祥 に センター リ 第 14 号 平 成 元 年 10月 2日 発 行 編集発行 経 済 栄 繁 と 奈良教育大学保健 管理 セ ンター 健 保健管理 セ ンター所長 康 田 村 雅 宥 第 二 次世界大戦 の終戦 直後 の貧 しい食生活 の状況 は、豊 か さになれ た学生 の諸君 には想像 す ること も むづ か しい と思 われ る。 しか し、世 界 に 目をむ けると、現在 で もア フ リカの難民 や 、今話題 とな って い るボー ト・ ピー プル にみ られ るよ うに、多 くの 人 々が毎 日、毎食 の食 べ物 に も窮 し、餓 死 して い るの が 現実で あ る。 一 方 、 日本 で は有史以来 の経 済 の発展 を とげ、繁栄 によ る贅沢を満喫 して い るの が現状 で あるが、 この贅沢 な食生活が健康面 にどの よ うな影響 を及ぼ して い るので あ ろ うか。 お そ らく多 くの人 々 は漠然 とで はあ るが、健康 に悪 い影響 を与 え て い ることを感 じて い る と思 われ る。 しか し、 日本人 の 平 均余命 は世 界 一 に延 びて きて い る。 その原 因 と して は、著 しい社会環境 の 充実 や医学 の進歩 があ げ られ る。一方 、成人 にお い ては、結核 な どの感染症 は激減 した のに もかかわ らず、 いわ ゆ る成人病 によ る死 亡や罹病 が年 々増力日して い る。最 近 、 目立 って増 えて い る成 人病 を思 いつ くまま に挙 げ ると、悪性腫 瘍 、 脳梗塞 、心筋 梗塞 、高 血圧症 、糖尿病 、痛風 、 アル コール性肝傷害 、膵炎、大腸憩室症 、高脂血症 や肥 満 な どがあ る。 これ らの病気 は飽 食 とは無関係 で はな い。す なわ ち、食事 内容 の西欧化 、飲酒 の 習慣 な どが発病 に大 きな影響 を及ぼ して い る こ とは明 白であ る。従 って この ままの生活をつづ け るな らば、今 後 と も成人病 が急 増す ることは火 をみ るよ り明 らかであ る。 今後 の 日本 の社会 は老齢者 が急 増 し、 いわゆ る老齢化社会 が大 きな社会 問題 とな る こ とが 予想 され る が、老 後 の生 きが いの ためには健康 で過 す ことが第 1で あ る とい われ て い る。楽 しい老後 を生活す るた めには成人病 を予防す る ことが大切 であ る こ とは論 をまたな い。 さ らに 、 この成人病 を予防す るため に は、若 い学生時代 か ら “Life style"を よ く考 え て生 活 す る こ とが 最 も肝要 と考 え られ る。 そ こで 、 最 も簡 単 であ るが、最 も大切 な健康法 をおすす めす る。 これ は古 くか らの格言 にあ る「 腹 八 合 に医者 い らず」 であ る。 即 ち、若 い頃 か らの食事 習慣 を「 自己管理 」す る こ とが大切 であ る こ とを理解 して ほ し い。 -1- 00000 ア ル コ ー ル と 健 康 (2, 保 健 管 理 セ ン タ ー (管 理 医 ) 田 村 雅 宥 急性 ア ル コール中毒 につ いて は、 「 保健 セ ンターだ よ り」第 13号 で のべ たが、今 回 は長 期 にわ た って アル コール を常 習的 に飲 んで お こ って くるアル コール性 の肝障害 につ いて概 説す る。 2.ア ル コール性肝障害 アル コール の消費量 と肝障害 の発生 との間 には深 い関係 が あ る こ とはよ く知 られてお り、事実 、第 1 次 、第 2次 世界 大戦 の ヨー ロ ッパ で は肝硬変 の発生 が減少 した こ とが報告 されて い る。 この アル コール の肝障害 の発病機 序 と しては、古 くか ら色 々 と論義 されて きたが、 Lieber教 授 一 門 の ヒ ヒを用 いて の 動物 実験 によ って アル コール そ の ものが肝硬変 をお こ して くる こ とが証 明 され 、 アル コール の 直接的肝 障害作用 の あ ることが確 め られ た。 