こどものオストメイト(つぼみ会)について

医療講演(平成 6 年 5 月 8 日)
こどものオストメイト
こどものオストメイト(
オストメイト(つぼみ会
つぼみ会)について
神奈川県立がんセンター
所長
神奈川県立がんセンターでは、本来子供は
中条俊夫
ために、講習会を開くのだが、それに関与し
扱わず、子供のほうは「こども医療センター
てくれないか」と言われました。
」で担当させていただいております。私は外
そこで昭和 53 年から私はその講習会の準備
科を長くやってきまして、北里大学などでも
委員会に入らせていただき、いろいろな方々
たくさんの大人のかたのストーマを造らせて
のストーマケアに対する熱意を感じたわけで
いただきました。
ございます。
私が最初にストーマ装具の近代的な用品に接
私は昭和 52 年に北里大学から国立小児病
しましたのは、昭和 50 年に直腸ガンの手術を
院に戻ってまいりました。そのときまで子供
担当いたしましたときの患者さんの一人が、
のストーマというものは十分に知っておりま
まだその当時は日本には商品としてではなく
したけれど、ストーマに対してのクォリティ
試供品として入っていた「ホリスター社」の
・オブ・ライフとか、ストーマケアというも
製品で、ストマドレーンKLKSという「カ
のは、とかく見過ごしてまいりました。そう
ラヤゴム」を使った製品を持ってこられ、
「先
いう中で、昭和 53 年に、現在はコンバテック
生、こういうのを知っていますか?」といわ
に勤めておられる、徳永恵子さん(ET)が
れました。私は「イヤ-見たことはありませ
私のところに来られまして、ストーマの回り
んね」と申しましたら、その患者さんが、
「外
が真っ赤にただれていたお子さんを見て、
「こ
科のお医者さんとしては不勉強ですね」とい
れは可哀想ではないですか。私にケアをさせ
われました。大変恥ずかしい思いをしました。
なさい」ということで、私は「それではお願
「カラヤゴム」という話は聞いておりまし
いいたします」といって診てもらったのです。
たが、
「カラヤゴムはこんな素晴らしいものか
そして入手したばかりの「バリケア」を、そ
」と感銘しました。その「カラヤゴム」がバ
のときに貼りました。それから数日たって、
ックに装着された製品が、アメリカではたく
私がその患者さんを診ましたときは、その糜
さん出ているのだということに、驚きを感じ
燗が、本当にきれいに治っていたわけです。
たわけでございます。
患者さんである子供の気持ちも非常に明るく
その後、日本大腸肛門病学会の中に装具委
なってきました。それまで泣きっぱなしだっ
員会が設置されまして、この装具委員会の主
た子供が、笑顔を見せるようになってきまし
な仕事をやっておりました、慈恵医大の第一
た。
外科・綿貫教授が私に声をかけてくださいま
こういう状況を見て私は、ストーマケアは
して、
「そのうちに日本全国から看護婦さんや
「すごく大切だなぁ」と思ったわけでござい
お医者さんを集めて、ストーマケアの発達の
ます。 そして、昭和 55 年までに準備が整い
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まして、ストーマリハビリテーション講習会
よく解ってまいりました。そういうところか
が慈恵医大の講堂を使わせていただき、年に
ら、何とか子供たちのストーマケアをもり立
2回ずつ開催されることになりました。
てていきたいと思ったわけでございます。
第1回には全国から看護婦さんやお医者さん
昭和 58 年に、日本ストーマリハビリテーシ
が 80 名ほど選抜されておいでになりまして、
ョン研究会(後に今の学会になりました)を
4日間にわたって講習や実習をうけていかれ
つくりました。3年後の昭和 61 年に、日本小
たわけでございます。そういう中で私がふと
児ストーマ研究会を、これに熱意を持つ方々
感じましたことは、
「こういう熱心にストーマ
に集まっていただきましてつくりました。そ
ケアを勉強される方のなか、子供を専門に、
の結果、全国的にストーマを持つ子供のケア
