イタウ・ウニバンコ普通預金口座開設等一般規定

イタウ・ウニバンコ普通預金口座開設等一般規定
イタウ・ウニバンコ普通預金口座開設等一般規定(以下「本規定」といいます。)は、当行の各種銀行口座(以下「本口座」といいます。)
に適用される一般的な条件を明記したものです。なお、「お客さま」とは、口座名義人またはその代理人をいい、「当行」とは、イタウ・ウニ
バンコ・エッセ・アー(イタウ・ウニバンコ銀行)東京支店をいいます。当行の預金は預金保険の対象ではありません。
第1条(取引時確認)
当行は、関係法令に則って取引時確認を行います。なお、取引時確認にあたっては、別途定める証明書類をご提出いただきます。
第2条(休眠口座)
最後の預入れまたは払戻しから10年間一度も預入れおよび払戻しがない口座については解約のうえ、お客さまに通知させていただき
ます。
第3条(不活動口座)
口座残高が当行所定の金額に満たず、最後の預入れまたは払戻しから6か月間一度も預入れおよび払戻しがない口座については、取
引明細書の発行を停止させていただく場合があります。なお、口座残高が当行所定の金額以上となるよう預入れがあった場合には、不
活動口座を改めてご利用いただけます。なお、届出事項に変更があった場合には、当行に届け出てください。また、口座維持手数料の
引き落としは本項でいう払戻しには該当しません。
第4条(誓約事項)
お客さまには、口座開設申込書への記載事項が事実に相違ない旨を表明していただくほか、変更があった場合には当行に届け出る旨
を誓約していただきます。当行は、預金口座の開設および維持に必要となる信頼関係に影響を及ぼすおそれのあるお客さまに関する情
報について確認する権限を有します。当行は、口座開設申込書に記載された届出事項、当行がマネーローンダリング防止等のために必
要と考えるその他の情報の更新を定期的に要求する場合があります。お客さまには適時に情報の更新をお願いいたします。なお、住所
変更の際には、新しい住所の記載のあるご本人確認書類をご提示ください。
第5条(口座取引の実施)
当行は、預入れ、振替え、本口座からの払戻しおよび引き落としを行います。ただし、払戻し・引き落としについては十分な預金残高があ
ることを条件とし、また、預金の種類に応じて定められた決済期間の制限を受けます。
(1) 小切手は、決済後に口座に入金いたします。
(2) お客さまの署名、印鑑、氏名、住所および取引を行う目的等、取引時確認事項に変更がある場合には、速やかに当行に届け出て
ください。書面によりこの届出があるまでにその不一致により生じた損失または損害については、当行は一切の責任を負いません。
(3) 払戻請求書等の書面に使用された印影・署名を届出の印鑑・署名鑑と相当の注意をもって照合し、相違ないものと認めて取扱った
うえは、それらの書面につき偽造、変造、盗用または不正使用その他の事故があっても、そのために生じた損失または損害につい
て当行は一切の責任を負いません。
(4) 外貨換算を伴う口座取引(入出金の別を問いません。)に関連する為替取引は、取引時における当行所定の為替レートで行いま
す。なお、為替レートは取扱時間によって変動します。
第6条(複数件の払戻取引)
同一日に複数件の払戻取引をする場合、払戻総額が払戻可能額を超えるときには、そのいずれを払い戻すかは当行の任意とします。
なお、払戻可能額を超えた場合、当行は支払義務を負いません。
第7条(取引明細書の発行等)
当行は、預入れおよび払戻しを記録した当行所定の様式による取引明細書を発行することとし、預金証書および預金通帳は発行しませ
ん。取引明細書は口座開設時に受取間隔を1か月・3か月・6か月・12か月・明細書不要からお客さまの選択により取り扱いいたします
(1か月を選択の場合、取引の状況によって受取間隔が3か月になることがあります。)取引明細書上における同日内の取引記載順序
は当行の任意とします。取引明細書が転居先不明等の理由で返戻された場合、当行は次回からお客さまからお申し出のあるまで取引
明細書の発行を停止するものとします。住所変更の際に取引明細書郵送再開をお申し付けください。なお、停止期間中の取引明細書再
発行に際しては所定の再作成手数料を申し受けます。
第8条(口座維持手数料)
(1) 各口座の預金については口座維持手数料をいただくほか、各種銀行取引については別途定める手数料をいただきます。これらの
手数料は、当行所定の方法により、お客さまの口座から引き落とされます。なお、これらの手数料は随時変更される場合がありま
す。手数料はまず円普通預金から引き落としを試みますが、円普通預金に十分な残高がない場合には不足分をドル普通預金から
引き落とし、ドル普通預金にも十分な残高がない場合には不足分をユーロ普通預金から引き落とすものとします。これにより手数料
全額が徴収できない場合においても、預金残高まで徴収させていただくこととします。
(2) 前項の規定にかかわらず、お客さまの口座から前項記載の所定の手数料全額の引き落としができなかった場合には、当行は預金
取引を停止し、当該引き落としの日から2ヶ月後に各口座を解約させていただきます。解約を希望されない場合には、速やかに当
