vol.45 - 日本歯車工業会

平成28年6月号(6月1日発行) vol.45
[日本歯車工業会誌]
Japan Gear Manufacturers Association
45
vol.
2016 Jun.
[目次]
●巻頭言・工業会の動き・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 2
●新規事業 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 3
●委員会報告
経営研修委員会・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 4
●会員企業紹介
(株)日立ニコトランスミッション・・・・・・・・・・・・・・ 5
●研究室紹介
京都工芸繊維大学 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 6
●経済産業省便り・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 7
●新入会員紹介 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 8
●JIS規格紹介・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・10
●JGMA規格紹介 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・11
●歯車・歯車装置各種統計・・・・・・・・・・・・・・・12
●工業会よりお知らせ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・13
巻頭言
会員の皆様へ
(一社)
日本歯車工業会 会長 澤田 豊
会長を引き継ぎ1年が経過し、今までの取組みと感じると
月よりスタートを切る予定です。
ころを述べたいと思います。
規格については、ビジネスに直結しているだけでなく、新
たな技術の証明書でもあり、重要性を再認識し、戦略的な議
まず、最初に行ったことは、会のコミュニケーションを活発
論が出来る場を整備した段階です。今後、日本の利益を守り
にすること。具体的には、JGMA ニュースの発行回数を増や
つつ、ISO 化を進める正念場です。若い方にも委員会に参画
し、タイムリーかつ、内容を充実させてきました。また、会員
していただき、皆様と議論していきたい。 間のコミュニケーションも、経営研修会や中国歯車工業会と
三大事業の中でギヤカレッジは人気も高く、これは、講師
のミーティングなど、会員が集合できる機会を増やすことに
の先生方のご努力のたまものであり、感謝しております。今
よって、活発になって来たと思います。今後も充実を図って
後も継続させるべく、仕組みを整備していきます。
行きたい。
次に、JGMA の三大事業である技術・規格・教育の中で、
以上、個別の事業ではありますが、ベースには人材育成が
技術・規格については取組みの方向性の見直しを行ってい
あると思います。 ます。
また、会員ニーズが多様化する中、後継者の育成は各社共
まず、技術について、工業会自らが技術開発を行った X-
通する重要課題であります。そのため、JGMA の事業は人材
プロジェクトの技術的評価は高いものがありました。そして、
育成をベースにして考えていきたい。ギヤカレッジを中核に、
それにも増して評価されたのが、プロジェクトへの派遣者の
技術開発自体より技術開発の出来る人、規格は規格自体も
育成効果でした。このことから、工業会の活動としては個別
ありますが、それと共に、海外で議論ができる人が重要です。
の技術開発を実行していくのも良いが、本来、各企業マター
産学の EURO、規格の AGMA、育成の JGMA と言われる
である。それよりは、技術開発スタッフの育成事業を仕掛け
様、今後取り組んで行きたい。
られないものか、と検討を重ね「困り事相談」という形で6
皆様からのご意見を期待しています。
工業会の動き
(3月∼5月)
【通常総会】
【委員会】
・第59回通常総会(5/20・福岡)
◇JGMA 歯車規格委員会 「円筒ウォームギヤの強さ計算式」
【理事会】
・平成 27 年度 第 10 回委員会(3/17・東京)
・平成27年度 第5回理事会(3/11・大阪)
・平成 28 年度 第 1 回・第 2 回委員会(4/28・5/27・東京)
・平成28年度 第1回理事会(4/22・東京)
◇ISO/JIS 審議委員会 第 1 分科会 「円筒歯車 :モジュール規格改正」
・平成28年度 第2回理事会(5/20・福岡)
・平成 28 年度 第 1 回委員会(4/5・東京)
【経営研修会】
◇ISO/JIS 審議委員会 第2分科会 「歯車 - 研削後の表面焼き戻しエッチング検査法改正」
・第24回「経済産業省 平成 28 年度 支援施策説明会」
・平成 27 年度 第 5 回委員会(3/25・東京)
ならびに「日本歯車工業会 金属性状評価プロジェクト説明会」 ・平成 28 年度 第 1 回・第 2 回委員会(4/22・5/27・東京)
【対外講演(澤田会長)】
(3/11・大阪)
・第25回「日本エリコンバルザース株式会社 視察研修」 RC268日本機械学会 第4分科会にて、歯工会の人材育成について講演(4/15・東工大)
(4/8・静岡)
【会員入会】
■オリエンタルモーター株式会社 ■株式会社川島製作所 ■有限会社中村製作所
委員会トピックス
委員会
規格
JGMAギヤカレッジ
技術
歯車技術研修検討
経営研修
海外調査対応
広報
総務
2
JGMA News vol.45
委員長(敬称略)
浅川
田中
栄野
猪村
菊池
植田
浅川
小原
トピックス
組織体制見直案作成、会長承認受け。
16ギヤカレッジ開校準備中。両コースとも定員 100%達成
「困りごと相談」準備中
中部歯車懇話会での活動の情報提供
日本エリコンバルザース殿(4/8)開催。16 活動計画策定中。
AGMA100 周年行事参加(5/12−14)
JGMAニュースの内容充実継続
H28 年度予算(3/11)及び H27 年度決算報告(4/22)
新規事業
「歯車用鉄鋼材料品質の適性且つ効率的な評価手法の
開発(JGMATE)」事業の決定と資金の募集について
(一社)
日本歯車工業会 会長 澤田 豊
JGMATEプロジェクト運営委員会 副委員長 阿部義和
近年、JIS 規格適合鋼材の品質に起因する歯車の損傷事故
事業の概要
が増えています。著しい不純物や偏析の存在が製品の耐久
性を大きく低下させることが原因です。しかし、このことはミ
■事業者…一般社団法人 日本歯車工業会
ルシート(材料証明書)からは判断できないため、我々ユー
■委託研究先…公益財団法人 応用化学研究所
ザーは欠陥材料を購入する可能性が高いと言わざるを得ま
■事業のテーマ…鉄鋼材料について多点マイクロビッカース
せん。そこで、自己防衛の手段として、京都大学名誉教授 久
の迅速な統計処理能力を有する測定装置を開発し、材料性
保愛三先生が提唱される「我々ユーザーが鉄鋼材料の品質
能を評価する技術の方向性を示す。
を迅速に評価できる測定装置を開発し、鉄鋼材料の新しい
■事業規模…総額 6,700 万円(補助金 5,000 万円 自己負
評価法を確立する」ことが必要であると訴えてまいりました。
担金 1,700 万円) 【期間】平成 28 年 4 月∼平成 29 年 3 月
この度、当開発事業への補助金支出が決定いたしましたの
■自己負担金募集内容…一口 50 万円として、34 口、総額
で、4 月の理事会において事業の着手を採択致しました。本
1,700 万円を募集する。
年度補助金として5,000万円が支出されますが、同時に我々
応募企業は材料の評価測定実技研修並びに評価法の基礎的
工業会も1,700 万円を自己負担しなければなりません。就
知見を習得できる。
きましては、会員の皆様に同負担金に対するご寄付(一口
■長期計画…今回の開発事業は評価が高く、継続した複数
50 万円、申込締切 6 月 30 日)をご検討賜りたくお願い申し
年にわたる助成が期待される。そこで、開発する測定装置の
上げます。皆さまにおかれましては特段のご理解を頂戴し、
