ミニヨコ2007 運営市民58人のヒヤリング検証 「ミニヨコハマシティ~19才以下のつくるまち」の中でもっとも重要なのは、まちをつくる19才以下の市民であることは間違いない。2007年1月に運営市民募集のチラシが 配られてから3月4日の最初のこどもまち会議までに、私はほとんど全員(あるものはプロジェクトリーダーのみ)に1.直接会う、2.電話の2つの方法でヒヤリングを行った。 今回のミニシティ形成にはこのヒヤリングが大きな意味を持ったと思う。 こどもたちの「つかみどころのないようなイメージ」、しかしこどもたちの「頭の中には完成されているイメージ」をうまく引き出し、実際のまちをつくる作業に翻訳し、現実の世界 の中に落としこんでいく力が大人スタッフ側に問われたといえる。そこではうまくいったこと、うまくいかなかったことがもちろん起こった。 ヒヤリングの方法のコツについて 大切なことは、こどものいうことを否定しないこと。できそうになくても「実現するためにはなにが必要かな?」とまず一緒に考えてみる。一部分でもできそうな要素について、 可能性について“こどもと一緒に”考えてみる。もしできそうになくても「今回は場所や時間、そのほかの制約があって、無理でも次回できるかもしれないね。」と次回グレード アップしてやろうね、と話す、そしてそれを忘れないようメモしておく。 失敗してもいいから挑戦してみる、という方向性でいく。はじめから形の見えること、想像できることだけではこどもにとっておもしろくない。もしできなくてもこどもは“がんばった こと”を誇りに思うはず、そのときちゃんとがんばったね、とほめてあげよう。 ヒヤリングの途中で最初のアイデアがどんどん変化していっても、見守りついていこう。そのとき、こどもの言うキーワードをどんどんメモに書き留めて置こう。もしも最後に混沌 としてしまったら、戻れるところまで戻ってもう一度考えてみよう。 ヒヤリングの中で大人がサポートできることはちゃんと話そう。押し付けるのでなく、こういうことならお手伝いしようか?というアプローチでいこう。 すべては「やらなければならないこと」ではなく、「やりたいこと」なのだということ、「あそぶ」という気持ちを常に大人も忘れないでヒヤリングしよう。 No 学年・構成 1 中学2年男子 2 3 4 5 当初希望 ヒアリング 「自分でビデオを持ってくる、ビデオ上で 出来る範囲で編集。会場にモニターテレ ビをおいてそこで投影する」「パソコンがで きるので、写真をデジカメで撮り、文字を 入力して作った新聞を無料で配布する。 広告もとれたらとりたい。」 小学6年女子 こどもだけの世界、親の目を気にせず どのように作戦会議をしたいか?と聞く 市長候補希望→ 遊べる本当に自由な世界にしたい。 と、「まず市民にアンケート調査をする、 副市長 今こどもたちの間で問題になっている その後市長に当選したら会議を招集した 「いじめ」「いじめ自殺」などをなくす作 い」 戦会議をしたい。 小学6年男子2人 友達に誘われてヒヤリングにきてみて リサイクルショップをする。会議でみんな と女子1人 参加することに。 の使わなくなったもの募集し、それらを売 る。 6 中学3年男子 テレビ局のレポーターになって町の中 の様子をレポートし、それを編集してテ レビで放送したい。そのときの取材をも とに新聞を発行したい。 携帯メールから送信してきた。 古本屋をやる。お店の装飾を工夫した 明治大正等の時代を再現した道や施 い。ミニヨコの主旨を逆にいろいろ聞かれ 設を造ってみたい。その中で本屋等の た! 職についてみたい。妖怪等の昔からい る不思議な存在の道や施設を造って 見たい 1 / 4 ページ 話し合い後→本番のようす ・ 両方はむずかしいのでは?ケーブルテレビが取材に来るので、こどもレポーターを させてもらえないか事務局が聞いてみる→当日ケーブルのレポーターとなって街を 取材し、後日ケーブルテレビで流れた。 ・ 新聞を作るためのパソコンは事務局で用意。カメラは自分でもってくる。印刷はリソ 印刷を会場の施設に借りる。→新聞【ニュースミニヨコ】を発行した ・ アンケートを作り、当日書いてもらう。回収ポストなどを作る。その調査を分析して 掲示板に張り出す予定→アンケートは行い、アンケート用紙を直接掲示板にはって いた。アンケートを2日間で別のものにする、などの工夫もあった。アンケートの回収 率が悪かった、と本人が後日反省していた。→みんなの掲示板 こども会議のときにチラシをつくって商品の提供をみんなに呼びかけていた。本番で は屋外のテントに商品を並べて売っていた。完売したとのこと。交代で他の場所にあ そびにいっていたようだ。→リサイクルタウン お茶を竹で作ったコップにいれて売る。竹は中学の校長先生に中学裏で竹を切って もらい加工。会議の間に選挙管理委員会をやりたいと、投票用紙をつくったり立候補 者を受付したりしていた。→古本「太陰書店」と選挙管理委員会。当日古本屋の店 長として、借りてきた着物を着て、下駄を掃き、お店の準備が終わると開店と同時に ほとんど選挙の仕事をしていた。 7 中学2年女子 占いのお店をやってみたい。 市長立候補→広 報局長 8 小学5年男子 9 小学4年男子2人 10 小学3年男子 11 12 小学2年女子2人 13 (プラス小学4年女 14 子1人) 15 小学4年女子3人 16 で一緒に応募 17 18 小学3年と中学2 19 年の女子 20 小学六年女子2人 21 で一緒に応募 22 中学1年女子 23 小学4年女子2人 24 25 小学1年から4年 26 までの男子4人 27 28 29 小学5年女子2人 30 だれでもできるようにマニュアル化してア トランプ占いの結果をカードにかく。お店の装飾にこだわりたい。衣装もつくってみる。 ルバイトを雇いたい。 →占いやさん。三角帽子にマント。いろいろ工夫してました。後日アンケートでキャン ディを用意したらもっとお客さんが来たのにな~と書いていた。 バス的なもの、とだけ応募用紙に書か 公園からリヤカーを借りてきて、まちの交 →リヤカーバス。こども会議のときにすでに広告募集記事を出していた。バス停の名 れていた。 通機関~バスをやりたい。まちにバス停 前を会議の中で募集し、みなの合意に基づいて名前を決めていた。準備でバス停と をつくる。広告をとり収入を得る。 運行表をつくった。当日は、正社員を途中でやとったもの、ほとんど一人でリヤカーに こどもを乗せて引き続けた。 銀行をやりたい1人。 銀行はお金を自由に得られるわけでは 他にもだがしや的なものをやりたいという女子2人といっしょに店を運営、大もうけして 友達にさそわれて応募。 ない、とわかったら応募用紙を書き直 いたようす。→ソースせんべいや なんとなく応募。 し、友人を誘ってソースせんべいやをや ることに。 まちをきれいにしたい、お花やさんをや まちをきれいにする=お花を飾るがぴっ お花(パンジーなど)をペットボトルを切ったケースにリボンなどで装飾し、公共事業と りたい、という別々の応募。 たりくるのでは、と2人をつなげてみた。お してまちの中に飾った。ところが途中で一部あげてもいい花があることで販売をしま 花を売るのは予算的に難しいので、横浜 い、公共の給料をもらいながら商売してしまうということになり、それがなぜいけない 市の温室からお花を借りてきて、また返 か?を説明するのに苦労した。→フラワーコーディネーター&フラワーショップ 却することに。 公園の遊具をつくりたい。 すべりだい、シーソー、ダンボールハウス 屋外の空き地に公園スペースを作ることになった。設計図を描いて、大工さんに相 をつくりたい。 談し、プロに教えてもらいながら、一緒につくった。ダンボールハウスは風が強く2日間 もたなかった。次回も公園を充実させたいと考えているようだ。