行に申し出てください。当該引き落としの日から2ヶ月を経過してもお客様から当行あてに申し出がない場合、当行は解約に同意
があったものとみなし解約手続きを進めさせていただきます。この場合、当行は解約通知を出すことを要しないものとします。
第9条(譲渡、質入れ等の禁止)
当行の承諾なしに本口座を譲渡、質入れし、または本口座にその他第三者の権利を設定することはできません。
第10条(成年後見人等の選任届)
(1) 家庭裁判所の審判により、補助・保佐・後見が開始された場合には、遅滞なく成年後見人等の氏名その他の必要な事項を書面に
よってお届けください。
(2) 家庭裁判所の審判により、任意後見監督人の選任がされた場合には、遅滞なく任意後見監督人の氏名その他の必要な事項を書
面によってお届けください。
(3) 本口座の開設前にすでに補助・保佐・後見開始の審判を受けている場合、または任意後見監督人の選任がされている場合にも、
前2項と同様にお届けください。
(4) 前3項の届出事項に取消しまたは変更等が生じた場合にも同様にお届けください。
(5) 前4項の届け出の前に届出事項の不一致により生じた損害については、当行は責任を負いません。
第11条(反社会的勢力との取引拒絶)
この預金口座は、第12条第4項第1号AからFおよび第2号AからEのいずれにも該当しない場合に利用することができ、第12条第4項
第1号AからFまたは第2号AからEの一にでも該当する場合には、当行はこの預金口座の開設をお断りするものとします。
第12条(解約等)
(1) お客さまおよび当行は、普通預金口座取引をいつでも解約することができます。解約を希望される場合は、書面により届け出てく
ださい。但し、定期預金を保有されている場合には普通預金口座解約をお断りする場合がございます。
(2) 以下のいずれかの事由が発生した場合には、当行は、本口座に届け出のあった住所に通知を送付することにより預金口座を解約
することができるものとします。
① 預金口座の名義人が存在しないことが明らかとなったとき、または預金口座の名義人の意思によらず開設されたことが明らかと
なったとき
② お客さまが本規定の第9条に違反したとき
③ 預金口座が法令や公序良俗に反する行為に利用され、またはそのおそれがあると認められるとき
④ 預金口座の名義人が死亡したとき
通知の送付状況にかかわらず、本口座に届け出のあった住所に解約通知を送付することにより、当行は通知をしたものとみなされま
す。
(3) 前2項の手続きまたは本規定第2条の規定により預金口座が解約され残高がある場合には、その残高については付利を行わず
当行が管理し、お客さまの請求があったときはその残高をお支払いいたします。ただし、解約日から5年を経過した後のお支払いに
ついては、当行は責任を負いません。
(4) 前項のほか、次の各号の一にでも該当し、預金者との取引を継続することが不適切である場合には、当行はこの預金取引を停止
し、または預金者に通知することによりこの預金口座を解約することができるものとします。
① 預金者が、次のいずれかに該当したことが判明した場合
A. 暴力団
B. 暴力団員
C. 暴力団準構成員
D. 暴力団関係企業
E. 総会屋等、社会運動等標ぼうゴロまたは特殊知能暴力集団等
F. その他前各号に準ずる者
② 預金者が、自らまたは第三者を利用して次の各号に該当する行為をした場合
A. 暴力的な要求行為
B. 法的な責任を超えた不当な要求行為
C. 取引に関して、脅迫的な言動をし、または暴力を用いる行為
D. 風説を流布し、偽計を用いまたは威力を用いて当行の信用を毀損し、または当行の業務を妨害する行為
E. その他前各号に準ずる行為
第13条(普通預金口座および定期預金に関する特則)
外貨への投資に関する取引については、日本国の「外国為替及び外国貿易法(昭和24年法律第228号、その後の改正を含む。)」およ
び同法の関係政省令ならびに日本国のその他の関係諸法令の規定が適用されます。
第14条(通知)
届出のあった氏名、住所にあてて当行が通知または送付書類を発送した場合には、延着しまたは到着しなかったときでも通常到達すべ
き時に到達したものとみなします。
第15条(準拠法および裁判管轄)
(1) 口座取引に関する規則および規制は、日本国の法律、諸規定(金融および為替管理等に関する政省令および行政指導を含みま
す。)に準拠します。
(2) 口座取引に関して訴訟の必要が生じた場合には、東京地方裁判所を第一審専属管轄裁判所とします。
第16条(規定の準用)
本規定に定めのない取引については、当行が定める規定、規則および手続慣例に従うものとします。
第17条(変更)
本規定、円普通預金口座取引規定、米ドル普通預金口座取引規定、定期預金取引規定は当行の裁量により、随時変更することがあり
ます。変更内容は店頭ならびにウェブサイトで告知します。変更日以降は変更後の内容に従っていただきます。
第18条(正文)
本規定に関して生じる疑義は、日本語の規定により決せられるものとします。日本語の規定とポルトガル語またはスペイン語の規定との
記載内容に関して相違が生じた場合には、日本語の規定を優先します。
円普通預金口座取引規定