普及と「歯車用鉄鋼材料の評価基準」JGMA 規格原案の作
当事業へのご協力を切にお願いする次第です。
成をゴールとする5ヶ年計画も併せて検討したい。ただし、
当開発事業は機械部品産業全体に関わる問題であり、2年
目以降は他の工業会にも参加を呼びかけ、当工業会の資金
負担を軽減する。
久保愛三名誉教授の「日本歯車工業会よりの補助金申請に至る背景について」の一文
「ミルシート付き、材料規格合格品」と言う建前の品質表
な統計処理をおこなえば、この評価技術を確立することが
示のみを信用していては、鉄鋼材料の品質がつかめなくなっ
出来る可能性が極めて高い。しかし、そのような自動測定
てきているのが実情である。特に海外材を調達する場合の現
装置は現在世界中にないので、これを早急に開発する必要
物の品質をどう確認するかが大問題である。
がある。
海外途上国の材料のみならず国産材料にも見切りをつけ、
購入鉄鋼の品質の保証の際、現状の鉄鋼規格・ミルシー
ドイツ材などの購入を図っている機械メーカもあるが、例え
トに加えて、ここに開発する歯車用鉄鋼材料の性状評価結果
ば、ドイツ製の 18Cr 鋼は JIS 対応材(SCM822)に比べて1
の点数を併記できるようにして、酷い材料を掴まないように
年前で約 2 倍の値段、現在は約 3 倍の値段である。ドイツ製
する技術手法を確立することを目的とする。
でも値段の安い材料の品質には問題がある。
日本の機械技術、機械部品の品質を世界のトップランクに
保つには、使用しようとしている鉄鋼材料現物の客観的品質
評価をユーザーである機械メーカが容易に出来るようにし、
ババをつかまないようにしなくてはならない。また、その品
質評価結果を鉄鋼メーカにフィードバックすれば、日本の鉄
鋼材料の品質を高める努力を期待できる。
材料の超多点硬度測定や異方性の測定、その結果の迅速
ミルシート付きJIS規格材SCM420H鋼内の
材料偏折
左図と同じ材料で作っ
た歯車の歯のみに突如
起こった深い歯面剥離
JGMA News vol.45
3
委員会報告
経営研修委員会
経営研修委員会委員長 菊地義典
経 営 研 修 会 の 歴 史は 古く、3 代 前 の 宮 谷 会 長 時 代にス
会」を3 月に開催しました(経産省:服部課長補佐ご講演)。
タートし、現時点で開催実績 25 回を誇る工業会の中核事業
16 年度は既に 4 月に日本エリコンバルザース株式会社様
となっております。
にて、リヒテンシュタイン本社の開発責任者 Mr.Berger に
同業者お断りが常識の業界にあって、工場見学だけにとど
薄膜コーティングの講演をいただきました。
まらず、経営方針・技術開発への取り組みに至るまで内容の
今後も年 4 回以上を目標に開催準備中です。
濃い研修会を継続し、大きな成果を得てまいりました。
株式会社 DMG 森精機様の研修会にて、両出軸ピニオン
とはいえ、モデル事例として経営研修会にご協力いただけ
シャフトの一体加工を見て、加工革新が構造設計を変えてし
る企業に限りがあり、ここ数年は低調な状態が続いておりま
まうであろうという現実に驚きを感じずにはいられませんで
した。
した。このような感動体験もできるような研修企画も今後取
そこで研修会を活性化すべく、昨年度より私が委員長を拝
り入れていたきたいと考えております。
命し、経営研修委員会がスタート。
様々な場面で会員企業のニーズに耳を傾け、新技術、異
15 年度は、富山の株式会社不二越様への一泊視察研修、
業種、経産省関連等多岐に渡り、皆さまのお役に立てるよう
経済産業省講演会「IoT 社会における製造業の方向性」を開
な研修会を実施し、内容を充実させてまいります。
催し、多くの皆さまにご参加をいただきました。
どうぞ会員の皆さまの幅広いご意見をお聞かせくださいま
また新しい取り組みとして、新年度の税制改正、補助金情
すようお願い申し上げます。
報をいち早くお伝えするために「経済産業省 支援施策説明
平成27・28年度 経営研修会 開催実績(予定含む)
通算回数
月/日
開催地
21
2015/2/6
三重
DMG森精機株式会社
協力企業・団体(敬称略)
5軸MC加工
研修テーマ
講演会、加工デモ、工場見学
内容
22
2015/11/27
富山
株式会社不二越
歯車関連設備機器全般
講演会、工場見学
23
2016/2/26
東京
経産省・製造産業局
IoT社会( 15ものづくり白書) 講演会
24
2016/3/11
大阪
経産省・服部課長補佐
16税制改正、補助金説明
講演会
25
2016/4/8
掛川
日本エリコンバルザース株式会社
PCD薄膜コーティング
講演会、工場見学
26
2016/上期
̶
調整中
【2016年度実績報告】日本エリコンバルザース株式会社視察研修
2016 年 4 月 8 日 ( 金 )、静岡県掛川市の日本エリコンバル
当日は、
「PVDコーティング及びPPDプラズマ窒化熱につい
ザース株式会社静岡工場に於いて講演会及び工場 視察が
て」の 講 演 後 工 場 見 学 を 行 い、世 界 に 8 か 所 し か な い
行われました。当社の本社はリヒテンシュタイン公国バル
d3mx10mの巨大な装置を見学、その圧力に圧倒されました。
ザースにあり、世界 37 か国に拠点を持つ、コーティングに
日本エリコンバルザース(株)様には、誌面をかりて改め
関しては世界 No.1 のシェアを誇る企業です。
て御礼を申し上げます。
吉冨PM、
Mr.Berger、
山田部長
4
JGMA News vol.45
Mr.Berger 講演
菊地委員長御礼挨拶
懇親会風景
会員企業紹介
株式会社 日立ニコトランスミッション
顧問 栄野
隆
船舶用減速機の専門工場として、大宮市(現さいたま市)に
【沿革】
日立ニコトランスミッションは旧新潟鐵工所の変速機関連
新たな工場を設立しました。今ではとても想像することすら
事業を継承して2003 年に発足し、更にその 3 年後に日立
できませんが、当時は敷地内に
製 作 所 の 同 事 業を統 合して今日 に 至っています。創 業 は
していたと言うことです。現在、大宮・加茂それぞれの事業
1952 年(昭和 27 年)で米国ツイン・ディスク社と旧新潟
所には最新鋭の設備が導入され、IT を活用した生産システ
鐵工所の技術提携による合弁会社として当時の日本国有鉄
ム、厳格な品質管理の下に製作された動力伝達装置は日本
道殿向ディーゼルカー用トルクコンバータの専門メーカ「新
国内はもとより海外にも出荷され世界で活躍しています。
や狸が駆け回り、蛇が出没
潟コンバーター」として新潟県加茂市に産声
を上げました。社名の「ニコ」は操業時の変速
機製造会社「新潟コンバーター」が「NICO(ニ
コ)」のブランド名を使用していたことに因む
ものです。
その後、ツイン・ディスク社の基幹技術であ
る湿式多板油圧クラッチを使った船舶用減速
逆転機の技術を導入、1963 年(昭和 38 年)
昭和38年当時の大宮工場
(左下の道路は国道16号線)
現在の本社・大宮事業所
作実績に繋がっています。大型化については更なるステップ
事業の特長
アップを図っているところです。一方、ガスタービン/スチー
弊社はトルクコンバータ等の流体機械、歯車、湿式多板油
ムタービンを原動機とした発電用に高速遊星歯車減速機及
圧クラッチとその制御技術を基盤技術としており、それらの
び平行歯車減速機の大容量化・高速化も強力に推し進めて
技術を組み合わせあらゆるニーズに対応した動力伝達装置
いるところです。
を製作しています。
弊社が得意とする技術としてコントローラによる制御技術
中でも船舶用・鉄道車両用等乗り物に関する製品が全体
が上げられます。クラッチの油圧・流体継手の油量等をコン
の7割超を占め、各々の分野で確固たる地位を築いていま
トローラで自在に制御し、無段階変速制御、一定回転速度制
す。特に高速船・鉄道車両では省エネの観点から軽量化が
御、制動制御、微速制御等自在に速度、伝達トルク、ブレー
要求され、ケーシングのアルミ化、内部部品の軽量化技術を
キ力等を制御することが可能です。
磨いてきました。又、船舶用では大型歯車研削盤の導入によ
り質量約 100トンにも及ぶ国内最大級の船舶用減速機の製
■会社概要
会社名
株式会社日立ニコトランスミッション
英文名
Hitachi Nico Transmission Co., Ltd.