→公園プランナーとし てみんなの公園作り ごみのないきれいなまちにしたい。横 ゴミに関するクイズをしながら、ゴミの知 事前に区役所の担当のところに子ども達が自ら何度も通い、ゴミに関するクイズの相 浜のゴミ減量キャラのミーオくんのぬい 識をもってもらう。ゴミ分別ステーションを 談にいっていたようだ。グッズも自分で交渉し、かなりゲットしてきた。当日はハンドマ ぐるみに入ってキャンペーン的にPRし つくり、まちのゴミの分別を完璧にする。 イクを持ったひとりとミーオのぬいぐるみをきた中学生が街中をまわりPRしていた。→ たい。 G30ゴミクイズ お金がなくなんでもできるまち。お菓 今回は食べ物やさんがやりたい。他にも 屋台街の中で話し合いそれぞれのお店の出し物を決めていた。わたあめとミルクせ 子。の国。時間制限のないまち。ダン やりたい人と調整する。 んべいをやることに。しかし本番わたあめの機械があまりうまくいかず、ソースせんべ スを教えてくれる人がいるまち いを中心に。→ソースせんべいや お菓子屋さんをやりたい。 いちからお菓子を作りたいようだったけれ 事前に本当のケーキ屋さんに修行にいった。→スイーツショップ。 ど、今回はホットケーキを焼き、その上に トいいッピングをすることに。 銀行をやりたい。 銀行をやりたい。お金の名前。価値。 ワークの日に、お金の名前、価値、シンボルデザインなどをその場で公募。多数決に 税金的なこと、市役所的な要素、まちの よりてきぱきと決めていった。お札のデザイン、通帳などもその日のうちにつくった。→ しくみも考えている。 銀行担当 大人を取り締まる警察。 大工をやってみたいという応募がかなり 大工希望の一人が警察もやりたい、ということを他の大工希望に話し、みんなで両方 まちをつくる大工。 多かった。そのため大人スタッフがプロの やることに。つまりまちができるまでは大工、できたら警察に変身ということになった。 大工さんに声をかけ、当日サポートして もらった。 ひみつ基地作り。料理が好きなので大 いろいろなスイーツを考えて売る。手作り マシュマロサンド(マシュマロ、板チョコ、リッツ)、バナナチョコレート(生クリーム、チョコ 人のいないところで作ってみたい。作 アクセサリを作ってきて売る。自分の書 クリーム、バナナ)、針金とマニュキュアで作るアクセサリ、自分の書いた本を販売。 家になりたいので自分の書いたものを いた漫画の作品を売る。 →スイーツと雑貨のお店 売りたい。 2 / 4 ページ 31 高校2年女子 32 中学2年女子 ハローワークをやりたい。 事務的な仕事をしてみたい。 33 小学2年女子 34 (市長に立候補) 35 小学2年男子 小学6年男子 ニコニコンビニ。コンビニの店長になり たい。いろんな小物、クジ、おにぎりの 中身を考えて売る。楽しくすてきなまち にしたい。まちをお花でいっぱいにした い。にぎやかなまちにしたい。お店を増 やしたい。 36 中学3年女子2人 女の子を変身させるお店。ヘアメイク、 37 (市長に当選) ネイル、顔メイク、写真撮影(記念) 38 中学2年女子1人 39 小学4年男子 40 小学3年男子 41 小学3年男子 かなり細かく仕事のしくみを考えてきた。 ほとんど2人で他のお店の希望などを聞き、仕事の内容、時給などを調整していっ 多くの人がスムーズに働けるようにして た。ハローワークと銀行は密接な関係のため、ワークのときに残って調整を続けた。 ね、と頼んだ。単に事務的な仕事をした 当日はてきぱきとこなし、仕事探しに混乱はなかった。→ハローワーク いと希望してきた中学生も手伝うことに。 とてもかわいいイラスト入りのコンビニの 絵を描いてきた。住んでいるところが遠 かったので電話でヒヤリング。他の男の 子(兄弟)の友達と一緒にコンビニをや る、ということに。 食べ物やさんは屋台街に充実しているため、おにぎりなどの食べ物を売るのはやめ た。