円普通預金口座取引規定は、円普通預金口座に適用される条件を明記したものです。お客さまは、本規定の他、イタウ・ウニバンコ普
通預金口座開設等一般規定(「一般規定」)についても確認し、同意したものとして取り扱われます。本規定に別段の定めがある場合を
除き、一般規定に定義される用語は、以下の規定においても同義とします。
第1条(預入れおよび払戻し等)
(1) 預入れは、当行において行うことができます。
(2) 払戻しは、当行所定の用紙に必要事項を記入し、署名もしくは押印したうえで当行に提出することにより当行の窓口で行うことがで
きます。なお、払戻しは、以下の場合にのみご利用いただけます。
当行窓口において払戻しを行う場合:当行所定の書面に使用されたお客さまの署名または印影とあらかじめ当行に届け出られた印鑑・
署名鑑が一致したものに限り取り扱います。
第2条(預金利息)
預金利息は、毎日の最終残高(小切手等の受入証券類の金額は決済されるまで、この残高から除きます。)が1万円以上ある場合、付
利単位を1円とし現行の利率によって日毎に計算します。また、その支払いについては、各翌月初に預金元本に組入れます。なお、利率
は当行が定めるものとし、金融情勢の変化や法令の改正により変更することがあります。なお、利息を計算する場合、1年を365日とす
る日割計算とします。
米ドル建普通預金口座取引規定
米ドル建普通預金口座取引規定は、お客さまが当行に開設する米ドル建普通預金口座に適用される条件を明記したものです。お客さま
は、本規定の他、イタウ・ウニバンコ普通預金口座開設等一般規定(「一般規定」)についても確認し、同意したものとして取り扱われま
す。本規定に別段の定めがある場合を除き、一般規定に定義される用語は、以下の規定においても同義とします。
第1条(取引開始条件)
口座開設時の預入金額は当行が定める金額以上とします。
第2条(預入れおよび払戻し)
(1) 預入れは、当行において行うことができます。
(2) 払戻しは、当行窓口で行うことができます(以下総称して「払戻し」といいます。)。当行所定の書面に使用されたお客さまの署名ま
たは印影とあらかじめ当行に届け出られた印鑑・署名鑑が一致したものに限り取り扱います。
(3) 当行における米ドルの預入れおよび払戻しには、当行所定の手数料をいただきます。
(4) 振替えまたは送金された通貨にかかわらず、お客さまの口座に入金する際には米ドル建てとさせていただきます。その際、当行所
定の換算レートおよび手数料が適用されます。
第3条(預金利息)
預金利息は、毎日の最終残高(小切手等の受入証券類の金額は決済されるまで、この残高から除きます。)が100米ドル以上ある場
合、付利単位を1セントとし現行の利率によって日毎に計算します。また、その支払いについては、各翌月初に預金元本に組入れます。
なお、利率は当行が定めるものとし、金融情勢の変化や法令の改正により変更することがあります。なお、利息を計算する場合、1年を
360日とする日割計算とします。
定期預金取引規定
定期預金取引規定は定期預金に関するものであり、定期預金口座について特に適用される条件を明記したものです。以下に記載する
ものを除く預金口座に関する規定は、イタウ・ウニバンコ普通預金口座開設等一般規定に別途定められています。本規定に別段の定め
がある場合を除き、一般規定に定義される用語は、以下の規定においても同義とします。
第1条(口座の開設)
(1) 預入通貨は、日本円、または米ドルのみ(または米ドルを経由したブラジル・レアル)とします。
(2) 口座開設時の預入金額は50万円(円定期預金)、5,000米ドル(米ドル建定期預金)、または10,000米ドル相当のブラジル・レ
アル額(ブラジル・レアル建定期預金)以上とします。
第2条(預入期間)
定期預金の預入期間は1か月、3か月、6か月、12か月、その他通貨毎に当行が別途定める期間とします。但し、1か月ものは当店が
指定する期間のみでの募集となります。
第3条(預金利息)
(1) 預金利息は、預入期間および預入日(または継続日)現在の当行所定の利率によって計算されます。
(2) 付利単位は、預入通貨単位またはその小数点以下2桁までとします。
(3) 定期預金の利息は、満期日に元本とともに支払います。
第4条(預金の支払いおよび更新)
この預金の元本および利息は、特に事前に自動更新の指示がない限り、満期日に同通貨の普通預金に入金する方法で支払います(ブ
ラジル・レアルの場合は、円転または米ドル転のいずれかのお取扱いとなります)。ただし、自動更新を指示された場合には、お客さまの
指示に従い、満期日に前回と同一期間(外貨預金の場合は、海外市場の休場等を勘案した同一相当期間)、更新日における当行所定
の利率で更新します。自動更新された預金についても同様とします。一定の預入期間の定期預金について自動更新の取扱いをしないも
のと定めることがあります。
第5条(満期日前の解約)
継続後を含め、中途解約はできません。万が一、当店がやむを得ないものと認めて期日前解約に応じる場合、預入日から期日前解約
日までの利息は付利されません。加えて取引通貨ごとに所定の中途解約手数料がかかります
以上