、海外メーカー、ACEA、
ACCJ-AAI、JAMA をはじめとする自動車関係団体と協調して、JAIA ポリシーペーパー
に基づいて、以下の事項に関する渉外活動を推進する。
・型式認証と登録
・新車に対する規制
・アフターセールスおよびリコール
・リサイクル
・最新の技術基準・規制に関する情報提供
2.自動車に関する税制改正/インセンティブの充実ならびに市場関連法制度に関する渉外
活動を遂行する。
1
3.関係省庁/団体との緊密なコミュニケーションのもと、消費者の視点に立ってコンプラ
イアンスを徹底し、効率的な予算の運用を図りつつ会員ニーズを反映して、事業活動を
展開する。
4.統計情報・市場関連情報のタイムリーかつ的確な提供を一層推進する。
JAIA 試乗会の実施、ホームページの充実、2017 年東京モーターショー共催準備活動等
を通じて、輸入車の魅力をアピールするための広報活動を展開する。
5.二輪車事業については、技術・認証関連分野および市場活性化関連分野にわたり、さ
らなる渉外活動、事業活動を推進する。
2
■詳細
1.市場関連事業への取り組み(統計、広報、流通等)
輸入車市場の活性化に向け、市場関連の重要事項、特に(1)輸入車流通に係る法規制や諸制
度への対応活動、(2)輸入車の魅力をアピールするための広報活動、市場関連情報の提供活
動、流通、消費者関連業務への会員サポート活動などを行う。
(1)流通に係る法規制、諸制度に関する活動
1)自動車税制の抜本的改革等を求める活動の展開
2016年度税制改正大綱に基づく税制改正関連法が2016年3月に成立した。また、2017年4
月からの自動車取得税が廃止されるとともに自動車税への環境性能割が導入される見通し
である。
2017年度の税制改正では、2017年3月末で現行制度の期限を迎える自動車税のグリーン化
特例の見直しや同じく期限を迎える自動車重量税に係るエコカー減税の見直し、および自
動車の保有に係る税負担の軽減に関する総合的な検討が行われる見通しである。
2016 年度において実施する 2017 年度税制改正要望活動において、JAIA は、自動車税の排
気量割の引き下げ、重量税の廃止を含む抜本的改正等税負担の軽減・税制の簡素化を求め
る基本方針を堅持しつつ、現実を踏まえた減税・インセンティブ制度を求める渉外活動を
展開する。
具体的には、企画委員会および税制タスクフォースにおいて輸入車業界の意見/要望を集約
し、それらが 2017 年度税制改正大綱/閣議決定に反映されるよう、政府関係機関・与党に
要望活動を展開する。
また、関係団体との一層の連携のもと、自動車税制改革フォーラム等の場で渉外活動を行
うと共に、税制改正関連の情報を的確かつ迅速に会員に提供する。
2)2016 年度税制改正の円滑な実施のためのサポート
2016 年 4 月から基準改定のうえで延長が実施された自動車税のグリーン化特例制度や、
2017 年 4 月から導入される予定の自動車税の環境性能割など複雑な 2016 年度税制改正の
内容を、輸入車販売の現場で、分かり易く理解されるよう平易な解説・説明の提供を通じ
て、会員をサポートする。
3)市場関連法制度の改正への対応
道路運送車両法、独占禁止法、景品表示法、割賦販売法、個人情報保護法、消費者関連法
等、市場関連諸制度の改正/運用変更の動きが有る場合には、その改正案の動向について、
適時に情報を入手して会員に提供すると共に、必要に応じて意見表明を行う。これらの諸
制度の重要性や優先順位を斟酌して、法制度の改正/運用変更に向けて会員への説明会の開
催等を行い、会員のコンプライアンスの徹底に資するべくサポートを行う。
3
4)自動車公正競争規約の遵守
市場の公正な競争と適正な表示の促進を図るため、一般社団法人自動車公正取引協議会
(AFTC)の各種委員会に参画し、輸入車業界としての意見を表明するほか、各種関連情報
を入手し会員へ提供する。また、必要に応じて会員を対象とした説明会、研修会を実施す
る。
(2)市場関連情報の提供、流通、消費者関連業務の支援
会員各社の販売やアフターサービス、リサイクル事業にとって不可欠な統計情報、自動車
検査登録情報、自動車取得税額関連情報を的確に管理し、かつタイムリー提供にする。
1)統計資料
新車・中古車について、2008 年度から開始した JAMA/JADA/JAIA のコンソーシアムによ
る統計情報利用を継続し、日報・月報・年報で 10 種類の統計を無償で全会員に提供する。
また、特に本年度は、これまで JAIA が蓄積してきた統計基礎情報のデータベースを有効活
用する新システムを稼働させることで、次世代自動車や燃費基準達成車等のエコカー登録
台数の集計等、会員ニーズにキメ細かく対応し、外部からの問い合わせにも一層円滑に対
応する。
配信方法についても、会員とも相談の上、最適化する。また JAIA 事務局として統計作成用
基礎情報を購入し、統計情報の精度向上を図る。
2)自動車検査登録情報
車両法改正による情報提供方法の変更に伴い、リコール用情報は各社個別契約、統計情報