コンビニの商品は、オリジナル缶バッチ、千本釣り、オリジナルシール(ベネッセか らもらったもので)、その他自分のいらなくなったものでかわいい小物を売っていた。 商品は最後値下げしたものの完売した。→ニコニコンビニ 化粧については微妙な判断が必要にな るため、大人スタッフがプロのヘアメイク に相談して、アドバイスしてもらった。事 前に研修を受け、本格的にならったこと がよかったようだ。 パンやさんでいろんな形のパンを作っ ケーキ屋さんの修行の日にも来る予定 て売ってみたい。 だったが、インフルエンザで欠席。ワーク も欠席してしまった。準備の日になやん でいたが、40番と41番の男子とともに、 ポップコーンやさんをやることになった。 消防士になって大火事を消したい。 電話でヒヤリング。消防士は都筑消防か ミニパトにのって車のレッカーをしてみ ら来てくれる隊員がミニヨコ消防署を開 たい。 いてくれることになっていたのでそこで体 移動販売でアイスやポップコーンを売 験できる。あとは上記のポップコーンやさ りたい んを39番の男子と行うことになった。 洗うと落ちるマニュキュアを使う、など保護者の感じ方への配慮も感じられた。ここで 髪を結ってもらった子がスタッフのところにうれしそうに駆けてきて、「こういうのはじめ て、うれしい・・きれいになった?」と。本当にうれしそうで、いきいきとしていた。このお 店は予約でいっぱいで大人気となった。アルバイトしたい子どもも殺到していた→ミラ クルヘアネイル 鍋でキャラメル味と塩味のポップコーンをつくって、紙カップに入れ売った。途中でく ふうして、駅弁売りのような肩からさげるものをダンボールで作り、まちを売り歩いた。 →ポップコーンやさん。 ポップコーン屋さんをやりたい。カレー 味やキャラメル味のポップコーンを 作って売りたい。 テレビアニメをつくってその主人公の声 をしてみたい。旅や冒険や未来の話の アニメ。 準備の日に大人スタッフとカレー味、塩味、キャラメル味の3種類のポップコーンを 試作した。上記の2人と一緒にポップコーンを売った。 アニメの声を録音した。しかし、なんらかの指導(声優的な)が必要だと感じた。「やり たい」と「できる」は違う。「やった」ではなく、「できた」と思って欲しい、そのためにはあ る程度の指導を必要とすると感じた。→ポップコーンやさん また、当日までにさらにおみやげやさんと宝くじやさんを考案。色画用紙で作ったお 財布や公園で拾った桜の枝をきったキーホルダーや、番号を入れた宝くじを売っ た。 ワークの日に他の人とのバランスでお腹にたまるものが欲しいと「やきそば」「チャーハ ン」をやるといっていた。3人で2つのメニューをやるのは難しいと思うので1つにしぼっ て、といったからチャーハンになった。当日お米をとぎ、ごはんを炊くところからはじめ るチャーハンやさんを営業。最初はあまりうまくいかなかったようだが、2日目には人 気店となった。→チャーハンやさん 当日41番男子とともにおみやげやさんを経営。くふうして売っていた。 また、イラストが得意ということでお札にも入ったキャラの案内する当日のまちの地図 を作ってもらった。 ポップコーンやさんをやる。アニメの声は ミニヨコ学校で見るアニメの声に出演して もらうことに。しかし、その録音を予定して いたワークの日に風邪で欠席。別の準備 日に録音するなどして対応。 42 中学3年男子男子 蕎麦屋をやってみたい。実際に麺を作 スタッフが蕎麦打ちサークル主催者に相 43 3人 ることからやってみたい。3人でできる 談したが、やはり急に蕎麦打ちはできな 44 かぎりメニューを作ってやってみたい。 い、修行が必要。それを電話で伝えて、 他になにかやりたいメニューをもう一度考 えてみて、と話した。 45 小学3年女子 ミニヨコのキャラクターをつくってみた ワークの日インフルエンザで欠席。その い。ミニヨコシティを宣伝したい。 