代表者名
片山 正典
資本金
4億5000万円
本社・事業所所在地
本社・大宮:埼玉県さいたま市、加茂:新潟県加茂市
営業拠点
大宮、札幌、名古屋、大阪、福岡、海外営業拠点
事業内容
船舶・鉄道車両、建設機械、
鉄道車両用軽量仕様
トランスミッション
国内最大級のフェリー用2機1軸型減速機
(長さ4m、幅7m、質量100トン)
最後に
産業機械等の動力伝達装置の開発、設計、製造、販売
従業員数
510名 2016年3月現在
弊社では今後も新鋭設備の導入、人材の育成を図り、よ
HP
http//www.hitachi-nico.jp
り高精度・高性能な変速機を設計・製造していく所存です。
JGMA News vol.45
5
研究室紹介
京都工芸繊維大学
京都工芸繊維大学 工芸科学部 機械工学課程 /
同 大学院 機械設計学専攻 精密加工研究室 機械工学系 教授
森脇一郎
京 都 工 芸 繊 維 大 学 は、1949 年、京 都 工 業 専 門 学 校
ログラムを組んだりもしました。さらに FEM のプログラムを
(1902 年設立の京都高等工芸学校を 1944 年に改組)と京
自作し、
「歯面膜要素」という独自の概念を導入して歯車の
都繊維専門学校(1899 年の京都蚕業講習所設立、1914 年
かみ合い状態の静的な応力解析を効率よく解くことを試み
の京都高等蚕業学校、1931 年の京都高等蚕糸学校を経て
たりもしました。また、ニューラルネットワークを取り入れ、
1944 年に改組)が統合された新制大学(機械系として機織
ハイポイドギヤをラッピングするときのマシンセッティングを
工芸学科(1968 年に機械工学科に改組)、1961 年に生産
決定するシステムやトランスミッションのギヤノイズを評価す
機械工学科新設、1988 年 2 学科を機械システム工学科に
るシステムについて検討したりもしました。研究室名である
統合)で、当初 2 学部でスタート、2006 年に工芸科学部 1
「精密加工」からは遠ざかる一方ですが、歯車の仕上げ加工
学部(機械系としては機械システム工学課程、2015 年機械
に対する評価は形状精度ではなく運転性能で行うべきであ
工学課程に改組)に、並行して大学院修士課程として1965
り、これらの研究はその一環である、との言い訳を用意して
年に工芸学研究科(機械系として機械工芸学専攻(1972 年
看板を掛け替えずに続けています。学生数は、2016 年 4 月
に機械工学専攻に改組)と生産機械工学専攻)、1966 年に
1 日時点で、博士後期課程 2 名、博士前期課程 10 名(内留
繊維学研究科が設立され、1988 年に博士前期・後期課程
学生 1)、学部 10 名(内留学生 1)です。
として工芸科学研究科(機械系博士前期課程として機械シス
現在の主たる研究テーマは、まず、工業会にお世話になっ
テム工学専攻、2015 年に機械物理学専攻と機械設計学専
ているものとして、プラスチック歯車の曲げ強度評価法規格
攻に改組、博士後期課程は他分野も含めた設計工学専攻)
JIS B 1759 に関する研究があります。これは種々の樹脂材
に改組され現在に至っています。なお、教員組織は教育組
料で作製した歯車に対して運転試験を行うことにより、当該
織とは切り離され、現在、機械系の教員は機械工学系所属
樹脂材料を歯車用材料として用いた場合の曲げ強度を評価
となっています。
しようというもので、当研究室で設計した試験歯車の最大負
精密加工研究室は、生産機械工学科が新設されたときに
荷トルク20N・m、最大回転速度 5,000min-1 という動力
故岡本隆先生が担当された機械工作講座を前身とする研究
吸収式運転試験機を用いて実験を行っています。関連して、
室で、京都大学名誉教授 久保愛三先生も1979 年 9 月まで
内歯車用の試験機の開発も進めています。
在籍されていました。残念ながら、筆者が当研究室に配属さ
加工関係のテーマは、歯形論を用いた歯切り工具設計に
れたのが 1979 年 4 月でしたから、久保先生には
か半年ほ
関する研究があります。現在走っているテーマは、内歯車の
どのご指導しか受けられませんでした。といいましても久保
スカイビング加工用歯車型工具の設計法、種々の歯車を汎
先生が京都大学へ戻られたからこそ筆者が大学に残ること
用のマシニングセンタにより歯切りする場合の加工条件決定
になり、その後も今に至るまでいろいろとご指導・ご
撻い
法、等について検討しています。これらの研究は、元を正す
ただいており、
「幸いにも」というべきなのかもしれません。
と、ずいぶん以前に久保先生から「この本を読めば歯車の
筆者は歯車の転造仕上げで学位をいただいたのですが、
幾何学が全部分かるぞ」と紹介された Faydor L. Litvin 先
その研究の一部であるコンピュータシミュレーションは、久
生の Theory of Gearing から得た知識に基づいた方法
保先生の歯車動力伝達特性解析法を基礎にしたもので、そ
を用いています。これまでにフェースギヤの歯形解析などを
の後、シェービングのシミュレーションへと展開していきまし
行った経験もあり、確かに歯車の幾何学の集大成と言える
た。このように、当研究室は歯車の仕上げ加工を研究のメイ
と思います。
ンテーマの一つとしていたことから精密加工研究室と名乗
これら以外にも、当研究室の射場准教授が中心になって、
るようになりました。
歯車の運転中の振動データから損傷の予兆を検知する試み
1980 年代後半からはパソコンの性能が急激に向上した
やそのデータを得るためのセンサを歯車本体に直に「印刷」
時代で、久保先生の後追いで動力特性解析プログラムを作
しようという挑戦、さらに中村助教が中心になってDLC 膜の
ったり、それを組み込んだ微分方程式を解く動特性解析のプ
損傷機構の解明に取り組んでいます。
6
JGMA News vol.45
経済産業省便り
関連施策のご紹介
経済産業省 製造産業局
産業機械課 課長補佐
服部嘉博
今号では、先日、工業会から会員企業皆様へ向けて開催された「第 24 回経営研修会 経済産業省 平成 28 年度『支
援施策説明会』」の場において、産業界の皆様に関係の深い補助金や税制としてご案内した内容の中から、
「生産性向
上設備投資促進税制」について、この4月からの税制上の変更点をあらためてご紹介いたします。
生産性向上設備投資促進税制 平成 28 年度からの縮減と廃止について
平成 28 年度税制改正では、平成 26 年 1 月からスタートし
設備投資減税となっています。
た生産性向上設備投資促進税制(以下、設備投資減税)に
今回の税制改正では、大企業の場合、特別償却は 50%ま
ついて、4 月から特別償却と税額控除に変更があります。
でに変更、税額控除は 4%と措置内容が縮減されます。中小
設備投資減税は、質の高い設備投資の促進によって事業
企業は資本金1億円以下の場合「即時償却または 7%税額
者の生産性向上を図り、もって我が国経済の発展を図るた
控除」、資本金 3000 万円以下の場合「即時償却又は 10%
め、
「先端設備」や「生産ラインやオペレーションの改善に資
税額控除」となります。
する設備」を導入する際の税制措置を新設したもので、税制
