祥 にセンタ ー - 奈良教育大学学術リポジトリ

祥 に センター
リ
第
14
号
平 成 元 年 10月 2日 発 行
編集発行
経
済
栄
繁
と
奈良教育大学保健 管理 セ ンター
健
保健管理 セ ンター所長
康
田
村
雅
宥
第 二 次世界大戦 の終戦 直後 の貧 しい食生活 の状況 は、豊 か さになれ た学生 の諸君 には想像 す ること も
むづ か しい と思 われ る。 しか し、世 界 に 目をむ けると、現在 で もア フ リカの難民 や 、今話題 とな って い
るボー ト・ ピー プル にみ られ るよ うに、多 くの 人 々が毎 日、毎食 の食 べ物 に も窮 し、餓 死 して い るの が
現実で あ る。 一 方 、 日本 で は有史以来 の経 済 の発展 を とげ、繁栄 によ る贅沢を満喫 して い るの が現状 で
あるが、 この贅沢 な食生活が健康面 にどの よ うな影響 を及ぼ して い るので あ ろ うか。 お そ らく多 くの人 々
は漠然 とで はあ るが、健康 に悪 い影響 を与 え て い ることを感 じて い る と思 われ る。 しか し、 日本人 の 平
均余命 は世 界 一 に延 びて きて い る。 その原 因 と して は、著 しい社会環境 の 充実 や医学 の進歩 があ げ られ
る。一方 、成人 にお い ては、結核 な どの感染症 は激減 した のに もかかわ らず、 いわ ゆ る成人病 によ る死
亡や罹病 が年 々増力日して い る。最 近 、 目立 って増 えて い る成 人病 を思 いつ くまま に挙 げ ると、悪性腫 瘍 、
脳梗塞 、心筋 梗塞 、高 血圧症 、糖尿病 、痛風 、 アル コール性肝傷害 、膵炎、大腸憩室症 、高脂血症 や肥
満 な どがあ る。 これ らの病気 は飽 食 とは無関係 で はな い。す なわ ち、食事 内容 の西欧化 、飲酒 の 習慣 な
どが発病 に大 きな影響 を及ぼ して い る こ とは明 白であ る。従 って この ままの生活をつづ け るな らば、今
後 と も成人病 が急 増す ることは火 をみ るよ り明 らかであ る。
今後 の 日本 の社会 は老齢者 が急 増 し、 いわゆ る老齢化社会 が大 きな社会 問題 とな る こ とが 予想 され る
が、老 後 の生 きが いの ためには健康 で過 す ことが第 1で あ る とい われ て い る。楽 しい老後 を生活す るた
めには成人病 を予防す る ことが大切 であ る こ とは論 をまたな い。 さ らに 、 この成人病 を予防す るため に
は、若 い学生時代 か ら “Life style"を よ く考 え て生 活 す る こ とが 最 も肝要 と考 え られ る。 そ こで 、
最 も簡 単 であ るが、最 も大切 な健康法 をおすす めす る。 これ は古 くか らの格言 にあ る「 腹 八 合 に医者 い
らず」 であ る。 即 ち、若 い頃 か らの食事 習慣 を「 自己管理 」す る こ とが大切 であ る こ とを理解 して ほ し
い。
-1-
00000
ア
ル
コ
ー
ル
と 健
康
(2,
保 健 管 理 セ ン タ ー (管 理 医 )
田
村
雅
宥
急性 ア ル コール中毒 につ いて は、
「 保健 セ ンターだ よ り」第 13号 で のべ たが、今 回 は長 期 にわ た って
アル コール を常 習的 に飲 んで お こ って くるアル コール性 の肝障害 につ いて概 説す る。
2.ア ル コール性肝障害
アル コール の消費量 と肝障害 の発生 との間 には深 い関係 が あ る こ とはよ く知 られてお り、事実 、第
1
次 、第 2次 世界 大戦 の ヨー ロ ッパ で は肝硬変 の発生 が減少 した こ とが報告 されて い る。 この アル コール
の肝障害 の発病機 序 と しては、古 くか ら色 々 と論義 されて きたが、 Lieber教 授 一 門 の ヒ ヒを用 いて の
動物 実験 によ って アル コール そ の ものが肝硬変 をお こ して くる こ とが証 明 され 、 アル コール の 直接的肝