あるいは子供を中心にやっておられる方が一
に関心をもち、その発展に努めてくれる人が
人もいない」ということが分かったわけでご
たくさん増えてきたわけでございます。そう
ざいます。
いう中で私が感じましたことなどにつきまし
そこで私と第1回の講習会のときから一緒
て、今日皆様にお話させていただければ、非
に講師として参加していた、当時国立小児病
常に幸いであると思います。
院に看護婦として勤務していた石川真理子さ
んに、是非小児専門のETになってもらいた
いと考え、子供のストーマケアの実習もでき
スト-
スト-マを持つ子供達
皆様には子供にもストーマがあるのかとい
るETスクールはないかと探しました。西オ
うふうに感じられるかもしれません。それは、
ーストリヤのパースに、これに合ったETス
ひとつには子供さんの場合ストーマを設ける
クールがあることがわかり、パースに留学し、
疾患の多くは先天異状であるからで、プライ
ETの資格を取り帰ってきてもらいました。
バシーを守ることが特に大切であることが挙
これが昭和 59 年でございます。
げられます。
昭和 56 年ごろから私と石川さんと2人で、
また大人の場合と違って、子供さんの場合
ストーマ外来を国立小児病院で開いてまいり
は、これからの人生でございます。ストーマ
ました。そういう中で私が感じましたことは、
を持つということだけで、学校へ行くのが難
ストーマ外来で、一人一人のお子さんを充分
しかったり、あるいは就職することが難しか
時間をかけて診ることの大切さです。
ったり、まして結婚して子供をつくることに
外科外来では、とかく原疾患の治療ばっか
障害があるわけでございます。私共医療側は、
りに目がゆきます。例えばストーマを造設し
そういうお子さん方がいても、これを一般に
た疾患がガンであればガンの治療に専念し、
公表することは先ずいたしません。そのため
あるいは鎖肛という肛門のない先天異状の場
に、皆さんは子供に人工肛門や尿路ストーマ
合には、お尻のほうのことばかり気にして、
があるということは、あまりご存じない方が
とかくストーマケアをないがしろにしてきた
多いのだろうと思うわけでございます。
ところがございました。ストーマ外来をとお
消化奇形ストーマを必要とする疾患の第一
しまして、はじめて一人一人のお子さんの悩
には、お尻の穴がない直腸肛門の先天性異常
み、あるいはご両親の悩み、更にはこれに関
(鎖肛)がございます。 次に、ヒルシュス
係するいろいろな社会環境の歪と申しますか、 プルングという病気でございます。消化管の
無理解と申しますか、そういうものが非常に
壁内に正常では神経細胞があるわけですが、
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これが肛門の近くの腸管に欠損している病気
子供の消化器ストーマの造設時期は、三分
です。そのために、腸管の動きが制限され、
の二位が新生児時期で、乳児期、幼児期、学
便がうまくでないという病気であります。こ
童期になるにしたがって次第に少なくなりま
の他の疾患としては、悪性腫瘍もございます。
す。
ストーマを増設する腸管の部位は、大人の
そういういろいろな疾患がございます。
場合は大腸のストーマが非常に多いわけでご
ざいますが、子供の場合は回腸も多く、また
新生児の
新生児の病気と
病気とスト-マ
鎖肛の中でも、直腸が肛門の皮膚のすぐ近
大腸でも、右側の結腸が多いのです。回腸ス
まできている場合(低位鎖肛)は新生時期に、
トーマと同じように排泄物が非常に水っぽく、
お尻のところに正常に近い肛門を作れます。
量も多く管理が大変です。皆様お子さんを育
けれども直腸の一番下が肛門部の皮膚からか
てられました昔を思い浮べていただきますと
なり離れている場合には、成長して肛門から
おわかりでしょうが、小さな子供の便は、水
排便機能が充分に保てる肛門を作ります。そ
分が多いですから、S状結腸ストーマでも、
ういう時期がくるまで人工肛門をお腹に造る
管理が大変です。
必要があります。
次に尿路ストーマの方のお話をいたします。