は JAMA/JADA/JAIA によるコンソーシアムによる利用の現体制を継続し、契約の締結や情
報提供に係る実務面の円滑な運営、各種業務のサポートを行う。
3)取得税額一覧表
自動車取得税額一覧表を国産車と同じシステムで引き続き作成し、ディーラーにおける納
税代行業務の効率化と、ユーザーに対する公平性の確保を踏まえ、特に本年度は、2017 年
4 月 1 日からの自動車取得税の廃止と新たに制度化される自動車税の環境性能割実施に向
けた準備を行う。
4)登録制度
登録情報処理機関である一般社団法人自動車検査登録情報協会(AIRAC)との連携の基に、
完成検査終了証と一時譲渡証の電子化及びワンストップサービス(OSS)申請に係る各種情
報を会員各社に提供する。また、新規利用予定社へのサポートも行う。
5)消費者関連
公益財団法人自動車製造物責任相談センター(ADR)ならびに一般社団法人自動車公正取
引協議会(AFTC)の消費者関連委員会活動への参画、会員各社担当者による定例会議の開
4
催を通じ、消費者問題に関する業界関連団体との連携、会員に対する関連情報の提供・情
報交換を行うと共に、一般消費者への普及・啓発活動を継続して行う。
(3)広報活動
1)メディアとのコミュニケーション
輸入車業界のポリシーを広く伝えるために理事長定例記者会見を開催するほか、必要に応
じて報道関係者との懇談会・会見等を行う。実施に当たっては、企画委員会で内容につい
て事前にコンセンサスを得る。また、会見・発表内容等がユーザー等へ幅広く報道されて
いるか等についてフォローを行う。
2)メディア向け第 37 回輸入車共同試乗会の開催
輸入車の魅力をアピールする事業の柱の一つとして、メディアに対して同時に多数の輸入
車に試乗できる機会を提供し、輸入車が広く紹介されることを目的として、さらに多くの
メディアが関心を持ち参加が拡充するように、JAIA 主催の第 37 回輸入車試乗会を開催す
る。
3)JAIA ホームページの運営
輸入車の魅力をアピールする一般向けホームページ(日本語版及び英語版)と会員専用ペー
ジ、facebook 公式ページについて、情報の鮮度を維持しつつ、更なる内容の充実を図る。
4)2017 年東京モーターショーへの共催準備活動
第 44 回東京モーターショー2015 に引き続き、2017 年開催の第 45 回東京モーターショー
2017 においても JAIA は共催者となるが、引き続き各種委員会および会議体への出席等を
通じて輸入車の意見を積極的に反映するよう努め、東京モーターショーが世界的に注目さ
れる国際モーターショーへの発展することへ貢献するよう取組む。
5)地方輸入車ショウ等の展示活動への支援
輸入車の普及と更なるイメージアップを図るため、各都市における地方輸入車ショウをは
じめとする各種展示イベントに対する後援、協賛名義の付与等を行い、各社の PR 活動を
側面的にサポートする。
6) 海フェスタ東三河への支援
2016 年 7 月に三河港(愛知県豊橋市)を中心に開催される「海フェスタ東三河」に対し、
豊橋市からの依頼に基づき、車両展示や自動車港湾シンポジウム実施に向けた協力および
パネル展示等による輸入車業界の PR 活動を実施する。
7)広報資料の作成、公表
毎年刊行の冊子、
「日本の輸入車市場」を、最新情報を盛り込んだ印刷物として編集、発行
する。また、輸入車販売台数の公式数値確定のため、毎月初に、
「輸入車ニュース」として
5
新規登録台数を発表する。
8)JAIA 会員向けニュースの電子配信
輸入車に関連する情報を定期的に取りまとめ、JAIA ON-LINE 及び Market Report として
JAIA 会員に提供、配信する。また、情報が有効に活用されるよう、配信先のメンテナンス、
見直しを随時行う。
9) 海外ブランド輸入車普及促進スキームの継続
2012 年 8 月からスタートした本スキームは、2014年度に延長が承認され、約4年間に渡
り実施されてきた。この実績を受けて、2015 年度第 6 回理事会(2016 年 3 月 31 日開催)
においてさらに2年間の継続が合意されたことから、2016 年度においても引き続き会員会
社の協力を得て海外ブランド輸入車の普及促進取り組む。
6
2.会員関連事業への取り組み(会員に対する基本的サービス)
(1)事務局運営
2年に一度の任期満了に伴う役員改選、ACEA 本部との連携協定に基づく業務推進等に合
わせて事務局運営を効率的に行うため、職務分掌、業務内容等を見直し、改善を図る。さ
らに会員ニーズに沿って各事業を予算の範囲で効果的に遂行するため、事務局の人員配置
と業務分担について最適化を進める。併せて中期的観点に立った人員の補充、人材の育成
による組織強化にも取組む。
(2)委員会活動
理事会/企画委員会が重要課題や緊急課題ついて JAIA 方針を迅速かつ的確に決定できるよ
う、関係各委員会は緊密に連携をとって活動する。