障害作用 の あ ることが確 め られ た。 そ の後 の研 究 によ り、直接 的肝障害作用 と して は肝細胞 の脂肪 化 、
風 船様腫 大、 マ ロ リー小体 の形成 な どの肝細胞障害作用 が第 1で あ り、第 2と して は線維増生作用 が認
め られて い る。 その他 、飲酒 に伴 う栄養 バ ラ ンスの失調 、免疫異常 、遺伝因子 の関与 な ど も機 序 の 1つ
と してあげ られ て い る。
アル コール 性肝障害 には、 いろ い ろの程度 の障害 がみ られ るが、 大別 す る と① 肝細胞 内 に中性脂肪 が
沈着 した脂 肪肝 、②肝細胞 の周囲 や中心 静詠周辺 へ の線維増 生 の み られ る肝線維症 、③大量 の飲酒 によ
る急 性 の炎症 が加 わ ったアル コール性肝炎、⑭肝障害 の終末像 で あ る肝硬変 な どの 4型 に分類 され る。
この うち、脂肪肝 や軽度 の肝線維症 で は禁酒 によ って 比較的すみ やか に治 って くるが 、禁酒 しな い と肝
の病変 は進行 し、肝硬変症 に移行す ることとな る。 また肝硬変症 で も飲酒 を つづ けて い る と予後 が悪 く、
5年 生存率 (5年 後 に生存 して い る可能性 )が 30∼ 40%と 低 くな って い る。従 って 、 アル コール性肝 障
害 におけ る治療 には禁酒 が最 も大切 であ り、そ のためには本人 の 自覚 は勿論 の ことであ るが、そ のほか
には、家族 や友人 、 ソー シ ャル ワーカー な どの協力 も必要 とな る。
アル コール性肝障害 の臨床像 は病態 によ って 多彩 であ るが、全 身倦怠感 、食欲不振 、悪心 、腹部膨 満
感 な ど不定 の症状 が 多 い。 しか し、無症状 の こ と も多 い。 一 方、診察 で は肝臓 の腫大 と痛 みを感 じる こ
とが多 く、禁酒 によ ってす みやか に小 さ くな るのが特長 で あ る。 肝硬変 に まで進行す ると肝臓 は硬 くな
り皮膚 の 毛細血管 の拡張
(く
も状血管 拡張 もみ る)、 女性化乳房 や 睾 丸萎縮 もみ られ る。 ア ル コール 性
肝炎 は、一般 には大量 の飲酒 を したあ と食欲不振、 嘔吐、腹痛 な ど とともに発 熱や黄疸 を伴 う ことが多
- 2 -
いため胆道 系 の感染 と誤 まって診断 され る こ とがあ る。
検査成積 で は、高脂血症 (と くに 中性脂肪 )、 高尿 酸 血 症 がみ られ る こ と も多 く、肝機 能 で は GOT
の 中等 度 以 下 の 上 昇
(GOT>GPT)、
γ一GTPの 上 昇 、 ア ル カ リ フ ォ ス フ ァ タ ー ゼ の 軽 度 上 昇 な
どがみ られ るが 、禁酒 によ って すみ やか に改善 す ることが特徴 で あ る。 さ らに 、超 音 波検 査 、 XttCT
検査 、腹腔鏡検査 お よび肝生検 な どによ って診断 は確定 され る 。
アル コール性 肝障害 の発 生 には飲酒量 が関係 す ることは先 にの べ た とお りであ るが、や は り個人差 や
性差 (女 性 の方 が 男性 に比 べ て少量 で、 また短 期間 の常 習飲酒 で発 症 す る)が 認 め られて い るので 、 ア
ル コール性肝障害 を防止す るため には次 の こ とに注意 す る こ とが望 ま しい 。
(1)飲 酒量 と して は 1日 日本酒 で 1∼ 2合 、 ビール 1∼ 2本 程度 とす る。理 論的 には 1日 3合 まで と
いわれているが 、個人差 、性差を考 えると この位 の量 の方 が安 全 で あ る。一般 に 5合 以上 (工 タノ ー
ル160g以 上 )を 15∼ 20年 つづ けて い る と肝硬変症 の発生率 は40∼ 50%と いわ れ て い る の で 、常 習
大酒家 は定期的 な検査 が必要 で あ る。 また肝障害がみ られた ときには禁酒 が原則 で あ る。
(2)大 酒家 は食事 内容 が貧 しく、 いわゆ る栄養障害 がみ られ る こ とが多 いので 、高 カ ロ リー、高蛋 白
食 (良 質 の動物性蛋 白が望 ま しい )、
ビタ ミンB類 の豊富 な食事 を とるよ うに努 め る。