これはお腹が非常に大きくなっているヒル
シュスプルング病のお子さんです。直腸壁の
これはお腹の壁が非常に薄く、腹壁の下方約
神経細胞がないために、腸管蠕動が異常にな
三分の二の筋肉がほとんどなくなってしまっ
り、便やガスが溜って、大きなおなかになっ
た新生児でございます。プルン・ベリー症候
ている病気です。神経質細胞のある腸管を肛
群といって、胎児期より膀胱から排泄が障害
門のところまで降ろしてくることで治るので
され、膀胱や尿管に尿が溜り、腹壁が内側か
すが、この手術はお腹を開いたり、お尻のと
ら圧迫されて、腹壁の循環障害がおき、その
ころを手術したりして、大変大きな手術にな
ためにせっかく出来てきた腹壁の筋肉が死ん
ります。
でしまって繊維化してしまった病気です。こ
したがって、新生児期には手術をやらない
ういうお子さんが生れますと、腎臓の機能を
のが普通でございます。新生児期には人工肛
温存するために、両方の尿管を外に出して、
門を造り、成長を待って根治手術をするとい
長期にわたる尿路ストーマの管理を必要とす
う病気でございます。これは仙尾部の悪性奇
ることになります。 消化管のストーマにも
形腫といいまして、 仙骨のところに、乳幼児
たくさんの病気がありますし、尿路ストーマ
期に発展してきます悪性の奇形腫といわれる
にもいろいろな病気が先天的に子供におきる
ガンでございます。このガンはお腹の中に主
わけでございます。
に発達し、お尻の外側にはちょっとしか腫れ
またダブルストーマという消化管と尿路の
ませんので、仙尾部の腫れは氷山の一角だと
両方のストーマを必要とする病気も、決して
思って、必ず肛門から指を入れて、骨盤の中
少なくありません。このような子供たちは、
を見なければなりません。このお子さんでは
頭のほうは正常でありますし、治療して治せ
ガンが骨盤の中も大きくなっており、便や尿
ば将来立派に活躍できる子供達です。お子さ
の排泄を害していましたので、人工肛門や尿
んたちのストーマの多くは、一時的でござい
路ストーマを置く必要がありました。
ます。新生児期に造設したストーマの多くは、
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数カ月以内に根治手術をした後、手術で閉鎖
に原疾患について本人に、本当のことを知ら
されます。
せることが大変に難しいことです。
また親ごさんも原疾患に目が向いてしまっ
乳幼児の
乳幼児の特長と
特長とス トーマケア
子供と大人のストーマとではいろいろな点
て、初めのうちはストーマ管理や通園、通学
で大変な違いがあります。子供といいまして
小学校へ進学するにしても、ただちに養護学
も、実際は未熟児から 10 才代まであり、いち
校ということではなく、一人一人に適した進
がいに子供といえないわけでございます。皮
路の選択が必要です。また通園、通学上の問
膚は角化層が薄いため、柔らかく、暖かく湿
題にしても、便所の使用のこと、友人関係の
度があります。角化層が薄いので、強い粘着
問題、学習活動(プ-ルの使用など)の面な
性のストーマバッグを何回も短時間に交換す
どにいろいろな問題があります。
のことに考えが向かないことです。幼稚園、
ると、角化層が剥れて糜燗になりやすいので
汗も多く、皮膚温が高いので、皮膚保護剤が
すぐ溶けてしまうこともあります。また、乳
ダブルスト-
ダブルスト-マ造設児
こういうストーマを持つ子供の性の問題は
幼児はストーマを全く理解しませんから、バ
いろいろなコンプレックスが子供の将来の生
ッグを払い除けようとする動きさえあって、
きかたに強い影響を与えることを考えると、
ケアの邪魔をします。
学校における性教育も、現在は正常な子供を
したがって、それぞれの小児の特徴をよく
対象にした性教育だけしかできませんが、こ
つかんだうえで、ケアを進めていかければな
ういう子供の性教育をどうしたらよいか考え
りません。
なくてはならない問題である。
また、ストーマに関する不快さを伝えるこ
とが乳幼児にはよくできないので、とかく皮
膚障害が高度化しやすくなります。ですから