そのために委員会事務局は、関係者に適切な情報をタイムリーかつ的確に提供する。
(3)規程改定
法制度改正への対応、運営組織や人事制度、業務システムの改善等に伴う、各種規程類等
の改定を適宜、必要に応じて行う。また、高齢者の雇用に関する制度について、中長期的
な視点に立って引き続き検討する。
特に 2016 年度においては厚生年金基金解散が解散されることから、事務局の福利厚生水
準維持のために後継制度を検討し、導入する。
7
3.環境・安全・認証関連事業への取り組み
JAIA は、関連審議会・検討会に参画もしくはその論議をモニターすることにより商品企画
に影響する 10 年先の将来規制を把握する活動を進めると共に、認証取得に関わる技術情報
について、施行段階にわたるまでの情報をタイムリーかつ正確にメンバーへ提供する。
次世代自動車委員会は、基準・認証委員会、リサイクル委員会、アフターセールス委員会、
燃費・排気 WG、税制 TF、IWVTA-WG、HFCV-WG、PHP-WG,JNCAP 対応 WG、リチウ
ムイオンとニッケル水素電池リサイクル TF 及び EV インフラ Ad-Hoc グループの活動を
コーディネートし、効率の良い渉外活動に繋げる。
渉外活動に当たっては、海外自動車メーカー及び ACEA、ACCJ、JAMA 等の業界団体との連
携し、相互関心事項の情報交換・レビュー・分析(例 法令動向)体制を強化する。
税制や補助金に係わる環境基準改定および東京オリンピックを念頭に置いた自動運転実現
等の技術革新計画について、最新動向をモニターするとともに渉外活動を推進し、会員へ
的確かつ迅速な情報を提供する。
これらの各分野にわたる遂行に当たっては、以下のことを徹底する。
・「JAIA Policy Paper」による重要項目の優先付けとメーカーを含めた対応方針の策定を強
化し、共有化を図る
・
「JAIA Lobbying Strategy」による重要項目(A ロビーイング)の目標値・優先度に応じ
た進捗管理の強化
・「JAIA ON-LINE」や個別報告によるタイムリーなモニター情報等の提供
・会員企業及び自動車メーカーへのコスト効果のある情報の提供の更なる充実
・「マニュアル、ハンドブック」の新規作成及び更新による更なる充実
(1)認証ならびに登録
1)IWVTA への対応
IWVTA 創設に向けた協議・交渉が国連の WP29 の場で進められている。また、日本政
府は、2015 年度の道路運送車両法の一部改正により、2016 年度から共通構造部の型式
指定制度を導入し認証制度の合理化を進めている。JAIA は、IWVTA-WG を開催し、新
制度が認証業務の合理化に最大限活用できるよう引き続き日本政府に働きかける。また、
JASIC の IWVTA 分科会及び傘下の WG に積極的に参画し、以下の事項を含め IWVTA
成立に向けた活動のモニターを強力に行う。
・58 協定改定状況のモニター
・UN/ECE R0 の最新状況モニター
・残置される日本独自基準のモニターと必要に応じた渉外活動
・新たな型式認証制度の導入に伴う手数料増加のモニター
2)予備審査の効率化とインポーターの追加費用回避
・認証審査部の海外事務所の活用【2016 年度設置予定】
・審査部との審査業務連絡会の継続
・海外出張予備審査業務効率化
8
・審査部ネットの活用
3)PHP 制度の改善、効率化への対応と騒音試験の実施
・PHP 制度の改善
・騒音測定マニュアルの改善
・騒音試験の品質改善へのサポート(不具合事象再発防止への貢献)
・排気試験抜き取り頻度見直し要望の継続
4)認証業務の効率化
・保安基準適用時期一覧(和英)の発行
・諸元表・保安基準適合検討書等のフォーム/チェックリストの簡略化
・認証申請に係る事務手続きの簡素化要望
・自動車型式認証実施要領等のマニュアル更新
(2)新車開発に対する規制
1) 新車環境関連規制
① WLTP – Worldwide Harmonized Light-duty Test Procedure
・排気・燃費測定方法として、日本、欧州、中国等(米国は含まず)で国際的な試験方法
の策定が順次進んでいる。2014 年 3 月に WLTP のフェーズ 1 は完成し、日本は WLTP
試験方法を排出ガス試験への採用を 2018 年 10 月から新モデルに、2020 年 9 月に継続
モデルに義務付ける。また、燃費試験については、WLTP に基づく試験結果を 2015 年
度燃費基準および 2020 年度燃費基準への達成判断に使用することを可能としている。
JAIA は、WLTP 採用後の低排出ガス認定基準(エコカー減税の適用基準のひとつでもあ
る)が、厳格過ぎる設定とならないように、省庁への渉外活動を行う。
・ジュネーブにて、
WLTP フェーズ 2 を 2016~2019 年に策定することが計画されている。
JAIA は JASIC 会議を通じて、その動向をモニターし、情報の共有を図る。
② 排出ガス規制関連
・第 58 回中央環境審議会自動車排出ガス専門委員会において、燃料蒸発ガスの強化および