以上 、 アル コール性肝障害 につ い ての べ て き たが 、 アル コール にはそ れぞれ大 きな功罪 の あ る ことを
よ く理解 し、上 手 にアル コール とつ きあ って い く必要 が あ る 。
- 3 -
平 成 元 年 度 学 生 定 期 健 康 診 断 受 診 状 況 (空
中学校課 程
男
男
女
言
十
女
言
十
幼稚 園課 程
女
男
言
十
)
養 護 課 程
特 理 課 程
男
男
女
計
女
言
十
︿口
小学校課 程
尋
特 書課 程
男
女
一
回 生
対象者
1
1
受検者
1
1
男
計
女
受検率
一一
回 生
対 象者
1
受検者
1
1
l
受検率
生
55.1
68.[
対 象者
回
1
1
受検者
1
1
受検率 35.6
1
四 回 生
対象者
1
1
1
47.(
35.[
30.C
1
33.〔
1
受 検者
1
受検率
65.7
1
88.[
72.7
89.[
対象者
1,277
受検者
言
十
受検率
1
66.C
男
72.( 67.[
68.〔
一 回 生
女
計
二 回 生
男
女
計
男
女
言
十
大 学 院
対 象者
受検者
1
1
受検率
情緒障害 教育
対 象者
77.(
34.[
33.[
1
受検 者
受検 率
- 4 -
60.1
57.〔
平 成 元 年 度 学 生 定 期 健 康 診 断 受 診 状 況 (検 尿 )
男
女
男
計
女
幼 稚 園課程
女
男
言
十
養 護 課 程
女
男
言
十
特 理 課 程
男
女
計
△ロ
中学校 課程
小学校 課程
特 書課 程
男
女
一
回 生
対 象者
1
受検者
1
男
言
十
女
計
受検率
対 象者
回
生
1
受 検者
受検率
1
56.C 37.9
44.[ 34.3
33.〔
0 50.0
33.〔
30.4
対 象者
回
生
受検者
34.[
25,C
1
1
1
1
受検 率
35.0
1
28.6
83.3
四 回 生
対 象者
1
27.2
23.8
47.7
64.5
1
受検 者
受検 率
75.6
1
1
1
75.0
62.(
62.5
68,〔
対象者
57.7 66.7 59.4
1
277
1
受検者
計
受検 率
57.4
57.〔
女
58.[
63.〔
二 回 生
一 回 生
男
53.[ 62.C
言
十
男
言
十
女
言
十
男
女
言
十
大 学 院
対 象者
受検 者
1
1
受検率
情緒 障害 教育
対 象者
7
1
27.2
1
受検 者
受検 率
- 5 -
51.7 50.C
25.C
54.5
56.7
畑 郷 雄 x縮 具 ︵
s
撫
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llX 迎
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鵬騨咽邸鏃
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畔 継 響 ⊃
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│1回 川
ЮЮ
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⊃
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枢
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坦
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熙
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騨
絆
螂
襲
咲
運
卜NH
畔
運
野
憮
日
禦
迎
隠
坦
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岬
灯
基
目
目
畔 無 や ⊃
澤鶉坦 8旨
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駅
1回 J