全人的な
全人的な子供たちへの
子供たちへの支援
たちへの支援
こういうなかで一人一人は我慢をして学校
経済的なことを考えて、洩れがなければ交換
に通っておりますが、とかく孤独感に襲われ
しない方針でいると大変なことになります。
たり、友達との共同生活がなかなかできない
小児の場合は2日あるいは3日のうちにバッ
という性格ができ上がっていきます。修学旅
クを交換する必要があります。子供は、体の
行に行くのに、家族が遠慮したり、学校側で
大きさにくらべて、量が非常に多いので、比
パウチの交換など責任が負えないので遠慮し
較的に大きなバックをつけています。ガスフ
てほしいとか、とかく修学旅行もできないお
ィルターを付けても便が軟らかくて水分が多
子さん、まして一緒に他の友人と風呂に入っ
く、すぐ詰まってしまうことがあります。
た経験がないお子さんが大勢いるわけです。
このように色々な点で、特徴に合わせた小
こういうことから私どもはストーマケアと
児ストーマ用品を、造ってもらう必要があり
いうことだけでなく、全人的な支援を子供た
ます。
ちにしなくてはならないと思います。このよ
うなストーマを持つ子供たちの支援といたし
永久スト
永久ストー
ストーマを持つ子供たち
子供たち
永久ストーマを持つ子供たち、つまり乳幼
教育側への働きかけをすること、それから家
児期に閉じることができなかったお子さん方
庭への対応としましては、とかく子供は可哀
ましては、教育委員会をはじめ、学校その他
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想だからといって親がいつまでもケア
子どもたちが持っているではないか、と急に
してやる、それが自立を遅らせているとい
親密になりました。
うことがございます。ですからセルフケアを
また親ごさんたちも、今まで自分だけで困
どんどんやらせて自主性を養うことが大切で
っていたことを話し合ったりして非常によく
す。
理解し合えたのです。
今後も続けていき、発展させましょうとい
小児の
小児のオストメイトの
オストメイトの会
小児のオストメイトの会についてお話した
う話になり、この会をどういう名前で呼ぼう
いと思います。日本オストミー協会、横浜市
れども、だんだん花が開いていくバラの花が
オストミー協会もそうですが、皆さん成人の
開きだした感じでもあります。それで『つぼ
方々が多い中で、子供のオストメイトが入っ
みの会』と私が発案させていただき、この会
てきましても話が合いません。しかも子供さ
の名前になりました。この旅行は、子供さん
んを連れてきても、親ごさん自身はオストメ
も親ごさんも大変明るくなる動機となりまし
イトでなく、とかく話が合わないことから、
た。
かということになりました。今は固い蕾だけ
オストミー協会に入会された方も会には出席
その後5年間にわたりまして、毎年夏休み
されないのが実情です。そこで私は小児オス
を利用して実施してきました。しかし、小学
トメイトの会を別につくって、将来全国的な
生のうちはよいのですが、中学校から高等学
ものになり、日本オストミー協会の支部的な
校へ、また高校から大学へ進むことになると
ものとして発展させていくのが一番よいので
受験が忙しくなり、旅行には参加できなくな
はないかと思って、先ず自分の回りのところ
るという問題がおきます。次々に新しい会員
から、こどものオストメイトの会をつくろう
を入れていかなければならないし、また大人
かと考えたわけでございます。その他、小児
になった先輩も、この会に来て親身になって
のストーマ外来をつくろうかとか、あるいは
伸ばしていただくことが大切なのであります。
小児オストミー用品の開発に力を出したいと
か、いろいろなことがございます。
『つぼみの会
つぼみの会』の成果
1.仲間意識ができた。
一泊旅行の
一泊旅行の集いから 『つぼみの会
つぼみの会』へ
今から6年前に永久ストーマを持つ小学生
てきた。そして自分だけがミゼラブルで
以上の子どもたちを連れまして、第1回目の
はないとわかり、今までのコンプレック