ガソリン直噴車への PM 規制導入について検討がなされており、2017 年春頃に第 13 次
答申を発行する予定となっている。JAIA は今後の議論の動向をモニターし、必要に応じ
た渉外活動を行う。
・WLTP 採用と共に新規制値導入が決定しており、型式指定車の規制値は決定している。
PHP 車に対する規制値は公式には確定していないことから、JAIA が要望し、環境省
が合意した規制値が施行されるまでモニターする。
③ 2020 年度燃費基準 (WLTP との関連)
・2016 年 3 月、MLIT より、生産車の燃費について輸入車業界で統一的な品質管理手法
の策定およびその管理手法を取り入れた品質管理体制の実効の要請があった。メン
バーおよび ACEA と連携し、その対応を図る。
9
・2015 年度は、ポスト 2020 年度燃費基準を見据えた調査検討会が開催されたことから、
近い将来、ポスト 2020 年度燃費基準策定のための小委員会が始まることが予想される。
その対応として、JAIA はメンバーおよび ACEA と連携し、データ収集、小委員会への
説明およびヒヤリング準備等を行う。
・商用車(トラック・バス)のポスト 2015 年度燃費基準値の策定作業に取り掛かることが
予想されるので、今後の動向を注視するとともに、必要に応じた渉外活動を行う。
④騒音関係
騒音規制(UNECE R51Rev3、UNECE R117 との基準調和)
2015 年 6 月に UNECE R51Rev3 が WP29 で採択され、日本は 2016 年 10 月から適用す
る(輸入車への義務付け 2022 年だが、先行活用も可能)。
今後、以下の課題について、JAMA などの関係団体等と協調し審議状況をフォローする
と共に、必要に応じ意見を提出する。
・試験モード以外の騒音値(規制強化)
・タイヤ騒音(日本が R117 を 2018 年 4 月に義務付けした後の)の規制強化
・QRTV(Quiet Road Transport Vehicle)採用における日本独自基準(ポーズスイッチの禁
止)導入
⑤フロン回収・破壊法関連
2015 年 4 月にフロン排出抑制法が制定され、自動車用のエアコンについても、現行のフロ
ンから低 GWP 冷媒への切り替えが義務付けとなり、2023 年度以降は加重平均で GWP 値
150 以下とすることが義務付けられる。また、2015 年 10 月 1 日から冷媒に関する表示義
務が開始される。
欧州では、既に新型モデルへの低 GWP 冷媒の搭載が義務付けとなっており、少数のモデ
ルは低 GWP 冷媒を搭載して輸入されている。
JAIA は、会員各社が改正フロン排出抑制法に基づいた車両、カタログ等の対応および適正
なリサイクル料金の設定を図るために、会員へ的確な情報伝達を行う。
⑥化学物質規制および PM2.5
・近年は、ストックホルム条約(日本も加盟)を受けて、日本の自動車が関係する化学物
質の規制(化審法、労働安全法、オゾン層保護法、化学兵器法等)の強化が行われてお
り、特に水銀や deca-BDE(難燃材料に含まれる)等は輸入禁止物質となる動向である。
JAIA は、これらの対象物質について、ACEA と連携を取り、車両やパーツの輸入継続を
可能とすべく活動する。
・METI の審議会で議論される化学物質等の輸入禁止の動向について、自動車への規制動向
を注視し、会員へ報告する。
新車安全規制
①自動運転に係る車両法・道交法に係る検討
日本の道交法、ウイーン条約等の法律ではブレーキ、アクセル、ステアリングの操作は
ドライバーの責任とされており自動運転は認められていない。自動運転の公道試験、市
2)
10
場投入に向けて、道路交通に関する基本的な法律の解釈と変更をモニターしていく。
②ASV(Advanced Safety Vehicle)推進検討会による安全対策推進への対応
ASV 関連の活動については、第 5 期 ASV 推進検討会において、新たに歩車間通信によ
る歩行者事故の低減のための基本設計書が作成されたほか、通信利用型運転支援システ
ムの基本設計書、ドライバー異常時対応システムの基本設計書が取りまとめられた。
今年度から始まる第 6 期の ASV 推進検討会に引き続き参加し動向をモニターする。
・ASV, AHS(Advanced Cruise-Assist Highway Systems), DSSS(Driving Safety Support
Systems)の各プロジェクトから、通信周波数、通信プロトコルなどの機器開発に必
要な規格情報の入手とメンバーへの情報
③燃料電池自動車(FCV)の燃料タンクと安全弁に係る基準・認証プロセス改正
日本のタンクおよび安全弁に係る法令が欧米の基準と異なり、更にその基準が相当に厳
しいことから、実質的に日本へ FCV を導入出来ないのが現状である。
MLIT 及び METI は基準の国際化の観点で、gtr および UN 規則を日本の法令(保安基準