この措置内容は平成29年3月には終了しますので、残る期
措置には「即時償却」も盛り込まれた過去に例のない大型
間での設備投資においてぜひ積極的なご活用をご検討下さい。
生産性向上を促す設備等投資促進税制の縮減・廃止
○設備投資減税は、当初の期限通り、
平成28年度に支援措置を縮減し、
平成28年度末に廃止することを決定。
○縮減・廃止期限を明確化することで、
期限内の設備投資を強力に後押し
(「やるなら今でしょ」)
。
改正概要 【適用期間】
平成26年度から3年間(平成28年度末まで)※産業競争力強化法の施行日から適用
対象設備
税制措置
A 先端設備
H25
H26
年度中
年度
○旧モデルと比べて年平均1%以上生産性を向上させる最新モデル
(注)
〈対象〉
◆機械・装置
(限定なし)
◆器具・備品
(試験・測定機器、
冷凍器付陳列ケース、
サーバー(※)など)
◆建物関連
(ボイラー、
LED照明、
断熱材・断熱窓など)
◆稼働状況等の情報を収集・分析・指示するソフトウエア(※)
※サーバーとソフトウエアは中小企業のみ
◆工具
(ロール)
〈確認方法〉
各設備を担当する工業会等が、
メーカーから申請を受けて確認
(注)
産業競争力強化法施行日から適用
H27
年度
H28
年度
特別
償却
即時
即時
即時
50%
特償
(うち建物、
構築物)
即時
即時
即時
25%
特償
税額
控除
5%
5%
5%
4%
(うち建物、
構築物)
3%
3%
3%
2%
H29
年度
廃止
※産業競争力強化法の省令において対象設備の基準を定める。
B 生産ラインやオペレーションの刷新・改善
○事業者が通常作成する設備投資計画上の投資収益率が15%以上(中小企業は5%以上)
※個々の設備等は、
生産性向上・最新モデル要件を満たす必要なし
〈対象〉
機械・装置、
工具、
器具備品、
ソフトウエア、
建物、
建物附属設備及び構築物
〈確認方法〉
申請者が作成する簡素な設備投資計画を、
会計士又は税理士がチェックし、
経産局が確認。
JGMA News vol.45
7
新入会員紹介
今後、新入会員紹介コラムを設けて、新たに会員になられた企業の概要をご紹介します。
今回は 15/4 月∼ 16/4 月に理事会承認された企業が対象です。
オリエンタルモーター株式会社
所 在 地 〒300-8550
城県土浦市菅谷町 1351-4 TEL:029-832-8906
産業用小型モーターのリーディングカンパニー
http://www.orientalmotor.co.jp
として、動力用、制御用、冷却用などの幅広い
代 表 者
ギヤ技術部 課長 松本洋一
種類の商品を取りそろえ、長年にわたり蓄積
従業員数
2,835 名
営業品目
AC モーター、ステッピングモーター、サーボモーター、歯車減速機、冷却用ファン、
された技術力と、きめ細やか な営業力で、世
界中いつでもどこでもあらゆる「動き」のニー
電動スライダ
ズ に 応えています。さらにモーターメーカー
が、独自に減速機を設計、製造できる強みを
生かして、それぞれのモーターに適した小型、
高強度、低騒音、高精度な歯車減速機を提供
しています。
土浦事業所
主力商品の動力用ギヤードモーター
株式会社川島製作所
所 在 地 〒287-0236 千葉県成田市津富浦 1006-14 TEL:0476-73-5111
初代社長が都内で創業以来、お客様の要求に
http://www.kawashima-mfg.co.jp
応えるべく徐々に機械設備も変わり、工場も
代 表 者
川島敬三
現在の千葉県成田市に移りました。大型・特
従業員数
20 名
営業品目
各種歯車製作並びに加工
殊歯車が得意分野ですが、お客様よりの御支
給品を加工する事が多い、受注型企業です。
会社社屋
株式会社ギヤテック
所 在 地 〒672-8021 兵庫県姫路市白浜町宇佐崎中 3-2-1 TEL:079-247-0113
大正 9 年創業(昭和 24 年設立)、各種歯車の
http://www.geartech.co.jp
設計・製作・歯研磨(JIS 0 級∼)を行っており、
代 表 者
代表取締役 濵中 剛
創業時から、たとえ1 個の注文であっても積極
従業員数
25 名
営業品目
陸用ディーゼルエンジン、電車、船舶、地下鉄、機関車、プレス、航空機、救難艇ス
ラスター等の各種歯車
的に対応する多品種少量生産を得意としており
ます。歯研磨は、従来からのマーグ社の創成研
削盤 4 台に加え、グリーソンファウター社の成形
研削盤(Titan1200G)の日本初号機を 2014
年 6 月に導入。汎用性のマーグ機、スピード性
のグリーソンファウター機と使い分け、JIS 0 級
∼を実現しております。また新たに、DMG 森
精機社の 5 軸マシニングセンタ(DMU125P)
を 2014 年 1 月に導入。各種ベベル/Wヘリカ
ル歯車も、荒切∼熱処理後の超硬仕上に至る
会社社屋
8
JGMA News vol.45
地下鉄用歯車
までの内製化を実現しております。
有限会社中村製作所
所 在 地 〒333-0844 埼玉県川口市上青木 2-15-18 TEL:048-423-3711 有限会社中村製作所は NC 型歯車研削盤を使
代 表 者
代表取締役 中村 眞
用し、各種減速機・印刷機・工作機械等に組
従業員数
8名
み 込まれる M0.5∼M6 の 小・中 型 歯 車 の 研
営業品目
NC 型歯車研削盤を使用し、0.5M ∼ 6Mまでの平歯車及びヘリカル歯車の研磨を、
単品から量産まで行っております。
削を、顧客図面に合わせた高精度の歯車を製
造しており、長年の実績から単品から量産で
あっても短納期を可能としております。また自
社で大 阪 精 密 機 械 製 の CNC 歯 車 検 査 機を 2
台 保 有し、最 大 外 径 350φ、歯 幅∼400 まで
検査可能です。
当社主力ヘリカルギヤー
当社保有歯車検査機
鳴滝工業有限会社
各種減速機に使用されている歯車に設計・製
所 在 地 〒729-0104 広島県福山市松永町 6 丁目 8-3 TEL:0849-34-0965
代 表 者
河原司男
造から組立までの生産を一貫して行なっており
従業員数
10 名
ます。特に小型スパイラルベベルギヤーを使っ
営業品目
小モジュール(0.4M∼2.0M)までの、平歯車及びマガリバ傘歯車を使用した減速
装置から単品部品を扱っています。
た減速機については、長年の実績の基に、新
規開発の分野で、社会に貢献しております。自
社開発部門は、オリジナル草刈機用ギヤーヘッ
ド・カルチベーター等も設計・製作・販売を
行なっています。
M0.6
曲り歯傘歯車
M0.3
平歯車
M1.25曲り歯傘歯車
カリバライ機用 ギヤヘッド
リープヘル・ジャパン株式会社
Liebherr-Japan Co.,Ltd,(英名)
所 在 地 〒102-0074 東京都千代田区九段南 3-7-8 TEL:03-6272-8645
リープヘル社は、1949 年ドイツ戦後復興期に
http://www.liebherr.com/en/deu/start/start-page.html
建設機械事業で創業し1952 年自社建機用歯
代 表 者
ギアテクノロジー事業部 取締役 井口清志