そ の後 の研 究 によ り、直接 的肝障害作用 と して は肝細胞 の脂肪 化 、 風 船様腫 大、 マ ロ リー小体 の形成 な どの肝細胞障害作用 が第 1で あ り、第 2と して は線維増生作用 が認 め られて い る。 その他 、飲酒 に伴 う栄養 バ ラ ンスの失調 、免疫異常 、遺伝因子 の関与 な ど も機 序 の 1つ と してあげ られ て い る。 アル コール 性肝障害 には、 いろ い ろの程度 の障害 がみ られ るが、 大別 す る と① 肝細胞 内 に中性脂肪 が 沈着 した脂 肪肝 、②肝細胞 の周囲 や中心 静詠周辺 へ の線維増 生 の み られ る肝線維症 、③大量 の飲酒 によ る急 性 の炎症 が加 わ ったアル コール性肝炎、⑭肝障害 の終末像 で あ る肝硬変 な どの 4型 に分類 され る。 この うち、脂肪肝 や軽度 の肝線維症 で は禁酒 によ って 比較的すみ やか に治 って くるが 、禁酒 しな い と肝 の病変 は進行 し、肝硬変症 に移行す ることとな る。 また肝硬変症 で も飲酒 を つづ けて い る と予後 が悪 く、 5年 生存率 (5年 後 に生存 して い る可能性 )が 30∼ 40%と 低 くな って い る。従 って 、 アル コール性肝 障 害 におけ る治療 には禁酒 が最 も大切 であ り、そ のためには本人 の 自覚 は勿論 の ことであ るが、そ のほか には、家族 や友人 、 ソー シ ャル ワーカー な どの協力 も必要 とな る。 アル コール性肝障害 の臨床像 は病態 によ って 多彩 であ るが、全 身倦怠感 、食欲不振 、悪心 、腹部膨 満 感 な ど不定 の症状 が 多 い。 しか し、無症状 の こ と も多 い。 一 方、診察 で は肝臓 の腫大 と痛 みを感 じる こ とが多 く、禁酒 によ ってす みやか に小 さ くな るのが特長 で あ る。 肝硬変 に まで進行す ると肝臓 は硬 くな り皮膚 の 毛細血管 の拡張 (く も状血管 拡張 もみ る)、 女性化乳房 や 睾 丸萎縮 もみ られ る。 ア ル コール 性 肝炎 は、一般 には大量 の飲酒 を したあ と食欲不振、 嘔吐、腹痛 な ど とともに発 熱や黄疸 を伴 う ことが多 - 2 - いため胆道 系 の感染 と誤 まって診断 され る こ とがあ る。 検査成積 で は、高脂血症 (と くに 中性脂肪 )、 高尿 酸 血 症 がみ られ る こ と も多 く、肝機 能 で は GOT の 中等 度 以 下 の 上 昇 (GOT>GPT)、 γ一GTPの 上 昇 、 ア ル カ リ フ ォ ス フ ァ タ ー ゼ の 軽 度 上 昇 な どがみ られ るが 、禁酒 によ って すみ やか に改善 す ることが特徴 で あ る。 さ らに 、超 音 波検 査 、 XttCT 検査 、腹腔鏡検査 お よび肝生検 な どによ って診断 は確定 され る 。 アル コール性 肝障害 の発 生 には飲酒量 が関係 す ることは先 にの べ た とお りであ るが、や は り個人差 や 性差 (女 性 の方 が 男性 に比 べ て少量 で、 また短 期間 の常 習飲酒 で発 症 す る)が 認 め られて い るので 、 ア ル コール性肝障害 を防止す るため には次 の こ とに注意 す る こ とが望 ま しい 。 (1)飲 酒量 と して は 1日 日本酒 で 1∼ 2合 、 ビール 1∼ 2本 程度 とす る。理 論的 には 1日 3合 まで と いわれているが 、個人差 、性差を考 えると この位 の量 の方 が安 全 で あ る。一般 に 5合 以上 (工 タノ ー ル160g以 上 )を 15∼ 20年 つづ けて い る と肝硬変症 の発生率 は40∼ 50%と いわ れ て い る の で 、常 習 大酒家 は定期的 な検査 が必要 で あ る。 また肝障害がみ られた ときには禁酒 が原則 で あ る。 (2)大 酒家 は食事 内容 が貧 しく、 いわゆ る栄養障害 がみ られ る こ とが多 いので 、高 カ ロ リー、高蛋 白 食 (良 質 の動物性蛋 白が望 ま しい )、 ビタ ミンB類 の豊富 な食事 を とるよ うに努 め る。 以上 、 アル コール性肝障害 につ い ての べ て き たが 、 アル コール にはそ れぞれ大 きな功罪 の あ る ことを よ く理解 し、上 手 にアル コール とつ きあ って い く必要 が あ る 。 - 3 - 平 成 元 年 度 学 生 定 期 健 康 診 断 受 診 状 況 (空 中学校課 程 男 男 女 言 十 女 言 十 幼稚 園課 程 女 男 言 十 ) 養 護 課 程 特 理 課 程 男 男 女 計 女 言 十 ︿口 小学校課 程 尋 特 書課 程 男 女 一 回 生 対象者 1 1 受検者 1 1 男 計 女 受検率 一一 回 生 対 象者 1 受検者 1 1 l 受検率 生 55.1 68.[ 対 象者 回 1 1 受検者 1 1 受検率 35.6 1 四 回 生 対象者 1 1 1 47.( 35.[ 30.C 1 33.〔 1 受 検者 1 受検率 65.7 1 88.[ 72.7 89.[ 対象者 1,277 受検者 言 十 受検率 1 66.C 男 72.( 67.[ 68.〔 一 回 生 女 計 二 回 生 男 女 計 男 女 言 十 大 学 院 対 象者 受検者 1 1 受検率 情緒障害 教育 対 象者 77.( 34.[ 33.[ 1 受検 者 受検 率 - 4 - 60.1 57.〔 平 成 元 年 度 学 生 定 期 健 康 診 断 受 診 状 況 (検 尿 ) 男 女 男 計 女 幼 稚 園課程 女 男 言 十 養 護 課 程 女 男 言 十 特 理 課 程 男 女 計 △ロ 中学校 課程 小学校 課程 特 書課 程 男 女 一 回 生 対 象者 1 受検者 1 男 言 十 女 計 受検率 対 象者 回 生 1 受 検者 受検率 1 56.C 37.9 44.[ 34.3 33.〔 0 50.0 33.〔 30.4 対 象者 回 生 受検者 34.[ 25,C 1 1 1 1 受検 率 35.0 1 28.6 83.3 四 回 生 対 象者 1 27.2 23.8 47.7 64.5 1 受検 者 受検 率 75.6 1 1 1 75.0 62.( 62.5 68,〔 対象者 57.7 66.7 59.4 1 277 1 受検者 計 受検 率 57.4 57.〔 女 58.[ 63.〔 二 回 生 一 回 生 男 53.[ 62.C 言 十 男 言 十 女 言 十 男 女 言 十 大 学 院 対 象者 受検 者 1 1 受検率 情緒 障害 教育 対 象者 7 1 27.2 1 受検 者 受検 率 - 5 - 51.7 50.C 25.C 54.5 56.7 畑 郷 雄 x縮 具 ︵ s 撫 響 llX 迎 藁 鵬騨咽邸鏃 郷 畔 継 響 ⊃ lEX 禦 畔 経 響 ⊃ ∞ 鴎 ∞∞ 福 N0 目回 川 欧 □ 閣 Ⅸ 駅 転 摂 K朴 盤 駅 剖E郷 肛 理潔量 枢 欧 ぐ 欧 儒 枢 欧 転 駅 卜H 個 閣 瞳 寸OH O卜︻ [寸 [ЮH 0日 ON ∞∞寸 枢 口 権 く ∞寸N 枢 <朴 饉 NHЮ 駅 J 駅 枢 ││1回 枢 目回州 〇り∞ 俸 昧 川 ON ヽ │1回 畑 N卜H 昧 1回 J 枢 ││1回 ∞∞ 檬 製 欧 │1回 川 ЮЮ 畷 ⊃ 岬 坦 枢 H∞ 呵 響 坦 禦 熙 ∞OH 騨 絆 螂 襲 咲 運 卜NH 畔 運 野 憮 日 禦 迎 隠 坦 却 岬 灯 基 目 目 畔 無 や ⊃ 澤鶉坦 8旨 灯 坦雪 畔 経 響 ⊃ 園 想 lIX ﹁ 率 E 職嘩 郎 肛 K「 畿 嘔 輝 回︶ ︵ │ ぶ 郷 畑 11 κ 郷 」 10 │1尽 K細 郎 劇彎 郷 禦 拠 咲 駅 1回 J 位量 郷潔 抑撃 - 6 - ゴ 郷 ︵ 掻 畑 郷 平成元年度 春季職員定期健康診 断 1.