および高圧ガス保安法)に取り込む予定ではあるが、その最終ステップである UN 規則
フェーズ 2 の完成までに最低で 5 年は必要とされている。5 年後までは実質的に FCV を
導入出来ない現状が続くことを回避するため、JAIA は暫定措置として欧米の基準に適合
する製品を日本が受け入れるよう渉外活動を行う。
④高圧ガス保安法 - 適正な時期の適用除外施行
・FCV 燃料タンクの基準と認証プロセスに関わる国際基準化およびその実現までの暫定
措置を求める渉外活動を展開する。
・CNG タンクおよび LNG タンク搭載車両に係わる日本の基準が、UN R110 と整合し、極
力早期に改正が行われるための渉外活動ならびに会員によるこれらの車両の早期輸
入・販売に係わる渉外活動を支援する。
⑤デイタイム・ランニング・ライト(Daytime Running Light)
日本では二輪車のヘッドライト常時点灯義務があり、その被視認性を落とさないために
DRL は禁止されてきた。欧米は DRL が義務又はオプションであり、禁止は日本のユニー
クな規制。
本年 10 月頃に予定されているUNR87(DRL)の国内採用の検討状況をモニターする。
⑥今後の安全基準化項目ならびに候補項目
2020 年度に交通事故 24 時間死者を 2,500 人に低減するという目標のもと、第 10 次交
通安全基本計画が策定され、少子高齢化への対応、歩行者事故防止対策を重点に進める
ことになっている。
MLIT は 2015 年 11 月から再開された交通政策審議会技術安全 WG において、事故およ
び被害者低減のための車両安全対策を基本とした検討を行い、各種の車両安全対策が取
りまとめられる予定。この安全基準作成の動向をモニターし、必要に応じて意見等を取
りまとめる。
11
「安全対策としての規制化検討項目」
・オートライト ・胸部傷害軽減対策の強化
・ドライブレコーダー
・電気自動車の安全性
・緊急自動車通報装置(e-call)
・ハイブリッド自動車等の車両接近通報装置
3)J-NCAP (評価方法の基準調和)による安全対策推進への対応
日本の自動車アセスメントは、欧米と評価項目等が異なっており、輸入車は対応に苦慮し
てきた。フルラップ前面衝突、カーテンエアバッグの評価、後突頚部障害保護性能、後席
乗員評価、シートベルト使用性評価などは日本ユニークなものである。2011 年度からは、
歩行者の脚部評価に FLEX インパクター導入、シートベルトリマインダー性能評価、衝
突安全総合評価等が実施された。また、2014 年度から 2015 年度にかけて3種類の予防
安全装置の J-NCAP 評価が実施された。
JAIA がアセスメントの評価方法の外国との調和を要望した結果、J-NCAP は、歩行者
頭部の打点及び衝突時の胸たわみの評価方法については。国際調和を進めることとなっ
た。
2016 年度以降も予防安全装置の種類の追加が検討されている。今後その動向をモニター
すると共に、必要に応じ意見を発信する。
・アセスメントの評価方法の調和要望
・アセスメント評価項目数の低減要望
・予防安全装置の導入に当たっては、国際調和を訴える
4)次世代車の安全と ITS (Intelligent Transport Systems) の実証プログラム
① SIP 関連活動
2014 年 4 月に内閣府による「戦略的イノベーション創造プログラム」
(SIP)が公表され、
その一環として、自動走行システムの開発がテーマとされ、2020 年代後半には完全自動
走行の実用化および東京オリンピックが開催される 2020 年には準完自動走行システム
の実用化を目標としている。また、その関連で、2017 年には大規模実証実験が行われる
予定である。
SIP には、関連の全省庁が係わっており、また、ITS 技術の民間の調整機能をもつ
ITS-Japan が深く係わっている。
JAIA は SIP における協議および具体的な技術、規格等への影響についてモニターし、会
員へ的確な情報提供を行うと共に、基準の設定・改定がなされるような場合には、国際
調和の観点で渉外活動を行う。特に、以下の重点項目については注視する。
・2017 年に予定されている SIP 主催の大規模実証実験
・SIP-adus (Innovation of Automated Driving for Universal Service) Workshop
・デジタルマップの規格
・車車間、路車間、歩車間の通信
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・通信のためのインフラ整備
② 自動走行ビジネス検討会関連活動
2015 年 2 月に METI および MLIT を事務局とする自動走行ビジネス検討会が設置され、
今後、自動走行の将来像の共有、競争と協調領域の切り分け、産学および IT 業界との連
携・促進等、日本の戦略に係わる事柄が取りまとめられる予定である。JAIA は同戦略作
