MindManager 7 導入事例 田園調布雙葉中学・高等学校 高等学校2・3年生のカリキュラムに、 MindManagerを利用した情報教育を導入 田園調布雙葉中学・高等学校では、高等学校2〜3年生の情報教育に MindManagerを導入。MindManagerは、操作性がやさしく、自発的に 考える能力を培うことができるため、生徒の表現スキル、思考スキルの向 上に、大きな効果を挙げている。 PC上でマップ作成を効率よく行えるソフトウェアとして、 迷わずMindManagerを選択 田園調布雙葉中学・高等学校教諭、小林潤一郎氏は、大学卒業後IT企業の システムコンサルタントを経て、同校教諭に就任。デジタルハリウッド大学 院(http://gs.dhw.ac.jp/)に社会人入学していたとき、MindManagerに 出会う。講義中のノートをマップで取っている学生を見て、マップの可能 性を直観した。 「当時は、MindManagerは英語バージョンしかありませんでしたが、 Enter、Insertのキーだけでトピックを入力することができ、ほかには、 Link、Relation、Calloutなどのメニューがあれば簡単にマップを作成す ることができました」 2006年3月当時、PC上でマップを簡単に作成するためのソフトウェアと しては、MindManager以外には有力な製品が見つからず、同校コンピュー タールームにMindManager Basic 6の導入を決定した。コンピューター 田園調布雙葉中学校 田園調布雙葉高等学校 教諭 小林潤一郎氏 「MindManagerを、これまでに授業で使ってきた経 験から、以下のようなメリットが挙げられます。 ・どんな生徒も、それほど操作にとまどうことなく、 使いこなすことが可能 ・学んだことを、1枚のマップにまとめることが可能 ・自分で分類の仕方を決めるなど、自発的に頭を使っ て考えるようになる ・頭の中を整理するために、MindManagerは非常に 効率的な手段である ・自由にマップを作成しても、テンプレートを用意 しても、どちらでも使いこなせる」 ル ームは、2005年4月にリニューアルされ、サーバー3台、クライアン トPC54台など、充実した設備を擁している。 MindManagerをベースとした情報教育のカリキュラムを実施 情報科の授業は、単にインターネットやパソコンを使いこなすということ にとどまらず、パソコンを駆使して、思考や表現方法のスキルを向上させ ることを目標に据えている。このため、生徒へのインプットの機会として、 外部講師の授業、社会人参加型の授業を設けたり、アウトプットの機会と して、企業主催、大学主催のコンテストに参加したりといった、オープン な環境を整備している。 高等学校2年生の必修の「情報A」のカリキュラムでは、これまでに MindManagerを使用して、以下のような課題を与えてきた。 ●学校概要 ・「授業のまとめ」をマップに表現する(テスト前など学期の総括として) 。 田園調布雙葉中学・高等学校は、学校法人田園調布 ・「テスト前に行うこと」をマップで作成する(テストや行事の準備の時 雙葉学園が設立したカトリック系の私立女子学校。 1949年雙葉第二中学校開校、1952年雙葉第二高 等学校開校を経て、1964年現在の名称に改名。高 等学校2年では、情報科の授業があり、パソコン、イ ンターネットのスキルだけでなく、表現・思考のた 期に、全体の勉強量、作業量を考えるとき) 。 ・企業研究の一環として、MindManagerを使って3C分析、4P5W1H 分析などを行う。 めのスキルの獲得を目指している。高等学校3年の選 さらに、高等学校3年の選択科目では、これまでに、公開授業、企業プレ 択科目「情報」では、企業主催、大学主催のコンテスト ゼン、ビジネスアイディアコンテストへの参加など、外部に向かって開か への参加をはじめ、学外へのアウトプットの機会を れた試みを積み重ねてきた。たとえば、ある公開授業では「駅を改善する 積極的に設けている。 http://www.denenchofufutaba.ed.jp/juniorands ためには?」というテーマに沿って、MindManagerでブレーンストーミ enior/index.html ングを行い、リアルタイムでマップを作成した。 情報科の授業では、パソコンのスキルを身に 「自分の好きなこと」から「企業分析」 「自由課題」まで、 考えながらマップを作成し、思考・表現スキルを学ぶ 付けるだけでなく、表現や思考のためのスキ 「MindManagerについて、生徒からの生の声としては、 『まとめて1枚のマップになるから ●ROI ルを学び、インプットとアウトプット双方の機 会を積極的に設けている。MindManagerに 便利』 『ほかの生徒のマップを見て、こんなまとめ方があるのか、と参考になった』 『テス より、マップを自由に描いても、テンプレート ト前の授業のまとめをマップで作ることができた』などがありました。 を使用しても、効率よく思考をまとめ、プレ マップで思考を整理する、という手法については、下記のサイトにビジュアルにまとめて ゼンテーションを行うことが可能になる。 いますので参考にしていただけると思います。 http://educonet.jp/open/pages/joho̲k/mindmap/menu.html 」 (小林氏) ●チャレンジ 教育現場にMindManagerを導入し、マップ 小林氏は、MindManagerを授業で活用するために、下記の3種類を導入しやすいマップと を利用してできることを説明した上で、 「自分 して推奨している。 の好きなこと」 「授業のまとめノート」 「スケ ・ノートのまとめ( テスト前など、学期の総括として) ジュール管理」 「企業分析ツール」 「自由課題」 ・アイディアを出す( 行事の内容を決めるときや大勢のアイディアをまとめるとき) などを生徒にマップで表現させることによ り、 思考と表現のスキル向上を目指している。 ・ToDoリスト(やることリスト)の作成(テストや行事の準備の時期に、全体の勉強量、作 業量を考えるとき) ●ソリューション Mindjetプレミア販売ソリューションパートナーとして、同校のMindManager導入に関し Mindjet MindManager Basic 6を、コン て継続してサポートしてきた日本ユースウェア株式会社代表取締役社長倉持誠氏は、同校 ピュータールームに導入。高等学校2年生は、 必修の情報科の授業でMindManagerを使用 し、3年生は、選択科目「情報」で企業研究 のプレゼンテーションを行っている。 の取り組みについて以下のように語っている。 「田園調布雙葉高等学校では、パソコンやインターネットアクセスという基本的スキルに加 えて、Officeアプリケーション、MindManagerを思考力・表現力の向上のためにマスター しています。ここまででも、高等学校のカリキュラムとしては、かなり高度ですが、さら ●プロダクト に、小林先生のご指導により企業研究、公開授業といった外部へのオープンなアクセスを Mindjet MindManager Basic 6 実施していることは、大きな成果であると思います」 ●導入効果 MindManagerを使用して、板書をマップで ノートに取ったり、課題をマップで表現した りすることにより、生徒が自分自身で考える ●テスト前にやること(生徒作成) 力がついた。また、生徒によってマップの作 り方が異なるため、発表の場で今まで知らな かった表現のスキルを学ぶことが可能。 MindManagerによって、テスト前の勉強の 効率をアップした例も多く見られる。 2005年4月にリニューアルされたコンピュータールーム には、クライアントPC54台中、46台に MindManagerがインストールされている。 ●一学期期末に学んだ日本史(生徒作成) マインドジェット株式会社 107- 0052 東京都港区赤坂1-11- 28 赤坂1丁目森ビル 4F Web : www.mindjet.jp ©2008 Mindjet Corporation.All rights reserved. Mindjet およびMindManager は、Mindjet Corporationの米国およびその他の国における登録商標 です。その他の記載されている会社名、商品名は、各 社の登録商標、商標である場合があります。 MJCSJ-0805
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