車加工用ホブ盤を製造開始。その後ドライホ
従業員数
工作機械・オートメーション部門 1,300 名(ドイツ本社工場ケンプテン)
営業品目
各種 CNC 歯車加工機
ホブ盤、シェーピングマシン、連続創成研削盤、成形研削盤、シェーピングカッター・
CBN 砥石など各種切削工具・自動搬送装置
ブ 加 工 技 術、研 磨 ポリッシュ技 術 特 許、自 動
車・建機業界での確固たる占有率や近年の技
術完成度の高い連続創成研削盤市場投入など
により、自 動 車、建 設、資 源、航 空 機、農 機、
鉄道、など各産業から幅広く支持を得ておりま
す。日本市場には 1991 年設立の 100% 子会
社クレーン事業本部と並列に 2016 年よりギ
アテクノロジー事業部を創設し独自に活動開
始致しました。歯車工業会会員の皆様に、セミ
ナーや見本市を通じ技術紹介とアフターサービ
スに努めさせて頂きたく存じます。よろしくお
ドイツ本社ケンプテン工場
連続創成ポリッシング研削
願い申し上げます。
JGMA News vol.45
9
JIS規格紹介
(日本歯車工業会制定/日本規格協会発行規格)
歯車工業会の公益事業の柱の一つである歯車規格関連活動について会員、関係者の理解をより一層深めていただきたく、前
回よりトピックス紹介欄を設けました。今回は、
ISO/ JIS審議委員会(第1・第 2 分科会)において原案を作成し、4月に発行さ
れたJIS規格2件につきその内容をご紹介します。1年間にわたり原案作成にご尽力いただいた委員の先生方に感謝いたします。
JIS B 1702-1
円筒歯車 − 精度等級 −
第1部:歯車の歯面に関する誤差の定義及び許容値
(本体価格:3,300円)
円筒歯車の精度規格は、ISO に準拠し、歯面精度規格とかみ合い規格の 2 部構成ですが、2013 年に歯面
精度規格 ISO 1328-1 が改正されました。この改正にあたっては、日本からも多くの意見を提出し良い規格
を作ることができました。精度規格は国際的な商取引上で重要であるので、ISO 規格の改正に基づいてJIS の
ISO/JIS 審議委員会
第 1 分科会委員長
加藤昭悟
歯面精度規格 JIS B 1702-1 を速やかに改正しました。尚、この規格は、AGMA 規格(ANSI+AGMA+ISO+
1328-1-B14)にも採用されています。
【主な改正事項】
①誤差許容値を表による段階的なものから計算式による連続的なものに変更
(例)単一ピッチ誤差許容値 f pT
= (0.001d + 0.4m n + 5)(√2) (A - 5)
d:基準ピッチ円径、mn:歯直角モジュール、A:精度等級値
②歯車製品の大型化に伴い適用範囲を拡大
(基準円直径上限:10m⇒15m など)
歯形こう配誤差:fHα(出典:JIS1702-1:2016)
③二次曲線近似による歯形誤差および歯すじ誤差
評価方法の追加
④歯形こう配誤差評価範囲を歯先まで延長
【精度等級の表示】
今回の改訂前は等級の前に N を付けることを推
奨していましたが、今後は JIS 1328-1-2016 と規
格記号と年号を表示することを推奨します。
(付 記)ISO では 第 2 部 か み 合 い 精 度 規 格 の 改 正 作 業 を
始めていて、今後、JIS B 1702-2も改正の予定です。
JIS B 1760-1
歯車 − FZG試験方法 −
第1部:潤滑油の耐スカッフィング性能 FZG 試験方法 A/8.3/90
(本体価格:1,800円)
本規格は、ISO14635-1 Gears − FZG test to procedures − Part1(2000 年版)に基づいて、今回
新たに JIS 規格として制定しました。
近年、歯車に対する負荷要求が国内外共に強まってきている中で、より高負荷に対応できる潤滑油の重要性
ISO/JIS 審議委員会
第2分科会幹事
川
芳樹
が高まっています。本規格は、特に潤滑油の影響度が高いスカッフィング損傷(歯面焼き付き)に対する、潤滑
油の性能を評価するテスト方法を定めるものです。
この規格の制定により、より良い潤滑油の開発が促
図1 FZG歯車試験機の断面図(出典:JIS B 1760-1:2016)
進されることを期待しています。
トー ションバー外筒
トルク測定用継手
【テスト方法の概要】
たわみ軸継手
軸2(トー ションバー) 駆動モータ
FZG(ドイツ国ミュンヘン工科大学)が開発した
動力循環式の試験機(図 1)によって、中心間距離
91.5mm・モジュール 4.5 の標準試験歯車(図の
左側の歯車対)に段階的に負荷を増加して行き、ス
大歯車
視点A
小歯車
カッフィングによって生じる損傷の量が規定量を超
える時の負荷の値を求めます。
負荷用継手
軸1
動力循環歯車
【JIS規格については右記にお問い合わせください】
一般財団法人 日本規格協会 出版事業グループ 営業サービスチーム TEL:03-4231-8550
10
JGMA News vol.45
JGMA規格紹介
(日本歯車工業会規格)
日本歯車工業会に歯車規格委員会が設置されたのは 1956 年でした。この委員会で本工業会会員の必要に応じ、国内の歯
車の寸法、精度、等の実情、諸外国の歯車規格などの調査を行い、現在までの 60 年間に 45 件の歯車の JGMA 規格を作成し
ました。その中で、用語、測定、等一般性のあるものは JIS 規格になりました。一時期、国際化のため、JGMA 規格を ISO に準
拠させるように政府の勧告があり、JGMA 規格も工業会規格としての独自性を保ちつつ、ISO 規格にもできるかぎり適合する
ように改訂を行ってきました。工業会会員にとって最も必要な、各種歯車の強さ計算式規格の改訂では、平歯車を手始めに、
かさ歯車の規格の改訂を終え、ウォームギヤの規格も間もなく完成の予定です。
現在、皆様に使って頂くため、下表に示した 30 件の JGMA 規格を用意してあります。
(一社)
日本歯車工業会 発行書籍・規格一覧
書籍名
平成28年4月1日現在
本体価格
制定年
歯車規格集
8,000円
2008(H22)5版
新歯車便覧
10,000円
2010(H24)3版
歯車技術の半世紀
5,000円
1991(H3)
ホブによるドライカット
環境対応型歯車加工技術の開発研究に関する調査研究
8,000円
2000(H12)
ドライカット
環境対応型歯車加工技術の開発研究に関する調査研究
8,000円
2001(H13)
規格名
本体価格
制定年
JGMA001-01
歯車略号
5,000円
1986(S61)
JGMA111-03A
ISO規格に準拠 平歯車およびはすば歯車の穴、軸の直径の公差および円筒度並びに歯先円筒の直径の公差
2,000円
1984(S59)
JGMA113-02A
ISO規格に準拠 小モジュール平歯車及びはすば歯車の中心距離の許容値
2,000円
1985(S60)
JGMA114-02
ISO規格に準拠 平歯車およびはすば歯車の軸の平行精度
5,000円
1983(S58)
JGMA114-02A
小モジュール平歯車およびはすば歯車の軸の平行精度
5,000円
1985(S60)
JGMA151-01
鋳造歯車および溶接構造歯車の寸法