成をモニターし、会員メンバーとの情報シェアーを行う。
③ 安全運転支援システム(ASV, DSSS and AHS/Smart Way)
ITS-Japan 活動を通じて以下の動向をモニターし、会員メンバーとの情報シェアーを行う。
・普及促進の動向、規格・プロトコルの動向、新技術の動向
・IT 新改革戦略に基づくインフラ協調安全運転支援システム
(2011 年より本格化した ITS スポットサービス、DSSS サービス)
5)ITS に関する法令・基準関連課題への対応
①電波法に関する課題対応
電波は ITS の促進に限らず、安全性や利便性向上に必要不可欠な要素となってきている。
車両を輸入する場合に、日本の電波法の要件が国際的な調和が図られていないことや、
調和を図る場合には電波天文台との周波数干渉の検討や審議を要し、国際調和が困難な
場合があり、日本独自の仕様を設定する必要がある。輸入車に国際調和された仕様の装
置を搭載可能とするために、以下に取り組む。
・キーレス・リモコンや TPMS(タイヤ・プレッシャー・モニターシステム)に 433MHz
周波数を使用可能か見極め、可能であればロビー活動を行う。
・24/26GHz 帯の自主管理グループ継続(電波天文台との周波数干渉課題対応)
・電波使用料改正計画(3 年に 1 度の見直し)対応
②通信利用による歩行者保護検討
・技術基準もしくは技術指針の策定をモニター
(3)アフターセールスおよびリコール
1)MLIT のリコール体制強化への対応
引き続き以下の活動を行う。
・JAIA メンバーと MLIT リコール監理室との意見交換会の開催
・リコール関連業務に関する JAIA メンバーへの影響等のモニター
・必要に応じた輸入車のリコール届出等に関する取扱要領の改定
2)整備の高度化への対応
・会員の排気 OBD 情報開示業務の支援活動の継続
・汎用スキャンツールに関する施策のモニター
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(4)使用済自動車等のリサイクル
1)自動車リサイクル法に関わる対応
①合同審議会提言によるリサイクル運営の見直し
自動車リサイクルシステムについては、2005 年 1 月の法施行以来 10 年の節目を迎えて
おり、経済産業省および環境省合同の審議会による自動車リサイクル制度の見直しの議
論がなされ、28 項目の提言がなされた。その後、審議会提言に対応するために、経済産
業省および環境省が主導する「3R 検討会」および JARC が主導する「情報発信の在り
方等に関する検討会」が設置され、議論が進んでいる。
この状況を踏まえ、JAIA は上記 2 種の検討会へ参画すると共に、以下の主要課題ごとに
インポーターへの受容性とのポジションの確認を行い、関係省庁や検討会に要望する。
・環境配慮設計が優れた車両に対するユーザー選択誘導およびインセンティブ
・リサイクル収支黒字解消および収支の透明化の施策についての検討、取りまとめ
・3R (Reuse, Reduction and Recycling)の推進
・CFRP 等のリサイクル困難物に対する自主対応スキームの検討、取りまとめ
・リサイクル関連の情報発信の改善
・先進・革新的なリサイクル技術構築のために、メーカー/インポーターからリサイクル
収支の黒字部分の自主的寄付
・上記の一環として、1 号インポーターの義務者が排出する ELV の全部再資源化を可能
とするための渉外活動
(ア)定常活動
・JAIA リサイクル賦課金の予算実行管理
・業界リサイクル関係委員会等の動向のモニターと無駄な費用の監視
・新規加入インポーターへのサポートの継続
・メンバーの運用上の課題、法令の解釈等に関するサポート
・新冷媒(HFO-1234yf)の自動車リサイクルシステム上での運用
・ガス封入式エアバッグの適正処理への取り組み
・エアバッグ・リコール情報のシステム登録に関する情報シェア
(イ)審議会における報告
産構審・中環審の自動車リサイクルシステム合同会議において、JAIA は毎年、環境負
荷物質(鉛・水銀・カドミウム・六価クロム)の使用状況を報告している。今年度も
同様に行う必要があることから、海外メーカーの環境負荷物質(鉛・水銀・カドミウ
ム・六価クロム)の使用状況についての取りまとめを行い、本年度においても JAIA 事
務局は審議会で報告する。
(ウ)次世代エアバッグ車上作動ツール
日本では 2014 年から ISO 規格対応の同ツールが開発され、既に一部の解体業者には
展開されている。国産メーカーでは ISO 対応ツールによる作動確認は既に行っている
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が、輸入車の場合は作動確認が可能な車両が日本に存在しない(or 極少)ために、一
部のインポーターおよび一部のモデルしか作動確認がなされていない。この状況を踏
まえ、以下の活動を行う。
・今後の作動確認で、会員が同ツールによる作動確認で問題が生じた場合の、関連団体