受 診状 況 および成績 附 属 尿上 以 才 5 検3 圧 血 35才 以上 1 1 事務官 0 7 慶 要精検 者数 教 官 0 附 属 教 官 0 事 務官 0 36 再検者数 附 属 23 弔 事務 官 教 官 63 266 要再 検 者 数 附 属 事務官 受検 者数 教 官 84 附 屈 胸 部 X線 事務官 教 官 対 象者 数 0 0 備 考 言 十 0 1 血圧 0 1 160/95mmHg以 上 2.人 間 ドック受診状況 お よび成績 受検者数 教 官 34名 事務官 附 属 言 十 呼器 吸系 正 常 循 環器系 正 肝 o胆 のう ︶ ︵ 胃腹部︶ ︵ 腎 泌尿器系 消化器系 消 化 器 系 常 食道憩室 2名 要精検 正 胃潰傷疑 5名 肝機能 障害 27名 脂肪 肝 胆 の うポ リー プ疑 2名 要精検 肝機能 障害 1名 要精検 l 名 胆 の う胞 4名 HB抗 原 (+)1名 旦の うポ リー プ 1名 月 肝血管 腫疑 1名 顕微鏡 的血尿 5名 2 蛋 白尿 3名 腎 の う胞 2名 代 謝 系 常 要観察 ブ ドウ糖負荷 境界域 39名 糖尿病疑 11名 要精検 高 ア ミラーゼ血症 3名 液 正 十 二 脂腸 療痕 3名 常 要観察 正 便 潜血反応 7名 常 要観察 正 肋膜肥厚 7名 高 コ レス テ ロール血症 5名 中性脂肪増量 17名 高血圧症 12名 血圧注意 5名 冠不全 2名 完全右脚 ブ ロ ック 1名 眼底出血 2名 眼底出血疑 2名 要観察 正 硬化型肺結核 6名 常 要治療 血 赤沈促進 5名 要観察 6 糖尿病 6名 常 その他 要観察 貧血症 4名 低色素性貧血 3名 白血球減少症 1名 RA(十 )5名 白血球増多症 4名 溶連菌感染疑 1名 難聴 6名 視力低下 5名 肥満 4名 偏頭痛 1名 - 7 - 昭 和 63年 度 保 健 管 理 セ ン タ ー 利 用 状 況 学 呼 吸 器 系 3( 3 11 5 4 4(2) 6( 5) 1 15(10) 8( 4) 1 1 10( 7) 13(8) 3(3) 合 3 1 1 1 5(2) 1 生 計 腎 尿 器 系 内 消 化 器 系 5( 2 2(1 4( 3) 4( 2) 1( 1 59( 32 循 環 器 系 内分泌代謝系 科 ―疾患 アL//畔 」 伝染性疾患 血液系疾患 系 神経系疾患 2( 2 4( 3) 3( 1) の 2( 2 4( 4) 5( 5) 4( 4 1(1) そ 外 科 系 計 12( 9 25(16) 21(15 18(13 外 傷 9( 1 24(13) 27( 8 18(10 捻 挫 1( 1 骨 折 腰 痛 そ そ 他 の 4(3) 2(2 2( 2 28(16) カウンセリング 3( 3 4( 3) 科 眼 科 科 耳 鼻 科 3(2 5( 2 22(11) 15(8 血 液 検 査 1( 1) 血 圧 測 定 2( 1) 検 1 尿 電 図 1 6(6 2 132( 5e) 1 2( 1 1 17( 9 1( 1 5( 6( 1 6 2( 2 17(6 14(10 4( 1 2 3( 1) 1( 1) 8(1 4( 1 9( 6 3( 1 6(3 4(3 1( 1 33(17 3( 1(1 2( 1 4(2 4(2 2( 2 1( 1) 1 158 < 4 2 < 0 5 (3) 3 ︲ < 6 ︲ < ( 23) 64 ( 35 < 31 7 4 5 - 8 - (11) 3 8( 7 3( 1 11( 7 1( 1 1 < < ( )は 女子 で内数 1(1 16 3 2 4 6 0 9 で < < 0 0 3 3 5 4 ‘ 0 5 < 203 ( 5 (137) (176) 169 208 (139) (177) 209 216 155 ( 48 (165 (177) 75 5( 3(a 1 3(3 1(1) 3 101( 48 2 1( 1 2(2 2(2 157( 74 3(3 19(3) 6(4 2 8(7 5 2(2) 1(1) ぐ 総 1(1 8 ︲ 計 1(1) 141( 88 1 6 4 < 診断書発行 3( 1 1 9( 6 2 2( 1 H< 静養室使用 14(5 1 健 康 相 談 心 他 5( 1) 