後電話のやりとりで、キャラクターをミニヨ コのお札に反映させた。 3 / 4 ページ 上記と同じ。→ポップコーンやさん。 46 小学4年女子 フェイス・ペインティングをやってみたい フェイスペインティングの組織に問合せし たけれど、来てもらうということまでは叶わ なかった。道具を買って自分で練習して もらうことに。 47 小学4年男子2人 公園に迷路をつくる。遊び方・知らない 迷路を作るために必要なものや迷路の 48 人同士が組みになり、チャレンジ。・時 設計図をイメージしてきて、とお願いし 間をスコアを競う。迷子になったらはし た。当日設計図を書いていた。 ごに登ってカンニングする 49 小学3年男子3人 地下迷路など、迷路作り。 迷路の設計図を描くことに。 50 51 ワークの日にミラクルヘアネイル(36)のお姉さんたちと仲良くなり、一緒にネイルなど も手伝うことになった。フェイス・ペインティングは準備不足になってしまった。もう少し フォローしたかったができなかった。→フェイス・ペインティング、ミラクルヘアネイル 公園作りの中に迷路をつくったけれど、自分達の意向の反映されたものではなかっ たらしく、当日は、台車を利用した御用聞き?なんでも運びやさんのような宅配便の 経営をはじめた。お店が忙しい人にお昼ごはんを買って届けたりなどの注文を受けて いた→台車の宅配便 ワークの日迷路の設計図を個々永遠に書き続けて終了。当日はそのことをすっかり 忘れて、バイトに精を出していた。 52 小学3年男子 絵描きになりたい、絵を描きたいという 電話でヒヤリング。絵を描く材料はこちら 別々に応募してきた3人の頭文字をとって「あはゆコミックス」というその場で絵を描く 53 小学3年女子2人 別々に応募してきた3人。書いた絵を で用意できるので、ワークの日までにどん 店をやることに。男の子は水色の紙に銀色のペンで植物や昆虫を書いたしおりが大 54 展示するミニヨコ博物館?ミニヨコ美 なことをしたいか考えてもらうことに。 ヒット。予約がでるほどだった。他の2人の絵は売れなかった。そのため他の2人は店 術館があったらいい、という応募も。 をたたんで、バイトに出てしまった。次回は売れる絵を描く、とアンケートにあった。→ あはゆコミックス 55 小学4年男子 食べ物やさん。組み立てだりできるま いろいろやりたいことが多いので全部はで ワークで市役所や銀行などの公共のチームに入りまちの仕組みを検討していた。当 56 小学2年男子 ち。たくさんの種目のコーナーがあるま きないと思うからなにかにしぼってね、と 日は受付を中心に手伝い、落し物の連絡などをアナウンスするなど、こまめに動いて ち(たとえばフリマ、遊び場、ミニミニ映 伝えた。 いた。市長にも立候補し、残念ながら当選はしなかったが環境局長を担当すること 画館、絵描き場など)。友達を作る場 になった。 所もいい。他にもたくさんの取り組みが したい。 57 小学1年女子 アルバイトをしてみたい ワークの日はこれなかったが、アルバイト 当日、おみやげやさん(41)を手伝っていたり、大人の悩み相談室の相談員をした。 をしてみたいということなのでいろんな職 大人の悩み相談室では非常にユニークで明快な答えを出し、大人に絶賛されてい 業を選べるよと伝えた。 た。 58 小学1年男子 ゲームやさん 大学生(19才)と一緒にお店の準備をす 検討の結果、輪投げ屋さんをすることに。輪投げはスポーツセンターから借りる。商 ることになった。 品は大学生がもうつかわなくなったポケモンカードを提供。大学生と小学1年が一緒 に店を運営した。あとで判明したが、まだあまりお金の計算ができないため、小さい子 同士であふれたお店では、計算間違いが多かったようす。この店はちいさな男の子 たちでいつもいっぱいだった。 4 / 4 ページ
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