豊科近代美術館・豊科プール跡地周辺ゾーン 建設候補地の敷地状況 及び既存建物位置図 位置選定に関する評価資料 (条件項目・評価項目・指標と基準) 条件 項目 ﹁ 農業振興地域内農用地区域内の農地で、国営・県営かんがい排水事業受益 地(受益地外及び宅地:○ 受益地内:×) ○ 都市計画法上の区域区分(市街化区域:○ 市街化調整区域「概ね5haの 地区計画必要」:×) ○ 敷地の安全性 防災マップに示された災害想定区域(浸水想定区域他)との位置関係 (災害想定区域から離れている:○ それ以外:×) ○ 基本構想との 整合性 基本構想における、3候補地との整合 (3候補地のいづれかの周辺に位置する:○ それ以外:×) ○ 人口の集積 人口分布状況や地理的状況から見て、まちの中心に近いこと (人口重心・総合支所中心・都市計画中心地のいずれかから1㎞以内:○ 2㎞以内:△ それ以外:×) 農振法関連 ﹂ 法 規 制 等 基 本 的 条 件 都市計画法関連 住民の利便性、交通事情その他官公署との関係を考慮していること (豊科駅から1㎞以内:○ 2㎞以内:△ それ以外:×) 交通の事情 公共交通の便が良いこと (あづみん豊科共通乗合エリア内か拡大可能エリア内:○ それ以外:×) ﹂ 支所機能統合の 可能性 周辺施設との 相乗効果 地域内の総合支所を統合しやすい場所であること (1つ以上の既存支所から1㎞以内:○2㎞以内:△ それ以外:×) 地域の核としての賑わいを創出すること (周辺100m以内に飲食店等サービス施設2軒以上有る:○ 300m以内に 飲食店等サービス施設2軒以上有る:△ それ以外:×) 官公署、病院、郵便局、銀行、商店街等に近いこと (日赤病院から1㎞以内:○ 2㎞以内:△ それ以外:×) △ △ ○ △ ○ ○ 0.7km 1.0km ○ ○ ○ ○ 0.6km 0.8km ○ ○ ○ ○ 0.2km 0.4km 想定用地等買収費「既存借地及び想定拡張敷地」 ① 68千万円 建物取壊し費、補償費、仮設庁舎建設関連費外 ② 4千万円 675千万円 庁舎建設費及び外構工事費外 ③ 51千万円 備品購入費、移転費、基本設計費、実施設計費、工事監理費 ④ ﹁ ﹂ 経 済 性 本庁舎建設事業に 必要な想定事業費 及び市が負担する 事業費 ※評価項目 用地買収費(借地 の場合は取得する と仮定)や移転補 償費等が負担可能 な範囲内であるこ と (1)概算事業費 ①+②+③+④ 798千万円 (2)特例債対象事業費 ①+②+③+④−対象外経費 720千万円 市の実質的な負担額 「(1)−(2)+(2)×33.5%」 319千万円 うち建設時の市負担額 「(1)−(2)+(2)×5%」 114千万円 建物の取壊し費や移転補償費等の対象施設及び内容 ・豊科プール取壊し 用地確保の可能性 ○ 道路整備状況 敷地周辺のインフラ 整備状況 上下水道整備状況 インフラ整備の課題 ﹁ 用途地域の規制や都市計 画道路による制約に対し て、対応が可能であるこ と 上下水道は東西線の市道豊科1376号線に上水道管(DCIP−φ100∼150mm)、下水道管(VU−φ200mm)が埋設され ているので、その施設よりの引き込みで対応が可能である。 東西側の基幹道路である、市道豊科1376号線(幅員16m)「街路名:中学通線」は近代美術館までしか整備されていな いので、南北線の市道豊科1級24号線(計画幅員8m)「街路名:東町通線」との交差点までの街路事業を早急に完結する 必要がある。また、交差点の東側は道路改良事業の一環として歩道整備を行なう計画があるが、本庁舎建設による交通 量の増加を考えれば、歩行者等交通弱者の安全確保のためにも、早急な対応が必要である。 