フェライト取り付けガイド NI cDAQ-9178/9174 ケーブル用このガイドには、フェライトと呼ばれるスナップ式ノイズサプレッションデバイスをケーブルに取り付け、目的の電磁環境両立性 (EMC) レベルを実現する方法が記載されています。ナショナルインスツルメンツのデバイスを国ごとに設定されているすべての EMC 標準に一致させるには、外部 USB、電源、およびオプションの BNC トリガケーブルにノイズサプレションデバイスを取り付ける必要があります。メモ外部ケーブルにフェライトを取り付けている間、NI cDAQ-9178/ 9174 シャーシの電源は OFF にしてください。 USB および電源ケーブル付属するフェライトを使用し、フェライトに 2 回巻き付くように USB と電源ケーブルをフェライトの片側に巻き付けます（図 1 を参照）。 3 2 1 4 5 1 NI cDAQ シャーシ電源コネクタ 2 フェライト 3 電源 4 USB ホスト / ハブ /PC 側 5 NI cDAQ シャーシ USB プラグ図 1. ループケーブル上の開いたフェライト NI cDAQ-9178/9174 ケーブル用フェライト取り付けガイド 2 ni.com/jp ケーブルが NI cDAQ-9178/9174 シャーシにできる限り近い位置で、フェライトを取り付けます。フェライトをケーブルの別の位置に取り付けると、大幅に効率が悪くなります。図 2 に示すように、フェライトを閉じてカチッと音がするまで押し、固定させます。 3 2 1 4 5 1 NI cDAQ シャーシ電源コネクタ 2 フェライト 3 電源 4 USB ホスト / ハブ /PC 側 5 NI cDAQ シャーシ USB プラグ図 2. ループケーブル上の閉じたフェライト © National Instruments Corporation 3 NI cDAQ-9178/9174 ケーブル用フェライト取り付けガイド BNC トリガケーブル（NI cDAQ-9178 のみ） NI cDAQ-9178 シャーシの PFI トリガラインを使用している場合、使用される各 BNC トリガケーブルで 100 MHz 時に 275 Ω のインピーダンスを持つフェライトを取り付ける必要があります。このタイプのフェライトは、ナショナルインスツルメンツ（製品番号 781233-01）により提供されています。ケーブルが NI cDAQ-9178 シャーシにできる限り近い位置で、フェライトを取り付けます。フェライトをケーブルの別の位置に取り付けると、大幅に効率が悪くなります。フェライトを取り付けるには、BNC トリガケーブルを覆うようにフェライトを閉じて、カチッと音がするまで押します（図 3 を参照）。 2 1 1 BNC トリガケーブル 2 フェライト図 3. BNC トリガケーブル上の開いたフェライト NI cDAQ-9178/9174 ケーブル用フェライト取り付けガイド 4 ni.com/jp National Instruments、NI、ni.com、および LabVIEW は National Instruments Corporation（米国ナショナルインスツルメンツ社）の商標です。National Instruments の商標の詳細については、 ni.com/legal の「Terms of Use」セクションを参照してください。本文書中に記載されたその他の製品名および企業名は、それぞれの企業の商標または商号です。National Instruments の製品 / 技術を保護する特許については、ソフトウェアで参照できる特許情報 ( ヘルプ→特許情報 )、メディアに含まれている patents.txt ファイル、または「National Instruments Patent Notice」（ni.com/patents）のうち、該当するリソースから参照してください。 © 2009–2010 National Instruments Corporation. All rights reserved. 372993A-0112 2010 年 3 月