との調整
・1 号インポーター(年間 1 万台以下)に対する同ツール対応車の自動車リサイクルシ
ステムにおける料金設定、システム上の仕様情報、作動方法情報提供等の対応につい
ての検討推進
2)リチウムイオン並びにニッケル水素電池の自主的リサイクリング
リチウムイオン電池のリユース・リサイクル・廃棄処理については、JAMA が主導する
WG (2011 年 4 月より分科会)に一部の JAIA メンバーとともに参加し検討に加わってき
た。ただし、将来の共同スキームについては使用済み電池が大量に発生するまでには構
築すれば良いことから、JAMA は状況を確認しつつ進めていたが、2016 年度はスキーム
概要が明確になされるものと見込まれる。JAIA は以下の活動を通じてバッテリー処理ス
キームの動向を把握するとともに、必要に応じて会員へのサポートを行う。
・リチウムイオン電池リサイクルアライアンス検討会への参画(JAMA の合意が必要)
・リチウムイオン電池・ニッケル水素電池リサイクル TF における情報の共有化
・今後の様々な状況を考慮した柔軟性のある方針の検討
3)その他の物品材料リサイクル
レアメタルのリサイクルならびに適正処理困難物の課題対応のため、それらの動きにつ
いてモニターする。
・小型電子機器リサイクル制度に関する検討のモニター
・鉛酸バッテリーリサイクルスキーム運用に関するモニター
(5)技術渉外活動効果を高めるための JAIA 事務局の能力強化
1)JAIA 事務局は技術関連の渉外活動について、以下の改善を図る。
・ JAIA ポリシーペーパー策定に際しては、一貫性を持った編集を行う。
・ NGVCによって決定されたロビーイング戦略(Strategy)の統一性・整合性の強化を図
る。
2)次世代自動車(燃料電池、EV, PHV) の安全基準・輸送基準および規格に係わる情報収
集および必要に応じた JAIA コメントの策定
3)新騒音基準および新規制の QRTV (Quiet Road Transport Vehicle)に関する意義ある情報
収集および必要に応じた JAIA コメントの策定
4)排出ガスのディフィート・デバイスに係わる省庁の最新方針に関連する情報収集をタイ
ムリーかつ、的確に行い、必要に応じた JAIA コメントを策定する。
(6)情報提供
JAIA メンバーの適切なコンプライアンス徹底のため、ハンドブックやガイドを作成・更
新し、情報/ノウハウの蓄積・共有・継承のサポート活動を継続する。
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1)JAIA 技術環境サイトの汎用システムの充実、改善、整備
2)JAIA 作成のハンドブック・マニュアル・フォーマット類の更新
①環境関連
・省エネ法(燃費要件)ハンドブック ・燃費一覧英語版
・環境インセンティブハンドブック ・燃費スタディー報告
・自治体環境情報説明義務ハンドブック
②安全関連
・ 電波法ハンドブック
・ 高圧ガス保安法ハンドブック
・ 火薬類取締法ハンドブック
・ 化学物質関連法令ハンドブック
・ 技術指針ハンドブック
・ EV/PHV関連の道路運送車両法以外の情報
・ UNECE基準採用スケジュール
③認証関連
・保安基準適用時期一覧
・騒音試験実施マニュアル
・基準認証要望活動経緯
・技術指針ハンドブック
・予備審査実施要領
・外国試験結果の活用
・歩行者保護試験法(解説)
・技術基準適合証明(JAIA標準フォーム)
・TDS・TNS/PHP共用フォーム(簡素化保安基準適合検討書)
・構造機能確認選定一覧表
④アフターマーケット関連
・排気OBD情報公開制度の解説/解釈集
・リコールハンドブック
・リコール情報編集マニュアル
⑤リサイクル関連
・ 新規加入インポーター向けリサイクル法対応ハンドブック
・ 1号インポーター向けリサイクル料金設定の手引き
・ 自動車リサイクル法令ハンドブック英文版
・ エアバッグ処理事例集
⑥全般
・車両法以外の法令ハンドブック
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4. 二輪車事業への取り組み
(1)技術・環境関連活動
1) UNECE 法規の国内採用に向けた活動(MLIT/MOE へのコメント・意見表明等)
①騒音規制
国内基準の UNECE41-04 で基準調和後、日本独自基準となった近接排気騒音規制について
は、環境省の JAIA ヒアリング、国交省への働きかけを経て、四輪の R51-03 と共に議論さ
れて、2016 年 4 月に近接排気騒音の相対値化が実現する事となった。
後付マフラーの具体的取り扱いについては、JAIA 会委員各社が不利とならないよう、国交
省との議論を進めていく。
②排ガス規制
二輪車の第三期排ガス規制については、JAIA 二輪車委員会が中環審のヒアリングで要望し
た規制値については全面的に採用され、エバポ(燃料蒸発ガス対策)、OBD1(機能不良監