現在整備中の市道豊科1級24号線についても、早急に整備を進める必要がある。 用途地域変更・街路見直し 既存用途 変更前:第1種低層住居専用地域・第1種住居地域 第2種住居地域 変更用途 変更後:第2種住居地域 街路計画 なし 200/60 変更前:60/40 200/60 変更後:200/60 神明通線改良済、中学通線「計画幅員 16m」改良中 中央通線「計画幅員 15m」未改良 東町通線「計画幅員 8m」改良中 土地利用制度の統一に向け、将来の都市計画に関する基本方針を定める「都市計画マスタープラン」の策定を進めており、それぞれの課題については本マスタープラ ンで考え方や方向性を示しながら対応する必要がある。 都市計画道路については昭和30年代前半に決定されたものであり、現状等を鑑みながら、その必要性や実現性の観点から市内全路線を対象に調査を行っている。 また、用途地域についても市内全域を対象に検証を進めていく予定であるが、近代美術館及び現在建設中の交流学習センターは建築許可により建設されたものであ り、県からも見直しが必要であるとの指摘がある。 、 ま ち づ く り 東西線としての基幹道路は、両側に歩道を完備した都市計画街路神明通線・中学通線(市道豊科1376号線:幅員 16m)」が国道から近代美術館まで整備済みであり、引き続き市道豊科1級24号線との交差点まで整備中である。その先 線は、県道柏矢町田沢停車場線を経由して豊科ICへ接続している。 また、南北線の市道豊科1級24号線(計画幅員10m)は豊科プール西側交差点から豊科北小学北方面へ整備中であ る。 課 題 容積率/建ぺい率(%) まちづくり関連 1.8km(人口) 1.4km(総合) 2.9km(都市) 1.6km(人口) 1.3km(総合) 2.7km(都市) 車、バイク利用で交通の便が良いこと(時速30㎞換算) (豊科支所以外の4支所への所要時間、10分未満が2支所以上:○ 1 5分未満が2支所以上:△ それ以外:×) ﹁ 利 便 性 ・ 地 域 振 興 評価指標と評価基準 評価項目 ○ 将 来 性 一部影響有り ﹂ 地域生態系を保全(農地保全)周辺の都市環境、自然環境との調和が出来ること 「※ 日照、風通し、電波障害等の影響はどの程度か」 敷地面積及び駐車 可能台数 候補地の既存敷地面積と拡張 可能面積(増改築可能な面 積)で、建設に支障をきたさ ないこと 防災広場として活用できる駐 車場スペース(来客用350 台・公用車150台を基準) が十分に確保できること 予定計画事業地の敷地合計面積 (市有地・既存借地・拡張希望地) (注)「豊科近代美術館は、近代美術館及び豊科交流学習センター 来客用駐車台数を含む」 総 合 評 価 △ 34,300㎡ 程度(豊科プール13,200㎡程度、豊科近代美術館21,100㎡程度) 700台 程度 「内近代美術館 350台(既存アスファルト部分の駐車台数107台を含む。)」 ○ ・本庁舎建設に際して、都市計画の用途変更や都市計画道路「街路」の見直しといった課題はあるが、基幹道路が整備されつつあり、周辺の環境整備は比較的整った場 所である。また、300mの近距離に位置するプールの敷地と併用することで、文化ゾーンとして市民により保全され、且つ親しまれている周辺環境と連携しながら、 市民要望が強い防災広場としての機能を併せ持つ、平面駐車場を確保することが可能となる。 ・豊科近代美術館や豊科交流学習センター内に設置される図書館等との連携を図ることで、市民がより芸術文化等に触れる機会に恵まれるとともに、施設本体の有効利 用にも繋がるといった相乗効果が期待できる。
© Copyright 2024 Paperzz