一泊バス旅行を計画して、小諸にでかけまし
スからだんだん開放され、仲間の中で、
た。一緒にバス旅行をしたり、一緒にお風呂
クリスマスパーティや、小旅行ができる
に入ることは初めてですので、実施するまで
ようになってきた。
同病の友達を発見して、仲間意識がで
は、本当にできるかな? 何人くらい参加す
2.他の患者から学ぶことができた。
るのかと心配しましたが大成功でした。
3.積極的になり自信がでてきた。
子供たちも友達と一緒に風呂に入ることに
4.親の精神的な苦労や苦悩が、かなり軽減
初めは、たじろいでいましたが、一緒に入っ
されてきた。
てみると、自分と同じものを持っているでは
5.医療側から見て再発見であった。
ないか、話し合ってみたら、同じ悩みを他の
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これからはこういう運動をもっと進めてい
にはどうしたらいいか、子供さんたちが明る
きたいと思います。3年ほど前に、近畿の方
く健やかに育つだろうかということを全体的
に小児オストメイト会ができました。その相
に考えて、ケアをしていかなければいけませ
談を受けまして、是非発展させてくださいと
ん。
お願いをしておきました。
そのためには、中心になって会を盛り立て
去年は第1回の旅行を実施したということ
ていこうという方々が沢山いる必要がありま
です。 『小児オストミーの会』の発展のため
す。
に『つぼみの会』の一人のお嬢さんが、平成
2年に日本オストミー協会・東京都協議会に
手紙を書きました。
「ストーマは大人だけにあ
第 10 回 国際スト
国際ストー
ストーマリハビリテーション
マリハビリテーション
学会
るものと思っておられるかも知れないけれど
今年の6月 26 日から7月1日まで、横浜の
も、子供にも、こういう悩みを持つオストメ
“パシフィコ横浜”で第 10 回国際ストーマ・
イトがたくさんいるのですよ」という手紙で
リハビリテーション学会が開催されました。
ございます。
この学会は、本来はETの世界学会であり
この手紙は、東京都協議会の幹部の方々を
ますが、日本のストーマ医療はETだけで発
非常に感動させました。それで東京都の社会
展してきたのではなく、多くの医師、看護婦
適応訓練事業の一つとして開催されている、
が貢献し、またオストメイトの方々から経験
ET・医師、MSWとオストメイトによる講
をもとに沢山のアドバイスをいただいて発展
習会と申しますか、相談会がありますが、そ
してきました。
の一回を小児用としてくれたのが平成3年で
この会が、日本、アジアで開かれるのは最
あります。
初でございます。約8年前から会を開こうと
とくに東京都知事にもこの協議会から要望
いうことで働きかけてまいりました。全国の
書を出してもらいまして、そのための予算を
ET、または全国のストーマに関係ある医師
いただき、第1回のこどものためのストーマ
が中心になって、組織委員会を作りました。
ケア講習会というものを、10 月に開いたわけ
大変な費用がかかりますが、2月の末に小森
でございます。そのときの第1回の参加者は
会長が私のところにおいでになりました折、
子供が 24 名、親ごさんとか、アシスタントと
この話をしましたところ、横浜市で開催する
か、または東京都のオストミー協会の方々が
のであればということで、皆さま多くの方々
沢山手伝って下さいまして、88 名という参加
から、ご援助、ご寄付をいただきましたこと
者を得ました。
を、心からお礼を申しあげたいと思います。
プログラムとしては、消化噐系、尿路系の
(平成 6 年 横浜だより 35 号)
病気の話やストーマケア、社会保障の話をさ
せていただいたわけでございます。アンケー
トでは良かったという感想が多く、子供への
講習会も是非続けてほしい、他の県でもやっ
てほしいというアンケート回答もありました。
神奈川、千葉、埼玉から参加されていました。
子供さんの将来を考えて、自立できるよう
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