5,000円
1973(S48)
JGMA405-01
円筒ウォームギヤの強さ計算式
5,000円
1978(S53)
JGMA511-01
ISO規格に準拠 円筒歯車の購入仕様
5,000円
1986(S61)
JGMA521-01
ISO規格に準拠 すぐばかさ歯車の購入仕様
2,000円
1986(S61)
JGMA611-01
ISO規格に準拠 円筒歯車の転位方式
5,000円
1987(S62)
JGMA1001-01
歯車の歯面粗さ標準及び測定方法
5,000円
1999(H11)
JGMA1002-01
歯車の歯当たり
5,000円
2003(H15)
JGMA1101-01
平歯車及びはすば歯車の中心距離の許容値
5,000円
2000(H12)
JGMA1102-01
平歯車及びはすば歯車の軸の平行精度
5,000円
2000(H12)
JGMA1103-01
歯車精度−平歯車及びはすば歯車のバックラッシ並びに歯厚
5,000円
2003(H15)
JGMA1104-01
検査用親円筒歯車
5,000円
2010(H22)
JGMA2001-01
運動制御用歯車装置の特性及び精度
5,000円
1993(H5)
JGMA3001-01
バリ取り標準及び打痕防止
5,000円
1998(H10)
JGMA3101-01
円筒歯車の歯切り時間の概算
5,000円
1996(H8)
JGMA3102-01
円筒歯車の歯面仕上げ時間の概算
5,000円
1997(H9)
JGMA4101-01
円筒歯車の強さ試験方法
5,000円
1994(H6)
JGMA4102-01
円筒歯車の強さ試験の判定と評価方法
5,000円
1995(H7)
JGMA6101-02
平歯車及びはすば歯車の曲げ強さ計算式
7,000円
2007(H19)
JGMA6102-02
平歯車及びはすば歯車の歯面強さ計算式
7,000円
2009(H21)
JGMA6201-01
かさ歯車の曲げ強さ計算式
7,000円
2012(H24)
JGMA6202-01
かさ歯車の歯面強さ計算式
7,000円
2013(H25)
JGMA8002-01
ISO規格に準拠 歯車装置検査規定「歯車装置の機械振動測定方法」
5,000円
1991(H3)
JGMA/TR0001
新旧JIS歯車精度の規格値対比表
5,000円
2000(H12)
JGMA/TR0002
ISO規格に準拠 平歯車及びはすば歯車の強さ簡易計算式
5,000円
2000(H12)
JGMA/TR0003
かさ歯車の強さ簡易計算式
5,000円
2001(H13)
【JGMA規格については当会までお問い合せください】
一般社団法人 日本歯車工業会 TEL:03-3431-1871
JGMA News vol.45
11
歯車・歯車装置各種統計
1. 歯車工業会会員統計
平成 27 年 4 月∼平成 28 年 3 月ならび
図1 生産額(H27.4-H28.3)<H28.3/45社>
(億円)
350
に平成 22 年∼平成 27 年(暦年)の工業
300
会会員企業における生産統計調査結果。
歯車単体合計
歯車組込製品
100
その他 歯車関連製品
250
生産額
<生産高>平成 28 年 3 月の歯車単体お
(%)
110
よび 歯 車 関 連 製 品を 含 ん だ 生 産 高 は、
200
90
150
80
歯車製品外
前年比
H20年6月比
100
46
H28
1
46
45
社︶
45
3月︵ 社︶
46
2月︵ 社︶
46
12
月︵
46
11
年
46
10
月︵ 社︶
46
月︵ 社︶
46
月︵ 社︶
46
社︶
億 円(同 103.7%、56.1%)、合 計 305.1
9月︵ 社︶
月︵
4
8月︵ 社︶
H27
7月︵ 社︶
0
6月︵ 社︶
年6月比110.8%)
、歯車製品以外は31.1
70
5月︵ 社︶
50
年
274.0 億円(前年同月比 89.8%、平成 20
60
45
億円(同92.0%、100.8%)であった(リー
マンショック前の水準に対する回復を見る
ため「平成20年6月比」も記載)。
平成 28 年 1 月∼3 月累計では、歯車単
図2 生産額
(暦年)
図3 製品別 前年同月比(%)推移(H27.4-H28.3)
(億円)
3,500
(%)
130
(%)
200
3,000
120
180
110
2,500
体および歯車関連製品を含んだ生産高は
100
2,000
90
100
1,500
80
1,000
80
社︶
社︶
社︶
45
3月
︵
1
46 46 46 46 46 46 46 46
2月
︵
社︶
H28
月
︵
月
︵
社︶
年
月
︵
社︶
社︶
9月
︵
社︶
月
︵
8月
︵
10 11 12
45 45
歯車単体合計
歯車組込製品
その他 歯車関連製品
歯車製品外
前年比
生産額合計
社︶
H27
社︶
H26
社︶
H25
月
︵
H24
年
H23
年
〈需要先〉平成 28 年 3 月の需要先は、自
H22
年
46
年
50
年
0
参照)
年
4
7月
︵
H27
60
6月
︵
年
60
500
社︶
70
5月
︵
億 円(同 90.2%)で あった。
(図 1、2、3
140
120
724.2億円(前年比89.2%)、歯車製品以
外 は 81.3 億 円(同 99.4%)、合 計 805.5
160
合計
動車産業向けが 152.8 億円(前年同月比
90.2%、平成 20 年 6 月比 168.9%)
、産業
機械向け 53.1 億円(同 99.2%、96.3%)、
図4 需要先(H27.4-H28.3)<H28.3/45社>
(%)
150
250
125
200
100
150
75
100
50
50
25
建設機械向け15.1億円(同 86.6%、67.4
88.3%)
、工作機械 13.1 億円(同 93.9%、
生産額
%)さらに農業機械 14.0 億円(同 81.4%、
図5 需要先別 前年同月比(%)推移(H27.4-H28.3)
(億円)
300
130.9%)
、家電・OA機器・情報機器1.8
億円(同105.6%、255.7%)となっている。
3月
︵
社︶
社︶
農業機械
建設機械
1
45
社︶
社︶
自動車産業
工作機械
H28
2月
︵
社︶
10 11 12
46 46 46 46 46 46 46 46
︵
年 月
月
︵
社︶
社︶
社︶
月
︵
9月
︵
社︶
月
︵
8月
︵
産業機械
その他
社︶
社︶
46
7月
︵
4
6月
︵
H27
45 45
社︶
︵
年 月
0
5月
︵
社︶
社︶
3月
︵
社︶
︵
年 月
45
社︶
社︶
農業機械
建設機械
1
2月
︵
月
︵
社︶
社︶
社︶
月
︵
9月
︵
社︶
10 11 12 H28
46 46 46 46 46 46 46 46
自動車産業
工作機械
産 業 機 械 向 け 129.4 億 円(同 98.4%)、
月
︵
8月
︵
46
社︶
社︶
産業向けが 411.0 億円(前年比 86.3%)、
7月
︵
4
6月
︵
H27
社︶
︵
年 月
平成 28 年 1 月∼3 月累計では、自動車
5月
︵
0
45 45
産業機械
建設機械向け 43.2 億円(同 84.5%)、農
