船木 小学校 学 校だ より 7 / 1 8号 行 船木小学校 学校だより 第4号 (平成20年7月17日) 7月も中旬に入り、夏本番です。プールからの子どもたちの 歓声で入道雲もごきげんです。 一学期は例年より2日ほど早く終わり、夏休みに入ります。 一学期を振り返ってみると、子どもたちにとって様々な行事や 活動がありました。主なものでは、6年生の修学旅行、ネパー ル人のルミさん、エミさんとのふれあい、星加輝代さんによるピアノコンサート、 これは私もどきどきの参加でした。そして5・6年生による田植え体験、1年生の 七夕行事などです。その一つ一つの学習では、行事や活動を通して子どもたちは何 を学び、何を身につけることができるのかが大 切なことですね。そのためには、活動の時間だ けではなくその活動をするための準備の時間や 活動後の振り返りの時間がとても重要になって きます。また、その間の人との関わりなども子 どもの人格形成の上で大事なことです。学校で は、一学期間このような学習を積み重ねて、子 どもたちが生きる力を身につけられるように実 践してきました。 また、課外の活動では、今水泳記録会の選手の子どもたち、そして金管バンドの 子どもたちが放課後や昼休みに毎日いっしょうけんめい練習しています。12日に は「池田池をわたる風とマンドリンX」のコンサートがあり、船木小学校金管バン ドがオープニングを飾りました。一つ一つの楽器の重みのある響きは小学生の小さ な身体から発せられたものとは思えないほど、すばらしい堂々とした演奏でした。 これはまさに、日々の地道な努力の積み重ねの成果です。水泳記録会も7月23日 に角野小学校で行われますが、毎日毎日、自分の体力の限界 への挑戦です。きっと選手の皆さんは続々と自己ベストを出 してくれるものと期待しています。このような活動の継続も また、子どもたちの力を伸ばしていく大きな力となります。 さて今年の夏休み、子どもたちが身体も心も一まわり成長 する一ヶ月余。ご家庭では子どもにどんな目標をもたせ、ど んな力を伸ばしていきますか。そして毎日継続することの大 切さも教えるいい機会だと思います。子どもたちとともに楽 しい夏休みの計画を立ててみましょう。 ∼校長室から∼ 第3回委員会の お知らせ 9/4(木)19:30 ∼ 公民館2階 大会議室 船木小グラウンド にも駐車可です。 事 予 7(日) 8(月) 9(月) 10(水) 7月 23(水) 水泳記録会 26(土) 親子デイキャンプ 親子料理教室 28(月) 5年生・大三島少年自 然の家 ∼ 30(水) 11(木) 17(水) 8月 18(木) 12(火) プール最終日 21(日) 31(日) 親子奉仕作業 24(水) 26(金) 9月 28(日) 1(月) 始業式 29(月) 3(水) 給食開始 集団下校 4(木) 第3回委員会 委員会活動 定 市P連レクバレー大会 代表委員会 英語指導員訪問 なかま遊び 集団下校 クラブ活動 集団下校 クラブ活動 中学校体育祭 集団下校 午後・運動会準備 秋季大運動会 繰替休業日 生徒指導だより 1学期を振り返ってみますと、船木小の子 ども達にとって大きな事件・事故もなく安全 に過ごすことができました。ありがとうございました。さて、これから子ど も達にがんばってほしいことは、 「あいさつ」です。自分から進んで元気なあ いさつができるように、ご家庭でもよろしくお願いします。 さあいよいよ子どもたちが楽しみにしている夏休みが始まります。けがや 事故のない楽しい夏休みにするために、特に次のことを気をつけましょう。 1 自転車に乗る時は、ヘルメットをかぶる。 2 飛び出しをしない。 3 外出時は防犯ブザーを持つ。 4 外出する時は、 「だれと、どこへ、何をしに、 何時に帰る」かを必ず 家の人に言う。 5 午後6時までには家に帰る。 くわしくは「夏休みのくらし」を読んでください。 船木 小学校 学 校だ より 7 / 1 8号 船木小学校では、地域に学び、地域の 皆様にいろいろと教えて頂こうと教育計 画を立てています。クラブ活動も地域の 方にゲストティーチャーとして大勢の方 に指導して頂いています。公民館などの 活動にも参加させて頂き、子どもたちの 心の成長のための貴重な体験活動となっ ています。 池田池マンドリンコンサートへ出場す る金管バンドの壮行会も行いました。地 域の皆様、保護者の皆様のご来校をお待 ちしております。 理科室からこんにちは 「先生、これ何?」 「いやー、毛虫じゃ。 」 「違う、何かの幼虫よ。 」 「何たべるん?」 「すみかは?」 今日もにぎやかな声とともに、子どもたちが理科室を訪れました。 自然豊かな船木では、私もよく知らない昆虫や生き物が生息しており 、( 3 年前には、ダチョウの卵まで! 3 年生は恐竜の卵だと信じていましたが‥‥) とりあえず、理科室で、一緒に飼育して様子を観察することになりました。 無事成虫になって、それは「ツマグロヒョウモン」という蝶だということが 判明しました。そして大好きなパンジーの花の上に逃がしてあげました。 3 年生は毎日毎日、キャベツの葉っぱを取替え、ふんの始末をし、モンシロ チョウを卵から羽化させました。途中青虫が逃げ出したり、アオムシコマユ バチに寄生されて死んでしまって泣いたり、一人一人に色々なドラマがあっ たようです。 4 年生はツバメの巣作りと子育てを観察し、「静かに観察しないと親が子育 てを放棄することがある。 」という話以来、観察中は水を打ったような静けさ です。 5 年生は、ほとんどの人が無事にメダカの卵を孵化させて、今、子メダカが 元気に泳いでいます。卵はすぐに分けないとえさになってしまうという自然 界の厳しさを知り、理科室に来るとすぐに誰かが卵を捕獲しています。 6 年生は、食物連鎖の学習を通して自然界の厳しさを知り、その恩恵を享受 している自分に気づくことができました。 小さな命を大切に世話をし、育てあげる活動を通して、子どもたちは自分 を育てています。 このように 、「これは何か、不思議だなあ 」「どうしてこうなるのかな、原 因を追究しよう」・・・・自然事象に強い興味を持ち、問題解決的な学習が学 びの中に成立した時、子どもたちの学習意欲は数段高まり、目を輝かせなが ら必死で学習を進めていきます。船木小学校では、このような問題解決的な 学習を大切にしていきながら、自分ながらの思いを持ち、友達の思いを受け 止め、思いっきり表現していく児童を育てていきたいと考えています。 きらきら、真剣でまっすぐな子どもたちの姿に、元気をもらい、失いつつ ある感性を取り戻しているのは、実は教師である私なのです。 めぐりめぐって、自然界でも、学校でも、ヒトを含めた生物は共存してい るということです。 クラブ活動で教えて頂いています。 池田池の花いっぱい運動に参加しました
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