位量
郷潔
抑撃
- 6 -
ゴ
郷 ︵
掻 畑 郷
平成元年度
春季職員定期健康診 断
1.受 診状 況 および成績
附 属
尿上
以
才
5
検3
圧
血
35才 以上
1
1
事務官
0
7
慶
要精検 者数
教 官
0
附 属
教 官
0
事 務官
0
36
再検者数
附 属
23
弔
事務 官
教 官
63 266
要再 検 者 数
附 属
事務官
受検 者数
教 官
84
附 屈
胸 部 X線
事務官
教 官
対 象者 数
0
0
備
考
言
十
0
1
血圧
0
1
160/95mmHg以 上
2.人 間 ドック受診状況 お よび成績
受検者数
教
官
34名
事務官
附
属
言
十
呼器
吸系
正
常
循 環器系
正
肝 o胆 のう ︶
︵
胃腹部︶ ︵
腎 泌尿器系
消化器系 消 化 器 系
常
食道憩室 2名
要精検
正
胃潰傷疑 5名
肝機能 障害 27名 脂肪 肝
胆 の うポ リー プ疑 2名
要精検
肝機能 障害 1名
要精検
l
名
胆 の う胞 4名
HB抗 原 (+)1名
旦の うポ リー プ 1名
月
肝血管 腫疑 1名
顕微鏡 的血尿 5名
2
蛋 白尿 3名
腎 の う胞 2名
代 謝 系
常
要観察
ブ ドウ糖負荷 境界域 39名 糖尿病疑 11名
要精検
高 ア ミラーゼ血症 3名
液 正
十 二 脂腸 療痕 3名
常
要観察
正
便 潜血反応 7名
常
要観察
正
肋膜肥厚 7名
高 コ レス テ ロール血症 5名 中性脂肪増量 17名 高血圧症 12名 血圧注意 5名
冠不全 2名 完全右脚 ブ ロ ック 1名 眼底出血 2名 眼底出血疑 2名
要観察
正
硬化型肺結核 6名
常
要治療
血
赤沈促進 5名
要観察
6
糖尿病 6名
常
その他 要観察
貧血症 4名 低色素性貧血 3名 白血球減少症 1名 RA(十 )5名 白血球増多症 4名
溶連菌感染疑 1名 難聴 6名 視力低下 5名 肥満 4名 偏頭痛 1名
- 7 -
昭 和
63年 度 保 健 管 理 セ ン タ ー 利 用 状 況
学
呼 吸 器 系
3( 3
11
5
4
4(2)
6( 5)
1
15(10) 8( 4)
1
1
10( 7)
13(8) 3(3)
合
3
1
1
1
5(2)
1
生
計
腎 尿 器 系
内
消 化 器 系 5( 2
2(1
4( 3)
4( 2)
1( 1
59( 32
循 環 器 系
内分泌代謝系
科
―疾患
アL//畔 」
伝染性疾患
血液系疾患
系
神経系疾患
2( 2
4( 3)
3( 1)
の
2( 2
4( 4) 5( 5) 4( 4
1(1)
そ
外 科 系
計
12( 9 25(16) 21(15 18(13
外
傷
9( 1 24(13) 27( 8 18(10
捻
挫
1( 1
骨
折
腰
痛
そ
そ
他
の
4(3) 2(2
2( 2
28(16)
カウンセリング 3( 3
4( 3)
科
眼
科
科
耳
鼻
科
3(2
5( 2 22(11) 15(8
血 液 検 査
1( 1)
血 圧 測 定
2( 1)
検
1
尿
電
図
1
6(6
2
132( 5e)
1
2( 1
1
17( 9
1( 1
5(
6( 1
6
2( 2
17(6
14(10
4( 1
2
3( 1)
1( 1)
8(1
4( 1
9( 6
3( 1
6(3
4(3
1( 1
33(17
3(
1(1
2( 1
4(2
4(2
2( 2
1( 1)
1
158
<
4
2 <
0
5
(3)
3
︲ <
6
︲ <
( 23)
64
( 35
<
31
7
4
5
- 8 -
(11)
3
8(
7
3(
1
11( 7
1( 1
1
<
<
( )は 女子 で内数
1(1
16
3
2
4
6
0
9 で
<
<
0
0
3
3
5
4 ‘
0
5 <
203
( 5
(137) (176)
169
208
(139) (177)
209
216
155
( 48
(165
(177)
75
5(
3(a
1
3(3
1(1)
3
101( 48
2
1( 1
2(2
2(2
157( 74
3(3
19(3) 6(4
2
8(7
5
2(2)
1(1)
ぐ
総
1(1
8
︲
計
1(1)
141( 88
1
6
4 <
診断書発行
3( 1
1
9( 6
2