業機械向け 36.6 億円(同 97.4%)、工作
機 械 向 け 27.8 億 円(同 92.2%)、家 電・
図6 生産高の推移(H27.4- H28.03)
(億円)
350
OA 機 器・情 報 機 器 向 け 3.7 億 円(同
300
125.8%)であった。
(図4、5参照)
105
250
生産高
2. 経産省機械統計 生産状況
図7 歯車・装置の生産動向
(暦年)
(%)
110
100
95
平成 28 年 3月の生産高は、歯車単体が
50
0
H27 5月 6月 7月 8月 9月 10月11月12月 H28 2月 3月
4月
1月
生産高
である。
(図6、7参照)
12
JGMA News vol.45
3,500
130
3,000
120
2,500
110
2,000
100
1,500
90
1,000
80
500
70
150
100
億円 (93.9%)
、合計 317.3 億円 (95.1%)
(%)
140
200
( )内は対前年同月比
114.0 億円 (97.3%)、歯車装置は 203.3
(億円)
4,000
前年比
90
0
21年 22年 23年 24年 25年 26年 27年
生産高合計
前年比
60
工業会よりお知らせ
今後の行事予定・お知らせ(2016.6.1∼8.31)
JGMA News 協賛広告のお願い
■平成28年度 第1回規格委員会
広告料
【開 催 日】平成28年6月10日
(金)13:30∼
【開催場所】機械振興会館
(東京)
A4 1 ページ
A4 ½ ページ 16,000 円
■第26回経営研修会
【開 催 日】平成28年 上期
【開催場所】調整中
お問合せ先
32,000 円
日本歯車工業会事務局
担当:宮崎 TEL:03-3431-1871
■平成28年度 第3回理事会
【開 催 日】平成28年7月8日
(金)15:00∼ 予定
【開催場所】ウインク あいち
(愛知県産業労働センター)
会員訃報(お悔やみ)
■平成28年度 JGMAギヤカレッジ・マスターコース 開講式
ご逝去の訃音に接し、ここに謹んで哀悼の意を
表すとともに、心よりご冥福をお祈り申し上げます。
【開 催 日】平成28年6月10日
(金)13:00∼
【開催場所】機械振興会館
(東京)
グリーソンアジア株式会社
代表取締役 富澤 正幸 様
■平成28年度 JGMAギヤカレッジ・プロフェッショナルコース 開講式
【開 催 日】平成28年7月1日
(金)13:00∼
【開催場所】パピヨン24
(福岡県福岡市)
(享年 56 歳 平成 28 年 5 月 16 日永眠)
後日、お別れの会を予定しております。
詳細が決まり次第ご案内いたします。
※各行事の内容等詳細は、別途事務局からご案内いたします。
事務局便り
悠々散策
ギヤカレッジ担当 石川正人
す。先に述べました散歩先の靖国神社には無料で散策でき
るところが多々あります。その一つに遊就館という施設があ
私はギヤカレッジの事務局を担
りますが、一階のロビーは無料開放されております。そこに
当しております石川です。入社して
はオリジナルの三菱ゼロ式戦闘機や泰面鉄道で活躍した実
4 年あまりでなじみでない 方もい
際の機関車や火砲などが展示されており、ゼロ戦は今でも
らっしゃるかとは思いますが、事務
大空に飛び立とうという気迫を感じます。火砲の一つに八九
局におりますのでお近くにお寄りの
式一五糎加農砲があり、由来は碑文にありますので、後日ご
際は、足を運んでください。私はあまり趣味がなく、しいて
一読願います。全身いたるところに被弾した破片傷跡が残っ
言えば散歩でしょうか。お金もかかりませんし、都内は坂が
ておりいかに激戦をくぐってきたかを物語っております。本体
多く、私の住まい近くには、名の通った神楽坂、袖擦り坂と
の中央部に歯車対が付加しております。エレベーテイング
かの他に、小さな路地の所にも碑が立って坂の由来を説明
アークとトラバースアークです。
しております。
損傷が大きくまたべっと
大江戸八百八町と言いますが、八坂のように感じます。子
りとペイントされておりま
供が小さい時良くお休みの日には一緒に散歩しました。A
すが、見るだけでも感慨深
コースとBコースがあり、Aコースは靖国神社方面、Bコース
い印象を覚えます。祖国防
は神楽坂上の赤城神社方面で交互に行ったものです。私は
衛に 死 力を振るい なお 待
以前は人見知りで見知らぬ人と話はしなかったのですが、60
機しているように思われま
歳過ぎてからはやたらと人恋しいといいますか、散歩してい
す。平和な時代に三々五々
る人に話しかけるようになりました。ただ子供は嫌がります。
多くの見学者が絶えません
そのせいでもありませんが、最近は一人でうろうろしており
が、平和の尊さを感じる次
ます。公園の花を見つけては犬のように香りをかいだりしま
第です。
加農砲のスケッチです
JGMA News vol.45
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編集後記
広報委員長 顧問
浅川泰秀
レオナルド・ダ・ビンチをはじめ、人
会の挨拶で副会長としての今年の私の抱負は、顧客満足度
類は太古の昔から動力を伝え大きな力
ならぬ、会員満足度の向上、即ち members satisfaction
を生み出すために様々な発明、発見を
であると宣言しました。会員の皆さんとの最大の接点である
積み重ねてきました。今回から事務局
JGMA ニュースを会費を払うだけの価値のある記事で埋める
の女性のセンスにより、表紙のデザイ
こと。経営研修会を進化させて、産業政策、税制、新技術、
ンを一新しました。表紙を眺めながら、そのような先人の創
異業種研究等々、経営上の価値ある学習の場とすること。
意工夫に敬意を払うとともに、その一方で最新の IT 技術や
ともすれば公益貢献活動のまえに存在感が薄くなりがちで
新素材、先端加工技術の先には一体どのような歯形や機構
すが業界団体の原点にたちかえって、一般の会員や賛助会員
があるのだろうか?と思いをはせました。
の皆さんの視点にたった
私事で恐縮ですが 3 月末で40 年に及ぶ会社生活を終えま
これらの地道な活動を充
した。これを受けて今後は副会長を退任し、顧問として引き
実させること。それ が 現
続き工業会のために尽くすことになりました。体調面の問題
在、工業会が直面している
もあり広報委員会と規格委員会に限定した活動になります
会員減少や財政悪化とい
が、JGMA ニュースについては編集委員長 としてだけでなく
う憂慮すべき事態に歯止
手薄な事務局をカバーし実務面もかってでるつもりです。
めをかける最も有効な手
少し古くなりますが、正月の賀詞交換会と西日本新春講演
段であると考えています。
JGMA News
第46号予告
工業会行事トピックス
第59回通常総会、平成28年JGMAギヤカレッジ開講
規格委員会
委員会報告
小原歯車工業株式会社
会員企業紹介
次号は9月1日発行予定です
挿絵:鴨川
公益財団法人 応用科学研究所 [その他]会員企業紹介、JIS/JGMA紹介、経産省便り、統計調査 等
研究室紹介
歯車の寸法、歯形、強度、応力解析、工具設計等々のご要望にお応えします。