6(2 4( 4 1(1 20(11 2(1 歯痛・ その他 の 22(20 1(1 12(4 膚 4(3) 6( 3) 12( 5 14(10) 19(11 1 他 2( 2 皮 1 13( 7 2 531(375 ( 2 5 (3) 25 (15) 10 ( 3) 675(452: 1,006(631 昭 和 63年 度 保 健 管 理 セ ン タ ー 利 用 状 況 職 呼 吸 器 系 25( 9 9 5 7 20(5 9( 1 10(3 10(1 6( 1) 10(1 員 1 1(5 50(7 55(16) 29( 7) 26(9 42(10 327( 84) 腎 尿 器 系 内 7肖 化 器 系 22( 4 9(3) 9( 2) 20( 3) 154( 26) 循 環 器 系 内分泌代謝系 科 アレノ 叫二疾患 伝 染 性疾患 血 液 系疾 患 神経 系疾患 系 そ の 他 1 49(13 外 科 系 外 傷 4( 2) 捻 挫 1( 1) 骨 折 腰 痛 4(2 他 10(9 そ の 1 31(6) 30(12 15(2 20( 4 30( 7 3( 1 8( 6 9( 7) 52(10) 76(20) 45( 7) 36(11 1 1 32(13 495(110) 1 6(1 7(2) 1 8( 7) 13(6 35(24 18(11 43(30 30(18 計 19(14) 14( 9〕 7(5 19(17 7( 4 24(17) 8( 4 10(5 6(3) 8( 8 16(8 162(104) 10( 8 17( 8) 216(125) カウンセ リング 皮 膚 耳 7 科 眼 そ 科 鼻 2(1 1 心 3( 2) 1( 1) 3 1(1) 1) 3( 1 3( 1) 4( 3) 5(2) 1 1( 1) 2( 1) 1 1 図 1 1( 1 1) 1 1 1( 1) 診 断書発行 計 18( 3) 1 静養 室使用 総 1 1 尿 電 3( 1) 1 血 液 検 査 血 圧 測 定 他 1 3( 1 健 康 相 談 検 1) 科 歯痛 ・ その他 の 6( 3) 1( 1 6( 2 10( 2) 6( 1 74(29 55(17 52(20 1 4(1 14(3 16(4 7( 4 9(4 6( 2 8(2 5(1 23( 1 114( 27) 32(33 34(25 70(28 54(13 1(19 1(25) 39(11 51(20 102 (22 825(262) ( )は 女子で 内数 - 9 - 全国 大学保健管理協会近畿 地方部会栄 養士班 よ り発 行 され ま した、食生活 に関す る リー フ レ ッ トを シ リーズでお届 け します ので 、参 考 に して健康 な学生生活 を送 って下 さい 。 防 ご食 一一― ‐ かぜ をひきや す い人 は、常 に健康状態 を チ ェ ック して、体 力を つ けよ う 一一一 ◆ バ ラ ンスの よ い 食 事 で 体 力 を 。良質 の蛋 白質・ エ ネル ギ ーを十 分 に と りま しょう。 これ らは不足す ると、抵抗力 が弱 ま り、寒 さを感 じやす くな ります。豆腐・ 納豆 な ど大豆製 品、 い わ し・ さん ま・ 肉・ レバ ー・ 卵・ 牛亭Lな どをよ くとろ う。 。緑黄 色野菜 を油 脂類 と一 緒 に と りま しょう。 の ど・ はなな どの粘膜 を強 くす る働 きの あ る ビタ ミンAは 、 うな ぎ ◆ レバ ー・ 卵黄・ チ ー ズ・ にん じん・ しゅん ぎ く 0に ら・ ほ うれん草 0大 根葉・ ブ ロ ッコ リー・ かばち ゃな どに多 く含 まれて い ます。 これ ら油脂類 を一 緒 に とる こ とによ って吸収 が よ くな ります。質 の よ い植物油 で油 い ためな ど して食 べ ま しょう。 。ビタ ミンCを た っ3ξ りとろ う。 ビタ ミンCは 、かぜ の症状 を軽 くす る効果 があ ります。 ゆず 。す だち・ だ いだ い 。レモ ンな どを調 味料 や飲 み もの に 、又、みか ん 。