2( 1
H<
静養室使用
14(5
1
健 康 相 談
心
他
5( 1)
6(2
4( 4
1(1
20(11
2(1
歯痛・ その他
の
22(20
1(1
12(4
膚
4(3)
6( 3) 12( 5 14(10) 19(11
1
他 2( 2
皮
1
13( 7
2
531(375
( 2
5
(3)
25
(15)
10
(
3)
675(452:
1,006(631
昭 和
63年 度 保 健 管 理 セ ン タ ー 利 用 状 況
職
呼 吸 器 系 25( 9
9
5
7
20(5
9( 1
10(3
10(1
6( 1)
10(1
員
1
1(5 50(7
55(16) 29( 7)
26(9
42(10
327( 84)
腎 尿 器 系
内
7肖
化 器 系 22( 4
9(3)
9( 2) 20( 3)
154( 26)
循 環 器 系
内分泌代謝系
科
アレノ
叫二疾患
伝 染 性疾患
血 液 系疾 患
神経 系疾患
系
そ
の
他
1
49(13
外 科 系
外
傷
4( 2)
捻
挫
1( 1)
骨
折
腰
痛
4(2
他
10(9
そ
の
1
31(6) 30(12 15(2 20( 4 30( 7
3( 1
8( 6
9( 7)
52(10) 76(20) 45( 7) 36(11
1
1
32(13
495(110)
1
6(1
7(2)
1
8( 7)
13(6
35(24
18(11
43(30 30(18
計 19(14) 14( 9〕
7(5
19(17
7( 4
24(17)
8( 4 10(5
6(3)
8( 8 16(8
162(104)
10( 8 17( 8)
216(125)
カウンセ リング
皮
膚
耳
7
科
眼
そ
科
鼻
2(1
1
心
3( 2)
1( 1)
3
1(1)
1)
3( 1
3( 1) 4( 3)
5(2)
1
1( 1)
2( 1)
1
1
図
1
1( 1
1)
1
1
1( 1)
診 断書発行
計
18( 3)
1
静養 室使用
総
1
1
尿
電
3( 1)
1
血 液 検 査
血 圧 測 定
他
1
3( 1
健 康 相 談
検
1)
科
歯痛 ・ その他
の
6( 3)
1(
1
6( 2 10( 2)
6( 1
74(29 55(17 52(20
1
4(1 14(3 16(4
7( 4
9(4
6( 2
8(2
5(1
23( 1
114( 27)
32(33 34(25 70(28 54(13
1(19
1(25) 39(11
51(20
102
(22
825(262)
( )は 女子で 内数
- 9 -
全国 大学保健管理協会近畿 地方部会栄 養士班 よ り発 行 され ま した、食生活 に関す る リー フ レ
ッ トを シ リーズでお届 け します ので 、参 考 に して健康 な学生生活 を送 って下 さい 。
防 ご食
一一― ‐ かぜ をひきや す い人 は、常 に健康状態 を
チ ェ ック して、体 力を つ けよ う 一一一
◆
バ ラ ンスの よ い 食 事 で 体 力 を
。良質 の蛋 白質・ エ ネル ギ ーを十 分 に と りま しょう。
これ らは不足す ると、抵抗力 が弱 ま り、寒 さを感 じやす くな ります。豆腐・ 納豆 な ど大豆製 品、 い
わ し・ さん ま・ 肉・ レバ ー・ 卵・ 牛亭Lな どをよ くとろ う。
。緑黄 色野菜 を油 脂類 と一 緒 に と りま しょう。
の ど・ はなな どの粘膜 を強 くす る働 きの あ る ビタ ミンAは 、 うな ぎ ◆ レバ ー・ 卵黄・ チ ー ズ・ にん
じん・ しゅん ぎ く 0に ら・ ほ うれん草 0大 根葉・ ブ ロ ッコ リー・ かばち ゃな どに多 く含 まれて い ます。
これ ら油脂類 を一 緒 に とる こ とによ って吸収 が よ くな ります。質 の よ い植物油 で油 い ためな ど して食
べ ま しょう。
。ビタ ミンCを た っ3ξ りとろ う。
ビタ ミンCは 、かぜ の症状 を軽 くす る効果 があ ります。 ゆず 。す だち・ だ いだ い 。レモ ンな どを調
味料 や飲 み もの に 、又、みか ん 。ぶん たん・ グ レー プ フルー ツな どの柑橘類 、 い ち ご・ か き・ キ ウイ