以下に示す歯車図は、
ソフト ウェアの一例です。
詳しくはカタログをご請求ください。
3K-不思議遊星
遊星歯車
遊星歯車
Hypoid gear
WSP-Bevel gear
歯当たり
(ベベルギヤとはすば歯車)
不等配置遊星
Face gear
多段歯車
Non-circular gear
Spiral bevel gear
Worm gear
Bevel gear
Bevel gear
Worm and helical gear Hyndley worm gear
Taper gear
Pin gear
ポンプギヤ
Bevel gear
傾斜ウォームギヤ
鼓形ウォーム
内歯ねじ歯車
Skew bevel
3D-FEM
内歯ウォームギヤ
成形砥石(3 歯)
正弦歯形歯車
切り屑解析,工具の兼用検討も可
円弧歯すじ歯車
歯面応力
フラッシュ温度
歯元応力
アムテック有限会社
Amalgamation Technology
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JGMA News vol.45
非対称歯形歯車(歯形,歯元応力,摩擦係数分布の例)
Skiving cutter(内歯)
Skiving cutter(外歯)
〒552-0007 大阪市港区弁天 1-2-1 ベイタワー2510 TEL:06-6577-1552 FAX:06-6577-1554
www.amtecinc.co.jp E-mail : [email protected]
(一社)
日本機械学会,(一社)
日本歯車工業会,(公社)精密工学会/成形プラスチック歯車研究専門委員会
熱処理の が65年以上培ってきた
熱処理技術の集大成として三重県亀山市に
新工場 株式会社オーネックステックセンターを操業いたしました
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オーネックスグループネットワークで
3大経済圏をカバー
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長野工場
山口第一工場
山口第二工場
東松山工場
本社・厚木工場
新工場 オーネックス・テックセンター
工場見学は随時受け付けております
株式会社オーネックステックセンター
〒519-0169 三重県亀山市白木町60-28
Tel(0595)
-97-3270 Fax(0595)
-97-3277
5軸マシニングセンタによる、制限を超えた技術力。
ミーリングマシンと汎用工具を用いて多種多
様な高精度歯車を製造することができます。
独自で開発したソフトウェアで様々なリクエス
トにお応えし、理想の歯形を実現いたします。
Spiral Bevel
Double Helical
耐久性・強度の向上、組立干渉の回避、船級受
検などお客様の要望にお応えます。
Worm Wheel
Tooth Contact Analysis
Skew Bevel
3D CAD/CAM
Simulation
Pump Rotor
用途に合わせた最適な歯形・歯当りを提案
しそれを実行。精度の確認による品質の保
証をします。
Pitch Error Inspection
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詳しくはウェブサイトへ
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JGMA News vol.45
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■一般社団 法人日本歯車工業会 会員一覧
(2016年6月1日現在 五十音順 法人格省略)
会員(110社)
アイシン・エイ・ダブリュ
アイシン・エーアイ
アサデン・ギヤー
浅野歯車工作所
浅野歯車製作所
アヅミ
アベックス
アムテック
池田歯車製作所
磯上歯車工業
伊藤歯車製作所
稲坂歯車製作所
イワサテック
植田鉄工所
宇野歯車工業
恵美須屋工具製作所
MHIハセック
大久保歯車工業
大阪減速機製作所
大阪精密機械
大阪歯切工場
オージック
オーネックス
小笠原プレシジョンラボラトリー
岡田歯車工作所
岡常歯車製作所
岡本工機
尾崎ギヤー工業
小名木川ギヤー
オリエンタルモーター
音戸工作所
カシフジ
カワグチキカイ
河島ギア製作所
川島製作所
神崎高級工機製作所
菊地歯車
岐阜ギヤー工業
ギヤテック
九州精密工業
協育歯車工業
京二
共和歯車製作所
日下歯車製作所
栗﨑歯車製作所
グリーソンアジア
神戸歯車
コウリツ
古賀歯車製作所
小原歯車工業
坂西精機
サンドビック
三輪工機
品川重工
島製作所
新日鐵住金 交通産機品事業部
住友重機械ギヤボックス
精密歯研工業所
清和鐵工
泉州歯車工業
大和歯車製作
滝沢歯車
竹田商事
ツバキE&M
DMG森精機
DTRJAPAN
東京テクニカル
東洋金属熱錬工業所
常磐
ときわ歯車製作所
トヨタ自動車
トヨフク
長岡歯車製作所
永田鉄工
中西製作所
中村製作所
ナゴヤギア
ナミキツァーンラート
鳴滝工業
ニッセイ
日本エリコンバルザース
日本ギア工業
日本クリンゲルンベルグ
日本ジェット
ハーティス
ハーモニック・
ドライブ・システムズ
八龍歯車工作所
浜井産業
阪神動力機械
日立ニコトランスミッション
ブレビニジャパン
寳角ギヤー
前田精密製作所
マキシンコー
松本精機
三橋歯車製作所
三菱重工工作機械
宮川歯輪
三宅精機
都精機
名東歯車
森歯車工作所
安川製作所
山崎歯車製作所
豊精密工業
ユニテックギア
淀川歯車製作所
ライスハウァー
ルーレン精密
リープヘル・ジャパン
■入会のご案内
日本歯車工業会は会員企業の技術水準の向上と経営の安定発展を目指して
【ご入会いただくと】
1938年に創立された国内唯一の歯車関連の業界団体です。
①JGMA ニュースを年4回お届けします。 ②経営研修会をとおして産
国内でいち早く、オリジナル規格の JGMA 規格を制定、また ISO 規格の JIS 規格
業政策、補助金情報、税制改正等や新技術、異業者の講演会等の経営
化等、歯車規格全般を通して日本の機械産業の発展に貢献してきました。
上の有益な研修を受けることができます。 ③ギヤカレッジ、各種技術
また 2005 年に開講したギヤカレッジ(九州大学ものづくり大学院カリキュラム
講座を会員価格で受講できます。 ④総会、賀詞交歓会の場にて会員
継承運営、歯車技術の基礎∼応用を系統的に学ぶ技術講座)等、各種の公益
相互の情報交換、親睦がはかれます。
事業を進めております。
当会では、上記の趣旨にご賛同いただける正会員、賛助会員企業を募集して
おります。
[編集発行]
お問合せ先
日本歯車工業会事務局 担当:武田
Tel:03-3431-1871 Email:[email protected]
一般社団法人 日本歯車工業会
〒105-0011 東京都港区芝公園3-5-8 機械振興会館208号
Tel:03-3431-1871 Fax:03-3431-1872 ホームページ http://www.jgma.org
JGMA News 第45号 2016年6月1日発行 (一社)
日本歯車工業会