ぶん たん・ グ レー プ フルー ツな どの柑橘類 、 い ち ご・ か き・ キ ウイ フル ー ツ、芋類 、 ブ ロ ッコ リー・ き ゃべ つ・ ほ うれん 草 な どは、サ ラダや食後 の デザ ー トに しよ う。 ◆ ` ″ かぜ だな……、と感 じたら 。少量 で、エネル ギーが高 く、消化 のよい、あたたか い食べ ものを とりま しょう。 ・ 抹茶 ミル ク・ 蜂蜜入 りにんに く酒 などでか らだ 雑炊 。さつ ま芋がゆ・ 鍋焼 うどん・ ホ ッ トレモ ン をあたため、無理を しない。 ◆ き とばそ う。 十 分 な 栄 養 と 休 養 、適 度 な 運 動 で か ぜ を 応、 全国大学保健管理協会近畿 地方部会栄 養士班・ 編 -10- 健康ブくりのため0'生活 一一―‐毎 日の食事 は、 6つ の食品群を もれな く組み合せま しょう。一一一一 ◆ 1日 30食 品位 を 目標 に 口印 食 主な栄 養素 群 第 1群 魚 、 肉 、 卵 、大豆製 品 良質 たんぱ く質 第 2群 牛乳 `‐ L製 品、骨 ご と食 べ られ る魚 カル シ ウ ム 第 3群 緑黄色野菜 (人 参・ かばち ゃ・ ほ うれん草 な ど) カ ロチ ン と C ◆ 米・ パ ン・ めん 。い も ラ 6群 果物 ミ ヽ 第 なす 。セ ロ リーな ど) ン ル 第 5群 そ の他 の野菜 (キ ャベ ツ・ き ゅうり 不 タ ヽ ビ ヽ ミ 第 4群 糖質 性 エ ネ ル ギ ー 油脂 (バ ター・ マー ガ リン・ 天 ぷ ら油・ サ ラダ油・ マ ヨネ ー ズ・ ドレ ッシ ング) 脂肪性 エ ネル ギ ー <主 食 +主 菜 十副菜 >の 献立 で バ ラ ンスの とれ た食 事 を 9 たん 白質 0脂 肪源 エネルギ ー源 ◆ ビタ ミン・ ミネラル 源 脂肪 は 量 と 質 を 考 え て 動物 性脂肪 (魚 類 の脂肪 を除 く)の 過剰摂取 は、動脈硬 化 を促 す作用 があ ります 。 動物 性 の もの よ り植物 油 や魚 の脂肪 を多 く摂 取 しま しょう。 ◆ 塩分をと りす ぎな いよ うに 。塩分の多い調味料を控え、料理の工夫を して、少 しずつ減 らしてい くことが大切です。 。神経質 にな りすぎないよう、運動などで汗を流す の も良 い方法です。 ◆ 食 事 に注 意 し 、積 極 的 に 自分 の 健 康 を 守 りま し ょう 。 全国大学保健管理協会近畿 地方 部会 栄養土 班 0編 - 11 - 平 成 元 年 度 秋 季 定期 健 康 診 断 実 施 に つ いて (通 知 ) 下記 の要項 で 実施 します。今回 は、貧血 の検査 や一 般肝機 能検 査 の他 に HBウ イル スの検 査、総 コ レス テ ロールや 中性 脂肪 な どの血 液化学検査 、空腹時血糖 な ど広範 囲 にわた っての検診 を行 い ますの で、注意 事項 を守 って 受診 して下 さい。 検 査 項 目 胸部 干奉 発育ヒ 月 X線 血液化学 血圧 本︶ H月 2 日 ︵ 午前 8時 30分 ∼ 11時 4時 貧血 H月 1 日 ︵ 水︶ 時 間 午後 1時 30分 ∼ 0 6 木︶ 1月 2 日 ︵ 0 5 水︶ 1月 2 日 ︵ 0 3 月︶ 1月 2 日 ︵ 0 9 木︶ 1月 1 日 ︵ 0 8 水︶ 1月 1 日 ︵ 8日 ︵ 木︶ 9月 2 7日 ︵ 水︶ 9月 2 月 日 午前 8時 30分 ∼ 10時 貧血 血圧 肝機 能 (HB抗 原 ら) 血液化学 空腹 時血糖 空腹時血糖 大腸癌検診 対 教 職員 象 小学校 小学校 X線 学生 国語 音楽 (希 望者 ) (全 員 ) 社会 美術 血圧 数学 家政 (全 学生 ) 理科 体育 養護 中学校 特書 幼稚 園 教育 心理 者 回 注意事項 1)血 液検査前 日には、 アル コール飲料 、油濃 い食事を ひかえ る。 2)血 液検 査 当 日は朝食を絶 食す る。又服薬 もしな い。 -12- 特理 生
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