フル ー ツ、芋類 、 ブ ロ ッコ リー・ き ゃべ つ・ ほ うれん 草 な どは、サ ラダや食後 の デザ ー トに しよ う。
◆
` ″
かぜ だな……、と感 じたら
。少量 で、エネル ギーが高 く、消化 のよい、あたたか い食べ ものを とりま しょう。
・ 抹茶 ミル ク・ 蜂蜜入 りにんに く酒 などでか らだ
雑炊 。さつ ま芋がゆ・ 鍋焼 うどん・ ホ ッ トレモ ン
をあたため、無理を しない。
◆
き とばそ う。
十 分 な 栄 養 と 休 養 、適 度 な 運 動 で か ぜ を 応、
全国大学保健管理協会近畿 地方部会栄 養士班・ 編
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健康ブくりのため0'生活
一一―‐毎 日の食事 は、 6つ の食品群を もれな く組み合せま しょう。一一一一
◆
1日 30食 品位 を 目標 に
口印
食
主な栄 養素
群
第 1群
魚 、 肉 、 卵 、大豆製 品
良質 たんぱ く質
第 2群
牛乳 `‐ L製 品、骨 ご と食 べ られ る魚
カル シ ウ ム
第 3群
緑黄色野菜 (人 参・ かばち ゃ・ ほ うれん草 な ど)
カ ロチ ン
と
C
◆
米・ パ ン・ めん 。い も
ラ
6群
果物
ミ ヽ 第
なす 。セ ロ リーな ど)
ン ル
第 5群
そ の他 の野菜 (キ ャベ ツ・ き ゅうり
不
タ ヽ
ビ ヽ
ミ
第 4群
糖質 性 エ ネ ル ギ ー
油脂 (バ ター・ マー ガ リン・ 天 ぷ ら油・ サ ラダ油・ マ ヨネ ー
ズ・ ドレ ッシ ング)
脂肪性 エ ネル ギ ー
<主 食 +主 菜 十副菜 >の 献立 で バ ラ ンスの とれ た食 事 を
9
たん 白質 0脂 肪源
エネルギ ー源
◆
ビタ ミン・ ミネラル 源
脂肪 は 量 と 質 を 考 え て
動物 性脂肪 (魚 類 の脂肪 を除 く)の 過剰摂取 は、動脈硬 化 を促 す作用 があ ります 。
動物 性 の もの よ り植物 油 や魚 の脂肪 を多 く摂 取 しま しょう。
◆ 塩分をと りす ぎな いよ うに
。塩分の多い調味料を控え、料理の工夫を して、少 しずつ減 らしてい くことが大切です。
。神経質 にな りすぎないよう、運動などで汗を流す の も良 い方法です。
◆
食 事 に注 意 し 、積 極 的 に 自分 の 健 康 を 守 りま し ょう 。
全国大学保健管理協会近畿 地方 部会 栄養土 班 0編
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平 成 元 年 度 秋 季 定期 健 康 診 断 実 施 に つ いて (通 知 )
下記 の要項 で 実施 します。今回 は、貧血 の検査 や一 般肝機 能検 査 の他 に HBウ イル スの検 査、総 コ
レス テ ロールや 中性 脂肪 な どの血 液化学検査 、空腹時血糖 な ど広範 囲 にわた っての検診 を行 い ますの
で、注意 事項 を守 って 受診 して下 さい。
検 査 項 目
胸部
干奉
発育ヒ
月
X線
血液化学
血圧
本︶
H月 2 日 ︵
午前 8時 30分 ∼ 11時
4時
貧血
H月 1 日 ︵
水︶
時 間
午後 1時 30分 ∼
0 6
木︶
1月 2 日 ︵
0 5
水︶
1月 2 日 ︵
0 3
月︶
1月 2 日 ︵
0 9
木︶
1月 1 日 ︵
0 8
水︶
1月 1 日 ︵
8日 ︵
木︶
9月 2
7日 ︵
水︶
9月 2
月 日
午前 8時 30分 ∼ 10時
貧血
血圧
肝機 能
(HB抗 原 ら)
血液化学
空腹 時血糖
空腹時血糖
大腸癌検診
対
教 職員
象
小学校
小学校
X線
学生
国語
音楽
(希 望者 )
(全 員 )
社会
美術
血圧
数学
家政
(全 学生 )
理科
体育
養護
中学校
特書
幼稚 園
教育
心理
者
回
注意事項
1)血 液検査前 日には、 アル コール飲料 、油濃 い食事を ひかえ る。
2)血 液検 査 当 日は朝食を絶 食す る。又服薬 もしな い。
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特理
生