視システム)の試験については、アメリカの試験法及び欧州の試験法を同等の試験とみな
す事が了承されたことは、大きな成果であった。今後はEU5との調和を目標として活動
を進めていく。
③灯火器規制
二輪車の UNECE 灯火器規制 R50(各ランプ単品)、R112(非対称前照灯)、R113(対称
前照灯)の基準調和が実現した。DRL(デイタイムランニングランプ)は、四輪において
は採用される事となったが、二輪においては、R53 に自動切り替え要件がない事から、先
ず R53 の改正提案を日本政府が提出することとなっている。
R53 の改正が承認され次第即時国内取り込みが行われる様に要望していく。
④電動二輪車の安全基準(R136)
JASIC の WG にて、電動二輪車の安全基準 R136 を作成、国連に提案し法制化された。
また、並行して国内取り込みも実施し、今後 JAIA 会委員各社で予想される電動二輪の導入
に向けて、準備が整った。今後は特に電動二輪が関係する型式認定制度の改革を、JAMA
と協調して進めていく。
2)認証業務の効率化に向けた活動
①PHP 認証制度の活用
PHP 認証制度は、現在 4 社が活用しており、さらに拡大する方向である。
実施にあたっての問題点・疑問点を今一度整理し、新規に利用する会員にも分かり易いよ
うに、マニュアル等整備を行う。
また、国交省・審査部との意見交換会等を設けて会委員各社業務の円滑化を図る。
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(2)二輪車市場関連活動
1) 市場活性化活動
①第 2 回輸入二輪車試乗会・展示会を開催
2016 年 4 月に、神奈川県・大磯プリンスホテルで、マスコミを対象とした JAIA マスコミ
向けの合同試乗会を開催する。
昨年の第1回の開催実績を踏まえて以下の点を改善し、各社の商品をアピールしていく。
 新たなマスコミの参加促進
 各社より訴求力アップの為の施策織り込み(商品説明資料等)。
 今後の JAIA 活動のキーとなる関連団体・省庁担当者を招待し JAIA 活動への理解を深
める機会を提供する。
また今後、国産二輪車と比較しサムシングディファレントで個性溢れる各社の商品のア
ピールを目指して、全国の適地で合同展示会を実施することを検討する。
②BLF への参画
JAIA を初めとする二輪車関連団体、地方自治体等が主催するバイク・ラブ・フォーラム
(BLF)第 4 回は、9 月 17 日(土)、兵庫県神戸市で開催され、併催企画として JAMA・JAIA
両メンバーの取扱車両の共同展示も実施される見通しである。
JAIA 会員各社の、出展意向を踏まえて、今後 JAMA・ファッションウイーク主催団体と連
携を図り、各社の商品のアピールができるよう展示・出典計画を進める。
③二輪車向け ETC 購入助成への対応
MLIT が、2014 年から 2015 年にかけての 6 カ月間、二輪 ETC 購入者に対し 15,000 円分
の高速道路料金 5 万台分に、ETC カードにマイレージポイントとして付与する助成を実施
した際に伴い、会員にとって営業上の不利とならぬように、各種関連情報収集を行い、会
員各社へ展開した。平成 26 年度も同様の助成が計画されていることを踏まえ、会員へのタ
イムリーかつ的確な情報展開を図る。
2)公正な競争の推進
公取協は、JAIA メンバーの公取協加盟店に対して国産(4 社)系例の販売店と同様、二輪
自動車公正競争規約に基づき「適正表示の推進」を図るべく、チェック・アドバイス活動
を実施することとなった。
当活動は、会員各社の担当者が準規約指導員の資格を得て、自社の系列販売店を訪問し店
頭表示に関する確認を行うため、会員各社の十分な理解が前提となる。その為に公取協担
当者を招き、本活動の目的等に関する説明会を実施していく。
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5.JAIA 設立 50 周年記念事業の完了
50 周年記念事業については、理事会および総会で決定された基本方針に基づき、2014 年
度には、理事会の下にタスクフォース(TF)を組織し 7 事業について具体的な実施計画が策
定された。2015 年度においては、このうち、6 事業を実施し、2015 年度内に完了すると
ともに、残りの 1 事業である「JAIA 50 年史-50 Years of JAIA」について、その制作準
備を着実に行った。
2016 年においては、これまで準備を進めてきた「JAIA 50 年史-50 Years of JAIA」につ
いて、2016 年 5 月に、冊子/DVD セット 2,000、DVD1,000 を刊行し、関係各方面に謹呈・
配布する。なお、本事業に係る費用は、実施済みの 6 事業と同じく、すべて剰余金から充
当する。
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